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ボジョレー・ヌーヴォー2020<続編> デュブッフ、モメサン、ドルーアン・・・お薦めメニュー [ワイン]


11月18日深夜、サントリーワインインターナショナル主催で開催されたボジョレー・ヌーヴォーのカウントダウンで、アドリアン・デュブッフ・ラコンブ輸出部長が紹介してくれたのがボジョレー・ヌーヴォー(ガメ100%)とオレンジ・ヌーヴォー(グルナッシュ・ブランとシャルドネ)でした。


コロナ禍の厳しい状況下で、ボジョレー地区初のオレンジワインをリリースさせたアドリアンさん。年初に偉大な祖父を失っただけに、彼にとっては感無量だったと思います。解禁イベント時、岩田渉ソムリエはオレンジ・ヌーヴォーのマリアージュについて、「生姜焼きに合わせると、ジンジャーのスパイシーさとワインのほのかなスパイシーな香り、アールグレーのような華やかな香りが一体となって調和します」とコメントしていたので、12月上旬、岩田さんの意見に従い、豚肉と牛肉の2種の生姜焼きを作って合わせてみました。生姜焼きに焦げ目があると香ばしさが増すので、一層オレンジワインの味わいに相乗しました。生姜汁への漬け込み時間が若干長かった牛肉のほうが、相性的に良かったです。

 アドリアンさんの大好物がまい泉のとんかつ!
 私は大きなとんかつが苦手なので、買ったことがなかったのですが、今回初チャレンジ!
 

 ひとくちカツは皮のサックリ感と肉質の柔らかさがとてもイイ感じでした。
 定番のボジョレー・ヌーヴォーとはお薦めの相性です!


アドリアンさんにマリアージュの報告をメールしたところ、迅速なお返事が届きました。
解禁日にもおっしゃっていましたが、「ヌーヴォーを無事日本に届けることができて本当に良かった」と。「東京で、祖父の功績を祝いつつ、皆さんと一緒にグラスを掲げたかった」との記述も!
新酒解禁時のフランスは外出禁止令が出ていたので、アドリアンさんはお家でヌーヴォーを開栓したようですが、「ひとりで解禁するのは奇妙でした」との心情を語っていました。
来年は、例年通り、リアルタイムでカウントダウンできることを願っています!!!


  ナパの知恵とフランス産新酒が融合

(左から)ナパヴァレー・ヴィントナーズ(NVV)の小枝絵麻駐日代表、NVV公認アンバサダーの青木&近藤さをりさん、若下静NVVマネージングディレクター、料理研究家の吉田千秋さん


  [NEW]Napa Valley Charity Recipe Book
 
小枝さんと若下さんが関わったレシピブックが11月末に完成しました。
今夏、ナパヴァレーを襲った大規模な火災の救済支援のために作った冊子で、1,000円以上の寄付をしてくださった方に贈呈しています。オリジナルレシピから混ぜるだけの簡単レシピまで豊富な内容で、マリアージュの幅が広がります。
ワインラバー&ナパワインラバーの皆さまからのリアクションをお待ちしています!
詳細につきましてはコチラをご覧ください。

 食欲をそそる画像、レシピは日本語と英語併記


  パーティールームを借り切ってマリアージュ探求
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 画像協力:M. Goto

フード&ワインスペシャリストの小枝さんをリーダーにしたメンバーが、ワインと料理の相性をチェック。お料理担当は小枝さんとアシスタントの吉田さん。日頃はナパワインを飲むことが多い小枝さんと若下さんに、フランス産の新酒を体感して頂きました。

    フォトボックスも活用
    画像協力:M. Goto 
    小枝さんが用意してくれたのがフォトボックス
    物撮りがきれいに仕上がり、ホント感謝です!


 ジョルジュ・デュブッフのオレンジ・ヌーヴォー
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 ほうれん草xo 醤炒、銀杏入りを合せて。
 中盤以降グリワイン似の軽いビター感が銀杏の味わいと好ハーモニー


    帝王へのオマージュワイン『ラ・ロズレー』

故デュブッフさんへの功績に感謝を込めて生産した2020年日本限定発売のボジョレー・ヌーヴォーで、ワイン名は“バラ園”、ぶどうは自社畑100%。
赤系果実の凝縮感、ハーブのニュアンスやスパイシーな要素があり、青椒肉絲に使った黒コショウやシナモンとのバランス良好。口中の脂分を奇麗に洗い流してくれるタンニン効果もあり、美味しいマリアージュになりました。


     秀逸なヴィラージュクラスの2アイテム
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    ボジョレー、ボジョレは輸入元各社に合わせて表記
    (左から)ボジョレー・ヌーヴォー ラ・ロズレー2020
    モメサン ボジョレヴィラージュ・ヌーヴォー“ヴァンダンジュ”2020
    ジョセフ・ドルーアン ボジョレヴィラージュ・ヌーヴォー2020




輸入元オエノン扱いのモメサン。毎年、ラベルに収穫日、生産本数、ナンバリングを記載しているヴァンダンジュは同社が誇るプレミアム・ヌーヴォー。私は解禁パーティーで毎年チェックしていますが、今年は特に果実味、酸味、渋味の各要素がきれいに出ていて、それらがバランス良く口中に広がり、余韻も長く好印象。


 解禁日直前に開催される品評会『ル・トロフェ・リヨン・ボジョレ・ヌーヴォー』
 出品された357アイテムのなかから最高賞に選ばれた18点のなかの1本です。
 おめでとうございます!



輸入元三国ワイン扱いのジョセフ・ドルーアン。丁寧な造りでエレガント、フェミニンなスタイル。メンバーの多くが「ボジョレ・ヌーヴォーのイメージが変わった」とコメント。いつも感じるのは包容力、守備範囲の広さです。マヨネーズであえた数の子やナンプラーのような癖のある食材にも太刀打ちする優れものです!



収穫したての新酒は若々しい紫色をしているので赤キャベツを使い、色で合わせた一皿
(右)グリル菜の花と赤キャベツのアーモンド醤油和え
(左)ビーツとブルーベリーの白和え


 3種のスパイスを豚に合わせて

(左から)
ナッツ、クミン、コリアンダー、ココナッツ等をブレンドした中東のスパイス“デュッカ”
小枝オリジナルのレッドワインスパイスミックス、ライトなワインに合う調味料
ドライトマトと黒にんにくのスパイスはフルボディーの赤ワインに合う調味料


  小枝風 “赤まぐろのたたきクルミコーティング” 
 いずれのヌーヴォーにも寄り添ってくれた逸品、ボジョレーと赤マグロの相性に脱帽

<材料/手順>
赤まぐろ刺身用サク 200g
オイスターソース 60g
にんにくすりおろし 2g
くるみ 50g
オレガノ乾燥 1/2tsp
シナモンパウダー 1/4tsp
ごま油 適量
・・・・・・・・・・・・
1.小さめのボールにオイスターソース、にんにくのすりおろしを合わせ、マグロを10分マリネする
2.フードプロセッサーでくるみ、オレガノ、シナモンを細かくする
3.マグロを2のくるみミックスで全体をコーティング
4.フライパンにごま油を170度に温めて、マグロを加え全体がきつね色になるまで揚げる


 クリスマス[クリスマス]やお正月に、ワインラバーの皆さまにお試し頂ければ本望です[exclamation×2]


あとがき
2000年代初頭、ソムリエ協会の理事だった頃の出来事です。
フランスの某チョコレートメーカーの重鎮が来日し、セミナーを開催しました。セミナー後、「若い赤ワインとチョコレートの相性についてどう思いますか?」と質問したところ、相手はニガ笑いしながら、「フランス人に無理やり梅干しを食べさせるのと同じような感じです」と答えました。相性的に許せないとの意味だった訳ですが、私は若いワインとチョコレートに共通する“ポリフェノール効果”が好きなので面白い組み合わせだと思っていました。その後(2003年)、“料理とワインの相性”セミナーの講師だった渡辺正澄先生に、その時の話をしました。先生は、ポリフェノールに関する私の考えは間違っていないこと、欧州人よりアジア人のほうが味蕾数が多いので、日本人のほうが味覚が鋭いことをご指摘くださり、私は笑顔になれました。

私は、レシピのなかにあるワインとチョコの組み合わせと『Enjoy Napa Valley Wines with Dandelion Chocolate(右の画像)』と題するリーフレットにある相性表に、こころから賛同できます。ここで、さらに・・・梅干しにも言及 (笑)


左の画像は梅干しとワインのマリアージュ!
その昔、六本木『小田島』に伺った時、ムッシュがブルゴーニュのドメーヌ・シャンソンのワイン(シャルドネでもピノでもok)に添えて出してくださったのが、丸ごとの和歌山県産はちみつ南高梅。双方の酸の相性が絶妙でした。ワインと梅干しの組み合わせも好きです。
小枝さんのレシピは “ブリーとはちみつ梅紫蘇のカナッぺ”で、これは、ワイン&梅干し好きさんにお薦めしたいと思います!

  ボージョレ・ヌーヴォー × あまおうのチョコ
 ベリー系の香りをまとったヌーヴォーにはあまおうのチョコ
 ここではアルベール・ビショーをヌーヴォーを合せてみました。
 季節限定品として多くのメーカーがあまおうのチョコをリリースしているので是非!
 口中で渾然一体感が楽しめますよ。

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