ドメーヌ・コーセイ取材の後日談 ~ ナダリエの樽、ふくみ天平、パトリック・レオンのロゼ~ [ドメーヌ・コーセイ]
ワイン王国『Mr.メルロのワイン道』番外編
チリ取材に出かける1週間前5/13に、長野県のドメーヌ・コーセイを訪問しました。
ワイン王国の130号(2022年9月号)からスタートした連載『Mr.メルロのワイン道』の最終回に併せた企画で、味村興成エノロジストには、現行VTのテイスティング、樽違いの比較試飲、ぶどう畑の視察、樽貯蔵庫での試飲、醸造所内の案内をお願いしました。詳細は135号(2023年7月号/6月5日発売)にリポートしてありますので、ご笑覧いただけましたら幸いです。
アライブのぶどう畑
初々しい新梢!
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
樽メーカー違いの2019年産メルロ
瓶内熟成を考察しました。
4つの樽は左からシルヴァン、ナダリエ、ルモン&カントン
シルヴァンの拠点はサンテミリオン
ナダリエの拠点はメドック南西部
今回の比較試飲でのマイベストはナダリエでした。
そこで、オークバレルの早川雅巳社長にナダリエについて質問してみました。
何と何と、届いたメールには・・・
オーク補助材の話でしたが、先日までナダリエに行っていました。
ナダリエは樽材の買い付け、自然乾燥、製樽と大変コンスタントで、
日本ではメルシャン、城戸ワイナリーが使っています。
全体のバランスの良さに加え、特にボルドー品種との相性が良く、
スパイシーさ、スモーキーさが付加されると思います。
フルーツも表現され、ワインに適度の厚み、深みを与えてサポートします。
地理的な優位性もあり、ボルドーではメドック側でのシェアが高いようです。
USA、南米、中国も高シェアを保っています。
とのお返事を頂戴しました。
実は、2021年にドメーヌ・コーセイを初訪問した折、
今回同様、2019年産メルロを試飲しましたが、その時のマイベストもナダリエ
ドメーヌ・コーセイのメルロとナダリエの相性が良いことを再認識しました!
カントンは仏タランソーが買収した樽メーカー
樽熟成庫の味村興成エノロジスト
ドメーヌ・コーセイの畑にはバラの名が付いています。
5月半ばの訪問では、畑のバラたちはまだ咲いていなかったので、
現行VTの試飲時、マダム味村が用意してくださったバラ、さすがの気配り![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
たねやのふくみ天平がメルロに良く合うのでお土産に持参
私はフレンチオークと合わせるのが好きなのですが、
味さんもスタッフの皆さんとトライ
「最中のペアリングは、4人対2人でアメリカンが合うとの声が多かったです。
とっても美味しい最中でした」とのお返事がありました!
マダムが用意してくださった松本ショコラ・ドゥ・ボヌールのガトーショコラ
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
取材後は塩尻駅前のFontana del Vinoでランチ
私はメルロにこだわっていた故パトリック・レオンのシャトー・レ・トロワ・クロワのロゼを味さんに試飲して欲しいと思っていたので、持参し、ランチでロゼ対決してみました。
若々しい味さんロゼ、微発泡のニュアンスもロゼに爽やかさを与えています。
トロワ・クロワは香りも酸も控えめながら、中盤から果実の旨み、凝縮感が広がりました。
色調にもそれぞれの個性が出ています。
5月23日に味さんから届いたメールには「トロワ・クロワを観察していましたが、昨日の夕食で豚肉と合わせたところ最高でした。抜栓後、約10日も経過しているのに全く健全で果実味も残っており、フランスのロゼの底力を感じました」との嬉しいコメントが!
オリシスの除梗機
ドメーヌ・コーセイもトロワ・クロワも使用、セニエによるロゼ製法
2ワイナリーには共通点が多いです!
元メルシャンの松尾弘則さんも合流
シェフがロゼに合わせて考えてくださったひと皿
野中シェフを交えた記念ショット
お世話になりました!
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
7月2日、信頼するワイン仲間ご夫妻とロゼを比較試飲
5月半ばの時より落ち着いた印象
「果実感あふれる香りと味わいのメルロ・ロゼが好き」とSayaさん
「トロワ・クロワの中盤からの凝縮感さすがパトリック・レオン直伝」と
Daisukeさん
お取り寄せしたフューモアールの燻製ともナイスマリアージュ!
ヒマラヤのピンクソルトとの相性は、
お塩だけで合わせるとトロワ・クロワ
ラデッシュと合わせると野菜に甘さがドメーヌ・コーセイのロゼの甘さと相乗
3人の結論が一致しました!
ドメーヌ・コーセイのロゼはコチラから!
チリ取材に出かける1週間前5/13に、長野県のドメーヌ・コーセイを訪問しました。
ワイン王国の130号(2022年9月号)からスタートした連載『Mr.メルロのワイン道』の最終回に併せた企画で、味村興成エノロジストには、現行VTのテイスティング、樽違いの比較試飲、ぶどう畑の視察、樽貯蔵庫での試飲、醸造所内の案内をお願いしました。詳細は135号(2023年7月号/6月5日発売)にリポートしてありますので、ご笑覧いただけましたら幸いです。
アライブのぶどう畑
初々しい新梢!
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
樽メーカー違いの2019年産メルロ
瓶内熟成を考察しました。
4つの樽は左からシルヴァン、ナダリエ、ルモン&カントン
シルヴァンの拠点はサンテミリオン
ナダリエの拠点はメドック南西部
今回の比較試飲でのマイベストはナダリエでした。
そこで、オークバレルの早川雅巳社長にナダリエについて質問してみました。
何と何と、届いたメールには・・・
オーク補助材の話でしたが、先日までナダリエに行っていました。
ナダリエは樽材の買い付け、自然乾燥、製樽と大変コンスタントで、
日本ではメルシャン、城戸ワイナリーが使っています。
全体のバランスの良さに加え、特にボルドー品種との相性が良く、
スパイシーさ、スモーキーさが付加されると思います。
フルーツも表現され、ワインに適度の厚み、深みを与えてサポートします。
地理的な優位性もあり、ボルドーではメドック側でのシェアが高いようです。
USA、南米、中国も高シェアを保っています。
とのお返事を頂戴しました。
実は、2021年にドメーヌ・コーセイを初訪問した折、
今回同様、2019年産メルロを試飲しましたが、その時のマイベストもナダリエ
ドメーヌ・コーセイのメルロとナダリエの相性が良いことを再認識しました!
カントンは仏タランソーが買収した樽メーカー
樽熟成庫の味村興成エノロジスト
ドメーヌ・コーセイの畑にはバラの名が付いています。
5月半ばの訪問では、畑のバラたちはまだ咲いていなかったので、
現行VTの試飲時、マダム味村が用意してくださったバラ、さすがの気配り
![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
たねやのふくみ天平がメルロに良く合うのでお土産に持参
私はフレンチオークと合わせるのが好きなのですが、
味さんもスタッフの皆さんとトライ
「最中のペアリングは、4人対2人でアメリカンが合うとの声が多かったです。
とっても美味しい最中でした」とのお返事がありました!
マダムが用意してくださった松本ショコラ・ドゥ・ボヌールのガトーショコラ
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
取材後は塩尻駅前のFontana del Vinoでランチ
私はメルロにこだわっていた故パトリック・レオンのシャトー・レ・トロワ・クロワのロゼを味さんに試飲して欲しいと思っていたので、持参し、ランチでロゼ対決してみました。
若々しい味さんロゼ、微発泡のニュアンスもロゼに爽やかさを与えています。
トロワ・クロワは香りも酸も控えめながら、中盤から果実の旨み、凝縮感が広がりました。
色調にもそれぞれの個性が出ています。
5月23日に味さんから届いたメールには「トロワ・クロワを観察していましたが、昨日の夕食で豚肉と合わせたところ最高でした。抜栓後、約10日も経過しているのに全く健全で果実味も残っており、フランスのロゼの底力を感じました」との嬉しいコメントが!
オリシスの除梗機
ドメーヌ・コーセイもトロワ・クロワも使用、セニエによるロゼ製法
2ワイナリーには共通点が多いです!
元メルシャンの松尾弘則さんも合流
シェフがロゼに合わせて考えてくださったひと皿
野中シェフを交えた記念ショット
お世話になりました!
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
7月2日、信頼するワイン仲間ご夫妻とロゼを比較試飲
5月半ばの時より落ち着いた印象
「果実感あふれる香りと味わいのメルロ・ロゼが好き」とSayaさん
「トロワ・クロワの中盤からの凝縮感さすがパトリック・レオン直伝」と
Daisukeさん
お取り寄せしたフューモアールの燻製ともナイスマリアージュ!
ヒマラヤのピンクソルトとの相性は、
お塩だけで合わせるとトロワ・クロワ
ラデッシュと合わせると野菜に甘さがドメーヌ・コーセイのロゼの甘さと相乗
3人の結論が一致しました!
ドメーヌ・コーセイのロゼはコチラから!
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