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<PartⅡ> 奥出雲葡萄園訪問と松江の贅沢な空間『River View』で!   [ワイン]

ワイナリー奥出雲葡萄園に到着しました!

豊かな自然と共生すること、豊かな食材と共生すること
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ぶどう畑の景観、とてもきれいです
すでにレインカットを導入していますが、農薬を極力控えるためには効果的なので早目に使っているとのことで、新梢が出てきた段階で、ビニールの上部を調整していくそうです

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添付図の「道路」を右側にしていただくとぶどう畑の位置がつかめます
ワイナリー奥出雲葡萄園は“食の杜(もり)”の一員で、理想の農場作りの拠点にしようと集まった室山農園のメンバーと、それに賛同して集まった仲間によって構成されています。
食の杜のメンバーは室山農園、大石葡萄園、豆腐工房しろうさぎ、杜のパン屋、木次(きすき)乳業、ワイナリー奥出雲葡萄園です
同葡萄園の母体は木次(きすき)乳業さんで、有機農法のもと、自然に逆らわず、安心して食べられるものを作る、それをモットーにしています。撮りそこなってしまったのですが、食の杜の入り口にはロバたちもいるんですよ

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シャルドネは1998年と2009年に植樹しています。
同葡萄園にはヤマブドウの交配種のホワイトペガール、ブラック・ペガール、小公子などがあります。また欧州系ぶどう品種のシャルドネ、メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨンなども自家栽培して丹念に育てています。安部ワイナリー長が特に力を入れている品種はシャルドネと小公子のようです

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栽培は垣根仕立て、元気なシャルドネたち

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小公子は早生(わせ)品種なので、8月下旬には収穫とのこと

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醸造所内の安倍紀夫ワイナリー長(右)とソムリエ協会中国支部鳥取地区長の岸本吉史さん

安倍ワイナリー長は奥出雲葡萄園を立ち上げるにあたり、技術習得のため、国税庁醸造試験所と丸藤葡萄酒工業の大村春夫社長のところで研修を受けています。「大村さんには、ワインの醸造についてはもちろん、さまざまな“思想”の部分を教わりましたので、私の師匠で、今もいろいろ意見を伺ったりして、長くお付き合いさせていただいています」と語っていました。いい関係ですね

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ラベルも手作業です。回転速度になんとかついていけました、撮影完了!

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樽貯蔵庫は3方向が地下に位置し、自然の温度18度に保たれています

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みどり豊かなゲストルームでテイスティング!
樽を使わないアンウッデッドの『奥出雲ワイン シャルドネ2011』(最左)は酸味がきれいで軽快で飲みやすいタイプ。安部さんは「特に夏に飲んでもらいたいワインです。6月初旬にリリースして秋くらいには売り切る感じで考えています」とおっしゃっていましたが、初夏のテラスで味わうシーンも似合いそうです

お隣は人気の定番、樽を使った『奥出雲ワイン シャルドネ2010』です。「ナッティな感じがうちのシャルドネの特徴です」と安部さん。前日、岸本さんの配慮で2007年ヴィンテージをテイスティングしていたのですが、2010年は樽の使い方も心地良く、2007年と比べ、より洗練されてきた印象を受けました。スギャン・モローの樽が全体の8割、安部さん好みのトヌリエみたいです

小公子デザート(最右)は200mlの甘口ワイン(2500円税込)、一目惚れしたワインです(笑)
“食の杜”にはユートピアの雰囲気があります。その空気感のなかで、お話している安部さんの自然体の物腰が実に良いのです。「ワインは造り手の人柄を表す」と言われますが、小公子デザートは安部さんの個性を反映した優しい味わいでした。生産本数500本、3月11日にリリースされて残数50本程度になっていますが、ご興味のある方は奥出雲葡萄園さんにお電話を。お薦めですよ!

移動途中、本家の木次乳業さんの瓶入り牛乳を飲んでみました。ほっとする味でした
都会の喧騒から離れた別天地、奥出雲山間の“食の杜”で、大いに癒されました
安部紀夫ワイナリー長、ありがとうございました!



松江の贅沢な空間River Viewで
奥出雲葡萄園訪問後、遅いランチを済ませ、iPhoneをみるとツイッターにメッセージが! 
昨日のセミナーでお世話になった中国支部島根地区長の川中実さんからでした。
岸本さんの「川中さんのお店のすぐそばですよ。寄りましょうか」のひとことに激しく同意(笑)
なんとなんと、宍道湖を借景にしたおしゃれなレストランではありませんか

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店名はRiver View、夕日を見ながらシャンパン片手に過ごすには最適の場所です

私は奥出雲ワインの『小公子デザート』を【ワインのこころ】で紹介したいと思い、安部ワイナリー長から1本お預かりしていたのですが、頭の中で、飲み方提案(ロックとソーダ割)をイメージしていました。そのことを岸本さんに話していたことから、「川中さんと3人で試してみませんか」とのナイスなアドバイスがあり、実行することに!

岸本さんが「フルートグラスにCAVAを3分の2ほど入れ、そこに小公子を注ぐと、赤い色がじわっ~と入ってきれいな画像が撮れますよ」と。それが下の画像です

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この画像は、注ぐ人がいないと絶対に撮れません。イメージ通りの連写ができて大満足
おふたりのイケメンソムリエさんの応援があったのですから完璧です!

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色調整でもう少し小公子を注いでみました

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私のおすすめは簡単ロック! 納得、思った通りの味わいになりました、イイですね
かわいい小公子については来週の【ワインのこころ】でご紹介させていただきます!

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テラスから見える寝仏さん
左が嵩山(ダケサン)で、右が和久羅山(ワクラサン)
なるほど、和久羅山が仏さまのお顔に見えます
川中実さ~ん、いろいろありがとうございました!

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名残惜しいですがそろそろ東京に戻る時間です
米子空港に向かう途中の夜景を岸本さんの愛車赤のBMWクーペから撮影
当然のことながら振動がないので、手振れもほとんどなく撮り甲斐がありました!

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鳥取県の境港市は水木しげるさんの故郷なんですね
そこで今回の旅の〆は、きたろうロードの目玉おやじで

たくさんの素敵な皆さまとお目にかかれて、本当に幸せでした
岸本吉史さ~ん、貴重な時間を共有できて嬉しかったです!
いまも出雲大社でいただいたパワーをしっかり感じております。
素晴らしい2日間を、ありがとうございました、感謝を込めて!!
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コメント 4

gillman

日本のぶどう畑はみんなぶどう棚かと思っていたんですが、ヨーロッパのようにこういうのもあるんですね。
by gillman (2012-06-14 15:32) 

fumiko

gillmanさん、はい、その通りです。
日本の固有品種「甲州ぶどう」も棚式だけでなく、
垣根栽培も導入していますよ。

by fumiko (2012-06-14 23:47) 

tsworking

素敵すぎます。
小公子が透明のボトルで供されているのはビックリ。
そして、小公子で合わせ技の写真も素敵。

所で豆腐工房もありましたが、ワインとのマリアージュは如何でしたか?
訪ねてみたいですね。
by tsworking (2012-06-16 00:38) 

fumiko

tsworkingさん、連写画像は頭の中のイメージをそのまま描けたので、
サポートくださったおふたりに感謝、感謝なんです。
シチュエーションも最高でした!
食の杜(もり)では時間的に奥出雲葡萄園さんだけの訪問でした。
残念ながらしろうさぎさんのお豆腐は頂いてないのですよ
by fumiko (2012-06-16 12:10) 

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