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盛夏にフォーカスしたフレッシュで清涼感あるブラン・ド・ブラン [NHK文化センター青山 シャンパン講座]

 #1:R & L ルグラ ブラン・ド・ブラン エクストラ・ブリュット GC
 #2:ランソン ブラン・ド・ブラン
 #3:ビルカール・サルモン ブラン・ド・ブラン
 #4:ランソン ノーブル・キュヴェ・ブラン・ド・ブラン ブリュット2002
 #5: ビルカール・サルモン ルイ・サルモン2008


 第1フライトは3種の利き比べ
 

 #1:R & L ルグラ ブラン・ド・ブラン エクストラ・ブリュットGC
 生産者:R&L ルグラ(NM)
 ぶどう品種:シャルドネ100%
 ドザージュ:4g/L以下
 価格:9,724円
 輸入元:BB&R

 2016年に産経EXに連載していた「ワインのこころ」でルグラを紹介
 長年、生産量の大半をフランス国内の星付レストランに納めており、
 国外に出る機会がなかったことから、プロのためのシャンパーニュと呼ばれていました。

 #2:ランソン ブラン・ド・ブラン
 生産者:ランソン(NM)
 ぶどう品種:シャルドネ100%
 ドザージュ:7g/L
 価格:14,113円
 輸入元:アサヒビール

 #3:ビルカール・サルモン ブラン・ド・ブラン
 生産者:ビルカール・サルモン(NM)
 ぶどう品種:シャルドネ100%      
 ドザージュ:7~8g/L
 価格:15,070円
 輸入元:JALUX


 左から#1~#3

#1はコート・デ・ブランのシュイィのぶどうのまるみとフィネスが表現されたシャンパーニュ。ピュアでスマート、溌剌さと切れ感、レッドボトムにも注目!

#2はオジェ、クラマン、ル・メニル・シュル・オジェ、ヴェルトゥス、トレペイユ、モンギュー等、グラン・クリュGCとプルミエ・クリュPCのぶどうを70%使い、20年以上オーク樽で熟成させたGCとPCのコレクションの中からセレクトしたリザーヴワインを40%使用。2013年にシェフ・ド・カーブとして着任したエルヴェ・ダンタンさんが手掛けたアイテム。グリーンを帯びた黄金色、ライムやレモン、青リンゴや洋なし、アニスシード、ミネラル、軽いビター感、芯の通った酸味、口中を洗い流してくれる印象

#3はアヴィーズ、シュイィ、クラマン、ル・メニル・シュル、オジェの4村のぶどうを使用。リザーヴワインは33~40%。色調は若干淡いゴールド。白い花、ホワイトバター、南国果実、アーモンドやヘーゼルナッツ、エレガントでバランス良好


  第2フライトはトップ・キュヴェ

 #4:ランソン ノーブル・キュヴェ・ブラン・ド・ブラン ブリュット2002
 生産者:ランソン(NM)
 ぶどう品種:シャルドネ100%
 ドザージュ:6g/L
 価格:20,900円
 輸入元:アサヒビール

 #5: ビルカール・サルモン ルイ・サルモン2008 5月19日出荷開始
 生産者:ビルカール・サルモン(NM)
 ぶどう品種:シャルドネ100%
 ドザージュ:6~7g/L
 価格:39,600円
 輸入元:JALUX

 左から#4#5

#4はアヴィーズ、ル・メニル・シュル・オジェ、クラマン、オジェ4村のシャルドネを使用。20年経過しているにも関わらず、色調からも香りからもゆるやかな酸化を感じさせない“若さ”があり、まさにノン・マロならではのアイテム。驚くほどフレッシュ。酸味もあるので、まだ、瓶熟が期待できそう (とは言え、すでに完売の由) 。白い花や白桃、アカシア、アーモンドやヘーゼルナッツ、ロースト香、きれいな酒質

#5はシュイィ40%、クラマン33%、ル・メニル・シュル・オジェ20%、アヴィーズ7%のクリュのぶどうを使用。色調は黄金色で気泡は持続性があり繊細。黄色系果実、洋なし、杉、チョーキーなニュアンス。口中クリーミー、味わいの特徴はシュイィに由来する“塩味”、柑橘系果実、アーモンドビスケット、白胡椒。凛とした酸味を伴って続く長い余韻。
ビルカール・サルモンのオンラインセミナーに登場したブラン・ド・ブラン2種についてはブログにまとめてありますので載せておきます。


 限定キュヴェ『クロ・サンティレール』
 画像提供:JALUX
 ビルカール・サルモンのフラッグシップ『クロ・サンティレール』のぶどう畑
 メゾンの裏手にある約1㌶の畑で栽培しているのはピノ・ノワール
 ビオディナミ農法を導入していますが、敢えてラベルには記載していません。


      2008年ヴィンテージラバーにお薦めしたいルイ・サルモン
      ビルカール・サルモンの3大キュヴェ
      キュヴェ・エルザベス・サルモン・ブリュット・ロゼ
      キュヴェ・二コラ・フランソワ・ブリュット
      そして・・・ルイ・サルモン ブラン・ド・ブラン

  アントワン当主が語ったオンラインセミナーの内容はワイン王国webをご覧ください。


             o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。


  御礼、感謝を込めて!
 

 8月31日にジョエル・ロブションで行うシャンパーニュ特別ディナーは、
 満席 (現在キャンセル待ち) になっております。
 ありがとうございました!
 高丸智天シェフソムリエから既に完璧なメニューが届いておりますので、
 ご参加予定の皆さま、大いにご期待くださいませ。
 密を避け、感染対策には今まで以上に気を配ってまいりますので、
 何卒宜しくお願いいたします。

 NHK文化センター青山校は8月11日~16日まで夏期休業
 第3週のシャンパーニュ講座は休み明けの17日、第4週は24日になります。
 良き夏休みを 🥂 🥂 🥂 

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ワイン醸造家オルガ・フザーリによるポッジョ・アッレ・ガッツェ・デル・オルネッライア2020プレゼンテーション@ファロ [Zoom / ワイン]

        伊ボルゲリで生まれた黄金色の白ワイン
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        画像提供:オルネッライア

ポッジョ・アッレ・ガッツェ・デル・オルネッライア2020がリリースされました!
オルネッライアのアクセル・ハインツ最高醸造責任者は「トスカーナ地方は素晴らしい赤ワインの産地として知られていますが、細心の注意でぶどうの手入れをすることにより、世界に類を見ないユニークなテロワールの恵みを凝縮させた、黄金色に輝く極上の白ワインができると考えています」と述べています。

 オルガ・フザーリ醸造家が語る白ワイン造り
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 現地と繋いで最新ヴィンテージ2020 (左) を中心に垂直試飲


 オルガさん (右)とエレナ・オプレア コミュニケーション・マネージャー

トスカーナ生まれのオルガさんとオルネッライアとの関わりは、インターンシップの時からで、当時、白ぶどうの熟度を分析した思い出があると語っていました。同ワイナリーとの正式な繋がりは2005年の収穫からで、2008年から新たに生産を始めたポッジョ・アッレ・ガッツェ・デル・オルネッライアのチームに参画、現在、同ワインの醸造責任者として活躍しています。

ポッジョ・アッレ・ガッツェ・デル・オルネッライアのぶどう畑は10㌶、ソーヴィニョン・ブランSB、ヴェルメンティーノ、ヴィオニエ、プティ・マンサン、セミヨン、ヴェルデッキオを栽培。基本的にSB主体のブレンド、格付けはIGTトスカーナ・ビアンコ


     ヴィンテージごとの個性を探る(供出順)
     2017年ヴィンテージ
     SB81%、ヴェルメンティーノ10%、ヴィオニエ6%、ヴェルデッキオ3%
暑く乾燥した年。収穫はオルネッライア史上、最も早いものとなった。ミネラル、ロースト、フレッシュさ、コク

   2019年ヴィンテージ
   SB78%、ヴェルメンティーノ16%、ヴェルデッキオ6%
降雨多く、旱魃、猛暑と近年まれな激しい天候の変化に見舞われた。収穫が遅くなったことで、ぶどうはアロマ豊か。凝縮した柑橘系果実の風味、溌剌とした酸味、ミネラル感


    2018年ヴィンテージ
    SB83%、ヴェルメンティーノ11%、ヴィオニエ6%
オルネッライア史上最も雨が多かった春。SBは長い時間をかけたこと完璧な熟度が得られた。ふくよかで際立つ酸味と豊かな風味


    2020年ヴィンテージ
    SB69%、ヴェルメンティーノ22%、ヴィオニエ5%、ヴェルデッキオ4%
オルガさんは「ブレンディングする段階で、20202年の素晴らしさを実感」とコメント
柑橘、ストーンフルーツ等、果実風味豊か。活き活きした酸味、躍動感のあるワイン




 オルネッライアの関連ページ
 スーパータスカン『オルネッライア』のオンライン垂直テイスティング@アマン東京
 ウェビナーでアクセル・ハインツ最高醸造責任者と『オルネッライア2018』の世界へ



             o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。


 能田耕太郎エグゼクティブシェフのマリアージュを堪能@ファロ
 (C)photo by Yuji KOMATSU

本番のマリアージュに備えて、①ワインを試飲、②メニューを構成、③料理を試作、④関係者のみでマリアージュを実施。意見交換を経て、最終的なメニューを決定
という流れで供出されたメニューは完璧でした!


 右、中央、左の順に
 しいたけの存在感が強烈だった原木椎茸と緑米のチップ
 優しい食感に包まれた菊芋のムース
 グーラッシュ (牛ほほ肉のパプリカの煮込み) を詰めたニョッコフリット


IMG_9731.jpg
 ファロではビーガンのコースにも力を入れています。
 ビーツを使ったゼリーの光沢も魅力的


      アオリイカのタルタル トマトテリーヌ × 2020年ヴィンテージ

 よく炒めた香味野菜を加えたテリーヌ、まわりには酸味のあるソースとバジルのテイスト
 2020年VTの柑橘風味と酸味のニュアンスがトマトの酸味と相乗
 フレーバーが平坦な烏賊に、トマトや柑橘の酸味を重ねる合わせるとバランス良好
 シェフの“塩加減と酸味”がポイントになっている組み合わせ

 スカンピの準備


      スカンピのリゾット × 2018年ヴィンテージ

      他VTより樽の要素を感じるワイン
      トスカーナ産ぺコリーノに甲殻類のソースを絡めた逸品
      アメリケーヌ・ソースの甘味と旨味が半ナマに調理した食材と絶妙な相性


    魚のヴァフォーレ 大葉とフェンネルの香味ソース × 2019年ヴィンテージ

    ミネラルやハーブ、胡椒や黄色系の花のニュアンスを感じさせるVT
    蒸しあげたコショウダイ、ソースは香りが独特な大葉やフェンネル
    上部に飾りつけてあるのは低温で揚げた大葉や焼きあげたフェンネル

 
      じゃがいものスパゲッティ × 2017年ヴィンテージ

 能田シェフのスペシャリテ!
 ワインのロースト香、アーシーさと、ポテトやキャビアから感じるアーシーさが相乗
 発酵バターと魚醤のソースがワインを単独で試飲した時とは異なる“第3の味”◎


 ジャガイモをイメージして創作した球形の有田焼、超キュート


 メインディシュでヴィンテージ当てゲーム
 サドルバック豚のサルティンボッカ

 牛腸店長から「料理に使った白ワインは、4つのヴィンテージの中の1つなので
 それを当ててください」との出題に、参加者 (9名) 一同びっくり😲


 このソースにはどのヴィンテージが使われているのか🤔


    私の推測は2019年ヴィンテージ
    理由は口中でワインと合わせた時の渾然一体感
    他のヴィンテージだと、2019年とは異なる“微妙なすれ違い感“があり・・・

    私とワイナートの小松編集長がビンゴ、やったー[わーい(嬉しい顔)]

 
 オレンジのコンポジション


    日本の里山 花のタルト
    エディブルフラワーを生かした加藤峰子パティシエの力作、素敵!

 参加者を魅了した4ヴィンテージ
 左から右の順に2020年、2019年、2018年、2017年

 能田耕太郎エグゼクティブシェフと牛腸和宏店長の2ショット 
 細部にわたるおもてなし術、ここち良い空間でした。
 最高のマリアージュを披露してくださった能田シェフと牛腸店長
 ありがとうございました!


[NEW]ワイン王国webの海と大地に敬意を表した「オルネッライア」の白ワインもご笑覧くださると嬉しいです[わーい(嬉しい顔)]

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シャブリの4つのアペラシオンの味わいからインスパイアされた“シャブリ・シンフォニー” [ワイン]

 本邦初のこころみ“シャブリ・シンフォニー”
 ブルゴーニュ地方北部に位置するシャブリ / Chablis
 ひとつの品種シャルドネ、辛口の白ワインに特化したワイン産地
 プティ・シャブリ、シャブリ、シャブリ・プルミエ・クリュ、シャブリ・グランクリュ
 4種のアペラシオンが、品種、テロワール、生産者の仕事、醸造方法を明確に反映させ、
 個性あるワインを生み出しています。

 シャブリ・ワインはすべての要素が調和したシンフォニーそのもの
 

 第1部はシャブリ・セミナー@中央棟
 講師は銀座レカンの近藤祐哉ソムリエ

【シャブリ最新データ】
日本は数量、金額ともに世界第3位の市場
2021年の輸出実績は数量237万本(前比11%増)、金額1,998万€(前比1%増)


      数字で読み解くシャブリワイン
      資料提供:Vins de Chablis

     資料提供:Vins de Chablis


 シャブリの土壌は約1億5千年前に形成された地層
 エグラジラ・ヴィルギュラという小さな牡蠣の化石を含んでいます。
 中央にあるキーホルダーはシャブリのキメリジャン、化石を見つけることができます!


 シャブリに合わせたアミューズブッシュ


        左から
        #1:プティ・シャブリ2019(ドメーヌ・ビヨ―・シモン)
        #2:シャブリ・サンマルタン2019(ドメーヌ・ラロシュ)
        #3:シャブリ・プルミエ・クリュ コート・ド・レシェ2019
           (ドメーヌ・ダニエル・ダンプ・エ・フィス)
        #4:シャブリ・グラン・クリュ ヴォーデジール2019
          (ドメーヌ・ジャン=ポール・エ・ブノワ・ドロワン)



 第2部はシャブリ・シンフォニー@講堂

プティ・シャブリ: 軽快かつ溌剌/主たる楽器はヴァイオリン
シャブリ: バランス良好、親しみやすく普遍的/主たる楽器はピアノ
シャブリPC: まるみがあり、深く、しなやか/主たる楽器はクラリネット
シャブリGC: 頂点、深み、輝き/主たる楽器はチェロ


 左から
 銀座レカン料飲総括目マネージャー近藤祐哉氏
 ピアノの佐野隆哉氏、クラリネットの吉田誠氏、チェロの上村文乃氏
 ヴァイオリンの川久保賜紀氏、作曲家の松波匠太郎氏

松波氏は「ワインを嗜むということは、味覚、嗅覚、視覚といった五感を研ぎ澄まし、それらが融合された先の悦びを味わうこと。今回のシャブリ・シンフォニ―は、そこに聴覚をも加え、更なる感覚の高みへと皆さんを誘えるような作品を目指しました」と語っています。


             [NEW]映像と音楽で味わうシャブリ
           (C) Vins de Chablis

         松波匠太郎氏が作曲した『シャブリ・シンフォニー』
 プティ・シャブリ、シャブリ、シャブリ・プルミエ・クリュ、シャブリ・グラン・クリュ
          をイメージした楽曲をお楽しみくださいませ!



 セミナー時と同じ4種のシャブリを再度テイスティング

 五感を刺激しながら、シャブリワールドを堪能


 第3部はシャブリとのマリアージュ@食堂
 (手前) 五島イサキのマリネ ×プティ・シャブリ2020(ドメーヌ・セギノ・ボルデ)
 (奥) 茄子のテリーヌ、蝦夷アワビのコンフィ
 シャブリ・サント・クレール ヴィエイユ・ヴィーニュ2020(ジャン=マルク・ブロカール)


      低温調理した仔牛のロースト
     シャブリPC フルショーム2018 (ドメーヌ・ジェラール・デュプレシ)


    ホウボウのポワレ × シャブリGC レクロ2018 (ドメーヌ・ウィリアム・フェーブル)


 米国の建築家フランク・ロイド・ライトが設計した自由学園明日館
 1921年に羽仁もと子・吉一夫妻が自由教育運動を実践する女学校として建設
 コンサート会場になった講堂は1927年にライトの弟子にあたる遠藤新が設計
 国の重要文化財に指定されている建造物で、部材、照明機器等を眺めているだけで、
 懐かしい時代にタイムスリップしたような気分[わーい(嬉しい顔)]
 

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アジア初! バンケット・オブ・ネイチャー by ペリエ ジュエ / A Banquet of Nature by Perrier-Jouët @Nicolai Bergman Hakone Atelier [来日したワイン生産者&関係者(シャンパン)]

  ペリエ ジュエのセヴリーヌ・フレルソン第8代目最高醸造責任者
 2020年10月、エルヴェ・デシャンさんからバトンの引継ぎをしました!
 2018年にエルヴェさんと共に来日していましたが、今回初めてプレスの前に登場!

 情熱記憶直感
 セヴリーヌさんを表す3ワードです!
 15歳で将来のキャリアとしてワイン醸造の道を選択、ワインへの情熱の原点
 ぶどう収穫と圧搾する時に放たれる香りは、幼い頃の記憶と深く結びついて・・・
 ブレンドするワインを選ぶ時は、先入感なく味わう為、何も見ず、直感の成すがまま

 1975年 シャンパーニュ地方ランスに近い、シルリーにて生誕
 2001年 ランス大学を卒業、ワイン醸造学の学位を取得
 2002年 パイパー・エドシック&シャルル・エドシックに参画
 2006年 醸造と環境マネージャー職に
 2012年 醸造マネージャーに就任
 2016年 アシスタントセラーマスターの職に就いた後、
      パイパー・エドシックのセラーマスターとなり活躍
 2018年 ペリエ ジュエに入社
 2020年 同メゾンの8代目セラーマスターに就任し、現在に至る

 
              o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。



 箱根強羅の自然美のなかで


 会場はニコライ バーグマン箱根アトリエ
 

 緑と白に彩られた涼やかな“しつらえ”


 Sensorial Experience
 セヴリーヌ・フレルソン考案の新しいテイスティングメソッド
 ペリエ ジュエのシャンパーニュのフローラルかつ繊細なスタイルを追求する試みで、
 植物のライフサイクルを、テロワール、萌芽、開花、成熟の4つに分け、
 各ステージに焦点を当てながら、サイクルを体感する斬新なアプローチ!

 矢車菊、ジャスミン、スミレのエキス&白亜質土壌の小片を使ってテロワールを知る
 
小瓶の①香りだけを利く、②白亜質の塊に注いで香りを利く、③白亜質の小片に触れる。
①と②は嗅覚のレッスン、③はシャンパーニュ地方のテロワールである白亜質の塊に触れることで、土壌由来のミネラルを体感。
矢車菊の香りを利き取るのが少し困難でした。
セヴリーヌさんは、「矢車菊はペリエ ジュエの繊細さ、デリケートさを表現しています。香りを利き取りにくいと言う方もいますが、その方たちは、他の人が感じ取れなかった他の香りを、利き取れる場合が多々あるので、気にしなくて大丈夫です」とおっしゃってくださいました。でも、“デリケートさの象徴=矢車菊の香り”はキャッチしたいので、しばし、修行を積まねば!


 ジャスミンは典型的なフローラル感
 スミレは繊細さや上品さ等、ペリエ ジュエのシャンパーニュのすべてを包括している由


   ホワイトカーネーション、エンジェル・ウィングス、胡蝶蘭の触感から萌芽を体感
    
   カーネーションはデリケートさ、やわらかさ
   エンジェル・ウィングスはビロードやシルク感
   胡蝶蘭は外側はデリケートさやなめらかさ、内側は直線的なミネラル感
   嗅覚と触覚を刺激しながら、
   ベル エポックのブラン・ド・ブラン2012をテイスティング
   目を瞑ってシャンパーニュを味わうと、先の五感体験が重なり合う印象


      ホワイトパンジー、金蓮花を食して開花を感じる
      2種のエディブルフラワー(edible flower/食べられる花)

     ①花びらだけ、②おしべと花びら、の順で食す。
     ホワイトパンジーはデリケートさとシルク感
     金蓮花はホースラディッシュのような辛みがありましたが、
     セヴリーヌさんは「ミネラルとフレッシュ感」とコメント

     シャンパーニュのテイスティングでは、視覚、嗅覚、味覚は体験しても、
     触覚を試すことはなかなかないので、とても面白いアプローチでした。
     あと、ひとつ・・・気泡の弾ける音は、聴覚でしっかりキャッチ!


             o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。


 Gastronomic Experience ~Maison Perrier-Jouët × élan
 厨房を仕切っていたのは『エラン』の信太竜馬エグゼクティブシェフ
 ペリエ ジュエの華やかさを引き立てる料理を披露してくださいました!
 視覚&味覚ともに本当に見事な逸品ばかり、参加者全員大満足のマリアージュでした。
 さすが信太シェフ[わーい(嬉しい顔)]


 鮎 クレープ 花ズッキーニ シヴェ

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 ペリエ ジュエ ブラン・ド・ブランNV
2017年に世界に先駆け日本でリリースされたシャンパーニュ。フローラルで繊細、サンザシや菩提樹、白亜質に通じるミネラル、緊張感のあるブラン・ド・ブラン


      Terroir / テロワール
      ホタテのメルバ キャビア シャンピニオン ざくろ

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       ベル エポック ブラン・ド・ブラン2012
前任者エルヴェさんと仕上げたVT。クラマン村のブーロン・ルロワとブーロン・デュ・ミディの2区画のシャルドネを使ったメゾン最高のブラン・ド・ブラン。セヴリーヌさんは門出のリキュールを担当、メニル・シュル・オジェのクリュのワインで、VTは2014を使用したそうです、ドザージュ量は6g/L


    Awakening / 萌芽
    ベル エポック 2013
    甘鯛 アーティチョーク シャンパーニュのサヴァイヨン
甘鯛の皮をカリカリに焼いた味わいとシャンパーニュのミネラル感が融合した絶品のおいしさ。セヴリーヌさんが、人生で初めて魚の皮を食した瞬間だったかも・・・


 Flowering / 開花
 エディブルフラワーを添えた信太シェフ渾身のパイ包み


 和牛フィレ パイ包み 黒トリュフ フォアグラ


 ベル エポック1999と合わせて
太陽に恵まれた1999年のキーワードは“比類のなさ”。トースト、砂糖漬けの生姜、白コショウのニュアンス。シャンパーニュのなかのロースト感が焼いた和牛の味わいと相乗


     Maturity / 成熟
     ベル エポック ロゼ2013 と チェリー 柑橘 スパイス
10月に収穫したシャルドネは熟度にあふれ、そこに成熟した赤ワイン(ピノ・ノワール)をブレンド。豊かな味わいでシルクのようなタッチ


 セヴリーヌさんとの初ショット
 ワイン王国の村田惠子編集長と


 Dress Codeは Something Green
 ベル エポックと同化できました!



             o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。



 記憶に残るヴィンテージについて
 新鮮だったバンケット・オブ・ネイチャー
 7代目エルヴェさんが「感性が似ている」と語っていたのですが、対面し、実感!
 私は、初質問として、「今までで感銘を受けたヴィンテージVTは?」と伺ってみました。

✥1985年 1月がマイナス36度にまでなった酷寒のVT
✥2004年 ぶどうの出来がとても良く、収穫途中で、収量増量を決定した例外的なVT
✥2008年 ストラクチャ―、フレッシュさ、長期保存するのに最適な素晴らしいVT
✥2019年 すべてひとりで手掛けたVT、ポテンシャルある年だったことに満足
✥1979年 入社時、7代目のエルヴェさんが試飲させてくれたVT。
     マグナムで供出された。6代目アンドレ・バブレさんとは面識がないものの、
     シャンパーニュを味わった瞬間、彼がどのような人だったかが感じ取れた。
     メゾンの歴史を時空を超えて体験できたVT


        今年はエミール・ガレのデザインから120周年
  1902年にアール・ヌーヴォーの巨匠エミール・ガレがデザインして描いたアネモネ
  ベル・エポックのボトルを華やかに彩っています。
  今年は記念すべき120年目なので、限定エディションのリリースも予定されています。
  楽しみにお待ちください🥂🥂🥂



      感染対策を徹底して実施されたバンケット・オブ・ネイチャー
      雄大な箱根の自然のなかで、コロナ渦中の閉塞感が発散ができました。
      ペルノ・リカール・ジャパン(株)、「ペリエ ジュエ チーム」の、
      いつもながらの細やかなご配慮に深く感謝しております。
      ありがとうございました!

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募集開始! ミシュラン3つ星15年連続獲得ジョエル・ロブションでシャンパーニュ特別ディナー [シャンパン]

 家庭画報7月号シャンパーニュ特集連動企画
 14頁にわたりシャンパーニュ(他2頁はスパークリング)について紹介させていただきました。
 左側の画像は熟成による香りの変化表(出典:シャンパーニュ委員会)

 メゾンの顔と言われるノン・ヴィンテージ
 出典:家庭画報/右から2本目がポル・ロジェ

          色で合わせて楽しむロゼ・シャンパ―ニュ
    出典:家庭画報/右のボトルがビルカール・サルモン ロゼ

 メゾンが誇るトップキュヴェ
 出典:家庭画報/右から2本目がテタンジェ、左から2本目がローラン ペリエ


       ナビゲーターは青木、サービスは高丸智天シェフソムリエ

       ガストロノミー『ジョエル・ロブション』のVIP Roomで、
       ホスピタリティ精神あふれる高丸智天シェフソムリエと共に、
       皆さまを華麗なシャンパーニュワールドに誘わせていただきます。




 供出するシャンパーニュはすべてマグナム6アイテム
 画像提供:ジョエル・ロブション

 ウェルカムシャンパーニュ
 継承●Lallier Joël Robuchon Brut NV(ジョエル・ロブション)

 食中酒
 伝統●Pol Roger Brut Réserve NV(ジェロボーム)
 緻密さ●Billecart-Salmon Brut Rosé NV(JALUX)
 独創性●Laurent-Perrier Grand Siècle No.23(サントリーワインインターナショナル)
 ヘリテージ●Taittinger Comtes de Champagne Blanc de Blancs2007(サッポロビール)
 新機軸●Bruno Paillard ”Le Mesnil” 1990 (ミレジム)



            QRコードからでもアクセスできます!


 本日発売(7月1日)の家庭画報8月号セブンアカデミーで募集を開始いたします!

日時:2022年8月31日(水) 18時30分受付開始/19時開宴~22時
定員:20名限定満席御礼 ありがとうございました!!
アクリル板設置等、感染対策は徹底して開催しますが、密を防ぐ意味で、若干人数を縮小する場合もあります。
会費:おひとり様 11万円/お食事、シャンパーニュ、消費税、サービス税すべて込み

内容:シャトーレストラン“ジョエル・ロブション”の3階ヴェルサイユの間で、前述の6アイテムのシャンパーニュに合わせたスペシャルディナーを順次 召し上がっていただきます。
3時間のなかで、シャンパーニュのスペシャリスト青木冨美子が、各シャンパーニュメゾンやアイテムにまつわるお話と最新のシャンパーニュ情報をパワーポイントを使って解説させていただきます。
多くのファンを持つシェフソムリエの高丸智天氏がホスピタリティあふれるサービスをしてくださいます。
とびきりの時間にいたしますので、どうぞ、ご期待くださいませ。

お申し込み方法:受付の窓口は、主催するセブンアカデミーになります。
はじめての方は、新規web利用登録が必要となりますので、お手数をおかけしますが、サイト右上段にある「はじめての方へ」から登録をお願いいたします。

[NEW]追記(2022年7月21日):現在、キャンセル待ちをお受けしております。お問い合わせは下記窓口セブンアカデミー (03‐6697‐0771) まで!

[イベント]今年で65周年を迎えた『家庭画報』の特別企画
 お申込み手続きは『家庭画報』を出版する世界文化社が主催・運営するカルチャー教室
 セブンアカデミーから🥂🥂🥂

 何卒宜しくお願いいたします!

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第3回シャンパーニュ講座は樽発酵、樽熟成、ノン・マロを貫くアルフレッド グラシアン! [NHK文化センター青山 シャンパン講座]

      徹底した造りにこだわるメゾン
      エペルネにあるアルフレッド グラシアン。現在はヘンケルの傘下

 1864年から150年以上続くシャンパーニュメゾン


 シェフ・ド・カーブはジェジェ家が務め伝統を継承しています。4代目二コラ氏は、
 2018年にギド・アシェット誌から“最優秀シャンパーニュ・メーカー”に選出されました。


 シャンパーニュ講座ではNVからプレステージまでにフォーカス
 左から右の順に
 #1:アルフレッド グラシアン ブリュットNV
 #2:同ナチュールNV
 #3:同ブラン・ド・ブラン2015
 #4:同ブリュット ミレジメ2008
 #5:同キュヴェ パラディ ブリュット2013


     第1フライトはノン・ヴィンテージ比較
     #1:アルフレッド グラシアン ブリュットNV
     生産者:アルフレッド グラシアン(NM)
     ぶどう品種:CH54% PN24% M22%  
     ドザージュ量:9g/L、リザーヴワイン約40%
     価格:8,250円

     #2:アルフレッド グラシアン ナチュールNV
     生産者:アルフレッド グラシアン(NM)
     ぶどう品種:CH50% PN25% M25%
     ドザージュ量:0g/L、リザーヴワイン約40%
     価格:8,470円

#1#2も使用品種の比率はほぼ同じ。ともにソレラシステムで継ぎ足しながらキープしているリザーヴワインを約40%ブレンドしています。#1は果実感と親しみやすさにあふれ、ナッツや香ばしさ、旨味のあるバランスの良いスタイル。#2は、第1香は控えめ、ぶどうの熟度&酒質の良さを感じさせるドライでスマートな味わい、樽使いに優れたノン・マロ&ノン・ドゼのスタイル。いずれも上質、興味深い比較試飲でした。


 第2フライトはヴィンテージ比較
 #3:アルフレッド グラシアン ブリュット ブラン・ド・ブラン グランクリュ2015          
 生産者:アルフレッド グラシアン(NM)
 ぶどう品種:CH100%
 ドザージュ量:6g/L
 価格:11,000円

 #4:アルフレッド グラシアン ブリュット ミレジメ2008           
 生産者:アルフレッド グラシアン(NM)
 ぶどう品種:CH63% M24% PN13%
 ドザージュ:7g/L
 価格:17,600円

 #5:アルフレッド グラシアン キュヴェ パラディ ブリュット2013 
 生産者:アルフレッド グラシアン(NM)
 ぶどう品種:CH65% PN35%
 ドザージュ:8g/L
 価格:22,000円

ブログ仲間Hakoさんが書いていた「2008年ヴィンテージにフォーカスした時」のブログをチェックしてみました。アルフレッド・グラシアンが第3週&第4週の講座生から受けが良かったことも思い出しました[わーい(嬉しい顔)]

2021年9月は「シャルドネはル・メニル・シュル・オジェ、アヴィーズ、シュイィ、クラマン、オジェ等、ピノ・ノワールはブージー、アンボネー、キュミエール等、ムニエはルイユ、ダムリー等のクリュ。樽発酵、樽熟成でMLFは一切しないメゾン。シャブリエンヌから古樽を購入、瓶内熟成96~108ヵ月間。5アイテムのなかで唯一の樽使い。インパクトのある熟成香、スパイス、樹脂(若干のセメダインっぽさ)、シャープな酸、厚味と旨味のナイスバランス」と記述していました。今回またまた講座生からの受けもよく、私の“ベスト1”でもありました。熟成具合が素晴らしいので、2008年VTラバーさんにはお薦めしたいです!

#3のブラン・ド・ブランは気泡活発、柑橘果実やミネラル、上品な酸味、切れ感のある味わい。#5はメゾンのトップキュヴェ、造りの丁寧さが伝わってきます。シャンパーニュの古酒に感じるモカや焙煎香があり、時間の経過で複雑味やふくらみ。樽によるゆっくりとした酸化熟成の旨味を感じ、アルフレッド グラシアンのスタイルここにありの印象。4代目の二コラ氏の技量、さすが!


 7月からはボランジェの扱いも!
 アルフレッド グラシアンの輸入元はwine to style (nakatoとwine in styleが併合)
 wine to styleはボランジェ社と国内での独占販売契約を締結。
 7月から販売を開始します!


      photo by Hako

   先程ご紹介したHakoさんのブログには、ボトルの表・裏が載っています。
   裏ラベルには デゴルジュマンの年月も記載してあるので、大事な記録になります。
   紫色のラベルとBOXが映えた画像、ナイスです!

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『福岡県人会+2』に登場した「きいろ香2004」は故富永敬俊博士が手掛けた初ヴィンテージ! [ワイン]

 2019年以来の『福岡県人会+1』に素敵な特別ゲスト
 当日のワインたち


      今回の会場は福岡県出身の松尾弘則幹事の肝いり
      1928年創業の水たき玄海になりました!
      福岡県人会は、メルシャンの藤野勝久、松尾弘則各氏と、
      ワイン王国の村田惠子編集長が結成した会です。 
      生まれも育ちも東京の青木はいつも「+1」でお仲間入り[わーい(嬉しい顔)]


      口開けは村田惠子編集長が持ち込んでくださったシャンパーニュ
      メゾン・マム『RSRVルネ・ラルー2002』
      麻井宇介先生没20年になるので、全員が20年前にタイムスリップ!


 メルシャンのけん引役だったお三方
 ここで、改めて要の男性陣をご紹介
 藤野勝久さん、味村興成さん、松尾弘則さん、素晴らしい面々です!
 藤野さんが大事に保管なさっていた「きいろ香」の初ヴィンテージ2004が登場


 きいろ香を利き酒できると伺っていたので、
 私は富永良子さんからいただいた「きいろちゃん」の本を持ち込みました。


  18年経過しているにもかかわらず、色調は酸化を感じさせない、白に近い淡イエロー
  口中に広がる和柑橘の要素、余韻の広がりも良く、全員、熟成具合に納得
  富永敬俊(Taka)博士がご存命なら、照れくさそうな笑顔を見せてくださったはず



 きいろ香誕生のご本『甲州のアロマ』のなかのTakaさん


      photo by Fumiko/2015年11月@ボルドーの富永邸
      お料理上手の富永良子さんのおもてなし、最高でした!
 


      水たきに寄り添ってくれたきいろ香


      初夏野菜の酢の物、土佐ジュレ
      双方の酸味が相乗し、良く合っていました、ナイス!


 +2の味さん、特別ゲストです。
 長野県塩片丘にあるドメーヌ コーセイの社長&エノログとして活躍中
 味さんは日本のミスターメルロ!


         チリで長年メルロと混同されていたカルメネール
 そのカルメネールの素晴らしさを世界に知らしめたのがエラスリスのチャドウィックさん
 ミスターメルロの片丘メルロと世界屈指のカルメネール『Kai』を利き比べしたくて、
 私は『kai』を持ち込ませていただきました🍷


 究極の『シャトー・オーゾンヌ1985』
 松尾さんが持ち込んでくださったのは、なんと、1985年VT!!!
 シャトー・メルシャン桔梗ヶ原メルローの初ヴィンテージも1985年でした。
 2015年に藤野・松尾両氏が語ってくださった貴重なメルローのお話
 ご笑覧いただけると嬉しいです!!!


 携帯電話をライト代わりにして、松尾さんと藤野さんが慎重にデキャンティング


      保存状態完璧、私はやっぱりボルドー派かな



 錚々たる3種の赤ワイン


 集合写真が何となくもやっているのでTakaさんも参加していた気がします。

 
                 🟡🟡🟡🟡🟡🟡


 帰路、閉館間近の北斎展へ


 撮影許可が出ていた人気の『神奈川県沖浪裏』

         土曜日だったので人出多し
         大好きなメンバーと会食&大好きな北斎の原画と対面できたので、
         私には最高の一日になりました!
         次回の福岡県人会は・・・晩秋かなぁ🤔

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現地から解説! ビルカール・サルモンのプレステージキュヴェ『ルイ・サルモン2008』とフラッグシップ『クロ・サンティレール2006』 [Zoom / シャンパン]

     
           ビルカール・サルモンのモットー
     ~家族経営を貫き、何よりも品質を第一にして、常に最高を目指す~
 リリースされたのは中央の『キュヴェ・ルイ・サルモン ブラン・ド・ブラン2008』
 の希少アイテム『クロ・サンティレール2006』


 リストの上から下の順にテイスティング

 ブラン・ド・ブランNV、キュヴェ・ルイ・サルモンBdeB2008 (右) のコルクとプラーク


      アントワン・ビルカール・ローラン6代目当主とのZoomセミナー
        開始時間は日本の16時、フランスは朝食タイム!


             2種のブラン・ド・ブラン
「ノン・ヴィンテージBdeB」と「ルイ・サルモンBdeB2008」を利き比べながら、シャルドネのスタイルについてアントワンさんが語りました。ともにコート・デ・ブランのシャルドネ100%。4つのグラン・クリュのぶどうを使いますが、ルイ・サルモンの場合はシュイイ40%、クラマン33%、メニル・シュル・オジェ20%、アヴィーズ7%の割合、古樹や最上級の区画のぶどうを選択。
ノン・ヴィンテージも同じ4村ですが、ブレンド比率はルイ・サルモンとは異なりますし、若樹のぶどうを使っています。ベースヴィンテージは2017年、リザーヴワインは33~40%(2016年と2015年)使用。

       ブラン・ド・ブラン グランクリュ NV
        品種:シャルドネ100%、ドザージュ:7~8g/L
        リザーヴワインは33~40%、瓶熟成は約4~5年
明るい光沢のあるゴールド、白い花のイメージ、トースティなニュアンス、中盤から柑橘系果実の内果皮似のビター感、軽快さを備えたバランスの良いブラン・ド・ブラン


        キュヴェ・ルイ・サルモン ブラン・ド・ブラン2008
       品種:シャルドネ100%、ドザージュ:6~7g/L
       33%のワインは平均15年使用しているオーク樽で低温醸造
NVのゴールドより若干淡い光沢あるイエロー、香りのインパクト大、シュイィに由来する塩味、凛とした酸味、複雑味、様々な要素を伴って長く続く余韻、心惹かれたアイテム

             クロ・サンティレール2006
        品種:ピノ・ノワール100%、ドザージュ:2g/L
ドザージュ2gはノン・ドゼの範疇であり、MLFも施していないので、マレイユ・シュル・アイのぶどう畑のテロワールを素直に反映させたシャンパーニュ。第一香は甘さを伴ったホワイトパウダーや砕いたアーモンド。フレッシュバター、ビスケット、白胡椒、黄桃やアプリコット、時間の経過で果実のコンポート、キレのあるミネラル、金銭的余裕があれば毎年定点観測したいアイテム[わーい(嬉しい顔)]

1964年にマルイユ・シュル・アイ村にある1㌶の畑の単一区画に植えられた古樹のピノ・ノワールから生産。メゾンの裏手にある1㌶の自社畑、13年前からビオディナミ農法を導入。認証は得ていますが、シャンパーニュ地方は気候が安定しないので、病虫害の発生等、対策の必要性を考慮し、ラベルにビオディナミ認証の表記はしていません。生産量は約6,000本

[NEW]ワイン王国webのビルカール・サルモンもご笑覧くださると嬉しいです。



              o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。

           クロ・サンティレール プレイバック

      クロ・サンティレール1996


 photo by Fumiko/2021年2月
 黒いラベルはスタイリッシュ、私好み!
 昨年2月、セラーに寝かせておいたクロ・サンティレール1996を開栓!
 20世紀の秀逸年、ポテンシャルを感じるヴィンテージ
 気泡は超繊細、持続性のある泡の連なり、泡は液体に溶け込み口中スムーズ
 味わいにシェリー的な酸化のニュアンス、花梨のコンポート、ジンジャー、スパイス風味
 あと5年位早く味わっていたらフレッシュ感と重厚感が同時に楽しめたかも


  クロ・サンティレール1995
     
 
asahi.comに『ワインの歳時記』を連載していた時、クロ・サンティレール1995について書きました。初のヴィンテージで、生産量は7,500本でした。
ビルカール・サルモンのメゾンを訪問し、クロ・サンティレールを試飲した瞬間、一飲惚れ。パリのワインショップLAVINIAで即ゲットして、持ち帰りました。

2007年の晩秋、当時ミシュラン・ガイド東京の二つ星だった神楽坂『石かわ』に持ち込ませていただき、和食とマリアージュ。石川料理長も一緒にテイスティング。この時、作ってくださった「冬タケノコの炭火焼き」は、シャンパーニュの樽風味と炭火の燻し具合が相乗し合い絶妙な相性。クロ・サンティレールにまつわる懐かしい思い出です!

1995年の初ヴィンテージから1996年、1998年、1999年、2002年、2003年と続き、今回の2006年になります。わずか7ヴィンテージしかリリースされていない“見つけたら買い”のシャンパーニュです🥂 



          🫧🫧🫧ペルラージュのインフォメーション🫧🫧🫧  

          セミナー後、渡部万里丈さんが使用法を解説

 ビルカール・サルモンのアントワン当主推奨のシャンパーニュセーバー
 開栓したシャンパーニュを長期保存できる優れもの、その実績は折り紙付き
 JALUXが昨年9月から取り扱いを開始しています。
 詳細はペルラージュのサイトをご覧ください。
 

 シャンパーニュおよびペルラージュについてのお問い合わせは
 株式会社JALUXワイン部 電話03-6367- 8756

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家庭画報7月号でシャンパーニュ20本&米・伊のスパークリングワイン6本をご紹介! [シャンパン]

      本日6月1日発売の家庭画報
   シャンパーニュ&アメリカ・イタリアのスパークリングワインを紹介しています!


       画像提供:家庭画報

15年連続三つ星を獲得しているガストロノミーレストランジョエル・ロブション
今回、シャンパーニュのセレクト&マリアージュに関しては、シェフソムリエとして活躍中の高丸智天(Tomohiro TAKAMARU)さんと意見交換しながら進めました。
是非、お手に取ってご笑覧くださいませ。宜しくお願いいたします。


家庭画報1.jpg
 通常サイズ版とプレミアムライト版があります。
 約20年来の大事なシャンパーニュ仲間
 日比谷・松本楼の小坂文乃社長と利き酒の実力派吉井君と利恵夫人に本を贈呈[わーい(嬉しい顔)]


IMG_8763.jpg
 付録で今年後半の運気をチェック


家庭画報.jpg
 [イベント]2022年8月末開催予定
 詳細は7月1日発売の8月号で告知させていただきます。
 どうぞ、ご期待くださいませ🥂


              o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。


       撮影風景を少しだけご紹介
      スパークリングワイン撮影のワンシーン


IMG_7620.jpg
 物撮りの準備にかかる石井カメラマンと松本副編集長


 マリアージュのページ撮影
 料理&シャンパーニュボトルの配置は細心の気配りで!


              o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。


 マリアージュに関しては・・・
 お取り寄せはお気に入りを掲載
 photo by Fumiko/2022年2月
 映画とワインの講座@オークラ東京で味わって以来、
 アトリエ・ド・フロマージュのブルーチーズに注目
 高い評価を受けている生産者です!


 家庭画報7月号より


 photo by Fumiko/2022年2月
 テロワール・カワバタの川端シェフ渾身の味
 誰もが納得するサーモン、お家でシャンパーニュの必須アイテム


 photo by Fumiko/2021年12月
 家庭画報に載せる料理は料理研究家 笹島ゆりさんに依頼
 昨秋、アルゼンチン大使館のSNSキャンぺーンのお仕事でお弁当を作りました。
 その時に、ゆりさん考案のメニューも盛り込みました。

 今回の特集ページは「簡単メニュー」が条件だったので、それを厳守しつつ、
 料理のイメージをゆりさんに伝え、試作を繰り返しながら形にしました。
 どれも手軽にできる、“おいしい一皿”です!

 Fumiko風ブリーのピスタチオサンド 
 私は山椒味のピスタチオを使ってトライ、シャンパーニュとは文句なしの相性です!


       シャンパーニュ&スパークリングワインラバーの皆さま  
             引き続き、宜しくお願いします!

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5月のシャンパーニュ講座は5アイテム同時供出 [NHK文化センター青山 シャンパン講座]

 World's Most Admired Champagne Brands 2022の上位5位までの比較試飲
 左から右の順
 *シャルル・エドシック
 *ポル・ロジェ
 *ボランジェ
 *クリュッグ
 *ルイ・ロデレール

       2022年のThe List
      Drinks Internationalが毎年刊行しているリスト
      信頼できるデータとして参考にすることが多いです。
      30位までには⁈と思うメゾンもあり、100%同意していませんが、
      9割以上のメゾンはブレがないと思っています。
      今月は1位から5位までのメゾンのアイテムを同時供出で利き比べました。


 いずれも素晴らしいシャンパーニュ

 プラークも個性にあふれて


             o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。

 今回と同様のブラインドテイスティングを2年前に行いました。
 コロナ禍の余波で、4月から9月まで休講となってしまい、
 私も講座生の皆さんも我慢するしかなかったのですが、
 万全な対策を取って、意を決して番外編を開講。
 お力を貸してくださったのが日比谷 松本楼の小坂文乃社長でした。

 右から順に供出、5アイテムはすべてマグナム

        2022年とメゾンの顔ぶれは同じ、順位には違いあり

 2020年当時のデータとテイスティングコメント


              o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。

 現在講座は2クラスに分かれているので、シャンパーニュはレギュラーサイズで供出

 #1:シャルル・エドシック ブリュット レゼルヴ
 生産者:シャルル・エドシック(NM)
 ぶどう品種:CH PN M 各1/3ずつ 
 ドザージュ量:11g/L
 価格:9,350円
 輸入元:日本リカー
創業1851年、自社畑 非公開、シェフ・ド・カーブはシリル・ブラン
ぶどう品種:PN、CH、M各3分の1。ステンレスのみ使用。ベースワインは2017年/60%、リザーヴワイン40%は平均10年以上のVT、デゴルジュマン 2020年、ドザージュ11g/L
気泡細やか、フレッシュ感と力強さ、中盤から酸味、まるみとスマートさ、程よいバランス


 #2:ポル・ロジェ ブリュット レゼルヴ
 生産者:ポル・ロジェ(NM)
 ぶどう品種:PN CH M 各33%
 ドザージュ量:8g/L
 価格8,250円
 輸入元:ジェロボーム
創業1849 年、自社畑90㌶、シェフ・ド・カーブはダミアン・カンブル
ぶどう品種:PN、CH、M各3分の1。ステンレスのみ使用。ベースワインは2016年、リザーヴワインは2015、2014、2013の直近3年分、比率は25%程度。ドザージュ8g/L
果実味豊か、フレッシュ感と旨味、ステンレス使いのメゾンならではのフィネス、安定した味わい


 
 #3~#5

         #3:ボランジェ ラ・グランダネ2014
          2022年4月末リリース


 ボランジェならではの底力を感じる2014年ヴィンテージ
 生産者:ボランジェ(NM)
 ぶどう品種:PN61%、CH39%
 ドザージュ量:8g/L
 価格:29,700円
 輸入元:アルカン インポーター契約は6月末迄、寂しいです[もうやだ~(悲しい顔)]
創業1829 年、自社160㌶、シェフ・ド・カーブはジル・デコート
ぶどう品種:PN61%、CH39%。2014年のヴィンテージ・シャンパーニュ。19のクリュのぶどうで、グラン・クリュ79%、プルミエ・クリュ21%の割合、ドザージュ8g/L
発売されたばかりのトップキュヴェ。難しい2014年を手中におさめたシャンパーニュ。ボランジェの徹底したシャンパーニュ造りを感じさせる逸品。層を成して広がる複雑味、上質な酸味、シャンパーニュラバーには是非とも試していただきたいアイテム


 #4:クリュッグ グランド キュヴェ170           
 iDナンバーで検索するとボトルについての詳細がわかります。

 生産者:クリュッグ(NM)
 ぶどう品種:PN51%、CH38%、M11%
 ドザージュ:非公開
 価格:38,170円
 輸入元:MHD モエ ヘネシー ディアジオ
創業1843年、シェフ・ド・カーブはジュリー・カヴィル
ぶどう品種:PN51%、CH38%、M31%。最も古いワインは1998年、最も若いワインは2014年。12年間の異なる195種類のワインをブレンド、マルチ・ヴィンテージ。
黄色系果実、ミネラル、味わいの豊かさ、第4週の講座生から一番支持を得ていたアイテム

 #5:ルイ・ロデレール コレクション242
 2021年10月1日に登場したコレクション242

 生産者:ルイ・ロデレール(NM)
 ぶどう品種:CH42%、PN36%、M22%
 ドザージュ:8g/L
 価格:8,250円
 輸入元:エノテカ
創業1776年、自社畑240㌶、シェフ・ド・カーブはジャン・バティスト・レカイヨン。
ぶどう品種:CH42、PN36、M22%。ベースワインは2017年/56%、リザーヴワインはパーペチュアル・リザーヴ34%(2012、2013、2014、2015、2016)および大樽熟成10%(2009、2011、2013、2014、2015、2016)、ドザージュ8g/L、マルチ・ヴィンテージ。フレッシュ感と豊潤さ、熟した果実、塩味、中盤から酸味、後味に軽いビター感、シルキーでソフト


 比較し甲斐のある5アイテムでした。
 好みのメゾン探しには最適
 確たる道しるべになる秀逸なお薦めのシャンパーニュ🥂🥂🥂 

 ブログ仲間のHakoさんの気合のこもったリポートもご覧くださいませ!

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