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アルゼンチンの固有品種トロンテス応援ブログ!! [ワイン]

ラグビーワールドカップ第3戦

今日の第3戦ではアルゼンチンは強豪イングランドと日本は過去の対戦成績が4勝11敗のサモアと対戦。アルゼンチンは残念ながら力及ばすで敗戦。日本は沈着冷静な試合運びで3連勝の快挙。対極の結果になりましたが、両国の健闘にこころからのエールを送ります。

アルゼンチンチームを応援しようテイスティング

昨夜、アルゼンチン大使公邸で、ワールドカップ応援のためのテイスティング会。アラン大使は「先週の土曜日(9月28日)同様、日本が勝って、アルゼンチンが勝って、というリズムになることを願っています」とあいさつ。今日の試合に大きな期待を寄せていらっしゃいましたが・・・


会場入口には、アルゼンチンラグビー協会(UAR)のロゴ入りワインの展示


青いラベルがロゴ入りのアイテム(日本未輸入)

アルゼンチンの固有品種トロンテス
ワイン雑誌WANDSの前編集長の番匠さんが、トロンテスについて解説してくれました。
サントリーワインインターナショナルのサイト、ワインの基礎知識にぶどうについての説明が載っています。コチラをお読みいただくと、トロンテスの全体像がつかめます。

3つの亜種
スペインのガルシアに同名のぶどうがありますが、それは全くの別もので、番匠さんいわく、アルゼンチンのトロンテスには3つの亜種があるとのこと。
(1) ラ・リオハを拠点とするトロンテス・リオハーノで、全体の90%を占ています。近年、醸造所はメンドーサ、ぶどうの栽培はサルタというワイナリーが増えている由。サルタは標高が高いエリアなので、マスカット系の香りより、柑橘系の香りのほうが顕著だそうです。
(2) サンファンを拠点とするトロンテス・サンファンニーノ
(3) メンドーサを拠点とするトリンテス・メンドシーノ

(1)と(2)は16世紀にスペインから渡来してきたクリオージャ・チカ とマスカット・オブ・アレキサンドリアの自然交配。一部チリに存在しますが基本的にアルゼンチンの固有品種。
(3)は片親がマスカット・オブ・アレキサンドリアであることは判明していますが、もう一方は不明。
トロンテスに関しては、まだ、きちんとしたDNA鑑定が出ていません。ただ、(3)は(1)や(2)と比べると、マスカット系の香りがより強く出るのが特徴。栽培エリアも、平地が多く、一部パタゴニアでも栽培しています。
トロンテスを味わった時に、3つの亜種の利き比べができると非常に面白いと思いました。

大使公邸のテイスティングで

当日のマイベストはスマイル扱いの『エル・エステコ オールド・ヴァイン1945』
年号はぶどうを植樹した年なので、74年の古樹です。
味わい的にはトロンテス・リオハーノかな?


スマイル扱いの『ドンダビ トロンテス レイト ハーベスト』は甘味と酸味のバランスが程よく、トロンテス入門者には気に入っていただけるはずです。合わせるならエスニック料理がお薦めです!
私は、このワインはトロンテス・メンドシーノだと思っています。

2年前のアルゼンチンで

万年雪に覆われた壮大なアンデス


南米では絶対に欠かせないエンパナーダ


カイケンのランチに登場したアミューズ、美味!

現地で気に入ったトロンテス

カサ・ピノ・ジャパン扱いの『ルティーニ・ワインズ』
トランぺッター・トロンテス(最左)


エノテカ扱いの『カイケン』
モンテス・カイケン・テロワール・トロンテス(左から2番目)  

トロンテスからはスパークリングワインや醸造容器(樽やステンレス)が異なるタイプが生産されています。
秋の夜長にふさわしい癒し系ワインになると思いますので、トロンテス未体験のワインラバーさんにはこの機会にチャレンジしていただきたいと思っています。


ラグビーワールドカップと言えば・・・
2015年9月、南アフリカの取材が終わって日本に帰還というその日、ラグビーワールドカップの第1戦、日本は南アとの対戦でした。現地では「南ア勝利は間違いないので、申し訳ないね」と皆さん口を揃えて言っていましたが、帰還してニュースを見てびっくり。あの奇跡の勝利、今でも語り草になっていますね!
4年前のツイッターには南アワインアジア担当のミカエラさんのユニフォーム姿がありました、懐かしい。
https://twitter.com/vin_fumiko/status/645199878881079296/photo/1

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シャトー・メルシャン 椀子(マリコ)ワイナリーオープン! [ワイン]

本日待望のオープン『シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー』

小林弘憲ワイナリー長、村田惠子ワイン王国編集長、松尾弘則ゼネラル・マネージャーと

3連休初日の9月21日(土)にオープンした椀子ワイナリーについて、 ワインのこころで紹介させていただきました。3日間だけのオープニングイベントがありますので、この機会を利用して、お出かけくださいませ。

シャトー・メルシャンの哲学を表現した日本画

作者は武田裕子(たけだひろこ)さん、若き精鋭!
http://www.takedahiroko.jp/about/


椀子ヴィンヤードのシャルドネから造られたスパークリングワインは現地で楽しめます!


収穫前のメルロー畑のぶどうたち

椀子ワイナリーへのアクセス
■電車の場合
北陸新幹線「上田駅」下車
JR上田駅からタクシーで約25分
■車の場合
上信越自動車道「東部湯の丸」ICより約10分
詳細はhttps://www.chateaumercian.com/winery/mariko/index.html

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夏至(6月22日)解禁! ブラピ×アンジー×ファミーユ・ペラン共同プロジェクトの『ミラヴァル・ロゼ』 [ワイン]

解禁! プロヴァンスのミラヴァル・ロゼ

ミラヴァル・ロゼ2018 税別希望小売価格3,400円(ギフトボックス入は3,600円)
ステュディオ・バイ・ミラヴァル2018 税別希望小売価格2,500円

2012年、ハリウッド・スターのブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーは南仏プロヴァンス地方のワイナリーを購入。コート・デュ・ローヌ地方の名醸造家マーク・ペラン氏と共同プロジェクトをスタートさせ、ワインを生産しています。それがミラヴァルです。
毎年、夏の到来を祝い、一年で最も日が長い夏至に販売を開始しています。
昨日がその解禁日でした!!

『ミラヴァル・ロゼ2018』は、サンソー、グルナッシュ、シラー、ロールの4品種を使用。ぶどう(シラーの一部だけはセニエ)は直接圧搾。温度管理したステンレス・タンク(95%)と樽(5%)で醸造しています。
今年は新たなロゼ『ステュディオ・バイ・ミラヴァル2018』が仲間入りしました。
1970年にジャズ・ピアニストで作曲家でジャック・ルーシェがオーナーとなり、レコーディング・スタジオを建設し、ピンク・フロイドやスティング等のミュージシャンがレコーディングの為に訪れていた由緒ある場所なので、スタジオをネーミングにしています。
ステュディオ・バイ・ミラヴァルも4品種サンソー、グルナッシュ、ロール、ティブランですが、シラーではなく、もう少し優しい雰囲気のティブランを使っています。地中海の影響(海風)を受けた土壌から収穫されたぶどうならではのユニークさがあります。サンソーとティブランはステンレス・タンク、グルナッシュとロールは一部を卵型のコンクリートタンクを使用。昨日(解禁日)のtwitterのRTをご覧いただくと、容器の形がわかります。ミラヴァルの新施設も垣間見ることができます。ちなみに、卵の形は中のワインの流動を促し、澱(おり)を自然に撹拌させてくれる利点があります。

マリアージュ編
2種のミラヴァルを豚しゃぶ ひなたに持ち込ませていただき、マリアージュ体験をしてみました。とんかつの名店『とんかつひなた』がブランド豚を使った豚しゃぶの専門店として、2017年秋に六本木にオープンした同店とは、ワイン界でお世話になっている重鎮の紹介でお邪魔して以来のお付き合いです。



ともに淡いピンクです。ミラヴァルのほうが色調に深みがあり、香りも華やかでベリー系果実と爽やかな酸味、中盤から酸味とミネラルがさらに広がり、まるいタンニンの存在、バランスが良くエレガント、低い温度から供出して、グラス内の温度が15度くらいまで上がっても楽しめる印象。
ステュディオは柑橘系果実や白い花、溌剌とした酸味と、それに続く塩味が心地良く、フレッシュで爽快、飲みやすくチャーミング、夏のテラスで楽しみたいイメージ。
品格があり、重厚さも備えた前者と、カリテ・プリで好感度大の後者。2タイプとも2018年ヴィンテージの良さを実感させてくれます。


茗荷のように香りのあるものはステュディオで!
南仏独自のガリーグ(ハーブのような香り)に通じる要素あり!


昆布だしの旨さを生かしたハモの吸物はミラヴァル


鮎の塩焼きは、そのままで食してミラヴァル、たて酢を使うと酸味の同化でステュディオ


3種のタレは左から塩だれ、タイ風醤油だれ(ナンプラーベース、 みじん切りしたコリアンダーをお好みで)、胡麻だれ。
相性的に、タイ風醤油だれは旨味や醤油に合わせやすいミラヴァル、塩だれはステュディオ。


漢方三元豚のバラ肉、ロース肉と軟白葱の世界を満喫。
ブランド豚の部位によって食感や甘さが違うので、好みのタレで豚しゃぶの奥深さが楽しめます。


何で合わせたら良いか迷った時は、ロゼにフレンドリーな餃子がお薦め!
にんにくは少な目、ラー油とお酢(黒酢でも)は多めにすると、ステュディオの軽快な酸とマッチ。


Muse de Miraval

容量はマグナムサイズのみ、限定生産2,000本
今年初登場した最上級キュヴェ“ミューズ”


WS誌によって、世界で最も優れたロゼに選ばれたミューズ・ド・ミラヴァル2018
カンヌ映画祭で初公開されたミューズ・ド・ミラヴァル2018は、オークションの競売で、2,600€の値がつけられたことで世界で最も高価なロゼになっています。 ペラン氏も、ミューズ・ド・ミラヴァルについて、「単なるミラヴァルではなく、それを超越してミラヴァルの中心に存在するもの」と述べています。この類い稀なロゼ、日本上陸することを期待しつつ・・・

■ミラヴァル・ロゼ&ステュディオ・バイ・ミラヴァルについてのお問い合わせは
ジェロボーム(株)担当:山下、田結(たゆい)/TEL:03-5786-3280
URL:http://www.jeroboam.co.jp

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ワイン用ぶどう収穫箱の再利用! 『丸藤葡萄酒工業』の大村春夫社長からのメッセージ   [ワイン]

ワイン用ぶどう収穫箱をお譲りします

明治23年(1890年)5月、山梨県甲府市勝沼町に創業した『丸藤葡萄酒工業株式会社』
現在は4代目の大村春夫社長が采配を振っています。
私は大村社長をとても尊敬しています。山本博先生の『山梨県のワイン(ワイン王国刊)』の丸藤葡萄酒工業の頁に次のような記述があります。

勝沼はワイン造りの伝統も古く、ワイナリーの数も多いから、その優劣、ワイン造りの姿勢などの論評となると、いろいろと口うるさい。しかし、こと『丸藤葡萄酒』となると悪口を言う人はいない。現社長大村春夫はワイン造りの実績と、その陽気で人へだてをしない性格からチャンピオンとして人気があり、慕う若手醸造家が少なくない。

まさに、この記述通りのお方なので、大村ファンは本当に多いんです!
丸藤葡萄酒工業の商標名ルバイヤートは、三代目の大村社長と詩人の日夏耿之介氏とのご縁によって誕生したブランド名なのですが、誕生秘話はコチラをご覧くださいませ。


40年ほど前から10年間ぐらい使われていた木箱です。
オーストラリアから大量にチーズが輸入された折、その箱をリニューアルしてぶどうの収穫箱として活用していたもので、丸藤葡萄酒の色は“緑色”

明治から大正、昭和、平成、令和と歴史を刻んで・・・

横面には裏表マルフジや丸藤葡萄酒などの印刷があります。
縦面にはオーストラリアの地図が印刷され、その上から緑のペンキが塗られています。


外形寸法は縦×横×高さは300㎜×390㎜×200㎜
数量はほぼ3,000個、今回第1弾として1,800個、第2弾は来年放出
いろいろなアイデアでご活用くだされば嬉しいです。

大村社長からのメッセージ
大村さんから「形あるものなので何かに使っていただければ有難いなと思っています。引き取りに来て下されば無償提供しますのでよろしくお願いします」とのメッセージ。4月27日、30日、5月1日、4日は出社予定とのことでした。
大村春夫ファン、丸藤葡萄酒ファンの皆さまからのリアクション、お待ちしております!

[わーい(嬉しい顔)]追記(4月26日):告知していた木箱ですが、大型連休を前に「在庫ゼロ」になりました!!
大村社長から、「予約分を残して、第1弾はきれいに片付きました。有難う御座いました。第2弾は来年2月頃の予定です」とのメッセージが届きました。
皆さまのご協力に感謝です。ありがとうございました!


■丸藤葡萄酒工業株式会社
TEL: 0553-44-0043
FAX:0553-44-0065
URL:http://www.rubaiyat.jp/

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【DO ルエダワイン】レストランプロモーション2019を前に〝SANT PAU〟で料理とワインのペアリング [ワイン]

注目 DOルエダと白ぶどう ベルデホ

ルエダワイン原産地呼称統制委員会は、原産地呼称統制(DO)に基付いたDOルエダワインの認知および消費を伸ばすことを目的に、今月、首都圏の10店舗(末尾に掲載)でレストランプロモーション2019を開催。実施店ではルエダのワインを2アイテム以上オンリスト、ワインに合わせたオリジナルメニューを提供しています。

スペインNo.1の白ワイン産地
DOルエダは1980年1月にカスティーリャ・イ・レオン州で初めて原産地認識されました。在来種の白ぶどうVerdejoベルデホの認知度を高め、保護することが目的でした。ベルデホは、verde(緑)の意味を持つアロマティックな品種。ルエダの国内市場で占める割合は40%なので、スペインで最も売れている白ワインはDOルエダということになります。

ワインの産地は700~800m に及ぶ高地に位置しており、大陸性気候下にあります。寒くて長い冬と暑くて乾燥した過酷な状況ですが、ベルデホはそれに適合した品種と言えます。日中と夜間の寒暖差が大きいことは、ぶどうの糖度と酸味のバランスを保つための重要な要素であり、加えて、小石や砂の多い土壌も大事なポイントになっています。
2008年8月以降、赤ワインとロゼワインも生産しており、前者の生産量は極小ですが、テンプラニーリョから造られるロゼはベリー系の香り、柔らかな酸、爽やかな口当たりで近年人気上昇中。

SANT PAUの料理と合わせて

3種のタパス × マルケス・デ・リスカル ブランコ・ソーヴィニヨン2017
タコのブロチェッタ イベリコベジョータのボガディージョ バカラオのコロッケ
 

鮪のタルタル × ホセ・パリエンテ ベルデホ2016
山葵、空豆、鮪のカルド(魚醤)
「ベルデホの柑橘やハーブのニュアンスはオリーブオイルと良く合います」と菊池シェフソムリエ


鮪節で一番だしを取り、そこにスペイン産の魚醤(ぎょしょう)を加えたソースは、目からうろこの体験!


塩漬け真鱈の低温調理 × エルマリノ・リュリトン“クエスタ・デ・オロ” DOルエダ2015
浅利、地中海スープ、根三つ葉、レモンゼリー


仔羊のアサド × ボデガ・ベロンドラーデ ベロンドラーデ・イ・リュリトン2014
ホワイトアスパラガス、卵、パルメザンチーズ、イベリコベジョータの生ハム


山羊の牧草風 × デ ・アルベルト・ドラドN.V.
鬼胡椒、デーツ、蜂蜜
牧草地をイメージした一皿。視覚からはベルデホの持つ爽快感、香りと味わいからはシェリーを彷彿とさせるニュアンスが伝わってきたので、新たな一面、相性を探求する場になりました。


酸化熟成タイプのデ・アルベルト・ドラドN.V.
古くからこの地域で造られていた酒精強化ワイン


16Lのガラス瓶に12Lだけワインを入れ、陽の下に置いて酸化を促し、その後、樽に移してソレラシステムで瓶詰。
初体験! 
香りはフィノタイプのシェリー、味わうと最初と最後の印象はシェリーですが、中盤にライトなタッチ(柑橘系果実やハーブの要素を備えたベルデホならではキャラクター)が口中に。この感じがベルデホで造るドラドの特徴だと思いました。興味惹かれるワイン!



#1:マルケス・デ・リスカル ブランコ・ソーヴィニヨン2017
生産者は老舗ボデガ『リスカル』、ソーヴィニヨン・ブラン100%、6度でサービス。低温でマセラシオン、13~15度で発酵後、シュールリーで熟成。輸入元サッポロビール、参考小売価格2,000円(税抜)。柑橘系果実、アプリコット、ハーブ(フェンネル、ローズマリー)、ミネラル、南国果実の甘やかな香り。「横に広がる酸なので、料理とも合わせやすい」と菊池氏。脂分のある食材(鱈のコロッケ)を合わせると口中をきれいにしてくれる良き相棒

#2:ホセ・パリエンテ ベルデホ 2016
ベルデホ100%。8度でサービス。樹齢30年以上のぶどう樹。8~10度でマセラシオン、ステンレスタンクで低温発酵、シュールリーで熟成、輸入元グルメミートワールド、参考小売価格3,500円(税抜)。“緑”の意味をもつ品種らしく、フェンネルやグリーンアスパラの香り、後味にビター感。和食なら山葵や紫蘇との相性も良いとのこと。供出された一皿のベジタルな要素(空豆やわさび菜)が相性の良さを証明。鮪節と魚醤を使ったソースに旨みを感じた逸品

#3:エルマリノ・リュリトン“クエスタ・デ・オロ”DOルエダ 2015
ベルデホ100%、10度でサービス。12時間浸漬、フレンチオークの新樽で低温発酵、フレンチオーク(3分の1新樽)で12ヵ月樽熟成。輸入元白井松新薬、参考小売価格5,000円(税抜)、グレープフルーツ、干し草、ドライフルーツ、カモミール、「瓶熟成に由来するドライ感、味わいにもしっかりとしたストラクチャーが出始めています。ベルデホは野菜や山のイメージが強いのですが、このワインとあわせることで鱈の香りがうまく調和し、アサリとも合います」と菊池氏。果実だけでなくスパイスや樽の要素を感じるワインで、味わった最後に〝塩味〟も。その塩味がバカラオと重なると、味わいが濃くなる印象。

#4:ボデガ・ベロンドラーデ ベロンドラーデ・イ・リュリトン2014
ベルデホ100%、10度でサービス。樹齢30年のぶどう樹。発酵はフレンチオーク、その後、約10ヵ月熟成(シュールリー)、瓶内熟成6ヵ月。輸入元ミリオン商事、参考小売価格7,300円(税別)。洋梨、スイカズラの花、アプリコット、パイナップル、樽由来のナッツ、アーモンド。完熟させたベルデホを澱と接触させることでリッチさを表現。骨から取った肉汁を煮詰めたスープ、柔らかな肉質とジューシーさを備えた仔羊、手の込んだホワイトスアパラや生ハム、泡状にしたパルメザンチーズベースの付け合わせ等にも工夫が凝らされており、それらが味わいにも反映した“おいしい要素”が詰まった一皿!

#5:デ・アルベルト ドラド N.V.
ベルデホ100%、12度でサービス。平均樹齢56~85年のぶどう樹。生産本数1,000本。16Lのガラス瓶で春から夏までの6ヵ月間、陽に当てて酸化させ、樽に移し2年間のソレラシステム後,瓶詰。古典的なベルデホの製法。Alcは17~18%、輸入元いろはわいん、参考小売価格3,000円(税抜)、黄金色、シェリー似の香り、柑橘果実のコンポート、ドライフルーツ(乾燥した杏)、スパイス(シナモン)、ハーブ(干し草)等、複雑味あり。口中でも最初、中盤、最後と様々な香りと味わい。単体で食べると癖があるシェーブルを、蜂蜜のゼリーをブリッジ食材にして、双方をつないだおいしいマリアージュ。なめらかなタッチのほうれん草のピューレもベルデホの持つ野菜やハーブのニュアンスと相乗◎


造り手次第で表情を変えるベルデホの魅力!


デザートは苺と桜のポストレ


彩り、味わい様々なプティフール


赤木渉料理長とナビゲーターを務めた菊池貴行マネージャー兼シェフソムリエ
菊池氏は4月17日(水)~19日(金)の期間東京ビッグサイトで開催される『ワイン&グルメ』で『DOルエダ ~秘宝が知られてしまう、その前に~』と題した業界向けセミナーを行う予定です。詳しくはコチラから!


『SANT PAU』が新天地で新たなスタート

私が初めて訪問したのはオープンした2004年


日本橋時代の懐かしいエントランス

[NEW]サンパウ最新情報
15周年を機に3月28日、平河町に移転しました!
住所:〒102-0093 東京都千代田区平河町2-16-15 ザ・キタノホテル東京2階
電話:03-3511-2881
詳細はコチラ


[イベント]キャンペーン参加店舗
4月5日〜19日
Bikini 東京都港区赤坂5-3-1 赤坂サカス赤坂Bizタワー 1F 03-5114-8500 
Bikini TAPA 東京都渋谷区道玄坂1-12-5 渋谷マークシティレストランアベニュー4F 
03-5784-5500
Bikini PICAR 東京都中央区日本橋室町2-2-1 COREDO室町2F 03-6202-3600
Bikini MEDI 東京都豊島区西池袋1-1-25 レストラン街スパイス14F 03-5956-1800
Bikini SIS 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズウェストウォーク5F 03-5770-5230

4月5日〜30日
バルデエスパーニャ ペロ 東京都中央区銀座6-3-12 03-5537-6091
バルデエスパーニャ ムイ 東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルディングTOKIA2F
03-5224-6161

4月8日〜30日
バルデエスパーニャ ムイ 愛知県名古屋市中村区名駅4-7-1ミッドランドスクエア4F 
052-527-8821

4月5日〜30日
ミガス ミガス 埼玉県越谷市レイクタウン4-2-2 kaze3F 048-940-1663

4月5日〜19日
サルイアモール 東京都渋谷区代官山町12-19 第3横芝ビルB1 03-5428-6488

■プロモーションに関する問い合わせ先は
DOルエダ レストランプロモーション事務局 加藤勝也 090-1607-1281

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YouTube配信! 今夜21時30分から『世界最優秀ソムリエコンクールベルギー大会』決勝 [ワイン]

【速報】コンクール結果

優勝はドイツのMarc Almert選手(27歳)、おめでとうございます!
2位はデンマークのNina Højgaard Jensen選手(26歳)
3位はラトビアのRaimonds Tomsons選手(38歳)


オーストリア・ウィーン大会(1998年)の時の世界最優秀ソムリエ、ドイツのマルクス・デル・モネゴMW(左)から祝福を受けて

森覚選手と岩田渉選手は決勝には進出できませんでしたが、果敢な挑戦、お疲れ様でした!
(一社)日本ソムリエ協会からのプレスリリースによると、岩田選手11位、森選手17位とのこと。
(追記:2019年3月16日&18日)


ベルギーで栄冠を手にするのは
ソムリエの技と知識を競うソムリエ界最大のイベント!
第16回『A.S.I.世界最優秀ソムリエコンクール』がベルギーのアントワープで現在進行中です。同大会は3年に1度開催されており、16回目となる今回は世界63ヶ国から66名(63名&3大陸大会の優勝者3名)が出場。日本からは森覚選手(日本代表)と岩田渉選手(アジア・アセアニア大会優勝者)が3月11日&12日準々決勝に挑戦、準決勝に駒を進めました!

準決勝進出の19名(敬称略、国名アルファベット順)

画像協力:(一社)日本ソムリエ協会広報

■Martin Bruno (Argentina)
■Loïc Avril (Australia)
■Antoine Lehebel (Belgium)
■Pier-Alexis Soulière (Canada)
■Kam Fung Reeze Choi (China)
■Nina Hjgaard Jensen (Denmark/女性)
■David Biraud (France)
■Marc Almert (Germany)
■Julie Dupouy-Young (Ireland/女性)
Satoru Mori (Japan)
Wataru Iwata (Japan)
■Raimonds Tomsons (Latvia)
■Martynas Pravilonis (Lithuania)
■Andrea Martinisi (New Zealand)
■Piotr Pietras (Poland)
■Julia Scavo (Romania/女性)
■Aleksandr Rassadkin (Russia)
■Vuk Vuletic (Serbia)
■Fredrik Lindfors (Sweden)


気になる欧州勢

The Best Sommelier of Europe Vienna 2017で活躍した選手
(左から)3位のビロー選手(フランス)、2位のピエトラス選手(ポーランド)、3位のスカヴォ選手(ルーマニア)、1位のトムソン選手(ラトビア)

2年前にウィーンで開催された『ヨーロッパ最優秀ソムリエコンクール』の決勝戦を見るチャンスがありました。凄い激戦だったのですが、今回勝ち進んでいる19名のなかに、ウィーンで実力を示した4選手が全員揃っています。

世界チャンピオンになったソムリエには、アルゼンチン大会で優勝したジョン・アルヴィッド・ローゼングレン氏(スウェーデン)、今年1月惜しまれつつ世を去ったジェラール・バッセ氏(英国)、東京大会の覇者パオロ・バッセ氏(スイス)等がいらっしゃいますが、皆さんヨーロッパ最優秀ソムリエコンクールで優勝しており、欧州代表になることは、世界チャンピオンへの登竜門にもなっています。

2017年欧州で優勝したのはラトビアのライモンズ・トムソン選手でした。私にとって印象的だったのはブラインドテイスティングの正確さ、所作のきれいさ、そして耳に残る心地よい声でした!
今朝、ベルギーに同行中の石田博ソムリエ協会副会長のFBに投稿されていた試合の動画を観ました。準決勝に出ていたブラインドの赤ワイン1種を豪州バロッサのCS/シラー。ブラインドワイン3種については、ポルトガルのトニーポート、ベルギーのアベイビール、ポルトガルのマデイラと答えていましたが、日本の岩田選手はWines of Portugal japanese Sommelier of the Yearで見事な洞察力を発揮していたソムリエであり、全日本最優秀ソムリエコンクールでは「よなよなエールビール」まで指摘していたので、おふたりのコメントは重なっているかも・・・な~んて勝手に想像していました。

3 人の女性選手、東京大会やアルゼンチン大会でも健闘しているジュリー・デユプイさん(アイルランド)、欧州では2位だったジュリア・スカヴォさん(ルーマニア)、ジェンセンさん(デンマーク)の躍進にも期待です!

ダヴィッド・ビロー氏(フランス)は欧州大会では最初の課題で、清酒と焼酎を間違えてしまい、いつもの冴えがなかったのですが、ベルギー大会ではリベンジなさるはず。アルゼンチン大会決勝でのローゼングレン氏との丁々発止の姿、再現なるかです。


壮行会での森覚選手と岩田渉選手

石田副会長の動画にあった森選手と岩田選手のサービス(6分)は、森氏はデキャンター前にブショネチェックがなかったような・・・岩田氏は確認用グラスにワインを少量注ぎ、香りを利いてからデキャンタ―に入れてリンスしていました。
また、ベルギーでジョージアワインをどのようにプロモーションするかとの課題(5分)には、おふたりとも歴史、クヴェヴリ、世界遺産、料理、エデュケーション等に無難に言及。森選手には後半笑顔もありました。
余談ですが、今日の午後は世界最古のワイン ジョージアワイン展の記者会見&内覧会があり、ジョージアワインはまさに世界から注目されているホットな存在!!

[イベント]3月15日(金)日本時間21時30分からYouTubeでライブ配信されます。
https://www.youtube.com/watch?v=kOkzefqPcN0&feature=youtu.be

制限時間内で、最高のパフォーマンスを見せてくれるのはどの選手なのか
3年に1度の祭典、格闘技のような勝負の世界を垣間見ていただけましたら幸いです!
今までの流れか考えて、私は今夜の決勝戦は本来の「3名」ではなく、点数接戦で「4名」出場になるような気がしています。日本勢にチャンスがあるかも知れません。
森覚選手と岩田渉選手への応援、よろしくお願いいたします!!

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復興支援のファインズチャリティ試飲会、継続は力なり! [ワイン]

第9回ファインズチャリテイ試飲会


登壇メンバー

(左から)
メゾン&ドメーヌ アンリオのジル ド ラルズィエール社長
ドメーヌ アンヌ・フランソワーズ グロのフランソワパラン先代当主
同上マティアス パラン現当主
クルティエのティモテ シャヴァヌ氏
ファインズの中西卓也代表取締役社長
ソルベニ3-4-3のフィリップ トルシエ当主
(前列)CIVIC FORCEの根木佳織事務局長
ジッラルディのジャコリーノ ジッラルディ当主(兼チェレットCEO)
ジッラルディ&チェレット アンバサダーの林 茂氏
ボデガス プロトスのジョアン カレラス アジア太平洋・中東ディレクター
同上マリレナ ボニーラ ワインメーカー
ハイド ド ヴィレーヌ のジェームス アイアー ゼネラルマネジャー

2011年3月11日に発生した東日本大震災の直後、(株)ファインズが輸入しているワイン生産者たちから、「日本のために協力したい」との申し出があり、スタートしたこのチャリティ試飲会も9回目を迎えました。

会場内の様子をご紹介
シャンパーニュ アンリオ

チャリティ試飲会への貢献度大のジルドラルズィエール社長


『アンシャンテルール』に代わって登場したプレスティージ キュヴェ『キュヴェ エメラ』

初参加のソルベニ 3-4-3

ボルドーのサン・テミリオンにある『ソルベニ』のオーナーは元サッカー日本代表監督フィリップ・トルシエ氏


初ヴィンテージは2014年(完売)、最新ヴィンテージは2016年、評価も高いです!

春を楽しむロゼ



ボトルもガラス栓(ヴィノロック)もスタイリッシュだったペイドックのエドニムズロゼ(ジェラール・ベルトラン)

ブルゴーニュとカリフォルニアの融合

イグナシアピノ・ノワールの存在、気になります!

スペインから初参加ボデガス プロトス

ワインメーカーはマレリナ・ボニーラ女史、『プロトス ベルデホ バリカ』の樽使い、好きです!

高評価ワイン

アルゼンチンを代表するワイナリー『カテナ』のマルベック

ドメーヌ・アンヌ・フランソワーズ・グロ

A.F.グロの看板ワイン、生産量は約3,000本!

ロック氏を偲んで

昨年11月、56歳で他界したアンリ・フレデリック・ロック氏
ドメーヌ・プリューレ・ロックのニュイ・サン・ジョルジュの試飲コーナー

第1回のチャリティ試飲会に駆けつけてくださったロック氏、懐かしい画像になってしまいました。
https://non-solo-vino.blog.so-net.ne.jp/2011-07-10

ブルゴーニュ アペラシオン比較

ブシャールP&Fの2016年ヴィンテージで村ごとの味わいを探究


ル・コルトン2016、これも気になったアイテム

有料試飲はボルドーグランヴァンの水平・垂直試飲

水平試飲は3シャトーの2014年ヴィンテージ

今回初の試みブラインドテイスティング

多くのワインラバーが挑戦していました!


300名の入場料、有料試飲代、ブースでの募金等は公益社団法人Civic Forceに全額寄付され、復興支援のために活用されます。
今年は総額2,904,875円、過去最高額になりました。
ご参加&ご協力くださったワインラバーの皆さまに心から御礼申し上げます。
ありがとうございました!!
10回目となる来年も引き続き、よろしくお願いいたします。

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コンビニ・ワイン&コンビニ・グルメ 私的後日譚 [ワイン]

コンビニのスパークリングワイン

ワインに合うコンビニ・グルメの取材に絡んで、20種類あまりを試飲しました。
すべてが終わって・・・一夜明けて、味わい、再チェック!

セブンイレブンのヨセミテ・ロード スパークリング(店頭価格797円/720ml)
ローソンのカーサ・スベルカソー スパークリング ドゥミ・セック(店頭価格980円/750ml)
ファミリーマートのスパークリングワイン マ・ファミーユ(店頭価格798円/720ml)

大きなブレもなく、気泡も元気だったのが、カーサ・スベルカソー スパークリング ドゥミ・セック
生産者はチリのコンチャ・イ・トロ
世界の銘醸ワインに拮抗するアイテムから低価格ワインまで、酒質に安定感あり
ドゥミ・セックの程よい甘さは嫌味がなく、さわやかな柑橘系果実が続きます。

ライムと合せて

マ・ファミーユは輸入ワイン・輸入ぶどう果汁を使ったワインでメルシャン藤沢工場で生産しています。色調はとても淡く、香りは白い花、青リンゴ、ライム。カットしたライムをかじってからワインを試すと、双方の酸が同化。和風柑橘(柚子やスダチ)も相乗するイメージ


お家でお料理を作るなら、私はセビーチェをお薦めします!
これはサーモンを活用していますが、タコも良いですよ。作る時はライムをたっぷり使って!

赤ワインのベスト3


ファミーゴ カベルネ・ソーヴィニヨン2017(店頭価格645円/750ml)
サッチェンテ キャンティDOCG2016(店頭価格980円/750ml)
カッシェロ・デル・ディアブロ レッド・ブレンド(店頭価格1,490円/720ml)

焼肉を甘口のタレで試して、真っ先に包容力を示してくれたのはファミーゴでした、価格的にも満足。キャンティはバランスが良く、レッド・ブレンドは一番酸やタンニンのニュアンスがあり、丁寧な造りを感じます。

いちごサンド × 3月5日発売のシードル


メルシャンが3月5日に発売するおいしい酸化防止剤無添加ワイン シードルをテイスティングして、「合せたい!」と思ったのが、セブンイレブンのいちごサンドでした。
コンビニをよく利用している友人から「食べる価値あり」と言われていたサンドで、味わいはわかっていたので、予想通りのナイスマリアージュになりました。

私は映画『プリティ・ウーマン』の“いちごとシャンパン”のシーンには疑問を感じています。双方の酸がバッティングして苦みが出てくるからです。そこで仲介役として“生クリーム”を使うと、苦みもなく、スムースに楽しめます。英国のオックスフォード大学の創立記念の朝食会に出てくる“シャンパンとストロベリークリーム”の組み合わせはその好例と言えます。

セブンイレブンのいちごサンドはいちごのカットもホントきれい、シードルが発売されたら是非!

おいしい酸化防止剤無添加ワイン シードル
アルコール度数:5%、容量:500ml、価格:オープン(参考小売価格520円+税)

コンビニ・ワイン&コンビニ・グルメのリポートがアップされましたらご報告いたします。
引き続き、宜しくお願いします!

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日欧EPAに絡む一考察 ~スパークリングワインを中心にして~ [ワイン]

2月1日午前0時から日欧EPA発効

昨年7月、安倍首相が欧州連合(EU)のトゥスク大統領とユンケル欧州委員長と首相官邸で署名したEPA(経済連携協定)は、同12月に欧州議会でも承認されたので、2019年2月1日から発効。この時点で日本の輸出酒類全品目とEUからの輸入ワインの関税が即時撤廃になります。
開始の時期は輸入元によって異なり、サントリーワインインターナショナルは2月1日の出荷分から、サッポロビール、メルシャン、三国ワイン、アサヒビール、日本リカーは3月1日の出荷分から適用するとのこと。

昨年、サッポロビールが20歳以上の男女約1.3万人に日欧EPA発効と普段のワイン飲用に関するアンケート調査を実施しました。とても興味深い内容だったので、一部引用させていただきます。


「どの価格帯の欧州ワインを購入・飲用したいか?」との問いに対して、800~1,000円未満が28%、1,000~1,400円未満が27%で、全体の55%が1,000円前後の価格帯に関心を寄せていました(複数回答)


「日欧EPA発効を機に、過去の購入・飲用よりも増やしたいアイテムは?」との質問には、スパークリング(シャンパーニュ含)が46%、ロゼワインが15%という結果(複数回答)でした。

1,000円代のワインに注目
関税撤廃と言っても、輸入元は直近数年にわたる現地蔵出し価格、輸送コスト、資材コストの高騰による原価高の吸収分を考慮し、総合的に勘案して決定しています。ゆえに下げ幅は一律ではなく、欧州ワインのすべての価格を引き下げるものではありません。

ちなみに、日欧EPAのスティルワイン(非発泡)の関税率は価格の15%あるいは1㍑換算で125円(750mlだと93.75円)になります。また、スパークリングは1㍑換算で182円(750mlだと136.5円)です。
ただ、シャンパーニュや高級ワイン(ジョセフ・ドルーアン、ルイ・ジャド、M.シャプティエは注目)は、前述のように、蔵出し価格等の上昇率が、関税撤廃分を上回るので、恩恵はほとんどなさそうです。

該当するスパークリングワイン
今回以下の輸入元様の要のスパークリングワインの価格(税抜)、下げ幅を伺ってみました。

サントリーワインインターナショナル
実施日:2月1日出荷分から
価格改定:参考小売価格の1~11%程度。金額で20~140円
対象商品:スティルワイン、スパークリングワイン22ブランドで適用


スペイン/フレシネ コルドン ネグロ 1,790円→1,680円
フランス/デュック パリ ブリュット 1,110円→1,000円
イタリア/ヴィッラサンディ ブラン・ド・ブラン ブリュット 1,770円→1,640円
イタリア/タヴェルネッロ スプマンテ ビアンコ 1,100円→980円
ポルトガル/マテウスロゼ 1,000円→950円
ドイツ(スティルワイン)/リープフラウミルヒ<マドンナ> 1,310円→1,230円


サッポロビール
実施日:3月1日出荷分から
価格改定:参考小売価格の2~17%
対象商品:フランス、スペイン、イタリア等の一部商品74品目
フランス(スティルワイン)/ラブレ・ロワ ブルゴーニュPN 2,450円→2,350円
フランス(スティルワイン)/ヴィナデイス ラ・キュベ・ミティーク1,800円→1,650円
スペイン(スティルワイン)/マルケス・デ・リスカル リスカル・テンプラニーリョ 1,350円→1,300円
イタリア/キアリ ランブルスコ ロッソ&ビアンコ 900円→800円


フランス/ヴィナデイス ラ・キュベ・ミティーク スパークリング・ブリュット2,000円→1,850円


メルシャン
実施日:3月1日出荷分から
価格改定:参考小売価格の1~20%
対象商品:フランス、スペイン、イタリア等76品目
フランス(スティルワイン)/ドメーヌ・カズ カノン・デュ・マレシャル 1,720円→1,640円 
スペイン(スティルワイン)/ボデガス・フォンタナ メスタ オーガニック 970円→900円 
スペイン/コドーニュ ラ・ロスカ ブリュット 1,040円→930円 
スペイン/コドーニュ バルセロナ1872  1,750円→1,660円 
  

コドーニュの下げ幅3~6%

EPA関連で新製品のスパークリングとロゼが登場します。

2月19日(火)全国発売 デラピエ・ネグラ・ブリュット890円


2月26日(火)全国発売
メスタ テンプラニーリョ ロゼ オーガニック 970円→3月1日から900円


三国ワイン
実施日:3月1日出荷分から
価格改定:スティルワイン50~100円、スパークリング80~200円、価格改定幅は平均6%
対象商品:フランス、スペイン、イタリアのスティルワイン40品目、スパークリングワイン9品目で計49品目。主要ブランドはジョセフ・ドルーアン、アラン・ブリュモン、ポール・ジャブレ・エネ、クネ、ロジャーグラート
フランス(スティルワイン)/ジョセフ・ドルーアン ラフォーレ ブルゴーニュ CH オープン価格(希望小売価格2,300円→2,200円)
フランス(スティルワイン)/ジョセフ・ドルーアン ラフォーレ ブルゴーニュ PN オープン価格(希望小売価格2,300円→2,200円)
フランス(スティルワイン)/アラン・ブリュモン ガスコーニュ ロゼ 1,400円→1,300円
スペイン(スティルワイン)/クネ ロサード 1,400円→1,300円



スペイン/ロジャーグラート カバ ロゼ・ブリュット2,200円→2,100円
スペイン/ロジャーグラート カバ コーラル ロゼ・ブリュット2,200円→2,100円

アサヒビール
実施日:3月1日出荷分から
価格改定:平均10%、最大で17%
対象商品:フランス、イタリア等40品目
主要ブランドは仏のジネステ、レミー・パニエ、伊のガンチア、ゾーニン、ポルトガルのアヴェレーダ


イタリア ガンチア・アスティ・スプマンテ 1,830円→1,640円

日本リカー
実施日:3月1日出荷分から
価格改定:参考小売価格の4~14%
対象商品:フランス、イタリア、スペインの一部商品22品目
フランス(スティルワイン)/ルイ・ジャド コトー・ブルギニョン ルージュ&ブラン&ロゼ 2,500円→2,200円
フランス(スティルワイン)/M.シャプティエ コート・デュ・ローヌ ルージュ ベルルーシュ&ブラン ベルルーシュ 1,800円→1,700円
スペイン(スティルワイン)/ボデガ・イニエスタ ミヌートス116 ティント 1,300円→1,200円


イタリア/ガヴィット ロスカート プロセッコ エクストラ・ドライ 1,800円→1,700円

まとめとして
関税撤廃の恩恵は1,000円代の価格帯のワインに反映しています。
スパークリングワインは食中酒として使い勝手が良いので参考にして頂けると嬉しいです!

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ルイ・ジャドの2018年プリムール(新酒)をシノワ渋谷店のメイン料理に合せて [ワイン]

全開! ルイ・ジャドのプリムール
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尊敬する松本信彦エノログがいらっしゃるマンズワイン小諸ワイナリーを訪問した参加メンバーからのリクエストを受けて、11月末に全員集合!
シノワ渋谷店にルイ・ジャドの新酒2種を持ち込ませていただき、マリアージュ体験をしてきました。
ルイ・ジャドではボージョレ・ヌーヴォーの製法マセラシオン・カルボニックに依らない伝統的な醸造方法による長期熟成可能な高品質のプリムールを生産しています。
#1:ボージョレ・ヴィラージュ・プリムール 3,500円(税別)
#2:同 ノン・フィルター 3,800円(税別)

2018年ヴィンテージ情報
3月は一時的に冷え込んだ時期があり、発芽は4月半ばで例年より遅いスタートになりました。春は温かったものの、しばしば雷雨の襲来も。当初遅い成長サイクルと収穫予想でしたが、その後、数週間を経て、5月末に最初の開花が始まり、より早い成長パターンに!  7月上旬には房の成長が完了、中旬頃からぶどうの実も色づき始めました。
夏は大変暑く、乾燥気味。7月に少し雷雨が発生しましたが、8月はほとんど雨が降らず、収穫は8月末から9月初めにかけて行われました。
2018年は春の遅霜や大きな雹害がなかったので、ぶどうは健全に育ち、収量&品質ともに申し分のないぶどうが収穫できました!

ホスピタリティ十分なシノワで

最初に登場したのは可愛いグジェール!


前菜3種の盛り合わせに供出された3アイテム、何とも贅沢


メインは全員肉系で決まり!!
仔羊、牛ホホ肉、鴨胸肉、牛みすじを2名ずつがオーダーするという流れに思わず[わーい(嬉しい顔)]
今回のブログでは、参加メンバー(ワインスクールの講師が半数以上)からの相性コメントを載せますね!


仔羊に合わせてシノワが選んでくれたワインはシャトー・テルトル2012

オーストラリア産仔羊のロースト 栃木産舞茸とゴボウのソテ-添え


■ラム肉は噛みしめていく段階でスパイスや塩分の衣がとれ、肉本来の香りや旨味が現れました。その中でも今回はショルダー部分のラムロールとラムラックをごぼうと合わせたもので、ラムロールは仔羊の旨味がプリムールのタンニンと熟成感につつまれて芳醇なハーモニーを奏でていました。シノワのまるで上質なバージンウールのような香りにつつまれて提供されるラムラックは、ノン・フィルターの果実味豊かな香りと交わり、素晴らしい空間を生み出していました。ラムとごぼうにルイ・ジャドのボージョレ・ヌーヴォー・プリムール。大地を感じる最高のマリアージュでした。


国産牛ホホ肉のピノ・ノワール煮込み


■双方ともボージョレのイメージを超える、素晴らしいワインでした。さすがルイ・ジャドが造ると違うんだなと思いました。フィルターありのほうは、香りが華やかでチャーミングな果実味が印象的、酸も綺麗でした。
フィルターなしのほうは、香りは穏やかに感じましたが、口に含むと、ベリーの要素とともに、土や葉など、自然界の滋味深さを感じるような複雑な味わいで、いつまでも飲み続けたいと思いました。余韻も長かったです。牛頬肉のピノ・ノワール煮込みと合わせましたが、フィルターなしのほうが、お肉の旨味をより引き立て、とてもよいマリアージュになっていました。

■シノワが供出してくれたのは『ダヴィド・デュバン モレ・サン・ドニ2015』
しっかりした土の香り、2015ながら落ち着いた果実味の柔らかい味わいが、少し甘めの濃厚なソースを引き立てながらもあっさりといただくことができました。
プリムールのフィルターありの方は、イキイキとした、フレッシュな香りと果実味が、ホロホロに煮込んだ牛肉には「年の差カップル」のような印象になり、鶏肉や豚肉、春菊などとの相性を試してみたくなりました。
一方、ノン・フィルターと合わせると、熟したぶどうをそのまま味わったかのような線の太い、しっかりした果実味と滑らかなタンニン、優しい酸が、少し甘めの濃厚なソースに寄り添い、牛肉とピノ・ノワールソースにはワインの滑らかで明るい味わい、ワインには牛肉とピノ・ノワールソースの粘度のある黒い味わい、と相乗効果を楽しむことができました。

フォアグラ丼には


■フォアグラ丼には『コロンビア・クレスト メルロ』を供出してくださり、甘辛いタレと、濃厚で複雑なベリーの果実味、ロースト香の相性が良かったです。
フォアグラそのものは、レアの状態に仕上げてあったので、特にノン・フィルターと合わせると、しっかりした、でも素直な果実味と、ヌーヴォーならではのフレッシュ感がちょうど良い感じに寄り添っていました。


フランス産鴨胸肉のロースト クランベリー風味のガストリックソース


■じっくりローストされた鴨胸肉は素材の旨みたっぷりでジューシーな食感。甘酸っぱいクランベリーを加えた濃厚なガストリックソースが、美しいロゼ色に仕上がった鴨肉の旨みを引き立ててくれました。
フィルターを使用したもの、ノン・フィルターのもの。両方とも贅沢な果実味としっかりした酸味があり、造り手の技量によるエレガントさとガメイ本来のキュートさが共存していました。ノン・フィルターはさらに豊かな香りと凝縮された細かいタンニンが心地良い上質な味わい。ワインを飲むごとに、口の中に広がる鴨の旨みとクランベリーの風味が一層魅力的なものとなりました。
新酒という枠を超えた品格あるルイ・ジャドのボージョレ・ヴィラージュ・プリムールとメインディッシュの鴨は素晴らしいマリアージュでした。特に懐の深さを感じるノン・フィルターはお気入りのワインです。


ニュージーランド産“牛みすじ”のロースト シャリアピンソース


■牛みすじでシャリアピンソースということだったので、みすじの脂と玉ねぎの甘味で、フィルターありの果実味たっぷりのほうが合うかなと思っていました。実際のお料理は、みすじは脂が少なめで、シャリアピンソースも甘さ控えめ、そこにあらびきの黒胡椒が振られていたので、果実味よりはコクのあるタイプのほうに合うような味付けになっていました。ゆえにフィルターありだと、果実味の部分がちょっと浮いてしまい、味わいも料理に比べて軽くなってしまう印象に。その点、ノン・フィルターは、そのコクの部分が補われて、さらにソースにも醤油的な要素が感じられたので、結構良い相性になっていました。ただ黒胡椒が入ると香りも味わいも若干強くなるので、ノン・フィルターと合わせるなら黒胡椒なしの状態がちょうど良いのではと感じました。

ちなみにシノワが供出してくれたワインは『ドメーヌ・ド・ローラージュ2010』
メルロとカベルネ・フランの熟成からくる柔らかで熟した果実と若干の鉄っぽさ&スパイシーさが、ボージョレ・ヴィラージュ・プリムールよりは合っていると感じました。私感ですが、ノン・フィルターのプリムールをもう少し熟成させたら、ボルドーより合うのではないかとも思いました。

■ソースが少し和風な感じでさっぱりとしていました。フィルターありとは合わないわけではないのですが、アフターにワインの酸味が鼻に抜けるような感覚がありました。一方のノン・フィルターは肉の甘みとワインの旨味が口の中で溶け合い良い相性でした。


フランス産栗のモンブラン


デザートも6皿のなかから各自好みのアイテムをセレクト
栗好きの私はモンブランにしました。
シノワセレクトのワインはハンガリーの『ディズノク トカイ・アスー 5プットニョシュ2008』、ネクタリンや蜂蜜、ロースト感、余韻に軽いビター感。口中に広がる凝縮感とその後に続く酸味。モンブランとは甘さの二重奏になるので、酸味の切れがもう少しあっても良い印象。他メンバーのデザート用に供出されていたソーテルヌ『シャトー・カントグリル2014』のほうが、甘味の軽度と酸味のバランスがモンブラン向きだったかも。


練乳のバニラアイスクリーム 30年熟成ペドロヒメネス(PX)添え
人の花は赤い!
バニラアイスに大好きなPXをかけた逸品にも心惹かれました(笑)




料理に合わせて楽しんだワインたち!
ただし、全員がすべてのアイテムを味わったわけではなく、シノワがメニューに合わせてワインをセレクトして供出。後藤聡オーナーは銀座店だったので、お目にかかれなかったのですが、丹下大輔マネージャーが細やかな気遣いをしてくださり、参加メンバー全員が時間を忘れて、ワインと料理の相性を堪能しました。
ワインのセレクトが素晴らしかったです、ありがとうございました!

■Chinois-shibuya シノワ・シブヤ 
〒150-0042 渋谷区宇田川町28-4 A2 Bldg. 8F
℡03-5457-2412
URL:https://www.chinois.jp/shibuya/
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