Ornellaia オルネッライアの新ヴィンテージ2020を表すワンワードは “La Proporzione ラ・プロポルチオーネ(調和) ” [オルネッライア/ Ornellaia]
オルネッライア2020は複雑でバランスの取れたワイン
画像提供:Ornellaia
トスカーナ地方の地中海沿いに位置し、歴史的な中世の町であるボルゲリや、世界的に有名な糸杉並木まで至近距離にあるスーパー・タスカンオルネッライア
土地ならではの微気候の恩恵を受けながら各区画に最適のぶどうを栽培。ワインはイタリア国内のみならず、ワールドワイドな人気を誇っています。
オルネッライア最新ヴィンテージ&第15回ヴェンデミア・ダルティスタを発表
画像提供:Ornellaia
イタリアの現地時間10時/日本時間18時
(左から)オルネッライア会長フェルディナンド・フレスコバルディ侯爵、ジョヴァンニ・ゲッデス・ダ・フィリカーヤCEO、アクセル・ハインツ最高醸造責任者
アクセルさんは2020年の気候について、寒さと降雨が交互に続き、高温と乾燥の期間が長くなったので対比(コントラスト)とコメント。気候は急激な変化に富んでいたようで、「雨の多い冬に続き、初夏は冷夏、その後暑くなり、9月は多雨、さらに熱波が続いた」と述懐。それらの要素が2020年の特徴を生み出し一体化したヴィンテージになった由。結果として2020年を表現するワンワードは 調和=La Proporzione / ラ・プロポルチオーネ!!
フレスコバルディ侯爵は世界に向けて新ヴィンテージの発表ができる喜びを述べ、「オルネッライアはオルネッライアであり、アンタッチャブルな存在である」と語りました。
芸術とワインを融合させたヴェンデミ・ダルティスタは今回で15回目を迎えました。生みの親であるジョヴァンニCEOは「これまでの5年間、サザビーズのオークションの収益金は全額、ソロモン・R・グッゲンハイム美術館のマインズ・アイに寄贈されており、これはオルネッライアが自然から受けた大きな贈り物の一部を社会に還元するひとつの手法です」と自信の程をのどかせました。
オルネッライアの希有なボトルデザインの一部は9月7日~21日まで、サザビーズのオンラインオークションに出品予定です!
思想家&コンセプチュアル・アートの実践者ジョセフ・コスース
画像提供:Ornellaia
ワンワード“調和”をテーマに作品を手がけたジョセフ・コスース氏は思想家であり、コンセプチュアル・アートの第一人者、アメリカ出身で現在はヴェニスに在住しています。
従来からの芸術の技法を新たな視点で再定義し、文化コードの複雑さを視覚的に表現。今回は“ワイン”という言葉を中心に力強い作品を完成させました。
画像提供:Ornellaia
登場しているのはアルバニア語、セルビア語、ラテン語、イタリア語、ヒンディー語、ヘブライ語、現代ギリシャ語、アイルランド語、ドイツ語、アルメニア語の10言語と、そこから派生した言語!
アートボトルにエッチングしてある英文は、古代ローマの建築家ウィトルウィウスの著作『デ・アルキテクチューラ(建築十書)』の第3章から引用した下記の文を使っています。
Proportion consists in taking a fixed module, in each case, both for the parts of a building and for the whole, by which the method of symmetry is put into practice. /Vitruvus
調和とは、建造物の全体と部分が一つの構成物として存在することであり、これにより対称性が生まれる/ ウィトルウィウス
画像提供:Ornellaia
レギュラーサイズの白いラベルはコサース氏がデザインした芸術ラベル
100本のダブルマグナム(3㍑)のラベルには、ワインという言葉の語源を表す系図
10本のアンペリアルボトル(6㍑)はデザインがすべて異なり、語源系図をエッチング
世界に1本しかないサルマナザールボトル(9㍑)には白で強調した枝の周囲にウィトルウィウスの言葉を英語で記載し、プラチナ製のプレートに彫りを施しています。
画像提供:Ornellaia
オルネッライア・ボルゲリ DOC ロッソ・スペリオ2020
ぶどう品種はCS 50%、ME 32%、CF 13%、PV 5%
各品種の比率はヴィンテージにより異なる。
発酵はステンレス・タンクとコンクリート・タンク
熟成はフレンチオーク(新樽70%、一空樽30%)で18ヶ月、その後瓶熟12ヶ月
深みのあるルビー色、赤い果実のアロマ、十分な熟度を備えたぶどう由来の丸みのある味わい、地中海の海風を感じる塩味、しっかりしたタンニンの存在感ながら口中では木目細かくエレガントなタッチ。複雑味とバランスに溢れ、ジョセフ・コスース氏が描く語源的な作品を通して、オルネッライアの魅力を最大限に表現した温かみのあるヴィンテージ
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
オンラインの様子を少しだけお見せすると
コロナ禍以降オンラインでのプレゼンが続いていますが、
ワイン送付時、アクセルさんは毎回自筆メッセージを添えてくださり
(左から2人目から)
登壇したアクセル・ハインツ最高醸造責任者、フェルディナンド・フレスコバルディ侯爵
ジョヴァンニ・ゲッデス・ダ・フィリカーヤCEO、2名のキュレーター
ヴェンデミア・ダルティスタのためにジョセフ・コスース氏がデザインした大容量ボトル
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
守備範囲の広さは実証済み
オンライン開始30分前に抜栓
私的マリアージュを満喫
白カビ(熟成したカマンベール)やブルーチーズと合わせて
ワインのコクとビーフシチューの旨味相乗
モノローグ
オンライン時、ウィトルウィウスの『デ・アルキテクチューラ』がルネサンス期に与えた影響やレオナルド・ダ・ヴィンチの黄金比の話もチラリと出ていたので、翌日SNSで検索してみました。今まで何度か目にしていたダ・ヴィンチの“ウィトルウィウス的人体図””との関連を再発見し、古代ローマのウィトルウィウスの世界にしばしハマってしまいました。「“調和”とは、単に要素間の視覚的なバランスだけでなく、世界を構成するあらゆる部分にどんな意味があるかを明確に説明し、これにより、いろいろな概念が生まれる」と語っているコスース氏。オルネッライア2020ヴィンテージを介して、未知の分野を学習する良い機会になりました。
【オルネッライア2020 製品情報】
価格は4月上旬に確定予定
オルネッライアへのお問合せは
画像提供:Ornellaia
Ornellaia Communication Manager / Ms. Elena Oprea
Email: elena.oprea@ornellaia.it
画像提供:Ornellaia
トスカーナ地方の地中海沿いに位置し、歴史的な中世の町であるボルゲリや、世界的に有名な糸杉並木まで至近距離にあるスーパー・タスカンオルネッライア
土地ならではの微気候の恩恵を受けながら各区画に最適のぶどうを栽培。ワインはイタリア国内のみならず、ワールドワイドな人気を誇っています。
オルネッライア最新ヴィンテージ&第15回ヴェンデミア・ダルティスタを発表
画像提供:Ornellaia
イタリアの現地時間10時/日本時間18時
(左から)オルネッライア会長フェルディナンド・フレスコバルディ侯爵、ジョヴァンニ・ゲッデス・ダ・フィリカーヤCEO、アクセル・ハインツ最高醸造責任者
アクセルさんは2020年の気候について、寒さと降雨が交互に続き、高温と乾燥の期間が長くなったので対比(コントラスト)とコメント。気候は急激な変化に富んでいたようで、「雨の多い冬に続き、初夏は冷夏、その後暑くなり、9月は多雨、さらに熱波が続いた」と述懐。それらの要素が2020年の特徴を生み出し一体化したヴィンテージになった由。結果として2020年を表現するワンワードは 調和=La Proporzione / ラ・プロポルチオーネ!!
フレスコバルディ侯爵は世界に向けて新ヴィンテージの発表ができる喜びを述べ、「オルネッライアはオルネッライアであり、アンタッチャブルな存在である」と語りました。
芸術とワインを融合させたヴェンデミ・ダルティスタは今回で15回目を迎えました。生みの親であるジョヴァンニCEOは「これまでの5年間、サザビーズのオークションの収益金は全額、ソロモン・R・グッゲンハイム美術館のマインズ・アイに寄贈されており、これはオルネッライアが自然から受けた大きな贈り物の一部を社会に還元するひとつの手法です」と自信の程をのどかせました。
オルネッライアの希有なボトルデザインの一部は9月7日~21日まで、サザビーズのオンラインオークションに出品予定です!
思想家&コンセプチュアル・アートの実践者ジョセフ・コスース
画像提供:Ornellaia
ワンワード“調和”をテーマに作品を手がけたジョセフ・コスース氏は思想家であり、コンセプチュアル・アートの第一人者、アメリカ出身で現在はヴェニスに在住しています。
従来からの芸術の技法を新たな視点で再定義し、文化コードの複雑さを視覚的に表現。今回は“ワイン”という言葉を中心に力強い作品を完成させました。
画像提供:Ornellaia
登場しているのはアルバニア語、セルビア語、ラテン語、イタリア語、ヒンディー語、ヘブライ語、現代ギリシャ語、アイルランド語、ドイツ語、アルメニア語の10言語と、そこから派生した言語!
アートボトルにエッチングしてある英文は、古代ローマの建築家ウィトルウィウスの著作『デ・アルキテクチューラ(建築十書)』の第3章から引用した下記の文を使っています。
Proportion consists in taking a fixed module, in each case, both for the parts of a building and for the whole, by which the method of symmetry is put into practice. /Vitruvus
調和とは、建造物の全体と部分が一つの構成物として存在することであり、これにより対称性が生まれる/ ウィトルウィウス
画像提供:Ornellaia
レギュラーサイズの白いラベルはコサース氏がデザインした芸術ラベル
100本のダブルマグナム(3㍑)のラベルには、ワインという言葉の語源を表す系図
10本のアンペリアルボトル(6㍑)はデザインがすべて異なり、語源系図をエッチング
世界に1本しかないサルマナザールボトル(9㍑)には白で強調した枝の周囲にウィトルウィウスの言葉を英語で記載し、プラチナ製のプレートに彫りを施しています。
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オルネッライア・ボルゲリ DOC ロッソ・スペリオ2020
ぶどう品種はCS 50%、ME 32%、CF 13%、PV 5%
各品種の比率はヴィンテージにより異なる。
発酵はステンレス・タンクとコンクリート・タンク
熟成はフレンチオーク(新樽70%、一空樽30%)で18ヶ月、その後瓶熟12ヶ月
深みのあるルビー色、赤い果実のアロマ、十分な熟度を備えたぶどう由来の丸みのある味わい、地中海の海風を感じる塩味、しっかりしたタンニンの存在感ながら口中では木目細かくエレガントなタッチ。複雑味とバランスに溢れ、ジョセフ・コスース氏が描く語源的な作品を通して、オルネッライアの魅力を最大限に表現した温かみのあるヴィンテージ
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
オンラインの様子を少しだけお見せすると
コロナ禍以降オンラインでのプレゼンが続いていますが、
ワイン送付時、アクセルさんは毎回自筆メッセージを添えてくださり
(左から2人目から)
登壇したアクセル・ハインツ最高醸造責任者、フェルディナンド・フレスコバルディ侯爵
ジョヴァンニ・ゲッデス・ダ・フィリカーヤCEO、2名のキュレーター
ヴェンデミア・ダルティスタのためにジョセフ・コスース氏がデザインした大容量ボトル
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
守備範囲の広さは実証済み
オンライン開始30分前に抜栓
私的マリアージュを満喫
白カビ(熟成したカマンベール)やブルーチーズと合わせて
ワインのコクとビーフシチューの旨味相乗
モノローグ
オンライン時、ウィトルウィウスの『デ・アルキテクチューラ』がルネサンス期に与えた影響やレオナルド・ダ・ヴィンチの黄金比の話もチラリと出ていたので、翌日SNSで検索してみました。今まで何度か目にしていたダ・ヴィンチの“ウィトルウィウス的人体図””との関連を再発見し、古代ローマのウィトルウィウスの世界にしばしハマってしまいました。「“調和”とは、単に要素間の視覚的なバランスだけでなく、世界を構成するあらゆる部分にどんな意味があるかを明確に説明し、これにより、いろいろな概念が生まれる」と語っているコスース氏。オルネッライア2020ヴィンテージを介して、未知の分野を学習する良い機会になりました。
【オルネッライア2020 製品情報】
価格は4月上旬に確定予定
オルネッライアへのお問合せは
画像提供:Ornellaia
Ornellaia Communication Manager / Ms. Elena Oprea
Email: elena.oprea@ornellaia.it
奇才アラン・ブリュモンが未来を託したアントワン・ヴェイリー ~ドメーヌ・アラン・ブリュモンの過去、現在、そして未来~ [Zoom / ワイン]
トム・クルーズと言えば・・・
先日、2023年のアカデミー賞ノミネート者の為に開かれた昼食会で、スティーヴン・スピルバーグ監督が、トム・クルーズに「ハリウッドを救った」との言葉をかけたニュースが流れていましたが、今回ご紹介するのはトム・クルーズのお気入りだったワイン!! (文中敬称略)
2007年4月/ photo by Fumiko
ワインの造り手はフランス南西地方のマディランとガスコーニュをブランドとして確立させたアラン・ブリュモンです。
2007年4月、輸入元三国ワインの招聘で彼が来日した折、トム・クルーズの件を質問してみました。「カンヌの映画祭では、23名のガードマンがエスコートしていたようですが、私のところに来た時は、ひとりのガードマンもいませんでした。自家用ジェットというのもないと思います。私は不在だったのですが、夜、家に戻ると、家族が一大事でもあったように大騒ぎしていました。私はトム・クルーズさんのことは知りませんでしたが、彼が私のワインを気に入ってくれていることは事実です」と語っていました。
その後、ブリュモンと会うチャンスはなかったのですが、コロナ渦中の昨年(2022年)、オンラインでメゾンの最新情報を伺うことが出来ました。
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
他のアイコンと呼ばれた人々が300年かけて築いた実績を、 彼はわずか30年で成し遂げてみせた
ミッシェル・ベタンヌ/ワイン評論家 出典:BRUMONT
上記の一文はベタンヌがブリュモンを形容したものです。
ミッシェル・べタンヌ&ティエリー・ドゥソーヴのワイン評価本『ベタンヌ・エ・ドゥソーヴ2022』で、明日を担う天才10人のひとりに選ばれていたのがブログのタイトルに載せているアントワン・ヴェイリーです。
彼はブリュモンの現在の妻ローレンスの実子なので、ブリュモンにとって義息になります。ベタンヌとドゥソーヴが認める器量のアントワン・ヴェイリー!
ブリュモンがメゾンの全権を委ねたのは必然だと感じます。
昨夏、ヴェイリーは日本向けのZOOMセミナーに登場してコメンテーターを努めました。そつのない受け答えからブリュモンが認めた才覚の一部を垣間見ることが出来ました。
出典:BRUMONT 左がヴェイリー、右がブリュモン
著名シャンパーニュメゾンや斬新な取り組みをしているワイナリーやファミリー企業で研鑽を積み、フランス本国だけでなく、海外(アメリカや南ア)でもワイン造りを学んできたヴェイリー
ドメーヌ・アラン・ブリュモンの歴史 拡大可
資料提供:三国ワイン
1836年シャトー・ブースカッセ創業、1979年父からシャトーを相続、1980年にシャトー・モンテュス購入、1985年初のタナ種100%のワインをリリース、2000年土地の個性を生かしたメゾン最高のキュヴェ モンテュス ラ・ティルをリリース、2009年に妻ローレンス・ブリュモンが参画、2017年に義息アントワン・ヴェイリー参画、ワイン造りのエポックメイキングは2018年VTで樽熟成の期間を最低36ヶ月から60ヶ月に!
メゾン・アラン・ブリュモンの過去と未来
資料提供:三国ワイン
ブリュモンはテロワール至上主義、さまざまな再発見を重ね、常に自問自答してきました。ヴェイリーは彼のプロセスを踏襲。理解をより深めていくことを宣言し、「“知識としての知る”と“経験としての知る“のふたつの継承を続けていきたい」と語りました。
ブリュモンが注目したタナ、プティ・クルビュ&プティ・マンサン
南西地方に適している品種たち
酸度が高く、樽での長期熟成に適したぶどう
これら3品種で赤、辛口、甘口のワインを生産
画像提供:三国ワイン
タナ種:密でコンパクトな房、果皮が厚くポリフェノール含有量が多い、温度変化への耐性が強い、ピレネー山脈一帯に生育。栽培は独自のスタイルとのこと。「8000本/㌶で1株につき6房残す(当初は4000本/㌶で12房)、芽吹きの時期から始めて、ぶどうの粒の大きさを揃えるように育てる。葉の調整が必要で、それを実行することで開花から15日要する日数が4日で終了、タンニンも完璧に熟す」とヴェイリー
プティ・クルビュ種:小ぶりで密にならない房、果皮が厚くポリフェノールが豊富、
白の辛口用品種として利用、SBの品種特性と似ているが、比較するとSBより果皮が厚い、ストラクチュア、アロマ、苦みが出る。温暖化でも酸味があるので耐性あり
プティ・マンサン種:小ぶりで密にならない房、果皮が厚くポリフェノールが豊富、アロマ豊か、20~30%は辛口白に仕上げ、プティ・クルビュとブレンド。長熟に耐えるぶどう
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
ブースカッセのテロワール
資料提供:三国ワイン
多様な粘土質の土壌から、
丸みと繊細なタンニンを備えた深みのある優雅なワインが生まれる。
モンテュスのテロワール
資料提供:三国ワイン
フレッシュさと長い余韻を備えたエレガントなワインが誕生する。
これらの土壌ゆえに長い熟成能力を持つキュヴェを生み出すことができる。
ガレ(河原にあるような平たく丸い石)、メニール状の巨石、小石が混じる赤粘土質に灰色粘土質、白粘土質、砂利質・・・狭い範囲に多彩なテロワールが混在するマディラン。「このような土地は非常に珍しく、フランスでも他に類をみない」とブリュモンは語っています。
#1:ジャルダン・ド・ブースカッセ2017
プティ・クルビュ70%&プティ・マンサン30%のブレンド。粘土と石灰岩土壌、ステンレスタンクで発酵、12ヵ月シュルリーで熟成、3年瓶熟。外観はイエロー・ゴールド、豊かな粘性と熟度。香りの密度は高く、プティ・クルビュに由来する花の蜜、プティ・マンサン由来のエキゾチックフルーツ、黄桃やりんごのニュアンス。際だった酸味、石灰由来のミネラル感、調和が取れているので重くならず、料理の守備範囲も広い。
#2:シャトー・モンテュス・ブラン2014
プティ・クルビュ100%。赤色と灰色粘土質および小石の土壌、2年間澱とともに樽熟成、その後瓶熟成5年。ポテンシャルのあるぶどう品種。色調はゴールド、輝きがあり、高い熟度と安定感。フレッシュかつ複雑味。栗の花、花の蜜、ヘーゼルナッツ。ふくよか、ボリーム感、メリハリのある酸、果肉や蜜蝋のようなまろやかさ、完成度の高い白ワイン。鱒の塩焼きやムニエル、キジやしゃもの焼鳥と!
清涼感があり、素直においしいワイン
左から3本目から順に
#3:ブースカッセ2016
タナ、CS、CFのブレンド。灰色・青色・赤色・黄色の粘土および石灰岩土壌、18ヶ月225㍑と228㍑の樽、その後タンクで12ヶ月熟成。色調は濃い目ながら濃さの質が違い、透明感がある。アロマは洗練されていてエレガンス、ブルーベリーやカシスのような果実、チャコールや木の葉、タバコのような熟成のニュアンスも。なめらかで石灰のもたらすフレッシュなミネラル感、味わい全体を包むようなタンニンもきめ細かく、収斂性はありつつも調和がとれているワイン。ヴェイリーいわく「2016年は春は涼しく、夏は暑く、収穫時は涼しかった。ワインはボリューム感と清涼感がある。色調の中央が明るいダークレッドなのが2016年VTの特徴。この年はブルゴーニュ以外、フランス全体が良かった」と
#4:シャトー・モンテュス2016
タナ80%、CS20%のブレンド。赤色と白色の粘土質および川の小石、2016年VTは18ヶ月の樽熟、12ヶ月のタンク熟成。色調は濃く密度が高い、きれいなグラデーションで、香りには凝縮感があり、洗練されていてフレッシュ、清涼感がある。ブラックベリーや木樽由来のトーストやバニラスパイス、層になって広がる香り。一貫性のある味わい、バランスよくスムース、なめらか、ジューシーで豊富なタンニン、心地良いフィニッシュ
#5:シャトー・ブースカッセ ヴィエイユ・ヴィーニュ2015
樹齢80~90年のタナ100%。粘土および石灰岩土壌、新樽1年、樽熟成2~3年、その後瓶熟5年、香りは開いていて2015年VTのキャラクター(ばらつきがなく安定した味わい)が出ている。熟して柔らかくなった果実、樹皮、黒系キノコ、湿った土、たばこ、針葉樹、フレッシュさを備えた緻密なワイン。味わいはしなやかでスムース、タンニンは豊かなれどワインに溶け込んでいて熟成がもたらす旨味が余韻として続く、コレクター向きのアイテム!
「余韻が消えた後に舌の奥に石灰的なミネラルが残り、新たな余韻となって残る」との石田副会長ならではのワイン表現、さすが!
#6:ラルム・セレスト2018
プティ・マンサン100%。粘土と石灰岩の土壌、収穫のタイミングを変えることでぶどうの個性を表現。具体的には9月、10月、11月、12月の4回に分けて実施。2018年VTは9月末から10月初旬に収穫。40g/Lの甘味でも酸味があるのでバランス良好。鮮やかなイエロー・ゴールド、アロマはパッションフルーツや花の蜜、華やかさがあり、味わいは濃密で豊かな甘美さ、中盤から直線的な酸、染み入る余韻。酸のレベルの高さが際立つ心地良い甘口
※2018年VTからアントワン・ヴェイリーが手掛けています。醸造面で変化させた点について「ぶどうが過熟になることを避けているので、結果として、香りやタンニンの質の向上、清涼感が増したと感じている」とコメントしていました。
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登場した6アイテム
ワインのコメントはソムリエ協会の石田博副会長
※ブログ記載は要約のみ
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サステイナビリティ関連
メゾンではぶどう畑1つにつき林を1つ確保、畑には必ず林が隣接しています。それにより各区画の生物多様性を維持し、それぞれのテロワールを保護しています。女性微生物学者に毎年熟成中のワインの品質を分析依頼しており、それによりSO2の量を減らし、タンニンやアロマも保つことが出来るとのこと。また、土着の雑草を残すことで、土壌のバランスを保持。通常と異なる雑草が生えてきたら、今までと違うことが起きていると判断して人的介入を行っているそうです。
醸造責任者アントワン・ヴェイリーと通訳の熊田有希子女史
今回、ボーヌ在住の熊田さんはブースカッセまで出向いてオンラインセミナーをサポート
ご苦労様でした!
セミナー後、草生栽培とぶどう畑の耕起に関して質問させていただきました。
後日届いた回答を以下に載せておきます。
Q1:ドメーヌ・アラン・ブリュモンでは、カバークロップと併せて、不耕起栽培を実践していますか?
A1:浸食や水分蒸発の現象、土壌を踏みしめる問題を回避するために、我々は一定の時期には鋤入れ(耕起)を制限しています。鋤入れを制限することで、微生物の活動は十分に保持されています。鋤入れはその年の状況によって、土壌のタイプやぶどうの樹齢で決めます。燃料使用量が減るので鋤入れを制限することで、CO2排出低減の効果もあります。
Q2:カバークロップの中に、いつもと違う種類の雑草が生えてくると「何らかの変化が起きていることが察知できる」と語っていましたが、基本的に通常のカバークロップにはどのような種類(マメ科植物、草花、アブラナ科等)があるのですか? それらはそれぞれの役目(マメ科なら窒素固定化や土壌の微生物増加、草花なら窒素保持や浸食抑制といったような)を担っていると思いますが・・・
A2:カバークロップについては、ぶどう畑全体に500以上の土着種が存在し、それぞれの植物が役割を担っています。私たちの仕事は、土壌の健康状態を理解するために、自然の植物を観察することです。区画ごとに異なり、自然の植物で覆われているエリアもあれば、土壌のバランスを保つために選択されたカバークロップを使用しているエリアもあります。カバークロップは土壌に対してある役割を担っていますが、また土壌も植物に対してある役割を果たしています。カバークロップとぶどう樹の間に直接の関係はありません。カバークロップは土壌に炭素をストックするために非常に重要です。
Q3:CO2削減への具体的な取り組みをしていると思いますが、ぶどう畑での実践、ガラス瓶や包装資材の軽減、貨物輸送への配慮等、教えていただけますか?
A3:鋤入れ(耕起)の制限、一度に2列作業ができる専用のトラクターを開発し、通路回数を削減、エンジンと燃料のコストパフォーマンスの高い最新の機器を導入。包装関連ではカートンは80%リサイクル、大量生産のキュヴェに関しては軽量ボトルを採用、フランスの環境認証HVEレベル3の取得、ダンボールやプラスチックのリサイクルを社内で油圧プレスにて実施等
【製品についてのお問い合わせ先】
三国ワイン株式会社マーケティング部 担当:須佐敏郎 電話:03-5542-3939
先日、2023年のアカデミー賞ノミネート者の為に開かれた昼食会で、スティーヴン・スピルバーグ監督が、トム・クルーズに「ハリウッドを救った」との言葉をかけたニュースが流れていましたが、今回ご紹介するのはトム・クルーズのお気入りだったワイン!! (文中敬称略)
2007年4月/ photo by Fumiko
ワインの造り手はフランス南西地方のマディランとガスコーニュをブランドとして確立させたアラン・ブリュモンです。
2007年4月、輸入元三国ワインの招聘で彼が来日した折、トム・クルーズの件を質問してみました。「カンヌの映画祭では、23名のガードマンがエスコートしていたようですが、私のところに来た時は、ひとりのガードマンもいませんでした。自家用ジェットというのもないと思います。私は不在だったのですが、夜、家に戻ると、家族が一大事でもあったように大騒ぎしていました。私はトム・クルーズさんのことは知りませんでしたが、彼が私のワインを気に入ってくれていることは事実です」と語っていました。
その後、ブリュモンと会うチャンスはなかったのですが、コロナ渦中の昨年(2022年)、オンラインでメゾンの最新情報を伺うことが出来ました。
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
他のアイコンと呼ばれた人々が300年かけて築いた実績を、 彼はわずか30年で成し遂げてみせた
ミッシェル・ベタンヌ/ワイン評論家 出典:BRUMONT
上記の一文はベタンヌがブリュモンを形容したものです。
ミッシェル・べタンヌ&ティエリー・ドゥソーヴのワイン評価本『ベタンヌ・エ・ドゥソーヴ2022』で、明日を担う天才10人のひとりに選ばれていたのがブログのタイトルに載せているアントワン・ヴェイリーです。
彼はブリュモンの現在の妻ローレンスの実子なので、ブリュモンにとって義息になります。ベタンヌとドゥソーヴが認める器量のアントワン・ヴェイリー!
ブリュモンがメゾンの全権を委ねたのは必然だと感じます。
昨夏、ヴェイリーは日本向けのZOOMセミナーに登場してコメンテーターを努めました。そつのない受け答えからブリュモンが認めた才覚の一部を垣間見ることが出来ました。
出典:BRUMONT 左がヴェイリー、右がブリュモン
著名シャンパーニュメゾンや斬新な取り組みをしているワイナリーやファミリー企業で研鑽を積み、フランス本国だけでなく、海外(アメリカや南ア)でもワイン造りを学んできたヴェイリー
ドメーヌ・アラン・ブリュモンの歴史 拡大可
資料提供:三国ワイン
1836年シャトー・ブースカッセ創業、1979年父からシャトーを相続、1980年にシャトー・モンテュス購入、1985年初のタナ種100%のワインをリリース、2000年土地の個性を生かしたメゾン最高のキュヴェ モンテュス ラ・ティルをリリース、2009年に妻ローレンス・ブリュモンが参画、2017年に義息アントワン・ヴェイリー参画、ワイン造りのエポックメイキングは2018年VTで樽熟成の期間を最低36ヶ月から60ヶ月に!
メゾン・アラン・ブリュモンの過去と未来
資料提供:三国ワイン
ブリュモンはテロワール至上主義、さまざまな再発見を重ね、常に自問自答してきました。ヴェイリーは彼のプロセスを踏襲。理解をより深めていくことを宣言し、「“知識としての知る”と“経験としての知る“のふたつの継承を続けていきたい」と語りました。
ブリュモンが注目したタナ、プティ・クルビュ&プティ・マンサン
南西地方に適している品種たち
酸度が高く、樽での長期熟成に適したぶどう
これら3品種で赤、辛口、甘口のワインを生産
画像提供:三国ワイン
タナ種:密でコンパクトな房、果皮が厚くポリフェノール含有量が多い、温度変化への耐性が強い、ピレネー山脈一帯に生育。栽培は独自のスタイルとのこと。「8000本/㌶で1株につき6房残す(当初は4000本/㌶で12房)、芽吹きの時期から始めて、ぶどうの粒の大きさを揃えるように育てる。葉の調整が必要で、それを実行することで開花から15日要する日数が4日で終了、タンニンも完璧に熟す」とヴェイリー
プティ・クルビュ種:小ぶりで密にならない房、果皮が厚くポリフェノールが豊富、
白の辛口用品種として利用、SBの品種特性と似ているが、比較するとSBより果皮が厚い、ストラクチュア、アロマ、苦みが出る。温暖化でも酸味があるので耐性あり
プティ・マンサン種:小ぶりで密にならない房、果皮が厚くポリフェノールが豊富、アロマ豊か、20~30%は辛口白に仕上げ、プティ・クルビュとブレンド。長熟に耐えるぶどう
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ブースカッセのテロワール
資料提供:三国ワイン
多様な粘土質の土壌から、
丸みと繊細なタンニンを備えた深みのある優雅なワインが生まれる。
モンテュスのテロワール
資料提供:三国ワイン
フレッシュさと長い余韻を備えたエレガントなワインが誕生する。
これらの土壌ゆえに長い熟成能力を持つキュヴェを生み出すことができる。
ガレ(河原にあるような平たく丸い石)、メニール状の巨石、小石が混じる赤粘土質に灰色粘土質、白粘土質、砂利質・・・狭い範囲に多彩なテロワールが混在するマディラン。「このような土地は非常に珍しく、フランスでも他に類をみない」とブリュモンは語っています。
#1:ジャルダン・ド・ブースカッセ2017
プティ・クルビュ70%&プティ・マンサン30%のブレンド。粘土と石灰岩土壌、ステンレスタンクで発酵、12ヵ月シュルリーで熟成、3年瓶熟。外観はイエロー・ゴールド、豊かな粘性と熟度。香りの密度は高く、プティ・クルビュに由来する花の蜜、プティ・マンサン由来のエキゾチックフルーツ、黄桃やりんごのニュアンス。際だった酸味、石灰由来のミネラル感、調和が取れているので重くならず、料理の守備範囲も広い。
#2:シャトー・モンテュス・ブラン2014
プティ・クルビュ100%。赤色と灰色粘土質および小石の土壌、2年間澱とともに樽熟成、その後瓶熟成5年。ポテンシャルのあるぶどう品種。色調はゴールド、輝きがあり、高い熟度と安定感。フレッシュかつ複雑味。栗の花、花の蜜、ヘーゼルナッツ。ふくよか、ボリーム感、メリハリのある酸、果肉や蜜蝋のようなまろやかさ、完成度の高い白ワイン。鱒の塩焼きやムニエル、キジやしゃもの焼鳥と!
清涼感があり、素直においしいワイン
左から3本目から順に
#3:ブースカッセ2016
タナ、CS、CFのブレンド。灰色・青色・赤色・黄色の粘土および石灰岩土壌、18ヶ月225㍑と228㍑の樽、その後タンクで12ヶ月熟成。色調は濃い目ながら濃さの質が違い、透明感がある。アロマは洗練されていてエレガンス、ブルーベリーやカシスのような果実、チャコールや木の葉、タバコのような熟成のニュアンスも。なめらかで石灰のもたらすフレッシュなミネラル感、味わい全体を包むようなタンニンもきめ細かく、収斂性はありつつも調和がとれているワイン。ヴェイリーいわく「2016年は春は涼しく、夏は暑く、収穫時は涼しかった。ワインはボリューム感と清涼感がある。色調の中央が明るいダークレッドなのが2016年VTの特徴。この年はブルゴーニュ以外、フランス全体が良かった」と
#4:シャトー・モンテュス2016
タナ80%、CS20%のブレンド。赤色と白色の粘土質および川の小石、2016年VTは18ヶ月の樽熟、12ヶ月のタンク熟成。色調は濃く密度が高い、きれいなグラデーションで、香りには凝縮感があり、洗練されていてフレッシュ、清涼感がある。ブラックベリーや木樽由来のトーストやバニラスパイス、層になって広がる香り。一貫性のある味わい、バランスよくスムース、なめらか、ジューシーで豊富なタンニン、心地良いフィニッシュ
#5:シャトー・ブースカッセ ヴィエイユ・ヴィーニュ2015
樹齢80~90年のタナ100%。粘土および石灰岩土壌、新樽1年、樽熟成2~3年、その後瓶熟5年、香りは開いていて2015年VTのキャラクター(ばらつきがなく安定した味わい)が出ている。熟して柔らかくなった果実、樹皮、黒系キノコ、湿った土、たばこ、針葉樹、フレッシュさを備えた緻密なワイン。味わいはしなやかでスムース、タンニンは豊かなれどワインに溶け込んでいて熟成がもたらす旨味が余韻として続く、コレクター向きのアイテム!
「余韻が消えた後に舌の奥に石灰的なミネラルが残り、新たな余韻となって残る」との石田副会長ならではのワイン表現、さすが!
#6:ラルム・セレスト2018
プティ・マンサン100%。粘土と石灰岩の土壌、収穫のタイミングを変えることでぶどうの個性を表現。具体的には9月、10月、11月、12月の4回に分けて実施。2018年VTは9月末から10月初旬に収穫。40g/Lの甘味でも酸味があるのでバランス良好。鮮やかなイエロー・ゴールド、アロマはパッションフルーツや花の蜜、華やかさがあり、味わいは濃密で豊かな甘美さ、中盤から直線的な酸、染み入る余韻。酸のレベルの高さが際立つ心地良い甘口
※2018年VTからアントワン・ヴェイリーが手掛けています。醸造面で変化させた点について「ぶどうが過熟になることを避けているので、結果として、香りやタンニンの質の向上、清涼感が増したと感じている」とコメントしていました。
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
登場した6アイテム
ワインのコメントはソムリエ協会の石田博副会長
※ブログ記載は要約のみ
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
サステイナビリティ関連
メゾンではぶどう畑1つにつき林を1つ確保、畑には必ず林が隣接しています。それにより各区画の生物多様性を維持し、それぞれのテロワールを保護しています。女性微生物学者に毎年熟成中のワインの品質を分析依頼しており、それによりSO2の量を減らし、タンニンやアロマも保つことが出来るとのこと。また、土着の雑草を残すことで、土壌のバランスを保持。通常と異なる雑草が生えてきたら、今までと違うことが起きていると判断して人的介入を行っているそうです。
醸造責任者アントワン・ヴェイリーと通訳の熊田有希子女史
今回、ボーヌ在住の熊田さんはブースカッセまで出向いてオンラインセミナーをサポート
ご苦労様でした!
セミナー後、草生栽培とぶどう畑の耕起に関して質問させていただきました。
後日届いた回答を以下に載せておきます。
Q1:ドメーヌ・アラン・ブリュモンでは、カバークロップと併せて、不耕起栽培を実践していますか?
A1:浸食や水分蒸発の現象、土壌を踏みしめる問題を回避するために、我々は一定の時期には鋤入れ(耕起)を制限しています。鋤入れを制限することで、微生物の活動は十分に保持されています。鋤入れはその年の状況によって、土壌のタイプやぶどうの樹齢で決めます。燃料使用量が減るので鋤入れを制限することで、CO2排出低減の効果もあります。
Q2:カバークロップの中に、いつもと違う種類の雑草が生えてくると「何らかの変化が起きていることが察知できる」と語っていましたが、基本的に通常のカバークロップにはどのような種類(マメ科植物、草花、アブラナ科等)があるのですか? それらはそれぞれの役目(マメ科なら窒素固定化や土壌の微生物増加、草花なら窒素保持や浸食抑制といったような)を担っていると思いますが・・・
A2:カバークロップについては、ぶどう畑全体に500以上の土着種が存在し、それぞれの植物が役割を担っています。私たちの仕事は、土壌の健康状態を理解するために、自然の植物を観察することです。区画ごとに異なり、自然の植物で覆われているエリアもあれば、土壌のバランスを保つために選択されたカバークロップを使用しているエリアもあります。カバークロップは土壌に対してある役割を担っていますが、また土壌も植物に対してある役割を果たしています。カバークロップとぶどう樹の間に直接の関係はありません。カバークロップは土壌に炭素をストックするために非常に重要です。
Q3:CO2削減への具体的な取り組みをしていると思いますが、ぶどう畑での実践、ガラス瓶や包装資材の軽減、貨物輸送への配慮等、教えていただけますか?
A3:鋤入れ(耕起)の制限、一度に2列作業ができる専用のトラクターを開発し、通路回数を削減、エンジンと燃料のコストパフォーマンスの高い最新の機器を導入。包装関連ではカートンは80%リサイクル、大量生産のキュヴェに関しては軽量ボトルを採用、フランスの環境認証HVEレベル3の取得、ダンボールやプラスチックのリサイクルを社内で油圧プレスにて実施等
【製品についてのお問い合わせ先】
三国ワイン株式会社マーケティング部 担当:須佐敏郎 電話:03-5542-3939
タグ:アラン・ブリュモン
非公開文化財特別公開期間に全国旅行支援クーポンも利用しながら冬の京都散策 [伝統美、日本の美]
3日の夕方に伊勢を発ち約2時間ほどで京都着
駅から直結のグランヴィア京都の便利さを改めて実感
14階のお部屋から綺麗な京都タワー
地元の方は“ろうそく”と呼んでいるような・・・
誕生日祝いのキャンドル!
京都和久傳のカウンターでおまかせディナー
お席の確保は銀座ふじやま(高台寺和久傳の元料理長)の藤山貴朗料理長に、
お願いしちゃいました!
誕生日記念のひと皿、からすみと吉野葛でアレンジしたお赤飯
〆のお食事はいくつでも可
スペシャリテの鯛黒寿し美味!
ふぐぞうすい、ほっこり!
o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。
目覚め爽やか、早朝の京都タワーも清々しい印象
1月7日~3月19日まで非公開文化財特別公開
基本的に一部を除き予約不要で拝観可能
日時が決まっているならネットでの事前予約がおすすめ
国宝東寺の五重塔
日本の古塔中 一番の高さを誇る五重塔総高55m
今年は弘法大師(空海)が真言宗を立教・開宗して1200年の節目の年
高野山を自らの修禅の場とし、
そこで得られた智慧を利他行として東寺で実践した弘法大師
~身は高野 心は東寺に納めおく~
特別公開では塔の初層内部(江戸時代/1644年)を拝観 撮影不可
http://www.toji.or.jp
桜の開花、待ち遠しいです!
巷の話題になっていた総工費1億5千万円の観光トイレ
竣工は2019年4月、女性用の壁には蓮の絵が!
世界文化遺産の醍醐寺
唐門の五七の桐紋、黒と金の色使い
プレイバック醍醐寺
2011年4月撮影
豊臣秀吉の家紋を染め込んだ垂れ幕の赤と木々の緑が見事でした、もちろん桜も!
特別拝観三宝院と理性院
国宝の三宝院表書院
生け花を見ていたら思わず映画『花戦』を連想
特別名勝・特別史跡の庭園
お茶室松月亭
4畳半の設え、円窓から緑映え
国宝水戸光圀自筆書状の掛け軸
初公開 醍醐寺理性院の障壁画
天才絵師狩野探幽が18歳の時に描いた障壁画
1935年に開館した霊宝館
https://www.daigoji.or.jp
京都のお気に入り
祇園の四条花見小路通りから、
一筋目を右折した所にある緑寿庵清水祇園店
手づくり金平糖
職人技、習得には20年以上かかります!
祇園店限定販売品 要チェック!
くづ切りの鍵善
葛の食感が際立ちます!
欧州から遊びに来ていた4人組、海外でもくづ切りは人気?
京都高島屋でクーポン活用
京都の休日も順調に運びました!
3日後は満月
八坂神社に別れを告げて急ぎ京都駅へ
伊勢・京都でたくさんのエネルギーを吸収できました。
すべてに感謝、ありがとうございました!
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節分と立春の狭間にパワーアップ ~鳥羽The Earthとお伊勢参り~ [伊勢神宮]
2月3日生まれにとって2023年の数字並びは“2と3”が主役なので大満足!
次の並びは2030年2月3日ですかね。
大病することなく生かされてきたことを感謝する意味で、
今年は原生林に囲まれたThe Earthとお伊勢参りで心身浄化することに!
三重県でパワーアップ
鳥羽の日の出
The Earthにお邪魔するのは2016年以来です。
2010年にホテルとのご縁を繋いでくださったのが津在住の松田浩一ソムリエ
今回もホテルとの仲介をしてくださいました、ありがとうございます!
近鉄名古屋から乗車して津で途中下車
松田師匠ご夫妻としばしの会談、またの再会を願いながら鳥羽に向かいました。
伊勢市から鳥羽エリアに近付くにつれ、雲の様子や情景が何やら異なる印象
綺麗な天使のはしごも現れました。
伊勢志摩の海の幸を使った料理
山川基次総料理長がアレンジしてくださった特別献立(感涙)
総料理長に「お写真も撮りたいです」とお願いしたのですが、
控えめなお人柄ゆえ登場叶わず
皆さまがお伊勢参りにいらっしゃる折には、是非、The Earthをご訪問くださいませ。
花びら百合根、からすみ、サーモン絹田巻等、視覚でも美味だった前菜
シャンパーニュはお祝いで供出くださったシモン・ドゥヴォーのブリュット
気配りの達人山下勝康総支配人から頂戴したオリジナル干支箸
毎年京都の老舗店に依頼しているとのこと、ありがとうございました!
嬉しい誕生日前夜ディナー、愛のこもったプレートに感激
伊勢海老、カンパチ、赤貝、アオリイカ、雲丹、中トロ、超フレッシュ
吸物はなんとも豪華な伊勢海老具足煮 玉〆
海老の旨味と卵とのバランス、後引く旨さでした!
伊勢神宮に奉納している鮑と同じと伺い、心して味わいました。
黒鮑の歯応え十分、添えられている優しい味の肝ソースは宿泊客から人気!
焼物は同ホテル自慢の西京焼き、魚偏に春と書いてサワラ
でも春ではなく旬は冬、身が締まり食感良好
牛ロース&トマト、ロマネスコカリフラワー、
マッシュポテト、笹々内葱 和風ソース
御飯は鯖棒寿司!
お部屋で食せるお夜食、細部にわたるお気遣い
和のしつらい
屋上展望台に向かう階段
節分の“日の出は6時49分”
前回の宿泊では曇天で日の出は見れなかったのですが、
今回はバッチリ快晴、いい感じです!
濵野若女将から「6時30分くらいから待てば見れるはず」とのお言葉を信じて待機!
展望台は強風&寒風で完全武装していてもブルブル
定刻通り、水平線の彼方から日の出、 神々しい明るさ!
きれい!!!
待った甲斐がありました。
2023年2月3日の日の出最高でした🥂
メインダイニングから一望できる太平洋、オーブ君もいますね
器の配慮も素敵!
お部屋の露天風呂
英気を養うことができました!
The Earthの皆さまに感謝を込めて!
三重限定のpioの指文字たおるは濵野真里奈若女将からいただき恐縮しました。
片面はタオル、もう片面はガーゼでできているので、触感がとてもソフト!
山下勝康総支配人、向井隆広宿泊支配人、濵野真里奈若女将
シニアソムリエの東浦伸行様、そして山川基次総料理長
ご丁寧なおもてなしにこころから感謝しております、ありがとうございました!
三重県鳥羽市羽市石鏡町中ノ山龍の栖
電話 0599-21-8111
URL http://the-earth.in
全国旅行支援キャンペーンも利用できます!
伊勢神宮外宮
衣食住を司る神様「豊受大御神(とようけだいじんぐう)」
第二鳥居をくぐった右手にある神楽殿
今回の目的のひとつが御饌(みけ)でした。
私は食の仕事なので“感謝(元気に誕生日を迎えられたことも含め)”のご祈祷をお願いしました。
神楽殿の神聖な空間に身を委ね、無の状態になれたことは本当に良かったです。
ご正宮の純白の絹のとばり
生かされていることに感謝です!
天照大御神を祀る内宮
全国から参詣者が来ている印象ですが、
老若男女、結構若い人たちが多かったように感じました。
コロナ禍以降、柄杓の用意はなく、
お清めのお水が自動的に流れている形
石段の上に御正宮
人の流れは途切れることがありません。
神聖なエリアの撮影は早朝が良さそうですね。
鳥居には神の木と書く榊
表参道から森の奥に抜けた風日祈宮
きれいな空気感!
榊にもそれぞれ異なる風情があり
普段は西暦中心ですが、令和5年だと、
冨美子/2・3・5の数字!
祈祷に際して神様にお供えしたのち神前からお下げした「神饌(しんせん)」
神事のあとに皆で食することを「直会(なおらい)」と言い、
伊勢神宮の神様のお陰をいただく大切な行事になるとのことなので直会いたします。
伊勢市駅から京都へ
伊勢市駅の利用は初めてでした。
JRをやり過ごし近鉄のホームに出て乗車
2階建てのビスタカーで大和八木で乗り換え京都へ
立春は冬の京都散策
次のブログで京都報告しますね、では!
感謝を込めて! [anniversary]
素敵な文字たおる
三重県鳥羽にある御宿The Earthの若女将からいただいた三重限定pioの指文字たおる
県内の三者/指文字書家&タオルソムリエ&タオルメーカーによるコラボレーション
ガーゼタオルの優しい触感と視覚から伝わってくる文字の癒やし感が、
心をぽっと温めてくれました、ありがとうございました
お花に囲まれて
元気を与えてくれる逸品たち、まさに感謝!
和三盆豆とココア風味の落雁はソフトな食感
2023年の節分は大豆ではなく落花生!
赤・ピンク系の微妙な変化を取り入れたアレンジが美しい!
花束とシャンパーニュの相性は最高
フルーリーはコート・デ・バールに位置するPNに強いメゾン
たくさんの蝶が舞っているような胡蝶蘭、気品ある洋蘭!!
いつも応援してくださっている皆さまに感謝を込めて!
引き続き、宜しくお願いいたします🥂🥂🥂
三重県鳥羽にある御宿The Earthの若女将からいただいた三重限定pioの指文字たおる
県内の三者/指文字書家&タオルソムリエ&タオルメーカーによるコラボレーション
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心をぽっと温めてくれました、ありがとうございました
お花に囲まれて
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いつも応援してくださっている皆さまに感謝を込めて!
引き続き、宜しくお願いいたします🥂🥂🥂