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“ミモザの日” 3年目を迎えたJoseph Perrier × Jalux のミモザキャンペーン [来日したワイン生産者&関係者(シャンパン)]

 春の花ミモザをテーマにしたシャンパーニュ プロモーション
ビジネスでは初来日のシェフ・ド・カーヴ ナタリー・ラプレイジュさんと1981年以降定期的に来日している親日家オットー・プシュビラ取締役

ナタリーさんはシャンパーニュ専門誌Bulles et Millésimesで2019年に女性初のセラーマスターオブザイヤーを受賞しました。おめでとうございます!
3月9日がお誕生日ということで、ランチ会場のラ・メゾン・キオイ(赤坂プリンス クラシックハウス内)が可愛いケーキ[バースデー]をプレゼント! ナタリーさんがワイン造りやメゾンについて語ったことは、ワイン王国様のWEBで紹介させていただきました!


ジョセフ・ペリエと輸入元Jaluxのコラボレーション、ミモザキャンペーンも3回目を迎えました。2018年にオットー取締役が行った来日記念ランチにメゾンの沿革等についてまとめているので添付しておきます。

毎年3月8日は国連が定めた国際女性デー、イタリアでは女性にミモザの花を贈る日ということで「ミモザの日」と呼ばれているそうです。

ジョセフ・ペリエの顔『キュヴェ・ロワイヤル・ブリュットNV』のラベルもイエロー、Jalux考案のミモザグラスも活躍しています。

アミューズはフォアグラのクリスピーサンド × キュヴェ・ロワイヤル・ブリュットNV、 双方のビスケット的な風味が相乗してイイ感じ!


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前菜は(左から)真鯛のカルパッチョ 熊太郎トマト、帆立と東京ブッラータチーズ 土佐酢のジュレ、ローストビーフ トリュフヴィネグレット


スペシャリテのオニオングラタンスープ
キュヴェ・ロワイヤル ブラン・ド・ブランNVは単独で味わうとファーストインパクトにきりりとした酸味が広がるのですが、オニオングラタンの溶けるチーズと玉ねぎの甘味と合わせるとシャンパンの酸味が緩和され、予想以上のナイスマリアージュに!


鰆のポワレ レモンバターソースと春野菜 × キュヴェ・ロワイヤル・ブリュット・ヴィンテージ2008。レモンで風味付けしたコクのあるバターソースでしたが、21世紀秀逸なヴィンテージ2008との勝負では分が悪い気がしました。むしろ、黒ぶどうの比率が高いキュヴェ・ロワイヤル・ブリュットのほうが合わせやすかったです、さすがメゾンの顔!


キュヴェ・ジョセフィーヌも2008ヴィンテージ!

メインの国産牛フィレ肉のソテー 下仁田葱、XO醤を使ったコクのあるソース。キュヴェ・ジョセフィーヌの複雑味がしっかり受け止めていました!


デザートは奈良県生まれのイチゴ“古都華”のパヴロバ


メレンゲとバニラアイスクリームがロゼ・シャンパンのブリッジ食材になり、春めく相性

プレスランチに登場したアイテム
(左から順に)
#1:キュヴェ・ロワイヤル・ブリュットNV
#2:キュヴェ・ロワイヤル・ブラン・ド・ブランNV
#3:キュヴェ・ロワイヤル2008
#4:キュヴェ・ロワイヤル・ロゼNV
#5:キュヴェ・ジョセフィーヌ2008



 2025年に200周年を迎えるジョセフ・ペリエ
 画像はすべて2019年11月の訪問時撮影
シャロン・アン・シャンパーニュに位置するジョセフ・ペリエ

6代目のベンジャミン・フルモンCEO@自社畑のあるキュミエールで

5年後に200周年を迎えるため、メゾンの改修が行われています、2020年夏に新しいセラー完成予定!


       ジョセフ・ペリエ自慢のセラーはガロ・ロマン時代の遺産

[ダイヤ]製品についてのお問い合わせはJalux ワイン部 Tel:03-6367-8756
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オディロン・ド・ヴァリーヌ醸造責任者が語ったシャンパーニュ『ゴッセ』の魅力 [来日したワイン生産者&関係者(シャンパン)]

 シャンパーニュで最も古い歴史を有する『ゴッセ』

1月中旬に来日した醸造責任者のオディロンさんと輸出担当マネージャーのカリナさん


入港前のアイテムを含めた貴重なテイスティングに参加させていただき、輸入元テラヴェール(株)様にはこころから感謝しています!


中国経由で来日したカリナさんは現地のお料理に接してカルチャーショックを受けたようですが、日本での開催場所トゥーランドット臥龍居では脇屋シェフのお料理にしっかり馴染んでいました。

フレッシュで深みのあるスタイル
ゴッセの特徴はサイトに明記してあるように、ノン・マロラクティック+長期熟成。それに関して、オディロンさんは「メゾンが大事にしていることは“フレッシュさ”と“深み”です」と語りました。つまり、リンゴ酸を生かした造り=MLFをしない(ノン・マロ)ことによってフレッシュさが保たれ、長い間澱と接触させること=シュール・リー状態にしておくことで長期熟成が可能になると。さらに「リンゴ酸を残すので、味わいのバランスを取る為に澱の存在がとても重要です」と言葉を添えました。
 
      ゴッセの未知なる部分

グランド・レゼルヴ・ブリュットNV(基本のブレンド比率はPN45%、CH45%、ムニエ10%、ドザージュ量7g/L。その年のぶどうの熟度によって若干変化)/参考上代8,400円(750ml)
メゾンの看板アイテム。オディロンさんは「ゴッセの核、ゴッセのハート」と表現していましたが、フレッシュさのベースになっているのは、何とシャルドネの澱。ゴッセでは、シャルドネを発酵させている時に、大きな澱だけを取り出し、発酵途中のピノ・ノワールのタンクに入れているそうです。そうすることで、新鮮さ、味の安定性、さらにはピノの色を脱色させる効果も!

 グラン・ロゼ・ブリュットNV&グラン・ブラン・ド・ブラン・ブリュットNV

グラン・ロゼ・ブリュットNV(基本のブランド比率はPN50%、CH50%、ドザージュ量8g/L。その年のぶどうの熟度によって若干変化)/参考上代9,800円 
ゴッセはロゼ・シャンパンのスペシャリストとしての自負があり、全体の12~13%を生産。温暖化の影響下、昔はピノ主体、近年はシャルドネの比率が多くなっている由。添加する赤ワインは8% (その年によって若干変化)で、 使用するのは、力強さのブージー、エレガントさのアンボネイ、ミネラル感のキュミエールの3村。サーモンピンクに少しオレンジを含んだ色調、木苺やストロベリーの果肉のフレッシュさ、軽いビター感とミネラル、口中ではクリーミーな質感。

グラン・ブラン・ド・ブランNV/参考上代11,000円
シャルドネ100%、ドザージュ量6g/L、発売当初から大きな反響を呼んだアイテムでゴッセのなかでは新参(2011年に初リリース)。目指しているスタイルはミネラルと少しの塩味と石灰由来の味わい。コート・デ・ブランのグラン・クリュのシャルドネをメインにモンターニュ・ド・ランス、ヴァレ・ド・ラ・マルヌのプルミエ・クリュをブレンド。繊細な気泡、白い花、蜂蜜、ブリオッシュ、溌剌とした酸とストラクチュア。余談ですが、来日中に体験したウニとの相性は最高とおっしゃっていました。



 色で合わせるマリアージュに挑戦 
 ロゼ × オマール海老


 収穫年の個性違いを思いきり体感

グラン・ミレジム・ブリュット2006 (左) と ディナーの2日前に到着したばかりのグラン・ミレジム・ブリュット2012(右)
参考上代2006年は9,800円、2012年は11,000円
「ゴッセにとってのミレジメは、立ち止まって、その年の景色を写真に撮るという考え方です」とオディロンさん。温かくてぶどうの成熟が進んだ2006年はピノの出来が良かったので、ピノの個性(豊潤)を前面に出し、冷涼年でシャルドネの出来が良かった2012年はシャルドネの個性(エレガントさ)を出すようにしたとのこと。それぞれの年の特徴が出ていて興味深い比較試飲になりました。


繊細でスマートな2012年、豊潤で包容力のある2006年

 例外的なキュヴェ“セレブリス”

(右から)
セレブリス・エクストラ・ブリュット・ロゼ2007/参考上代28,000円
セレブリス・エクストラ・ブリュット2007/参考上代28,000円
セレブリス“セレブリッシム”1995/参考上代70,000円
セレブリスは30年間で、1988年、1990年、1995年、1998年、2002年、2004年、そして最新ヴィンテージ2007年の7ヴィンテージのみ生産。「ミレジムの重要性は“その年そのもの”ですが、セレブリスは、まず“セレブリスありき”で、ミレジムはその後からついてきます。つまり、セレブリスの生産年は、カーヴで我々が造りたいと思っている仕事をすべて自然がやってくれる年なのです。量的にも少ないので例外的なキュヴェです」とオディロンさんは語りました。

セレブリス・エクストラ・ブリュット・ロゼ2007 (基本のブレンド比率はPN41%、CH59%、添加する赤ワインは7%、ドザージュ量5g/L)
淡いロゼ、ベリー系果実(ストロベリー、ブルーベリー、フランボワーズ)、バラ、スミレ、柑橘果実の酸味と内果皮のビター感、エレガントに広がる余韻

セレブリス・エクストラ・ブリュット2007(基本的なブレンド比率はPN43%、CH57%、ドザージュ量3g/L)
輝きのある黄金色、密を含んだサン富士、熟した果実、ミネラル、ヨード、若干の塩味、フレッシュ且つ中盤以降口中に広がる凝縮感、ノン・ドゼに近い糖分量ながらぶどうの熟度由来の甘さが好印象

最後に披露されたセレブリス・セレブリッシム1995は、ゴッセの最新アイテムで1,000本のみ造られ、日本には120本程度の入荷。この特別なシャンパンは、ワインのこころで紹介しています!


 プレスディナー後感

ゴッセは時間をとても大切にしているメゾンであることが良くわかりました。「本当のシャンパン好きの方、シャンパンが時間の経過によって形成されていくものであることを理解してくれている方、そしてシャンパンの持ち味はフレッシュさにあることがわかっている方に、セレブリスを味わっていただきたい」と力説していたオディロンさん。
400年続くアイ村出身の名家ゴッセ家に資本参加したルノー・コアントロー家のジャン・ピエール・コアントロー現当主も、そのことを十分理解しているので、ゴッセのシャンパン造りを寛大な態度で見守ってくれているとおっしゃっていました。
私が何より驚いたのは、「1996年ヴィンテージがまだセラーで眠っている」とのお話を伺ったことです。偉大な選手の登場は最後の最後とのことなので、当分、市場に出すつもりはないようです。1996年ヴィンテージのリリースが待ち遠しいです!

◆製品についてのお問い合わせはテラヴェール(株) TEL 03-3588-2415
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世代交代したシャンパンメゾン『ボワゼル』、マダム・エヴリンが息子に繋ぐ“ルーツと翼” [来日したワイン生産者&関係者(シャンパン)]

『ボワゼル』の5代目エヴリン・ロック=ボワゼルの引退アナウンスディナー

随所に細やかな気遣いが!



1973年に母親と共にメゾンを継承し、1985年に正式に社長職に就いたエヴリン・ロック=ボワゼルさんは情熱と誇りを糧に、今年の1月までメゾンの顔として活躍してきました。初来日した次男フロラン・ロック=ボワゼルさんは、今年、6代目を継承しました。今回来日していませんが、長男のライオネル・ロック=ボワゼルさんはマネージングディレクターに就任しています。
画像はボワゼル親子とディナーの仕切役を務めたウィラハンご夫妻。深い信頼関係で結ばれています。

New City Club of Tokyoの和食と合せて
テーマは日本の秋の味覚とボワゼルのシャンパーニュのマリアージュ!

先付けは鮑花林糖 揚げ銀杏 肝ソース × グラン・ヴィンテージ2008
御椀は松葉蟹真薯 蕪 法蓮草 柚子 × ジョワイヨ・ドゥ・フランス2004 (お出汁は2008)


お造りは河豚白子和え × ジョワイヨ・ドゥ・フランス・ロゼ2007


凌ぎは穴子の飯蒸し はじかみ × ジョワイヨ・ドゥ・フランス2004


煮物は海老芋揚げ出汁 × ジョワイヨ・ドゥ・フランス・ロゼ2007
ボワゼル親子にとって初体験だった“海老芋”の現物を披露!


のど黒醤油焼 大黒しめじ × ジョワイヨ・ドゥ・フランス・ロゼ2007


フロランさんが手持ちで運んでくださった逸品『ジョワイヨ・ドゥ・フランス1989』
旨味、バランス、奥行きのシャンパンでした、美味!


酢の物は香箱蟹 黄菊 胡瓜 × ジョワイヨ・ドゥ・フランス・ロゼ2007

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食事は雲丹蕎麦 キャビア乗せ × ジョワイヨ・ドゥ・フランス1989
甘味として登場した洋梨のゼリー掛け × グラン・ヴィンテージ2008

テイスティングしたアイテム

(左から)
◍ウェルカムシャンパンとして
#1:ブラン・ドゥ・ブラン シャルドネ
「歴史的なキュヴェで、100年以上にわたり生産しています」とフロランさん。GCのシュイィ、ル・メニル・シュル・オジェ、クラマンとPCのヴェルテュのシャルドネを使用。表現力、ポテンシャルのあるアイテム

◍ディナーで供出
#2:グラン・ヴィンテージ2008
ワインメーカーが笑顔になったヴィンテージ、偉大な2008年、力強さと複雑味、ぶどう品種はシャルドネ50%とピノ・ノワール50%、ドザージュ4g/L
#3:ジョワイヨ・ドゥ・フランス2004
メゾンのプレステージ・キュヴェ。エヴリンさんが命名したシャンパンでジュエル“宝石”の意味を持つ。ジョワイヨだけは樽使用(全体の5~20%)のワインを使用、2004年ヴィンテージの樽比率は10%、澱との接触は12年間で、その後デゴルジュマン。ぶどう品種はピノ・ノワール60%、シャルドネ40%
#4:ジョワイヨ・ドゥ・フランス ロゼ2007
2000年が初ヴィンテージ、2004年に続き、2007年が最新ヴィンテージ。色調は淡いピンク、果実味があり、ドライフルーツやオレンジの砂糖漬け、タンニンのニュアンスも。ぶどう品種はシャルドネ38%、ピノ・ノワール62%(うち、10%はレ・リセのピノ・ノワールをブレンド)。ドザージュ4g/L
#5:ジョワイヨ・ドゥ・フランス1989
この日の為に特別に用意されたアイテム。豊潤な味わい、熟成させることでメゾンの真髄を発揮、ぶどう品種はピノ・ノワール60%、シャルドネ40%

長年の友情のあかし

通訳を務めたウィラハン・マミさんとマダム・エヴリンの素敵な笑顔!!


小松カメラマンの仕事ぶりをキャッチ!


全員集合の記念画像

マダムが語った“Roots and Wings”

日本の秋の味覚をいけばなで表現

エヴリンさんが好きなことわざ
There are two lasting things we give our children. One is roots and the other is wings.
我々が子供たちに永続的に与えることができるものがある、1つは “ルーツ” で、もう1つは“翼”である

ルーツはボワゼルの5世代にわたる歴史。フロラン新当主も「自分にも3人の子供がいるので、7代目に繋いでいきます」と笑いながら語っていました。
翼は未来に向かって共有できる幸せ、飛び立って新たなものを造り出し、将来の約束を伝えていく幸せを意味しています。
シャンパーニュ・ボワゼルは1834年に、オーグスト・ボワゼルと妻ジュリー・マーティンによって設立されて以来、家族経営を貫いていますが、新しいキュヴェを造り、流通のイノベーションを図り、国際的な評価を上げる等、各世代がメゾンに様々な貢献をしてきました。新世代の更なる発展を祈願しています!!!

[NEW]ワイン王国様のFBも併せてご笑覧くださいませ!!
https://www.winekingdom.co.jp/_ct/17322927

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「ペリエ ジュエ グラン ブリュット」新デザインローンチ晩餐会スペシャルコラボレーション with ピエール・ガニェール [来日したワイン生産者&関係者(シャンパン)]

ペリエ ジュエ × ピエール・ガニェールの贅沢なコラボレーション

ANAインターコンチネンタルホテル東京36階『ピエール・ガニェール』絶景です!
テーブル上のボトルが新デザインになった『グラン ブリュット』
最左にあるブラン・ド・ブランやブラゾン ロゼはすでに瓶形が新バージョンに変わっているので、クラシックラインの最後を飾るのがグラン ブリュットになります。満を持しての登場です。 


秋の装いのアミューズ・ブッシュ


左から順に
マーテル・マム ペリエ ジュエ社セザール・ジロン会長兼CEO、ペリエ ジュエの最高醸造責任者エルヴェ・デシャンさん、ペルノ リカール ジャパンのマーケティング本部長のヤン・ソエネンさん、ペリエ ジュエの今期コラボレーション・アーティストのアンドレアス・マンクーゾさん

マンクーゾさんがデザインしたシャンパーニュ・グラス

ディナーの場で公式に使うのは本邦初!
グラスは3色あり、グリーンは自然、ローズはロゼ、アンバーはシャンパンで、ペリエ ジュエの各アイテムのキュヴェを表現しています。

ガニェールさんも来日!

そして・・・
晩餐会でのコラボレーションは美食の巨匠ピエール・ガニェールさん!
「ペリエ ジュエはシャンパンの精神を大事にしているメゾンなので、コラボレーションできて嬉しく思いますし、16年間、私と共に仕事をしてきたシェフと一緒にお料理を提供できることも喜ばしい」と挨拶しました。
ガニェールさんの来日に伴い、10月19日~24日までスペシャルコラボレーションメニューを提供していました。

席決めはスプーンで


セザール・ジロンCEOは35年程前、早稲田大学商学部に在籍なさっていたそうで、冒頭の挨拶は綺麗な日本語でした。晩餐会の歴史について触れ、“スプーン”についても語りました。
かつて、晩餐会の主催者がお客様をご招待する際には、スプーンも一緒に贈るという風習があったそうです。ゆえにディナーではそれを模したスタイルで席次決めすることに。今回、お招きを受けた人たちは綺麗に並べられたスプーンの中から1本選び、柄に刻まれた数字のお席に座ることになりました。私はNo.10、とっても小粋なおもてなし!


ディナーのスタートは、2年前にデビューしたペリエ ジュエのブラン・ド・ブラン


毛蟹と昆布のナージュ カリフラワーのスミテ
貝類のマリニエールと牡蠣のアイスクリーム


帆立尽くし!
帆立貝のラメル パルメザンチーズの香る梨と根セロリ
帆立貝のロースト
帆立貝のムースとブイヨンゼゼット


ベル エポック2012を料理に合わせて


クリスタル製ハンドメイド!


カボチャのヴルーテ 黒にんにくと柚子をファルスしたレタス


鱗焼きにした甘鯛 アンディーブともやし アンチョビバター



家具と照明デザインのバックグラウンドを持つミラノ拠点のイタリア人デザイナー
アンドレアス・マンクーゾさんは「ペリエ ジュエからミッションの話がきたのは1年前です。1個作成するのに1週間かかります。グラスもシャンパンも完成までの過程に共通するものがあり、エルヴェさんから様々なインスピレーションを得て、形にすることができました」と挨拶。


黒鮑 蒸した鴨フォアグラ 季節のキノコ ディアブルソースと共に


ペリエ ジュエ グラ ングリュットのジュレ
とろみをつけてグレープフルーツロゼと生姜


ベルエポックのロゼ2010はお料理とデザートに合わせて


黒毛和牛フィレ肉と雲丹 ロマネスコと磯の香るジャガイモのピューレを添えて


フランス ベルナール・アントニーさんの熟成チーズ
秋のハーブ 塩味を効かせたヘーゼルナッツ 自家製ミュースリー


柚子のシロップでポッシェした洋梨
パッションフルーツの香る洋梨のクーリー 
ペリエ・ジュエロゼのサバイヨン アマレットのソルベ
花束 バラの香る黒豆とアプリコット ピスタチオのパルフェ・グラッセ


アンバーカラーのグラス



お披露目されたペリエ ジュエ グラン ブリュット
繊細なボトルネック、フェミニンな肩のラインのボトルは1955年からメゾンにあったそうです。女性的なイメージのペリエ ジュエらしさを反映させたフォルムです。シャルドネ20%、ピノ・ノワール40%、ムニエ40%、白い花、白桃や梨、グレープフルーツのすがすがしく心地よい果実のニュアンス、バニラやブリオッシュの香り、口中では快活な溌剌感と深みのある熟成感が混じり合い、軽いビターさと優しい余韻



ディナーでご一緒したペルノ・リカールのジロンCEOやヤンさん、エルヴェさんを交えた集合写真。翌日25日はシャンパーニュ騎士団のガラ・ディナーでもヤンさんとエルヴェさんと再会できました!!




コラボレーション・アーティストのマンクーゾさんと一緒に!

数年前に韓国のロッテホテルの『ピエール・ガニェール』に行った時、ご本人がいらしたのですが、その時は通常のメニューでした。今回はペリエ ジュエのグローバルインフルエンサーとして契約したガニェールさんが、期限限定で提供したスペシャルメニューだったので、もの凄い気合を感じました。
牡蠣がダメな私でも牡蠣のアイスクリームは食すことができましたし、ユニークなもやし使いも面白かったです。すべての食材に神経が行き届いていて、素晴らしい印象でした。
ベル エポックはしなやかに料理に寄り添っていました。晩餐会にお招きくださったペルノ リカール ジャパン様に感謝しております、ありがとうございました!!

■製品についてのお問い合わせはペルノ・リカール・ジャパン ℡03-5802-2671

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ブランド史上初「No.」入り製品として新登場のローラン・ペリエ『グラン シエクル』 [来日したワイン生産者&関係者(シャンパン)]

ローラン・ペリエ チーム勢揃い!

(左から)
来日したギヨーム パイヤールLPインターナショナル キー アカウントマネージャー&日本・韓国担当マネージャー、マルセル ベルトLPアジア総括ディレクター、アレクサンドラ ペレイル ドゥ ノナンクール当主、ミッシェル フォコネ シェフ・ド・カーブ、ステファン ダルヤック社長&日本在住のフィリップ ソーゼット LPブランドアンバサダー

60年の歳月を経て・・・


ネックラベルに「No.」を記したグラン シエクル
No.24は2004年2006年2007年の3ヴィンテージによって構成されています。


前当主ベルナール・ドゥ・ノナンクール氏が1948年に、ローラン・ペリエ(LP)社を引き継いで、わずか40年足らずで、100位から世界第4位に躍進したことは良く知られています。彼は新たなアイテムを次々と世に送り出してきました。その最高傑作はトップキュヴェの『グラン シエクル』、名付け親はあのシャルル・ド・ゴール大統領です。
この時、ドゥ・ノナンクール氏は39歳! 
1952年、1953年、1955年の3ヴィンテージをアサンブラージュ(ブレンド)して完成させた『グラン シエクル』のデビューは1959年でした。

アサンブラージュ(ブレンド)する理由
1950年代、ドゥ・ノナンクール氏が考え続けていたこと、それが“パーフェクトなヴィンテージの創造”です。

気候は毎年異なり、1度として同じ気候はない。シャンパン造りにおいて、たった1つのヴィンテージで、すべてを完璧に表現することは不可能である。ゆえに自然界が我々に決して与えてくれない“完璧さ”を追求するには、“複数のヴィンテージをブレンドする”こと。それこそが完璧なシャンパン造りの道である。

ベールを外したグラン シエクル
LPではこの70年間で29回ヴィンテージシャンパンを生産しています。
グラン シエクルに使用する品種はシャルドネ約55%、ピノ・ノワール約45%、ドザージュ約7g/Lで、3ヴィンテージをブレンドしますが、核をなすのは一番若いヴィンテージ。ぶどうの出処はシャンパーニュ地方にある317のクリュのなかのグラン・クリュだけで、白ぶどうはアヴィーズ、クラマン、シュイィ、ル・メニル・シュール・オジェ、黒ぶどうはアンボネイ、ブージー、マイィ、ヴェルジを中心とした11のグラン・クリュ。但し、デビュー以来、ブレンドしている3ヴィンテージについては非公開でした。

アレクサンドラ当主は「家族経営としてのメゾンを構築し、革新的なブランドとして発展させることが父ベルナール ドゥ ノナンクールの挑戦だったとしたら、メゾンの独立性を確たるものにすることが私と妹ステファニーの使命です」と語り、偉大な父親がブレンドの妙を生かして誕生させた『グラン シエクル』に、新情報を加えることを決断しました。

シェフ・ド・カーブが語った4つのグラン シエクル

1973年から3代目シェフ・ド・カーブとして活躍しているミッシェル・フォコネ氏、2014年以来の来日でした。その折の貴重なグラン シエクルテイスティングも載せておきます!


創業200周年の2012年に完成したグラン シエクルだけの醸造施設(2018年11月撮影)

最高峰のものは時(の経過)がそれを教えてくれる。長熟なシャンパーニュはセラーで時を重ねていくことで、それが表現できる(ミッシェル・フォコネ)

グラン シエクルの熟成期間は最低でも8年を要します。
フォコネ氏は、バランスの良さ力強さエレガントさ、の3つの特長が突出しているシャンパンを造るために、3つのヴィンテージをブレンドした“マルチヴィンテージ”を採用し、ドゥ・ノナンクール氏が求めていた最高峰のシャンパン造りを手掛けています。


最新バージョンNo.24
3ヴィンテージは、酸はソフトながら骨格ある酒質の2004年、繊細かつエレガントな2006年、しっかりした酸を備えた2007年。色調は輝きのある淡いイエロー、細やかな気泡、フレッシュ感とシャルドネ由来の酸、シルキーなタッチ、今後の熟成が楽しみ。

現行ヴィンテージはNo.23

3ヴィンテージは、骨格のある2002年、爽やかさの2004年、No.23の中心となるヴィンテージでシャルドネのフィネスと繊細さの2006年。淡いゴールド、香りのインパクトはNo.24より際立ち、中盤から後半にかけての蜂蜜の要素好印象。石灰由来の香り、ミネラル、若干のビター感、今飲んで美味しいアイテム。

No22はマグナムでサービス


大容量は通常のボトルより熟成期間が長いのが特徴。15年間セラーで寝ていたシャンパン。3ヴィンテージは、フィネスとエレガンスの1999年、骨格の2002年、爽やかさとまるみの2004年。色調は深みのあるゴールド、 香りに複雑さがあり、柑橘果実、なかでも レモンやグレープフルーツ、ビスケットやブリオッシュ、中盤からグラン シエクルらしい蜂蜜のニュアンス、シルキーで爽やか。


ステファン ダルヤック社長とエレガントな女性当主アレクサンドラさん




特別供出されたのはLP創業200周年のためにリリースされた『レ・レゼルブグラン・シエクル』。No.17はシャルドネが完璧だった1990年、エレガントさの1993年、骨格の1995年の3ヴィンテージから構成されており、カーヴのなかでは“キュヴェ №571J”と呼ばれていました。ボトルのネック部分には職人の手による黒いひもが巻かれています。



セラーで24年間過ごしてきたシャンパン。白をベースにした綺麗なイエローで、香りにも味にも古酒の風味。最初に柑橘系果実、ヘーゼルナッツ、蜂蜜、さらに熟成によるモカや焙煎香、スーボワの香りが広がり、口中ではシームレス、滑らかな舌触りで魅力的!


パークハイアットでサービスを担当したソムリエ諸氏


(左から供出順に)
No.24(2004/2006/2007)
No.23(2002/2004/2006)
No.22マグナム(1999/2002/2004)
No.17(1990/1993/1995)


アレクサンドラさんとは昨年以来の再会で、とっても幸せでした!


2007年もパークハイアット東京

2007年、ローラン・ペリエの輸入元がサントリーワインインターナショナル(株)に変わった時のお披露目イヴェントで、櫻井前社長とアレクサンドラさんの握手シーン。
この時の会場もパークハイアット東京でした。ローラン・ペリエにとっては節目の時にふさわしいホテルなのかも知れません(笑)

ブランド特設サイト公開
順次、「No.」のグラン シエクルがリリースされますが、No.ごとのヴィンテージは、サイトで閲覧可能です!

■製品についてのお問い合わせ先
サントリーワインインターナショナル株式会社(お客様センター)/ ℡0120-139-380

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ドゥ・ヴノージュのジル・ドゥ・ラ・バスティエール社長来日で『Princes Brut Tour Eiffel』を本邦初披露!! [来日したワイン生産者&関係者(シャンパン)]

ヴィレッジ・セラーズ(VC)が昨年12月から輸入を開始したシャンパン『ドゥ・ヴノ―ジュ』からジル・ドゥ・ラ・バスティエール社長が来日し、エッフェル塔建設130年記念ボトルの『プランス・ブリュット・トゥール・エッフェルNV』を含む8アイテムをプレスランチで披露しました。
会場はマンダリンオリエンタル東京の『シグネチャー』、お料理は5月末に3代目総料理長としてお披露目・就任なさったルーク・アームストロング氏、ワインのサービスは加茂文彦シェフソムリエで、とても心地良いものでした。

今年1月のシャンパン講座でドゥ・ヴノージュにフォーカスしました。メゾンやアイテム等の全体像をつかんでいただくために、ブログをご一読いただけましたら幸いです。

とっても気になるエッフェル塔ボトル

2005年に社長職に就いたジル・ドゥ・ラ・バスティエール社長
手にしているのは日本で初めて披露された『プランス・ブリュット・トゥール・エッフェルNV』

ドゥ・ヴノージュは1837年にスイス人のアンリ・マルク・ドゥ・ヴノージュが65歳で興したメゾンですが、妻が資産家の娘(ミラノ市長を務めたBelinzaghi Family/ベリンザギー家出身)だったこともあり、資金的な苦労はなかったようです。19世紀末のドゥ・ヴノージュは100万本以上を生産し、モエ・エ・シャンドン、モノポル・エドシックと並ぶトップ3に名を連ねていました。

ドゥ・ヴノージュ自体、自社畑は所有していませんが、80㌶分のぶどうは供給可能で、150年以上の取引をしている契約農家もあります。現在の年間生産量は100万本以下、質を重視するメゾンです。1998年にボワゼル・シャノワーヌ、シャンパーニュ・グループ(BCCグループ)の傘下となり、2006年からランソンが参入したので、今はLANSON-BCCに。同グループはシャンパーニュ業界第2位のボリュームを誇っています。
ジル・ドゥ・ラ・バスティエール社長は「グループ内ではボトルのまとめ買いや流通で融通が効きますし、ロゼに使うPNはレ・リセに40㌶の畑を持つアレクサンドル・ボネから譲り受けています」と説明していました。
また、昨今、シャンパーニュ地方では女性のシェフ・ド・カーヴが増えていますが、ドゥ・ヴノージュでも1998年からイザベル・テリエ女史が活躍しています。前任のエリック・ルベル氏(現在クリュッグの最高醸造責任者)と3年間共に働き、指導を受けたそうです。


適切な供出温度で状態完璧、当日のサービスを担当してくださった加茂シェフソムリエ
(左から)コルドンブルー・ブリュットNV、同ロゼNV、プランス・ブラン・ド・ブランNV、同ブラン・ド・ノワールNV、同トゥール・エッフェルNV、ルイ15世2008、ルイ15世1996、プランス・ロゼNV


NVプランス・ロゼが〆のアイテム!
PN100%(ヴェルズネイ80%、レ・リセ20%)で平均樹齢45年、レ・リセの赤ワイン(PN)を6%ブレンド、ベースワインは2013年、ドザージュ6g/L、デゴルジュマンは2019年1月。爽快で赤い果実とミネラルが特徴


3代目総料理長は豪州出身

アームストロング氏は北海道の雲丹やブルターニュ産のオマール、鹿児島産の黒豚等を使い、ドゥ・ヴノージュとの至福の世界を展開



雲丹のミネラル感と甘さ、その後に、ねっとりとした食感が広がり、極上の味わい!
コルドンブルーのミネラル、ロゼのタンニンが雲丹の様々な要素を引き出す印象


コルドンブルーの裏ラベルにはデゴルジュマンの年月(2018年2月)、ドザ―ジュ量(6.1g/L)の記載があり、QRコードでボトル情報が確認できます!

現在市場に出ているNVのベースワインは2013年、リザーヴワインは2年迄さかのぼるので、通常なら2012年と2011年を20%使用します。但し、このNVのリザーヴワインは2012年のみ20%、2011年は出来が良くなかったので使っていません。グラス内の温度上昇で味わいにまるみ、芯のある酸の存在を感じました。

<新情報>
ベースワインが2014年に変わる段階で、品種のブレンド比率はCH、PN、PM各3分の1に変更予定。今までより、シャルドネを多く使うことで、エレガントさをより強調する狙いとのこと。
2018年にコトー・シャンプノワ(非発泡性ワイン)の白2,000本とロゼ1,000本を生産。2002年にも生産しています。「販売するのが難しい商材でしたが、近年ブルゴーニュワインが高騰していることもあり、以前よりは売りやすくなりました」とジル・ドゥ・ラ・バスティエール社長


インゲン豆のサラダ ヘーゼルナッツ 山形産桃とソテーしたフォアグラ
ヘーゼルナッツの香ばしさとフォアグラの柔らかい食感が絶妙


コルドンルージュ・ロゼNVのベースワインは2014年、品種はピノ・ノワール60%、ムニエ20%、シャルドネ20%で、レ・リセのピノ・ノワールを8%(通常6~8%)ブレンド、ドザージュ7.8g/L
<新情報>
ドザージュ量に関して現在の7.8g/Lを、次のデゴルジュマンで6.9g/Lに変える予定


プランス・ブラン・ド・ブランNVのベースワインは2012年、リザーヴワインは2010年を20%使用。ドザージュ6g/L、デゴルジュマンは2018年。メニル・シュル・オジェ80%とトレパイユ20%のシャルドネを使っていて、前者のキレと力強さ、後者のまろやかさがバランスの良い味わいに。気泡の繊細さが5年間の熟成を物語っています!


ブルターニュ産オマール海老のバターロースト アスパラガス イエローワインソース(海老の味噌とヴァン・ジョーヌを使ったソース)



パリのシンボル“エッフェル塔”が描かれた『プランス・ブリュット・トゥール・エッフェルNV』
1889年に開催されたパリ万国博覧会のために建設されたのがエッフェル塔であり、その時の公式パートナーがドゥ・ヴノージュでした。そのご縁から、ちょうど130年目にあたる本年、パリ市からライセンスを取得して、リリースさせたのがこのシャンパンです!
ベースワインは2013年、シャルドネ、ビノ・ノワール、ムニエを各3分の1ずつ使用、ドザージュ6g/L、生産本数は限定15,000本、そのうち500本のみ日本で12月末発売予定、楽しみです!


金目鯛フィレのロースト あおりイカとソテーしたポワロ葱
魚の鱗をパリパリにした食感が魅力!

プランス・ブラン・ド・ノワールNVのベースワインは2013年、ヴェルズネイ80%とレ・リセ20%のピノ・ノワールを使用。ドザージュは6g/L、デゴルジュマンは2019年1月。ヴェルズネイのフレッシュでエレガントなタッチとレ・リセの軽快かつ繊細な要素がうまく融合したアイテム。

ドゥ・ヴノージュがデザインし、意匠権を有す瓶型


カラフェ型のボトルは1858年にオランダ王室オラニエ公(王太子)へのオマージュとして造られたもので、当時はロレーヌ地方の『サン・ルイ』が製作していました。1961年にドゥ・ヴノ―ジュが意匠権を得て、シャンパンボトルとして使用を開始しました。ジル・ドゥ・ラ・バスティエール社長から「研究の結果、通常の瓶型と比べて、酸化が緩やかであることが判明しています。ルミアージュも機械で行っていますが、特殊な瓶なので、500本入れるところを200本程度にしています」との解説あり!


黒豚ロースのグリル 京人参 春野菜 シャルキュトリソース



20世紀と21世紀の秀逸なヴィンテージの利き比べ、共にドザージュ6g/L、デゴルジュマン2018年1月です。
溌剌とした口当たりで酸味豊かな2008、ぶどう品種はピノ・ノワール50%(ヴェルズネイ41.5%、ブージー8.5%)、シャルドネ50%(アヴィズ20%、クラマン15%、メニル・シュル・オジェ15%)、2008年ヴィンテージはメゾン初のノン・マロ(非MLF)、今後造るものはすべてノン・マロになる由。まだまだ若いですが、複雑味に富み、長期熟成が楽しみなシャンパン

熟練の味わいの1996、ぶどう品種はピノ・ノワール50%(ヴェルズネイ、アンボネイ、マイィ、ブージー)とシャルドネ50%(アヴィズ、クラマン、オジェ、シュイィ)、ゴールドの色調で、古酒に由来する焙煎香やココア、気泡はワインに溶け込みシームレス、全体的に優しい印象、スリムなスタイル。「かなりの量をストックし、毎年3,000本ずつデゴルジュマンをしています。今年も行いました。今、ようやく、バランスが取れ始めてきました」とジル・ドゥ・ラ・バスティエール社長


沖縄産黒砂糖とホワイトチョコレートのタルトには甘酸っぱいベリーのソースを使っていたので、プランス・ロゼの赤系果実のニュアンスと相乗し、チョコのポリフェノールとロゼの若干のタンニンが良いバランス!


7~8年前からシャンパンの扱いを開始したヴィレッジ・セラーズのリチャード・コーエン社長&中村芳子専務、新規メゾン『ドゥ・ヴノージュ』の動きも快調なので、ジル・ドゥ・ラ・バスティエール社長も満身の笑顔!

製品についてのお問い合わせはヴィレッジ・セラーズ(株)
TEL:0120-106-876 / FAX 0120-288-788
E-Mail:wine@village-cellars.co.jp
FB:https://www.facebook.com/villagecellars

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デュヴァル=ルロワ × アンド・エクレの世界 by アイコニック ワイン・ジャパン [来日したワイン生産者&関係者(シャンパン)]

2018年7月から輸入元はアイコニックワイン・ジャパン

ジュリアン・デュヴァル=ルロワ副社長(左)とアイコニック ワイン・ジャパン(株)のダンバー・アンドリュー社長

先月、シャンパンメゾンデュヴァル=ルロワのジュリアン・デュヴァル=ルロワ副社長が来日して、『デュヴァル=ルロワが誘うシャンパーニュの調べ』と題するランチセミナーを行いました。10ヶ月ぶりの再会でしたが、前回と異なっていたのが輸入元さん。昨年7月からアイコニック ワイン・ジャパン(株)に変わりました。



沿革についてはジュリアンさん、通訳はメゾンの顔として活躍中のジャパン・アンバサダー、ドッヴィッレ・アントニーさん。

ヴェルテュに住んでいたぶどう栽培業者のデュヴァル家とランスに住んでいたネゴシアンのルロワ家の結びつきからメゾンの歴史が始まり、今に至るまで家族経営を貫いています。ジュリアンさんの母キャロルさんは夫が亡くなった1991年に、5代目当主となり、遺言を守りながらメゾンの発展に尽力。会長職に就いた今もメゾンをけん引しています。
デュヴァル=ルロワは当主が女性というだけでなく、シェフ・ド・カーブも女性で、1991年にサンドリーヌ・ロジェット=ジャルダン女史が就任しました。
メゾンのシンボルとも言える、“ファム(女性の意味)・ド・シャンパーニュ”のボトルは女性らしいフォルムで、3人の息子(ジュリアン、シャルル、ルイ)のイニシャルが刻印されています。
キャロル会長は昔からソムリエの育成に力を入れており、本国のみならず、日本の(一社)日本ソムリエ協会の若手ソムリエ育成プログラムのスポンサーになっており、毎年入賞者をフランスに招待しています。また、ガストロノミー文化の継承にも貢献、2年前にルレ・エ・シャトーのオフィシャル・スポンサーになりました。


供出されたシャンパン

(右から)
#1:ブリュット・レゼルヴNV
ベースワインは2012年、リザーブワインは2009年、2010年、2011年
ぶどう品種:ピノ・ノワール60%、ムニエ30%、シャルドネ10%(リザーブワイン40%)、ドザージュ:8g/L、ステンレスタンク内で発酵・熟成、MLF有、最低30ヶ月瓶熟成

#2:フルール・ド・シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ブリュットNV
1911年から生産しているアイテム
ぶどう品種:シャルドネ70%、ピノ・ノワール30%、ドザージュ:8g/L、ステンレスタンク内で発酵・熟成、MLF有、最低30ヶ月瓶熟成、“フルール(花の意味)”と命名された花のような香りを放つ主力シャンパン

#3:ファム・ド・シャンパニュ・グラン・クリュNV
ベースワインは2004
ぶどう品種:シャルドネ80%、ピノ・ノワール20%、ステンレスタンクで発酵、MLF有、13%をオーク樽で9ヶ月熟成(使用樽中心)、瓶内熟成8年以上を経て出荷

#4:ミレジム・プレスティージュ・ブラン・ド・ブラン・グラン・クリュ・ブリュット2006
ぶどう品種:シャルドネ100%、ドザージュ:3.6g/L、ステンレスタンクで発酵・熟成、MLF有、4%を樽で9ヶ月熟成(使用樽中心)

#5:ロゼ・ブリュット・プレスティージュ・プルミエ・クリュNV
「市場の10本に1本はロゼ」とドッヴィッレ・アントニーさん
ぶどう品種:ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%、ドザージュ:10g/L、ステンレスタンクで発酵・熟成、MLF有、最低30ヶ月瓶熟成


訪問時、ぶどう畑でウサギ発見(オレンジ色の部分)、自然の宝庫!

ガストロノミーのためのシャンパン



アンド・エクレのオリヴィエ ロドリゲスエグゼクティヴ・シェフ
デュヴァル=ルロワとは、今回が初コラボではなく、沖縄のイベントでタグを組んだとのこと。マリアージュの基本を、調和とコントラストと語っていました。

双方の共通要素を生かして

紅玉りんごを様々な形で・・・
シャンパンと生(なま)りんごのフレッシュな酸味、泡とムースの滑らかな食感にココアパウダーをまぶすことで、シャンパンの香りとも同調させる組み合わせ
デュヴァル=ルロワの実力を示す主要アイテム、柑橘系果実、白桃、スパイスの香り、綺麗な酸味が広がり、安定感のある味わい


雲丹のブラマンジェ&カリフラワーのムースとカボス
シャンパンと雲丹の共通要素は“ミネラル”、カボスの香りが、フルールの香りを引き立て、#1同様、穏やかな気泡はムースのクリーミーさと渾然一体。シャンパンにベジタルな要素があるので、カリフラワーとも相乗


アプリコットクルートをまとったホタテ貝&時色平茸のリソレ
オリヴィエ ロドリゲスエグゼクティヴ・シェフが選んだシャンパンは“ファム”
熟した果実、ドライフルーツ、スパイス、樽由来のヴァニラ、ロースト、マッシュルーム、中盤以降の重厚感
私感:NVのファムは初体験、当日のマイベスト、さすがファム! 料理とシャンパンの力関係が均等ではなく、ファムのほうが強かったような・・・女性(ファム)でも芯の強いタイプなので、マリアージュ的にはメインのホロホロ鶏胸肉と合せたほうがバランスが良かった印象


山梨県産ホロホロ鶏胸肉のシュプレームソース&京人参 
ブラン・ド・ブランの白と生クリーム、バター、レモン汁を使ったクリーミーな白いソース。シャンパンと食材の酸とミネラル、トリュフをまぶすことで、シャンパンの熟成感とも合わせて


淡雪イチゴと柚子のブリオッシュパンベルデュ&とちおとめのソルベ
「香りと味わいの調和」とシェフ。色でも五感を刺激する一品。シャンパンと淡雪いちご、とちおとめ、柚子3品の酸の調和、柚子はシャンパンと食材のつなぎ役として大事な存在!


デュヴァル=ルロワについてのお問い合わせ先はアイコニック ワイン・ジャパン
℡044-863-8157
URL:http://www.iconicwinejapan.com

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『メゾン マム』のRSRV ロゼ・フジタ発売記念ディナーはレオナール・フジタの作品と共に! [来日したワイン生産者&関係者(シャンパン)]

メゾン マム RSRV(アール・エス・アール・ヴイ) のニューフェイスは『ロゼ・フジタ』


スペシャル・ディナーの会場はミシュラン二つ星ピエール・ガニェール
現在、世界で14店舗を展開、高級レスランからビストロ、ステーキハウス等、様々なジャンルに取り組んでいます。この日は赤坂洋介エグゼクティヴ・シェフがウルトラプレミアム・レンジのメゾン マムRSRVのシャンパンに合わせた素晴らしい料理を考案してくれました。

デイデイエ・マリオッティ最高醸造責任者のナビゲートで

レオナール・フジタの絵画とディディエ氏

今年はレオナール・フジタ没後50年

Photo by Fumiko
ランスのメゾン マムと至近距離にあるノートルダム・ド・ラぺ礼拝堂
レオナール・フジタの思いが今も息づいています。

ウェルカムシャンパンはグラン コルドン


テーブル上にあるプリント物は銀座『日動画廊』の紹介文です。
ディナー会場には長谷川徳七社長ご夫妻のご厚意により貸し出されたフジタの8作品(時価4億円以上)が展示されており、ご夫妻も同席なさっていました。
昭和8年に同画廊に立ち寄ったフジタと前社長との出会いから交流が始まり、戦前は10回以上の個展やグループ展を開催してきたという日動画廊。81歳で他界したフジタの葬儀には当時29歳だった長谷川氏も参列なさった昔話もあり、長谷川社長は「フジタとの出会いによってヨーロッパ絵画を扱う大きなチャンスを得ました」と述べていました。



壮観、大容量マチュザレム(6,000ml/ 8本分)
フレッシュでありながら奥行きのある味わいは魅力的


コルクも重量級

ラベルの変遷
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大好きな映画『カサブランカ』には初期のラベルが使われていますが、現在のボトルは世界的デザイナーのロス・ラブグローブ氏がデザインしました。



ピンクとグリーンの対比がイイ感じ


繊細さを感じるフィンガーフード


レオナール・フジタへのオマージュとして創り出されたロゼ・フジタ

ディディエ氏の背後にあるフジタの作品、おわかりいただけますか。

RSRVとは“リザーヴ”を意味しています。新しいコレクションに名をつけるにあたり、ディディエ氏は「メゾンの歴史に思いを馳せ、その時にメゾンにとって最も大事なものはブラン・ド・ブランであるとの結論に達しました。元々、弊社のブラン・ド・ブランは大切な友人への贈りものとしてキープしておくアイテムであり、ラベルは付けず、大事にとっておく特別なワインでした。RSRVはすでに発売されているブラン・ド・ブラン2012、 ブラン・ド・ノワール2008、ブリュトNVと、ロゼ・フジタの4アイテムになりますが、今回、ロゼを発売するにあたり、当然のように、弊社と深いつながりのあるフジタの名が浮かびました」と解説しました。

卓越したテロワールとグラン・クリュのみのぶどうから造られる最高級のRSRVは昔から傑出したワインにのみ記されてきた識別コードであり、RSRVの印こそがメゾン マムの最高評価のシャンパンであることを示しています。

5月8日にデビューしたロゼ・フジタ

メゾンの親しい友人だった日本人画家レオナール・フジタへのオマージュとして誕生したロゼ・フジタ、ボトルネックにフジタの“バラ”が描かれています。


ディルの香るフランス産アスパラガス、ホタテ貝とモルタデッラ × ロゼ・フジタ、絶妙なハーモニー



ディデイエ:私にとってロゼは夏のイメージ。既存のグラン コルドン ロゼは日中に飲む感じですが、ロゼ・フジタは夏でも夕暮、夕日がピンクやオレンジに変わった頃です。気温も若干落ちかかっていながら、まだ、温かさが残っている空気感、そのような時間帯をこのキュヴェに再現したいと思いました。柑橘系ならブラッドオレンジ、つぶした甘いフルーツソースのような赤い果実、その背後にかすかなスパイスのニュアンスがあり、それが複雑性をもたらせています。


「とても良いマリアージュ!」とディディエ氏も絶賛

ブラン・ド・ブランは白亜質の世界を意味するクラマン100%
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友人たちにシャンパンを贈る時、(右上の)角を折り込んだ訪問カードを添えるしきたりがあり、その伝統を模したラベルデザインになっています。これは特別な友人への敬意と信頼の証です。



ディディエ:ブラン・ド・ブランこそが、RSRMの元祖と言えるもので、正確性があり、ピュアでシンプル。ものごとは単純であればあるほど間違いができないので極めるのが難しいです。このシャンパンは空気感、フレッシュさがあり、レモンやライム、かすかに白い花も感じます。それからクラマン村のテロワール、それは白亜質に由来するミネラルで若干塩味のある印象です。クラマンはフランス語の古語で“白亜質の世界”を意味しています。私にとっては緊張感があり、まっすぐな印象のシャンパンです。


ライムバターの香る的鯛のグルエ、オニオンフォンデュとマンゴー、ロケットサラダと共に
シャンパンから感じるレモンやライムと渾然一体、美味!

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五感を刺激するマリアージュ

今世紀最高のヴンテージ2008
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ディディエ:ブラン・ド・ブランと対極をなすアイテム。コレクションに入れるにあたり、幣社が所有しているモンターニュ・ド・ランスのグラン・クリュ畑ヴェルズネイのピノ・ノワールを使って造りました。ヴェルズネイは北向きなのでそれほどパワフルなピノではなく、ブラン・ド・ブランと同じようなミネラル感がありますが、それは火打石由来のミネラルです。果実感としては熟れた果物、ドライフルーツ。特筆できるのはヴィンテージで、2008年は1996年以来の優れた酸味を有しており、このシャンパンには複雑みと力強さとともに直線的な緊張感があります。

ディディエさんは、「1996年と2008年ヴィンテージは良く似ている」と語っていましたが、2008年を「優しくて穏やかな1996年」と表現していたのが印象的でした。1996年ヴィンテージは20年経過しても酸が活き活き、30年以上熟成可能なヴィンテージだと私は思っています。



岩手県産ホロホロチョウのロースト、コンテチーズ、才巻海老、モリーユ茸のフリカッセとグリンピース × ブラン・ド・ノワール
ホロホロチョウのソフトな食感、素材から伝わってくる様々な要素がピノ・ノワールの洗練された味わいと2008年VTのしっかりした酸味と相乗してナイス!


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独特な細長いボトルネックはワインのアロマをさらに引き出し、穏やかな熟成を促します。



RSRVシリーズは裏ラベルに瓶詰日(2009年6月)、デゴルジュマン(2017年1月)の記載あり。


ブラン・ド・ノワールのキャップシュールはシンプルな黒色


デザートは赤いフルーツのコンポート、ロゼ・フジタのシャンパンを使ったムース、フランボワーズのアイスクリーム × ロゼ・フジタ
これは色で合わせるマリアージュ、見事な着地になりました!


当日供出されたRSRVのロゼ・フジタを手に

製品についてのお問い合わせはペルノ・リカール・ジャパン ℡03-5802-2671


メゾン マムRSRV ロゼ・フジタが楽しめるレストラン
RSRVは希少なシャンパンなので、ごく限られたレストランでのみ味わうことができます。
★グランドハイアット東京「The Oak Door」/ ボトルのみ
★Dominique Bouchet / ボトル、6月末までグラス販売実施中
ブラン・ド・ブラン(ボトルのみ)
★銀座レカン/ ボトル、6月末まで販売実施中


レオナール・フジタ(藤田嗣治)関連情報


没後50年を記念して7月31日(火)~10月8日(月・祝)まで上野の東京都美術館で『藤田嗣治展』を開催>>>https://www.tobikan.jp/exhibition/2018_foujita.html

フジタの作品を観た後は、メゾン マムのグラン コルドン ロゼを是非!

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ローラン・ペリエのアレクサンドラ当主を迎え発売から50周年のキュヴェ・ロゼを堪能! [来日したワイン生産者&関係者(シャンパン)]

愛娘ルーシー嬢を伴って

輸入元サントリー・ワイン・インターナショナル(株)の招聘で来日したローラン・ペリエのアレクサンドラ・ペレイル・ドゥ・ノナンクール当主(右)とルーシー嬢
ポメリー、ヴーヴ・クリコ、ボランジェ等、昔からシャンパン業界では女性の活躍が目立ちますが、今世紀に目を向けて見ると、エレガント系の女性当主の筆頭は何と言ってもアレクサンドラ当主! 高級シャンパンのイメージにぴったりです。



一昨日、NHKのBSプレミアムで『ロイヤルウエディング ワインに秘められた物語』という番組が放映されていました。2011年に執り行われたウィリアム王子とキャサリン・ミドルトンさんのロイヤルウエディング話題で、挙式後に開催されたチャールズ皇太子主催の晩餐会に、ロイヤルワラントの ローラン・ペリエが振舞われたというお話でした。現地訪問を交えながらメゾンを丁寧に紹介していましたが、大橋健一MWがゲストとして同席していらしたこともあり、ワインやシャンパンについてはとてもわかりやすい説明になっていたと思います!

ロイヤルワラントのシャンパン

資料提供:英国政府観光庁
ローラン・ペリエはチャールズ皇太子が推奨する唯一のシャンパンメゾン。ヘンリー王子とメーガン・マークルさんのロイヤルウエディングでは、レセプションでポル・ロジェ(ブリュット・レゼルヴ)がサービスされましたが、ポル・ロジェはエリザベス女王推奨のメゾンです。




5月22日、アレクサンドラ当主を囲んでのディナーの席で、「ヘンリー王子の結婚式ではローラン・ペリエが供出されましたか?」と質問したところ、「私たちも王室からの連絡を待っているところなんです。身内の方々との夕食会では飲まれたようですが、今週(5月第4週)はチャールズ皇太子の70歳の誕生日の祝賀イベントがあるので、その折、ローラン・ペリエでお祝いするようです」とおっしゃっていました。

キュヴェ・ロゼ誕生から50年!
200歳を越える若いメゾン『ローラン・ペリエ』


独立系家族経営のメゾン『ローラン・ペリエ』の創業は1812年。1948年にベルナール・ドゥ・ノナンクールさんが跡を継ぎ、その段階で100位に甘んじていました。しかし、創造性に富んだアイデアでユニークなアイテムを次々とリリースし、わずか40年で、世界第4位に躍進。現在契約農家は約2000軒ありますが、信頼関係を保つことを何より大事にしていたドゥ・ノナンクールさんの足跡を見事に反映しています。

供出シャンパン
La Cuvée/ラ・キュべ

誕生までに16年かかったメゾンの顔。圧搾時に使う果汁は80%。一番搾りのうち、最初と最後に流れてくる約2hl前後の液は使わないで、中心となるキュベのみ使うので“La Cuvée”、だから「大文字よ」とアレクサンドラ当主。シャルドネの比率を5%アップし、熟成期間も1年延長したNV、より上質感が増しました。

ピュア、爽やか、エレガントなCuvée Rose/キュヴェ・ロゼ

1968年にデビューしたセニエ法のロゼ・シャンパン。シャルドネを重視しているメゾンがリリースしたピノ・ノワール100%の画期的なシャンパンです。南向きの畑のぶどうを使い、ロゼ専用の施設で仕込みます。除梗してタンクに入れ、マセラシオンは48時間から72時間、瓶熟5年間、マグナムはさらに1年延長しています。
守備範囲の広いロゼ、私のお気に入り。誕生してから今年で50年になりました!

Cuvée Alexandra2004/キュヴェ・アレクサンドラ2004

凛とした風情のあるロゼ・シャンパン



グラン・クリュ畑のピノ・ノワールとシャルドネが同時に熟したので、同時に収穫できた1982年。とても珍しい出来事でした。同メゾンではピノ・ノワールのマセラシオン(キュヴェ・ロゼでの経験)をさらに進化させ、そこに20%前後のシャルドネをブレンドすることにします。より長熟のシャンパンになると確信したからです。爽やかでしっかりとしたストラクチュアのロゼ・シャンパンはセラーのなかでデビューする日を待っていました。

香水業界で働いていたアレクサンドラさんが父親に「結婚したい」と伝えたのは1987年のことでした。それが契機となり、同年10月に執り行われた結婚式で、花嫁の父のスピーチに代わり、ベルナールさんの気持ちを雄弁に語っていたのが、花嫁の前に登場した『キュヴェ・アレクサンドラ・ロゼ』という名のシャンパンでした。
アレクサンドラさんは「父の気持ちが直接心に響いてきた」と語っていました。
そして・・・
「父が一緒に働こうよと語りかけているのがわかりました」とも言っていました。
素敵なシャンパン誕生の秘話とアレクサンドラさんがシャンパン業界に参画することになった経緯です。

このシャンパンの色調について「シャンパーニュ地方の冬の時期、夕暮れの空に広がる燃え立つような夕焼け」とアレクサンドラさん。夕焼け色、なるほど!

グラン・クリュ畑のピノ・ノワールとシャルドネが同時に熟さないと造れないキュヴェ・アレクサンドラ・ロゼの初ヴィンテージは1982年(1987年に市場デビュー)、その後は85年、88年、90年、97年、98年、そして現行ヴィンテージの2004年。今後の予定として2006まで決まっています。

Menuは


当日の料理は六本木フィリップ・ミルの藤田博和料理長が担当。すべてはシャンパーニュ地方にいるミルさんから送られてきたオリジナルメニューで、『レ・クレイエール』でも提供していない内容とのこと。「フィリップ・ミルは不在ですが、彼の気持ちはここにあります」と料理長。


グロゼイユでマリネした鮪のタルタル
ロゼ色の様々な大根パレット ピンクパッパ―のアクセント
「海の底を見ているみたい。ロゼは食事と色で合わせてということが大事ですね」と当主


Photo by Fumiko (2017年3月撮影)
パレットに描いた様々な彩り野菜のマリネ 大根のジュレ by Philippe Mille



ブルターニュ産オマール海老のロティ バスク唐辛子のポアン バーベーリー香るビスク
ロゼ色のシャンパンソースを纏ったカッペリーニ キャビアを添えて


香ばしく焼き上げた鴨胸肉と赤玉葱 ビーツを彩った小蕪
苺とリュバーブのコポーを添えて

デザート



ミルフィーユしたフィーユ チェリーの香り
レ・クレイエールのミルさんの元で働いていた石田さんなので、彼の美的センスがきちんと伝授されている感じ、お見事!


Photo by Fumiko (2017年3月撮影)
六本木テラスに舞い散る“桜” by Philippe Mille
ミルさんならではの繊細なデザートは本当にきれい!


カラーの着物で感謝の気持ちを!

Photo by Tadayuki YANAGI

素敵な親子は偉大なベルナール・ドゥ・ノナンクールさんのDNAを継いでいますね。
ちなみに前当主の身長は195㎝だったとか。
日本初来日のルーシーさんは本格的にワイン学習中。今回京都や大阪を訪問なさった由。「東京と日本酒にびっくり」と。近年、フランスでは日本酒への関心が高まっていて、どのように味わうか、どのようなマリアージュがあるのか等、皆さま、熱心だそうです。

私の“カラーの絵柄”の着物はローラン・ペリエのイメージフラワーの“白いカラー”に合わせて仕立てた一点。来日したアレクサンドラさんには絶対に見ていただきたかったので、喜んでいただき、光栄でした。[黒ハート]

ローラン・ペリエの華麗なロゼの世界!
幸せな時間を共有させていただき、アレクサンドラ当主&ルーシーさん、ありがとうございました!
サントリー・ワイン・インターナショナル(株)の新村聡執行役員、ギョーム・パイヤール日本担当・インターナショナルキーアカウントマネージャー、ローラン・ペリエのアンバサダーフィリップ・ソーゼットさん、阪本琢哉さん、ありがとうございました!
六本木フィリップ・ミルの皆さま、お世話になりました。 


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ポル・ロジェのセラーから発見された118年前の運命的なシャンパンボトル! [来日したワイン生産者&関係者(シャンパン)]

118年を経て発見されたシャンパン!

(左から)
奇跡的なボトル発見で喜びのローラン・ダルクール社長、ドミニク・プティ セラーマスター、ユベール・ドビィ5代目当主、クリスチャン・ドビィ4代目、新任セラーマスターのダミアン・カンブル氏

歴史的セラーの上に新しいパッケージ設備を建設するため、地質調査をしていた時に、空洞に突き当たり、中にあるガラス片を発見。ポル・ロジェのセラーには埋もれたシャンパンがあることはわかっていたので、プティ氏は折に触れ、空洞がないか、執念で調べていました。その彼が、リタイアを控えた今年1月15日、探し求めていたシャンパンと劇的対面! 
ダルクール社長いわく「これは運命」と語っていました。

セラーマスターのドミニク・プティ氏とダミアン・カンブル氏

ドミニク・プティ氏(左)、ダミアン・カンブル氏
セラーマスターのドミニク・プティ氏は25年『クリュッグ』に勤務。その後19年はポル・ロジェで手腕を発揮しました。今月3月末で退任なさるのですが、今回のオールド・ヴィンテージ発見には、彼の強い想いがありました。新任のダミアン・カンブル氏は1年前からプティ氏についてポル・ロジェスタイルを習得。シャンパーニュ地方出身の彼は、ニコラ・フィアットに15年、協同組合(グッド・ドール)で研鑚を積んできたつわもの。ポル・ロジェのメンバーから深く信頼されています。


118年を経て発見された運命的シャンパンボトル
1900年2月23日セラー崩壊
この日、予期せぬ惨事が起きました。
午前2時頃、雷のような鈍い轟音が起こり、2時間後のけたたましい音でモーリス・ポル・ロジェとセラーマスターのルクルーは異常に気付きました。激しい音の出処はカーヴで、巨大な地下室の一部は陥没、隣接の建物は崩壊していました。
保管していた大量の樽やボトルは破損し、事故の損失は500樽と150万本のボトル!
雨が多かった1900年、カーヴの石灰質(チューク層)が水分を吸収し、カーヴ内がもろくなっていたことが原因の崩壊でした。
『ブルゴーニュワイン100年のヴィンテージ 1900年ー2005年(白水社刊)』の1900年の気候を見ると、「7月末、北部で非常に激しい雷雨があり、この年を台無しにしてしまった。28日夜、モレ=サン=ドニやジュヴェ=シャンベルタンの集落でとりわけ大きな被害を出し、泥が道にあふれ、多くのカーブが浸水した」との記述があり、雨が多かったことがわかります。

2018年1月15日埋もれていた宝発見
地下で、地質調査を見ていたプティ氏とカンブル氏。ちょうどプティ氏が地上にあがった時に、空洞から割れたガラスの破片、その後に無傷のボトルたちが! 見つけたボトルを持って一目散に地上のプティ氏のもとに駆け付けたカンブル氏。これこそ、プティ氏が何年もかけて探し続けていたボトル(古くて1887年、若くて1898年)、貴重な宝ものが遂に見つかったのです!

映画のようなストーリー、今月引退のプティ氏だけにダルクール社長の話を伺っていて、感無量になりました。地下のカーヴは石灰質(チョーク質)が湿っているため、現在調査は待機中。シャンパンボトルの調査を楽しみに待ちたいと思っています。

ドイツ軍が唯一の顧客

『ワインと戦争』は副題がヒトラーからワインを守った人々です。
本のなかに登場するブルゴーニュのドルーアンでも壁に穴を開け、略奪されないように大事なワインを隠していました。ポル・ロジェでも、チャーチルの好きな1928年VTや大事なVTは隠していたので、古いものでは1892年、1904年、1914年、1921年といったVTが少量ながら保管されています、凄いことです。

ポル・ロジェ発刊の本には、ポル・ロジェのシャンパンがドイツ人のワイン商によって取引されていたことが記されています。
ワイン商の記録として「1940年8月から1944年8月まで、毎週35万本のシャンパンがドイツ軍に納品され、そのなかで、ポル・ロジェは4年間で118万本販売していた」と。
戦時中、メゾンにとっての唯一の顧客はドイツ軍であり、2万本程度はドイツのレストランやホテル、フランスのナイトクラブに供給されていて、在イタリア日本国大使館の大使もポル・ロジェを購入していたとの記録もあります。モーリス・ポル・ロジェは「戦時中はドイツ軍が唯一の顧客だった」と語っていますが、同時に苦い思い出でもあったようです。

ポル・ロジェにとっての吉報


ここ数年発信されている『World's Most Admired Champagne Brands 2018(Drinks International)』のランキングですが、1位のルイ・ロデレールは100%納得できます。醸造&栽培に秀でているレカイヨン氏の凄さには脱帽です。2ランク上がり2位になったポル・ロジェ、飲めばわかる酒質。減農薬で長期的展望に立ち持続可能な農法を行っています。そして3位のシャルル・エドシック、ippinで紹介した時(2015年10月)、そのリアクションの少なさに唖然としましたが、私はこのメゾンこそ、知る人ぞ知るメゾンで良いと思っています。3位までは同意です!


ダルクール社長は、「今年は嬉しい出来事がたくさんあって」と満面の笑みを浮かべていました。
次なる夢は、ロイヤルワラントのポル・ロジェを、ヘンリー王子の結婚式のシャンパンとして供出させたいようです(笑)。ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式にも登場していたポル・ロジェだけに期待は高まります。さらなる飛躍を!

■ポル・ロジェについてのお問い合わせはジェロボーム株式会社 ℡03-5786-3280まで

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