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9月14日世界市場に向けてリリースされたヴィニエド・チャドウィック2021 [チリワイン]

 9月18日はチリの独立記念日
 チリ人にとってクリスマスと同じくらい大事な日が独立記念日
 18日のナショナルデーを挟んだ1週間は街中にぎやか
 国旗や3色のリボンが飾られています!


 祝賀ムードにあふれる時期に世界市場に向けて発売を開始した
 チリ最高峰の赤ワインとして評価が高い『ヴィニエド・チャドウィック』
 最新ヴィンテージ2021年🍷


 道先案内人のおふたり
 アジア・マーケティング・ディレクターのサブリナ・トゥミノさん
 アジア・パシフィック・リージョナル・ディレクターのジュリアン・ポティエールさん

 9月14日の発売を前に、7月末、アジア圏担当のおふたりが来日し、
 ヴィニエド・チャドウィックの垂直試飲を交えながら、
 最新ヴィンテージをひと足早く紹介しました。


 右から左の順に
 2000年、2010年、2013年、2014年、2020年&最新ヴィンテージ2021年
 ヴィニエド・チャドウィックは近年、
 ラ・プラス・ド・ボルドー(ボルドーの流通システム)で販売しています。

 [NEW]2021年ヴィンテージ
 ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン97%、PV3%
 樽熟成:22ヶ月、フレンチオークの新樽80%とオーストリア産フードル20%
 フードルの容量は1500Lと3000L
 適度に冷涼だった生育期のおかげで、ぶどうは均一な熟度を得ることができ、
 ワインはフレッシュかつ緊張感にあふれ、複雑性の高いアロマを備えてエレガント




 ベルリンテイスティングの勝者2000年ヴィンテージ
 ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン100%
 樽熟成:18ヶ月、フレンチオークの新樽100%
 初ヴィンテージは1999年で、このヴィンテージが2番目
 2004年1月に開始されたベルリン・テイスティングで、
 同ヴィンテージのボルドー1級格付けワインや、伊スーパー・タスカンを抑えて1位に!
 ワイン業界を驚愕させた伝説のワインテイスティングの軌跡はコチラをご覧ください。


      2013年ヴィンテージ
      ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン100%
      樽熟成:22ヶ月、フレンチオークの新樽90%
      冷涼年だった2013年は、フレッシュでフードフレンドリーな印象
      フローラルなアロマ、赤系果実、スパイスやバルサミコのニュアンス
      「2013年と2021年が気に入っています」とジュリアンさん

 人気コミック『神の雫』に登場した究極のマリアージュ
 第9巻に登場したヴィニエド・チャドウィック2013 × プレ・サレ仔羊のロースト
 ローザンヌバレエコンクールのバレリーナのようにしなやかと形容されました。
 世界で最も有名なブランド羊。塩分を含んだ草を食べて育った仔羊肉


      マリアージュの再現
      入社して8年のサブリナさんはこのマリアージュを夢見てきたようです。
      能田シェフが今回のために特別に取り寄せてくださったプレ・サレ
      なまじの言葉はいらない仔羊でした!
      素直で自然体の旨味が広がり、
      肉質とワインのミネラルが口中で渾然一体[わーい(嬉しい顔)]

      2020年ヴィンテージ
      ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン100%
      樽熟成:22ヶ月、フレンチオークの新樽75%とオーストリア産フードル25%
      温暖年の2020年は例年より2週間早く収穫
      暖かくて乾燥した気候条件のもと、畑での緻密な栽培管理が功を奏し、
      ぶどうはバランス良く熟し、凝縮感の高いワインになりました。
      色の濃いベリー系果実、カカオ、ナツメグ、刻みたばこ、甘いスパイス
      オークのニュアンスがあり、石灰質の感触を思わせる木目細かなタンニン


 会場は資生堂ファロ
 能田耕太郎シェフとサブリナさん

 シェフのこだわりでオールラム
 タリアテッレ 仔羊のラグーソース

     仔羊のラビオリ セージバターソース

  国際的評価一覧
  ジェイムズ・サックリングは2014年と2017年に100点評価
  ティム・アトキンMWは2021年ヴィンテージに100点評価しました!


              🍷 🍷 🍷 🍷 🍷

 
 【番外編】
 5月のチリ訪問で初日に、マイポ・ヴァレーのプエンテ・アルトにある
 ヴィニエド・チャドウィックに伺いました。
 チャドウィック当主(当日は海外出張中でした)の生家で、
 父親ドン・アルフォンソさんから譲り受けた土地15㌶をぶどう畑に転換
 世界に誇るカベルネ・ソーヴィニヨンのワインを造っています。

 ポロの名選手だった父親アルフォンソさんの活躍が偲ばれる数々のトロフィー

 世界に誇る銘醸地を当主の愛娘マギーさんとアレハンドラさんと

   テイスティングの解説はマギーさん
   2000年、2010年、2018年、2020年&リリース前の2021年(2023年5月22日試飲) 

   2000年ヴィンテージ

       2021年ヴィンテージ


      8月初旬に来日したチャドウィックさんと久々に再会できました。

      6年程前から取り組んでいる畑の改革についてお話を伺うことができました。
      所有する15㌶の畑はマサルセレクションですが、
      その半分に2種のクローンを使い、改植を進めている由。
      ワインはまだ市場には出ていませんが、デビューすることになれば、
      ヴィニエド・チャドウックの生産量も増やせます。
      また、新樽比率も少しずつ減らしていますが、樽熟期間についても、
      ワインメーカーのフランシスコ・ベッティグさんと意見交換しながら、
      22ヶ月から18ヶ月に減らす方向でトライアルしているようです。
      チャドウィック当主のあくなき挑戦、楽しみです!

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