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第16回「にっぽんと遊ぼう」@平等院   〔京都編partⅠ〕 [伝統美、日本の美]

好天に恵まれた13日、新幹線で京都へ!
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少しおとなしい印象の富士山を横目に見ながら、私の気分はすでに『にっぽんと遊ぼう』の舞台となる京都に飛んでいました。平安遷都千二百年の1994年に、京都人による京都の新しい価値の掘り起こしをテーマにスタートした「にっぽんと遊ぼう」。毎年、京都ならでは魅力的な場所が選ばれています。そう、16回目となる今回は世界遺産に指定されている宇治の平等院です。

「にっぽんと遊ぼう」は第1部“宴”(流れゆく時に乾杯)、第2部“楽”(伝統と未来を奏でる)、第3部“遊”(京と遊び、京を知る)の3部構成になっています。


photo by YAMAWAKI
兵庫県にあるホテルの企画室長であるYAMAWAKIさんは私と同じキャノンのイオス愛用者!
彼からいただいた素敵なお写真の中から、何枚か、ご披露させていただきますね。上の画像は会場入り口の看板。ブルーの色をベースに蓮や鳳凰の絵柄が印象的です。

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住職は「遊びを知ることで人生の楽しさ、面白さがわかる」と。
夜の景観はひとあじ違います!


2006年からローラン・ペリエ社が協賛しています。黒服のソムリエさんたちが手にしているのは同メゾンのトップキュヴェ「グラン・シエクル」のマグナムボトル。イヴェントで供出されるシャンパンはすべてマグナム、凄いです!


photo by YAMAWAKI
鳳翔館でグラン・シエクルがサービスされ、乾杯を!


見事な阿弥陀如来像、格子から透ける黄金に輝く像を拝見した瞬間、このイヴェントの素晴らしさを再認識!


「にっぽんと遊ぼう」のコピーが“水面(みなも)に映(は)ゆ極楽離宮”だったのですが、まさに水面に映し出された上下のシンメトリー図。きれい!きれい!

第2部では日本と香港の交流と友好が深まるようにと・・・
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香港と日本の“楽”の融合。赤と青のライトとスモークが臨場感をより高めてくれました。
ちなみに日本側は“AUN”という双子ユニットの井上良平さん&公平さん、香港側は俳優・歌手の尹子維(テレンス・イン)さんでした。


photo by YAMAWAKI
同メゾンが協賛しているイヴェントなので、フランスからステファンヌ・ツァシス社長(後方右)、同メゾン監査委員会のモーリス・ドゥ・カルヴァノエル会長(前列左)、輸出販売ディレクターのクリストフ・ピシャンベールさん(後列左)も来日しました。私の右隣は輸入元サントリー・インターナショナルの八木徹社長です。今年の5月にローラン・ペリエ社からシャンパーニュのシュヴァリエをいただいた私は今回はアンバサダー(笑)

続編 第3部は“遊”、ご覧くださいませ!!


割烹家 『一直』 と浅草寺境内の五重の塔の夜景を堪能 [伝統美、日本の美]

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明治11年創業の割烹家『一直』にお邪魔してきました。1ヶ月前にリニューアルオープンしたばかりの店舗です。同店の改装を担当していたのはワインのお仲間DANさん。今年ミシュランの星をゲットした菊地美升シェフの『ブルギニョン』や渋谷康弘氏、丸山宏人氏の店舗など、ワイン主体のお店を数多く手がけている才覚者です。

『一直』は花柳界の世界が色濃く残る浅草にあるので、芸者さんたちがお座敷にお呼ばれすることも多いようです。昨夜は浅草在住の洋酒研究家福西英三先生と3人で伺ったのですが、カウンター席で早速その恩恵をこうむることに!
 
お座敷の障子越しに聞こえてくる長唄や三味線、鼓の音曲を、心地よい気分で聞きながら、我々は親方とご子息正剛さんが作る見事な江戸料理に舌鼓を打ちました。ホント、贅沢なひとときでした♪
便利な機器デジカメは、ここでは無粋。『桜豆腐』をはじめとする同店の江戸料理は是非こちらで>>>http://www.ichinao.com/

3種類のお昼のお弁当は人気の定番とか! 浅草の人気の祭礼『三社祭』も近いので予約で一杯みたいですが、『一直』にいらっしゃるなら、早めのご予約をお薦めします!

Happy Wedding & Happy Birthday [伝統美、日本の美]

生涯で一番印象深い誕生日
息子君のWeddingが今日だったからです。席表造りから司会進行に至るまで、すべて手作りで仕上げたお式。準備も大変だったと思いますが、一期一会のよき日になりました♪


日本での慶事には 「さくら湯」が登場します。
東京藝大のお仲間 剛二郎君と麻耶さんが長唄『三番叟』を。唄方は杵屋三七郎さんでした。
 

鏡開きのお神酒で乾杯を

ワインはすべて持ち込みで
シャンパンはビルカール・サルモン・ロゼのマグナムボトル
白はルイ・ジャド社の『ムルソー2001』。息子君が2001年にブルゴーニュを旅していた時、 ムルソー村で飲んだ思い出深いワイン。奇しくも2001年ヴィンテージ!
赤は彼が大好きなルイ・ジャド社の『シャトー・デ・ジャック ムーラン・ナ・ヴァン2003』


樽にある文字は『明治神宮御神酒 金婚』
ワインはシャンパーニュグラスとバルーン型のグラスで!

今回、お祝いのために、フランス、イギリス、イスラエルetc海外から13名もの知人、友人が来日してくれました。
日本の伝統を、独自の形で見ていただく試みは成功したと思います。
初来日のシディラジ君(スイス人)は羽織袴でしたが、『ラスト・サムライ』を彷彿とさせるカッコ好さ。私はすぐお友達になりました(笑)


“家紋” について [伝統美、日本の美]

広辞苑にある家紋の定義は、「家々によって一定した紋所。徳川氏の葵(あおい)、前田氏の梅鉢類」となっています。
先日、ジェームス三木脚本による『忠臣蔵』を見ていて、大石内蔵介の「二つ巴」や赤穂浪士の紋所が気になっていたのですが、その2日後、我が家でも家紋絡みの出来事が起こりました。
http://www.harimaya.com/o_kamon1/genroku/ako_ro1.html

息子から「家紋は?」という電話が入ったことがキッカケです。これは結婚式を控えた息子が和装に決めたことから生じた家紋騒ぎ。思わず、五つ紋入りのお宮参り衣装を何年ぶりかで引っぱり出して確認してしまいました! そうでした、そうでした! “丸に九枚笹(くまいざさ)”の紋でした!



家紋は約2,000種ほどあるそうで、水戸黄門のご印籠で有名な徳川家の“葵の紋”、天皇家の“十六弁八重表菊紋”、歌舞伎・市川団十郎の“三舛(「見ます」に通じるとか)”の由来、家紋に多い植物柄の意味など、家紋ワールドを堪能しつつ、にわか勉強も。 今までそれほど気にとめていなかった家紋の“デザイン”も興味深いもので、まさに “再発見、日本の美”とでも表現したい気分でした。


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