プロローグ ~変化するドイツ、若手の台頭にフォーカス~ [ドイツリポート]

ロゴにある13色のぶどうはドイツの13限定生産地を表現しています。
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4月下旬からドイツワインインスティテュート(DWI) のプレスツアーで、PfalzファルツとBadenバーデンへ!
2日に無事帰還しましたが、渡独前のリポート積み残しもあり、連休中は残務整理状態
ブログにお立ち寄りくださった皆さま、の~んびり、お付き合いいただけましたら幸いです。
来週の産経EXからドイツ報告をアップしていきますので、今回は取材の流れをさらりと

初日はマインツで開催されていたVDPのワイン展示会へ
VDPはドイツ・プレディカーツワイン生産者協会のことで、会員はドイツのワイン法よりも厳格な規定に従ってワインを生産。会員になっている醸造所は定期的にチェックを受けています。
今回はドイツで頑張る若い世代にフォーカス、そのひとつがジェネレーションリースリング
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ドイツ全州が対象、組織名はリースリングでも栽培品種はリースリング、シュペートブルグンダー、ヴァイスブルグンダー等のドイツ品種、国際品種のCHやSB等にも取り組んでいます。参加資格は35歳以下。
10年前、英国でのプレゼンからスタートし、その後、ストックホルム、オスロ、NY、日本でも実施。発足当時50~60名だった会員も現在では400名。活動の中心はドイツで、年間6回ほど国内でのプレゼンを行っているそうです。ファルツで出会った若い醸造家たちからドイツの〝新たなうねり〟を感じました。
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ジェネレーションピノはジェネレーションリースリングに触発され、バーデンで結成された団体。参加資格は40歳以下。栽培品種はピノ系のピノ・ノワール(ドイツではシュペートブルグンダー)、ピノ・ブラン(ヴァイスブルグンダー)、ピノ・グリ(グラウブルグンダー)、シャルドネやオクセロワ等
食の話題では
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今が旬のホワイトアスパラガス、大好きです!
訪問先のランチあるいはディナーの必須アイテムでした、ラッキー

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私は到着日のディナーで飲んで、大いに癒されました。
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ドイツではホワイトアスパラとシルヴァーナーの組み合わせが定番。滞在中、そのマリアージュは体験できなかったのですが、バーデンの『ティーエイジ ドリームズ』でご馳走になった〝ホワイトアスパラのスープ〟と〝バルサミコで和えたサラダ仕立てのホワイトアスパラ〟に合わせたグートエーデル2012がナイスな相性。ジェネレーションピノのメンバーであるワインメーカーのフェリックス・シェラーさん一押しのマリアージュに私も激同でした!
グートエーデルは隣国スイスではシャスラ。個人的にオーストリアのグリューナー・ヴェルトリーナーとスイスのシャスラは和食に合うと言い続けてきているので、今回、バーデンで味わったグートエーデルも、もちろん、和食と相性が良いと実感しました!

初見、グートエーデルの新葉
他の品種と違い茶色っぽいのが特徴とのこと
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蛇足ですが、アスパラと並ぶ定番はイチゴ、甘みがあり美味

抜けるような青空のもと、バーデンのぶどう畑はとても健康的

ドイツの空気感が画像を通してお伝えできれば嬉しいです。
では!!