オーストリアの新星“ニューチャプター”と和食との融合@八芳園 [来日したワイン生産者&関係者]
来日したレンツ・モーザーご夫妻
マダム・モーザーは“ニューチャプター”の名付け親
有言実行のワイン醸造家レンツ・モーザー氏
彼はトライゼンタールのマルクス・フーバー氏とタッグを組み、
オーストリアの固有品種グリューナー・ヴェルトリーナー(以後GV)から造った、
ニューチャプターを世界のトップ白ワインの仲間入りさせようと奮闘しています。
誕生ストーリーはコチラをご笑覧くださいませ。
オーストリアワインマーケティング協会(AWMB)が、
ウィーン大学と協力して作成したデジタル ワインアトラス
上記の地図は拡大できます。
トライゼンタールの位置をお示しするために検索してみました。
ここは大陸性気候とパノニア気候が交差するエリアで、
森林もあり、自然の要塞のような景観。
土壌は東側がレスとローム、西側が石灰と花崗岩を含む礫岩。
全体の87%を白ワインが占めています。
フーバー氏の畑は底土がすべて石灰質、
そこから収穫された高貴なGV主体の白ワインがニューチャプター
出典:AWMB
オーストリアの主要品種と有機栽培の比率も載せておきます/ 2022年のデータ
🍀🍀🍀🍀🍀
八芳園の庭園で1年ぶりの再会を祝って乾杯🥂
フーバー氏が手掛けるGV100%のスパークリングワイン
石灰質土壌由来のミネラルを感じる口当たり
夕映えが良く似合う泡ものでした!
~少し寄り道~
2023年に80周年を迎えた八芳園。歴史をたどってみると、江戸時代初期は大久保彦左衛門の屋敷でした。その後、明治の実業家渋沢栄一翁のいとこ渋沢喜作氏の所有となり、明治から大正の変革期には喜作氏からこの地を譲り受けた財界人久原房之助氏の私邸として使われていました。戦後、久原氏から長谷敏司氏に、庭園の一部と屋敷が提供され、飲食店を開業、八芳園がスタート。現在もオーナーである長谷家によって継承されています。
庭園から移動して壺中庵へ
松の間に向かう途中、
亡き吉右衛門さんの押し隈発見
黄色のお花、インパクト大
各ヴィンテージに合わせた和のテイスト
ロブマイヤーのバレリーナワイングラスⅢは輸入元(株)ロシナンテ協賛
羽根のように軽いロブマイヤーのグラスを使うとGVのさらなる繊細さがわかります。
左から
NC2020/99%GV、1%リースリング
NC2021/95%GV、各1%ずつSB、CH、PG、リースリング、ムスカテル
NC2022 (2024年秋発売) /98%GV、2%SB
BERG2022/ このワインの一部をNC2022に使用。
GVと相性の良いアカシアの大樽で発酵熟成させた余韻の長い白ワイン
単一畑ベアクは2021年VTからBIO表記。NCも2023年VTからBIO表記にする予定
モーザー氏は、ニューチャプターのコンセプトについて
■ドイツ語圏で9割以上消費されてしまうGVを世界市場で知らしめ認知させる
■オンリーワンのワイン造り(ニューチャプターだけを生産)
■明日のGVのスタイルを今飲んで欲しい(未来を読み込んだワイン=将来を見据えたGVなので10年後にはオーストリアのスタンダードなワインになっているであろう)
と語りました。
冒頭にも書きましたが、モーザー氏は有言実行の人物なので、
昨年の来日時「2020年から最新VTまでの垂直試飲をするよ」と語り、
その約束をきちんと果たしました。
次回は「70年代、80年代、90年代と2000年代のGVを比較試飲するつもり」と!
ワクワクする宣言![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
2022年は降雨もあり、ヴィンテージ的にはナーバスな印象とコメントしていましたが、
2023年に関しては「太陽に恵まれた年」と述懐。
フーバー氏は収穫のタイミングをじっくり待ち、9月末から開始し10月末までかけた由
糖度の上がり具合、種の熟し方等、満足できる状態だったようです。
🍀🍀🍀🍀🍀
来日期間中、モーザーご夫妻は和食との相性探求に余念がなかった由。「オーストリアのすべての料理がGVに合うとは言い難い。しかしながら、和食との相性は素晴らしくとても良く合う」と述べていました。八芳園では総料理長が、日本ならではの食材を使い、NCの各ヴィンテージの特徴を踏まえながら、和食の世界の魅力を示してくれました。
先附
桜鱒昆布締め、鱒子塩漬け、うるい、花弁百合根、クコの実、柑橘入り出汁ジュレ
厳選した昆布から抽出される旨味と特製ジュレが食材を引き立てGVの繊細な味わいと相乗
吸物
蛤若筍椀、こごみ、花弁人参、木の芽
出汁は3~4年寝かせた利尻昆布を使用。蛤のヨードと土壌由来の味わいが寄り添い好印象
造里(さしみ)
サヨリ、本マグロ、梅醤油
梅酒は八芳園の庭の梅から造ったオリジナル。醤油のコクがブリッジ役
モーザー氏が納得なさっていた「おさしみと2021年ヴィンテージ」の組み合わせ
焼物
鰆蕗味噌焼き、白アスパラ、蚕豆、酢取茗荷
蕗の香りとマスカルポーネで風味付けした白アスパラガスの味わいが五感を刺激
2020年ヴィンテージ
初VTの2020年はステンレスタンク&500㍑のブルゴーニュ樽とアカシアの大樽を併用。
1%だけリースリングをブレンドしています。
■GV100%ではない造り ■毎年ブレンド比率&品種が異なる造り
それがニューチャプターのキャラクターです!
2022年ヴィンテージ
2022年VTは木樽を10%使用し、SBを2%ブレンド
爽快さと若干のロースト感、スレンダーでエレガンな印象
お品書きと併せて
蛍烏賊と山菜の天麩羅、新玉葱、菜の花、たらの芽、塩、酢橘
2022年VTの新鮮さとミネラル感が軽快な食感の天麩羅と絶妙なバランス
蛍烏賊を食しながらワインを合わせても生臭さは皆無
双方が奥行きある味わいになり、素晴らしい調和を見せてくれました。
2022年に2%だけブレンドされているSBがスパイス的なお役目。
SBに和柑橘のニュアンスもあるので酢橘の酸味と同化。
モーザー氏も天麩羅と酢橘に大満足
食事
駿河湾の桜海老鍋御飯、味噌汁、香の物
NCのマーケティング戦略
ユニークさを重視したラベルとボトル
際立つイエロー、ボルドーのアンティークな瓶型を模した特製ボトル
スペシャルな生け花
草月流いけばな作家の久保島一裕氏
この日の為に活けてくださった特別な作品、お見事
イメージ写真っぽく撮ってみました。
🍀🍀🍀🍀🍀
朋友と味わったマグナム
昨年、2021年VTのマグナムサイズを試飲し魅了されて購入。
モーザー氏から「マグナムは親しい仲間と」と言われていたので、
ゴールデンウィークの最終日、朋友11名と楽しみました。
GVの愛称はグルビー(“緑”の意味)
新緑の5月にぴったりのワインなので、
色で合わせるマリアージュもお薦めです。
アボカドや山葵との組み合わせは文句なし!
昨年の来日でお披露目された2021年VT。
そのリポートはコチラで!
【ニューチャプター新ヴィンテージ情報】
2022年ヴィンテージの発売は今秋を予定しています。
お問い合わせは輸入元 (株)ロシナンテ 03-3423-4552 まで!
マダム・モーザーは“ニューチャプター”の名付け親
有言実行のワイン醸造家レンツ・モーザー氏
彼はトライゼンタールのマルクス・フーバー氏とタッグを組み、
オーストリアの固有品種グリューナー・ヴェルトリーナー(以後GV)から造った、
ニューチャプターを世界のトップ白ワインの仲間入りさせようと奮闘しています。
誕生ストーリーはコチラをご笑覧くださいませ。
オーストリアワインマーケティング協会(AWMB)が、
ウィーン大学と協力して作成したデジタル ワインアトラス
上記の地図は拡大できます。
トライゼンタールの位置をお示しするために検索してみました。
ここは大陸性気候とパノニア気候が交差するエリアで、
森林もあり、自然の要塞のような景観。
土壌は東側がレスとローム、西側が石灰と花崗岩を含む礫岩。
全体の87%を白ワインが占めています。
フーバー氏の畑は底土がすべて石灰質、
そこから収穫された高貴なGV主体の白ワインがニューチャプター
出典:AWMB
オーストリアの主要品種と有機栽培の比率も載せておきます/ 2022年のデータ
🍀🍀🍀🍀🍀
八芳園の庭園で1年ぶりの再会を祝って乾杯🥂
フーバー氏が手掛けるGV100%のスパークリングワイン
石灰質土壌由来のミネラルを感じる口当たり
夕映えが良く似合う泡ものでした!
~少し寄り道~
2023年に80周年を迎えた八芳園。歴史をたどってみると、江戸時代初期は大久保彦左衛門の屋敷でした。その後、明治の実業家渋沢栄一翁のいとこ渋沢喜作氏の所有となり、明治から大正の変革期には喜作氏からこの地を譲り受けた財界人久原房之助氏の私邸として使われていました。戦後、久原氏から長谷敏司氏に、庭園の一部と屋敷が提供され、飲食店を開業、八芳園がスタート。現在もオーナーである長谷家によって継承されています。
庭園から移動して壺中庵へ
松の間に向かう途中、
亡き吉右衛門さんの押し隈発見
黄色のお花、インパクト大
各ヴィンテージに合わせた和のテイスト
ロブマイヤーのバレリーナワイングラスⅢは輸入元(株)ロシナンテ協賛
羽根のように軽いロブマイヤーのグラスを使うとGVのさらなる繊細さがわかります。
左から
NC2020/99%GV、1%リースリング
NC2021/95%GV、各1%ずつSB、CH、PG、リースリング、ムスカテル
NC2022 (2024年秋発売) /98%GV、2%SB
BERG2022/ このワインの一部をNC2022に使用。
GVと相性の良いアカシアの大樽で発酵熟成させた余韻の長い白ワイン
単一畑ベアクは2021年VTからBIO表記。NCも2023年VTからBIO表記にする予定
モーザー氏は、ニューチャプターのコンセプトについて
■ドイツ語圏で9割以上消費されてしまうGVを世界市場で知らしめ認知させる
■オンリーワンのワイン造り(ニューチャプターだけを生産)
■明日のGVのスタイルを今飲んで欲しい(未来を読み込んだワイン=将来を見据えたGVなので10年後にはオーストリアのスタンダードなワインになっているであろう)
と語りました。
冒頭にも書きましたが、モーザー氏は有言実行の人物なので、
昨年の来日時「2020年から最新VTまでの垂直試飲をするよ」と語り、
その約束をきちんと果たしました。
次回は「70年代、80年代、90年代と2000年代のGVを比較試飲するつもり」と!
ワクワクする宣言
![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
2022年は降雨もあり、ヴィンテージ的にはナーバスな印象とコメントしていましたが、
2023年に関しては「太陽に恵まれた年」と述懐。
フーバー氏は収穫のタイミングをじっくり待ち、9月末から開始し10月末までかけた由
糖度の上がり具合、種の熟し方等、満足できる状態だったようです。
🍀🍀🍀🍀🍀
来日期間中、モーザーご夫妻は和食との相性探求に余念がなかった由。「オーストリアのすべての料理がGVに合うとは言い難い。しかしながら、和食との相性は素晴らしくとても良く合う」と述べていました。八芳園では総料理長が、日本ならではの食材を使い、NCの各ヴィンテージの特徴を踏まえながら、和食の世界の魅力を示してくれました。
先附
桜鱒昆布締め、鱒子塩漬け、うるい、花弁百合根、クコの実、柑橘入り出汁ジュレ
厳選した昆布から抽出される旨味と特製ジュレが食材を引き立てGVの繊細な味わいと相乗
吸物
蛤若筍椀、こごみ、花弁人参、木の芽
出汁は3~4年寝かせた利尻昆布を使用。蛤のヨードと土壌由来の味わいが寄り添い好印象
造里(さしみ)
サヨリ、本マグロ、梅醤油
梅酒は八芳園の庭の梅から造ったオリジナル。醤油のコクがブリッジ役
モーザー氏が納得なさっていた「おさしみと2021年ヴィンテージ」の組み合わせ
焼物
鰆蕗味噌焼き、白アスパラ、蚕豆、酢取茗荷
蕗の香りとマスカルポーネで風味付けした白アスパラガスの味わいが五感を刺激
2020年ヴィンテージ
初VTの2020年はステンレスタンク&500㍑のブルゴーニュ樽とアカシアの大樽を併用。
1%だけリースリングをブレンドしています。
■GV100%ではない造り ■毎年ブレンド比率&品種が異なる造り
それがニューチャプターのキャラクターです!
2022年ヴィンテージ
2022年VTは木樽を10%使用し、SBを2%ブレンド
爽快さと若干のロースト感、スレンダーでエレガンな印象
お品書きと併せて
蛍烏賊と山菜の天麩羅、新玉葱、菜の花、たらの芽、塩、酢橘
2022年VTの新鮮さとミネラル感が軽快な食感の天麩羅と絶妙なバランス
蛍烏賊を食しながらワインを合わせても生臭さは皆無
双方が奥行きある味わいになり、素晴らしい調和を見せてくれました。
2022年に2%だけブレンドされているSBがスパイス的なお役目。
SBに和柑橘のニュアンスもあるので酢橘の酸味と同化。
モーザー氏も天麩羅と酢橘に大満足
食事
駿河湾の桜海老鍋御飯、味噌汁、香の物
NCのマーケティング戦略
ユニークさを重視したラベルとボトル
際立つイエロー、ボルドーのアンティークな瓶型を模した特製ボトル
スペシャルな生け花
草月流いけばな作家の久保島一裕氏
この日の為に活けてくださった特別な作品、お見事
イメージ写真っぽく撮ってみました。
🍀🍀🍀🍀🍀
朋友と味わったマグナム
昨年、2021年VTのマグナムサイズを試飲し魅了されて購入。
モーザー氏から「マグナムは親しい仲間と」と言われていたので、
ゴールデンウィークの最終日、朋友11名と楽しみました。
GVの愛称はグルビー(“緑”の意味)
新緑の5月にぴったりのワインなので、
色で合わせるマリアージュもお薦めです。
アボカドや山葵との組み合わせは文句なし!
昨年の来日でお披露目された2021年VT。
そのリポートはコチラで!
【ニューチャプター新ヴィンテージ情報】
2022年ヴィンテージの発売は今秋を予定しています。
お問い合わせは輸入元 (株)ロシナンテ 03-3423-4552 まで!
2023年販売数量のデータを参考にしながら5メゾンにフォーカス [NHK文化センター青山 シャンパン講座]
今月の講座は、酒販ニュース第2189号の2023年輸入スパークリングワイン銘柄別販売数量を参考に、上位5メゾンのシャンパーニュを取り上げました。
出典:酒販ニュース
第1フライト
ワインショップでもよく見かける常連ですね。
余談ですが・・・
5月のゴールデンウィークの最終日、朋友たちとの集いがありました。
主催者の家に用意されていたシャンパーニュは、
なんと、モエ・エ・シャンドンのモエ・アンペリアルとヴーヴ・クリコのイエロー・ラベル
確かに高い浸透率だと実感しました。
o○.。o○.。o○.。
講座は5月第3週&第4週に開催
アイテムはすべてブラインドで供出
#1:ヴーヴ・クリコ イエローラベル
生産者:ヴーヴ・クリコ(NM)
ぶどう品種:PN50~55% CH28~33% ムニエ15 ~20%
リザーブワインは40~45%
ドザージュ:10g/L
参考小売価格:8,900円
#2:ペリエ ジュエ グランブリュット
生産者:ペリエ ジュエ(NM)
松濤美術館で6月9日までエミール・ガレ展、ペリエ ジュエとの繋がりが深いアーティスト
ぶどう品種:CH20% PN40% ムニエ40%
リザーブワインは40~50%
ドザージュ:9g/L
参考小売価格:8,845円
#3:モエ・エ・シャンドン モエ アンペリアル
生産者:モエ・エ・シャンドン(NM)
ぶどう品種:PN30~40% ムニエ30~40% CH20~30%
リザーブワインは1~3年前のワイン
ドザージュ:9g/L
参考小売価格:7,650円
【ワンワード】
講座生に各アイテムを表現する“ワンワード”と“お気に入りの番号”を聞いてみました。
第3週13名中8名が(3)モエ・エ・シャンドンを支持
ワンワードは果実味、バランス、厚み
第4週11名(1名欠席)中7名が(3)モエ・エ・シャンドンを支持
ワンワードはフレッシュ、ミネラル、喉ごし、厚み
第2フライト
#4:ドン ペリニヨン2013
生産者:ドン ペリニヨン(NM)
ぶどう品種:CH PN/非公開
ドザージュ:非公開
参考小売価格:33,800円
ドンペリニョンに精通している柳さんから伺ったVT情報
#5:ローラン ペリエ グラン シエクル イテラシオンNo.25
生産者:ローラン ペリエ(NM)
3ヴィンテージ使用:2008年約65%、2007年約25%、2006年約10%
ぶどう品種:CH約60% PN約40%
ドザージュ:7g/L
参考小売価格:31,030円
【ワンワード】
第3週13名中7名が(4)ドンペリニヨン2013を支持
ワンワードは奥行き、力強さ、熟成感、芳醇
第4週11名(1名欠席)中9名が(5)ローラン ペリエ グラン シエクルを支持
ワンワードは、、バランス、調和、上質な酸味、複雑味
🍀グランシエクルのNo.1(1955/1953/1952)から最新のデータはコチラで検索
日本上陸が楽しみ
2023年サックリングのTOP100のベスト1に選ばれたのがNo.26
日本では発売前なのでリリースが待ち遠しいです。
左ドンペリニヨン2013 右グラン シエクルNo.25
ドンペリニヨングラス
教室で使用しているリースリンググラスと利き比べ
供出したシャンパーニュ
ブログ仲間のHakoさんもドンペリニョングラスで利き比べしてくださいました。+α情報として、各メゾンが取り入れているボトルの色も太陽光を生かした撮影でよくわかります。グリーンはシャンパーニュ委員会CIVC推奨ボトル、ブラウンはより遮断率がアップ!
参考資料
消費者庁の消費者行動&意識調査を参考にして意見交換
項目の中の「価格」「評判」「ブランドイメージ」「広告」はシャンパーニュをテーマにした場合は、要のポイント。「価格」は贈答の際、最も気になる点ですが、嗜好品として楽しむ場合でも今の円安は購入時、影響大になってきています。講座生の皆さんは、多くの銘柄を試しているので、選択に関しては味わい重視であることがよくわかりました。
出典:消費者庁2017年データ
ブランドイメージの統計では働き盛りが意外と低いと感じました。
冒頭に載せたシャンパーニュの銘柄別のランキングは広告で目にすることが多いLVMH系列の強さと比例している印象
出典:消費者庁2017年データ
出典:酒販ニュース
第1フライト
ワインショップでもよく見かける常連ですね。
余談ですが・・・
5月のゴールデンウィークの最終日、朋友たちとの集いがありました。
主催者の家に用意されていたシャンパーニュは、
なんと、モエ・エ・シャンドンのモエ・アンペリアルとヴーヴ・クリコのイエロー・ラベル
確かに高い浸透率だと実感しました。
o○.。o○.。o○.。
講座は5月第3週&第4週に開催
アイテムはすべてブラインドで供出
#1:ヴーヴ・クリコ イエローラベル
生産者:ヴーヴ・クリコ(NM)
ぶどう品種:PN50~55% CH28~33% ムニエ15 ~20%
リザーブワインは40~45%
ドザージュ:10g/L
参考小売価格:8,900円
#2:ペリエ ジュエ グランブリュット
生産者:ペリエ ジュエ(NM)
松濤美術館で6月9日までエミール・ガレ展、ペリエ ジュエとの繋がりが深いアーティスト
ぶどう品種:CH20% PN40% ムニエ40%
リザーブワインは40~50%
ドザージュ:9g/L
参考小売価格:8,845円
#3:モエ・エ・シャンドン モエ アンペリアル
生産者:モエ・エ・シャンドン(NM)
ぶどう品種:PN30~40% ムニエ30~40% CH20~30%
リザーブワインは1~3年前のワイン
ドザージュ:9g/L
参考小売価格:7,650円
【ワンワード】
講座生に各アイテムを表現する“ワンワード”と“お気に入りの番号”を聞いてみました。
第3週13名中8名が(3)モエ・エ・シャンドンを支持
ワンワードは果実味、バランス、厚み
第4週11名(1名欠席)中7名が(3)モエ・エ・シャンドンを支持
ワンワードはフレッシュ、ミネラル、喉ごし、厚み
第2フライト
#4:ドン ペリニヨン2013
生産者:ドン ペリニヨン(NM)
ぶどう品種:CH PN/非公開
ドザージュ:非公開
参考小売価格:33,800円
ドンペリニョンに精通している柳さんから伺ったVT情報
#5:ローラン ペリエ グラン シエクル イテラシオンNo.25
生産者:ローラン ペリエ(NM)
3ヴィンテージ使用:2008年約65%、2007年約25%、2006年約10%
ぶどう品種:CH約60% PN約40%
ドザージュ:7g/L
参考小売価格:31,030円
【ワンワード】
第3週13名中7名が(4)ドンペリニヨン2013を支持
ワンワードは奥行き、力強さ、熟成感、芳醇
第4週11名(1名欠席)中9名が(5)ローラン ペリエ グラン シエクルを支持
ワンワードは、、バランス、調和、上質な酸味、複雑味
🍀グランシエクルのNo.1(1955/1953/1952)から最新のデータはコチラで検索
日本上陸が楽しみ
2023年サックリングのTOP100のベスト1に選ばれたのがNo.26
日本では発売前なのでリリースが待ち遠しいです。
左ドンペリニヨン2013 右グラン シエクルNo.25
ドンペリニヨングラス
教室で使用しているリースリンググラスと利き比べ
供出したシャンパーニュ
ブログ仲間のHakoさんもドンペリニョングラスで利き比べしてくださいました。+α情報として、各メゾンが取り入れているボトルの色も太陽光を生かした撮影でよくわかります。グリーンはシャンパーニュ委員会CIVC推奨ボトル、ブラウンはより遮断率がアップ!
参考資料
消費者庁の消費者行動&意識調査を参考にして意見交換
項目の中の「価格」「評判」「ブランドイメージ」「広告」はシャンパーニュをテーマにした場合は、要のポイント。「価格」は贈答の際、最も気になる点ですが、嗜好品として楽しむ場合でも今の円安は購入時、影響大になってきています。講座生の皆さんは、多くの銘柄を試しているので、選択に関しては味わい重視であることがよくわかりました。
出典:消費者庁2017年データ
ブランドイメージの統計では働き盛りが意外と低いと感じました。
冒頭に載せたシャンパーニュの銘柄別のランキングは広告で目にすることが多いLVMH系列の強さと比例している印象
出典:消費者庁2017年データ
タグ:NHKシャンパーニュ講座
アール・ヌーヴォーの象徴的なモチーフ“カーネーションの優雅さ”を纏った『ベル エポック2015』のお披露目! [来日したワイン生産者&関係者(シャンパン)]
5月の第2日曜日は母の日、象徴的な花は“カーネーション”ですね。
ペリエ ジュエのセヴリーヌ・フレルソン第8代最高醸造責任者は、
ベル エポックの最新ヴィンテージ2015を、
“カーネーションを思わせる優雅さを纏った”と形容していました!
ベル エポックが体現する"自然のサイクル Nature's cycle"
大手町Cycle スィークルのテラスに設えられたフォトコールスペースには、
ペリエ ジュエの香りのノートをイメージしたサステナフラワー
循環を視覚化したCycleのロゴ
エントランスにもSDGsに配慮したサステナフラワー
o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。
ペルノ・リカール・ジャパンのトレイシー クワン代表取締役は冒頭『ベル エポック2015』のお披露目会場『スィークル』について、「■自然へのリスペクト ■生物多様性の重視、という点において同じフィロソフィーを分かち合っており、それぞれの道で、その哲学を表現しています。今日はペリエ ジュエの新ヴィンテージ2015を、スィークルの才能ある宮本悠平シェフのお料理でお楽しみください」と挨拶。
画像提供:ペルノ・リカール・ジャパン
ディナー当日の朝到着なさったセヴリーヌ・フレルソンさん
メインスペースに鎮座したペリエ ジュエの真のアイコン『ベル エポック2015』
「10年ほど前から“自然への取り組み”を実践しています。最近フォーカスしているのは“環境再生型ぶどう栽培”で、これは自然の力を使って、土に命を与えていきます。ぶどう畑に様々な植物を植え、生物多様性を形成していくプログラムです」とサステナブルについて語った後、2015年VTで乾杯🥂
画像提供:ペルノ・リカール・ジャパン
Cycle by Mauro Colagreco の宮本悠平シェフ
マウロ・コラグレコミシュランシェフのもとで研鑽を積み、2023年秋、恩師コラグレコ氏とオープンさせた大手町『スィークル』のシェフに就任。
ウエルカムシャンパーニュは2015年!
超贅沢なオープニング
循環をイメージさせた輪の重なり
唯一無二の珠玉のマリアージュ
セヴリーヌ・フレルソン最高醸造責任者がシャンパーニュにまつわる自然のサイクルからインスピレーションを受けて考案した “テロワール”、“芽吹き”、“開花”、“成熟”の4つのキーエレメントをもとに、ペアリングディナーを構成。
各エレメントに沿って創られた宮本悠平シェフのお料理。それらに合わせてセヴリーヌさんがベル エポックのヴィンテージをセレクト。
ベル エポック2015 ブログ内の画像はすべて拡大可
データ提供:ペルノ・リカール・ジャパン
気候:冬は温暖で雨が多かった。5月中旬から6月中旬まで高温、その暑さは夏まで続いた。8月に降雨があり、土壌は潤った。気温が少し下がったことでぶどうの生育が進み、健全なぶどうが実った。収穫は9月8日から開始。
「2015年は太陽がいっぱいでした」とセヴリーヌさん
クチナシ、菩提樹、サンザシ、グレープフルーツのような柑橘、口中ではタルトタタンのような味わい深いニュアンス、ジューシーさがあり繊細でデリケート。9度くらいでサービスし、料理と合わせるなら10~12度が最適。
“蕗のとう”のノーブルなビター感が2015年のフェノールと良いバランス。
感性豊かなセヴリーヌさんが蕗のとうに興味津々でした。
ベル エポック2013
データ提供:ペルノ・リカール・ジャパン
ヴァーティカル(直線的)なヴィンテージで、
柑橘系果実のレモンやグレープフルーツ、マンダリンオレンジのアロマ。フレッシュで滑らかなシルクのテクスチュア、シャンパーニュ地方の白亜質土壌を感じさせるミネラル感。料理に使われているGFやアスパラガスがシャンパーニュと合わせることで面白いエコーをもたらす組み合わせ。
ベルエポック2008
データ提供:ペルノ・リカール・ジャパン
ポテンシャルある2008
2000年代のグレートヴィンテージはデリケートで直線的、味わい深く、長期保存タイプ。
ダマスクローズやレモンの花、グリルしたアーモンドやヘーゼルナッツ、クミンや生姜
味わいはフレッシュでミネラル感があり、シルキーで厚みのある白い牡丹のニュアンス
ベル エポック1999
データ提供:ペルノ・リカール・ジャパン
ベルエポック風デコレーションの静岡県産シャモ
シャモはフランス語でも“Shamo”
1999年VTからはエニシダやイングリッシュ・ローズ、火を通したレモンのコンポートやオレンジのマーマレード、アルマニヤックや葉巻のニュアンス。25年の時を経ながらフレッシュ感があり、要素も多彩。軍鶏シャモの厚みのある肉質がベル エポック1999の世界観と重なり合うマリアージュ。
データ提供:ペルノ・リカール・ジャパン
日本限定の最新キュヴェ
日本滞在中に見たコスモスから発想を得て完成させたロゼ・シャンパーニュ
エペルネのメゾンのステンドグラスの輝きを連想させる色調。優雅で穏やか。スミレやダマスクローズ、イチゴやペッシュ・ド・ヴィーニュ(桃の一種)のアロマ、口当たりはフレッシュ、バラとマスカルポーネがデリケートな味わいのロゼに相乗。
落花生のなかにショコラピーナッツ
左から供出順に
#1:ベル エポック2015
#2:ベル エポック2013
#3:ベル エポック2008
#4:ベル エポック1999
#5:ベル エポック フロレサンス2015
QRコードからお入りいただき、
ペリエ ジュエの“自然への取り組み”をご覧くださいませ!
画像提供:ペルノ・リカール・ジャパン
ペリエ ジュエ ベル エポック2015 グラス2脚セット エコロジカルボックス
熟成期間:最低6年
セパージュ:シャルドネ50%/ピノ・ノワール50%/ムニエ5%
参考小売価格:45,265円(税込)
o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。
ペリエ ジュエの特製グラスに注がれたシャンパーニュ超キラキラ
右頬がシャンパーニュでライティングされていた感じ![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
セヴリーヌさんとは昨秋以来の再会になりました。
同テーブルだったことで、いろいろなお話を伺うことができました。
卓越した醸造家兼ママとして頑張っているセヴリーヌさん
18歳の長女は医学の道を志し、12歳の次女は嗅覚に秀でた才能を開花中
仏グラースの家族旅行では香りの調合を楽しんでいたようです。
私の記憶が正しければ(笑)
セヴリーヌさんがシェフ・ド・カーヴになろうと決意したのは15歳だったと思うので、
愛娘さんがワイン関係のお仕事に就く可能性、ありかもですね。
ちなみに、ディナー当日は長女の誕生日
だったそうです。
ママの顔で「写真とメッセージを送るわ」と笑顔で語っていました。
ドレスコードはSomething Greenだったので、成瀬ブルーの着物で参加。
着物作家の成瀬優さんは森と共存しながら作品を手掛けています。
ゆえに、“自然ファースト”のペリエ ジュエとスィークルの空間に、
しっかり同化することができました。
フォトコールでご一緒したのは料理研究家の内坂芳美さん
私はサステナフラワーのなかから好みのラナンキュラスと芍薬を選んで挿入
いつもながら至福の時間を提供してくださったペルノ・リカール・ジャパンの皆さま
そして、スィークルの皆さま
心から感謝しております、ありがとうございました🥂🥂🥂
o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。
エミール・ガレ没後120年 奇想のガラス作家@渋谷区立松濤美術館 (追記:2024年5月24日)
4月6日~6月9日まで開催されているガレ展
先日合間を見つけ、覗いてきました。
エペルネのペリエ ジュエ迎賓館や昨年訪問してきたシャンパーニュ美術館では、
お馴染みのガレですが、東京では個人蔵の貴重な作品も並んでおり、
様々な角度からガレの才能・魅力を再発見してきました。
エミール・ガレについては、
ワイン王国web(2022年12月)でペリエ ジュエのベル エポック2013を紹介した時に、
下記の解説をしました。
植物学者としての顔をもつ多彩な才能の持ち主です!
出典:*1芸術広場 *2カテリーナ・ミシャー氏とトーマス・トラクスラー氏が09年に設立したデュオアーティスト
カタログの裏表紙の色彩
ベル エポックに繫がる美しさ
出典:カタログ 76ぺージ
花器(アネモネ) 1890-1900年頃 個人蔵 ベル エポックのボトルを想いながら・・・
ペリエ ジュエのセヴリーヌ・フレルソン第8代最高醸造責任者は、
ベル エポックの最新ヴィンテージ2015を、
“カーネーションを思わせる優雅さを纏った”と形容していました!
ベル エポックが体現する"自然のサイクル Nature's cycle"
大手町Cycle スィークルのテラスに設えられたフォトコールスペースには、
ペリエ ジュエの香りのノートをイメージしたサステナフラワー
循環を視覚化したCycleのロゴ
エントランスにもSDGsに配慮したサステナフラワー
o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。
ペルノ・リカール・ジャパンのトレイシー クワン代表取締役は冒頭『ベル エポック2015』のお披露目会場『スィークル』について、「■自然へのリスペクト ■生物多様性の重視、という点において同じフィロソフィーを分かち合っており、それぞれの道で、その哲学を表現しています。今日はペリエ ジュエの新ヴィンテージ2015を、スィークルの才能ある宮本悠平シェフのお料理でお楽しみください」と挨拶。
画像提供:ペルノ・リカール・ジャパン
ディナー当日の朝到着なさったセヴリーヌ・フレルソンさん
メインスペースに鎮座したペリエ ジュエの真のアイコン『ベル エポック2015』
「10年ほど前から“自然への取り組み”を実践しています。最近フォーカスしているのは“環境再生型ぶどう栽培”で、これは自然の力を使って、土に命を与えていきます。ぶどう畑に様々な植物を植え、生物多様性を形成していくプログラムです」とサステナブルについて語った後、2015年VTで乾杯🥂
画像提供:ペルノ・リカール・ジャパン
Cycle by Mauro Colagreco の宮本悠平シェフ
マウロ・コラグレコミシュランシェフのもとで研鑽を積み、2023年秋、恩師コラグレコ氏とオープンさせた大手町『スィークル』のシェフに就任。
ウエルカムシャンパーニュは2015年!
超贅沢なオープニング
循環をイメージさせた輪の重なり
唯一無二の珠玉のマリアージュ
セヴリーヌ・フレルソン最高醸造責任者がシャンパーニュにまつわる自然のサイクルからインスピレーションを受けて考案した “テロワール”、“芽吹き”、“開花”、“成熟”の4つのキーエレメントをもとに、ペアリングディナーを構成。
各エレメントに沿って創られた宮本悠平シェフのお料理。それらに合わせてセヴリーヌさんがベル エポックのヴィンテージをセレクト。
ベル エポック2015 ブログ内の画像はすべて拡大可
データ提供:ペルノ・リカール・ジャパン
気候:冬は温暖で雨が多かった。5月中旬から6月中旬まで高温、その暑さは夏まで続いた。8月に降雨があり、土壌は潤った。気温が少し下がったことでぶどうの生育が進み、健全なぶどうが実った。収穫は9月8日から開始。
「2015年は太陽がいっぱいでした」とセヴリーヌさん
クチナシ、菩提樹、サンザシ、グレープフルーツのような柑橘、口中ではタルトタタンのような味わい深いニュアンス、ジューシーさがあり繊細でデリケート。9度くらいでサービスし、料理と合わせるなら10~12度が最適。
“蕗のとう”のノーブルなビター感が2015年のフェノールと良いバランス。
感性豊かなセヴリーヌさんが蕗のとうに興味津々でした。
ベル エポック2013
データ提供:ペルノ・リカール・ジャパン
ヴァーティカル(直線的)なヴィンテージで、
柑橘系果実のレモンやグレープフルーツ、マンダリンオレンジのアロマ。フレッシュで滑らかなシルクのテクスチュア、シャンパーニュ地方の白亜質土壌を感じさせるミネラル感。料理に使われているGFやアスパラガスがシャンパーニュと合わせることで面白いエコーをもたらす組み合わせ。
ベルエポック2008
データ提供:ペルノ・リカール・ジャパン
ポテンシャルある2008
2000年代のグレートヴィンテージはデリケートで直線的、味わい深く、長期保存タイプ。
ダマスクローズやレモンの花、グリルしたアーモンドやヘーゼルナッツ、クミンや生姜
味わいはフレッシュでミネラル感があり、シルキーで厚みのある白い牡丹のニュアンス
ベル エポック1999
データ提供:ペルノ・リカール・ジャパン
ベルエポック風デコレーションの静岡県産シャモ
シャモはフランス語でも“Shamo”
1999年VTからはエニシダやイングリッシュ・ローズ、火を通したレモンのコンポートやオレンジのマーマレード、アルマニヤックや葉巻のニュアンス。25年の時を経ながらフレッシュ感があり、要素も多彩。軍鶏シャモの厚みのある肉質がベル エポック1999の世界観と重なり合うマリアージュ。
データ提供:ペルノ・リカール・ジャパン
日本限定の最新キュヴェ
日本滞在中に見たコスモスから発想を得て完成させたロゼ・シャンパーニュ
エペルネのメゾンのステンドグラスの輝きを連想させる色調。優雅で穏やか。スミレやダマスクローズ、イチゴやペッシュ・ド・ヴィーニュ(桃の一種)のアロマ、口当たりはフレッシュ、バラとマスカルポーネがデリケートな味わいのロゼに相乗。
落花生のなかにショコラピーナッツ
左から供出順に
#1:ベル エポック2015
#2:ベル エポック2013
#3:ベル エポック2008
#4:ベル エポック1999
#5:ベル エポック フロレサンス2015
QRコードからお入りいただき、
ペリエ ジュエの“自然への取り組み”をご覧くださいませ!
画像提供:ペルノ・リカール・ジャパン
ペリエ ジュエ ベル エポック2015 グラス2脚セット エコロジカルボックス
熟成期間:最低6年
セパージュ:シャルドネ50%/ピノ・ノワール50%/ムニエ5%
参考小売価格:45,265円(税込)
o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。
ペリエ ジュエの特製グラスに注がれたシャンパーニュ超キラキラ
右頬がシャンパーニュでライティングされていた感じ
![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
セヴリーヌさんとは昨秋以来の再会になりました。
同テーブルだったことで、いろいろなお話を伺うことができました。
卓越した醸造家兼ママとして頑張っているセヴリーヌさん
18歳の長女は医学の道を志し、12歳の次女は嗅覚に秀でた才能を開花中
仏グラースの家族旅行では香りの調合を楽しんでいたようです。
私の記憶が正しければ(笑)
セヴリーヌさんがシェフ・ド・カーヴになろうと決意したのは15歳だったと思うので、
愛娘さんがワイン関係のお仕事に就く可能性、ありかもですね。
ちなみに、ディナー当日は長女の誕生日
![[プレゼント]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/72.gif)
ママの顔で「写真とメッセージを送るわ」と笑顔で語っていました。
ドレスコードはSomething Greenだったので、成瀬ブルーの着物で参加。
着物作家の成瀬優さんは森と共存しながら作品を手掛けています。
ゆえに、“自然ファースト”のペリエ ジュエとスィークルの空間に、
しっかり同化することができました。
フォトコールでご一緒したのは料理研究家の内坂芳美さん
私はサステナフラワーのなかから好みのラナンキュラスと芍薬を選んで挿入
いつもながら至福の時間を提供してくださったペルノ・リカール・ジャパンの皆さま
そして、スィークルの皆さま
心から感謝しております、ありがとうございました🥂🥂🥂
o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。
エミール・ガレ没後120年 奇想のガラス作家@渋谷区立松濤美術館 (追記:2024年5月24日)
4月6日~6月9日まで開催されているガレ展
先日合間を見つけ、覗いてきました。
エペルネのペリエ ジュエ迎賓館や昨年訪問してきたシャンパーニュ美術館では、
お馴染みのガレですが、東京では個人蔵の貴重な作品も並んでおり、
様々な角度からガレの才能・魅力を再発見してきました。
エミール・ガレについては、
ワイン王国web(2022年12月)でペリエ ジュエのベル エポック2013を紹介した時に、
下記の解説をしました。
植物学者としての顔をもつ多彩な才能の持ち主です!
出典:*1芸術広場 *2カテリーナ・ミシャー氏とトーマス・トラクスラー氏が09年に設立したデュオアーティスト
カタログの裏表紙の色彩
ベル エポックに繫がる美しさ
出典:カタログ 76ぺージ
花器(アネモネ) 1890-1900年頃 個人蔵 ベル エポックのボトルを想いながら・・・
フードフレンドリーなチリのプレミアムワイン『Casas del Toqui カサス デル トキ』 [チリ・アルゼンチン]
4月26日に続く“チリワイン”話題
今回、ご紹介するのは、チリのカサス・デル・トキです。
チリ取材の直後(昨年6月)「滞在中ならワインを試飲して」
との連絡をいただいたのですが、日本に帰国していたので、メールで交信。
現地からプレミアム4アイテムを送っていただくことにしました。
ワイン仲間OkaさんとTomoharaさんとワイン探求🍷
左から、
#1:GRAN RESERVA Sauvignon Blanc2023
#2:GRAN TOQUI Semillon2021
#3:GRAN TOQUI Carménère2021
#4:GRAN TOQUI Cabernet Sauvignon2021
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
Casas del Toqui Winery
カチャポアル・ヴァレーのアルト・トティフエに位置しているカサス・デル・トキ(No.14)
1994年にボルドー地方メドック地区にあるシャトー・ラローズ・トラントドンと、
チリのコート・ローラン家との提携によってスタートしたワイナリー
現在もローラン家によって管理・運営されています。
ぶどう畑とワイナリーのあるエリアが、何世紀も前に、
チリの先住民の祖先が指導者に戴冠するための場所だった事に由来する名前
カサス=家、トキ=先祖の指導者、を意味しています。
Tomoharaさんがワインに合うと絶賛していた小鯛の笹漬け
ソーヴィニヨン・ブランの爽やかさにも合いますが、全員を納得させたてのがセミヨン
米酢で〆た小鯛が、昆布の旨味や杉樽の風味と溶け合い、
樽の要素を纏った控え目なセミヨンの味わいと絶妙なバランスでした。
#2:カチャポアル・ヴァレーのセミヨン100%、樹齢は80年、低温発酵でアロマの抽出
仏オークで9ヵ月熟成。温度変化でアロマ芳醇、滑らかな口当たり、旨味
タコと胡瓜とアボカドとトマトのオリーブオイル和え
スナップエンドウやブロッコリーに質の良い塩をまぶして仕上げたサラダ
フレッシュ&ミネラル、和柑橘の要素を備えたSBを引き立ててくれた二皿
#1:コルチャグア・ヴァレーのSB100%
緑がかったイエローカラー、黄色系の柑橘果実、パッションフルーツ、
ミネラル、ハーブ、グリーンペッパー、心地良い酸味、爽やかな味わい
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
品評会で高評価を受けているグラン・トキ
輸出担当マネージャーのガブリエル・ペレスさんとのメール交信の際、
チリ訪問中は特にカルメネールにフォーカスしていたことを伝え、
「今回の試飲には必ずカルメネールを入れてください」とお願いしました。
1830年代、ボルドーから持ち込まれ植樹されたカルメネールは、150年以上にわたり、
メルロと間違えられており、1994年に異なる品種であることが証明されました。
#3:カチャポアル・ヴァレー、カルメネール100%(左)
若さを感じるパープルカラーを帯びた濃赤色、黒系果実、プラム、オレンジピール
黒胡椒、アーシーさ、キノコ、発酵食品(味噌)との相性良好
#4:カチャポアル・ヴァレー、カベルネ・ソーヴィニヨン100%(右)
深みの赤色、カシスやブラックチェリー、黒胡椒、ヴァニラ、モカ
木目細かなタンニン、アルコール由来の甘さ、バランスの取れたワイン
カルメネールやカベルネには醤合鴨ロースがぴったり
和久傳の山椒風味のソースは見事なブリッジ食材
後方に合鴨、手前は芝とうふ屋うかいの油揚げ
お揚げ用のオリジナル田楽みそがカルメネールのアーシーさと相乗
コンテとフルムダンベールは余裕のマリアージュ、美味
輸出担当からのメッセージ
輸出担当マネージャーのガブリエル・ペレスさん
ワイナリーはサンチャゴの南 約100kmのアルト・カチャポアルにあり、
沖積土壌と地中海性気候によって良質なぶどうが栽培されています。
現在、エントリーレベルのワインだけは日本に輸入されています。
ペレスさんから「カサス・デル・トキのワインを試飲すれば、
チリ最良のテロワールの正確さ及び情熱によって造られたワインであることが、
ご理解いただけると思っています。
私の仕事の目的は、品質面で、弊社の大きな可能性を示し、
日本市場の要件に適応しながら、ベーシック、レセルバ、グランレセルバまでの、
複数のクラスを日本に紹介することです。
カサス・デル・トキが提供するすべてのワインに非常に自信を持っているからです」
という力強いメッセージが届きました!
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
日本のワインラバーさんには、
秀逸なチリのプレミアムワインをもっと身近に感じていただきたいと願っています。
また、日本のワイン関係者のなかで、カサス・デル・トキのワインに興味をもたれた方は、
是非とも、輸入担当マネージャーのペレスさんにコンタクトなさってくださいませ。
今回、ご紹介するのは、チリのカサス・デル・トキです。
チリ取材の直後(昨年6月)「滞在中ならワインを試飲して」
との連絡をいただいたのですが、日本に帰国していたので、メールで交信。
現地からプレミアム4アイテムを送っていただくことにしました。
ワイン仲間OkaさんとTomoharaさんとワイン探求🍷
左から、
#1:GRAN RESERVA Sauvignon Blanc2023
#2:GRAN TOQUI Semillon2021
#3:GRAN TOQUI Carménère2021
#4:GRAN TOQUI Cabernet Sauvignon2021
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
Casas del Toqui Winery
カチャポアル・ヴァレーのアルト・トティフエに位置しているカサス・デル・トキ(No.14)
1994年にボルドー地方メドック地区にあるシャトー・ラローズ・トラントドンと、
チリのコート・ローラン家との提携によってスタートしたワイナリー
現在もローラン家によって管理・運営されています。
ぶどう畑とワイナリーのあるエリアが、何世紀も前に、
チリの先住民の祖先が指導者に戴冠するための場所だった事に由来する名前
カサス=家、トキ=先祖の指導者、を意味しています。
Tomoharaさんがワインに合うと絶賛していた小鯛の笹漬け
ソーヴィニヨン・ブランの爽やかさにも合いますが、全員を納得させたてのがセミヨン
米酢で〆た小鯛が、昆布の旨味や杉樽の風味と溶け合い、
樽の要素を纏った控え目なセミヨンの味わいと絶妙なバランスでした。
#2:カチャポアル・ヴァレーのセミヨン100%、樹齢は80年、低温発酵でアロマの抽出
仏オークで9ヵ月熟成。温度変化でアロマ芳醇、滑らかな口当たり、旨味
タコと胡瓜とアボカドとトマトのオリーブオイル和え
スナップエンドウやブロッコリーに質の良い塩をまぶして仕上げたサラダ
フレッシュ&ミネラル、和柑橘の要素を備えたSBを引き立ててくれた二皿
#1:コルチャグア・ヴァレーのSB100%
緑がかったイエローカラー、黄色系の柑橘果実、パッションフルーツ、
ミネラル、ハーブ、グリーンペッパー、心地良い酸味、爽やかな味わい
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
品評会で高評価を受けているグラン・トキ
輸出担当マネージャーのガブリエル・ペレスさんとのメール交信の際、
チリ訪問中は特にカルメネールにフォーカスしていたことを伝え、
「今回の試飲には必ずカルメネールを入れてください」とお願いしました。
1830年代、ボルドーから持ち込まれ植樹されたカルメネールは、150年以上にわたり、
メルロと間違えられており、1994年に異なる品種であることが証明されました。
#3:カチャポアル・ヴァレー、カルメネール100%(左)
若さを感じるパープルカラーを帯びた濃赤色、黒系果実、プラム、オレンジピール
黒胡椒、アーシーさ、キノコ、発酵食品(味噌)との相性良好
#4:カチャポアル・ヴァレー、カベルネ・ソーヴィニヨン100%(右)
深みの赤色、カシスやブラックチェリー、黒胡椒、ヴァニラ、モカ
木目細かなタンニン、アルコール由来の甘さ、バランスの取れたワイン
カルメネールやカベルネには醤合鴨ロースがぴったり
和久傳の山椒風味のソースは見事なブリッジ食材
後方に合鴨、手前は芝とうふ屋うかいの油揚げ
お揚げ用のオリジナル田楽みそがカルメネールのアーシーさと相乗
コンテとフルムダンベールは余裕のマリアージュ、美味
輸出担当からのメッセージ
輸出担当マネージャーのガブリエル・ペレスさん
ワイナリーはサンチャゴの南 約100kmのアルト・カチャポアルにあり、
沖積土壌と地中海性気候によって良質なぶどうが栽培されています。
現在、エントリーレベルのワインだけは日本に輸入されています。
ペレスさんから「カサス・デル・トキのワインを試飲すれば、
チリ最良のテロワールの正確さ及び情熱によって造られたワインであることが、
ご理解いただけると思っています。
私の仕事の目的は、品質面で、弊社の大きな可能性を示し、
日本市場の要件に適応しながら、ベーシック、レセルバ、グランレセルバまでの、
複数のクラスを日本に紹介することです。
カサス・デル・トキが提供するすべてのワインに非常に自信を持っているからです」
という力強いメッセージが届きました!
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
日本のワインラバーさんには、
秀逸なチリのプレミアムワインをもっと身近に感じていただきたいと願っています。
また、日本のワイン関係者のなかで、カサス・デル・トキのワインに興味をもたれた方は、
是非とも、輸入担当マネージャーのペレスさんにコンタクトなさってくださいませ。
日本産蜂蜜から造られるミード(蜂蜜酒)、ミード世界大会金賞受賞者が手掛けるSERENITY [食の話題]
🐝WICKED WAY MEAD ウィキッド ウェイ ミード
2017年に設立されたミード(蜂蜜酒)を製造・販売する専門メーカー
Wicked Way Mead
代表者は養蜂家兼ミードの醸造家のエリック・ボシックさん
4月末にプレスに向けて自らが手掛けたミードについて解説
左から
🐝2021年米国のミード専門コンクール『メイザー・カップ』で日本初の金賞を受賞した
リング・オブ・ファイア
🐝2024年5月から発売を開始した新製品セレニティー
🐝秋田産カエデの蜂蜜から造ったスルー・ザ・ツリー
山藤の花言葉は“歓迎” “至福の時”
京都産山藤から造ったセレニティー
秋田のテロワールが生んだスルー・ザ・ツリー
長野産のリンゴから造ったリング・オブ・ファイア
解説を聞きながらミードをテイスティング
これはキャラメル状になるまで熱して造った独自のミードで当日のマイベスト![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
ワインもミードも醸造酒なので製法は同じです。
ただ、蜂蜜は糖度が高いので単体では発酵させることができません。
水を加えて糖の比率を下げ、厳選された酵母を加えることで発酵が始まります。
双方の決定的な違いは、ぶどうは植物、みつばちは生物ということです。
みつばちは襲ってくる可能性、危険が伴います。
養蜂家であるエリックさんは、みつばちの生態をしっかり観察し、
長年の経験から、ストレスのない状態のみつばちから、
純度の高い蜂蜜を集めています。
ミードの世界大会で健闘しているエリックさんとミードについての詳細は、
ワイン王国webで紹介しています。ご笑覧いだだけると嬉しいです。
“古くて新しい飲料ミード”のファンになってくださることを楽しみにしています。
宜しくお願いいたします!
🐝🐝🐝🐝🐝🐝
1日の米大リーグ
大谷翔平選手が所属するドジャースvsダイヤモンドバックスの試合、
大量の蜂の飛来により、約2時間遅れで開始するというハプニング
BEE DELAY(蜂による遅れ)との告知や、
球場内で流されていたLet IT Be
Bee🐝はち話題でSNSはにぎやかでしたね。
出典:NHK Live
2017年に設立されたミード(蜂蜜酒)を製造・販売する専門メーカー
Wicked Way Mead
代表者は養蜂家兼ミードの醸造家のエリック・ボシックさん
4月末にプレスに向けて自らが手掛けたミードについて解説
左から
🐝2021年米国のミード専門コンクール『メイザー・カップ』で日本初の金賞を受賞した
リング・オブ・ファイア
🐝2024年5月から発売を開始した新製品セレニティー
🐝秋田産カエデの蜂蜜から造ったスルー・ザ・ツリー
山藤の花言葉は“歓迎” “至福の時”
京都産山藤から造ったセレニティー
秋田のテロワールが生んだスルー・ザ・ツリー
長野産のリンゴから造ったリング・オブ・ファイア
解説を聞きながらミードをテイスティング
これはキャラメル状になるまで熱して造った独自のミードで当日のマイベスト
![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
ワインもミードも醸造酒なので製法は同じです。
ただ、蜂蜜は糖度が高いので単体では発酵させることができません。
水を加えて糖の比率を下げ、厳選された酵母を加えることで発酵が始まります。
双方の決定的な違いは、ぶどうは植物、みつばちは生物ということです。
みつばちは襲ってくる可能性、危険が伴います。
養蜂家であるエリックさんは、みつばちの生態をしっかり観察し、
長年の経験から、ストレスのない状態のみつばちから、
純度の高い蜂蜜を集めています。
ミードの世界大会で健闘しているエリックさんとミードについての詳細は、
ワイン王国webで紹介しています。ご笑覧いだだけると嬉しいです。
“古くて新しい飲料ミード”のファンになってくださることを楽しみにしています。
宜しくお願いいたします!
🐝🐝🐝🐝🐝🐝
1日の米大リーグ
大谷翔平選手が所属するドジャースvsダイヤモンドバックスの試合、
大量の蜂の飛来により、約2時間遅れで開始するというハプニング
BEE DELAY(蜂による遅れ)との告知や、
球場内で流されていたLet IT Be
Bee🐝はち話題でSNSはにぎやかでしたね。
出典:NHK Live
2024春季シャンパーニュ講座はアヴィズが拠点の『ミッシェル・ゴネ』からスタート [NHK文化センター青山 シャンパン講座]
春季講座開始
ミッシェル・ゴネのぶどう畑 画像提供:日智トレーディング
講座で供出した5アイテム
#1:ミッシェル・ゴネ ブラン・ド・ブランGC ゼロ・ドザージュNV
#2:ド・スーザ レゼルヴ ブラン・ド・ブランGC NV
#3:ブラン・ド・ブラン レ・トロワ・テロワール ミレジム2017
#4:クール・ド・メニル ブラン・ド・ブランGC ミレジム2010
#5:ブラン・ド・ブランGC キュベ・オーセンティック フュ・ド・シェーヌ ミレジム2005
第1フライトは2メゾンの比較
創業1802年のレコルタン・マニピュランRMミッシェル・ゴネ
創業1948年のネゴシアン・マニピュランNMド・スーザ
2023年1月エリック当主逝去の報はとても悲しく口惜しいことでした。
彼の遺志を継いでお子さん達がメゾンを継承していますが、
長女は引き続き、ゾエミ・ド・スーザを運営しています。
当初、RMだったド・スーザですが、2004年にゾエミ・ド・スーザ創業以降はNM
#1:ミッシェル・ゴネ ブラン・ド・ブランGC ゼロ・ドザージュNV
生産者:ミッシェル・ゴネ(RM)
ぶどう品種:CH100%
ドザージュ:0g/L
価格:10,560円
オジェとル・メニル・シュル・オジェのぶどうを使用。MLF実施。淡いイエロー、白い花や白桃、バター、石灰由来のミネラル、芯のある酸味とその後に続くドライ感、グラス内の温度上昇で酒質がよりスムース
#2:ド・スーザ レゼルヴ ブラン・ド・ブランGC NV
生産者:ド・スーザ(NM)
ぶどう品種:CH100%
ベースヴィンテージは2020年(80%)
ドザージュ:5g/L
デゴルジュマン:2021年11月3日
価格:14,850円
アヴィズ、クラマン、オジェ、ル・メニル・シュル・オジェ、シュイィのぶどうを使用。色調は#1より濃い目のイエロー。熟した柑橘系果実、アカシア、ジンジャー、#1同様石灰由来のミネラル、最後まで均一に連なる酸味と切れ感、旨味&膨らみがありバランス良好
第2フライトはミッシェル・ゴネの3ミレジム
#3:ブラン・ド・ブラン レ・トロワ・テロワール ミレジム2017
生産者:ミッシェル・ゴネ(RM)
ぶどう品種:CH100%
ドザージュ:5g/L
価格:15,290円
モングー、ヴァンデ、ル・メニル・シュル・オジェの3(トロワ)エリアのぶどうを使用。淡いイエロー、石灰のニュアンス、西洋サンザシ、アカシア、アーモンド、クリーンな酸味を伴った余韻
#4:クール・ド・メニル ブラン・ド・ブランGCミレジム2010
生産者:ミッシェル・ゴネ(RM)
ぶどう品種:CH100%
ドザージュ:4.5g/L
デゴルジュマン:2022年6月
価格:21,890円
ル・メニル・シュル・オジェの特別な区画“レ・ゾート”の古樹のぶどうを使用。ステンレスタンクで低温発酵(12~13度)、最低10年間澱とともに瓶内熟成。ストローカラー、デニッシュ、バター、ミネラル、白胡椒、凜とした酸、余韻に軽いビター感
#5:ブラン・ド・ブランGC
キュベ・オーセンティック フュ・ド・シェーヌ ミレジム2005
生産者:ミッシェル・ゴネ(RM)
ぶどう品種:CH100%
ドザージュ:5g/L
価格:24,860円
ル・メニル・シュル・オジェのぶどう100%、ステンレスタンクで低温発酵(12~13度)、その後オーク樽で熟成。黄金色、第一香は緩やかな酸化熟成のニュアンス(シェリー的な風味)、#5はシャンパーニュの古酒が醸し出すモカや焙煎香ではなく、熟れた果実のコンポートや白胡椒のようなスパイス、ヨード、パイナップルを連想させる南国フルーツ(若干ソーテルヌワインのような接着剤的な香り)、初めは直線的でスマート、グラス内の温度変化で広がりを感じさせるアイテム
アイデアをくださったのはフィリップ・ミル ミシュラン・シェフ
2月の来日の折、ランソンのシャンパーニュについて解説
ノーブル・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン2004を試飲した時のコメントは、
「ブラン・ド・ブランは魚介類に合わせたい。フランスなら帆立、牡蠣のヨード香に合う。
メインの魚料理の脇役として 桃屋の海苔の佃煮を添えてサービスするのも良い」と。
びっくり、でした![[目]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/84.gif)
桃屋の海苔の佃煮
そこで・・・
今回はすべてブラン・ド・ブランだったので講座生の皆さんと一緒にチャレンジ
ベストマリアージュだったのは
ブラン・ド・ブランのミネラル感とヨード香
若干の差はありつつも、相性面では大いに納得できました。
第3&第4週ともに多くの講座生から「最高の相性」と支持されていたのは、
#5のフュ・ド・シェーヌ2005
緩やかな酸化熟成と樽効果の良さが印象的、
海苔の佃煮と合わせた時の渾然一体感は見事でした!
o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。
第3週講座の翌日届いた荷物
まぁ、海苔の佃煮!!
桃屋の佃煮より若干濃い目の味、ミルさんが銘柄まで言及した理由がわかりました。
講座における試飲はブラインドなので、第3週&第4週が終わるまでアイテムは秘密。
そんな折、第3週の受講生から、粋なダジャレが!
春季講座のスタートにふさわしいエールをもらった気分![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
ステップアップ、頑張ります!
ミッシェル・ゴネのぶどう畑 画像提供:日智トレーディング
講座で供出した5アイテム
#1:ミッシェル・ゴネ ブラン・ド・ブランGC ゼロ・ドザージュNV
#2:ド・スーザ レゼルヴ ブラン・ド・ブランGC NV
#3:ブラン・ド・ブラン レ・トロワ・テロワール ミレジム2017
#4:クール・ド・メニル ブラン・ド・ブランGC ミレジム2010
#5:ブラン・ド・ブランGC キュベ・オーセンティック フュ・ド・シェーヌ ミレジム2005
第1フライトは2メゾンの比較
創業1802年のレコルタン・マニピュランRMミッシェル・ゴネ
創業1948年のネゴシアン・マニピュランNMド・スーザ
2023年1月エリック当主逝去の報はとても悲しく口惜しいことでした。
彼の遺志を継いでお子さん達がメゾンを継承していますが、
長女は引き続き、ゾエミ・ド・スーザを運営しています。
当初、RMだったド・スーザですが、2004年にゾエミ・ド・スーザ創業以降はNM
#1:ミッシェル・ゴネ ブラン・ド・ブランGC ゼロ・ドザージュNV
生産者:ミッシェル・ゴネ(RM)
ぶどう品種:CH100%
ドザージュ:0g/L
価格:10,560円
オジェとル・メニル・シュル・オジェのぶどうを使用。MLF実施。淡いイエロー、白い花や白桃、バター、石灰由来のミネラル、芯のある酸味とその後に続くドライ感、グラス内の温度上昇で酒質がよりスムース
#2:ド・スーザ レゼルヴ ブラン・ド・ブランGC NV
生産者:ド・スーザ(NM)
ぶどう品種:CH100%
ベースヴィンテージは2020年(80%)
ドザージュ:5g/L
デゴルジュマン:2021年11月3日
価格:14,850円
アヴィズ、クラマン、オジェ、ル・メニル・シュル・オジェ、シュイィのぶどうを使用。色調は#1より濃い目のイエロー。熟した柑橘系果実、アカシア、ジンジャー、#1同様石灰由来のミネラル、最後まで均一に連なる酸味と切れ感、旨味&膨らみがありバランス良好
第2フライトはミッシェル・ゴネの3ミレジム
#3:ブラン・ド・ブラン レ・トロワ・テロワール ミレジム2017
生産者:ミッシェル・ゴネ(RM)
ぶどう品種:CH100%
ドザージュ:5g/L
価格:15,290円
モングー、ヴァンデ、ル・メニル・シュル・オジェの3(トロワ)エリアのぶどうを使用。淡いイエロー、石灰のニュアンス、西洋サンザシ、アカシア、アーモンド、クリーンな酸味を伴った余韻
#4:クール・ド・メニル ブラン・ド・ブランGCミレジム2010
生産者:ミッシェル・ゴネ(RM)
ぶどう品種:CH100%
ドザージュ:4.5g/L
デゴルジュマン:2022年6月
価格:21,890円
ル・メニル・シュル・オジェの特別な区画“レ・ゾート”の古樹のぶどうを使用。ステンレスタンクで低温発酵(12~13度)、最低10年間澱とともに瓶内熟成。ストローカラー、デニッシュ、バター、ミネラル、白胡椒、凜とした酸、余韻に軽いビター感
#5:ブラン・ド・ブランGC
キュベ・オーセンティック フュ・ド・シェーヌ ミレジム2005
生産者:ミッシェル・ゴネ(RM)
ぶどう品種:CH100%
ドザージュ:5g/L
価格:24,860円
ル・メニル・シュル・オジェのぶどう100%、ステンレスタンクで低温発酵(12~13度)、その後オーク樽で熟成。黄金色、第一香は緩やかな酸化熟成のニュアンス(シェリー的な風味)、#5はシャンパーニュの古酒が醸し出すモカや焙煎香ではなく、熟れた果実のコンポートや白胡椒のようなスパイス、ヨード、パイナップルを連想させる南国フルーツ(若干ソーテルヌワインのような接着剤的な香り)、初めは直線的でスマート、グラス内の温度変化で広がりを感じさせるアイテム
アイデアをくださったのはフィリップ・ミル ミシュラン・シェフ
2月の来日の折、ランソンのシャンパーニュについて解説
ノーブル・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン2004を試飲した時のコメントは、
「ブラン・ド・ブランは魚介類に合わせたい。フランスなら帆立、牡蠣のヨード香に合う。
メインの魚料理の脇役として 桃屋の海苔の佃煮を添えてサービスするのも良い」と。
びっくり、でした
![[目]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/84.gif)
桃屋の海苔の佃煮
そこで・・・
今回はすべてブラン・ド・ブランだったので講座生の皆さんと一緒にチャレンジ
ベストマリアージュだったのは
ブラン・ド・ブランのミネラル感とヨード香
若干の差はありつつも、相性面では大いに納得できました。
第3&第4週ともに多くの講座生から「最高の相性」と支持されていたのは、
#5のフュ・ド・シェーヌ2005
緩やかな酸化熟成と樽効果の良さが印象的、
海苔の佃煮と合わせた時の渾然一体感は見事でした!
o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。
第3週講座の翌日届いた荷物
まぁ、海苔の佃煮!!
桃屋の佃煮より若干濃い目の味、ミルさんが銘柄まで言及した理由がわかりました。
講座における試飲はブラインドなので、第3週&第4週が終わるまでアイテムは秘密。
そんな折、第3週の受講生から、粋なダジャレが!
春季講座のスタートにふさわしいエールをもらった気分
![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
ステップアップ、頑張ります!