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京都散策ではお気入りの『十三や』、『鍵善』、『Ki-Yan Stuzio祇園本店』に!  [伝統美、日本の美]


京都での取材がすべて完了した後、お気に入りのスポット散策!
20日の午前中は少しどんよりした空模様でしたが


午後は気持ちの良い青空に! 
鴨川の流れもおだやか、観光日和


四条通りにある『鍵善』
中学生の時に、水上勉のエッセイで存在を知り、それ以来、同店のくづきりファンに!


私は黒蜜派、優しくて滑らか

つげ櫛の『十三や(じゅうさんや)』
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十五夜の後に巡ってくる十三夜
今夜は十三夜、きれいな月です!


京都でのお気に入りのひとつが『十三や』
長年愛用しているつげ櫛は髪へのあたりがソフト
国産のつげ櫛は高価ですが、一生ものになるので、プレゼントにも使っています。


四条通りの同店は明治8年(1875年)創業、初代(治三吉)から数えて現在5代目が継承しています。櫛屋を意味する『十三や』
くしの「9」、「4」の数字を避ける意味で、9+4=13、これが屋号になっています。


櫛には魔を払う呪力もあるとか


さらに八坂神社方向に進むと、『二十三や(にじゅうさんや)』があります。
Fumiko(235)的には、23の数を見るとこころが和みます(笑)

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文政5年(1820年)創業
中国(唐の時代)から伝来していた櫛を扱っていたので、唐(とう)を10にして9+4を加えて「23」、『二十三や』の由来です。



上野池の端にある『十三や』は元文元年(1736年)、初代清八が開いた店舗
私は昨年初めて訪問しました。椿油でつげ櫛を手入れする時に使う両面ブラシを購入したのですが、とても便利。京都店にはなかったので、それも併せて質問したところ、「上野と京都は別系列」とのお答え、屋号が同じというだけのようです。

『じゅうさんや』 なの『とみや』なの
18日に、『十三や』のつげ櫛を愛用しているワイン誌の編集長と同乗したタクシーで、櫛の話をしていたところ、突然、運転手さんから、「“じゅうさんや”ではなく、“とみや”と呼ぶのが正しい」と言われ、ふたりとも唖然!
何度も訪問している店舗だけに、どうしても納得がいかず、京都散策日に直撃質問してきました。答えは、「じゅうさんや」で正解!
“十三や(とみや)”呼称は主に飲食で使うことが多いそうです。商売繁盛の“富(とみ)”に掛けている、とのお話でした。

「あなたがたに恥をかかせるようで悪いけど・・・」との言い方をしてきた初老の運転手
まぁ、ひとつ学習させていただきましたが、あのような物言いは!?
折しも、今日は十三夜、綺麗な月に免じて、忘れることにしましょう。

元気がでるキーヤンカラー

八坂神社のそばにある店舗
2階には販売用の製品のほかに木村英輝(キーヤン)さんの作品展示も。
彼の色使いが好きです!


元気をもらえそうなカラー


2014年10月、キーヤンの描いた青蓮院の蓮のふすま絵を見て釘付け状態、それ以来のファンです!


就学旅行の時期と重なり、駅やバスロータリーは凄い人の数
また、至る所にレンタル着物の女の子ラッシュ、その多さに驚きました!
明日22日は時代祭、10月後半はライトアップも増えてくるので、より観光客が増えそうですね。
短い滞在でしたが、息抜きできて良かったです!

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