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イタリアン・バレンタインの発表会から、映画とオペラ話題にジャンプ! [映画でワイン・レッスン]

 道化師 (台本・作曲 ルッジェーロ・レオンカヴァッロ)

ワインのこころに紹介した来年2月の『TIMELORD 美音と美食の夕べ ~オペラとともにイタリアン・バレンタイン~ @リストランテ・ヒロ チェントロ 丸の内』には、オペラ歌手の樋口達哉さんのCD『あこがれ』に収録してあるオペラ楽曲を使用するので、樋口さんもプレス発表会に同席し、“オペラの楽しみ方”について説明してくださいました。コロナ禍で、10月に予定していた『道化師』の公演が2022年1月に延期になってしまったことにも触れていました。

オペラ道化師!!!
私にとっての『道化師』は、10月に90歳で他界した名優ショーン・コネリーがアカデミー助演男優賞を受賞したブライアン・デ・パルマ監督の映画『アンタッチャブル』と深く結びついています。


 アンタッチャブル(左から)のウォーレス、ネス、マローン&ストーンの4人

『アンタッチャブル』は禁酒法時代のシカゴを牛耳っていたマフィアの長アル・カポネ(ロバート・デ・ニーロ)逮捕のために奮闘する酒類取締局の捜査官エリオット・ネス(ケビン・コスナー)、ベテラン警官ジム・マローン(ショーン・コネリー)、新人警官で射撃の名手ジョージ・ストーン(アンディ・ガルシア)、そして税理士オスカー・ウォーレス(チャールズ・マーティン・スミス)の戦いを描いた作品。音楽は7月に逝去したエンニオ・モリコーネでした。

映画の中盤、マローンはカポネの部下の襲撃により、無数の銃弾を受けて絶命するのですが、その時に流れているのが、道化師の“衣装をつけろ”!


カポネの有罪が確定したことを確認したネスが、ストーンに別れの挨拶をして、シカゴを去るラストのシーン。新人だったケビン・コスナーとアンディ・ガルシアはこの映画の後、輝かしいスターの道を歩きはじめます。
私はストーンの拳銃の腕前が遺憾なく発揮されるシカゴのユニオン・ステーションの“乳母車のシーン”がとっても気に入っています。必見のワン・シーンです!


アンタッチャブルが製作されたのは1987年、それから31年経過して・・・雰囲気あるおじさまになっていたアンディ・ガルシア!
2018年製作の『マンマ・ミーア ヒア・ウィー・ゴー』ではシェールとABBAの『悲しきフェルナンド』をデュエットしているので、思わず笑顔に!


 シェールの最新CD ABBAのカバーアルバム『Dancing Queen』

映画の終盤から登場するシェ―ル、その存在感はさすが!
私は、即、CDを買っちゃいました。もともと ABBAの曲は好きなのですが、シェールの『Fernando』は聞く価値大です!!!


 大好きな映画『月の輝く夜に』にはオペラ『ラ・ボエーム』が
 メトロポリタン歌劇場の噴水の前で待ち合わせ

ワインと映画がぴったり合っている秀作です。
奇しくもノーマン・ジュイソン監督の『月の輝く夜に』も1987年製作で、シェールはこの作品でアカデミー主演女優賞をゲットしています。

メトロポリタン歌劇場で上演されていたのは『ラ・ボーエム(台本 G・ジャコーザ&L・イルリカ / 作曲 ジャコモ・プッチーニ)』で、映画の冒頭、オペラ用の大道具を積んだトラック(側面にはメトロポリタンオペラの印字)と仕事場に向かうシェールが横断歩道で交差するシーンも効果的で、ここでは“オペラ”が重要なキーになっています。加えて、歌劇場の天井に飾られているロブマイヤーのシャンデリアも登場していてウキウキします。映画&シャンパン&オペラ好きには超お薦めです!

 おいしい空間“イタリアン・バレンタイン”
 プレス発表時の試食メニューの前菜
 鮮魚のペッシェクルード カルパッチョ仕立て
 高知県産フルーツトマトとフィノッキオのサラダ

 プレス発表時の試食メニューの前菜
 フォアグラと2年熟成芋ロースト 
 ポルチーニ茸クレマとソースマデール
 フリウリ産のオレンジワインとフォアグラのロースト風味はナイスハーモニー

 フランチャコルタ、白はソアヴェとオレンジワイン、赤はアマローネ

 イタリアン・バレンタインの主催者TIMELORDが輸入している機器
 イタリア製チャリオ社の2ウェイ・ブックシェルフスピーカーとパトス社のアンプ

  ご縁の連鎖
 ステレオサウンドの原田知幸社長、オペラ歌手 テノールの樋口達哉さんと

プレス発表会は完全予約の2部制だったので、私は16時からの第1部に出席しました。密を避け、4名席のテーブルに2名ずつ着席する形になっていました。ご一緒させていただいたのは、オーディオ・デジタルAV専門誌の制作・出版・販売を手掛けるステレオサウンドの原田知幸社長でした。日頃何かとお世話になっている『ワイン王国』の親会社で、12月5日発売の120号誌上で、私はシャンパーニュ特集のテイスターとして登場させていただいていることもあり、あまりの奇遇にびっくり!

さらに、原田社長は、樋口達哉さんのCDあこがれを同社のサイトで販売なさっていました。これは樋口さんにとっても初耳だったようで、ご縁の連鎖を実感しました。


        ワイン王国120号(12月5日発売)のシャンパーニュ特集

“いつか行きたいシャンパーニュへの旅”で、私は対談と23アイテムのシャンパーニュをテイスティングしています。現地訪問情報がたっぷり記載されていますので、ご笑覧いただけましたら幸いです!

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地獄の黙示録 ファイナル・カット & ハート・オブ・ダークネス コッポラの黙示録 [映画でワイン・レッスン]

        特集“ファイナル・カット”で始める『地獄の黙示録』
 17日に発売された月刊HiVi8月号の特集“ファイナル・カット”で始める『地獄の黙示録』


         日本では限定1300本のみ販売のスペシャルワイン

フランシス・フォード・コッポラ監督が映画公開に合わせてリリースしたのが『2017フランシス・フォード・コッポラ ディレクターズ・カット アポカリプス・ナウ(地獄の黙示録) ファイナル・カット カベルネ・ソーヴィニヨン アレキサンダー・ヴァレー(参考小売価格 5,200円)』、日本では1,300本限定の超魅力的なワイン!!
ワインについてはニュースサイトワインのこころで紹介させていただきました。コッポラ監督のこだわりのワイン、お薦めです。私も即、注文してしまいました[わーい(嬉しい顔)]


 『地獄の黙示録』が10倍楽しめる『ハート・オブ・ダークネス』

オリジナル版の製作時、極限状態にまで追い込まれていたコッポラ監督
「だれか僕を助けてくれ!と叫んでいるのに誰も助けてくれない。失敗作を撮り続けてどうなる。僕はどうせ破産だ。ダメだと言える勇気が欲しい」と胸中を暴露し、自殺まで考えていた監督を、冷静に見つめ、『地獄の黙示録』のロケ地の記録フィルムを完璧に撮影していたエレノア・コッポラさん。
このドキュメンタリー『ハート・オブ・ダークネス』は、映画『地獄の黙示録 』を理解する上で、絶対に観るべき作品だと思っています。絡んでいた糸がすんなんとほどける気分になりましたし、ベースになった作品のことも理解できました。
今はただ、エレノアさんあってのコッポラ監督、と強く感じています!

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エレノア・コッポラのドキュメンタリー『ハート・オブ・ダークネス コッポラの黙示録』 [映画でワイン・レッスン]



 エレノア・コッポラさんとの出会い

(画像中央)2017年6月、初監督作品ボンジュール、アンのプレス会見のために来日した翌日、コッポラ監督が所有する『フランシス・フォード・コッポラ・ワイナリー』の輸入元ワイン・イン・スタイルさんから、女子8名だけのLady's Night Dinnerにお招きいただき、光栄にもエレノアさんとお目にかかることができました!

(画像右&左)2018年3月、コッポラ家の来日記念パーティにご招待していただき、コッポラ監督&ソフィアさんとの記念画像も[わーい(嬉しい顔)]
エレノアさんはお孫さんとインフルエンザに罹患して、ホテルで休息。2年続けての再会は叶わず、とっても残念でした。


 2018年のパーティの仕切りもワイン・イン・スタイルさん
 ボトルに巻き付けられたラべルデザインが斬新な『ディレクターズ・カット』
 結婚50周年を記念してコッポラ監督がエレノアさんのために造った『エレノア』

 赤のグラスマーカーもおしゃれでした。


 7月17日発売の月刊HiVi

月刊HiVi 8月号の特集『一般教養としての地獄の黙示録』のなかで、映画とワインに特化しているコッポラ監督について書かせていただきました。


2017年の初対面の折、エレノアさんにサインしていただきました。これは私の宝物!
エレノアさんは映画『地獄の黙示録』の撮影記録を綴ったドキュメンタリー『ハート・オブ・ダークネス』でエミー賞を獲得しています。
現在公開中の『地獄の黙示録 ファイナル・カット』を記念して、限定ワイン『2017フランシス・フォード・コッポラ・ディレクターズ・カット アポカリプス・ナウ ファイナル・カット カベルネ・ソーヴィニヨン アレキサンダー・ヴァレー』も発売されました。


  最新のファイナル・カットを観る前に『ハート・オブ・ダークネス』
  時間の経つのも忘れるくらい面白くて、エレノアさんの器の大きさにびっくり!

  (C) ハート・オブ・ダークネス/NBCユニバーサル・エンターテイメント


「借金が必要ならそれも仕方ない。(中略) 最悪の場合でも家と車がなくなるだけで、それが“何”と思った」、「一度意識を失って倒れたことがありました。多分、正気と狂気の境までいったのでしょう。私は恐れを感じつつ、興奮を覚えました。(中略) お金をかけ、危険な精神状態に陥り、家族を引きずりこんだ彼は、極限まで行って乗り越えたのです」等の発言を聞きながら、なんと度量の広い女性なのだろうと思いました、凄すぎ!!

コッポラ監督が「僕は金持ちではないけれど、大胆に金を投じる」と語っていた箇所では、映画に1,600万ドルもの自己資金を投げ出していたことや、2011年にナパに所有する『イングルヌック』の商標権を取得する際、その当時の持ち主ザ・ワイン・カンパニーに莫大な金額(正確な金額は非公表ですが)を支払って、その権利を得た話を、思い出してしまいました。


 映画でワイン・レッスン

映画『地獄の黙示録 ファイナル・カット』の唯一のディナーシーンにボルドー瓶とブルゴ―ニュ瓶の赤ワインが出てきます。
前者はパニエに入っているので、銘柄はわかりませんが、後者はブルゴーニュ地方の名門ブシャール・ペール・エ・フィスのモノポール(単一畑)『ボーヌ・グレーヴ・ヴィーニュ・ド・ランファン・ジェズュ』。“幼子イエスのぶどう畑”という意味を持つワインで、カルメル派の修道女のひとりがルイ14世の誕生を予言したことにより、名付けられたと言われています。
ピノ・ノワール100%、ぶどうの生育が早い畑で、ランファン(幼子)の名前通り、常に若々しさを保ち、長命を誇るワインと言えます。

『ハート・オブ・ダークネス』のなかで、コッポラ監督は「白ワインはよく冷やし、赤は14度に保つ。テーブルに出す1時間から2時間前に栓を抜くように。フランス人も腰をぬかすように細部まで完璧に準備してくれ」とのメッセージをしています。観客にわからないワインの温度や抜栓時間まで、細かい指示を出していたコッポラ監督には脱帽です!

月刊HiViのコッポラ特集、コッポラ・ファンの皆さまに読んでいただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします!

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緑に囲まれた空間での『映画とワイン』構想はチャーチル!! [映画でワイン・レッスン]

   評価の高い2015年ヴィンテージ、黒い木箱もスタイリッシュ

輸入元メルシャン主催で、3月に予定していた意見交換会が、コロナウイルスの感染拡大で中止になってしまい、テイスティングするはずだった『ロバート・モンダヴィ カベルネ・ソーヴィニヨン リザーブ2015』が私の元に届いたので、どのように試飲しようか、考えていました。

カリフォルニアワインの底力を世界に知らしめた故ロバート・モンダヴィがほれ込んだ極上畑ト・カロン・ヴィンヤード。画像のボトルは、ト・カロンの畑のぶどう100%で造られた逸品。ギリシャ語の“最も高い質”、“最も高い善”に由来する畑なので、モンダヴィは、“ベスト”という単語で、その素晴らしさを表現していました。


   無事開催できた『五月の会』 

松本楼の小坂文乃社長、よっしーご夫妻との『五月の会』@松本楼ボア・ド・ブローニュ
気の置けないシャンパン仲間との五月会は10年以上続いています。
今年は開催できるか、少し不安でしたが、神様が微笑んでくださったようで・・・緊急事態宣言が5月末に解除されたので久々の再会、とってもハッピー[わーい(嬉しい顔)]

  “長崎県産“壱岐牛と合わせて
 ぶどう品種はCS91%、CF7%、PV2%
 ブラックベリーやブルーベリー、ヴァニラ、ダークチョコ、乾燥ハーブ、スパイス  
 程よい酸味、木目細かいタンニン、重厚感とエレガントさを併せ持つワイン

  
 
松本楼のブランド牛との相性はイメージ通り、噛むほどに旨みが出てくる肉質と好印象
ト・カロンの畑に敬意を表して、緑に囲まれた最高のシチュエーション@ボア・ド・ブローニュで開栓することができて本望でした。いつもよりはお席が離れたランチになりましたが、制約のない日常に戻ることができてホント嬉しく思いました。


 今の時代に必要なのは有能なリーダー

 コロナ禍で、先が見えない不安が広がっています。
 昨今のニュース報道で、うんざりしているのが、アメリカや中国の指導者たちの言動[ちっ(怒った顔)]
 21世紀は真のリーダーの存在無し!

 松本楼では何度か、映画とワインの会をさせていただいているので、
 文乃さんが五月の会の時に「元気が出るイベントを」とおっしゃった瞬間、即反応!
 理想のリーダー像ランキングで常に上位に位置するチャーチルを推薦しました。
 ジャーナリスト、言葉を操る天才、ノーベル文学賞受賞者、絵画の腕前も一流。
 歴史を動かした彼の遺した名言も魅力にあふれています。


 シャンパン業界のシェフ・ド・カーブたちがよく引用しているのがコレです!
   A magnum is the perfect size for two gentlemen over lunch,
         especially if one isn't drinking.
   マグナムサイズはふたりの紳士には最適のサイズである。
           特に、ひとりが飲まないのであれば

        [イベント]チャーチルから学ぶ映画とワインの会
     うまく展開しそうなら、SNSでお知らせしますね。

 オールドマンも賢妻クレメンティーン役のクリスティン・スコット・トーマスも最高!!
 あっ、私はこの名言も好きです!

My most brilliant achievement was my ability to be able to persuade my wife to marry me. / 私の最も輝かしい業績は、妻に私と結婚するように説得させた能力である


  東京のド真ん中のオアシス日比谷公園

噴水は停止中でしたが、子供たちのはしゃぐ姿に、あたり前の日常を感じ幸せな気分!
コロナウイルスの第2波を広げないために、感染予防には引き続き、気をつけます。


[NEW]追記(2020年6月3日) シャンパーニュ委員会から最新情報!
今年は雨が多く(2月は過去最高の湿度)、驚くほど穏やかな冬の到来後、3月23日から4月1日まで、ところどころで氷点下(-7.2℃)を記録。また湿度が非常に低く、霜の被害はごくわずか(30㌶)だったので、ぶどうの芽吹きには影響は出ませんでした。
発芽はシャルドネが4月4日、ピノ・ノワールが4月8日、ムニエが4月9日となり、 気温が非常に高かったので、ぶどうは順調に生育し、4月末の時点で、過去10年の平均より 2週間早まりました。最初の開花は、4月後半でとても早かったのですが、満開になるのは5月27日から31日の見込み。今年の収穫開始は8月末になりそうです。

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ワインアカデミー@ホテルオークラ 今期は2回連続で映画でワイン・レッスン! [映画でワイン・レッスン]



ホテルオークラ主催のワインスクール『ワインアカデミー』で、映画とワインの講座を担当しています。4月から始まった第25期生の皆さんとは、今週28日(火)と30日(木)の各講座でお目にかかりました。



講座では名画に登場するシャンパン&ワインを用意しています!
口開けはG.H.マムの『コルドン・ルージュ』
ここでは1939年から34年間にわたって同メゾンの経営で手腕を発揮したルネ・ラルーを紹介。その彼が生涯応援していた芸j術家が藤田嗣治(レオナール・フジタ)でした。
折しも、東京都美術館で藤田嗣治展が開催されているので、書籍では得られない、実物(本物)の素晴らしさを見ていただきたいとの思いから、皆さんには展覧会行きをおすすめしました。

30日の回に出席なさっていた受講生のおひとりから「昔、フジタの絵を所有していました」とのお話があり・・・一般家庭の温度管理では限界があり、絵画が乾いて傷んでしまう可能性があるという理由から、「泣く泣く絵を手放しました」と。画商から、「このままにしておくと絵の表面にひびが入ってしまう」と忠告されたそうです。
適切な温度と湿度が何より大事ということです。これは楽器でも同じですね。
その方は、「自分の管理でフジタの作品を損ねてしまってはいけない」と考え、「断腸の思いで、画商に委ねる決心をしました」と語っていました。

お話を伺いながら、私は東京都美術館で見たフジタの乳白色の裸婦像の絵画表面の色や艶、微細な色使いが美しく映えていた作品の数々を思い出していました。

藤田嗣治展は、絵画だけでなく、1つずつの額縁も素晴らしく、絵画との一体感が見事です。温度管理の話を伺ったことで、改めて名画を展示している世界の美術館の努力を感じました。
ワインの世界でも温度や湿度は大事ですが、絵画は視覚でチェックできる分、別の気遣いも必要なのですね。


ワインアカデミーでは10月から開講する第26期生募集に際して、9月8日~10月7日までの間の8回だけ体験講座を予定しています。渡部主任講師による丁寧なレッスンなので、おすすめです。私の講座はエキスパートクラス(最上級)になるので、受講生の皆さんとお会いするのは最後の最後になります。その分、心から楽しんいただける内容になっています!

ホテル・オークラは2019年の秋にThe Okura Tokyoとしてスタートします!
私もその時には、講座で新バージョンを披露したいと思っています。


『ウィンストン・チャーチル(原題:Darkest Hour)』のゲーリー・オールドマンは完璧!


映画に登場したのはチャーチルが愛したポル・ロジェの1928VT、ポル・ロジェではラベルも再現しました!



フランシス・フォード・コッポラ監督の奥様エレノア・コッポラさんの初監督作品『ボンジュール・アン(原題:Paris can wait)』


光栄にもエレノア監督とお話しするチャンスが!

テキスタイルに精通しているエレノア監督ですが、ワインについても相当な知識をおもちです。映画にはエレノアさん好みの自然派ワインが登場。講座ではそれらも揃えたいなぁと、今からワクワクしています。


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3月30日公開!! ウィンストン・チャーチル ~ヒトラーから世界を救った男~ その彼が愛したシャンパン! [映画でワイン・レッスン]

ゲイリー・オールドマンのチャーチルに釘付け!
第90回アカデミー賞主演男優賞ゲイリー・オールドマン&メイクアップ賞辻一弘さん、受賞!!
おめでとうございます、とても嬉しいです。オールドマンは『レオン』でのイメージが強烈過ぎ、『裏切りのサーカス』でも馴染めなかったのですが、このウィンストン・チャーチルはすべてに完璧、脱帽です! (2018年3月5日追記)


本年度アカデミー賞最有力!!
第90回アカデミー賞6部門ノミネート!
≪作品賞、主演男優賞、撮影賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、美術賞、衣装デザイン賞≫


[コピーライト] 2017 Focus Features LLC. All Rights Reserved.

ウィンストン・チャーチル ~ ヒトラーから世界を救った男~
監督:ジョー・ライト
脚本・製作:アンソニー・マクカーテン
出演:ゲイリー・オールドマン、クリスティン・スコット・トーマス
原題:DARKEST HOUR 2017 / イギリス
配給:ビターズ・エンド / パルコ
http://www.churchill-movie.jp
[ハートたち(複数ハート)]3月30日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー

1940年、ナチス・ドイツの勢力が拡大し、イギリスにも侵略の脅威が迫っていた。連合軍が窮地に追い込まれるなか、ヨーロッパの運命は新たな首相として任命されたウィンストン・チャーチルの手に委ねられることに・・・
チャーチル没後、公開された閣議記録によって明らかにされた実話がベースの歴史エンターテイメント!1940年5月の首相就任からダンケルク撤退、6月4日下院での徹底抗戦を宣言した名演説までの27日間の知られざるストーリー、その間の苦悩するチャーチルが見事に描かれています。

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[コピーライト] 2017 Focus Features LLC. All Rights Reserved.
ウィンストン・チャーチル(ゲイリー・オールドマン)は首相就任後、家族そろってシャンパンで乾杯! 愛妻クレメンティーン・チャーチル役はクリスティン・スコット・トーマス

過去のアカデミー賞受賞作品とクロスさせながら
ポル・ロジェの輸入元ジェロボームの山下陽子PR&マーケティングディレクターと一緒に試写会にお邪魔してきました。最近、ハリウッド映画より、英国映画ファンになっている私にとって、映画『ウィンストン・チャーチル』は、本当に見ごたえがあり、アカデミー賞受賞の過去の秀作とクロスさせながら楽しむことができました。
ラストの演説シーンは圧巻で、私は完全に1940年の英国の下院にタイムスリップしていた気がします。

第83回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞(コリン・ファース)、オリジナル脚本賞を受賞した『英国王のスピーチ』の主人公はジョージ6世。映画のハイライトは1939年9月3日ドイツに宣戦布告したイギリスで、ジョージ6世が、国民の士気を高めるため、大英帝国全土に向けて緊急ラジオ演説を行う場面です。ここでは国王ジョージ6世がマイクの前で緊張している姿と映画チャーチルのラジオ放送がぴったりとリンクしました。

第87回アカデミー賞脚色賞を受賞した 『イミテーションゲーム / エニグマと天才科学者の秘密』。1939年、ナチスの暗号機エニグマ解読を依頼されたイギリスの天才数学者、暗号解読者のアラン・チューリング(ベネデクト・ガンバーバッチ)。機械には機械で対抗すると決めた彼は解読装置造りを画策し、そのための資金要請をチャーチルに手紙で直訴します。チャーチルから了解を得た彼はコンピューターを完成させ、解読に成功。チャーチルのナチス撲滅作戦の一端を垣間見ている気分でした。

最後は、アメリカ映画。大好きな『カサブランカ』は、第16回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞を受けています。1941年のヴィシー政権下のフランス領モロッコ・カサブランカ。リック(ハンフリー・ボガート)とイルザ(イングリッド・バーグマン)のパリでのシーンはドイツによるパリ陥落前日の話です。

このように、映画『ウィンストン・チャーチル』を主軸に、頭のなかでは、ナチスに抵抗していた市井の人たちの映画をクロスさせながら、チャーチルの苦悩と、その間の動きをじっくり感じる取ることがきました。映画の新たな醍醐味も堪能できました。

それだけに、3月4日(現地時間)アカデミー賞授賞式の結果が、とても楽しみです!


ウィンストン・チャーチルの名を冠した最高傑作のシャンパン


シャンパン講座のリポートやippin のページで、『ポル・ロジェ』については何度か紹介してきたので、ご存知の方も多いと思いますが、最高傑作『キュヴェ・サー・ウィンストン・チャーチル』は、チャーチル没後のオマージュ・シャンパンです。
1945年以来、親交があった英国首相チャーチルとポル・ロジェ家。1965年にチャーチルが逝去した後、彼の末娘との話し合いで、1984年6月に『キュヴェ・サー・ウィンストン・チャーチル1975』が誕生、リリースされました。お披露目の会場に選ばれたのはチャーチルの生家ブレナム宮殿でした。
複雑味&包容力があるシャンパンなので、チャーチルの男気に通じるものがあります。
尊敬する上司や人生の師に贈呈したいアイテム、違いがわかる男に飲んで欲しいシャンパンです。


ブラン・ド・ブラン2009、ブリュット・ヴィンテージ2008、ウィンストン・チャーチル2002、同2004のコルク

左から2番目のブリュット・ヴィンテージはピノ・ノワール(PN/黒ぶどう)とシャルドネ(CH/白ぶどう)のブレンド(PN60%&CH40%)で、PNに由来する果実の香りとCH由来のシルクのような柔らかさが特徴。チャーチルが好んで飲んでいたのがこのヴィンテージ・シャンパンです。


今年の私のバースデーシャンパンだったポル・ロジェ・ロゼ2008
さくらんぼ、木苺やストロベリー、ピンクパッパ―、柑橘系果実の内果皮似のビター感があり、食中酒から食後のデザートまで楽しめるチャーミングなロゼ!

ポル・ロジェ についてのお問い合わせはジェロボーム(山下様) 03-5786-3280

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7月7日公開!! 大人の女性とシェアしたい映画『ボンジュール、アン』 [映画でワイン・レッスン]

エレノア・コッポラの長編劇映画初監督作品『ボンジュール、アン』

監督・脚本・製作:エレノア・コッポラ
出演:ダイアン・レイン、アルノー・ヴィアール、アレック・ボールドウィン
原題: PARIS CAN WAIT / 2016年 / アメリカ
配給:東北新社 STAR CHANNEL MOVIES
[黒ハート]7月7日(金) TOHOシネマズ シャンテほか 全国ロードショー


(C) the photographer Eric Caro

~人生って、まだまだステキ
カンヌからパリへ、おとなの寄り道は、ワインと美食と、こころのさがしもの~ 
『ボンジュール、アン』より

映画プロデューサーの夫マイケル(アレックス・ボールドウィン)とカンヌ映画祭にやって来たアン(ダイアン・レイン)。ふたりはそのままフランスでバカンスを楽しむつもりだったが、新作の撮影のため、急遽ブタペストへ飛ぶことに。耳の不調を感じていたアンは、フライトを取りやめ、夫とは別行動で、友人がいるパリで休息することにする。

アンはパリに戻る夫の仕事仲間、フランス人のジャック(アルノー・ヴィアール)の車に同乗してカンヌからパリまでの7時間予定のドライブに出発するが、料理やワインに精通し、名所・旧跡にも詳しく、機知に富んだ会話で気持ちを和ませる術に長けた彼との予期せぬ寄り道旅行は、アンが忘れていた“自分再発見”の扉を開いて・・・


エレノアさんの知性を感じるシーンがいっぱい
エレノアさんは映画界の巨匠フランシス・フォード・コッポラ監督の妻&監督としての才能を見事に発揮しているソフィア・コッポラさんの母上。今月初旬、映画公開に先駆けて、主役のダイアン・レインさんと一緒に来日していました。

記者会見の翌日、フランシス・フォード・コッポラ ワイナリーのワインを輸入しているワイン・イン・スタイルさんからのお声がけで、エレノアさんと異業種で活躍する女子8名だけのディナーに同席させていただいたのですが、フランスワインに詳しいソムリエール(カルフォルニア在)からアドバイスを受けたこと、資金集めに6年かかったこと等を話してくださいました。
「皆さんのプロフィールは」との問いかけがあったので、「ワインとの関わりはサントリーに在職していたから」との私の返事にエレノアさんは「サントリー! ロスト・イン・トランスレーションに出てきますね」と素早いリアクション。ソフィアさんがアカデミー脚本賞を受賞した映画で、サントリー『響』のCMシーン、とても目立っていました。
ディナー中も終始笑顔で、本当に魅力的だったエレノアさん。人を包み込む素敵なオーラがありました!

その数日後、私は『ボンジュール、アン』の試写会に!
エンドロールが終わり、場内が明るくなる寸前、一瞬、ラベンダーの香りを感じて・・・
ひととき、アンとジャックと一緒に、フランスの美食街道、セザンヌやルノワールの絵の世界を旅していた・・・そんな錯覚に陥ってしまった、とってもおいしい映画でした[レストラン]

『ボンジュール、アン』はエレノアさんの実体験がベースになっているので、カンヌからパリまでのドライブの間、実在のレストランも登場します。テキスタイル(布地、織物)が大好きで、世界中を旅して多くの情報を得ているエレノアさん。
この映画ではアートのプロ、ワインのプロとしての知識もしっかり反映されています。フード・コーディネーターはナパにある『ロバート・シンスキー・ヴィンヤーズ』のマリア・へレム・シンスキーさん

アン&ジャックと一緒に美食散歩
ヴィエンヌではコンドリューとコート・ロティ
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(C) the photographer Eric Caro
お茶目なジャックにアンも満身の笑み
ジャックがセレクトしたのは白はコンドリュー、赤はコート・ロティ!

寄り道ドライブでのアンとジャックの宿泊地はヴィエンヌ
コート・ダジュールとパリの中間、リヨンの南に位置するヴィエンヌには二ツ星『ラ・ピラミッド』があり、スクリーンにも、あのピラミッドの外観が出てきます。このレストランには近隣のぶどう畑から、コンドリューやコート・ロティのあらゆる銘柄のワインが届きますが、実際の撮影場所はここではなく、パリから40kmのところにある閑静なホテル&レストラン 『Les Jardins d’Epicure』
コンドリューはローヌ河の右岸にあり、白ワインだけを生産する栽培地。白ぶどうのヴィオニエを使用、アプリコットやジャスミンのニュアンス。コート・ロティ(“焼けた斜面”の意)はローヌ地方最北に位置する赤ワインの産地、シラー種から造られるワインは濃厚でスパイス風味


大伴家持の和歌も
ヴェズレーに向うドライブの途中で、月を見ながら、アンが口ずさんでいたのは、『万葉集』にある大伴家持の和歌
ふりさけて三日月(みかづき)見れば一目見し人の眉引(まよびき)思ほゆるかも 
When I see the first / New moon, faint in the twilight / I think of the moth eyebrows / Of a girl I saw only once
エレノアさんは万葉集だけでなく、源氏物語や枕草子にも興味をお持ちのはず、凄い!

絵画でも魅力満載、セザンヌの『プロヴァンスの家』、マネの『草上の昼食』、ルノアールの『ブージヴァルのダンス』の原画を彷彿とさせるシーンを挿入させて、登場人物と重なり合う手法も素敵!


ヴェズレーではディディエ・ダグノーの『シレックス2012』

『レスペランス』 参考画像:Relais & Châteaux 2008

ワイン好きなら、気になるワン・シーン
ジャックが「ヴェズレーで最高のレストラン」と言って案内してくれたお店はとてもゴージャス。ディディエ・ダグノーの『プイィ・フュメ シレックス 2012』が登場します!

2012ヴィンテージはフランスのワイン専門誌『ラ・レヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス』でロワール・ベスト・ソーヴィニヨンに選ばれた逸品。ピクニックの後、リヨンの市場散策で、ジャックは「僕の好みは“クロタン・ド・シャビニョル”」と語っていますが、まさに、このチーズとシレックスは同郷、とても良い相性です。
ロワールの風雲児と言われ、ロワール地方で最高の白ワインの造り手だったディディエ・ダグノー。2008年、自家用小型飛行機の事故で急逝、享年52歳。ドメーヌは現在息子のルイ・ベンジャミン・ダグノーが継承
ソーヴィニヨン・ブラン100%。シレックス(火打石)土壌由来のあふれるばかりのミネラル感、力強い果実味、存在感のある酸、長い余韻

エレノアさんがイメージしていたレストランは『レスペランス(現在閉鎖中)』だったようです。
“永遠の丘”と形容される世界遺産ヴェズレーにあり、オーナーシェフのマルク・ムノーによって輝かしい時代を刻んでいたホテル&レストラン。ギヨーム・マルトリエとアラン・デュカスが設立した会社が買収したことで、2018年に新装オープン予定です。

さて、映画に出てきたレストランですが、雰囲気があって歴史を感じさせる空間でした。
これはパリの行政控訴院の地下のフリースぺースをレストランに設えて撮影したとのこと。チャンスがあれば行ってみたいです!

スペシャリテとして登場したのは

Nipples of Venus(ヴィーナスの乳首)!
映画『アマディウス』に登場して話題になったお菓子
ディナーの前に、アンが望んで訪問したサント・マドレーヌ大聖堂での出来事が伏線になっているのでは


『ボンジュール、アン』を観終わって、細い糸から1枚の布が織られている印象を受けました。それはエレノアさんがお好きなテキスタイルのようです。1つの出来事には、それに付随する何かがあり、それは「点」ではなく、「面」で広がって・・・。一例ではクロ・タンとシレックスのように、時間差によって織り込まれてく感じ、です。

観る人の感性でどれだけでも面白さが広がる映画『ボンジュール、アン』
“大人の女性”たちとシェアしたい映画『ボンジュール、アン』

最後に・・・
『ボンジュール、アン』のAnne(アン)、『ローマの休日』のAnna(アン)王女
つかの間の体験で、新しい自分を発見していく姿が、私には重なって見えました。
エレノアさんとお会いしたのは試写会前だったので伺えませんでしたが、ネーミングの裏にある意図(糸)を私は感じています(笑)
このページの美食散歩が、映画を観る時の参考になれば本望です!


番外編
エレノアさんとの光栄なるディナーで
ウェルカムワインはソフィア ロゼ モントレー・カウンティ

フルーティで飲みやすい色鮮やかな辛口ロゼ。
ソフィア自身が選んだスタイリッシュなボトルも魅力

メインの仔牛ロースにエレノア レッド・ワイン

エレノアさんの情熱を表現している3つの鍵が〝ワイン、アート、テキスタイル”
ラベルはテキスタイルの本のなかから見つけた模様をヒントにして彼女がデザインしたもので、結婚50年目を記念してコッポラ監督がエレノアさんのために造った数量限定ワイン


エレノアワインにサイン! 
初版本(在庫なし)にもサインをしていただきました。元気が出るメッセージで、“映画とワイン”に関わる作業を続けてきてホント良かったと実感!
『映画でワイン・レッスン(エイ出版)』のイタリア編に、『ゴッドファーザー』や『ソフィア』誕生の経緯を書いていますので、ご笑覧いただけると嬉しいです。電子書籍&プリント・オン・デマンド(POD)で取扱中


エレノアさんからの「しっかりね」というメッセージを感じます!

エレノアさんは気品があり、繊細ながら、限りないパワーを内に秘めている女性でした。同性の先輩として、学ぶこと、感じること多々ありでした。
ワイン・イン・スタイルのマイケル・クーCEO、斎藤美樹ジェネラル・マネージャー、光栄なる時間を共有させていただき、ありがとうございました!
『ボンジュール、アン』の宣伝、樂舎の佐野美加取締役社長には多大なるサポートをいただき、こころから感謝しております。ありがとうございました。

『ボンジュール、アン』にGo、ですね!!

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電子書籍、POD(Print on Demand)で 『映画でワイン・レッスン』 [映画でワイン・レッスン]

私にとっての嬉しい出来事!


枻出版社から上梓した、肩ひじはらないワイン本 『映画でワイン・レッスン』が在庫切れで、関心を持ってくださっていた皆さまにご迷惑をおかけしていました。
現在、拙著の内容をベースにした講座はホテル・オークラの『ワイン・アカデミー』で行っています。また、映画とワインは私のライフワークなので、関連するセミナーも随時遂行しているので、枻出版社のご配慮で、今月1日からPOD(オンデマンドのペーパーバック)、12月9日から電子書籍での発売が決まりました。年内に希望が叶い、とても嬉しいです!

AmazonPODの映画でワイン・レッスン
電子書籍の映画でワイン・レッス


昨日、POD(左側)の見本誌が届き、初めて実物を手にしました。
帯はないのでシンプル、紙質は従来の書籍(右側)と比べ、若干厚めです。

映画を観てからワインを飲むか
ワインを飲んでから映画を観るか
やっぱり、ワインを飲みながら映画を観るのが、最高ですよね!

製品についてのお問い合わせは枻出版社まで ℡03- 3708- 5181
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映画でワイン・レッスン 『白い帽子の女』 ~ブラピの遊び心を感じながら~ [映画でワイン・レッスン]

〝ブラッド・ピット×アンジェリーナ・ジョリー・ピット 10年ぶりの共演作〟
というコピーで公開されている『白い帽子の女』

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時代は1970年代、舞台は南フランス。執筆のために避暑地を訪れたアメリカ人の小説家ローランド(ブラッド・ピット)と妻ヴァネッサ(アンジェリーナ・ジョリー・ピット)。結婚して14年の夫婦。心に痛手を負い、バランスを崩している妻と、困惑しながらも粘り強い愛で彼女を受け止めようとしている夫。折しも隣の部屋には、ふたりとは真逆の、愛を謳歌する新婚カップルが宿泊。関わり合うようになるが・・・

(C)Universal Studios











(c)2015 UNIVERSAL STUDIOS
9月24日(土)よりシネスイッチ銀座、渋谷シネパレスほか公開中
配給:ビターズ・エンド・パルコ
■スタッフ
監督・脚本・製作:アンジェリーナ・ジョリー/製作:ブラッド・ピット/音楽:ガブリエル・ヤレド
■キャスト
ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー・ピット、メラニー・ロラン、メルヴィル・プポー

ブラピとアンジーのワイン『ミラヴァル・ロゼ』の輸入元ジェロボームのご配慮で試写会に出かけました。映画には大手ブランドが衣装、鞄、小道具などをサポートしていますが、ブラピは「映画をミラヴァルのプロモーションにはしたくない」と思っていたようなので、彼らのワインが登場するシーンはありませんでした。でも、ブラピらしい〝遊び心〟を感じるワン・シーンはありました。

画像(クリックで拡大)を見ると、ブラピが手にしているワインは透明に近い輝きのあるイエローで、若いワインであることがわかります。右端のボトルのラベルにはBourgogne(ブルゴーニュ)の表記、ヴィンテージ(VT/収穫年)は1965年、1970年代なので、VTから考えて数年は経過している設定でしょうか。抜栓したコルクは短くて刻印がありません。加えて、ブルゴーニュと明記しながら、ボトルの形状はボルドー型。あきらかにワイン通のブラピ創作ワインだと思います。

ジェフ・ブリッジスがアカデミー賞主演男優賞を受賞した『クレージー・ハート』では、主人公(ブリッジス)がアルコール依存症で、映画のなかではウイスキー『McClureマクルーア』という名が再三、おまけに箱まで登場していたのですが、調べた結果、実在しないウイスキーであることがわかりました。イメージ的にはモルトウイスキーのマッカランを連想しました。依存症という設定だったこともあり、ウイスキーメーカーからは敬遠されたようです。それで敢えて架空のものを作っていました。ちなみにネーミングの由来はディレクターのミドルネームでした!

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さて、前述のミラヴァルですが、ブラピとアンジーは南仏コランス村に別荘としてシャトー・ミラヴァルを所有しています。コート・デュ・ローヌ地方にある名門ファミーユ・ボーカステルの醸造家マーク・ペランさんと組んで2012年からワインを生産しています。
プロヴァンス地方は87.5%がロゼ(2013年データ)、ロゼに特化した秀逸な産地です。有機栽培を導入しているミラヴァルからは、ロゼだけでなく、白や赤も登場しています。

映画のラストは、ローランドの小説 『海辺にて(原題:By the Sea)』 が完成し、危機を乗り越えたふたりが車で避暑地を去って行くシーンで終わりましたが、試写会から一夜明けてブラピとアンジーの離婚報道。びっくりでした!
年々評価があがっているミラヴァルなので、今後の所有が気になります。ワインのテイスターとしての才能があり、ワインへの造詣が深いブラピなので、ミラヴァルの価値は十分わかっているはず。引き続き、尊敬するマーク・ペランさんとの2人3脚は続行して欲しいと願っている私です!!


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〝ベル エポックを駆け抜けたロートレックの世界への誘い〟で19世紀末にタイムスリップ! [映画でワイン・レッスン]

開会前の静寂のなかで
5月22日のイベントから約1週間が過ぎました。MCに徹していて、十分な写真が揃っていない私のために松本楼様が貴重な画像を送ってくださいました。まとめをアップいたします。100%全力投球できた会、ご参加くださった皆様に感謝を込めて!

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シャンパーニュの芸術品ベル エポック、ボトルのアネモネはエミール・ガレが描いたものです。
ロートレックは母親アデール伯爵夫人が所有していたボルドーのシャトー・マルロメで収穫作業を手伝っていたようです。エミール・ガレもロートレックも同時代の芸術家、寵児でした。

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松本楼でのステージ、完璧に整いました!

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画像協力:松本楼
シャンパンの引き立て役はベル エポックグラス


ロートレックと山田シェフの競演
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モーリス=ジョワイヤンがまとめた『モモの料理本』の改訂版『ロートレックの料理法』
モモはロートレックのペンネーム

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クリックで拡大


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画像協力:松本楼
「ロートレックには面白い表現やエピソードがたくさんあります。一例として、鶏肉の料理を美味しくするために、まずニワトリを小屋から出して、追いかけまわし、恐怖心を与えてから屠殺。そのような状態のまま死ぬと、肉が柔らかくなるからです。彼の料理法は多くは時間をかけて丁寧にゆっくり煮込んで風味を出していますが、遊びごころを持った料理だと思いました」と山田シェフ

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画像協力:松本楼
アミューズはロートレックが命名したユニークな『修道女のおなら(揚げせんべい)』
松本楼オリジナルの『オレンジ風味のアボカド ムースクリームディップ(手前)』の2種をペリエ ジュエ グラン ブリュット(PN40% PM40% CH20%)と合わせて

グラン ブリュットには柑橘果実の内側の白皮のような軽いビター感があるので、ムースにオレンジの皮を細かく刻んでトッピング。相互のビター感がマッチしていました。揚げせんべいの脂分はシャンパンがきれいに洗い流してくれる印象、納得のマリアージュ

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口中に広がるフォアグラの脂分はシャンパンと絶妙
シャンパンのクリーミな味わいとフォアグラのスムースな食感も文句なしの相性

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画像協力:根本友子
鴨モモ肉のコンフィとセップ茸のキッシュ カタロニア風サラダを添えて
シャンパンから感じるマッシュルームのニュアンスが鴨の重厚感とセップ茸とも合って


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プロローグでもご紹介しましたが10年以上経過したベル エポック2004 (CH50% PN45% M5%)の750mlと1500mlをテイスティング。フレッシュ感のあるレギュラ―サイズvs熟成感+若さが十分あるマグナムサイズ


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画像協力:松本楼
ブルゴーニュ風エスカルゴ ココット焼き
ココットの表面のこんがり感とシャンパンのブリオッシュ、ナッツの風味とバランス良好


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画像協力:松本楼
今回、ペルノ・リカール・ジャパン(PRJ)のティム・ペック社長と栗木英一郎部長には大変お世話になりました。心強いサポートに深く感謝しております。ありがとうございました!

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画像協力:松本楼
『ミッドナイト・イン・パリ』でマキシムの優雅な雰囲気を体感、ロートレックとも遭遇!


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画像協力:松本楼
定員を超える皆さまとベル エポック(良き時代)にタイムスリップ


リーデルが満を持して発売したヴェリタス・シリーズ
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画像協力:松本楼
第3世代のグラス、ヴェリタスシリーズは軽くて口当たり良好、シャンパンラバー必携!

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画像協力:松本楼
リーデルの庄司大輔チーフ・ワイングラス・エデュケーターは「ロートレックの時代はクープ型グラス、近年はフルートグラスが主流でした。このヴェリタス・シリーズのグラスはマシンメイドで超軽量、第3世代のワイングラス型シャンパングラスと言えます。このように大人数の場でお披露目するのは本邦初になります。ペリエ ジュエのトップレンジ『ベルエポック』は素晴らしい年にしか生産しない逸品であり、そのシャンパンとのマリアージュになるので、とても光栄に思っています」とあいさつ。

フルートグラスのイメージが強いなかで、そしてフルートグラスには、フルートグラスの良さがあるなかで、〝気品と旨味〟を感じさせてくれるヴェリタス・シリーズのシャンパーニュ・グラスは要チェックのグラスです。
まさに、たかがグラス、されどグラスです!


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画像協力:松本楼
旨味たっぷりのオマール海老  アメリカ風

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画像協力:松本楼
日本の桜にインスパイアされて最高醸造責任者のエルヴェ・デシャンさんが創造した『ベル エポック エディション プルミエール2007』、はこの3月、日本限定でリリースされた希少ロゼシャンパンです。
私の印象は発売当初より、さらに味わい滑らか、エレガントさが増したように感じました。素晴らしい包容力で、オマール海老との相性は、渾然一体でした! 
加えてヴェリタスのシャンパーニュ・グラスとの相性、これは参加者全員同意だと感じています。

庄司さんは「エディション プルミエール2007によってお料理のとマッチングの幅が広かったことが印象的でした。ブレンドの妙でしょうか。特にオマール海老の旨味とソースの旨味、そしてシャンパーニュの旨味の重なり具合が絶妙でした」とコメントしてくださいました。



画像協力:根本友子
壱岐牛のラグーとオニオンのフォンデュ〝ミロトン〟
ロートレック流にじっくり煮込んだ壱岐牛のとろける食感
エディション プルミエールとの相性ナイス


画像協力:根本友子
デザートにはニックネーム〝MOMO〟を入れて


ベルエポックの時代から現代に戻って
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ロートレックが輝いていた時代
 
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ムーラン・ルージュでは最高のフレンチ・カンカンを堪能しました!

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画像協力:松本楼
3時間10分の旅を終え、皆さまをナビゲートをした私に松本楼様から素敵な花束が。
プレゼンターはPRJのティム社長、光栄です!

ご参加くださった皆さまのこころのなかに、ひとつでも思い出深い事柄が残れば嬉しいです。ブログにお立ち寄りくださった皆さまにも22日の臨場感がお伝えできればなお嬉しいです。
改めまして、ティム社長、栗木部長、庄司チーフ・ワイングラス・エデュケーター、松本楼の小坂文乃副社長、山田シェフ、小西ソムリエはじめスタッフの皆さま、ありがとうございました!

今後ともよろしくお願いいたします。

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