SSブログ

知識の泉! 塩田ワールド [Non Solo Vino]

塩田正志先生の“美食学”、無事終了しました♪
普段先生とは雑談ばかりの間柄なので、講師としての先生のお話を伺うのは今回が初めて。
まずはびっくり! 実体験に裏付けされた知識の数々が、先生の饒舌な話術に乗り、どんどん溢れ出してきます。留まるところ知らずの印象です。前半はなんと科学の世界アインシュタインにまで話が及び、その博学には舌を巻きました。同時に自分の無知を実感(苦笑)

後半は、<いかにおいしく食べるか>のコツをユーモアたっぷりに伝授してくださり、参加者からの質問も交え、会は大いに盛り上がりました。WINE & DINEも佐藤シェフと望月ソムリエという最高のコンビが最高のマリアージュを考えてくださったので、今回は大船に乗った気分の私。長本和子オーナーにも大いに感謝しています! 参加してくださった皆様方、風雨の中、お疲れ様でした!!



次回 『Non Solo Vino』 は5月25日、講師は海外、特にパリやNYで注目の無印良品『MUJI』ショップ、この立ち上げから関わり、“シンプルライフ”の提案やシャンパンの小道具の創作等で活躍中のグラフィックデザイナー麹谷宏先生を予定しています。 何がヒットするかわからない今のご時勢、“時代を先取りする麹谷式着眼点”にフォーカスしてみたいと考えています。まあ、「麹谷先生といえばシャンパンしかないでしょう」ということで、ワインについてはすべて泡物で行きたいと思っています。 Non Solo Vinoにご興味のある方は早めにアクセスしてください。お待ちしております。

>>>エル・ア・ターブルに紹介された『カシーナ・カナミッラ』情報


nice!(3)  コメント(23)  トラックバック(0) 

nice! 3

コメント 23

Kan

青木先生、昨日は楽しい会にお招きいただきありがとうございました。
食事中にも申し上げましたが、『イタリアの春』をテーマにした
お料理の数は今まで味わったことのない新しい発見になりました。
春菊やウドをアレンジした野草のサラダと、アーティチョークのラビオリは
特に味覚・嗅覚・触覚全てにうったえかける美味しさでした♪

ワインの方も春を思わせる甘い香りのものがあり、
いつもながら素晴らしいマリアージュを感じさせてくれました。
望月ソムリエの朝一度抜栓してデキャンタージュしたワインを
瓶に戻してサービスするという細やかな心使いにも
さすが一流のおもてなしを心得たスタッフだなぁ、と感心しております。

また、Non Soloの楽しさはお話のおもしろさにもあると思いますが、
今回の塩田先生のお話は美食学をというジャンルを超えて
アインシュタインの相対性理論や太陽系の成り立ちまでを交えて、
とても興味深いご説明でした。
ワインを通じた世界の旅は、ついに銀河を旅するところまでいってしまいましたね♪

青木先生、いつもホントにお忙しい中、これだけの企画をされるのは
たいへんかと思いますが、今後も大きな期待を持って、参加させていただきます。
次回も新鮮な驚きをよろしくお願いいたします。
by Kan (2006-03-17 11:33) 

YUTAKA

青木先生、昨日は素晴らしい会を本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

今回Non Solo Vinoは初参加でしたが、美食学のおもしろさや幅の広さ、そして何より知的好奇心が大いに刺激された会でした。塩田先生の溢れ出る博識とその探究心に驚きつつ、とてもおしゃれでチャーミングな一面も拝見させていただき、楽しくかつ有意義な時間を過ごさせていただきました。何よりお人柄に惹かれました。

今まで漠然と、おいしい、おいしくない程度にしか考えてこなかったお料理の数々。それらの調理には必然性があり、歴史に支えられた論理的な考え方があることを学ばせていただきました。今後も、ワインをベースとした美食術を活用しつつ、奥の深い美食学についても学んで行きたいと思います。

カシーナ・カナミッラさんの郷土色あふれる美しくも美味しいお料理の数々、そして1皿1皿にベストマッチのワインの数々にも、とても感銘を受けました。まさに「春の点描」を感じました。着物の世界と一緒で、季節先取りは粋ですね。また、同じく季節先取りの先生のファッションもとても素敵でした。

いただいたテキストの「プロフェッショナルのための美食学入門」を読み返すとともに、「ワインの"飲用適温"と"料理の相性"」という貴重なマトリックスも分かりやすくロジカルに組み立てられていて、大切にしていきたいと思います。

これだけの会を開かれるのは、いろいろと大変かと思いますが、次回以降も是非参加していきたいと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。by YI
by YUTAKA (2006-03-17 13:21) 

ARIES

昨夜はかなりかなり充実した会だったんですねー。参加できなくて残念でした。次回は泡物メインだし絶対参加したいと思います!
先生、お疲れさまでした。
by ARIES (2006-03-17 17:42) 

fumiko

Kanさん
早々の感想、ありがとうございました!
昨日もしっかりノートを取っていましたね、書くスペースは大丈夫でしたか?

私には野草のサラダのエグミ感と「トラミネル アロマティコ2003 ポィエル エ サンドリ」の相性がとても印象的でした。それから子羊のワラ包み焼きも素晴らしい味わいでした。
なんともドジな話で「ワラ」を「細いごぼう」だと勘違いしてしまい、口に入れて初めて「ごぼうでない」ことに気付いた私です。同じことをした人は他にもいるはず・・・ハハハ。
>ワインを通じた世界の旅は、ついに銀河を旅するところまでいってしまいましたね
これは凄いことでしたね! 驚きました!
先生からは「自分が大いに楽しんでしまいました」とメッセージをいただきましたが、素敵な表情でお話なさっていますよね。 
>次回も新鮮な驚きをよろしくお願いいたします。
了解です。最高のおもてなしができるよう、頑張りま~す。
by fumiko (2006-03-17 22:23) 

fumiko

YUTAKAさん
初書き込み、ありがとうございました。
>塩田先生の溢れ出る博識とその探究心に驚きつつ、とてもおしゃれでチャーミングな一面も拝見させていただき・・・
同感、同感、まさに博学。加えて、とってもダンディですよね♪
たくさんのお褒めのお言葉をいただき、素直に嬉しいです。
次回以降も気合を入れて、好奇心旺盛に前進したいと思います。
「プロフェッショナルのための美食学入門」が読み終わる頃、先生からフォローアップの新たなレジュメが届くはずです。お楽しみに・・・ね。
by fumiko (2006-03-17 22:36) 

fumiko

シャンパン大好き派のARIESさん、次回是非ご参加くださ~い。
昨日は前半は堅く、後半は柔軟、てな感じでした。5月、どのような構成にするかは麹谷先生と十分に練り込んで行きます。
楽しみにしていてください♪
by fumiko (2006-03-17 23:04) 

uge

青木先生、昨日はお疲れ様でした&非常に有益な時間を過ごさせていただきました。
塩田先生の博学ぶりとよどみないご説明にはただただ驚くばかり。話の展開が速く、さらに知らない言葉も数々あり(不勉強)、ノートをとるのも追いつかない状態っ!途中からはせめて頭には入れておこうと、記憶細胞を集中させて頑張りました。勿論、ワインはきちんと飲み干しましたが。。。
個人的にはインツォリアと一緒に食したラビオリが印象深いです。
今後ともワイン界での「大暴れ」を期待しております。ありがとうございました。
PS 私も藁が噛み切れず、誰にもわからぬようにそっと皿に置きました。
by uge (2006-03-17 23:48) 

fumiko

ugeさん、写真班(えめぞ~さんともども)、お疲れ様でした!
お陰様でblogの画像も完璧です!!
>知らない言葉も数々あり(不勉強)、ノートをとるのも追いつかない状態っ!
確かに。今、言葉を含め、そのフォローで先生は手書き追記を作成中。週明けにいただきますので、「復習編」としてご活用ください~。
>私も藁が噛み切れず、誰にもわからぬようにそっと皿に置きました。
やったー、ワラ仲間、安心しました(笑)♪
by fumiko (2006-03-18 00:03) 

ワイナリー和泉屋

青木先生、お疲れ様でした。当日は先生のお隣という最上の席に座れご機嫌でした・笑。 塩田先生、すごいですねぇ~。よく何も見ないであれだけのお話しが出来ますよね、まさに知識の泉ですね。でも、とても為になるお話しをたくさん聞け本当に嵐の天気の中、参加させていただいた甲斐がありました。次回も『麹谷宏先生とシャンパン』なんてお話しを聞いてしまうと、スケジュールを調整しなくてはなりませんね。また、楽しみにしております。
私のブログでもちょっとご紹介させていただきました。
by ワイナリー和泉屋 (2006-03-18 09:16) 

fumiko

ワイナリー和泉屋様
blogでのリポート、ありがとうございます♪
haruさんeffect、恐るべしです。
塩田先生のお話は両手を広げても足りないくらいジャンルが広かったので(昨日お話した時は姓名判断でした あらら!)、会の後も「そばでずっと話し続けていて欲しい」と思うくらいの方でした、感服です!
麹谷先生は「ソワ・シャンパーニュ」の白と色の2つをご持参くださり、見比べて使って・・・というお話をしてくださっています。
シャンパンを視覚・聴覚・味覚で楽しめそうです!
by fumiko (2006-03-18 12:06) 

ayaco

先生、有意義な時間を本当にありがとうございました。塩田先生のお話が一区切りするたびに大きなため息をつくとともに、何だか胸に迫るものがありました。もちろん内容全部は理解はできませんでしたが(笑)。
次回も今からとても楽しみです♪
by ayaco (2006-03-18 14:58) 

YUTAKA

青木先生、僕もワラ仲間です。

やっぱり何かの根菜と勘違いして、一口大に切ってから口に含んでしまいました。最初、味がついていたので分からなかったのですが、噛み切れない・・・だんだんパサパサとしてきて繊維の塊と気が付いたのですが、出すわけにも行かず、ワインとともに飲み込んでしまいました(ワラならぬ笑い)。お通じには良さそうな気がします。またひとつ勉強になりました。

レジュメもとても楽しみにしています。先生のお気配りには敬服いたします。ダンディなジェントルマンだけれどMulti Lateralな知的探究心にあふれた方。それが塩田先生の印象でした。素敵な会をありがとうございました。

次回の麹谷先生のサロンも、今から楽しみにしています。
by YUTAKA (2006-03-18 15:15) 

D

先生、ありがとうございました!
今回もとても充実した会でしたね。書込み遅くなっちゃったので、皆さんのコメントを拝見しながら、「そうそう」「本当に・・・」と頷いております。
塩田先生はどのようにしてあの溢れ出す知識を身に付けられたのでしょうか。やはり努力の賜物ですよね。そしてあのお優しいお人柄、先生が第二回目の講師をお願いした気持ちがわかる気がします。
あの世界の広さは、まさに「Non Solo Vino」でした。

まさにお皿の上に絵を書いたような佐藤シェフのお料理も大満足です。
特にAntipastiのお皿。春の野原の上に蝶々が飛んでいる様子、私も野草を摘みに飛び出したくなりました。レモンやベルガモットの香りと、ワインのトラミネル・アロマティコの清々しく且つ華やかな香りもとても合っていました。
他のお料理も全て美味しかったです。子羊も柔らかくて、藁の香りが上品に出ていて絶品でした。あ、ちなみに私は藁仲間ではありませ~ん!!(笑)

楽しいだけでなく、美味しいだけでなく、本当に有意義で充実した時間をありがとうございました♪
そしてお疲れ様でした。。。
by (2006-03-18 17:45) 

根本友子

青木先生♪

当日、酔っ払ったままメールをお送りしたものの、ココに書き込むのをすっかり失念しておりました。ごめんなさい。

塩田先生、とってもチャーミングで、魅力的な方でした。
溢れ出るお話は、どれも知識のみでなく実体験をもとにされているもの
ばかりなので、とても説得力があり、引き込まれてしまいました。

“美食小噺”という新しいジャンルのような気さえしました・・・・。
そのくらい楽しかったです。

そういえば、当日、「!」と思ったことがありました。

私は、ずーーっと前から、和牛のサーロインステーキには、ピュリニーモンラッシェあたりの白ワインの方が、赤ワインよりもマッチすると思っていました。
美味しい脂なら、白ワインの方がその美味しさを活かせるように思っていました。
赤ワインは、脂を落としてしまうので、美味しい脂には勿体無い感じがして・・・。

で、当日頂いた資料の中の「冷旨系・・・・・」という表を見て、ピン!ときました。

オージービーフなどだと、温かい方が脂が美味しいのですが、和牛の脂って、少し温度が低くなってからの方が甘味が出て美味しいと思うのです。
だから、もしかして、白ワインが合うって感じていたのかなぁ。。。。と。

先生にお話したら、「なるほど~。面白いですね」とおっしゃってくださいました。

お魚も、マグロやカツオにはボジョレーや、フレッシュなピノを合わせていて、それをお客様にも薦めていたのですが、それが裏付けられて、ホッとしました。

やはり、教科書からの知識を出発点にするのではなく、実体験から行き着いた組み合わせに、「妙」があったりするものなのですね・・・・。
「どうして」は後からついてくる・・・・ワインも食べ物も、もともとは教材ではなく、生活に根付いたもの、ということを考えると、それでいいのだ、と再認識しました。

結局は、そこに気付くかどうか、が大事なのだ、と。

また、ぜひ、参加したいです!

ステキな時間をコーディネイトしてくださって、ありがとうございました。
by 根本友子 (2006-03-18 22:24) 

上杉

参加して、青木先生にお会いしたかったなぁ・・・
by 上杉 (2006-03-18 22:27) 

fumiko

ayaco-san, YUTAKA-san,
Non Solo Vinoへのご参加ありがとうございました。
>もちろん内容全部は理解はできませんでしたが(笑)。
大丈夫です、フォローのレジュメがありますから。
>レジュメもとても楽しみにしています。
なんと24枚だそうです! プラス別紙3枚!!
届くのは今週半ば以降になりそうですが、これをマスターすれば、“美食家”としてデビューできると思いますよ、乞う、ご期待です♪

藁仲間でない(笑)Dさん、書き込み、ありがとうございました。
楽しんでいただけた由、嬉しいです。
>塩田先生はどのようにしてあの溢れ出す知識を身に付けられたのでしょうか。
学生の頃、初めて行った『小川軒』での体験がキッカケだったようです。注文したお料理に添えてある“様々なスパイス”が使いこなせず、悔しい思いをしたことがあったそうで、それ以後、一念発起して・・・と話をしてくださった記憶があります。
まだまだ学ぶ時間は十分ありますので、塩田2世目指して頑張りましょう♪
by fumiko (2006-03-21 01:04) 

fumiko

根本友子様
さすがフード・コーディネーター、学ばせていただきました。
塩田先生に根本さんのコメントをお伝えしましたら、「凄いですね」と驚いておりました。
私もそのうち、極上の白ワインと三田牛との組み合わせに挑戦してみます。
素敵なアドヴァイス、ありがとうございました!

上杉さ~ん、ご無沙汰です。
新井社長の元で毎日お忙しいことと思いますが、奇数月はサボって、Non Solo Vinoにおいでください~♪
by fumiko (2006-03-21 01:16) 

根本友子

青木先生

調子に乗って、もう一レス♪

>私もそのうち、極上の白ワインと三田牛との組み合わせに挑戦してみます。

お肉は、塩・コショーで焼き、焼いた後のフライパンにほんの少しのバターを入れ、あればレモン汁かライム汁を1~2滴入れて少し詰め、お醤油を最後に1~2滴(どちらも入れすぎ注意)。
これをお肉にかけると、白ワインとも白いご飯とも相性バッチリです。
脂のおいしい和牛は、パンよりもご飯で食べたい!と思うのは私だけではないはず・・・・・ですよね・・・。

次回もぜひ参加したいです!!
by 根本友子 (2006-03-21 20:45) 

fumiko

わぉ、友子さん、頭の中でミディアム・レアの和牛と、食欲をそそるお醤油の香ばしさが、しっかりイメージできます。
美味しそう、これは即、試してみなくてはいけませんね。
もちろん、白いご飯でいただきま~す。
次回のNon Soloにも是非おいでください♪ 宜しくお願いいたします!
by fumiko (2006-03-21 22:09) 

安江隆広(@tyasue)

はじめまして。

その昔、国際観光専門学校で塩田正志先生のお写真が載っていたので懐かしくなって見入ってしまいました♪
by 安江隆広(@tyasue) (2010-08-31 22:27) 

fumiko

安江隆広様  コメント、ありがとうございました!
古いブログを見てくださったのは『カシーナ・カナミッラ』の流れですね。
2006年、Salone『Non Solo Vino』の2回目で塩田先生にお話いただいたのですが、先生も楽しんでくださっていたのが懐かしいです。

先日、用事があって東京駅の丸善に行ったのですが、同店内で食べることができるハヤシライス!
先生お気に入りの味だったことを思い出していた私です。


by fumiko (2010-09-01 01:40) 

HM

塩田正志先生は、亡くなられたのですね。大学時代のゼミの先生でした。お写真が載っていたので懐かしいです。もう何十年も前ですが、あの頃とあまり変わってないです。
by HM (2012-10-14 21:36) 

マック

ネットで塩田正志先生を検索したら、このブログでみつかりました。大学でホテル観光学の先生でした。ドイツ語とイタリア語に堪能でした。
もう40年以上前です。写真を拝見しましたが、あの頃とあまり変わってないです。美食学(ガストロミー)と観光学の草分けです。
懐かしい写真をありがとうございました。
by マック (2022-12-18 21:35) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0