懐かしすぎるベルトクイズQ&Q ~押阪忍氏を偲びながら~ [備忘録]
アナウンサーとして活躍していた押阪忍さんが逝去なさったことを、後れ馳せながら、昨日SNSで知りました。心からご冥福をお祈りいたします。
出演経歴を見ると、クイズ番組『ベルトクイズQ&Q』の司会者としての活躍が真っ先に出てきます。ウィキペディアによると、放送していた時期は1969年から1980年までだった由。同番組全盛の頃、私は押阪さんと接点を持つことができました。懐かしく、とてもハッピーな時間だったので、押阪さんを偲びながらタイムトラベル
子どもの幼少期は、自分で世話をしたかったので専業主婦でした。
その間は、社会情勢にも目を向けながら、頭の体操になるような雑学を楽しんでいました。
加えて、その当時はクイズ番組全盛でした。
ベルトクイズQ&Qは正午の時間帯の放送で、押阪さんのキャラにも惹かれ、いつか挑戦者になりたいとの思いが募り・・・
何度かの投函で、予選の通知が届き、ドキドキしながら選考会場へ。
着席式で筆記試験、その後、面接で出場者が決まりました。
晴れてチャレンジャーになることができ、ワクワクでした!
思うに、若さとは怖いものなし。加齢した今、マジ、そう思います。
押阪さんは本当にダンディでした。
私は白の席、あと一問でミリオンステージというシーン
この時に出た問題、しっかり思えています。
Q:フロリダはどこの植民地?
答えはスペイン
これで、あこがれのミリオンステージに!
当時は、8つのジャンルがあり、私は「文学」の100万円を選択しました。
上の画像は出題を聞いている瞬間です。
問題を読んでいたのは声優の矢島正明さん。
心地良い声なので、気分的には落ち着いていましたが、顔は真剣
出場者の皆さんと一緒
100万円の問題は、エラリー・クイーンに絡む内容でした。
正解できたので、押阪さんから「目録とマスコットのQ兵衛ちゃん」をいただき
![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
あれから、長い月日が流れました。
昭和生まれの方なら、Q&Qを覚えているかと思いますが、
平成、令和生まれには、なんのことやら、でしょうね
![[ふらふら]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/144.gif)
押阪さんのお名前を久々に耳にした昨日は、本当に残念でしたが、
私にはダンディな名司会者としての姿が脳裏に強く焼き付いています。
改めまして、素晴らしい時間を共有してくださったことに感謝しています!!
どうぞお心安らかに🍀
必見! 没後50年藤田嗣治展 レオナール・フジタの画業と生涯を通覧@東京都美術館 [備忘録]
東京都美術館 2018年7月31日~10月8日
京都国立近代美術館 2018年10月19日~12月16日
ハードカバーの公式図録
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図録は2タイプあり、画像は展覧会場限定バージョン(表紙は『舞踏会の前』)
2016年12月に『生誕130年記念藤田嗣治展 東と西を結ぶ絵画』@府中市美術館に行きました。その時、初めて、『アッツ島玉砕』や乳白色の下地による裸婦、中南米旅行での絵画等を鑑賞しましたが、今回はスケールが違いました。約50ヶ所を超える国内所蔵先に加えて、フランス、スイス、ベルギー、アメリカ等、10ヶ所を超える海外の所蔵先から代表作を集めているので、見応え十分でした。
書籍では絶対に体験できない、本物ならではの凄さを感じる展覧会と言えます。
フジタ独自の技法ベビーパウダーを使った乳白色の色合いは、微妙な色の変化が素晴らしく、百聞は一見に如かずです。
そして、もう1つの魅力は“額縁”です。1つずつの作品の完成度をより鮮明にしていた額縁の存在感にも魅了されました。フジタ自身が手掛けた額も3点ありますよ。
フジタの薔薇
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フジタと言うと、私はG.H.マムのロゼ・シャンパンのキャップシュールに描かれたバラを連想してしまうのですが、バラの絵は1922年制作の『バラ』だけ。花だけでなく、茎や枝も一緒に描いていました。
思わずにっこり 漫画家しりあがり寿さんとフジタのコラボ
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売店にはフジタグッズがたくさん並んでいましたが、しりあがり寿さんのイラストは可愛い過ぎ!
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フジタが愛した“猫”たちの姿態が何とも言えずユニークで
8月中の金曜日は21時まで開室
通常は17時30分で閉室する美術館が、金曜日は20時まで時間を延長しています。
さらに8月中の金曜日(24日と31日)は21時までOKなので、これは絶対にお薦め!
私は17日に行ってきましたが、自分の好きなリズムで、時間を気にしないでゆっくりと鑑賞できました。
シャンパンメゾン『G.H.マム』とフジタ礼拝堂
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photo by Fumiko, 2010年9月
シャンパーニュ地方ランスにあるノートル=ダム・ド・ラ・ぺ礼拝堂(フジタ礼拝堂)
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photo by Fumiko, 2010年9月


ノートル=ダム・ド・ラ・ぺ礼拝堂はフジタが80歳の時に建設したチャペルです。1955年にフランス国籍を取得したフジタを生涯にわたり支援していたのが、芸術愛好家・収集家のルネ・ラルーでした。
マム社は、1827年、ドイツ出身のマム兄弟が興したメゾンですが、1876年に『コルドン・ルージュ・ブリュット』を発売して大ヒット。ところが、第1次世界大戦中に敵国資産としてフランスに没収された同社は 競売にかけられ、フランスのデュボネ社に落札されます。ここに新社長として赴任してきたのがデュボネ社の娘婿ルネ・ラルーでした。
ラルーは1939年から34年間にわたり、マム社の経営に尽力し、1945年に100万本だったシャンパンの販売量を1972年には600万本まで伸ばした辣腕家です。特にアメリカでの販売に成功しています。ちなみにコルドン・ルージュ・ブリュットは名画『カサブランカ』に登場するシャンパンとしても知られています。
売店にはG.H.マム『グラン コルドン』等が並んでいますので、泡好きさんは要チェック!
NHKみんなの歌 第8集〝ラ・ゴロンドリーナ〟でプレイバック [備忘録]
みんなの歌で使われた当時の歌集
1968年のメキシコオリピックの閉会式で使われていた名曲〝ラ・ゴロンドリーナ(つばめの意味)〟はメキシコでは別れの曲として親しまれています。
純真無垢だったず~っと昔、私はこの曲とご縁があり、作詞をするチャンスをいただきました。
今日、ネットサーフィンで、みんなの歌、ラ・ゴロンドリーナ、ウキぺディアに飛んでOoh la la、ビックリ! そこにあった紹介文には・・・
日本では、青木富 (現在の字は冨/青木記載)美子が訳詞、サトウハチローが補作詞を担当し、日本語版が作られた。詞の内容は、毎年春になると必ず自分の住む町へと戻ってくるつばめを愛おしく思う気持ちを歌ったもので、原詞とは大幅に内容が異なっている。
つばめを愛おしく思う気持ち、との文面を見て、とても嬉しく思いました。

「コーラス部の発表会で新曲を披露したいので、青木、これから聞かせる曲に詞を書いてくれないか」と音楽の石澤先生から言われ、億面もなく、引き受けて書いたのが、このラ・ゴロンドリーナの詩です。この時は曲だけで歌詞はありませんでした。そして、みんなの歌の担当、佐々木史子ディレクターが先生の知人だったことで、私の拙い詞が目に留まり、「みんなの歌で使いましょう」という流れに。
ただ、若輩者の詩なので、大家サトウハチロー先生に見ていただこうという話になって、佐々木ディレクターに連れられて文京区のお宅に伺いました。私はかなり緊張していたので、何を話したか記憶にないのですが、ニットのお帽子のサトウハチロー先生の姿ははっきり覚えています。
ラ・ゴロンドリーナの原語はスペイン語ですが、NHKのみんなの歌は訳詩ではなく、曲のイメージから完成させた作詞です。原詩と大幅に内容が異なっているという記述に対する答えは、前述のような理由です。
懐かしい〝つばめ〟に愛を込めて!
NHKラジオ深夜便 『ないとエッセー』、聴いてくださいね! [備忘録]

香港貿易発展局のお招きで
8日から開催されている『香港インターナショナルワイン&スピリッツ フェア2012』の取材中です。
36の国と地域が参加しています。明日が最終日。これは改めてリポートします!
NHKラジオ深夜便 ないとエッセーでワイン夜話
来週の月曜日11月12日(月)~ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日15日(木)までの4日間
NHKラジオ深夜便『ないとエッセー(23時30分くらい)』で毎夜10分間のひとり語りをさせていただきます。
らじるで聴けますよ!
番組予定表にも載っておりますので、覗いてみてください。
第1日目は新酒の時期にちなんで、ボージョレ・ヌーヴォーと国産新酒
第2日目はワインと料理のマリアージュ
第3日目は映画とワイン
そして、第4日目は皆さんから良く聞かれる質問にお答えしてみます。
毎回、1つか2つかは、お役に立つ話がありますので
10分間の深夜のワイン・レッスンにお付き合いいただけましたらとっても嬉しいです!!!
今週の産経EX『ワインのこころ』も新酒について書いてみました!
http://sankei.jp.msn.com/life/news/121108/trd12110816510014-n1.htm
ここ1か月半くらい忙殺されており、ブログのアップが停滞してすみませ~ん
素晴らしい取材山積みだったので、中身の濃い情報がお届けできると思っています。
楽しみにしていてください♪
青の世界 ~ベンデラブルーという名の青いバラ~ [備忘録]
「ベンデラブルー」という名の青いバラ。水滴が“真珠”みたいに撮れました!
親しくしているお花屋さんに、紙婚式のお祝い用にオレンジのバラ「パレオ90」をお願いしました。
昨年末から「青色」に惹かれている私は、誕生日用に「青いバラ」を頼みました。
お花屋さんから届いたのは「ベンデラブルー」という名の青バラ、じ~っと見ていると不思議な気分。
このバラは白バラに青の色素を吸わせて作るとのこと。
そして昨夜、お祝い会後、息子君から届いたお礼メールに面白情報が添付されていました。
「青い薔薇のニュースを見つけました。09年にサントリーが販売するそうです」と。
バラには青色の色素をつくる能力がないこと
英語のブルーローズが不可能を意味すること、知りませんでした。
来年、サントリーから発売されるという青いバラの名前も花言葉も楽しみです!
asahi.comの青いバラのニュースが、ちょうど2月3日付だったのも嬉しい気分。
今年は「不可能なことを可能にできる年かも」な~んて勝手に思ったりして(笑)
(社)日本ソムリエ協会の機関誌は記念の100号! [備忘録]
1月15日発刊の機関誌「新年号」は記念の100号です!
中扉にNo1からNo99までの表紙を登場させました。
第1号が出たのは1986年で、この時は年2回刊行、8~16ページの会報でした。
現在は年6回の刊行でページ数も大幅に増量、会員数も8,500名近いです。
バカラのシャンデリア [備忘録]
ブログ仲間のhakoさんの影響で、チャレンジすることが多くなっている夜景撮影。
今日は3日から恵比寿『ガーデンプレイス』に展示してあるバカラのシャンデリアを撮りました!
高さ約5m、幅約3m、クリスタルパーツ数8226ピース、ライト総数250燈で世界最大級を誇るそうです。キレイ、キレイ♪
余談ですが・・・取材場所がシャトーレストラン『ジョエル・ロブション』だったこともあり、イヴェント終了後、シェフソムリエの剣持氏と打ち合わせ。もちろん『Non Solo Vino』の件です。メニューの試案を初めて見せていただきましたが、なんと、なんと、第6回のテーマ『エリゼ宮の食卓』の本の中にある献立を再現してくださるような嬉しい風向き、やったー\(^o^)/
12月1日に向けての舞台が整いつつあります。ご参加くださる皆様、乞う、ご期待ですよ♪