ブルゴーニュの名門ドメーヌ・ド・モンティーユの当主がサンタ・リタ・ヒルズで造るワイン『ラシーヌ』 [来日したワイン生産者&関係者]
ブルゴーニュ地方ヴォルネイ村を拠点にする名門ワインナリー『ドメーヌ・ド・モンティーユ』のエティエンヌ・ド・モンティーユ当主の来日を機に、輸入元wine to styleが、カリフォルニア州サンタ・リタ・ヒルズでド・モンティーユさんが取り組むラシーヌのワイン7種のテイスティングディナーを開催しました。
カリフォルニアの冷涼産地サンタ・リタ・ヒルズでブルゴーニュと同じぶどう品種シャルドネとピノ・ノワールに特化したワイン造りを目指したド・モンティーユさんとシェフ・ド・カーヴのシーヴさん。
ラシーヌについて
エティエンヌ・ド・モンティーユさん(左上)
シェフ・ド・カーヴ、ブライアン・シーヴさん(左下)
シャンパーニュ『ピエール・ペテルス』のロドルフ・ペテルス当主(右上)
タイラー・ワイナリーのオーナー醸造家ジャスティン・ウィレットさん
ご参考までに、wine to style のサイトにあるラシーヌの記事をリンクしておきます。
前述のふたりがジャスティン・ウィレットさんの表現力に感銘を受け、コラボの話を持ち掛け、そこにシャンパーニュのペテルス当主が仲間入りしました。現在は、ウィレットさんに代わり、サンタ・リタ・ヒルズのスペシャリストのライアン&べッツィー・ハナフォード夫妻が栽培パートナーとして参加しています。
ド・モンティーユさんが語ったラシーヌに関するナマ情報、ワイン解説&コメント等は ワイン王国webで紹介させていただきました。
拡大可
ワイナリーは〇印
入手したラシーヌの畑は〇
2020年と2021年にぶどう樹を植えました。
2023年か2024年には収穫したぶどうからワインを造る予定
テイスティングディナーに供出されたワインのヴィンヤードは上記地図の〇印
ペテルス当主と造るスパークリングワインは2022年秋に国内リリース予定🥂
ブルゴーニュワインファンを魅了するラシーヌのワイン
#1:2018サンタ・リタ・ヒルズ キュヴェCH
アルカリ土壌由来の白い花、塩味、還元的な香りが特徴
#2:2018ウェンズラウ・ファミリー・ヴィンヤードCHサンタ・リタ・ヒルズ
ぶどうの植樹も手掛けた長期リースしている将来性ある畑
#3:2018ベントロック・ヴィンヤード CH サンタ・リタ・ヒルズ
明太子白菜キムチにも太刀打ちしたベントロック!
#4:2018サンフォード&ベネディクト・ヴィンヤードCH
1971年に植樹したぶどう樹で、サンタ・リタ・ヒルズの中では最古
3種のピノ・ノワール
エティエンヌさんは本家同様、全房発酵を多めにしています。
求めているワインのスタイルによって変わりますが、#5は50%、#6は3分の2 (「トライアルをしていますが100%でも問題ないと思える畑」とド・モンテーユさん)、#7は3分の2の割合。「全房発酵ではステム(梗)がフィルター代わりになるので、色調は淡めになりますよね」と質問したところ、「全房はステムが果皮の色素を吸収するので最終的に色はライトになります。もともとPNから造るワインは色調が淡めなので、色より、“輝き”が大事だと思っています。全房の場合、熟成による色の変化はほとんどありませんが、除梗したワインは最初は色が濃い目で熟成によって淡くなっていきます」とおっしゃっていました。とても興味深い内容でした。
台座に写り込んだルビーの輝き、美しい!
鳥瞰で色調観察
#5:2018サンタ・リタ・ヒルズ キュヴェ PN
#6:2018ラ・リンコナーダ・ヴィンヤード PN サンタ・リタ・ヒルズ
#7:2018サンフォード&ベネディクト・ヴィンヤード PN サンタ・リタ・ヒルズ
さらなるご活躍にCheers!!
photo by Tadayuki Yanagi
エティエンヌさん、wine to styleの武村Yoshiさん(左)と遠藤玲子さん(右)と一緒に乾杯🍷
ドメーヌ・ド・モンティーユのワイン・プロジェクト@ 北海道・函館
画像:NHK北海道webより
10月からド・モンティーユ&北海道のワイナリー建築がスタート、完成は来夏予定
東奔西走するド・モンティーユさんの手腕、大いに期待しています!
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220824/7000049961.html
最後に・・・
2004年カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品していた『モンドヴィーノ』
この映画に、ド・モンティーユファミリーも登場していました、懐かしいです。
ちなみに、この紹介文を書いたのは・・・
日本で最もド・モンティーユに精通しているYanagiさん
カリフォルニアの冷涼産地サンタ・リタ・ヒルズでブルゴーニュと同じぶどう品種シャルドネとピノ・ノワールに特化したワイン造りを目指したド・モンティーユさんとシェフ・ド・カーヴのシーヴさん。
ラシーヌについて
エティエンヌ・ド・モンティーユさん(左上)
シェフ・ド・カーヴ、ブライアン・シーヴさん(左下)
シャンパーニュ『ピエール・ペテルス』のロドルフ・ペテルス当主(右上)
タイラー・ワイナリーのオーナー醸造家ジャスティン・ウィレットさん
ご参考までに、wine to style のサイトにあるラシーヌの記事をリンクしておきます。
前述のふたりがジャスティン・ウィレットさんの表現力に感銘を受け、コラボの話を持ち掛け、そこにシャンパーニュのペテルス当主が仲間入りしました。現在は、ウィレットさんに代わり、サンタ・リタ・ヒルズのスペシャリストのライアン&べッツィー・ハナフォード夫妻が栽培パートナーとして参加しています。
ド・モンティーユさんが語ったラシーヌに関するナマ情報、ワイン解説&コメント等は ワイン王国webで紹介させていただきました。
拡大可
ワイナリーは〇印
入手したラシーヌの畑は〇
2020年と2021年にぶどう樹を植えました。
2023年か2024年には収穫したぶどうからワインを造る予定
テイスティングディナーに供出されたワインのヴィンヤードは上記地図の〇印
ペテルス当主と造るスパークリングワインは2022年秋に国内リリース予定🥂
ブルゴーニュワインファンを魅了するラシーヌのワイン
#1:2018サンタ・リタ・ヒルズ キュヴェCH
アルカリ土壌由来の白い花、塩味、還元的な香りが特徴
#2:2018ウェンズラウ・ファミリー・ヴィンヤードCHサンタ・リタ・ヒルズ
ぶどうの植樹も手掛けた長期リースしている将来性ある畑
#3:2018ベントロック・ヴィンヤード CH サンタ・リタ・ヒルズ
明太子白菜キムチにも太刀打ちしたベントロック!
#4:2018サンフォード&ベネディクト・ヴィンヤードCH
1971年に植樹したぶどう樹で、サンタ・リタ・ヒルズの中では最古
3種のピノ・ノワール
エティエンヌさんは本家同様、全房発酵を多めにしています。
求めているワインのスタイルによって変わりますが、#5は50%、#6は3分の2 (「トライアルをしていますが100%でも問題ないと思える畑」とド・モンテーユさん)、#7は3分の2の割合。「全房発酵ではステム(梗)がフィルター代わりになるので、色調は淡めになりますよね」と質問したところ、「全房はステムが果皮の色素を吸収するので最終的に色はライトになります。もともとPNから造るワインは色調が淡めなので、色より、“輝き”が大事だと思っています。全房の場合、熟成による色の変化はほとんどありませんが、除梗したワインは最初は色が濃い目で熟成によって淡くなっていきます」とおっしゃっていました。とても興味深い内容でした。
台座に写り込んだルビーの輝き、美しい!
鳥瞰で色調観察
#5:2018サンタ・リタ・ヒルズ キュヴェ PN
#6:2018ラ・リンコナーダ・ヴィンヤード PN サンタ・リタ・ヒルズ
#7:2018サンフォード&ベネディクト・ヴィンヤード PN サンタ・リタ・ヒルズ
さらなるご活躍にCheers!!
photo by Tadayuki Yanagi
エティエンヌさん、wine to styleの武村Yoshiさん(左)と遠藤玲子さん(右)と一緒に乾杯🍷
ドメーヌ・ド・モンティーユのワイン・プロジェクト@ 北海道・函館
画像:NHK北海道webより
10月からド・モンティーユ&北海道のワイナリー建築がスタート、完成は来夏予定
東奔西走するド・モンティーユさんの手腕、大いに期待しています!
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220824/7000049961.html
最後に・・・
2004年カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品していた『モンドヴィーノ』
この映画に、ド・モンティーユファミリーも登場していました、懐かしいです。
ちなみに、この紹介文を書いたのは・・・
日本で最もド・モンティーユに精通しているYanagiさん
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