非公開文化財特別公開期間に全国旅行支援クーポンも利用しながら冬の京都散策 [伝統美、日本の美]
駅から直結のグランヴィア京都の便利さを改めて実感
14階のお部屋から綺麗な京都タワー
地元の方は“ろうそく”と呼んでいるような・・・
誕生日祝いのキャンドル!
京都和久傳のカウンターでおまかせディナー
お席の確保は銀座ふじやま(高台寺和久傳の元料理長)の藤山貴朗料理長に、
お願いしちゃいました!
誕生日記念のひと皿、からすみと吉野葛でアレンジしたお赤飯
〆のお食事はいくつでも可
![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
スペシャリテの鯛黒寿し美味!
ふぐぞうすい、ほっこり!
o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。
目覚め爽やか、早朝の京都タワーも清々しい印象
1月7日~3月19日まで非公開文化財特別公開
基本的に一部を除き予約不要で拝観可能
日時が決まっているならネットでの事前予約がおすすめ
国宝東寺の五重塔
日本の古塔中 一番の高さを誇る五重塔総高55m
今年は弘法大師(空海)が真言宗を立教・開宗して1200年の節目の年
高野山を自らの修禅の場とし、
そこで得られた智慧を利他行として東寺で実践した弘法大師
~身は高野 心は東寺に納めおく~
特別公開では塔の初層内部(江戸時代/1644年)を拝観 撮影不可
http://www.toji.or.jp
桜の開花、待ち遠しいです!
巷の話題になっていた総工費1億5千万円の観光トイレ
竣工は2019年4月、女性用の壁には蓮の絵が!
世界文化遺産の醍醐寺
唐門の五三の桐紋、黒と金の色使い
プレイバック醍醐寺
2011年4月撮影
豊臣秀吉の家紋を染め込んだ垂れ幕の赤と木々の緑が見事でした、もちろん桜も!
特別拝観三宝院と理性院
国宝の三宝院表書院
生け花を見ていたら思わず映画『花戦』を連想
特別名勝・特別史跡の庭園
お茶室松月亭
4畳半の設え、円窓から緑映え
国宝水戸光圀自筆書状の掛け軸
初公開 醍醐寺理性院の障壁画
天才絵師狩野探幽が18歳の時に描いた障壁画
1935年に開館した霊宝館
https://www.daigoji.or.jp
京都のお気に入り
祇園の四条花見小路通りから、
一筋目を右折した所にある緑寿庵清水祇園店
手づくり金平糖
職人技、習得には20年以上かかります!
祇園店限定販売品 要チェック!
くづ切りの鍵善
葛の食感が際立ちます!
欧州から遊びに来ていた4人組、海外でもくづ切りは人気?
京都高島屋でクーポン活用
京都の休日も順調に運びました!
3日後は満月
八坂神社に別れを告げて急ぎ京都駅へ
伊勢・京都でたくさんのエネルギーを吸収できました。
すべてに感謝、ありがとうございました!
満月の日に北斎づくし@東京 六本木ミッドタウン・ホール [伝統美、日本の美]
動きを感じる“北斎づくし”、撮るのが楽しい空間でした!
7月24日の満月の日、北斎再発見!
冨嶽三十六景ルーム
ここだけは撮影禁止
富嶽百景モノクロームの世界
生誕260年 記念企画 特別展「北斎づくし」
六本木 東京ミッドタウン・ホール
7月22日(木・祝)~9月17日(金)
詳細はコチラで!
ネットで日時指定券が購入できるので、密状態は若干緩和されます。
今日は4連休のはざまだったせいか、人気作品の前では込み合うシーンも。
若い人たちが多く、真剣に鑑賞していた姿には嬉しい気分
![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
今日の〆は北斎ラベル!
気の向くままに葛飾北斎 [伝統美、日本の美]
上野の森美術館/2014年9月
美術館で北斎の浮世絵を見てから、7年余りの歳月が・・・
光陰矢の如し
駐日大使の皆様は日本文化への造詣が深いように感じます。
浮世絵展には、プライベートで某国の駐日大使をお連れしました。
直近では・・・映画『HOKUSAI』を鑑賞
コロナ禍ゆえ、劇場で観ることは少なくなりました
![[もうやだ~(悲しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/143.gif)
北斎の洞察力
出典:NHK Eテレ『知恵泉』/2021年6月29日放送
人工的に起こした波の動きを北斎の絵と見比べてびっくり&納得、北斎凄すぎ!
所用で出向いた錦糸町駅で、北斎のThe Great Wave 発見!
こんな時だからこそ、文化が癒し
お気に入り
![[exclamation]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/158.gif)
ブシュロンの北斎、波しぶきはダイヤモンド!
二コラ・フィアットが昨年10月に発売した北斎ラベルもご紹介!
レオナールFoujita没 50年展@東京都美術館/2018年8月
本物は見るべき、を実感させてくれた藤田嗣治展
しりあがり寿さんの茶目っ気も最高
![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
しりあがりさんは今日10日まで北斎さんとコラボ
クスッと笑えるSHOW TIME!-@すみだ北斎美術館です!
![[NEW]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/120.gif)
すみだ北斎美術館で7月20日(火)~9月26日(日)の期間開催
前期は7月20日~8月22日、後期は8月24日~9月26日
前後期で一部展示替え予定
詳細はコチラでご確認ください。
![[NEW]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/120.gif)
六本木 東京ミッドタウン・ホール
7月22日(木・祝)~9月17日(金)
詳細はコチラで!
映画HOKUSAIのセリフにあやかり「こんな時だからこそ、行かねば!」
備忘録 冨嶽三十六景と富嶽百景
出典:ボストン美術館浮世絵名品展 北斎 カタログより
富士山の別呼 “富嶽”
『冨嶽三十六景』にも『富嶽百景』にも使われていますが、双方には違いがあります。
『冨嶽三十六景』は「点が付かない冨」
片や、太宰治の小説と同名の『富嶽百景』は「点ありの富」
美術館や展覧会のサイト以外は、結構誤植多しの印象でした!
私の名前の “冨美子”には、点が付きません。
他人から見れば、たかが点。私にとっては、されど点、と~っても大事。
北斎の絵のタイトルも同じ!
映画に絡んで思わず“足袋”学習
画像:映画HOKUSAIのパンフレットより
阿部寛が演じた蔦屋重三郎、和楽のサイトにプロフィールが載っています。
スクリーン内の彼の白い足袋に目が!
日本大百科全集の足袋の歴史を見ると、「町人の足袋には束縛がなく・・・」との記述があり、吉原足袋なる話もあったので、吉原の喜多川氏に養子として迎えられた重三郎の人生スタイルかなぁ、な~んて想像してしまいました。
着物好きとしては、もう少し、江戸時代の白足袋を深掘りしたい気分です。
★☆★☆★
天然痘が流行した時代に生きていた北斎
脳卒中で右手が効かなくなったら、玄米、蕎麦、柚子で、それを克服
健康についての詳しいお話は、国立研究開発法人国立長寿医療研究センター院長の鷲見幸彦先生に取材した伊藤公一さんのコラム必見!
映画のなかの決め台詞「こんな時だから」
そうなんです、こんな時だから、北斎なんです!
京都散策ではお気入りの『十三や』、『鍵善』、『Ki-Yan Stuzio祇園本店』に! [伝統美、日本の美]
京都での取材がすべて完了した後、お気に入りのスポット散策!
20日の午前中は少しどんよりした空模様でしたが
午後は気持ちの良い青空に!
鴨川の流れもおだやか、観光日和

四条通りにある『鍵善』
中学生の時に、水上勉のエッセイで存在を知り、それ以来、同店のくづきりファンに!

私は黒蜜派、優しくて滑らか
つげ櫛の『十三や(じゅうさんや)』
20E69C88E38186E38195E3818E235.jpg)
十五夜の後に巡ってくる十三夜
今夜は十三夜、きれいな月です!

京都でのお気に入りのひとつが『十三や』
長年愛用しているつげ櫛は髪へのあたりがソフト
国産のつげ櫛は高価ですが、一生ものになるので、プレゼントにも使っています。
四条通りの同店は明治8年(1875年)創業、初代(治三吉)から数えて現在5代目が継承しています。櫛屋を意味する『十三や』
くしの「9」、「4」の数字を避ける意味で、9+4=13、これが屋号になっています。

櫛には魔を払う呪力もあるとか
さらに八坂神社方向に進むと、『二十三や(にじゅうさんや)』があります。
Fumiko(235)的には、23の数を見るとこころが和みます(笑)

文政5年(1820年)創業
中国(唐の時代)から伝来していた櫛を扱っていたので、唐(とう)を10にして9+4を加えて「23」、『二十三や』の由来です。

上野池の端にある『十三や』は元文元年(1736年)、初代清八が開いた店舗
私は昨年初めて訪問しました。椿油でつげ櫛を手入れする時に使う両面ブラシを購入したのですが、とても便利。京都店にはなかったので、それも併せて質問したところ、「上野と京都は別系列」とのお答え、屋号が同じというだけのようです。
『じゅうさんや』 なの『とみや』なの
18日に、『十三や』のつげ櫛を愛用しているワイン誌の編集長と同乗したタクシーで、櫛の話をしていたところ、突然、運転手さんから、「“じゅうさんや”ではなく、“とみや”と呼ぶのが正しい」と言われ、ふたりとも唖然!
何度も訪問している店舗だけに、どうしても納得がいかず、京都散策日に直撃質問してきました。答えは、「じゅうさんや」で正解!
“十三や(とみや)”呼称は主に飲食で使うことが多いそうです。商売繁盛の“富(とみ)”に掛けている、とのお話でした。
「あなたがたに恥をかかせるようで悪いけど・・・」との言い方をしてきた初老の運転手
まぁ、ひとつ学習させていただきましたが、あのような物言いは!?
折しも、今日は十三夜、綺麗な月に免じて、忘れることにしましょう。
元気がでるキーヤンカラー

八坂神社のそばにある店舗
2階には販売用の製品のほかに木村英輝(キーヤン)さんの作品展示も。
彼の色使いが好きです!

元気をもらえそうなカラー

2014年10月、キーヤンの描いた青蓮院の蓮のふすま絵を見て釘付け状態、それ以来のファンです!

就学旅行の時期と重なり、駅やバスロータリーは凄い人の数
また、至る所にレンタル着物の女の子ラッシュ、その多さに驚きました!
明日22日は時代祭、10月後半はライトアップも増えてくるので、より観光客が増えそうですね。
短い滞在でしたが、息抜きできて良かったです!
京都非公開文化財特別公開開始! 秋季の青連院、高台寺のライトアップも!! [伝統美、日本の美]
※ 上の地図はクリックすると拡大します
清浄華院の桜と蓮!
地図の3番は皇室とも関係が深い大本山清浄華院(しょうじょうけいん)。カシーナ・カナミッラのオーナー、親友の長本和子女史のまたいとこにあたる永田英司僧侶(日本画家)の寄贈画が清浄華院にあることから、平執事をご紹介していただき、お邪魔してきました。蓮ゆかりの同院に永田僧侶が寄贈した絵は〝桜〟と〝蓮〟でした。
20E38195E3818FE38289.jpg)
4枚仕立ての屏風、神代桜(300号) 永田英司僧侶寄贈
E38080E38080E5B9B3E59FB7E4BA8B.jpg)
ナビゲーターをしてくださった平祐輝執事
20E79FB3E5BAAD.jpg)
中庭は京都庭園師の小埜雅章さんがデザイン
E38080E5BAADE59C92.jpg)
E38080E88CB6E5AEA4E38080E58685E983A8.jpg)
自然のままを表現した樹木や石のオブジェ
お茶室『清華亭』の掛け軸には浄土宗の開祖法然上人のお姿。非公開文化財特別公開中にはお抹茶のおもてなしも。御影堂(大殿)にある42歳の上人像は端正な顔立ちで風格があります。
E893AE_edited-1.jpg)
”浄土に咲く蓮の華のように、清らかな修行ができる場所”を意味する清浄華院
永田僧侶寄贈の『浄華(30号)』
235.jpg)
世界に1つ、私のブルーロータスの着物の裾模様
大好きな〝蓮〟つながりの不思議なご縁!
護摩堂で
E38080E381BBE381AEE3818A.jpg)
毎月28日、護摩堂で行われている護摩供養、貴重な瞬間を撮らせていただきました。
2020E8ADB7E691A9E7849AE3818D235_edited-1.jpg)
護摩札も書きました、すべてが初めての体験!
京都散策
E38080E5BC8FE983A8E79FB3.jpg)
清浄華院から100mのところにある廬山寺は『源氏物語』の作者紫式部ゆかりのお寺。私にはこの石が女性の着物姿にように見えます、素晴らしい自然石
E38080E5BC8FE983A8E38080E7B5B5.jpg)
来客を迎える式部の絵
E38080E38080E6BA90E6B08FE5BAAD.jpg)
紫式部もここに座って考えていたのかな
青蓮院のライトアップ
20E99D92E893AEE999A2E383A9E382A4E38388E382A2E38383E38397.jpg)
なんとブルーロータス、青蓮! 青不動を祭ってあるので〝青〟だそうです
20E99D92E893AEE999A2-47288.jpg)
青色に誘導されて
E99D92E893AEE999A2E38080E383A9E382A4E38388E382A2E38383E38397235.jpg)
幻想的な世界!
E38080E381B5E38199E381BEE2978B.jpg)
ふすまにも青い蓮が描かれていました。中庭はJR東海のCMに使われたこともあるとのこと
2020E7ABB9E69E97.jpg)
ライトアップされた竹林、天まで届きそうな勢い!
八坂の塔で
20E4BABAE58A9BE8BB8A.jpg)
八坂の塔から高台寺に向かう道すがら、人力車をキャッチ
このブレ感、好きです!
yasakano.jpg)
高台寺付近から八坂の塔を見ると・・・古都らしい風情
20E585ABE59D82E381AEE5A194E38080E382A2E38383E38397E381A7-45167.jpg)
17時50分に点灯、19時頃には消灯の塔
高台寺で
E38080E9AB98E58FB0E5AFBAE381B8.jpg)
秀吉の正室、北政所(ねね)ゆかりの高台寺
E38080E38080E99D92E58298.jpg)
ライトアップは井浦新さんが監修。この日は鮮やかな色に月もアクセントになって!
E38080E58298E381AEE382A2E38383E38397.jpg)
茶室『傘亭』の天井が、蛇の目傘を開いたように見えるからなのでしょうか。
今回のライトアップの小道具には〝傘〟が使われていました。
照明で赤、白、青の3色の蛇の目傘に命が吹き込まれて・・・
E38080E58298E381AEE382AAE38396E382B8E382A7.jpg)
すべての傘、全開!
20chikurinn.jpg)
20E7ABB9E69E97.jpg)
高台寺の庭園は予想以上に広大で、竹林にも色とりどりの傘が
20E9BE8D.jpg)
庭園の最後を〆る龍の置物
ねねさんの高台寺には魅力がいっぱい詰まっていました。
次回は明るい時間にお邪魔したいです。
護摩供養ではラッキーなことに住職から功徳の授与を受け、未知なる貴重体験をすることができました。
平執事、永田僧侶、清浄華院の皆さま、大変お世話になりました。
ご縁の糸に感謝しながら・・・
携帯で歌舞伎座散歩! 寿月堂のお抹茶で息抜きを!! [伝統美、日本の美]

築地場外の秋山商店や丸山海苔店での買物帰りには工事中の看板の前を通っていました。
今となれば懐かしいです。

完成した歌舞伎座、話題性十分、銀座の新名所です。

杮葺落(こけらおとし)六月大歌舞伎のお席は1階席の21番、中央席!
『土蜘蛛』で共演していた人間国宝の尾上菊五郎、中村吉右衛門のおふたり、吉右衛門さんの愛娘と結婚した『壽曽我対面』の菊之助さん、演技や衣装をしっかり観察できました。

NHKの特番でも紹介されていた地下2階木挽町広場の大提灯、迫力があります。

2階のロビーから見た景観

気になる日本画が!

伊東深水(右)や上村松園(左)など、日本画の巨匠たちの作品は見る価値大です。

5階の屋上庭園に行く途中で・・・黒の瓦(かわら)と朱塗りの赤のコントラストがきれい!

雨に濡れた緑が映える屋上庭園
息抜きできる空間

築地で食材を買った帰りには、丸山海苔店のお茶部門である寿月堂築地店に立ち寄ることが多かったので、お店の方とも顔なじみになっていました。歌舞伎座が完成して、新店舗ができたことで、今まで、築地店にいらしたN澤さんも移動。そこで、早速、お邪魔してきました。
パリ店同様、店内設計は歌舞伎座を担当した隈研吾さん!
和の風情を生かした、とってもおしゃれなスペースでした。
海外からのお客様には絶対に喜んでもらえる空間だと思います。
23_edited-3.jpg)
23_edited-1202323_edited-1.jpg)
寿月堂へのアクセスは歌舞伎座ビルのB2階からエレベーターで5階へ。歌舞伎の観劇をしなくても行けます。お抹茶には癒し効果もあるようなので、都会の喧騒を逃れて、のんびりしたい時には是非。土日より、平日の時間帯がよさそうです、enjoy!
第16回「にっぽんと遊ぼう」@平等院 〔京都編partⅠ〕 [伝統美、日本の美]
少しおとなしい印象の富士山を横目に見ながら、私の気分はすでに『にっぽんと遊ぼう』の舞台となる京都に飛んでいました。平安遷都千二百年の1994年に、京都人による京都の新しい価値の掘り起こしをテーマにスタートした「にっぽんと遊ぼう」。毎年、京都ならでは魅力的な場所が選ばれています。そう、16回目となる今回は世界遺産に指定されている宇治の平等院です。
「にっぽんと遊ぼう」は第1部“宴”(流れゆく時に乾杯)、第2部“楽”(伝統と未来を奏でる)、第3部“遊”(京と遊び、京を知る)の3部構成になっています。
photo by YAMAWAKI
兵庫県にあるホテルの企画室長であるYAMAWAKIさんは私と同じキャノンのイオス愛用者!
彼からいただいた素敵なお写真の中から、何枚か、ご披露させていただきますね。上の画像は会場入り口の看板。ブルーの色をベースに蓮や鳳凰の絵柄が印象的です。
住職は「遊びを知ることで人生の楽しさ、面白さがわかる」と。
夜の景観はひとあじ違います!
2006年からローラン・ペリエ社が協賛しています。黒服のソムリエさんたちが手にしているのは同メゾンのトップキュヴェ「グラン・シエクル」のマグナムボトル。イヴェントで供出されるシャンパンはすべてマグナム、凄いです!
photo by YAMAWAKI
鳳翔館でグラン・シエクルがサービスされ、乾杯を!
見事な阿弥陀如来像、格子から透ける黄金に輝く像を拝見した瞬間、このイヴェントの素晴らしさを再認識!
「にっぽんと遊ぼう」のコピーが“水面(みなも)に映(は)ゆ極楽離宮”だったのですが、まさに水面に映し出された上下のシンメトリー図。きれい!きれい!
第2部では日本と香港の交流と友好が深まるようにと・・・
香港と日本の“楽”の融合。赤と青のライトとスモークが臨場感をより高めてくれました。
ちなみに日本側は“AUN”という双子ユニットの井上良平さん&公平さん、香港側は俳優・歌手の尹子維(テレンス・イン)さんでした。
photo by YAMAWAKI
同メゾンが協賛しているイヴェントなので、フランスからステファンヌ・ツァシス社長(後方右)、同メゾン監査委員会のモーリス・ドゥ・カルヴァノエル会長(前列左)、輸出販売ディレクターのクリストフ・ピシャンベールさん(後列左)も来日しました。私の右隣は輸入元サントリー・インターナショナルの八木徹社長です。今年の5月にローラン・ペリエ社からシャンパーニュのシュヴァリエをいただいた私は今回はアンバサダー(笑)
http://non-solo-vino.blog.so-net.ne.jp/2009-05-16-1
割烹家 『一直』 と浅草寺境内の五重の塔の夜景を堪能 [伝統美、日本の美]
明治11年創業の割烹家『一直』にお邪魔してきました。1ヶ月前にリニューアルオープンしたばかりの店舗です。同店の改装を担当していたのはワインのお仲間DANさん。今年ミシュランの星をゲットした菊地美升シェフの『ブルギニョン』や渋谷康弘氏、丸山宏人氏の店舗など、ワイン主体のお店を数多く手がけている才覚者です。
『一直』は花柳界の世界が色濃く残る浅草にあるので、芸者さんたちがお座敷にお呼ばれすることも多いようです。昨夜は浅草在住の洋酒研究家福西英三先生と3人で伺ったのですが、カウンター席で早速その恩恵をこうむることに!
お座敷の障子越しに聞こえてくる長唄や三味線、鼓の音曲を、心地よい気分で聞きながら、我々は親方とご子息正剛さんが作る見事な江戸料理に舌鼓を打ちました。ホント、贅沢なひとときでした♪
便利な機器デジカメは、ここでは無粋。『桜豆腐』をはじめとする同店の江戸料理は是非こちらで>>>http://www.ichinao.com/
3種類のお昼のお弁当は人気の定番とか! 浅草の人気の祭礼『三社祭』も近いので予約で一杯みたいですが、『一直』にいらっしゃるなら、早めのご予約をお薦めします!
Happy Wedding & Happy Birthday [伝統美、日本の美]
生涯で一番印象深い誕生日
息子君のWeddingが今日だったからです。席表造りから司会進行に至るまで、すべて手作りで仕上げたお式。準備も大変だったと思いますが、一期一会のよき日になりました♪
日本での慶事には 「さくら湯」が登場します。
東京藝大のお仲間 剛二郎君と麻耶さんが長唄『三番叟』を。唄方は杵屋三七郎さんでした。
鏡開きのお神酒で乾杯を
ワインはすべて持ち込みで
シャンパンはビルカール・サルモン・ロゼのマグナムボトル
白はルイ・ジャド社の『ムルソー2001』。息子君が2001年にブルゴーニュを旅していた時、
ムルソー村で飲んだ思い出深いワイン。奇しくも2001年ヴィンテージ!
赤は彼が大好きなルイ・ジャド社の『シャトー・デ・ジャック ムーラン・ナ・ヴァン2003』
樽にある文字は『明治神宮御神酒 金婚』
ワインはシャンパーニュグラスとバルーン型のグラスで!
今回、お祝いのために、フランス、イギリス、イスラエルetc海外から13名もの知人、友人が来日してくれました。
日本の伝統を、独自の形で見ていただく試みは成功したと思います。
初来日のシディラジ君(スイス人)は羽織袴でしたが、『ラスト・サムライ』を彷彿とさせるカッコ好さ。私はすぐお友達になりました(笑)
“家紋” について [伝統美、日本の美]
広辞苑にある家紋の定義は、「家々によって一定した紋所。徳川氏の葵(あおい)、前田氏の梅鉢類」となっています。
先日、ジェームス三木脚本による『忠臣蔵』を見ていて、大石内蔵介の「二つ巴」や赤穂浪士の紋所が気になっていたのですが、その2日後、我が家でも家紋絡みの出来事が起こりました。
http://www.harimaya.com/o_kamon1/genroku/ako_ro1.html
息子から「家紋は?」という電話が入ったことがキッカケです。これは結婚式を控えた息子が和装に決めたことから生じた家紋騒ぎ。思わず、五つ紋入りのお宮参り衣装を何年ぶりかで引っぱり出して確認してしまいました! そうでした、そうでした! “丸に九枚笹(くまいざさ)”の紋でした!
家紋は約2,000種ほどあるそうで、水戸黄門のご印籠で有名な徳川家の“葵の紋”、天皇家の“十六弁八重表菊紋”、歌舞伎・市川団十郎の“三舛(「見ます」に通じるとか)”の由来、家紋に多い植物柄の意味など、家紋ワールドを堪能しつつ、にわか勉強も。 今までそれほど気にとめていなかった家紋の“デザイン”も興味深いもので、まさに “再発見、日本の美”とでも表現したい気分でした。