“Sakura + Beaujolais”で八芳園に行きましょう♪

昨年、アサヒ・コムの “秋特集”でボージョレにはヌーボーから10のクリュまであることを書きました。毎春、行われているお洒落なイヴェントについても触れましたが、今回、その催しをご紹介できるチャンスがやってきました。アサヒ・コム掲載記事

ボージョレワイン委員会は長年、「ボージョレ・ヌーボーだけがボージョレではありませんよ～」と、声高に騒いで、日本で“桜とボージョレワイン”の集いを行っています。今年も4月2日＆3日の両日、
白金台の『八芳園』で夜桜を愛でながらの宴が行われます。詳細はフランス食品振興会（SOPEXA）のメル・マガに出ていますが、これはとてもとてもお薦めできる無料試飲会です。詳細はこちら

昨年はカレッジの生徒さんもたくさん参加し、満足していました。中でも印象的だったのは・・・ボージョレの品種「ガメイ」が苦手で、苦手ゆえにブラインドでもこの品種だけはピッタリ言い当てていた生徒が、１０のクリュ・ボージョレをすべて試飲したことで、ガメイに対する認識が変わったことです。諺を真似るなら、百聞は一見ならぬ “一飲” に如かずですね。

そして、景観については・・・太宰治は『富嶽百景』の中で、「富士には月見草がよく似合う」と表現していましたが、私は『青木冨美子の公式blog』の中で 、「ボージョレには桜がよく似合う」と対抗してみたいと思っています（笑）！ご同感いただけましたら嬉しいで～す。

さて、冒頭の画像は、機関誌making用に撮影したものです。
今回機関誌の表紙は、河津桜をアーチ型に仕立て、黒色のデコラ板を利用。そこに映る桜とワインを絡ませ仕上げた作品です。尊敬する帆足カメラマンの“帆足マジック”の世界、撮影秘話はこちら

コメント 4

青木先生、とても美しい表紙だと思いました。

ボージョレの華やかさ、軽やかさが、桜のイメージと合っていますね。例えばブルゴーニュのグラン・クリュでは全然イメージが合わないです。このマリアージュの美的センスは、僭越ながらさすがと思いました。写真も美しいです。ちょっと個人のサイト http://tamagawa.net/yutaka/wine/ にも感想を書かせていただきました。八芳園も都合がつけば、是非参加したいイベントです。天気がいいといいですね。

僕が個人的に参加しているワイン会でも、次回のテーマは奇しくも「桜に合うワイン」です。持ち寄りなのですが、今から何にしようと悩むのが楽しいです。誰でも思いつくと思いますが、ロゼで自然派のペティアンなんかもいいかなと思ったりしていますが、もっと捻りたいところ・・

前回も書いたのですが、季節先取りはやっぱり粋です。今日も、フランスからみえた生産者のご夫婦ｙとの会食で、桜柄の着物を着た妻を紹介して、今、なぜ桜を着るのかのWhyについて説明をしました。桜が咲き始めたら、もう桜の柄の着物は着ないのが美徳とされています。それは主役が桜だからです。その桜を待ち望む気持ちが、着物に現れているのですよ、と伝えたら、少し分かってもらえたようで日本人として嬉しかったです。

いつも有用な情報をありがとうございます。
by YUTAKA (2006-03-19 01:56) 

YUTAKA-san、nice!マーク嬉しいです♪
桜とボージョレは自分の中でも大好きな組み合わせ。それから、この画像も大好きなもので・・・。八芳園は素敵なイヴェントなので、是非覗いてみてくださ～い。
>ロゼで自然派のペティアンなんかもいいかなと思ったりしていますが
な～るほど、イメージ沸いてきますよ。
>桜が咲き始めたら、もう桜の柄の着物は着ないのが美徳
そうなんですよね、私も “粋”に生きたいと切望しておりますもので。
今度、桜柄のお着物のマダムのお写真、見せてください～♪
by fumiko (2006-03-19 10:09) 

青木先生
今日も駒沢公園を走ってきましたが、なんと桜が咲いていました♪
開花宣言も出たんですね。
つぼみは真ん丸に膨らんでいて、あと数日でわーっと咲き出しそうです。
走りながらお花見してきました!!
by Ｄ (2006-03-21 23:56) 

Dさん、ジョギング日和でしたね。
私も今日、溜池山王駅からホテル・オークラに続く坂道を歩いていて、街路樹の桜がほんのりピンク色になっているのに気付きました。
4月初旬が満開だと嬉しいのですが・・・開花のタイミング、気になるところです。
by fumiko (2006-03-22 01:29)