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新たな絆!! すべての要はPNと公言するBollinger × 躍進するWINE TO STYLE @Jinen. [来日したワイン生産者&関係者(シャンパン)]

 "The Best of both Worlds 2" by WINE TO STYLE
 3月13日に開催された試飲会にボランジェ登場!!

 

昨年7月、WINE TO STYLEはソシエテ・ジャック・ボランジェグループが所有するシャンパーニュ・ボランジェの日本国内における独占販売権を取得。その折、両社を代表し、中島周取締役会長とシャルル=アルマン・ド・ベレネ マネージング・ディレクター(MD)は上記のコメントを発表しました。

 
 photo by Fumiko/2022年11月16日

公式発表後の昨秋、シャルルMD(左)はグローバルセールスディレクターのギィ・ド・リボワールさんを伴い来日。ミシュランの三ツ星シェフ石川秀樹さんが監修している渋谷・南平台のフレンチレストラン『Jinen. ジネンドット』でボランジェのラインナップお披露目のプレス会見を行いました。



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      住宅街に佇むジネンドット


 2029年に200周年を迎えるボランジェ
 タッグを組んだボランジェ×Wine to Style

メゾンの沿革についてシャルルさんは次のように説明しました。
1829年の設立には3人の男性たち(PNを愛した貴族のアタナス・ド・ヴィレルモン、彼の昔の同僚でセラーマスターのポール・ルノダン、ドイツ人のジャック・ボランジェ)が関わりましたが、ボランジェの名前を世界に知らしめたのはマダム・ボランジェです。夫亡き後、後継者として1941年から30年間、メゾンの発展に貢献。イギリス市場での成功に加え、国際市場での人気に拍車をかけました。先見の明があったマダムが考案したのはR.D.とヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズです。ちなみにボランジェは家族経営でド・ヴィレルモンの子孫が継承し現在6代目が経営を担っています。

歴史を大事にしながらメゾンの信念を次世代に繋いでいくことが重要、そのための5ヵ条があります。
(1) PNがすべての要、ブレンドの基礎はPN
(2) 179㌶の自社畑(アイ村、ヴェルズネイ村、アヴネイ村、トーシエール村)を所有していますが、自社畑のメリットはすべてに目が行き届き、栽培において様々なチャレンジができることです。生産するアイテムには最低でも50%、ものによっては100%自社畑のぶどうを使用。2012年にシャンパーニュメゾンとして初の※1環境価値重視(Haute Valeur Environnementale/HVE) 認定を取得。2014年にはシャンパーニュの持続可能なぶどう栽培の認証を受けました。
(3) 贅沢な時間。ワインは長い時間をかけることで長熟ならではのクリーミー&奥行きあるテクスチュアが生まれます。 
(4) 樽による熟成。200年の歴史の中で4000個の樽を活用しているところは他に例を見ないことであり、メゾンの誇りです。加えて樽職人の技は次世代にも伝承すべき課題であり、さらなる試みとしてキュイ村に所有する森林の木材を伐採し、※2樽作りに着手しています。 
(5) リザーヴワインはマグナムボトルで保存することでメゾンならではの独自性を発揮

※1:環境グルネル(環境問題についての協議会)で制度が提案され、実験段階を経て、2011年6月政令によって制度として整えられた。生物多様性、施肥、病害虫防除、水の管理の4点について厳しい指標が設けられている。
※2:木材の乾燥に5~6年かけ、その後自社で樽生成。


以上の5項目でしたが、これらの取り組みは、決断力、独立性、有言実行というボランジェ社の理念を強く反映していると思います。



     Gastronomic Champagne
     2008年に満を持して発売されたロゼ
     リリースに際して来日した当時のMDは、
    「このロゼはスペシャル・キュヴェを父に、赤ワインを母に生まれた子」と表現
     5%ブレンドされている赤ワインはヴェルズネイのPN主体でした。

     今回来日したギィ・ド・リボワールさんは、
    「スペシャル・キュヴェとボランジェ・ロゼは造るのが一番難しい」とコメント
     メゾンの力量を感じさせる安定した味わいは魅力です!

 キャビア、雲丹、胡桃、目を引く丸いオレンジはバターナッツかぼちゃ 
 視覚的にもロゼと似合っていたマリアージュ


     マダム・ボランジェが他界して31年目に世に出たアイテム


 しいたけの旨味が効いたスープとPN TX17のロースト風味絶妙


 ボランジェのテロワールシリーズ
 最新アイテムのテロワールシリーズは『PN VZ15』からスタートしました。
 PN VZ16と続き、最新アイテムがPN TX17になります。
 2015年と2016年の主産地はヴェルズネイ(VZ)でしたが、
 2017年はトーシエール(TX)が中心です。

 社内で、PNを前面に出したシャンパーニュ造りを検討しコンテストを実施
 ◆PN100% ◆テロワールを反映 ◆ヴィンテージの個性
 3つの条件を満たしたアイテムとして選ばれたのがこのシャンパーニュでした。
 ブラインドで試飲した折、アイを凌いだのがヴェルズイで
 2015年も2016年も同村のぶどうがメインになりました。
 そして、2017年はトーシエール

 シャルルMDは「モンターニュ・ド・ランスのエリアで、
 北に位置するヴェルズネイは気候変動が良い結果をもたらしており、
 アイは影響を受けている感じです」とコメントしていましたが、
 やはり、ボランジェと言えばアイ(愛)なので、
 次回以降の主産地、要チェックです!


 石川秀樹さんが今回のイベントに合わせて考案したひとさら
 魚介に合うボランジェに合わせ、津和井蟹・雲子・白エビ・塩昆布に全体を〆る酢橘のジュレ
 ラ・グランダネ ロゼ2014の酸味とのバランス、黒系果実やスパイシーなニュアンスと相乗


 旬の素材カリフラワーのムニエル
 加藤シェフの仕掛けたシンプル イズ ベスト
 14年の熟成を経たR.D.とムニエルの香ばしさが交差し合ったマリアージュ


 口直し

 2014年ヴィンテージはユニークな年で、
 7月・8月は雨が多く、収穫期間は9日間だった由
 自社畑を多く有するボランジェは良年でなくても秀逸なシャンパンを造るスキルあり

 ラ・グラン・ダネとR.D.の関係について、
 シャルルMDが「ラ・グラン・ダネを発売する段階で、さらに7年の熟成に耐えうると
 判断されると、残りのシャンパーニュは新たなる7年の熟成に入り、
 トータル14年間を経てR.D.としてデビューします」と説明
 2005年ヴィンテージはすべてラ・グラン・ダネとしてリリースされましたが、
 2008年ヴィンテージはR.D.としてのデビューも!


 蝦夷鹿に寄り添っていたラ・コート・オー・ザンファン2016
 気候変動下、コトー・シャンプノワ(シャンパーニュ地方のスティルワイン)を手がけるメゾンが、
 増えています。この畑4㌶は3代目のジャック・ボランジェが点在する小区画を買い集め、
 現在の形にしたものです。ワインは1区画(南向きの急斜面)からの限定生産
 ド・リボワールさんは「“シャンボル・ミュジニーのような”との形容だと嬉しい」と語り、
 シャルルMDは「昔、シャンパーニュ地方は上質な赤ワインの産地として知られており、 
 アンリ4世からも愛されていたのでコトー・シャンプノワに関しては必然」と述べました。


 遊び感覚を取り入れた焼き芋

 安納芋 黒胡麻 蜂蜜
 R.Dは2007年ヴィンテージから復刻版のラベルにチェンジ
 マダム・ボランジェの愛が詰まったシャンパーニュ

 R.D.誕生の経緯は・・・
 自宅に友人やジャーナリストを招いた折にはセラーに出向き、
 澱とまどろんでいるシャンパーニュをその場でデゴルジュマンをしておもてなし。
 故に「今、澱を抜いたばかりというrécemment dégorgé/レサマン・デゴルジュ」と命名
 初リリースは1967年6月で、ヴィンテージは1952年でした。


 全アイテムを鳥瞰でキャッチ

 #1:ボランジェ・ロゼ
 ぶどう品種:PN62% CH24% M14%、赤ワイン5%ブレンド
 #2:スペシャル・キュヴェ
 ぶどう品種:PN60% CH25% M15%
 #3:PN TX17
 ぶどう品種:PN100%
 #4:ラ・グラン・ダネ ロゼ2014
 ぶどう品種:PN63% CH37%、赤ワイン(ラ・コート・オー・ザンファン)5%ブレンド
 #5:R.D.2007
 ぶどう品種:PN70% CH30%
 #6:ラ・グラン・ダネ2014
 ぶどう品種:PN61% CH39%
 #7:ラ・コート・オー・ザンファン2016
 ぶどう品種:PN100%


Plan du Bicentenaire /ビサントゥネールプラン
シャルルMDが新たな200年に向けた構想として語った内容
(1) ノウハウを社内で共有
樽職人、動瓶やデゴルジュマンを行う職人の“技”を伝承し、社内でも技術を共有
(2) 環境への配慮 
生物多様性への取り組みは現在自社畑全体の15%、2029年までの目標は40%
CO2削減対策として、瓶の重量軽減、パッケージの簡素化・軽量化を実践
サーキュラーエコノミー(循環型経済)ではメゾンから100km圏内のサプライヤーのみと取引
故にブルゴーニュから搬入していた樽の扱いを中止し、キュイ村の森林の木材を活用
(3)アイ村への投資 
人口2000人のアイ村の活性化のための投資を行う
その一環がメゾン内に20部屋を備えたホテルや世界の食通が楽しめるレストランの建設


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気候変動の影響を受けているシャンパーニュ地方においてボランジェが取り込んでいる事柄
◆10年前から古代品種のプティ・メリエ、アルバンヌを栽培しているが、
基本的にはPNが要で、今後もPNファースト
◆3年前からB-Corp取得に向けて行動しており、シャルルMD曰く「2023年には取得できるかも」と。厳しい条件をクリアして得られる認証なので、ボランジェ社の健闘に期待
:米国ペンシルベニア州の非営利団体B-Labが始めた国際認証制度。利益重視ではなく、環境や社会に配慮した公益性の高い会社に与えられる。昨年EPIグループのシャルル・エドシック、パイパー・エドシック、レアがシャンパーニュ業界初の認証を受けた。日本の食品業界ではダノン、ネスプレッソの2社のみ取得


映画007では新しいボンド役を探している最中なので、その人選に期待しつつ、今以上に映画の中で、ボランジェがしっかりと存在感を示して欲しいと思っています。


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 都会の一等地の贅沢な空間に豊かな緑
 シャルル=アルマン・ド・ベレネ、シェフ加藤将益、石川秀樹、ギィ・ド・リボワール各位

 ジネンドットのエントランスに加藤シェフを囲んで全員集合
 左は石川さんの愛妻ちひろさん!
 いつもながらの気配りに感謝です、ありがとうございました。
 Wine to StyleのTAKEMURA Yoshiさん、SAITO Miki さん、お世話になりました!


 【ワインについてのお問い合わせ先】
  WINE TO STYLE: 03-5413-8831
  https://www.winetostyle.co.jp

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