デュヴァル=ルロワ ワインメーカーズ・ディナー ~ハートのシャンパンから愛を込めて~ [シャンパン]
ハートのシャンパンから愛を込めて@日比谷・松本楼
画像協力:ヴィレッジ・セラーズ
デュヴァル=ルロワ(DL)が位置するコート・デ・ブラン地区ヴェルテュ村は〝ハート〟形の村なので、メゾンのトレードマークも〝ハート〟
バレンタインデー直前イベントとして、『デュヴァル=ルロワ』のシェフ・ド・カーブ(醸造責任者)サンドリーヌ・ロジェット=ジャルダンさんをお迎えしてワインメーカーズ・ディナーを行いました。会場は私が全幅の信頼を置いている日比谷松本楼、輸入元ヴィレッジ・セラーズ(VC)です。
ハートがたくさん!
この会に関しては松本楼の見事な集客力のおかげで、募集開始1時間で満席になりました!
スタート前、関係者集合!
(右から)VCのリチャード・コーエン社長&中村芳子専務ご夫妻、青木、サンドリーヌさん、松本楼・小坂文乃副社長、通訳・コメンテーターの大越基裕さん(プロフェッショナル・ワインテイスター)
第1部はフルール・ド・シャンパーニュから
キャロル・デュヴァル=ルロワ当主はお料理上手でシャンパンに合わせたレシピを数多く書いています。山田シェフはキャロルさんのレシピを生かしたメニューを考案してくださいました。グラスはVCがオーストラリアから輸入している『PLUMM プラム』を使用しています。
乾杯とディナー(前菜)用に供出した『フルール・ド・シャンパーニュ プルミエ・クリュNV』は1911年から生産しているアイテムで、シャルドネ70%、ピノ・ノワール30%、ドザージュ8g /L。細やかな気泡、クリーミーな口当たり、ミネラル感、品の良い酸味、万人に好まれるタイプ
料理に合わせて
チーズブレッドスライスとイベリコ豚
イベリコ豚の生ハム、ラグー、リエット
「フルールにはパンのイースト香やベジタルな要素があるので料理に使われているパンや野菜に合わせやすい」と大越コメント
シャンパーニュ地方の規定7品種のなかのひとつ、白ぶどう『プティ・メリエ・ブリュット』100%の希少シャンパン。酸味主体、ミネラル、ベジタル、鋭角的で細身の印象。時間の経過で若干ハチミツの要素。生産時は通常3樽は造りますが、日本への輸入は5年間で36本のみだった由。基本的にキャロルさんが、ソムリエの学習のために生産しているアイテムです。コーエン社長は「初めての試飲」と語っていました。
プティ・メリエはグーエ・ブラン×サヴァニャンの交配品種です。
余談ですが・・・カルフォルニア大学デイビス校の遺伝子学者キャロル・メレディス博士によるDNA鑑定で、〝シャルドネ〟の両親が高貴品種ピノ・ノワールと無名品種グーエ・ブランであることが発表されたのは記憶に新しいところ(と言っても2000年でしたが)です。このグーエ・ブランはフランスではワインに使われるのは禁止されていて、フランスの農家が自家用に栽培していた品種だそうですが、この2種が自然交配して高貴品種シャルドネが生まれました。グーエ・ブランはピノ・ノワールとの交配で、シャルドネのほか、ガメ・ノワール等の16品種も誕生させています。
アンコウとフォアグラのモザイクテリーヌ
フルールやプティ・メリエにはベジタルさがあるので、「中心の料理だけに合わせるのではなく、脇に添えられている野菜たちとも合せて」と大越さん。同意!
メゾン&シャンパンについて解説中のサンドリーヌさんと通訳の大越さん
第2部で『ファム』のマグナム1996&2000登場
マグナムサイズでサービス。(右から)1996年ヴィンテージ(シャルドネ79%、ピノ・ノワール21%、ドザージュ4.5g/L)、2000年ヴィンテージ(シャルドネ95%、ピノ・ノワール5%、ドザージュ4.5g/L)
舌平目とズワイ蟹のファルスをグリエ、ブールフォンデュソース
フランス ブレス鶏と編笠茸のフリカッセ
ヨーグルトとフロマージュブランのムース、ベリーを添えて、カクテル仕立て
フルール・ド・シャンパーニュもマグナムでサービス!
デザートに合わせて楽しめたレディ・ロゼ・セック(ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%、ドザージュ25g/L)
大容量のファム両ヴィンテージ圧巻! ポテンシャルがありました。
同日のランチ時の取材で味わった750mlとは印象が全く異なりました。20年、16年経ているにも関わらず、香り&味わいとも超フレッシュ。酸味活き活き&溌剌としていて、この先、20年熟成させても大丈夫だと確信しました。96に熟成による変化を若干感じましたが、古酒独特の焙煎香はまだ表現されていませんでした。グレート・ヴィンテージの大容量ボトルは〝時間が友達〟であることを、改めて実感しました。
小坂副社長から男性陣にチョコのプレゼント
サプライズに思わず笑顔
コーエン社長と大越さんにもチョコが
皆さまにはサンドリーヌさんからハートのミュズレとDLのシャンパングラスを!
素敵な花束をいただいて
サンドリーヌさんへの贈呈者はワイン仲間の吉井君、このあとハグ(笑)
贈呈者の二瓶さんは、文乃さんと大学の先輩・後輩の間柄
デュヴァル=ルロワの華麗なるアイテム
花束のパステルカラーが春を感じさせてくれました!
■ワインのこころ(2月11日付)ハートのシャンパンから愛を込めて
■ワインメーカーズ・ディナー当日、セミナーとプレスランチがあり、サンドリーヌさん(通訳:大越さん)から同メゾンの特質&アイテムについて細かく伺いました。シャンパンについては重複するアイテムがあるので、この後のブログに記述します。
2016年最初のイベントが終わり、ほっとしています。
ご参加くださった皆さまには心から御礼申し上げます。
来賓の山本博先生には貴重なご意見をいただきました。ありがとうございます!!
サンドリーヌさん、VCのコーエン社長、中村専務、仲野さんはじめ、スタッフの皆さま。会場をご提供くださった松本楼の文乃さん、料理面でわがままを聞いてくださった山田シェフ、シャンパンの供出温度・サービスでお気遣くださった髙橋ソムリエ、映像サポートの髙木さん、泉谷マネージャー&スタッフの皆さま、そしてサンドリーヌさんの通訳をしてくださった大越さん。
本当にありがとうございました!
マダム・キャロル・デュヴァル=ルロワからの1996 のメッセージ
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
今後ともデュヴァル=ルロワをよろしくお願いします。
画像協力:ヴィレッジ・セラーズ
デュヴァル=ルロワ(DL)が位置するコート・デ・ブラン地区ヴェルテュ村は〝ハート〟形の村なので、メゾンのトレードマークも〝ハート〟
バレンタインデー直前イベントとして、『デュヴァル=ルロワ』のシェフ・ド・カーブ(醸造責任者)サンドリーヌ・ロジェット=ジャルダンさんをお迎えしてワインメーカーズ・ディナーを行いました。会場は私が全幅の信頼を置いている日比谷松本楼、輸入元ヴィレッジ・セラーズ(VC)です。
ハートがたくさん!
この会に関しては松本楼の見事な集客力のおかげで、募集開始1時間で満席になりました!
スタート前、関係者集合!
(右から)VCのリチャード・コーエン社長&中村芳子専務ご夫妻、青木、サンドリーヌさん、松本楼・小坂文乃副社長、通訳・コメンテーターの大越基裕さん(プロフェッショナル・ワインテイスター)
第1部はフルール・ド・シャンパーニュから
キャロル・デュヴァル=ルロワ当主はお料理上手でシャンパンに合わせたレシピを数多く書いています。山田シェフはキャロルさんのレシピを生かしたメニューを考案してくださいました。グラスはVCがオーストラリアから輸入している『PLUMM プラム』を使用しています。
乾杯とディナー(前菜)用に供出した『フルール・ド・シャンパーニュ プルミエ・クリュNV』は1911年から生産しているアイテムで、シャルドネ70%、ピノ・ノワール30%、ドザージュ8g /L。細やかな気泡、クリーミーな口当たり、ミネラル感、品の良い酸味、万人に好まれるタイプ
料理に合わせて
チーズブレッドスライスとイベリコ豚
イベリコ豚の生ハム、ラグー、リエット
「フルールにはパンのイースト香やベジタルな要素があるので料理に使われているパンや野菜に合わせやすい」と大越コメント
シャンパーニュ地方の規定7品種のなかのひとつ、白ぶどう『プティ・メリエ・ブリュット』100%の希少シャンパン。酸味主体、ミネラル、ベジタル、鋭角的で細身の印象。時間の経過で若干ハチミツの要素。生産時は通常3樽は造りますが、日本への輸入は5年間で36本のみだった由。基本的にキャロルさんが、ソムリエの学習のために生産しているアイテムです。コーエン社長は「初めての試飲」と語っていました。
プティ・メリエはグーエ・ブラン×サヴァニャンの交配品種です。
余談ですが・・・カルフォルニア大学デイビス校の遺伝子学者キャロル・メレディス博士によるDNA鑑定で、〝シャルドネ〟の両親が高貴品種ピノ・ノワールと無名品種グーエ・ブランであることが発表されたのは記憶に新しいところ(と言っても2000年でしたが)です。このグーエ・ブランはフランスではワインに使われるのは禁止されていて、フランスの農家が自家用に栽培していた品種だそうですが、この2種が自然交配して高貴品種シャルドネが生まれました。グーエ・ブランはピノ・ノワールとの交配で、シャルドネのほか、ガメ・ノワール等の16品種も誕生させています。
アンコウとフォアグラのモザイクテリーヌ
フルールやプティ・メリエにはベジタルさがあるので、「中心の料理だけに合わせるのではなく、脇に添えられている野菜たちとも合せて」と大越さん。同意!
メゾン&シャンパンについて解説中のサンドリーヌさんと通訳の大越さん
第2部で『ファム』のマグナム1996&2000登場
マグナムサイズでサービス。(右から)1996年ヴィンテージ(シャルドネ79%、ピノ・ノワール21%、ドザージュ4.5g/L)、2000年ヴィンテージ(シャルドネ95%、ピノ・ノワール5%、ドザージュ4.5g/L)
舌平目とズワイ蟹のファルスをグリエ、ブールフォンデュソース
フランス ブレス鶏と編笠茸のフリカッセ
ヨーグルトとフロマージュブランのムース、ベリーを添えて、カクテル仕立て
フルール・ド・シャンパーニュもマグナムでサービス!
デザートに合わせて楽しめたレディ・ロゼ・セック(ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%、ドザージュ25g/L)
大容量のファム両ヴィンテージ圧巻! ポテンシャルがありました。
同日のランチ時の取材で味わった750mlとは印象が全く異なりました。20年、16年経ているにも関わらず、香り&味わいとも超フレッシュ。酸味活き活き&溌剌としていて、この先、20年熟成させても大丈夫だと確信しました。96に熟成による変化を若干感じましたが、古酒独特の焙煎香はまだ表現されていませんでした。グレート・ヴィンテージの大容量ボトルは〝時間が友達〟であることを、改めて実感しました。
小坂副社長から男性陣にチョコのプレゼント
サプライズに思わず笑顔
コーエン社長と大越さんにもチョコが
皆さまにはサンドリーヌさんからハートのミュズレとDLのシャンパングラスを!
素敵な花束をいただいて
サンドリーヌさんへの贈呈者はワイン仲間の吉井君、このあとハグ(笑)
贈呈者の二瓶さんは、文乃さんと大学の先輩・後輩の間柄
デュヴァル=ルロワの華麗なるアイテム
花束のパステルカラーが春を感じさせてくれました!
■ワインのこころ(2月11日付)ハートのシャンパンから愛を込めて
■ワインメーカーズ・ディナー当日、セミナーとプレスランチがあり、サンドリーヌさん(通訳:大越さん)から同メゾンの特質&アイテムについて細かく伺いました。シャンパンについては重複するアイテムがあるので、この後のブログに記述します。
2016年最初のイベントが終わり、ほっとしています。
ご参加くださった皆さまには心から御礼申し上げます。
来賓の山本博先生には貴重なご意見をいただきました。ありがとうございます!!
サンドリーヌさん、VCのコーエン社長、中村専務、仲野さんはじめ、スタッフの皆さま。会場をご提供くださった松本楼の文乃さん、料理面でわがままを聞いてくださった山田シェフ、シャンパンの供出温度・サービスでお気遣くださった髙橋ソムリエ、映像サポートの髙木さん、泉谷マネージャー&スタッフの皆さま、そしてサンドリーヌさんの通訳をしてくださった大越さん。
本当にありがとうございました!
マダム・キャロル・デュヴァル=ルロワからの1996 のメッセージ
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
今後ともデュヴァル=ルロワをよろしくお願いします。
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