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今年の〆講座は3年ぶりに来日したミッシェル・ドラピエ当主から伺った情報を盛り込みながら [来日したワイン生産者&関係者(シャンパン)]


 2022年12月21日&28日の2講座が無事に終わりました。
 特に第4週にご参加の皆様には師走のお忙しい折にご足労をおかけしました。
 改めて御礼申し上げます🥂

 試飲したのは息子世代が手掛ける新キュヴェと4ミレジメ


 7代目ミッシェル・ドラピエ当主の3年ぶりの来日
 11月30日に開催されたシャンパーニュ騎士団@マンダリンオリエンタル東京(右)
 12月2日輸入元テラヴェール主催で行われた来日ディナー@caveman(中央)
 帰国後、送ってくださったポストカード(左)

 3年ぶりの笑顔の再会でした[わーい(嬉しい顔)]
 フランスに戻られて、すぐ書いてくださったご丁寧なるおハガキ
 細やかなお気遣いをしてくださるミッシェル当主のお人柄が伝わってきます。

 コート・デ・バールのウルヴィルが拠点のメゾン
 1930年初頭、ミッシェル当主の母方の祖父が初めてピノ・ノワールを植樹
 今ではドラピエの70%をピノ・ノワールが占めています。
 110㌶の畑を所有しており、内訳は60㌶が自社畑、50㌶が長期の契約畑。
 除草剤や殺虫剤は一切使用せず、2頭の馬と電動の機械で耕作
 基本的に畑の管理は手作業
 ソーラー・パネルで蓄えた電力の75%は自家用として賄っています。

 栽培しているのは7品種、ブラン・ヴァリ(ピノ・ブラン)
 ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、フルマントウ(ピノ・グリ)
 シャルドネ、アルバンヌ、プティ・メリエ

         o○.。o○.。o○.

 シャンパーニュ委員会CIVCが規定しているぶどう品種は7つです。
 品種の呼称に関する公式見解は以下の通りです。
 ブラン・ヴァリやフルマントウの呼び名はシノニムになるので、
 CIVCの正式な呼称は、ピノ・ブラン、ピノ・グリになります。


       第1フライトは最新キュヴェ
       #1:ドラピエ クラレヴァリNV   
       ぶどう品種:PN75%、M10%、CH10%、ブラン・ヴァリ5%
       ノン・フィルター
       ドザージュ:4g/L
       価格:8,800円(税込)
気泡は極めて細やか。フラワリーな香り、柑橘系果実から黄桃、アプリコット、マンゴー等、グラス内の温度変化で様々な果実のニュアンスが広がり、キンメリジャン土壌由来のミネラル感も! 余韻は中程度、軽快にフィニッシュ。口中に残る塩味は和の要素の料理と合わせて楽しめそうな印象


2016年からメゾンに参入した長女シャルリーヌさんはラべル等のデザイン&マーケティング。#1のラベルも彼女が描いたもので、12世紀、聖ベルナールが遺した聖書をイメージして作成。長男ヒューゴさんは栽培と醸造、動物好きの次男アントワンヌさんはビオディナミをそれぞれ担当しています。8世代目の彼らが取り組んでいることの1つが古代品種を使ったアイテム。余談ですが、当主には、(12月初めの時点で)生後4ヵ月から4歳までの孫たちが4人いるとのこと、9代目の成長が楽しみです!

ドラピエでは20年以上前に古代品種に興味を持ち植樹を開始。研究と実際の栽培と醸造を通して、その特性を学び、2019年にトロ・アン・フォウをリリース


 ドラピエが所有する歴史あるカーヴ
 
 裏ラベルに詳細が記載してあります。 
 上記は来日した当主がディナーの折に語ってくださった内容をまとめました。

 気泡の細かさの理由
 
ドラピエのシャンパーニュは基本的にノン・フィルターです。「フィルターを掛けないことで、ワイン中にはプロテインが多く残ります。プロテインの分子は規則的に並んでいるので、それらが、気泡の発生を良い意味で邪魔をするので、泡自体が細かくなります」とミッシェルさん。今講座で改めて、気泡の細かさを注意深く観察してみましたが、お言葉通りでした。プロテインと気泡の粒の関係について、より詳細な説明を伺っているので、年明けに、お返事が届き次第、加筆します!


 第2フライトはトップキュヴェのグラン・サンドレ
 ウルヴィルの単一区画、命名は1838年の大火で焼灰に覆われた区画に由来
 灰はCendre、土地登記簿上の綴りの誤植でCがSに

 #2:ドラピエ グラン・サンドレ2012 新ヴィンテージ
 ぶどう品種:PN55%、CH45%
 ノン・フィルター
 ドザージュ:5.5g/L
 価格:18,000円(税込)
 #3:ドラピエ グラン・サンドレ2009 蔵出し
 ぶどう品種:PN55%、CH45%
 ノン・フィルター
 ドザージュ:5.5g/L
 価格:18,000円(税込)
ドラピエのトップキュヴェならではの品格があり、最新の2012年と3年違いながら静かに時を重ねた2009年にはそれぞれの魅力がありました。2012年は若さがあり、ひとことで形容するなら“アロマと酸味”、2009年は“厚みと熟成感”。旨味、ミネラル、余韻の長さは2つのグラン・サンドレの共通項。2012年と2009年を利き比べできたことがラッキーだと思いました。

シャンパーニュ騎士団のディナーではミッシェル当主自慢の『グラン・サンドレ2008 マグナム』が登場しました。酸が活き活きしていて、底知れないポテンシャルがありました。


 第3フライトは特別なミレジメ
 通常カルト・ドールはNV、良年にのみ例外的にミレジメを生産

 #4:ドラピエ ミレジメ・エクセプション2015
 ぶどう品種:PN60%、CH40%
 ドザージュ:5.6g/L 
 価格:9,800円(税込)
 ウルヴィル周辺の自社畑の中で樹齢の古い区画のぶどうを使用
 熟成はステンレスタンク、40%樫の大樽、100%MLF
 ドザージュは20年間熟成させたリキュールを使用
 豊かなアロマ、溌剌とした酸、土壌由来のミネラルとぶどう本来の凝縮感、軽いビター感
 軽やかでエレガント、超カリテ・プリなアイテム

 #5:ドラピエ カルト・ドール ミレジメ・クラシック2002
 ぶどう品種:PN75%、CH15%、M10%
 ノン・フィルター
 ドザージュ:4.5g/L
 価格:15,000円(税込)
 黄金色、第一香は若干シェリーや紹興酒似の酸化熟成したニュアンス、焙煎香、モカ
 ココア、黒糖、ドライフルーツ、エスニックスパイス、中華料理に合わせたいアイテム 
 2022年の講座を締め括るにふさわしい20年経過したシャンパーニュ!


 温度があがってもブレない酒質、価格的にもリーズナブル
 新年のお祝いの席や仲間との集いにドラピエは超お薦めできます!
 hakoさんのブログに全ボトルの裏ラベルがしっかり載っています。
 ありがとうございました!
 輸入元:テラヴェール株式会社 / https://terravert.co.jp/


              o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。


 シャンパーニュ委員会CIVCの代表来日
 左からシャルル・ゴエメールCIVC事務局長
 共同代表のダヴィッド・シャティオンUMC(メゾン組合NM)会長と
 マクシム・トゥバールSGV(ブドウ栽培・醸造業者組合RM)会長
 CIVC日本事務局代表の笹本由香理さん
 「日本とシャンパーニュは距離的には離れていても文化的には近い」と代表メンバー

 フランス国内の売上のシェアは約37%、EUは20%、それ以外のエリアは43%

 2021年日本向け出荷量は1381万本、3億5400万€
 代表メンバーは「他国と比べてコロナ禍以前の勢いに戻るのが少し出遅れた印象。
 2022年の日本については20%UPを予想しています」とコメントしていました。

2022年はルイ15世の戴冠式の晩餐会でシャンパーニュがはじめてゲストに供された 
 記念すべき300年目の年
シャンパーニュの2021年の出荷量は3億2000万本、売上総額は57億€
メンバーの父親の代は通常10月収穫だったが、この10年間を見ると「8月収穫が4回」
2022年の収穫は質も量もずば抜けて素晴らしい年

 2021年の出荷TOP3は米国、英国、日本
 第1位 米国は7億9349万€(前比158%)/3412万本(164%)
 第2位 英国は5億358万€(前比149%)/2988万本(前比141%)
 第3位 日本は3億5400万€(前比131%)/1381万本(前比128%)
 第4位はドイツですが金額をみると2億193万€で日本と大きな差があります。
  ドイツは基本的にNVが多く、日本はプレステージが多いのが理由です。
 CIVCの新HP: https://www.champagne.fr/ja


今回が今年最後のブログになります。
拙ブログにお立ち寄りくださいましてありがとうございました!
秋以降、来日者やリアルでのイベントが多くなりました。
内容の濃いリポート山積みなので、2023年1月からサカサカとアップしてまいります。
引き続き、宜しくお願いいたします。

皆さま、どうぞ、良いお年をお迎えくださいませ!!

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メルシャンで活躍なさった松尾弘則さんの慰労会兼福岡県人会+2@日比谷松本楼 [福岡県人会+2]

      11月13日(日)は大安吉日でした!
      松本楼1階のテラス横の“首掛けイチョウ”
      パワースポットとしても知られています。 


      今回の主役 松尾弘則さん
      手にしているのは・・・
      入社年のヴィンテージ1986のシャトー・オー・バージュ・リベラル

      松尾さんに敬意を込めて
      日比谷松本楼でのひとこまをまとめました。


      初めて松尾さんにお目にかかったのは2015年でした。
      シャトー・メルシャン桔梗ヶ原メルロの30年の歴史を利く
      と題するセミナーだったのですが、
      上記の画像とコメントはその時のものです!


 日本ワインのけん引役
 大尊敬する醸造家トリオ
 9月末でメルシャンを退職なさった松尾弘則さん、お疲れさまでした!!
 シャトー・メルシャンの元チーフ・ワインメーカーで、
 現在ドメーヌ・コーセイでメルロに特化したワイン造りをしている味村興成エノログ
 メルシャンのコンサルタントとして、
 日本各地のワイナリーで指導に励む藤野勝久シニア・ワインメーカー


 福岡県人会のメンバー
 福岡県出身の松尾・藤野・村田惠子ワイン王国編集長が結成した会に、
 東京出身の青木が「+1」として参加許可をいただき、
 2019年11月に第1回を開催。その後、コロナ禍で集うこと叶わず(涙)
 麻井宇介先生の没20年目にあたる2022年、「+2」の味さんを迎えて再開できました!


 第3回福岡県人会のワイン
 それぞれの想いがあり・・・

 松本楼ボア・ド・ブローニュのメニューもご紹介
 『幻の黒毛和牛』東京ビーフの生ハム、フロマージュブランのムース


       ジャルダン・ドゥ・レギューム
       シャンパーニュラバーの惠子さんが持参した
       ペリエ ジュエの限定ブラン・ド・ブラン
       視覚でも味覚でも双方のバランスが取れていてルンルン気分


 さすがメルシャン、熟成状態最高
 長崎県産天然真鯛と水晶文旦のカルパッチョ 宝石箱に見立てて


 吸い込まれるような黄金色の輝き、あと引く旨さ
 藤野さんがセラーで大事に保存していたシャトー・メルシャン北信シャルドネ2000
 22年経た日本のシャルドネ
 品格、複雑味、長い余韻、本当に素晴らしいワインでした!
 ましてや、このワインと関わってきた醸造家の皆さまと一緒だったので感慨もひとしお
 ググってみたら2001年11月にリリースされていました😋


 海風しいたけのポタージュ カプチーノ仕立て


 オマール海老、イトヨリダイ、ホタテ貝 アメリケーヌソース
 今回は北海道・余市のピノ・ノワールを味わっていただきました。
 キャメルファームワイナリーがDecanter World Wine Awards2021で、
 初のゴールドメダルをゲットした2019年ヴィンテージ
 ワインの果実味とアーシーさが魚介の旨味とソースに寄り添って


      味さんからのサプライズ
      還暦年を意識して赤いリボンを肩にかけた松尾さん


   カベルネ・ソーヴィニョンとメルロのブレンド
   ワイン本来の味わいをTCAに邪魔されたことが少し残念 😢


 松尾さん供出のワイン
 現役時代に思いを馳せながら1986年のシャトー・オー・ブリオンを抜栓
 味村さんと藤野さんの松尾さんを見守る視線に“”を感じます!


 

     松尾さんのお人柄を感じさせるような穏やかな熟成具合
     滋味深いワインに感激!
     ワインも人間も、時といかにうまく付き合っていくか・・・
     とても大事なことですね。


 松本楼自慢の壱岐牛フィレ肉のステーキ マルシャン・ド・ヴァンソース
 上品で美味、オー・ブリオンと最高のマリアージュでした!

 
 記念の花束は黄色と緑色、中に1本だけ紅色の花を入れてもらいました。
 松尾家にも喜んでいただけたようなので嬉しかったです!


 
私に日本ワインの魅力を伝授してくださった松尾弘則さん、味村興成さん、藤野勝久さんから、引き続き、ご指導いただけることは、本当に有難いことだと思っています。
ご縁の糸をくださった村田惠子さんには感謝でいっぱいです!

今回、松本楼の小坂文乃社長、高橋ソムリエはじめサービス担当の皆さまにも大変お世話になりました。ありがとうございました。
こころからの感謝を込めて!!

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メルロを各産地の味わいで楽しむドメーヌ・コーセイ『プライムナンバー・シリーズ』 [ドメーヌ・コーセイ]

         それぞれのぶどう産地の味わいを楽しむシリーズ
            ドメーヌ・コーセイの自信作
            優良なメルロワイン
            極上なメルロワイン
            プライムナンバー・シリーズ

        2022年11月10日(木)リリース
         価格 3,300円(税込)

 #1:401 KIKYOGAHARA MERLOT 2021
 ラベルに施されている差し色はアメリカンオークの育成を表した青色
 #2:503 SHIOJIRI MERLOT 2021
 この差し色はフレンチとアメリカン両オークのバランスを表した緑色
 #3:601 SHINSHU MERLOT 2021
 わかりやすい差し色、フレンチオークの育成を表した赤色
 いずれも仕込み日は2021年10月上旬、瓶詰め日は2022年8月、樽で約8ヵ月間育成


鳥瞰で色調もチェック
昨年11月のドメーヌ・コーセイを訪問した折、プライムナンバー・シリーズの2020年VTを初体験しました。その時のマイ・ベストは503だったのですが、2つ目のVTとなる2021年も503がお気に入り!

 401 KIKYOGAHARA MERLOT 2021
 長野県塩尻市桔梗ヶ原地区産/契約栽培ぶどう
 棚栽培のメルロ
 アメリカンオーク100%
 果実やシダー、中盤から凝縮感、樽由来の甘やかさ、柚子や和歌山産南高梅と相性〇

 503 SHIOJIRI MERLOT 2021
 長野県塩尻市産/契約栽培ぶどうおよび自園
 棚栽培/一部自園垣根栽培のメルロ
 フレンチオーク58%、アメリカンオーク42%
 果実、タンニン、黒鉛、塩味、スパイス、口中に厚味が広がり、酸味の印象エレガント

 601 SHINSHU MERLOT 2021
 長野県産/契約栽培ぶどう
 3つのなかで最も垣根栽培の使用度が高い
 フレンチオーク100%
 黒系果実、ミント、黒鉛、スパイス、旨味、ビター感、発酵食品と相性良好


             🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇


 マリアージュも楽しんで
 チーズ王国のチーズプラトー(5種)と相性チェック
 手前にある赤い皮のアルビノはスペイン・バレンシア地方の赤ワインに2日間漬け込み、
 その後1ヶ月熟成させたセミハードタイプ、503とイイ相性でした。
 山羊のチーズには適度な距離を置いていた私(どちらかというと苦手)だったのですが、
 ミルクの優しさと滑らかさは好感度100%
 コンテは401、左奥にある黒トリュフが混ぜ込んだダフィノワトリュフは601


 京都 和久傳の朴葉(ほうば)焼き、旨味美味
 フレンチオーク100%の601は発酵食材のお味噌と相性抜群
 口中では豚の角煮のそぎ落とされた脂分と品よく相乗していました[わーい(嬉しい顔)]

 

                🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇🍇


          チェリー・ボニカ&ビバリーの相性再検証
      11月10日に発売したチェリー・ボニカ&ビバリー2020
      守備範囲の広さは10月6日付のブログでご紹介しましたが、
      つい先日、神楽寿司さんにお邪魔する機会があり、
      再検証することができました。
      赤シャリのいくらは安心のマリアージュ、さすがの赤酢効果

        干瓢巻きはテイクアウトできるので、
        チェリーボニカ&ビバリーが運よく入手できたら
        是非是非お試しくださいませ!

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多数のワインラバーに囲まれて念願のリアル開催 ドゥ・ヴノ―ジュ × 帝国ホテル『レ・セゾン』 [シャンパン]

     再会できてハッピー
    晴れて3人が揃いました (2022年12月1日撮影)

 
 まずは経緯を解説
  2020年2月撮影
2020年に創業130周年を迎えた帝国ホテルのメインダイニング『レ・セゾン』で、名シェフ ティエリー・ヴォワザンさんと、ドゥ・ヴノージュのジル・ドゥ・ラ・バスティエール社長と不肖 青木の3人でコラボレーションをする予定でしたが、コロナの影響で、ジルさんが来日できなくなり、結果、ティエリーさんとふたりでスペシャルディナーを遂行しました。伊藤靖彦支配人(最左)のサービスも完璧で、主催者である輸入元ヴィレッジ・セラーズのリチャード・コーエン社長(最右)と中村芳子専務には大変お世話になりました。

  
 今回供出されたアイテム
 右から順に
 コルドン ブルー
 グラン ヴァン デ プランス ブラン ドゥ ブラン 2014
 コトー シャンプノワ ブラン “シャハール アドナイ”2018
 ルイ15世 1996
 コトーシャンプノワ ルージュ “ラ・フォレ” 2018
 プランス ロゼ

 
            2年前にオンラインで登場したジルさん   
         その折、コトー シャンプノワの解説をしてくださいました。
         ストーリー性があるワインのお話、ご覧くださいませ!



      ブラン ドゥ ブラン 2014に合わせたのは、
      ふわふわに仕上げた北海道産帆立 からすみとキャビア
      シャンパーニュのクリーミーな食感はふわふわで滑らかな味わいと相乗
      和食なら茶碗蒸しがお薦め!


 フォアグラのポワレと様々な貝 檸檬の香り ×コトー シャンプノワ ブラン

 備長炭で焼き上げたフランス産平目
 パルメザンとシャンパンのソース えんがわを使った優しいフラン × ルイ15世 1996


  メインはエスコフィエの優勝者のひとさら
 黄金シャモのアレクサンドラをレ・セゾン風にして
 とてもとても上品な味わい、深みがありました!

       コトー シャンプノワのルージュとのマリアージュ


 帝国ホテル 若手シェフの快挙
 画像:エスコフィエ協会HPより

コロナ禍で2年間延期になっていた第10回エスコフィエ・フランス料理コンクールが、今年8月31日東京調理製菓専門学校で開催され、帝国ホテルの真野大貴シェフ(中央)が優勝、同ホテルの浦崎洸佑シェフ(右)が2位という快挙を達成。3位はホテルオークラ京都の小西啓史シェフ(左)
おめでとうございます!!


      我らのテーブルに現れたティエリーシェフの左手には優勝杯が!
      真野シェフを同行し、師匠は慢心の笑み[わーい(嬉しい顔)]


 ジルさんも祝福!


 ティエリーさんの料理には毎回新鮮な驚きが!
 テーブルに運ばれてきた瞬間、部屋中にバラの香りが漂い
 五感を大いに刺激されました、デザート美味

IMG_5291.jpg
     ロゼシャンパンのサバイヨンクリーム
     苺とソルベムントックを香らせて × プランス ロゼ


 今回もコーエン社長と伊藤支配人に大変お世話になりました。

 レ・セゾンには超45名のお客さまが参加してくださいました。
 ジルさんとコーエン社長は各テーブルを回りご挨拶、質問をしっかり受けました。


        [NEW]ルイ15世(戴冠300年記念)1996
 
        製品についてのお問い合わせはヴィレッジ・セラーズ
        URL:http://www.village-cellars.co.jp/
        電話:0766‐72‐8680

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3年ぶりに開催できた第11回シャンパーニュ騎士団 Ordre Des Coteaux De Champagne ガラ・ディナー@マンダリン オリエンタル東京 [シャンパーニュ騎士団]

     2019年以来の開催 シャンパーニュ騎士団叙任式&ガラ・ディナー

           シャンパーニュがはじめてゲストに供された
       フランス国王ルイ15世/ルイ・キャーンズの戴冠式の晩餐会から
              300年の記念すべき年🥂

 ドゥ・ヴノージュと輸入元ヴィレッジ・セラーズからのお招きで、
 ジル・ドゥ・ラ・バスティエール社長の隣席、光栄でした!
 シュヴァリエ、オフィシエ受章の同テーブルの皆さま、おめでとうございます。
 リチャード・コーエン社長(前列右)、中村芳子専務(後列右から2人目)
 ご配慮に感謝、ありがとうございました。



            ルイ15世戴冠300年記念ボトル
            ルイ15世 ドゥ・ヴノ―ジュ1996
            ぶどう品種:CH、PN各50%
            ドザージュ:6g/L
            ステンレスタンクで発酵・熟成
            瓶内熟成期間:120ヶ月以上


            アぺリティフ会場で
2018年&2019年とシャンパーニュツアーで訪問したメゾン当主の皆さまと再会できて本当にハッピーでした。ツアーに同行くださった日比谷・松本楼の小坂文乃社長も晩餐会にいらしたので、ふたりで歓迎しました!

      ジョセフ・ペリエのオットー・プシュビラ取締役は
     「パンデミックが落ち着いたら日本に行きたい」とのメールをくださり…

 ドラピエではミッシェル当主ご夫妻が手作りの料理を披露してくださり感涙
 本当に温かなお人柄!
 左のマダムはシャンパーニュ騎士団の関係者さん


             o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。

        ガラ・ディナーでは7メゾンのシャンパーニュが登場


     昨年シャンパーニュ騎士団の団長に就任したジュアレス・クリストフさん(右)
     日本支部のリーダーはクリスチャン・ボラーさん
     今回の叙任式でボラーさんは日本支部総領事から日本支部大使に昇格
     おめでとうございます!!
     追記:シャンパーニュ騎士団の公式発表 シュヴァリエ51名、オフィシエ12名


         クリストフ&ボラー両氏の脇を固めているのは、
         日本ソムリエ協会の石田博副会長と森覚常務理事


 騎士団日本支部がマンダリン オリエンタル 東京で開催するのは3回目
 初回は2009年で、この時に私はシュヴァリエを受章、とても思い出深いです。
 2回目はシャンパーニュの世界遺産登録を記念した2015年でした!


      ガラ・ディナーの口開けは“団長のメゾンから”が、お約束
      二コラ・フィアットのパルム・ドール2000

      鱸のタルタル うろこ仕立てのきゅうりとキャビア

       ローラン・ペリエ グラン シエクル No.23
       オマール海老のパリジェンヌ風 シャルドネのジュレ

 輸入元サントリーワインカンパニーの吉雄敬子社長
 ギヨーム・パイヤールさんとは3年ぶりにお会いできました。 
 ローラン・ペリエのブランドアンバサダー フィリップ・ソーゼットさん
 今回のオフィシエ受章おめでとうございます!
 


      アンリオ ブリュット・ミレジメ2012

 舌平目と牡蠣のブレゼ ソースシャンパーニュ
 私のお皿は牡蠣を他の魚介にチェンジ

 輸入元ファインズの吉川由紀子社長とアンリオのジル・ド・ラルズィエール当主
 アンリオ所有の18世紀のシャトー・レゼルノワで、
 格調あるおもてなしをしてくださったジル当主
 吉川社長のシュヴァリエ受章、おめでとうございます!
 
      我らのテーブル ドゥ・ヴノ―ジュ
      冒頭で紹介したルイ15世 ドゥ・ヴノージュ1996
      ルイ15世戴冠300年記念ボトル×リドヴォーのヴァローヴァン 蕪のグラッセ
      デゴルジュマンは今年6月、熟成による様々なアロマ、酸味の切れ感が印象的

 サービスを担当していた資生堂パーラー ザ・ハラジュクの本多康志店長

 ルイ・キャーンズ記念ボトルのお祝いを言ってくださいました。
 いつもながらの気配り
 誰もが「素晴らしいホスピタリティ」と絶賛するソムリエさん!

 シャンパーニュ仲間八巻多鶴子さんを交えた3ショット


      ペリエ ジュエ ベル エポック2008
      18ヶ月熟成コンテチーズのフイユ・エ・フイユ
      キャラメリゼしたエンダイブのクーリ

 ゆるゆるのピン甘、sorry[ふらふら]
 輸入元PRJのポール-アンドレ ヴァシュロンマーケティング本部長と栗木英一郎部長
 10月のスペシャル・イベントでは大変お世話になりましたl


     ペリエ ジュエのイベントでも一緒だった多鶴子さん
    「次回は着物デュオで」とのお約束が果たせました[わーい(嬉しい顔)]



         ビルカール・サルモン ブリュット・ロゼには
 桃のポッシェ マダガスカル産バニラの香り 冷たいサバイヨンとフランボワシュプリーズ


 騎士団シャンパーニュ騎士団ボードメンバー&関係者の皆さま
 素晴らしい時間をありがとうございました!!


             o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。


  アぺリティフは3会場で15メゾン(リストでは)のシャンパーニュがサービスされました。
  残念ながら、すべてのアイテムの画像は網羅できず

             ジャクソン キュヴェ745
           撮影しやすいセッティングはさすが!


       ポール・グールのブラン・ド・ブラン2009 ブリュット PC
       色白の清楚な雰囲気を備えたスタイル


         テタンジェ ブリュット・ミレジメ2015
         CHとPN各50%をブレンドした
         飲み飽きしないエレガント系のシャンパーニュ

       ブルーノ・パイヤール アッサンブラージュ2009
       CHとPN各50%をブレンド
       澱と7年間瓶熟させ、2017年9月に澱引き後、
       さらに18ヵ月熟成させたこだわりの逸品


         シャンパーニュラバーを満足させたラインナップ



 大好きなシャンパーニュに囲まれ コロナ渦中の閉塞感を大いに払拭できました。
 懐かしい面々とお目にかかれて とても嬉しく思いました。
 次回も“笑顔の再会”ができますように!

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