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日本先行発売!ベル エポックの新アイテム『エディション オータム2005』 [シャンパン]

移ろいゆく〝秋〟を愛でるロゼ・シャンパーニュ
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レセプション・パーティーのお部屋はベルエポックカラーの淡グリーン
ウェルカムシャンパンはベル エポック2006




10月19日、世界に先駆けて発売された季節限定キュヴェ『ペリエ ジュエ ベル エポック オータム2005』、そのお披露目が27日@ 港区の八芳園でありました。

冒頭のあいさつでペルノ・リカール・ジャパン(株)のティム ペック社長が、「2012年にも八芳園で限定ボトル『ペリエ ジュエ ベル エポック フローラルエディション2004』の発表を行いました」と述べていましたが、芸術とかかわり深いベル エポックは才能あるアーティストを起用し、エミール・ガレの遺したアネモネボトルで時空を超えた融合& コラボレーションを試みています。

ちなみに11月15日にはウィーンを拠点に活躍するデザイナーデュオ「ミシャー' トラクスラー」との限定コラボレーションパッケージ『ペリエ ジュエ ベル エポック2007 by ミシャー' トラクスラー』(26,500円・税別)を発売する予定です。


初秋をイメージしたイチョウカラーの会場で

来日したエルヴェ・デシャン最高醸造責任者は新アイテム『オータム2005』について、次のように語りました。
エルヴェ:京都を旅した時に、燃えるような色の紅葉にインスピレーションを受け、黄色から赤色に移り変わる秋の様子をボトルの中に詰めたいと思いました。昨秋京都で発表したリミテッド・エディション『 ベル エポック ロゼ2005』が『オータム2005』のベースになっていますが、その繊細なハーモニーと味わいに、ヴァリエーションを加えたものが、このシャンパンです。色調は赤銅のニュアンス、香りはレッドカラント、ザクロ、柿、オレンジの皮の砂糖漬け、軽く焙煎したカカオ豆、また味わいからは秋のエネルギーを感じます。それは秋の夕べに感じることができるものです。清少納言の『枕草紙』にも秋は夕暮れと書いてあるように、秋は夕暮れはとても良いものです。 


真っ赤に紅葉したレッドカラーのお部屋で









セパージュはCH45%、PN50%、PM5% 参考価格 50,000円(税別)




映像とダンスのパフォーマンス





映像クリエイターの花房伸行さんが『オータム2005』を味わって創りあげた映像は、女性ダンサー神戸里奈さんのしなやかな肢体と一体化し、神秘的かつ躍動的なインパクトを与えてくれました。
製作に際して、花房さんから 「シャンパンを口にした瞬間の感覚とその後に広がる余韻が印象的でシャンパンそのものの色香を感じ、一気にイメージが広がりました」というメッセージが届いていましたが、『オータム2005』が口中で変化していく感じが、音楽・ダンス・映像の3つと融合し、シャンパンのごとく、見事なハーモニーを醸し出していました。

エルヴェさんも「花房さんの作品には、私が感じている〝秋〟が すべて含まれていると思いました。つまり秋独特の魅力であるエレガンス、品の良さ、優雅さ等で、それらが音楽によって融合されていると感じました」とコメントしていました。

シェフのドミニク・ブシェとのコラボレーション

この日のもう一つのハイライトは東京・銀座に2015年、グランドオープンしたドミニク・プシェ・トーキョーとのコラボ。スペシャルキュヴェ『オータム2005』に合わせたフィンガーフードが!




季節の記憶=エルヴェ流シャンパーニュ考
エルヴェさんにスペシャル エディションを造るにあたってのポイントを伺ってみました。
エルヴェ:香りを含めて、各季節のセンセーションを記憶しておかなければなりません。各季節にはそれぞれに独特の色があります。温度もそうです。秋は暖かさを感じますが、それは夏の熱とは違う消えゆく熱です。

アッサンブラージュ(ブレンド)する時、シャンパンには寒さを思わせる〝酸〟が存在しているので、酸を基本にすれば、秋を表現するのは、それほど難しい作業ではありません。冬は好きではないのでイメージしません。夏もシャンパンのイメージにはなりません。なぜなら温度が一定していて同じ色しかないからです。私はいつも春と秋を探しています。この2つの季節が表現しやすいのは、温度が変化しているからです。


当日のドレスコードはSomething Autumnでした。 エルヴェさんのネクタイがピンク色だったので、色に関して質問! これに対して「初秋をイメージした色だよ」とエルヴェさん
ワイン界の女性たちからとてもとても人気があるエルヴェさんの魅力は何といっても笑顔!
今回の記念画像でも最高の笑顔をくださいました!

秋を感じる焼き菓子

秋色の袋にはドライフルーツで彩られた焼き菓子が


可愛いメッセージ&紅葉、帰宅後まで秋の余韻を残す心ニクイ演出でした!

製品のお問い合わせはペルノ・リカール・ジャパン(株)℡03-5802-2671


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コメント 2

根本友子

青木先生のページでペリエ・ジュエのプロモーション・レポートをよく拝見しますが、毎回本当に演出が凝っていて“異空間”にいざなわれるかのようですね。

ペリエ・ジュエのシャンパーニュの素敵なところは、
グラン・ブリュットからベル・エポック まで、全てのシャンパーニュに『エレガントさ』『デリケートさ』そしてゴールドではなくダイヤのような鋭い光を放つ『煌き』がボトルに閉じ込められているかのような、共通するスタイルが感じられる事だと思います。


春の『エディション・プルミエール2007』は、ボトルの中に桜の花が丸ごと閉じ込められているかのようなシャンパーニュでしたが、『エディション・オータム2005』もきっとエルヴェさんが固定概念の無い感性で見た日本の秋の“静かな華やかさ”がふんわり詰まっているのでしょうね。
日本人よりも日本の四季の移り変わりをドラマティックに感じて、それを色や香り・味わいに表現できる方なのだなぁ、と「エディション・プルミエール2007」の時に驚きました。機会があれば、ぜひ秋バージョンも味わってみたいです!!
by 根本友子 (2015-10-29 08:49) 

fumiko

根本さん、長文コメント、ありがとうございます。
ロートレックの再現ディナー@松本楼 で供出させていただいたエディション・プルミエールは〝桜〟を彷彿とさせるロゼシャンパンでした。
私はオータム2005に、深まりゆく秋の気配を感じます。色調濃厚、層の厚い味わい、栗のほっこり感、長い余韻、そして爽やかな酸が全体を引き締めています。BEのなかで一番好きなロゼかも。
ブログには記述していませんが、エルヴェさんに料理との相性を伺ってみました。「ロブスター、サーモン、鳩肉、柿やパイナップル、野菜、なかでもコリアンダー」とおっしゃっていました。様々な食材と楽しめそうです。
by fumiko (2015-10-30 01:00) 

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