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スペインワインテイスティング&スペシャルディナー [ワイン]

ピーター・シセックさん&テルモ・ロドリゲスさん(中央右)

スペインで最も高価なワインとして知られている『ピングス』の造り手ピーター・シセックさんと、超イケメンの注目の醸造家テルモ・ロドリゲスさんの『アルトス・デ・ランサガ』を利くテイスティング会が、『ジョージアンクラブ』で開かれました。主催はスペイン大使館経済商務部です。
右の画像は試飲した『ピングス』の2001、2000、1999、1998と、『アルトス・デ・ランサガ』の2000、2001、2002、2003。

双方ともスペインの固有品種テンプラニーリョを使った、新しいスタイルの高級ワインですが、興味深かったのは供出順序。旧世界のワインでは珍しく、古いヴィンテージから新しいヴィンテージの順でサービスされました。
その理由をおたずねしたところ、ロドリゲスさんは「私も、正直どの順序にしようか迷いました。と言いますのも、最初に2003年をテイスティングすると、他のワインの味を覆ってしまい、マスクをかけた状態になってしまうことを心配しました。『アルトス・デ・ランサガ』は熟成させて飲むことを狙ったワインです。今日はそれほで古いヴィンテージはありません。2003年はまだ瓶詰して1年にも満たないワインですし、2000年と言ってもまだ6年しか経っていません。全体的に若いワインという風にお考えください」と答えていました。

落ち着きがあり、ベストな状態にある2000年ヴィンテージから2001、2002、2003と若いヴィンテージに進むことで、ロドリゲスさんの狙う「熟成させて飲む」の意味がしっかり伝わってきました。
また、年間生産量が約5000本しかない『ピングス』は、スペイン国内では入手困難とか。垂直試飲ができた幸せを実感しました♪

【追加の画像で~す】

昨日の『ジョージアンクラブ』に続き、『コンラッド東京』で行なわれたピーター・シセックさん(右)とテルモ・ロドリゲスさんのセミナーでの2ショット、素敵な笑顔です♪
http://www.jp.winesfromspain.com


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ワイナリー和泉屋

先生、お疲れ様でした。写真ありがとうございました。
ピングス2000&2001、美味しかったですねぇ。
あと数年たって飲んだらとろけそうですね。
同じ会の報告なのにどうして先生のページは格調高い
んだろうか・・・・。
この日はちょっとおしゃれしていきました、えへっ。
by ワイナリー和泉屋 (2006-05-31 08:48) 

fumiko

新井治彦社長殿
いつもはアロハのHaruさんが、ピンクのネクタイで決めていましたね(笑)
ワインに関して言えば、私はテルモさんのAltos de Lanzaga2000(Rioja)とMountain Molino Real1996(Malaga)が好きでした。
ジョージアンクラブではリーデルのヴィノム・シリーズでワインが供出されていましたが、翌31日、コンラッド東京でのセミナーではエクストリーム・シリーズでした。面白いことに、この日、一番良いと感じたのはHacienda Monasterio Reserva Especial1998(Ribera del Duero)。前日とまた違った印象だったので、“グラス”の存在がいかに重要かを再認識した青木です!
by fumiko (2006-06-04 09:26) 

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