桐島洋子さんの『森羅塾』と1937年のヴィンテージワイン [ワイン]
出版社にお勤めのカワシマさんは私の良きワイン仲間です。
先日、彼女と作家桐島洋子先生が開催している『森羅塾』に行ってきました。
http://www.yoko-kirishima.net
先生の連載をカワシマさんが担当しているというつながりがあってのことで、場所は中目黒の一軒家。そこは桐島先生が寺子屋『森羅塾』のために探して見つけたレンタルのお家です。
この界隈は私が1970年代に住んでいたマンションのすぐそばだったので、びっくり! なんだかとても嬉し懐かしの気分になってしまいました。
出迎えてくださった先生から、ふわっ~とした温かな空気感が伝わってきます。オーラのある素敵なマダムです♪
この日の参加者は森羅塾の常連さんと初参加メンバーを入れた10名で、30代、40代の才色兼備のキャリアの女性ばかり。思わず日本の将来に期待! 会の中盤、ワインの話題になり、「貴重なワインがあるの」と先生。仕事ばかの私は思わず「ワイン、見たいです」と。
棚の奥から取り出されたワインは・・・
ポイヤック村にあり、シャトー・ラトゥールに隣接するメドック格付第2級『シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン1937』でした。先生のバースデー・ヴィンテージで、知人から届いた大事なプレゼントとか!
1937年には・・・イギリスではシンプソン夫人と結婚するためにエドワード8世が退位し、ジョージ6世が即位、スペインではゲルニカが爆破され、内乱で国土が荒れ果て、NYではヒンデンブルグ号の事故がありましたが、ワインは20世紀の記憶に残る素晴らしい収獲年だった由。(出典:世紀のワインby 柴田書店)
前書には「ボルドーの白ワイン(辛口・甘口とも)、ロワール、アルザス、シャンパン、ドイツは並外れた当たり年」とあり、「やや酸味がきいているのが1937年の特徴」と記されています。
ボルドーの赤ワインは前述の産地ほどではないにしろ、すぐれた生産者のワインはいつでも一定の水準をキープしているもの。あとは桐島先生が、どのようなシチュエーションでこのワインを飲むかで印象も違ってくると思います。
ご自身と同じ時を過ごしてきたワインがどのような味わいなのか。抜栓は・・・あの時の会話から推測すると喜寿を迎えた時になるのかな~
素敵な骨董の数々、背景の屏風やアール・ヌーヴォーのランプも魅力です!
2008-05-25 13:13
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コメント(6)
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素敵な空間で
素敵なひと時をお過ごしになられたのですね!
うっとり。
私も現在の家に越す前は
目黒の青葉台1丁目のマンションにおりました。
お近くだったのではないでしょうか・・・?
happy-san
by happy-san (2008-05-25 16:02)
happy-san,
コメントありがとうございます♪
happy-sanなら、
30代、40代の才色兼備のキャリアの女性ばかり、にビンゴ!
今度、お声かけしま~す
面白いことに、中にベル・ジュバンスに通っている方が2名おりまして、
私は思わず、桐島先生にもお薦めしてしまいました(笑)
by fumiko (2008-05-25 16:34)
winoさ~ん、撮影しながら「開けたいな~」なんて思っていた私です(笑)
rebeccaさんのnice!の数と、画像の迫力にいつも感嘆している私です!
stickmanさん、ピション・バロン1937同様の貴重なnice、ありがとうございました(笑)♪
by fumiko (2008-05-27 09:24)
YUTAKAさん! チェックありがとうございました!
by fumiko (2008-05-28 00:44)
凄い集会ですね。
by hako (2008-06-04 22:31)
hakoさん、時代の先駆け的存在、桐島洋子さんらしい会でした♪
魅力ある方です!!
by fumiko (2008-06-05 03:28)