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メルシャンで活躍なさった松尾弘則さんの慰労会兼福岡県人会+2@日比谷松本楼 [福岡県人会+2]

      11月13日(日)は大安吉日でした!
      松本楼1階のテラス横の“首掛けイチョウ”
      パワースポットとしても知られています。 


      今回の主役 松尾弘則さん
      手にしているのは・・・
      入社年のヴィンテージ1986のシャトー・オー・バージュ・リベラル

      松尾さんに敬意を込めて
      日比谷松本楼でのひとこまをまとめました。


      初めて松尾さんにお目にかかったのは2015年でした。
      シャトー・メルシャン桔梗ヶ原メルロの30年の歴史を利く
      と題するセミナーだったのですが、
      上記の画像とコメントはその時のものです!


 日本ワインのけん引役
 大尊敬する醸造家トリオ
 9月末でメルシャンを退職なさった松尾弘則さん、お疲れさまでした!!
 シャトー・メルシャンの元チーフ・ワインメーカーで、
 現在ドメーヌ・コーセイでメルロに特化したワイン造りをしている味村興成エノログ
 メルシャンのコンサルタントとして、
 日本各地のワイナリーで指導に励む藤野勝久シニア・ワインメーカー


 福岡県人会のメンバー
 福岡県出身の松尾・藤野・村田惠子ワイン王国編集長が結成した会に、
 東京出身の青木が「+1」として参加許可をいただき、
 2019年11月に第1回を開催。その後、コロナ禍で集うこと叶わず(涙)
 麻井宇介先生の没20年目にあたる2022年、「+2」の味さんを迎えて再開できました!


 第3回福岡県人会のワイン
 それぞれの想いがあり・・・

 松本楼ボア・ド・ブローニュのメニューもご紹介
 『幻の黒毛和牛』東京ビーフの生ハム、フロマージュブランのムース


       ジャルダン・ドゥ・レギューム
       シャンパーニュラバーの惠子さんが持参した
       ペリエ ジュエの限定ブラン・ド・ブラン
       視覚でも味覚でも双方のバランスが取れていてルンルン気分


 さすがメルシャン、熟成状態最高
 長崎県産天然真鯛と水晶文旦のカルパッチョ 宝石箱に見立てて


 吸い込まれるような黄金色の輝き、あと引く旨さ
 藤野さんがセラーで大事に保存していたシャトー・メルシャン北信シャルドネ2000
 22年経た日本のシャルドネ
 品格、複雑味、長い余韻、本当に素晴らしいワインでした!
 ましてや、このワインと関わってきた醸造家の皆さまと一緒だったので感慨もひとしお
 ググってみたら2001年11月にリリースされていました😋


 海風しいたけのポタージュ カプチーノ仕立て


 オマール海老、イトヨリダイ、ホタテ貝 アメリケーヌソース
 今回は北海道・余市のピノ・ノワールを味わっていただきました。
 キャメルファームワイナリーがDecanter World Wine Awards2021で、
 初のゴールドメダルをゲットした2019年ヴィンテージ
 ワインの果実味とアーシーさが魚介の旨味とソースに寄り添って


      味さんからのサプライズ
      還暦年を意識して赤いリボンを肩にかけた松尾さん


   カベルネ・ソーヴィニョンとメルロのブレンド
   ワイン本来の味わいをTCAに邪魔されたことが少し残念 😢


 松尾さん供出のワイン
 現役時代に思いを馳せながら1986年のシャトー・オー・ブリオンを抜栓
 味村さんと藤野さんの松尾さんを見守る視線に“”を感じます!


 

     松尾さんのお人柄を感じさせるような穏やかな熟成具合
     滋味深いワインに感激!
     ワインも人間も、時といかにうまく付き合っていくか・・・
     とても大事なことですね。


 松本楼自慢の壱岐牛フィレ肉のステーキ マルシャン・ド・ヴァンソース
 上品で美味、オー・ブリオンと最高のマリアージュでした!

 
 記念の花束は黄色と緑色、中に1本だけ紅色の花を入れてもらいました。
 松尾家にも喜んでいただけたようなので嬉しかったです!


 
私に日本ワインの魅力を伝授してくださった松尾弘則さん、味村興成さん、藤野勝久さんから、引き続き、ご指導いただけることは、本当に有難いことだと思っています。
ご縁の糸をくださった村田惠子さんには感謝でいっぱいです!

今回、松本楼の小坂文乃社長、高橋ソムリエはじめサービス担当の皆さまにも大変お世話になりました。ありがとうございました。
こころからの感謝を込めて!!

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『福岡県人会+2』に登場した「きいろ香2004」は故富永敬俊博士が手掛けた初ヴィンテージ! [福岡県人会+2]

 2019年以来の『福岡県人会+1』に素敵な特別ゲスト
 当日のワインたち


      今回の会場は福岡県出身の松尾弘則幹事の肝いり
      1928年創業の水たき玄海になりました!
      福岡県人会は、メルシャンの藤野勝久、松尾弘則各氏と、
      ワイン王国の村田惠子編集長が結成した会です。 
      生まれも育ちも東京の青木はいつも「+1」でお仲間入り[わーい(嬉しい顔)]


      口開けは村田惠子編集長が持ち込んでくださったシャンパーニュ
      メゾン・マム『RSRVルネ・ラルー2002』
      麻井宇介先生没20年になるので、全員が20年前にタイムスリップ!


 メルシャンのけん引役だったお三方
 ここで、改めて要の男性陣をご紹介
 藤野勝久さん、味村興成さん、松尾弘則さん、素晴らしい面々です!
 藤野さんが大事に保管なさっていた「きいろ香」の初ヴィンテージ2004が登場


 きいろ香を利き酒できると伺っていたので、
 私は富永良子さんからいただいた「きいろちゃん」の本を持ち込みました。


  18年経過しているにもかかわらず、色調は酸化を感じさせない、白に近い淡イエロー
  口中に広がる和柑橘の要素、余韻の広がりも良く、全員、熟成具合に納得
  富永敬俊(Taka)博士がご存命なら、照れくさそうな笑顔を見せてくださったはず



 きいろ香誕生のご本『甲州のアロマ』のなかのTakaさん


      photo by Fumiko/2015年11月@ボルドーの富永邸
      お料理上手の富永良子さんのおもてなし、最高でした!
 


      水たきに寄り添ってくれたきいろ香


      初夏野菜の酢の物、土佐ジュレ
      双方の酸味が相乗し、良く合っていました、ナイス!


 +2の味さん、特別ゲストです。
 長野県塩片丘にあるドメーヌ コーセイの社長&エノログとして活躍中
 味さんは日本のミスターメルロ!


         チリで長年メルロと混同されていたカルメネール
 そのカルメネールの素晴らしさを世界に知らしめたのがエラスリスのチャドウィックさん
 ミスターメルロの片丘メルロと世界屈指のカルメネール『Kai』を利き比べしたくて、
 私は『kai』を持ち込ませていただきました🍷


 究極の『シャトー・オーゾンヌ1985』
 松尾さんが持ち込んでくださったのは、なんと、1985年VT!!!
 シャトー・メルシャン桔梗ヶ原メルローの初ヴィンテージも1985年でした。
 2015年に藤野・松尾両氏が語ってくださった貴重なメルローのお話
 ご笑覧いただけると嬉しいです!!!


 携帯電話をライト代わりにして、松尾さんと藤野さんが慎重にデキャンティング


      保存状態完璧、私はやっぱりボルドー派かな



 錚々たる3種の赤ワイン


 集合写真が何となくもやっているのでTakaさんも参加していた気がします。

 
                 🟡🟡🟡🟡🟡🟡


 帰路、閉館間近の北斎展へ


 撮影許可が出ていた人気の『神奈川県沖浪裏』

         土曜日だったので人出多し
         大好きなメンバーと会食&大好きな北斎の原画と対面できたので、
         私には最高の一日になりました!
         次回の福岡県人会は・・・晩秋かなぁ🤔

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