G.H.マムのスタイルを表現した『ブリュット・セレクション』&『ブラン・ド・ノワール』新登場! [シャンパン]
銀座エスキスでお迎えしてくれたのは、大~好きなコルドン・ルージュ!
2008年が初来日だった最高醸造責任者のディデイエ・マリオッティさん
「ポンパドゥ―ル夫人の名言に、〝シャンパンは女性をさらに美しくする唯一の飲み物〟というのがあります」と嬉しげに語っておりました!
G.H.マム『ブラン・ド・ノワール』はフランス国内では2年前から販売されていますが、自国以外では日本市場が世界初のお披露目になります!
ディデイエ:数量が限られているので入手が難しいアイテムですが、日本のシャンパンラバーの皆さまは大事な方々なのでご披露させていただきます。
ピノ・ノワールはG.H.マムのメゾンを象徴する〝魂の品種〟であり、GC(グラン・クリュ)ヴェルズネイ村のぶどうを100%使用しています。私としては新しいキュヴェを造るチャンスがあることは誇りです。
ディデイエ:ディナーのスタートはG.H.マム『ブラン・ド・ブラン』、100%シャルドネ、100%GC、100%GCクラマン村にこだわったシャンパンです。シャルドネのピュアさ、ミネラル感が特徴。〝クラマン〟は仏語の古語で〝白亜の国〟を意味しています。
きすと干し柿のチュイール/セルフィーユ・チュベロとトリフのクルスティアン
カリフラワーのブランマンジュ、キャビィア添え
和風柑橘の柚子とブラン・ド・ブランの相性が絶妙で印象的でした!
G.H.マムの顔、コルドン・ルージュと合わせて
ディデイエ:造るのが一番難しいアイテム。800万本の量を生産するためのルールやレシピはなく、毎年11月から12月に300種類以上のキュヴェをテイスティングすることで、生まれてくるメゾンの象徴的シャンパン。コルドン・ルージュはマムの世界の導入部のシャンパンであり、新鮮なフルーツのイメージ、それは市場に出たばかりの白い果実や黄色い果実、洋梨、白桃 アンズ等、またフレッシュさを保つための酸味が程よく備わっています。
フォアグラとカキのアンサンブル
カキが不得意な私には、イカが代役でした
サザエのフリカッセ、レモンバームのエミュルション
G.H.マム『ブリュット・セレクション』、このアイテムもフランス以外では、日本が世界初のお披露目です。シャルドネはアヴィズ村とクラマン村、ピノ・ノワールはアイ村、ブージー村、ヴェルズネイ村の5つのGC畑のぶどうを使っていますが、なかでもヴェルズネイ村は1840年にマムが入手した歴史的な由緒ある畑。このシャンパンはまさにブレンドの妙、NVで多種なワインを組み合わせています。リザーブワインは20%使用。ドライフル―ツやスモークした香り、モカやブリオッシュやナッツの香り。アペリティフだけでなく、料理に合わせて楽しめるスタイルです。
金目鯛のポワレ、生姜とジュニバベリーのナージュ
G.H.マム『ブラン・ド・ノワール』
ディデイエ:深みがあり、直線的なシャンパン。ビター感が長い余韻をもたらしてくれます。NVですが、2002年ベースなので10年以上熟成させています。シャンパンは辛抱の世界、それを表現しているシャンパンです。
ピノ・ノワールについて
ディデイエ:ピノ・ノワールはサラブレッドに似ていると思います。純血種で、どこか不安定になるリスクがありますが、騎手がきちんとコントロールすれば力を発揮します。ゆえに、このブラン・ド・ノワールも少しだけ温度を上げて飲むことで、名馬が最速力で走った時にように、シャンパンのなかの秘めたる能力を感じていただけるはずです。
仔牛のロースト、竹の子とトリュフのミルフィーユ仕立て
GHマム『ロゼ』と合わせて
クレーム・ダンジュ、フリュイルージュとレモンの香りのソルベを添えて
素晴らしいハーモニーの絶品!
アルザスのフルール・ド・ビエールのゼリーからはさりげなくビールのホップの香りが漂い、合わせるとことでシャンパンがしっかりした味わいに変わりました。この一皿のなかに20種以上の味わいのパーツが入っていて、それは見事でした!
素敵な食事には素敵なシャンパン(ワイン)は欠かせませんし、素敵なシェフの存在も!
リオネル・ベカシェフは「今回も豊かな知識が得られる経験ができました。テクスチュアの違い、香りの違い、ヨードや 果実、酸味等、いろいろなパレットを使って、シャンパンの多様性に合わせて料理を表現してみました。すべてのシャンパンをテイスティングしてメニューを考えたので、皆さんと同じような喜びを感じています」と語っていました。
シャンパンとの相性を徹底追及した各皿だったので、本当にこころから感激できるマリアージュの数々でした。素敵な感動をありがとうございました!
来月発売とのことですが、数量も少ないアイテムなので、見つけたら絶対に〝買い〟の1本!
製品のお問い合わせはペルノ・リカール・ジャパン(03-5802-2671)まで
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