五感で楽しむPure Chablis ~シャブリとアートが出会うとき~ [ワイン]
シャブリワインアートアワード結果発表
シャブリワインアートアワードとは・・・
シャブリワインを管轄するブルゴーニュ委員会BIVBが日本で初開催したアート公募展
応募資格20歳以上45歳以下で、ワイン好きという条件を満たしているアーティストから、
48作品のエントリーがあり、10作品が最終選考に残りました。
ポール・エスピタリエBIVB/シャブリ会長、橋爪勇介氏、秋山かおり氏、大橋健一MWによる厳正な審査の結果、グランプリと準グランプリ2作品が選ばれました。
受賞おめでとうございます!
画像提供:SOPEXA(C) BIVB_yusuke onuma
グランプリは「息吹」谷本めいさん(中央)
準グランプリは「Esprit de Chablis」SAYAKA ASAIさん(左)
準グランプリは「Pureness」URBAN KNITさん(右)
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第一部はシャブリセミナー
講師の大橋健一MWはワインに関わって30年
多くのワインがあるなかで 、シャブリワインを“ヒーロー中のヒーロー”と形容
4銘柄の試飲を交え、最新話題からテロワールまでをMWならではの奥深さで解説
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第2部はアワードにまつわる審査員対談
左から
MCを担当していたのはWeb版「美術手帖」編集部の橋爪勇介、STUDIO BYCOLOR代表/デザイナー秋山かおり、大橋健一MW各氏
トークセッションのなかで、審査のポイントについて、秋山さんは■素材の魅力が出ていること。大橋MWは■北のイメージのシャブリは澄んだ空気や張り詰めた硬質感があり、キーワードのピュアが作品に表現されているかどうか、とコメント
グランプリを獲得した「息吹」
素材は石灰岩とイエローオニキス
対談で秋山審査員が「思わず匂いを嗅ぎたくなった」とコメントしていましたが、
昔は海だったことがわかる土壌の様子が伝わってくる作品でした。
未踏の地に思いを馳せながら
秋山コメントにあった匂いについて、グランプリを受賞した谷本さんに伺ってみました。
お返事は「石灰岩を彫っていると“石粉”が立ち上がってきます。石灰やミネラルの香りで、それを常に意識しながら作業をしていました。シャブリには行ったことがないので、製作過程でどうして良いかわからなくなったりもしましたが、結果的に、石粉の香りで、シャブリと一体化出来た気がしています」
谷本さんが作業中に感じていた“香り”が、秋山さんにストレートに伝わった印象です。
五感で楽しめるシャブリならではの、ストーリーかも!
未踏の地に思いを馳せながら、作品を完成させた谷本さんの話を聞いていて、
思わず、漫画家池田理代子さんの『ベルサイユのばら』を連想してしまいました。
フランスに行ったことがなかった池田さんは、資料を調べ尽くし、創造力を駆使して、
素晴らしい作品を生み出し、一世を風靡しました。
そんなことを思い出しながら、私のなかで、おふたりが重なりました。
準グランプリ作品
ASAIさんの作品の素材は紙と牡蠣の貝殻
URBAN KNITさんの作品の素材はガラスと燧石
シャブリに合わせて提供されたアミューズ・ブッシュ
昨年7月はシャブリと音楽の融合でした。今年はアートとの出会いを通して新たな魅力を発信したシャブリ。視覚・嗅覚・味覚だけでなく、触覚や聴覚=五感すべてで楽しめるワインの魅力に是非触れてください!
さて・・・2024年は、私たちをどのような世界に誘ってくれるのでしょうか。
今からとても楽しみです。
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出典:vins de Bourgogne
出典:vins de Bourgogne
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ブルゴーニュワイン委員会BIVB 日本事務所 /SOPEXA JAPON
【関連サイト】https://www.chablis.jp
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