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3年ぶりに開催できた第11回シャンパーニュ騎士団 Ordre Des Coteaux De Champagne ガラ・ディナー@マンダリン オリエンタル東京 [シャンパーニュ騎士団]

     2019年以来の開催 シャンパーニュ騎士団叙任式&ガラ・ディナー

           シャンパーニュがはじめてゲストに供された
       フランス国王ルイ15世/ルイ・キャーンズの戴冠式の晩餐会から
              300年の記念すべき年🥂

 ドゥ・ヴノージュと輸入元ヴィレッジ・セラーズからのお招きで、
 ジル・ドゥ・ラ・バスティエール社長の隣席、光栄でした!
 シュヴァリエ、オフィシエ受章の同テーブルの皆さま、おめでとうございます。
 リチャード・コーエン社長(前列右)、中村芳子専務(後列右から2人目)
 ご配慮に感謝、ありがとうございました。



            ルイ15世戴冠300年記念ボトル
            ルイ15世 ドゥ・ヴノ―ジュ1996
            ぶどう品種:CH、PN各50%
            ドザージュ:6g/L
            ステンレスタンクで発酵・熟成
            瓶内熟成期間:120ヶ月以上


            アぺリティフ会場で
2018年&2019年とシャンパーニュツアーで訪問したメゾン当主の皆さまと再会できて本当にハッピーでした。ツアーに同行くださった日比谷・松本楼の小坂文乃社長も晩餐会にいらしたので、ふたりで歓迎しました!

      ジョセフ・ペリエのオットー・プシュビラ取締役は
     「パンデミックが落ち着いたら日本に行きたい」とのメールをくださり…

 ドラピエではミッシェル当主ご夫妻が手作りの料理を披露してくださり感涙
 本当に温かなお人柄!
 左のマダムはシャンパーニュ騎士団の関係者さん


             o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。

        ガラ・ディナーでは7メゾンのシャンパーニュが登場


     昨年シャンパーニュ騎士団の団長に就任したジュアレス・クリストフさん(右)
     日本支部のリーダーはクリスチャン・ボラーさん
     今回の叙任式でボラーさんは日本支部総領事から日本支部大使に昇格
     おめでとうございます!!
     追記:シャンパーニュ騎士団の公式発表 シュヴァリエ51名、オフィシエ12名


         クリストフ&ボラー両氏の脇を固めているのは、
         日本ソムリエ協会の石田博副会長と森覚常務理事


 騎士団日本支部がマンダリン オリエンタル 東京で開催するのは3回目
 初回は2009年で、この時に私はシュヴァリエを受章、とても思い出深いです。
 2回目はシャンパーニュの世界遺産登録を記念した2015年でした!


      ガラ・ディナーの口開けは“団長のメゾンから”が、お約束
      二コラ・フィアットのパルム・ドール2000

      鱸のタルタル うろこ仕立てのきゅうりとキャビア

       ローラン・ペリエ グラン シエクル No.23
       オマール海老のパリジェンヌ風 シャルドネのジュレ

 輸入元サントリーワインカンパニーの吉雄敬子社長
 ギヨーム・パイヤールさんとは3年ぶりにお会いできました。 
 ローラン・ペリエのブランドアンバサダー フィリップ・ソーゼットさん
 今回のオフィシエ受章おめでとうございます!
 


      アンリオ ブリュット・ミレジメ2012

 舌平目と牡蠣のブレゼ ソースシャンパーニュ
 私のお皿は牡蠣を他の魚介にチェンジ

 輸入元ファインズの吉川由紀子社長とアンリオのジル・ド・ラルズィエール当主
 アンリオ所有の18世紀のシャトー・レゼルノワで、
 格調あるおもてなしをしてくださったジル当主
 吉川社長のシュヴァリエ受章、おめでとうございます!
 
      我らのテーブル ドゥ・ヴノ―ジュ
      冒頭で紹介したルイ15世 ドゥ・ヴノージュ1996
      ルイ15世戴冠300年記念ボトル×リドヴォーのヴァローヴァン 蕪のグラッセ
      デゴルジュマンは今年6月、熟成による様々なアロマ、酸味の切れ感が印象的

 サービスを担当していた資生堂パーラー ザ・ハラジュクの本多康志店長

 ルイ・キャーンズ記念ボトルのお祝いを言ってくださいました。
 いつもながらの気配り
 誰もが「素晴らしいホスピタリティ」と絶賛するソムリエさん!

 シャンパーニュ仲間八巻多鶴子さんを交えた3ショット


      ペリエ ジュエ ベル エポック2008
      18ヶ月熟成コンテチーズのフイユ・エ・フイユ
      キャラメリゼしたエンダイブのクーリ

 ゆるゆるのピン甘、sorry[ふらふら]
 輸入元PRJのポール-アンドレ ヴァシュロンマーケティング本部長と栗木英一郎部長
 10月のスペシャル・イベントでは大変お世話になりましたl


     ペリエ ジュエのイベントでも一緒だった多鶴子さん
    「次回は着物デュオで」とのお約束が果たせました[わーい(嬉しい顔)]



         ビルカール・サルモン ブリュット・ロゼには
 桃のポッシェ マダガスカル産バニラの香り 冷たいサバイヨンとフランボワシュプリーズ


 騎士団シャンパーニュ騎士団ボードメンバー&関係者の皆さま
 素晴らしい時間をありがとうございました!!


             o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。


  アぺリティフは3会場で15メゾン(リストでは)のシャンパーニュがサービスされました。
  残念ながら、すべてのアイテムの画像は網羅できず

             ジャクソン キュヴェ745
           撮影しやすいセッティングはさすが!


       ポール・グールのブラン・ド・ブラン2009 ブリュット PC
       色白の清楚な雰囲気を備えたスタイル


         テタンジェ ブリュット・ミレジメ2015
         CHとPN各50%をブレンドした
         飲み飽きしないエレガント系のシャンパーニュ

       ブルーノ・パイヤール アッサンブラージュ2009
       CHとPN各50%をブレンド
       澱と7年間瓶熟させ、2017年9月に澱引き後、
       さらに18ヵ月熟成させたこだわりの逸品


         シャンパーニュラバーを満足させたラインナップ



 大好きなシャンパーニュに囲まれ コロナ渦中の閉塞感を大いに払拭できました。
 懐かしい面々とお目にかかれて とても嬉しく思いました。
 次回も“笑顔の再会”ができますように!

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シャンパーニュ騎士団日本支部 晩餐会2018@名古屋 Grand Chapitre de Nagoya [シャンパーニュ騎士団]

第9回GRAND CHAPITRE DE NAGOYA

シャンパーニュ騎士団の叙任式典&ガラディナーがホテルナゴヤキャッスルで開催されました。私はシャンパンメゾン『ローラン・ペリエ』からのお招きで、アペリティフと晩餐会に参加しました。

地方開催は2016年の京都に続いて、名古屋が2都市目になります。
昨年10月、ランス市と名古屋市が姉妹都市締結をしました。
本年5月、河村たかし名古屋市長がランスでオフィシエ・ドヌールを受章なさったので、11月29日の名古屋開催では、それを記念し、祝す意味で、改めて、叙任記念セレモニーを執り行ったとのこと。今後、ランス市との交流が増え、シャンパーニュの需要が増えることが期待されます。
[リボン]追記:71名のシュヴァリエ、12名のオフィシエが叙任されました(シャンパーニュ騎士団より

アペリティフ会場で
アペリティフには11メゾン、ディナーには7メゾンのシャンパンが供出されました。


前団長アントワン・ビルカール社長が率いるビルカール・サルモン、人気のロゼが登場


コート・デ・ブランのグランクリュのシャルドネのみで造られるドゥラモットのBdeB


昨年の#740に続き今回は#741
アヴィズ村のシャルドネとアイ村のピノとの見事なバランス


ルイーズ・ポメリー、大容量ボトルで熟成させた安定感ある2000年ヴィンテージ


グランクリュに格付けされたシャルドネのみを使ったコント・ド・シャンパーニュ、2006年のふくよかさは魅力


テタンジェのブランドアンバサダーMidori Forayさん(左)、川村玲子CIVC日本事務所代表、同事務所の笹本由香理さんとの4ショット


大尊敬しているルイ・ロデレールのジャン・バティスト・レカイヨン シェフ・ド・カーヴ


島悠里さんから届いた4ショット
レカイヨンさん、CIVC本部ヴァンサン・ペラン事務局長推薦でシュヴァリエ受章の島さん、ルイ・ロデレールのフレデリック・ルゾー社長。島さん、おめでとうございます!


アンリオのジル・ド・ラルズィエール社長にはお願い事を\(^o^)/


2018年ヴィンテージ(VT)に関する質問をしてみました。
Q:2018年はいかがですか?
A:大変美しいVTであることには間違いありません。
出だしは雨が多く、不安な一年の始まりだったのですが、春先の多すぎる雨が、結果として、夏の乾燥、猛暑で苦しむぶどうを助けてくれました。夏の終わりは日照度が大変多く、気温も高くなったものの、地中に蓄えられていた水分のお陰で、品質的にレベルの高いぶどうが収穫できました。多くの人が、今の時点で、グレート・ヴィンテージかどうか知りたがるのですが、収穫で綺麗なぶどうが取れたとしても、それがどのようなVTになるのか。それを言うのは時期尚早だと思っています。これから春先にかけてブレンド作業があるので、それから判断していきたいです。ぶどうの出来だけを見ればヴィンテージができる年ですが、慎重に進めたいと思います。

Q:2008、2018 と“8”の付く年は良いと言われていますが
A:アンリオの創業年は1808年で、初めてシャンパンを造った年になります。それ以降も、8が付く年は良い思い出につながっています。1988年VTもとても良い収穫年でしたし、セラーにある一番古いVTは1928年。アンリオにとって8には縁があります。

昨年、ジル社長と試飲したロゼ2008年は本当に素晴らしく、高い評価を受けています。2018年も期待できるのでは・・・

アペリティフでは他には『カナール・デュシェーヌ キュヴェV』、『ガティノワ アイ・グラン・クリュ ブリュット レゼルヴ』を試飲しましたが、時間不足で『シャルル・エルネール』、『G.H.マム』、『ニコラ フィアット』、『ポールグール』には立ち寄れず(泣)


ディナー会場で

会場はホテルナゴヤキャッスル

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7メゾンのシャンパンの饗宴!


今年6月、新団長に就任なさったブルーノ・パイヤールさんとボードメンバー



河村たかし名古屋市長のオフィシエ・ドヌール叙任記念セレモニー。
シャンパーニュ騎士団のパイヤール団長とクリスチャン・ボラー日本支部総領事によって執り行われました。河村市長は、パワフルにあいさつ。ランスも名古屋も戦争で被害を受け、その後、頑張って再生した都市であることを述べ、“ la vie en rose 薔薇色の人生”を鼻歌で口ずさむほどのテンション。MCを務めたクララさんによると、5月のランスでも同様に歌われた由。騎士団初とも言える賑やかな開会でした。

ローラン・ペリエ&サントリーテーブルで

サントリーワインインターナショナルの宮下敏社長の隣席、光栄です!


第9回叙任式でシュヴァリエを受章なさった皆さまとの記念ショット
おめでとうございます!

ディナーで供出されたシャンパーニュ

晩餐会ではいつも団長のメゾンからスタートします。後方のソムリエ軍団が持っているのはブラン・ド・ブラン1999、もちろんマグナムサイズ!


同メゾンのプライベートコレクションで、コート・デ・ブランのオジェとル・メニル・シュル・オジェのぶどうを使用。11年間の熟成の後、2011年4月にデゴルジュマン、ラベルはフランス人画家ギヨメット・シュランベルジィの“活気”。溌剌と豊潤さを兼ね備えた守備範囲の広いシャンパン


海の幸タルタル仕立てとニュージーランド産オーラキングサーモンのミキュイ
軽やかなシャンパーニュヴィネガー風味


檀上でソムリエ諸氏がクリスタル2008を持って勢揃い。
名古屋で活躍している50名あまりの皆さまが集結してくださいました!


2009VTの後にリリースされた2008年。ルイ・ロデレール創業以来、初のヴィンテージ前後入れ替えしたシャンパン! 私は最低でも30年以上の熟成に耐えられると思っています。


ウナギのロースト 根セロリの岩塩包み焼き 柑橘香るスダチ入りブールブランソース


秀逸な3ヴィンテージをブレンドして造るグラン・シエクル


ローラン・ペリエテーブルで特別供出されたキュヴェ・アレクサンドラ・ロゼ2004
ズワイ蟹のリゾット “雑炊仕立て” 白トリュフオイルの香りはアレクサンドラと!


ペリエ ジュエのベル エポック ロゼ2007 × 金目鯛の味噌風味焼き サバイヨンソースのグラタン
金目鯛の皮をもう少しパリパリに焼いた方がロゼに由来するソフトなタンニンに合ったはず、味噌風味にも


ウイリアム・ドゥーツ1999 × 尾張牛フィレ肉のスービット アルビュフェラソース デュシェスポテトを添えて


ドラピエ ミレジム・エクセプション2006はシャンパーニュ騎士団初のジェロボアム(3000L)、今宵のディナーのためのスペシャル、さすがミシェルさん!


11月9日以来の再会!

エクセプション(“例外”と命名されたシャンパン)について伺ってみました。
ドラピエ:美しいシャンパーニュ、豊潤でとても良い熟成状態です。シュル・リーの期間は8~10年でほぼ9年ほど。瓶熟は王冠ではなくコルクで行なっていました。40%がオーク樽、様々な大きさのフードルで、穏やかな酸化をしています。味わいはドライでドザージュ量は3.5ー4g/L、リキュール(ヴァン・ド・レゼルヴ)は20年以上樽でキープ。ジェロボアムサイズなのでとてもフレッシュです。亜硫酸は極少、軽いフィルター掛け、ダークカラーのボトルは酸化を防ぐ働きをしています。


フォアグラのロワイヤルに名古屋コーチンのフィレを添えて


ラストのシャンパンはティエノ キュヴェ・アラン・ティエノ2007
創設者の名を冠したシャンパン(CH65%、ピノ・ノワール35%)、黄金色、アカシア、バターのペストリー、存在感あるアイテム


柿とマロンのムース タルトタタン風 マロンアイスクリームを添えて


サントリーのファインワインを扱うファインズテーブルで

中西卓也社長から「青木さんはローラン・ペリエのアンバサダーでもこころはアンリオだよね」と言われて[わーい(嬉しい顔)]

ルイ・ロデレールとエノテカテーブルで

お懐かしい廣瀬恭久会長のお姿も


東京での再会、とっても嬉しかったです。
ちなみに、ディナーに登場した(3番目)ローラン・ペリエ、(4番目)ペリエ ジュエ、(5番目)ドゥーツ、(6番目)ドラピエまでの4メゾンはこの11月に訪問してきたばかり、気分的にも最高でした!


ポール・グールの輸入元オーバーシーズの木下正行ワイン部長と


シャンパンラバーの西村さん、その熱意に敬意を表します!


贅沢な泡の祭典、シャンパンメゾンにこころからの感謝を!

ローラン・ペリエの顔として活躍したフィリッ・ソーゼットブランドアンバサダー

ローラン・ペリエの代表として頑張っていたフィリップさん
メゾンへの報告もよろしくお願いします!

最後にひとりごと・・・


2016年のハイアットリージェンシー京都では、“結ぶ”をテーマにフランスと日本の友好を賛美しました。昨年のウェスティン東京では“舞”をテーマにして、過去最多20メゾンが参加した華やかな会になり、なかでも野村萬斎さんの舞は素晴らしかったです!
翻って、今年は日仏友好160年の記念年でしたが、特別のテーマもなく、静かなエンディングで・・・。折角の記念年なのに、との思いが残ったディナーでした。
次回の第10回GRAND CHAPITREが、“ときめき”を感じる内容だと嬉しいです!

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シャンパーニュ騎士団 第8回叙任式典&ガラディナー ~今回は“舞”がテーマ~ [シャンパーニュ騎士団]

サントリー&ローラン・ペリエに感謝を込めて

素敵なご招待!


今回のテーマはグラスのなかを優雅に漂う、繊細な泡、黄金色に輝く泡の“舞”

第8回の式典ではシュヴァリエ87名、オフィシエ19名、オフィシエ・ドヌール2名が叙任されました。おめでとうございます!!

12年間の流れを振り返って・・・
シャンパーニュ騎士団日本支部が創設されて12年。参加メゾンも過去最高の20社でした。
叙任式典&ガラディナーを振り返ってみると、2005年の初開催はフォーシーズンズホテル椿山荘。2007年も同ホテル、2009年はマンダリンオリエンタル東京、2012年はホテルニューオータニ、2014年は帝国ホテル、2015年はマンダリンオリエンタル東京(ユネスコ世界遺産を記念して)、2016年は古都京都での初開催、ハイアット・リージェンシー京都でした。そして今年はウェスティンホテル東京!

私はサントリーワインインターナショナル(以後サントリー)&ローラン・ペリエ(LP)とのご縁で、すべてにお邪魔させていただいておりますが、やはり嬉しかったのは、自分の受章回です。特に阿部誠ソムリエやシャンパーニュ騎士団のクリスチャン・ボラー日本支部総領事とご一緒にオフィシエを受章した2012年は忘れられません。

印象深い内容だったのは和の世界の素晴らしさが伝わってきた2014年。この時は北野武(ビートたけし)さんがLPからの推薦でオフィシエ・ドヌールを叙任なさったこともあり、サントリー&LPテーブルはとても賑やか。料理も尊敬しているテイエリー・ヴォワザンシェフが指揮していたので最高でした!
http://non-solo-vino.blog.so-net.ne.jp/2014-05-24

感嘆したのは昨年京都で行われた第7回。すべてに気合が入っていて、オフィシエ・ドヌールを叙任なさった京都市長の門川大作さんは「京都とパリは姉妹都市であり、毎回、京都で開催してください」と強調なさっていました。サントリー&LPテーブルにはオフィシエを受章なさったシャネルの日本法人リシャール・コラス社長がいらっしゃいました。細部にわたって、日本の美が散りばめられた回だったので、参加メゾンの皆さまも大満足なさったことと思います。
http://non-solo-vino.blog.so-net.ne.jp/2016-11-29


受章者の「小十」奥田料理長、「中国飯店」徐社長&「ホテルニューオータニ」鈴木副総支配人と


サントリー&LPのメインテーブルには山崎雄嗣社長、ディナーゲストとして2006ミス・ユニバース準ミス、才色兼備の知花くららさんがいらっしゃいました。今回シュヴァリエ(グリーンのリボン)を受章なさったのはLPの販売では群を抜く中国飯店の徐富造代表取締役、ホテルニューオータニの鈴木浩副総支配人、LPの良さを知り尽くしているミシュラン三つ星店小十の奥田透料理長。そのテーブルに光栄にも不肖青木冨美子も同席させていただきました!

アペリティフ会場で

サントリーの山崎社長、今回初参加メゾン&ドメーヌアンリオのジル・ド・ラルズィエール社長。アンリオの輸入元ファインズはサントリーグループのファインワイン専門会社です。


photo by Nishimura
ジル社長、アンバサダーの情野博之ソムリエ、フランスから来日した西山雅巳さん


シャルドネを大事にしているメゾンの象徴ブラン・ド・ブラン、泡の"舞"も見えますね!


ローラン・ペリエのマルセルさん&ギョームさん

山崎社長、来日したLPアジア総括ディレクターのマルセル・ベルトさん(左)、LPインターナショナルキーアカウントマネージャーのギョーム・パイヤールさん(右)


人気者だったグラン・シエクル!


お世話になっているサントリーの新村聡部長と阪本琢哉さん



ペルノ・リカール・ジャパンのティム・ベック社長とペルノ・リカール・アジアのフィリップ・ゲッタCEO


シャンパーニュ委員会(CIVC)のヴァンサン・ペラン事務局長!


ブルーノ・パイヤールのパイヤール社長、松本楼の小坂文乃社長、シャンパン仲間のよっしーご夫妻


カナール・デュシェーヌとティエノーの醸造長だったローラン・フェデウさん(右)
今年からフェデウさんと一緒に働いていたニコラス・ウリエルさん(中央)がティエノーの醸造長になりました。
輸入元のジェレミ・ルメグ エクスポートマネージャー(左)


ティエノーのブースではキュヴェ ティエノー ブリュットのデザインボトルが好評。ホテルオークラ ワインアカデミーの渡部明央師匠が「着物の絞り柄と同化していて面白い」と。同意です!



騎士団のボードメンバーボワゼルのブースではブリュット・ロゼをサービス





ルイ・ロデレールブリュット・プルミエ


ジャクソン キュヴェ#740


ガティノワ グラン・クリュ アイ ブリュット・レゼルブ


ポメリー キュヴェ・ルイーズ2000


ミッシェル・ゴネ ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ2002


G.H.マム キュヴェRSRV ブラン・ド・ブラン2012


ニコラ・フィアット キュヴェ・パルムド-ル ブリュット1999


晩餐会には7メゾンのシャンパン
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Dame d'Honneurを受章したデザイナーのコシノジュンコさん、壇上で特別叙任セレモニー
ビルカール団長とボードメンバー、司会はクララ・ボダンさん


スタートのシャンパンはビルカール・サルモンのヴィンテージ2006


ズワイガニとユリ根と蕪のクリーム だし風味のコンソメとキャビア添え


壇上でテタンジェのプレゼンテーション


テタンジェ コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン2006


日本海の甘エビのリゾット 下仁田ネギのシチューとアスパラガス添え



デュヴァル=ルロワ ファム・ドゥ・シャンパーニュ グラン・クリュ


野菜を纏ったヒラメとホタテムースのスチーム 柑橘フルーツのバターソース


デュヴァル=ルロワのテーブルで特別供出のファム1996をおすそ分けしていただきました。キャロルさんと長男ジュリアンさん


ブルーノ・パイヤール ブラン・ド・ブラン1999


茸と鴨、フォアグラのオペラ仕立て ブドウのマリネ添え


ドゥーツ キュヴェ ウィリアム・ドゥーツ1999


熊本産地鶏のファンダン トリュフ風味1999


ドゥーツのテーブルで、ファブリスさんと今回シュヴァリエを受章なさった尊敬する川端清生シェフと。 受章、おめでとうございます!

野村萬斎さんが『三番叟』を披露
今回のテーマは"舞"、野村萬斎さんが三番叟を舞ってくださいました。
この演目はお祝いの席で演じられるもので、五穀豊穣を祈る意味があります。グラスのなかで輝く気泡の舞、そして大地に根を張るぶどう樹から実り豊かなぶどうができることを祈願しての舞でした。


前半は面をつけず、足さばきも軽快な舞


後半は面をつけ、深みのある雰囲気の舞



カナール・デュシェーヌ ラ・グランド キュヴェ・シャルルⅦ ブラン・ド・ノワール
ステンレスのみ使用にも関わらず、樽を思わせる重厚感。PN70%、ムニエ30%、ドザージュ6~7g/L(出荷によって異なる)、魅力あるアイテム


コンテと西洋ごぼうのタルト


ペリエ ジュエ ベル エポック ロゼ2007


ヌガーグラッセ 赤いベリーのマリネ添え


ペリエ・ジュエのテーブルでご挨拶


我テーブルでの特別供出はキュヴェ アレクサンドラ・ロゼ2004!


可愛い小菓子


クリスチャン・ボラー シャンパーニュ騎士団日本支部総領事&騎士団メンバー、クララ・ボダンさん


シェフ、ソムリエの皆さん勢揃い


LPからオフィシェ受章をしているボラー総領事と


アレクサンドラ・ロゼを手に奥田料理長と。
奥田さんのお料理とLPのシャンパンの相性の良さは見事です、拙ブログご参考までに。
http://non-solo-vino.blog.so-net.ne.jp/2017-06-06


今回供出されたシャンパンたち、甲乙つけがたい逸品揃い!
素晴らしい時間を共有させていただきまして、本当にありがとうございました。


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第7回シャンパーニュ騎士団叙任式典&ガラディナー@ ハイアットリージェンシー京都 [シャンパーニュ騎士団]

シャンパーニュ騎士団 第7回叙任式典&ガラディナー

会場のハイアットリージェンシー京都のロビーでは舞妓さんによる舞踊も


シャンパーニュ騎士団日本支部は創設11年目。叙任式典とガラディナーは、今回初めて京都で開催されました。参加メゾンも過去最多の19で、いつも以上に盛大な会になりました。

アペリティフの会場で
サントリーとローラン・ペリエ

オフィシエのリボンは黄色。私はサントリー&ローラン・ペリエ(LP)からの推薦で2012年に受章しました。京都へのお招き、光栄です!


LPのフラッグシップ、キュヴェ・グラン シエクル


LPブースではグラン シエクルをマグナムでサービス。サントリーワインインターナショナル(以後サントリー)の山崎雄嗣社長も「まずはグラン シエクル」から

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LPのアンバサダーでノエル・ア・ラ・モード@伊勢丹でも活躍していたフィリップ・ソーゼットさんとサントリーのブランド部LP担当の阪本琢哉さん


photo by Sakamoto
昨年11月のメゾンでの再会以来になるインターナショナルキーアカウントディレクターのジャン・クリスチャン

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サントリーの山崎社長とサロン&ドゥラモットのディディエ社長に挟まれて名誉なことです!

アぺリティフのマグナム壮観
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ガティノワ グランクリュ・アイ レゼルヴ・ブリュット


びっくりの登場、アムール・ドゥ・ドゥーツ2006、マグナムは初体験!

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アルフレッド・グラシアンのオリヴィエ当主とアルフレッド・グラシアン ブリュットNV


ドラピエ キュヴェ・ミレジム・エクセプション2002

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デュヴァル=ルロワ(DL)の社長キャロルさんと長男ジュリアンさんと


DLのブランド・アンバサダー、アントニー・ドッヴィッレ夫妻


ペリエ ジュエのブースにはペルノリカールジャパンの栗木部長
DLからオフィシェを受章なさった森さんのお姿も、おめでとうございます!

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料理研究家の内坂さん、シャパーニュ委員会の川村日本代表、横浜君嶋屋の君嶋社長


お寿司も自分で作るお料理上手なティエノーの社長スタニスラスさん

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サーモンや帆立を使ったフィンガーフード

晩餐会ではトップキュヴェの競演
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豪華なラインアップ、圧巻でした!
アペリティフは■アルフレッド グラシアン ブリュットNV ■シャルル・エリネール グラン レゼルヴ ブリュット ■ドゥーツ アムール・ド・ドゥーツ2006 ■ドラピエ キュヴェ・ミレジム・エクセプション2002 ■ガティノワ グランクリュ・アイ レゼルヴ・ブリュット■ジャクソン キュヴェ739NV ■ローラン・ペリエ キュヴェ・グラン シエクル ■ニコラ・フィアット ブリュット レゼルヴ ■ポール・グール ブラン・ド・ブラン2007 ■ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット■ポメリー キュヴェ・ルイーズ2000 ■テタンジェ コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン2006の12メゾン

デイナーは■ビルカール・サルモン2006 ■ルイ・ロデレール クリスタル ブリュット ヴィンテージ2007 ■デュルヴァル・ルロワ キュヴェ・ファム・ド・シャンパーニュ2000 ■ドゥラモット ブラン・ド・ブラン2007(750ml) ■ジー・エイチ・マム キュヴェ ルネ・ラルー1999 ■ボワゼル グランヴィンテージ2007 ■ティエノー キュヴェ・アラン・ティエノー2007の7メゾン


開会の仕切役はシャンパーニュ騎士団のアントワーヌ・ロラン・ビルカール団長とクリスチャン・ボラー日本支部総領事


オフィシエ・ドヌールの叙任は清水寺の大西英玄さん(左)と京都市長の門川大作さん
前日が誕生日だった門川市長のためにスペシャルケーキも登場.。「京都とパリは姉妹都市で2018年に60周年を迎えます。素晴らしい文化があるところにはおいしい食文化があるので、酒を通じて交流を深めたい」と門川市長


ディナー口開けのシャンパンはビルカール・サルモン
会場に設けられたL字型の掲示板、サービスされるシャンパンの映像が表示されます。


自家製サバのスモーク 季節の京漬物 柚子ドレッシングとマイクロリーフ


2番手はクリスタル2007


雲丹豆腐 京都葱 鰹出汁のジュレ× クリスタル2007の相性は絶妙!


帆立貝の炙り焼き 卸し蕪 からすみ 味噌のブールブランとベルーガキャヴィア × ファム・ド・シャンパーニュ2000


半兵衛麩とパルメザンチーズのリゾット〝海の宝石〟桜海老添え × ドラモットBdeB07
ミネラルの一致


各メゾンのテーブルに登場する特別のシャンパン、我がテーブルにはキュヴェ・アレクサンドラ・ロゼ2004



鴨胸肉のロースト 梨のコンフィ 芽キャベツ 栗と牛蒡のフリカッセ ダックソース × ルネ・ラルー1999

サプライズ!

アルフレッド・グラシアン当主が「飲んで」と言って分けてくださったのが『キュヴェ・パサシオン2002』
以前のセラーマスターから現在のセラーマスターに変わる時、記念のキュヴェとして良年のヴィンテージで生産。本数500本(輸入元:中島董商店/未入荷/15万円)、すでにグラシアンにも在庫なしとのこと。凄い熟成感! 貴重なシャンパンをありがとうございました!


山崎社長とフィリップさんとの3ショット


我がローラン・ペリエ×サントリーテーブルにはシャネルの リシャール・コラス夫妻、山崎社長、LPアジア総括部長のマルセル・ベルトさん、シュヴァリエ受章者の中村弘法さん、志村幸一郎さん


壇上には司会のクララ・ボダンさん、クリスチャン・ボラー日本支部総領事、ティエノーのスタニスラスさん


柿のパルフェ 抹茶メレンゲと共に サブレ × キュヴェ・アラン・ティエノー2007


シャンパーニュ騎士団のロゴを模したマドレーヌ


大役のおふたり、ビルカール団長とボラー総領事



400名超の参加者に最高のおもてなしをしてくださったハイアットリージェンシー京都のシェフを紹介

〝結ぶ〟をテーマにして
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エヴリーヌ・ロック=ボワゼルさんとも再会、ボワゼルのマダムはいつも温かな笑顔

今回、京都とパリが姉妹都市であり、美しい文化を誇る二つの古都を〝結ぶ〟ということをテーマにして表現したのが〝帯〟のデコレーションです。それは笹島式帯結びで知られている笹島寿美先生によるもので、先生が各シャンパンのイメージに合わせてマグナムサイズのボトルに帯をかけました。
雛段のシャンパンをご覧いただけばおわかりいただけると思います。たとえば、ビルカールサルモンは雲竜型 (力強さ)、クリスタルは不知火型(美しさと強さ)、デュヴァル・ルロワはふくら雀、ルネラルーは文庫結び、グラン シエクルは京風角出し結び、そしてティエノーは蝶結び、といった具合です。

すべてのシャンパンたち

紅葉の美しい古都京都の夜の饗宴を華やかに彩ってくれたシャンパンたち

素晴らしい時間を共有させてくださった皆さまにこころから感謝申し上げます!!

世界遺産登録を記念した〝Grand Chapitre de Tokyo2015〟 ローラン・ペリエとサントリーに愛を込めて! [シャンパーニュ騎士団]

素晴らしいシャンパンの余韻を感じながら・・・
11月27日にマンダリン オリエンタル東京で開催されたシャンパーニュ騎士団叙任式典記念ディナーで、素敵な時間を共有させていただきました。

アペリティフでは

赤いエチケットが特徴のティエノー キュヴェ・ティエノー・ブリュット
清楚でエレガント、飲み飽きしないスタイルです!


シャンパンには欠かせないグラスの展示

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ボワゼルはブラン・ド・ブラン
マダム エヴリーヌは日本文化や庭園、お茶に興味をお持ちで、玉露がお好きとか!

GHマムのブラン・ド・ブランは4.5気圧

通常『マム・ド・クラマン』のマグナムサイズは販売されていないのですが、特別の時だけ登場


このクラマンの気圧は4.5、その分、口当たりはよりクリーミー


ガティノワはグラン・クリュ・アイ レゼルヴ・ブリュット
シャンパーニュの中心部には愛(アイ村)があります!


透明瓶のヴランケン ディアマン・ブリュット、冷たくし過ぎるより10度位で飲むほうが魅力的

シャンパーニュの饗宴 華やかな晩餐会

ローラン・ペリエのメインテーブル、輸入元はサントリーワインインターナショナル(株)です!
光栄にも両社からのお招きでディナーへ


開宴前に、2015年1月1日付で就任なさった山崎雄嗣代表取締役社長と記念ショット


口開けはロゼ! ビルカール・サルモン ブリュット・ロゼ!!


晩餐会はシャンパーニュ騎士団の新団長アントワーヌ・ロラン・ビルカールさんの仕切りで、2名のオフィシエ・ドヌールの叙任式からスタート

長テーブルには昨年オフィシエ・ドヌールを受章した北野武さんの姿も。お隣は自由が丘ワインスクールの永野寿子さん。たけしさんは今年6月、ローラン・ペリエの推薦でシャンベラン・ドヌールを叙任されています。本国(フランス)以外では外国人初の名誉ある受章でした。

メニューから

ズワイ蟹とブラッドオレンジのサラダ キャビア添え



ビルカール・サルモン ブリュット・ロゼに続いてドゥラモット ブラン・ド・ブラン07、そしてデュヴァル・ルロワ ロゼ・ブリュット・プレスティージュ プルミエ・クリュ


サロン・ドゥラモットのディディエ・ドゥポン社長がローラン・ペリエ(LP) テーブルにいらっしゃったので、ステファン・ブラニスラフ・ダルヤックCEOとの2ショットを。「ドゥラモットのマグナムは今まで造っていなかったけど、2007年VTから生産しているよ」とドゥポン社長

LPのダルヤックCEOは半年前に就任しました。現在、サロン・ドゥラモットはLPの傘下ですが、愛書『ワインと戦争』のなかに若き日のベルナール・ドゥ・ノナンクール前社長がサロンで修業していた時の話が出てきます。サロンとLPのつながりは、そこから始まっています。


平目の昆布締めとトスカーナ産プロシュート ほろ苦いサラダ ホワイトバルサミコの香り


エレガント系のビルカール、ミネラル感と凝縮感のデュヴァル・ルロワ


スコッチサーモンのコンフィ 岩海苔のリゾット
シャンパンとサーモンの色で合わせるマリアージュ、200%の満足感!


真鯛のポワレ 秋茄子と南瓜 ベルペッパーのグリル
浅蜊とサフランのエキストラバージンオリーブオイル ディルの香り


凛とした風情のドゥーツ
1999は魅力たっぷりでオマール海老と絶妙の相性、こころに残る1本でした!


オマール海老と銀杏のロワイヤルシェルフィッシュフォーム


壇上にはシャンパーニュ騎士団日本支部のクリスチャン・ボラー総領事。MCは昨年と同じクララ・ボダンさん


LPテーブルにスペシャルサービス、グラン・シエクル!!


photo by K. Nishimura
シャンパンラバーの西村さんが撮ってくださった記念画像
ダルヤックCEOといつも温かな気配りをしてくださる輸出担当部長のジャン・クリスチャン
グラン・シエクルの提供もおふたりの粋なこころ遣い!


壮観、第一線で活躍中のソムリエたちがマグナムサイズを掲げて


仔牛のロースト セップ茸のグレービーソース ズッキーニ 百合根 エリンギ茸のソテー
ポメリー クロ・ポンパドール・ミレジメ2003と合わせて


シャンパンサービスのリーダー役、マンダリンオリエンタルの加茂文彦シェフソムリエに慰労の言葉が



嬉しかったLPの監査役モーリス・ドゥ・カルヴァノエルさん(私の右隣)との再会。シャンパンがらみでは、今まで、いろいろなチャンスをいただいてきましたが、マイ・ベストの思い出が世界遺産の平等院鳳凰堂を借り切って行った日本と遊ぼうでした。ドゥ・カルヴァノエルさんとは6年ぶりでした!


栗と洋梨のタルト ラズベリーソース ストロベリー ピスタチオナッツアイスクリーム
ローラン・ペリエ キュヴェ・ロゼと合わせて

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(左から) 晩餐会で供出されたビルカール・サルモン、ドゥラモット、デュヴァル・ルロワ、ドゥーツ、ペリエ・ジュエ、ポメリー&ローラン・ペリエ

ダルヤックCEO、ドゥ・カルヴァノエル顧問、ジャンクリさん、山崎社長、新村部長、綾木さん&阪本さん、ありがとうございました!!


11月12日にローラン・ペリエを訪問して、最新の情報を伺ってきました。
改めてブログにアップいたしますので、よろしくお願いします。



Ordre des Coteaux de Champagne シャンパーニュ騎士団@帝国ホテル ~ローラン・ペリエを中心にして~ [シャンパーニュ騎士団]

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5月22日、帝国ホテルでシャンパーニュ騎士団叙任式典&ガラ・ディナーが開催されました。
この日は日中3回も土砂降りがありましたが、雨にあたることなく行動できたのは本当にラッキー
その幸運が晩餐会終宴まで続いた、シャンパンだけのスペシャルタイムに感謝です!

叙任式典ではシュヴァリエ76名、オフィシエ11名、オフィシエドヌール3名の計90名が受章しました。おめでとうございます!!

アペリティフはローラン・ペリエ(LP)ブースで
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アペリティフの時間は6メゾンをグラスシャンパンで楽しみました。
■ベスラ・ド・ベルフォン〝キュヴェ・デ・モワン ブラン・ド・ブラン〟
■ポール・グール〝”ブリュット・ブラン・ド・ブラン プルミエ・クリュ〟
■ペリエ・ジュエ〝グラン・ブリュット〟
■ポメリー〝ブリュット・ロワイヤル〟
■ヴァランケン〝ディアマン・ブリュット〟
■ローラン・ペリエ〝キュヴェロゼ〟

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サントリーのLP担当の福田宙さんはブースでサービスを

IMG_3048 (2) 大越&阿部ソムリエと.jpg
私はLPから2012年5月にオフィシエの称号をいただいたのですが、阿部ソムリエも同年、LPからオフィシエを受章している同期組です! 大越ソムリエとはお昼のデュヴァル・ルロワ プレスランチョンからほぼ同じような行動で

IMG_3012 (2)  キャロルさんと大越さん.jpg
12時30分から別のホテルで実施したデュヴァル・ルロワのキャロルさんを囲んでの業界女子会(14名)、通訳をしていたのが黒一点の大越さんです。キャロルさんは大越さんの仕事ぶりに満足のご様子でした。

内容充実&パフォーマンス最高のガラ・ディナー
シャンパーニュ騎士団の団長もドラピエのミッシェルさんからドゥーツのファブリス・ロセさんに交代し、日本支部総領事にはトゥ―ルダルジャンのクリスチャン・ボラーさんが就任しています。

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テーブルには赤と金の折鶴と起き上がり小法師が!
折り鶴はアリオナ・ミッシェルさんのデザイン。シャンパーニュをテーマに女性らしい感性で、和紙を使って折った蝶。フランスを表す赤、ゴールドは幸せの色だそうです。
起き上がり小法師は福島県会津最古の民芸品。転んでも転んでも起き上がる〝七転八起〟の意味から、いつでも元気に働けるように、家族や財産が増えるように等の願いを込めて神棚に飾る縁起もの。この小法師は赤、白、青、黒の4色使いなので、トリコロールカラー、日の丸カラーを含んでいますね、ニクイ心遣い

日本の美、伝統美、書で〝泡〟と〝楽〟IMG_3060 .jpg
尺八はブルース・ヒューバナーさん、お琴はマクイーン時田・深山さんによるKoto Shakuhachi Duo『ブルーノ&ミヤマ』

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演奏を背景に、書家の小川啓華さんのパフォーマンスも加わり

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三者三様の〝和〟の世界が、とってもイイ感じ!

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完成した字はシャンパンの泡を楽しむ・・・〝泡〟と〝楽〟、ステキ!

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ご招待いただいたお席はなんとサントリーの櫻井鋼社長とローラン・ペリエの輸出部長ジャン・クリスチャンの間ヽ(^o^)丿 身に余る光栄です。

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LPのシャンパンは晩餐会では供出されないのでテーブルで楽しみました。

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ラングスティーヌとグリーンアスパラガスの柔らかいゼリー寄せ柚子風味&G.H.マム ブラン・ド・ブラン マム・ド・クラマンと合わせて
アスパラガスの皮の繊細な処理、柚子使い等、ティエリーシェフのスタイルを感じました。文句なしの相性!

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人参の冷たいヴルテ マンゴーと生姜&デュヴァル・ルロワ キュヴェ・ファム・ド・シャンパーニュ2000と
オレンジと白の層がきれい、マンゴーの甘さとファムの熟成感、生姜がファムのスパイシーな要素と絶妙、口中でのこの食感は忘れられません、素晴らしい!

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行者にんにくを香らせたハタのロースト 赤玉葱 じゃがいものフォンダン モワルを添えて&キュヴェ・アラン・ティエノ ミレジメ2002
なかでもじっくり煮込んだ赤玉葱の風味とティエノの秀逸なヴィンージ2002年の旨味、複雑味のバランスが印象的

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檀上のシャンパンはティエノ。毎回ダニエル・ロルソンさんが供出シャンパンを紹介。ボトルはすべてマグナム(1500ml)です。

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千倉産アワビの海藻バター風味 モリーユ茸のデュクセルとレフォールで風味づけた豆腐のエミュルシオ、肝のソース&サロン2002
MLFをしていないサロンのフレッシュ感と熟成感がアワビと海藻バターソースのヨード香とマッチ、アワビ好きにはたまらない食感、噛み心地でした。ティエリーさんの技を感じます。

ブレス産プーラルドとトリュフ ジェラールシェフとつくっていた様に&ビルカール・サルモン キュヴェ・ニコラ・フランソワ・ビルカール・ミレジメ1999
1999はまさに飲み頃、料理の重厚感とシャンパンの熟成感が良く合っていました。

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檀上で紹介中のビルカール・サルモン キュヴェ・ニコラ・フランソワ・ビルカール1999

ラングルのティラミス仕立て ヘーゼルナッツ みかん ランスヴィネガーのジュレと共に&ドラピエ キュヴェ・ミレジメ・エクセプション2002
シャンパーニュ地方のウォッシュチーズ、ラングルの熟成具合最高、ここにドラピエのアーモンド風味や熟した柑橘系果実のニュアンスが重なり、素敵な相性。この一皿はドラピエだけでなく、供出されているシャンパンそれぞれとも素敵なマリアージュを示していました。美味しすぎて料理もシャンパンも画像失念sorry~

デザート名は〝まさに太陽の真下で〟&ドゥーツ キュヴェ・ウイリアム・ドゥーツ1998
ドゥーツのトップキュヴェ、味わうだけで幸せな気分になります。さすが団長のメゾンです!

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しんがりのシャンパンはシャンパーニュ騎士団のファブリス・ロセ団長のドゥーツでした!

カフェ 小菓子とオリジナルショコラ

われらがローラン・ぺリエテーブルで!
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今回LPからオフィシェドヌールを受章した北野武(ビートたけし)さんが光栄にも対面のお席だったので、気取りのないたけしさんの人柄にふれることができました。たけしさんファンの到来でこのテーブルが一番元気だった様な気がします。

サントリーの櫻井鋼社長とLPのジャン・クリスチャン、帝国ホテル『レ・セゾン』のティエリー・ヴォワザンシェフも交えての記念ショット。たけしさんはグラン・シエクルがお好きと聞いていたので、「なぜグランシクル?」と質問したところ、「飲みやすいから」とのお返事が。グラン・シエクルはLPのトップキュヴェですが、ヴィンテージ表記はなく、直近の最高に良い3ヴィンテージをブレンドした特別なシャンパンです。サントリーの櫻井社長も喜んでおりました!

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われらのテーブル・・櫻井社長(右から2人目)と営業本部長の鈴木匡哉さん、仏美人クララ・ボダンさんは今回MCを担当、日本在25年で日本語がお上手です。永野寿子さんは2012年LPからのオフィシエ受章をしているので、阿部ソムリエや私と同じ。たけしさんつながりは永野さんあってのことだった由、さすがワイン界で凄い人脈をお持ちのファムです。後方の男性ミシェル・テマンさんはビートたけしさんについての書籍『Kitano par Kitano』のライター。上海在のジャーナリストで、日本での滞在経験もおありとのこと。皆さま、大変お世話になりました。

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フィナーレはシャンパーニュ騎士団から参加したシャンパンメゾンの皆さまの紹介

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シェフの皆さまの紹介、なかでもティエリーさんには会場から熱いエールと拍手が!

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素晴らしい皆さまと一緒に、大好きなシャンパンの世界で、充実した時間を過ごすことができました。シャンパーニュ騎士団の会は受章もあり、2005年から参加していますが、日本支部が新体制になって、今までで一番内容の濃い会になっていたと断言できます! 櫻井社長も「今回はいろいろ凝っていますね」とおっしゃっていましたが、一皿一皿の見事さ、パフォーマンス等、細部への徹底したこだわりを感じました。

1984年に来日後、トゥ―ルダルジャンの日本代表として尽力なさってきたクリスチャン・ボラーさん、ちなみにボラーさんも2012年LPからのオフィシエ受章者です!  そして、もうひとり、シャンパーニュ出身で、星付きシェフであり、シャンパーニュと料理との相性にかけてはピカ一の存在テイエリー・ヴォワザンシェフ! 私はおふたりの知恵と才覚が発揮されたと感嘆しています。ありがとうございました!

最後にサントリーの櫻井社長をはじめとするLPメンバー、新村聡部長、福田宙さん、また現地ローラン・ペリエの親愛なるジャン・クリスチャンにも心から感謝しています。本当にありがとうございました!!
拙ブログがサントリー&ローラン・ペリエの佳き日の記録になれば、とてもとても嬉しいです。

感謝を込めて!!

シャンパーニュのダム・オフィシエ受章記念日! [シャンパーニュ騎士団]

5月24日はシャンパン命の私にとって最高の一日になりました。
シャンパンメゾンのローラン・ペリエ社と輸入元サントリーワインインターナショナル(株)双方の推薦を受け、シャンパーニュ騎士団からダム・オフィエシエを受勲したからです。ありがとうございました! 私のDream come true!!!

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いつも温かな応援をしてくださるReikoさんとYukaさんから見事な花束が届きました!
ブルー、パープル、好みの色使いです。お部屋がパッと明るくなりました!!
ありがとうございます♪♪♪

シャンパーニュ騎士団叙任式典会場はホテルニューオータニ
昨日は受章者なので少しおとなしくしていました(笑)、私が撮影したのはお料理とワインだけです。
サントリーの綾木徹課長と我が家の守護神Adoさんがカメラマン役をしてくれました。
取り込み完了。まずは画像中心のブログをアップします。

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ビルカール・サルモンのアントワーヌさんがメダルをかけてくださいました。
私のお隣の優しい笑顔は『トゥールダルジャン』のクリスチャン・ボラー総支配人!
ボラーさんと同時受章できたことは名誉なことです。

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27日の日曜日から『日本で飲もう最高のワイン2012』の審査でご一緒する永野寿子CEOも、ドゥーツを扱っていらっしゃる(株)ヴィノラムの野田宏子会長もダム・オフィシエ、おめでとうございます!

アペリティフから晩餐会へ
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アペリティフとして用意されたシャンパンはボワゼル(左)やテタンジュほか10メゾン

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晩餐会では同時受章のサントリーワイン八木徹社長や阿部誠ソムリエと同テーブル
つぶやきゼロだったので、ディナー会場でまず第1弾、スリーショットからツイートしてみました。

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オフィシエテーブルで乾杯! 前列左から阿部ご夫妻、八木社長、私、Adoさん。後方左からボラー総支配人、サントリーの綾木さん、フランスから来日したローラン・ペリエ社のジャン・クリスチャンさん、サントリーの田中さん、阪本さん

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『映画とワインとシャンパーニュ』のイヴェントでお世話になった神楽坂『アグネスホテル』の千賀みどり専務もダム・オフィシエ! おめでとうございます!!

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檀上では最後のシャンパン『ローラン・ペリエ ロゼ・ブリュット』が紹介されて

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昨年のロイヤル・ウエディングの晩餐会にも登場していたロゼ、英国ではローラン・ペリエが人気!

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無花果のコンポートとマスカルポーネクレーム 吉野本葛と大納言

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シャンパーニュ騎士団ミッシェル・ドラピエ団長から壇上の皆さまにお礼の言葉がありました

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晩餐会のシャンパンは左から
ドラピエ キュヴェ・ミレジム・エクセプション2002
ルイ・ロデレール クリスタル・ブリュット・ミレジム2004
ペリエ・ジュエ キュヴェ・ベル・エポック ブラン・ド・ブラン2002
デュヴァル・ルロワ ファム・ド・シャンパーニュ2000
ドゥラモット ブラン・ド・ブラン ミレジム1999
ドゥーツ キュヴェ・ウイリアム・ドゥーツ1998
       &
ローラン・ペリエ キュヴェ・ロゼ・ブリュット

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クリスチャン・ボラー総支配人とのツーショット!
実は今春からシャンパン仲間の小林史高さんと進めていることがあります。ボラー総支配人と谷宣英ソムリエにご相談していることで、実現可能であれば決行します!
『バベットの晩餐会』の再現ディナー、 バベットが働いていた『カフェ・アングレ』は、今の『トゥールダルジャン』の前身、舞台として完璧です。Goサインが出たら、即、インフォメーションしますね

ダム・オフィシエ受章後の夢!!

最後に、これからもシャンパンの伝道、アンバサダーとして力を入れてまいりますので、引き続き、どうぞ、よろしくお願いいたします。
感謝を込めて!!!



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猫好きのmiumiuさんのために追加画像を!
三毛猫がいるんですよ~
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