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蓮下絵百人一首和歌巻断簡の世界観最高! ~本阿弥光悦の大宇宙~ [伝統美、日本の美]

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      春の気配

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 誕生月に知的な刺激
 本阿弥光悦の大宇宙に飛び込んできました!

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      快晴で気分も爽快

 絵と書の融合
 出典:本阿弥光悦の大宇宙ガイド


蓮が大好きなので、蓮にはかなりのこだわりがありますが、
光悦の『蓮下絵百人一首和歌巻断簡』は圧巻、ハート直撃!
展示に「植物のなかで唯一、開花と同時に実がなる花である」との記述があり、とても新鮮でした。

ガイドの作品解説91に「 (中略) 光悦は花と実にかんするこれらの説を結び付け、蓮の下絵に『百人一首』を揮毫したのではないだろうか。そうだとすれば、光悦にとって本作は、法華信仰と古典の造詣が両立した、最高傑作と自負する和歌巻であったかもしれない
出典:本阿弥光悦の大宇宙ガイド

美術館に行っていつも感じる “本物の凄さ”
それは優れた印刷技術を駆使して完成させた書籍でも敵いません。
刀剣鑑定の名家に生まれた本阿弥光悦の諸芸に秀でた才能
『ローマの休日』にアン王女が語る「いずこも忘れがたく」という台詞がありますが、
日本の美をあらゆる面から感じさせてくれる光悦作品は「いずれも素晴らしく」です!



            撮影OKは唯一8Kの映像コーナー
              国宝 舟橋蒔絵硯箱

              金地が輝く器面
 
             光悦の黒茶碗『村雲』
 

 出典:特別展「本阿弥光悦の大宇宙」Xより

  下段右は映像コーナー
  下段左は第2会場の第3章「光悦の筆線と字姿」
  本阿弥光悦筆、俵屋宗達下絵の、
  重要文化財『 鶴下絵三十六歌仙和歌巻』が展示してあったのですが、
  会場に入った瞬間、天井の巻紙にときめき、異次元にタイムスリップ
  この空間だけは、自分の目で見た世界を撮りたかった
  心底そう思いました。
  撮れなくて、口惜しかったです[もうやだ~(悲しい顔)]


 との思いで・・・北斎展にプレイバック!
 2021年に開催された北斎づくし
 会場での撮影は許されていたので、
 躍動感ある空間が撮れました。
 天井から吊された北斎漫画の動きにも同化できました。
 このような対応は、本当に有り難かったです!


               [波][波][波][波][波][波]


    本阿弥光悦の大宇宙は3月10日(日)迄
    まだの方は是非是非!

     2024年初のクリアファイル
    レオナール・フジタ没50年@東京都美術館の時は、
    しりあがり寿さんが担当、とってもお茶目なイラスト
    今年初めて買ったクリアファイルのキャラもユニーク[わーい(嬉しい顔)]

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