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おもしろ体験 ~Vin de TAHITIの“イタリア”という名の品種が気になって~ [ワイン]

       21日の第3週シャンパーニュ講座の最後に、
       泡以外のスティルワイン体験[わーい(嬉しい顔)]
       ラベルの絵柄はサンゴ、回りのデザインにもサンゴ

       講座生のY氏が、1月半ば、チリのイースター島にご出張
       渡航ルートが、日本⇔タヒチ⇔イースター島だったので、
       経由地タヒチのワインをお土産に持ち帰ってくださいました。
       ちなみに、所要時間はトランジットを入れて計18時間程とのこと
       私の場合、チリ行きはアメリカやカナダ経由だったので約30時間
       フライト時間、大違い[ふらふら]

        希少な甘口白ワイン
        Vin de TAHITIのMONAMONA

         裏ラベルにある地図を拡大すると・・・

 産地の位置がわかります!

 ぶどう品種の探求
 HPにはマスカット、イタリア、カリニャン・ルージュの表示
 第3週のメンバーから「イタリア種って、何?」の声

 出典:植原葡萄研究所のHP 
 1953年の開設以来、確実な品種と台木による健全な苗木を生産販売している
 山梨県の植原葡萄研究所のHPにイタリア種がありました、さすが!!
 上記(出典:植原葡萄研究所)のようなぶどうでした。


 モナモナのデータ
 生産地域 : フランス領ポリネシア ランギロア環礁
 栽培面積 : 5.6㌶
 ぶどう品種:マスカット、イタリア、カリニャン・ルージュ
 糖度:20g/L

 source :Vin de TAHITI のHP
 サンゴに由来する石灰質土壌

 source :Vin de TAHITI のHP
 熟したぶどうを選別するために手摘み収穫、収穫は5月と12月の年2回  
 ぶどうの樹齢は15~20年、台木無しの自根

 ワイナリーのコメント(要約)
 20gの残糖にもかかわらず、アタックはフレッシュ、しっかりした果実味のアロマ
 カリニャンがワインに骨格と心地良いバランスを与え、
 フルーティーかつミネラル感を伴う余韻
 フルーツとあわせてすぐに飲むことも、2~3年寝かせて飲むこともできる。

 青木私感は・・・
 マスカット種だけでなく、イタリア種にもマスカット系のアロマがあるので、 
 ファーストアタックは素直にマスカット満載、若干ペトロールのニュアンス
 舌の上に糖分のねっとりした感じはありつつ、
 フレッシュな舌触りと南国果実の風味がうまく溶け合い、
 土壌由来のミネラル感が中盤以降続くチャーミングなワイン
 テイスティングして、イメージしたマリアージュが、
 ■ロックアイスを入れてキ~ンと冷やして
 ■完熟したパイナップルとあわせて or パイナップルのアイスキャンデー


イタリア種のさらなる深掘り
南太平洋のタヒチにはなかなか行けません。ゆえに、とても貴重な体験になりました。
ヴァン・ド・タヒチは南太平洋のフランス領ポリネシアのツアモツ諸島で造られています。ドミニク・オロワ・エステートはランギロア島にある唯一のワイナリーで、1992年に初めてぶどう樹を植樹。30年以上前に、ドミニク・オロワ氏が、ツアモイ諸島でワインが生産できると信じ、様々な品種にトライし、試行錯誤しながら今に至りました。近年はワイン品評会でも良い評価を得ています。

イタリア種についてネットサーフィンしていて、興味深い記事を発見しました。
山梨県南アルプス市のMなびに「イタリアという名の欧州種葡萄」の項がありました。
なんと、ぶどう栽培の導入期(明治から大正期まで)に、南アルプス市で生食用に栽培されたぶどう品種のうち、日本古来の「甲州」、米国種の「デラウェア」、欧州種の「イタリア」の3品種が確認できたという記述等があり[exclamation×2]

Y氏のお土産ワインがきっかけで、新鮮な情報を得ることができました。
備忘録にします、ありがとうございました!
気候変動の影響下、海面上昇が取り沙汰されている折なので、
南太平洋の島々に問題が出ないことを願っています。
海水温によるサンゴの害は気になります。

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五感で楽しむPure Chablis ~シャブリとアートが出会うとき~ [ワイン]

           
            シャブリワインアートアワード結果発表

シャブリワインアートアワードとは・・・
シャブリワインを管轄するブルゴーニュ委員会BIVBが日本で初開催したアート公募展
応募資格20歳以上45歳以下で、ワイン好きという条件を満たしているアーティストから、
48作品のエントリーがあり、10作品が最終選考に残りました。
ポール・エスピタリエBIVB/シャブリ会長、橋爪勇介氏、秋山かおり氏、大橋健一MWによる厳正な審査の結果、グランプリと準グランプリ2作品が選ばれました。

 受賞おめでとうございます!
 画像提供:SOPEXA(C) BIVB_yusuke onuma

グランプリは「息吹」谷本めいさん(中央)
準グランプリは「Esprit de Chablis」SAYAKA ASAIさん(左)
準グランプリは「Pureness」URBAN KNITさん(右)


             o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。


 第一部はシャブリセミナー


 講師の大橋健一MWはワインに関わって30年
 多くのワインがあるなかで 、シャブリワインを“ヒーロー中のヒーロー”と形容
 4銘柄の試飲を交え、最新話題からテロワールまでをMWならではの奥深さで解説


              o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。



 第2部はアワードにまつわる審査員対談
 左から
MCを担当していたのはWeb版「美術手帖」編集部の橋爪勇介、STUDIO BYCOLOR代表/デザイナー秋山かおり、大橋健一MW各氏
トークセッションのなかで、審査のポイントについて、秋山さんは■素材の魅力が出ていること。大橋MWは■北のイメージのシャブリは澄んだ空気や張り詰めた硬質感があり、キーワードのピュアが作品に表現されているかどうか、とコメント

     グランプリを獲得した「息吹」
      素材は石灰岩とイエローオニキス
 対談で秋山審査員が「思わず匂いを嗅ぎたくなった」とコメントしていましたが、
 昔は海だったことがわかる土壌の様子が伝わってくる作品でした。

 未踏の地に思いを馳せながら
 
秋山コメントにあった匂いについて、グランプリを受賞した谷本さんに伺ってみました。 
お返事は「石灰岩を彫っていると“石粉”が立ち上がってきます。石灰やミネラルの香りで、それを常に意識しながら作業をしていました。シャブリには行ったことがないので、製作過程でどうして良いかわからなくなったりもしましたが、結果的に、石粉の香りで、シャブリと一体化出来た気がしています」

谷本さんが作業中に感じていた“香り”が、秋山さんにストレートに伝わった印象です。
五感で楽しめるシャブリならではの、ストーリーかも!

未踏の地に思いを馳せながら、作品を完成させた谷本さんの話を聞いていて、
思わず、漫画家池田理代子さんの『ベルサイユのばら』を連想してしまいました。
フランスに行ったことがなかった池田さんは、資料を調べ尽くし、創造力を駆使して、
素晴らしい作品を生み出し、一世を風靡しました。
そんなことを思い出しながら、私のなかで、おふたりが重なりました。


  準グランプリ作品
 ASAIさんの作品の素材は紙と牡蠣の貝殻

 URBAN KNITさんの作品の素材はガラスと燧石

 シャブリに合わせて提供されたアミューズ・ブッシュ


昨年7月はシャブリと音楽の融合でした。今年はアートとの出会いを通して新たな魅力を発信したシャブリ。視覚・嗅覚・味覚だけでなく、触覚や聴覚=五感すべてで楽しめるワインの魅力に是非触れてください!
さて・・・2024年は、私たちをどのような世界に誘ってくれるのでしょうか。
今からとても楽しみです。


         [NEW]2023年版【数字で読み解くシャブリワイン】
      出典:vins de Bourgogne

      出典:vins de Bourgogne


 【イベント担当窓口】
  ブルゴーニュワイン委員会BIVB 日本事務所 /SOPEXA JAPON
 【関連サイト】https://www.chablis.jp

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ボジョレー ヌーヴォー2022 プレイバック [ワイン]

 2022年ボジョレー ヌーヴォー(BN)事情
 3年振りに開催されたサントリー株式会社ワインカンパニー主催テイスティングセミナー


 酒販ニュースのデータから
 出典:(C)醸造産業新聞社/酒販ニュース第2139号・2022年11月1日付

醸造産業新聞社が調査した2022年産BN輸入数量は超16万ケース(9リットル換算)で前年比41%減、ピーク時の2005年の97万ケースと比べると約6分の1、10年連続のマイナスとの見通しでした。

 最新の数量
 出典:(C)醸造産業新聞社/酒販ニュース第2147号・2023年1月21日付
 CIF価格 (運賃・保険料込み)

1月21日付の酒販ニュースに、財務省が発表した輸入通関数量をもとに推計した2022年BN航空便の数量が記載されていました。それによると、10・11月にフランスから輸入されたスティルワインの合計は42.7%減の17万7,431ケース。ここにはマコン・ヴィラージュ・ヌーヴォーや他の新酒、見本等が含まれているので、それらを差し引いた16万ケース弱がBN航空便。船便(推計3千ケース)と合わせた総輸入量は前年比42%減の16万3千ケースとのこと。

10・11月のスティルワインの輸入金額は6.2%増の40億4,972万円で、750ml当たりのCIF価格は1,902円(前年は1,027円)。航空運賃高騰や蔵出し価格上昇が影響しています。



 セミナーでは2種のヌーヴォーを試飲
 来日したジョルジュ デュブッフのアドリアン デュブッフ ラコンブ取締役
「2022年は太陽に恵まれた究極のヴィンテージ」と語りました。

 赤系果実たっぷりの『ボジョレー ヌーヴォー セレクション・ド・デュブッフ』
 アドリアンさん渾身のアイテム『オレンジ ヌーヴォー セレクション・ド・デュブッフ』

       セミナーのマリアージュタイムには生春巻きや油淋鶏も登場
       心地良いほろ苦さがあるオレンジヌーヴォーはエスニック料理と相性◎


     BNは軽やかでフルーティーな味わいなので、幅広い料理と楽しめます。


 輸入・カジュアルワイン事業部のチョウ・アンジさんとアドリアン取締役


                   🍷🍷🍷🍷



 2022年産ボジョレー ヌーヴォー、ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー


 両サイドは赤坂柿山のボジョレーおかき

      バジルやチーズ、蜂蜜をつけて食す工夫もされていて、
      気の置けない仲間との集いでは会話が弾みました。


 モメサンのヴィラージュ・ヌーヴォー“ヴァンダンジュ”は私のお気に入り
 ぶどうの収穫日、生産本数、シリアルナンバーが記載してあるプレミアムヌーヴォー!
 

      朴葉(ほうば)焼きと組み合わせてみましたが、お味噌との相性抜群!


        ジョルデュ デュブッフのボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー
        最高峰の『セレクション プリュス』はラムと合わせてナイス


     美味しいチーズとパンさえあればOK


      シャンパーニュ講座第4週のメンバーと
      紫を帯びた鮮やかなルビー、果実感と爽やかな酸味    
      解禁日を過ぎても皆さんにBNを飲んでいる気配がないので・・・
      11月第4週の講座終了後、一緒に味わいました。
      2022年は出来が良かったので全員から「美味しい」との声が!
      ボジョレー ヌーヴォーをもっと気軽に手にして欲しいのですが、
      物価が高騰しているご時世なのでネックは価格帯[ふらふら]

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9月1日発売! チリのアイコンワイン『セーニャ2020』とセカンドワイン『ロカス・デ・セーニャ2020』 [ワイン]

     2020年は温暖で早熟なヴィンテージ     
     9月1日に『セーニャ』の新VT2020 が世界市場に向けてリリースされます!
     セカンドワイン『ロカス・デ・セーニャ』もデビューします。

       セーニャ2020
      ぶどう品種:53%カベルネ・ソーヴィニヨン
      25%マルベック、15%カルメネール、7%プティ・ヴェルド
      熟成:22ヵ月(フレンチオーク90%うち新樽78%/フードル樽10%)

2017年にセーニャを訪問しましたが、岩を多用した建造物のスケールに感嘆、とても興味惹かれました。2005年からビオディナミを導入し、栽培(ぶどうの熟度)や醸造(新樽率)にその効果が出ています。過去に味わったヴィンテージのなかでマイベストは2018年です。香りを利いて、一口味わった瞬間に恋に堕ちました。チャドウィック当主は「暑い年より、冷涼年のほうが、自分が求めるワインスタイル=フィネス&エレガントさが表現できる」と語っています。

2020年は少し温暖な気候でしたが、フレッシュさとエレガントさをまとったワインスタイルで、ラズベリーやチェリーのアロマ、木目細かいタンニン、酸味の印象を含め、すべてがボルドー的なので、長期熟成の変化を定点観測したいワインだと感じました。最新ヴィンテージをよりおいしく味わうなら、カフェに移し少し空気に触れさせてから!

       ロカス・デ・セーニャ2020
      ぶどう品種:38%マルベック、25%シラー
      15%カベルネ・ソーヴィニヨン、14%グルナッシュ、8%プティ・ヴェルド
      熟成:22ヵ月(フレンチオーク100%うち新樽65%)

ワインのネーミングは岩が多い土壌に由来し、その地質に敬意を払って命名されました。500メートル近い標高のエリアに、大小さまざまな岩が壮観に連なっている景色はとても印象的だったので、ロカスの名に共感できます。

シラーやグルナッシュの果実味やスパイス感がセーニャとは異なる魅力を醸し出しています。ハーブのニュアンスがあり、タンニンはなめらかで、酸味はクリーン、みずみずしさを感じさせるワインです。


  鳥瞰観察
 光沢のあるガーネットに紫色のきらめきを帯びたセーニャ(左)
 明るい赤紫色の色調のロカス・デ・セーニャ


    セーニャとアボカド
    訪問時に、アボカドを栽培していると聞いたので、
    今回、チリの代表的な食材サーモンと合わせた和風サラダに挑戦!



ワイン王国のwebで、セーニャ2020とロカス・デ・セーニャ2020、および両ワインに合わせたマリアージュについて紹介していますので、お立ち寄りくださると嬉しいです。
宜しくお願いいたします!


              o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。


         Beyond Bordeaux Tokyo Tasting 2022
        ボルドー最大手のワイン商CVBG主催の試飲会
        供出されたのは世界のトップワイン52アイテム


 第5フライト(チリ)で、セーニャ2020がお披露目されました!

 ワインメーカーのフランシスコ・ベッティグ氏(右)
 マネージング・ディレクターのフアン・カルロス・パゴラ氏

 新登場のロカス・デ・セーニャ!

      【ワインの問い合わせ先】
      ウィラハン麻未 E-mail:whelehan@gol.com

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シャブリの4つのアペラシオンの味わいからインスパイアされた“シャブリ・シンフォニー” [ワイン]

 本邦初のこころみ“シャブリ・シンフォニー”
 ブルゴーニュ地方北部に位置するシャブリ / Chablis
 ひとつの品種シャルドネ、辛口の白ワインに特化したワイン産地
 プティ・シャブリ、シャブリ、シャブリ・プルミエ・クリュ、シャブリ・グランクリュ
 4種のアペラシオンが、品種、テロワール、生産者の仕事、醸造方法を明確に反映させ、
 個性あるワインを生み出しています。

 シャブリ・ワインはすべての要素が調和したシンフォニーそのもの
 

 第1部はシャブリ・セミナー@中央棟
 講師は銀座レカンの近藤祐哉ソムリエ

【シャブリ最新データ】
日本は数量、金額ともに世界第3位の市場
2021年の輸出実績は数量237万本(前比11%増)、金額1,998万€(前比1%増)


      数字で読み解くシャブリワイン
      資料提供:Vins de Chablis

     資料提供:Vins de Chablis


 シャブリの土壌は約1億5千年前に形成された地層
 エグラジラ・ヴィルギュラという小さな牡蠣の化石を含んでいます。
 中央にあるキーホルダーはシャブリのキメリジャン、化石を見つけることができます!


 シャブリに合わせたアミューズブッシュ


        左から
        #1:プティ・シャブリ2019(ドメーヌ・ビヨ―・シモン)
        #2:シャブリ・サンマルタン2019(ドメーヌ・ラロシュ)
        #3:シャブリ・プルミエ・クリュ コート・ド・レシェ2019
           (ドメーヌ・ダニエル・ダンプ・エ・フィス)
        #4:シャブリ・グラン・クリュ ヴォーデジール2019
          (ドメーヌ・ジャン=ポール・エ・ブノワ・ドロワン)



 第2部はシャブリ・シンフォニー@講堂

プティ・シャブリ: 軽快かつ溌剌/主たる楽器はヴァイオリン
シャブリ: バランス良好、親しみやすく普遍的/主たる楽器はピアノ
シャブリPC: まるみがあり、深く、しなやか/主たる楽器はクラリネット
シャブリGC: 頂点、深み、輝き/主たる楽器はチェロ


 左から
 銀座レカン料飲総括目マネージャー近藤祐哉氏
 ピアノの佐野隆哉氏、クラリネットの吉田誠氏、チェロの上村文乃氏
 ヴァイオリンの川久保賜紀氏、作曲家の松波匠太郎氏

松波氏は「ワインを嗜むということは、味覚、嗅覚、視覚といった五感を研ぎ澄まし、それらが融合された先の悦びを味わうこと。今回のシャブリ・シンフォニ―は、そこに聴覚をも加え、更なる感覚の高みへと皆さんを誘えるような作品を目指しました」と語っています。


             [NEW]映像と音楽で味わうシャブリ
           (C) Vins de Chablis

         松波匠太郎氏が作曲した『シャブリ・シンフォニー』
 プティ・シャブリ、シャブリ、シャブリ・プルミエ・クリュ、シャブリ・グラン・クリュ
          をイメージした楽曲をお楽しみくださいませ!



 セミナー時と同じ4種のシャブリを再度テイスティング

 五感を刺激しながら、シャブリワールドを堪能


 第3部はシャブリとのマリアージュ@食堂
 (手前) 五島イサキのマリネ ×プティ・シャブリ2020(ドメーヌ・セギノ・ボルデ)
 (奥) 茄子のテリーヌ、蝦夷アワビのコンフィ
 シャブリ・サント・クレール ヴィエイユ・ヴィーニュ2020(ジャン=マルク・ブロカール)


      低温調理した仔牛のロースト
     シャブリPC フルショーム2018 (ドメーヌ・ジェラール・デュプレシ)


    ホウボウのポワレ × シャブリGC レクロ2018 (ドメーヌ・ウィリアム・フェーブル)


 米国の建築家フランク・ロイド・ライトが設計した自由学園明日館
 1921年に羽仁もと子・吉一夫妻が自由教育運動を実践する女学校として建設
 コンサート会場になった講堂は1927年にライトの弟子にあたる遠藤新が設計
 国の重要文化財に指定されている建造物で、部材、照明機器等を眺めているだけで、
 懐かしい時代にタイムスリップしたような気分[わーい(嬉しい顔)]
 

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ウクライナへの人道支援活動 ~日本ソムリエ協会J.S.A.主催ウクライナワインセミナー~ [ワイン]

 ウクライナの国花はひまわり
 
一般社団法人日本ソムリエ協会(以後J.S.A.)は、ウクライナから日本に輸入されているワインを購入し、ワインを通して、同国の経済支援をする活動をしています。


              🔵🟡🔵🟡🔵🟡🔵


       
 東京支部のウクライナワインセミナー@明治記念館
 田崎真也J.S.A.会長
 株式会社ヘルムズ(ウクライナワイン専門店ヴィノ・ピオネール)の輸入担当ヴァシナ・アンナさん

横浜市とウクライナのオデッサ市が姉妹都市であることから、5月17日に神奈川支部で、翌18日には東京支部でワインセミナーが開催され、両日で約600名が参加しました。

セミナーではヴァシナさんが歴史やワイン産地の気候風土、ぶどう品種等について解説。
合間に田崎会長が注釈を入れる形で進行し、ワインとマリアージュについてもコメント。

ウクライナワインを購入・紹介し、それを試飲した会員がさらに周囲に広めて、ウクライナワインの拡販につなげたい。それが当協会らしく、また、継続的な支援になると思う」と田崎会長


 ウクライナの沿革
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 ウクライナの代表的なお料理
 画像協力:(一社)日本ソムリエ協会 
 ボルシチは同国の自慢料理、ウクライナ人にとってサワークリームは必須食材とのこと

                🔵🟡🔵🟡🔵🟡🔵


                     
 セミナーに登場した6アイテム
 左から右の順で供出ワインのコメントは田崎会長の解説を要約

 #1:シャボー テルティ・クルック2018
 #2:ツルベツコイ ナッドニブリヤンスキ2016
 #3:アッケルマン サぺラヴィ プレミアム2020
 #4:スタホフスキー メルロー“エース”2019
 #5:ツルベツコイ ピノ・ノワール リミテッド2018
 #6:チザイ トロイヤンダ・カルパット2017



 左から右の順に#1~#6


 シャボーはオデッサ州最大の村のひとつ。唯一、原産地呼称に認定されている地域
 1,250㌶の畑で30種以上の欧州系品種と在来種を栽培



#1:シャボー テルティ・クルック2018
ぶどう品種:テルティ・クルック
生産者:シャボー
小売価格:3,080円
ウクライナの土着品種テルティ・クルック、“狐の尻尾”を意味するぶどう品種。シャボーは粘土質と砂質土壌で、唯一の原産地呼称を有すエリア。生産者はジャボーにあるシャボーという名のワイナリー。若々しいグリーンを含んだ淡いイエロー、香りにMLF由来のアーモンドパウダーやスモーク。その後から、柑橘系果実のGF、ライム、すだち。ほのかにスイカズラやジャスミン。ハーブや笹の葉のようなグリーンな香り。味わいに柔らかな果実味があり、酸味と調和が取れている。アフターに果実の内果皮似の苦味、塩味やミネラル感。和食なら『鮎の塩焼き』。蓼酢(たでず)は使わず、鮎が淡白な味わいなので、ワインの柔らかい酸と果実味が、自然の素材を引きたててくれるマリアージュ。



#2:ツルベツコイ ナッドニブリヤンスキ2016
ぶどう品種:リースリング
生産者:ツルベツコイ
小売価格:4,400円
緯度で見ると46度くらいに位置しているワイン産地でブルゴーニュとほぼ同緯度。濃いイエロー、トパーズを含んだ色調。シュル・リー2ヶ月、大樽熟成18ヶ月。熟成による複雑味があり、黄色系果実のコンフィ、ハチミツ、花梨ジャム、食用菊、ジャーマンカモミールティー、リンデンティ―、アーモンドパウダー、ペトロール香。酸味と甘味のバランスが良く、ドイツやオーストリアのリースリングに比べると酸はまるいが、余韻にノン・マロ由来の酸の印象。ウクライナの伝統料理『ヴァレーニキ(ラビオリと水餃子に似た料理)』、サワークリームを添えて!



 #3:アッケルマン サペラヴィ プレミアム2020
 ぶどう品種:サペラヴィ
 小売価格:2,200円

サペラヴィはジョージアの土着品種のひとつで、果皮が濃く果汁が赤いのが特徴。酸が強くポリフェノールも多く含有。発酵は26度を超えない状態で醸し、オークの木材(チップではない)を樽に入れてマセレーションしたと思われるワイン。濃紫の色調、香りにココアやチョコレート、ヴァニラ。ブラックベリーやブラックチェリー、カシスに加えて、口中ではラズベリーコンフィのような印象もあり、スワリングすると、シナモン、ナツメグ、丁子、わずかに樹皮や土のニュアンス。果実味と酸味のバランスが良く、タンニンは溶け込み柔らか。余韻にサペラヴィの特徴であるタンニンや酸の強さの片りんが感じられる。料理は赤身の肉やハラミを炭火で焼いて、燻製のようなフレーバーをつけて塩や胡椒で!



 #4:スタホフスキー メルロー“エース”2019
 ぶどう品種:メルロー
 生産者:スタホフスキー
 小売価格:4,290円

北緯48 度の産地、アルザスのストラスブールと同じくらいの緯度。深みのある色調。香りには赤系果実の野イチゴ、レッドチェリ―、ラズベリー、ほのかにカシスやブルーベリー。クローブやシナモン。オードヴィーフランボワーズ似の香りに加え、木樽香が優しく調和し、全体に複雑味を与えている。口中ではフレッシュな酸の印象、中盤以降、樽由来の苦味、タンニン、重厚感が広がる。料理は『ボルシチ』がおすすめ、ビーツの甘味とトマトの酸味を生かした納得できるマリアージュ。



#5:ツルベツコイ ピノ・ノワール リミテッド2018
ぶどう品種:ピノ・ノワール
生産者:ツルベツコイ
小売価格:8,470円
32度の発酵温度で18日間マセレーションを行い、12ヶ月樽熟成、その後6ヶ月の瓶熟を経て出荷。ピノ・ノワールにしては濃い色合い。紫色を残し、ほんのりとオレンジを帯びた色調。赤系果実の凝縮感があり、野イチゴ、野バラ、食用バラ、若干ローズヒップ。木樽由来のロースト香、枯葉系の香りもあり、例えるなら紅茶のアッサム。アルコール度数は14%あり、口中にふくよかな香りや果実味が広がる。酸がエレガントで、樽からの苦味が加わり、中盤以降、コクを感じる。18度くらいでエアレーションしてからサービスを! マリアージュは国民食の『サーロ(豚の脂身の塩漬け)』と合わせて。ライ麦パンなら片面だけ少し焼いて、サワーチェリーで作ったあまり甘くないピュレあるいはジャムを塗り、サーロと!



 #6:チザイ トロイヤンダ・カルパット2017
 フィロキセラ禍やゴルバチョフの反アルコールCPでほとんどの畑を消失した時代を経て、
 今世紀にはウクライナ宮殿の外観を模したシャトー・チザイ建設。
 こころが和む甘口ワイン、当日のマイベスト

ぶどう品種:トラミネール
生産者:チザイ
小売価格:3,960円
アルコール度数16度、残糖1㍑中170グラムのワイン。貴腐の要素は感じないので、木成りで11月くらいに遅摘み収穫したワイン(と推測)。テクニカルシートにはトラミナー・ロゼとの表記。トラミナーの別名はサヴァニャン・ブランで、ドイツではトラミナーと呼ばれている。トップ・ノーズにマスカットやトロピカル・フルーツの凝縮感。木樽を使った酸化熟成由来のコリアンダーシードやクミン等のスパイス香があるので、カレー粉を使った料理に合いそうなイメージ。口中ではパッションフルーツのコンフィやドライマスカット、果皮に感じる苦味が深みを与え、酸味と調和して心地良い。余韻はスパイスで締めくくる印象。合わせるならウクライナのデザート『焼きりんご』、日本なら『みたらし団子』

参考(青木): モンペリエ大学で教鞭をとっていたピエール・ガレは、「サヴァニヤンはドイツ、アルザス、ハンガリー、オーストリアでかつて広く栽培されていたトラミナーと同一種で、ゲヴュルツトラミナーはピンク色をしたサヴァニャンの突然変異種であるムスケ」と説いている。/出典『ワイン用葡萄ガイド』byジャンシス・ロビンソン


                           
                🔵🟡🔵🟡🔵🟡🔵

J.S.A.では、全国48支部の例会セミナー後にウクライナワイン試飲会を実施
 すでに43支部の例会セミナーで試飲会を行っており、残り5支部に関しても近々開催予定
支援金額:8,032,200円/ワイン購入先:株式会社ヘルムズ
5月23日(月) Zoomによるウクライナワインセミナー
J.S.A.のHPもご覧ください。

ウクライナの人々が一日も早く、平和な日常に戻れますように!!

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Hal Caviarで世界を魅了した金子コードが西馬込に『Hal Premium』 をオープン! [ワイン]

医療機器の生産をメインビジネスにする金子コードが、本社がある西馬込にHal Premiumをオープンしました。ショップではHal Caviarを中心に、南アワインDelaire Graff Estate、英国王室御用達のジンなどを展示しています。
まず、2018年12月に、浜松のHARUNO CAVIAR VALLEYを訪問した時のリポートをご笑覧いただけましたら幸いです。

 ピュアな味わいが魅力のHal Caviar /ハルキャビア

  塩分2.7%の雪どけ、同3%の春一番
  舌の上でとろける食感


金子コードの哲学
2022年で創業90周年を迎える金子コード
そのハレの年にHal Premium / ハルプレミアムをオープンしました。
同社の基盤は金子智樹社長の祖父が手掛けた電話機のコードですが、1990年代にコードレス電話、2000年代に携帯電話が普及し、先行きに陰りが。そこで新たな転換をはかり、コードの技術を生かし、医療現場で使うカテーテルに着目。これがメインビジネスになっています。

金子ファミリーの哲学は好調さに甘んじることなく、常に新しいものに目を向けていくこと。8年前に着手した新規事業のキャビア養殖は順調で、英国のエリザベス女王にも献上されました。
①現在の事業とは異なる分野、②10年計画で世界一を目指せる、という2つを必須条件に導き出した結論が、静岡県浜松市春野町のHARUNO CAVIAR VALLEYでした。

現在は、日本のキャビア文化を育てながら、世界に発信していますが、ショップでは日本の伝統製品とのコラボや、英国チャールズ皇太子がチャリティー精神のもと設立した『ハイグローブ』のロイヤルグッズ、ワインエキスパートの資格を有する金子社長が英国のチャリ―ティ―で親しくなった南アのドゥレア・グラフ・エステート・ワインの独占輸入・販売をしています。


 ショップを画像で紹介
 ロイヤルウィンザーカップに提供し高評価を受けたテーブルウェア美織Mio


 ガードポロ・クラブ主催のマウントバッテンカップに提供した美織


      和紙や西陣織を活かした和食器


 キャビアが映える食器類


 Hal Caviarと和素材のキャビアグッズ


 ハイグローブセレクション
 英国王室プリンス・オブ・ウェールズ
 チャールズ皇太子が代表を務めるオリジナルブランド

      バッキンガム・パレスブランドの陶器


 エリザベス女王のお気に入りジン
 バッキンガム・パレス・ジンにはパレス庭園のハーブを使用(左)



 ドゥレア・グラフ・エステートの5種をテイスティング
  左から
 #1:Coastal Cuvée Sauvignon Blanc2021/SB92%、SE8%
 #2:Cabernet Franc Rosé2021/CF100%
 #3:Banghoek Reserve Chardonnay2020/CH100%
 #4:Shiraz2019/シラーズ100%
 #5:Botmaskop2018/CS59%、CF20%、PV10%、ME8%、マルベック3%

       マイベストだったシャルドネ
       生育期間を通じて好天が続いた2020
       熟度と酸味のナイスバランス、南国果実、ストーンフルーツ、
       蜂蜜、ミネラル、長い余韻


 右から2つ目のシラーズは10%だけマセラシオン・カルボニック製法を導入
 ステレンボッシュの特定のエリアには紫色の花崗岩があり、シラーズの区画も紫の土壌
 収量は通常より少なめになり、ベリーの濃度はより深くなるとのこと。
 Hal Caviarと合わせて楽しむ価値ありの1本!


 ショップでもネットでも購入可


   ドゥレア・グラフ・エステート× 北埜シェフのオリジナル料理
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   北埜シェフが今回のランチのために作ったオリジナルメニュー


           ハイグローブ・キュヴェ・コレクション
ロイヤルワラントのローラン・ペリエがグローブのために造ったオリジナルシャンパーニュ


      金子社長に直談判して試飲させていただきました。
      わがままをお聞き入れくださり、ありがとうございました!
      シャンパーニュとHal Caviarはナイスマリアージュでした。

      もうひとつの絶妙な組み合わせがキャビアとジン!
      あと引く美味しさのバッキンガム・パレス・ジン


 4月21日は女王陛下の96歳のお誕生日でしたね。
 長寿の秘訣はこのジンでしょうか! 
 BBCのニュースで祝賀の様子が報道されていましたが、 
 気品あるエリザベス女王がこれからもお元気でご活躍なさいますように🥂

 エリザベス女王が堪能なさったHal Caviarのお話はコチラ




 金子コードの哲学について言及した金子社長、
 HARUNO CAVIAR VALLEYで活躍中の北埜シェフ


Hal Premium
所在地:東京都大田区西馬込2-1-5 金子コード東京本社ビル1階
公式サイト:https://www.halpremium.com/

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サントリーの“缶で楽しむ新スタイル” ワインカフェ&ノンアルでワインの休日 [ワイン]

 週末に "ノンアルでワインの休日"にチャレンジ!
 3月1日全国発売のノンアルでワインの休日 
 350ml・缶/アルコール度数0.00%、参考価格162円・税込


 ちんげん菜とエリンギのにんにく炒めで相性チェック
 オリーブオイルを使い、味付けは最後に天日塩を軽く振る程度でOK


 赤のノンアルは冷やしてもタンニンを感じさせないので、
 赤ワインの渋味が苦手という方でも受け入れやすい味わい。それにノンアルですし[わーい(嬉しい顔)]
 泡が口中の脂分をさっぱり流してくれる印象、塩との相性も◎


               o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。


1月22日付のブログでサントリーワインインターナショナル(SWI)の2022年事業方針と新製品について2022年は缶ワイン&ノンアルワインに注目と題して紹介しましたが、2月中旬、新製品見本が届いたので、早速トライしてみました!

  4種のニューフェイス
 左からノンアルでワインの休日 赤・白/ワインソーダ白・赤


 フルーティー&軽快な白のノンアル


 ノンアルでワインの休日のコンセプト
 トップに果実香の広がり
 白は青リンゴや柑橘系果実、南国フルーツ
 赤はカシスやアメリカンチェリー、ベリー系果実


  洋と和が融合したサンドイッチ
 海苔と食べるシーフードサンド
 シーフード、マグロとアボカド、はんぺんと大葉、たまご
 特にワインソーダと大葉との相性が印象的


  寿月堂自慢のサンドイッチ
 ビターなニュアンスのあるこんとび海苔を使っているので、
 味わいに奥行きが出てきますし、食材にはんぺんや和野菜も登場するので思わず笑顔に!
 寿月堂 銀座歌舞伎座店の人気アイテムです。


     サントリーワインカフェ<ワインソーダ>
       2月15日に全国発売したワインソーダ
     350ml・缶/アルコール度数5.5%、参考価格176円・税込


 ワインソーダのコンセプト
img20220217_23125210.jpg


 朋友が作った新鮮野菜
 旧知の友と久々のランチ
 ここ数年 自家農園でさまざまお野菜作りに励んでいるとのことで、
 私は、獲りたての白菜、長ネギ、ほうれん草、ブロッコリーをもらってハッピー!


  鉄は熱いうちに・・・
 1月に紀尾井町ガーデン今半の金子店長から、
 すきやきのわりしたをいただいていたので、夕食のメニューはすき焼きに決定(笑)
 赤のワインソーダとの相性探求をしてみました。
 バランスの良い味わいで醤油系ともすんなり合うワイン。このマリアージュはお薦め!


    ほうれん草のお浸しともナイスでした!

    うち飲みでノンアル、缶ワインをお供にしてくださると嬉しいです🍷🍷🍷

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2021年のヌーヴォー、マリアージュ散歩 [ワイン]

       昨年11月に解禁された日本の新酒&フランス産ヌーヴォー
  規制が続く世の中なので、2020VTよりは、おとなしくしながら相性をチェック

      2021年11月3日発売の山梨ヌーボー
      サントリーのジャパンプレミアム新酒2021
      フルーティで爽やかな酸味が魅力の甲州
      甘いベリー系の香りと赤系果実たっぷりのマスカット・ベーリーA

 トマト系の料理にも合いますが、秋の味覚“柿”ともナイスマリアージュ

            o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。

昨年は解禁日当日(11月18日)、オンラインでジョルジュ・デュブッフのアドリアン・デュブッフ・ラコンブ輸出部長からヌーヴォー情報を伺いました。

    ジョルジュ デュブッフ ボジョレ ヌーヴォー2021


   後方にあるのが、
   白ぶどうの旨味とコクがあるオレンジ ヌーヴォー2021
   単一畑ぶどう100%の限定アイテム、シュプレーム デュ デュブッフ2021



     アドリアンさんはとんかつが大好物  
     ということで、今回はカツカレーにしてみました!


 オンライン後、メールでご挨拶しました。
 いつも丁寧なお返事をくださるアドリアンさん

MERCI for attending the Beaujolais event and for writting an article about it.
Indeed I do hope we’ll be able to see eachother again in Japan to raise a glass of Beaujolais together.

 私もリアルな再会を心待ちにしています!


 つきぢ『神楽寿司』の赤酢と合わせて
 2021年のオレンジワインは、
 グルナッシュ・ブラン種とミュスカ種のブレンド  
 赤酢のまぐろヅケと小鯛ともイイ相性


 『曙橋かず』でボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォーの利き比べ
 2021年限定発売のボジョレ・ヴィラージュ・ヌーボー(左)
 ジョセフ・ドルーアンのボジョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー(右)

     双方とも揚げ物にやさしく寄り添ってくれました!
     ブリッジ役は和柑橘

 和食との相性抜群のドルーアン
 茶碗蒸しのお出汁と絶妙だったドルーアン
 過去にもマヨネーズを隠し味にした数の子や豚しゃぶのナンプラータレとも相乗


 チョコと試す価値あり
 photo by Fumiko/2020年12月<
 2020年のヌーヴォーはベリー系の要素たっぷりだったので、“あまおうチョコ”と!

 photo by Fumiko/2022年1月
 2021年は前年より酸味のニュアンスが強かったので、リンゴベースのチョコと!


             o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。
 
 久々の浅草寺詣
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 暮れのあさくさかんのん、2年ぶり[わーい(嬉しい顔)]


 提灯を真下から撮ると・・・こんな感じ、新たな美を発見


 浅草寺のサイトによると、「観音様を篤く信仰する源頼朝は、
 治承4年(1180)、平家追討の戦陣を進めて、下総から武蔵国へ入ってきたときに、
 浅草寺で勝利を祈願している」との記述がありました。
 NHK大河ドラマファンは、浅草寺もチェックです!

       風情がある五重塔

幼少の頃から、お正月になると、父に連れられて浅草に行くのが、定例行事でした。映画『異人たちとの夏』に出てくる浅草のあの雰囲気、今でもありますよね。
私にとって浅草は、タイムスリップできる空間になっています!

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緊急事態宣言解除後、生活に潤いと元気を与えてくれたマリアージュの数々 [ワイン]



     創業7周年を迎えたテロワール・カワバタ
     毎年記念月に伺っています。
     今年は記念ディナーの期間を拡大していたので何とか間に合いました。
     ひさびさに登場したスペシャリテ、野菜とズワイ蟹のテリーヌ!

 シェフが真骨頂を発揮する真鯛のパイ包み焼き、雲丹ソース

 7周年おめでとうございます!
 更なるご発展を願っております!!

       オンラインショップで
      コロナ禍を契機と捉え、いくつかのメニューを製品化することに成功
      自家製スモークサーモンは超人気のアイテムですよ。
      私は新顔『牛肉の赤ワイン煮ブルゴーニュ風』に初挑戦してみました。
      「フェットチーネのような太めのパスタを少し柔らかく茹で、
       ソースにからめるのがおすすめ」とのことだったのでトライ!
       キアンテイと合わせてナイスでした。


       ジョエル・ロブションの高丸智天シェフ・ソムリエとの約束を実現
      緊急事態宣言の継続でなが~い待機、やっとお邪魔できました。

     我慢した甲斐がありました、五感を刺激してくれたスペシャリテ

      ハウスシャンパーニュ『ラリエ』

      クリスタル2009とコレクション242を利き比べながら

       ベル エポック ロゼ2002の熟成感、素晴らしい!

 可愛すぎて[わーい(嬉しい顔)]


 ミカエルシェフに代わり、11月から関谷健一朗氏が総料理長に就任
  おめでとうございます!


 今年3月にオープンしたai'sでワイン仲間aiさんの結婚祝い
 広尾こうもとの杉浦康祐氏が手掛ける新店舗ai'sでワイン仲間を祝福[プレゼント]
 「二十四節気」を念頭におき、メニューの変更は二週間に一度のジャパニーズイタリアン

      シャンパーニュは杉浦さん好みのアンリ・ジローがメイン


  AIさん、末永くお幸せに!!



      日比谷・松本楼で大事なお仲間をおもてなし
      私にとって2001年はとてもとても大事な年
      大切な朋友たちと共に2001年ヴィンテージを抜栓

      黒アワビと海老芋のグラティネ ブールギニヨンと合わせて

    プラネタ サンタ・チェチリア2001
  長崎県産壱岐牛フィレ肉のステーキ ソース マルシャン・ド・ヴァンとの相性完璧




            恒例の“五月の会”は5ヵ月延期で!
       昨年も延期になったのですが、今年は更になが~い延期
       年内に開催できてホント安堵
       北海道産帆立貝の軽いトマトのパスタ
       シャルル・エドシックのロゼと色で合わせるマリアージュ

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 日比谷・松本楼のスペシャリテは壱岐牛、美味、美味!

 マイ・ブームは渋沢栄一
 松本楼の木製看板は渋沢栄一翁(雅号は青渕)の自筆、大正3年4月にしたためていました!
 なが~く続いている五月の会
 松本楼の小坂社長とよっしーご夫妻、今後とも細く長く、宜しくお願いします!

 明後日は、ドメーヌ・コーセイのエノロゴ
 大尊敬する味さん(メルシャンの元チーフ・ワインメーカー)と6年振りの再会(感涙)
 すご~く楽しみです!!

 コロナ感染者数は劇的に減少していますが、引き続き、
 マスク&手洗い、ソーシャル・ディスタンスは厳守してまいります。

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