ドメーヌ・コーセイの新ヴィンテージ 樽違いの片丘メルロ2020&メルロ・ロゼ2021をマリアージュと併せてご紹介 [ドメーヌ・コーセイ]
3月にリリースされた待望のヴィンテージ2020
ドメーヌ・コーセイ 片丘メルロ フレンチオーク2020、同アメリカンオーク2020
尊敬する味村興成エノロジストの2度目のヴィンテージ
ともに樽100%(新樽および一空樽)、樽育成期間11ヶ月、無濾過で瓶詰め
日本らしい“清涼感”を纏ったワイン
2020年ヴィンテージのラインナップ
フレンチオークは深みのある紫色、アメリカンオークは赤紫色。香りは前者のほうが開いていて、後者は控えめ、2019年とは真逆でした。ドメーヌ訪問で、アメリカンオークの“カントン”が従来のそれとは一線を画す優れものであることがわかっているだけに、この香りの出方の違いにはホント興味津々。
前者には酸味やタンニンの要素、フレンチオーク由来の“品格”があります。後者はメルロの果実感、タンニンもまるくて飲みやすいので、渋味に慣れていない赤ワイン入門者には受け入れやすい味わいだと思いました。
味さんご自身、テクニカルシートに、「フレンチオークはトップの香味、甘いヴァニラ、豊かでまろやかに広がるタンニン、複雑で厚味のあるミドルと長く続く余韻。アメリカンオークはタイトな木目をとおし、ナツメグ、シナモンのアクセント、キャラメル、ブリオッシュ、トースティーナをニュアンスをあたえ、ワインに優雅さ、繊細なバランスをもたらします」と記していますが、厳選した樽と畑のぶどうとの関係を熟知している味さんならではの技量・才覚が発揮された2020年ヴィンテージです。
✥昨年11月にドメーヌ・コーセイを訪問してきました。ぶどう畑、醸造施設、樽へのこだわり等をリポートしています。樽についての記述はお役に立つと思います。
2019年ヴィンテージについて少しだけプレーバック 2020年12月、待ち焦がれていた片丘メルロ2019の、
フレンチオークとアメリカンオークがデビューしました!
2種のワインについては、ワインのこころで紹介しました。
素晴らしい快挙
2021年10月、仏ボルドーで開催された品評会
『ボルドー酒チャレンジ』で片丘メルロ2019 フレンチオークが最高金賞を受賞!!
アメリカンオークも銀賞をゲットしました。
同品評会は、世界の最も優れた酒、新しい酒を選出することを目的にしています。
2019年秋から醸造を開始したばかりのワインが最高金賞受賞したことは、快挙であり、
こころから賞賛できます!
日本のミスター・メルロ 味さんの実力が評価されて、本当に嬉しいです!
おめでとうございます
【マリアージュ編】
メルロ・ロゼ2021@Non Solo Vino
ここ数年、私はもっぱら春菊生食派!
熱を通すより、香りも味わいも馴染みやすく栄養価もあり
イチゴとはイイ相性!
ぶどうを除梗・破砕後、タンクに入れ、その後、しばらくして淡いピンク色の果汁を別のタンクに引き抜いて発酵させるセニエ法、ステンレスタンクで低温でゆっくりと発酵させることで、フレッシュ&フルーティなスタイルに。「2021年は発酵で生じる炭酸ガスをほんの少し残して瓶詰めしています」と味さん。
色調はサーモンピンク、ソフト&木目細かいタンニンの存在、中盤から広がる酸味は好印象。レモンやイチゴの酸と素直に同調。鯛の桜蒸しは塩味が繋ぎ役になり、桜蒸しのとろみと旨味が無清澄・無濾過のロゼの旨味と相乗、万能選手のロゼ!
お気に入りの京都『和久傳』のお取り寄せ
鯛の桜蒸しはとっても美味!
東京の人気スポット押上 スパイス・カフェ
伊藤オーナーにお願いして、
片丘メルロ2020の2種を持ち込ませていただきました!
さまざまなカレーと合わせて
真鯛とホタルイカのカルパッチョ × フレンチオーク
ホタルイカと合せても臭みが出ずナイスバランスだったフレンチオーク凄すぎ!
バターチキンのまろやかさ × フレンチオーク
ラムキーマとビリヤニのスパイス感 × アメリカンオーク
食べ飽きしないビリヤニ大好き
つぶ貝と人参のビリニヤ、サンバル、チキンカレー
2019年ヴィンテージの時もフレンチオークは料理に寄り添ってくれたのですが、
新ヴィンテージも素晴らしい包容力。味村興成恐るべし!
ナツメグ、シナモン等の要素があるアメリカンオークが相性では優位と予想していたのですが、フレンチオークの懐の広さに脱帽。有意義で楽しい時間になりました!
ワイン王国webの記事もご笑覧いただけましたら幸いです🍷
帰路は駅までスカイツリーを眺めながら
たねやのもなかともびっくりの相性
尊敬する味村興成エノロジストの2度目のヴィンテージ
ともに樽100%(新樽および一空樽)、樽育成期間11ヶ月、無濾過で瓶詰め
日本らしい“清涼感”を纏ったワイン
2020年ヴィンテージのラインナップ
フレンチオークは深みのある紫色、アメリカンオークは赤紫色。香りは前者のほうが開いていて、後者は控えめ、2019年とは真逆でした。ドメーヌ訪問で、アメリカンオークの“カントン”が従来のそれとは一線を画す優れものであることがわかっているだけに、この香りの出方の違いにはホント興味津々。
前者には酸味やタンニンの要素、フレンチオーク由来の“品格”があります。後者はメルロの果実感、タンニンもまるくて飲みやすいので、渋味に慣れていない赤ワイン入門者には受け入れやすい味わいだと思いました。
味さんご自身、テクニカルシートに、「フレンチオークはトップの香味、甘いヴァニラ、豊かでまろやかに広がるタンニン、複雑で厚味のあるミドルと長く続く余韻。アメリカンオークはタイトな木目をとおし、ナツメグ、シナモンのアクセント、キャラメル、ブリオッシュ、トースティーナをニュアンスをあたえ、ワインに優雅さ、繊細なバランスをもたらします」と記していますが、厳選した樽と畑のぶどうとの関係を熟知している味さんならではの技量・才覚が発揮された2020年ヴィンテージです。
✥昨年11月にドメーヌ・コーセイを訪問してきました。ぶどう畑、醸造施設、樽へのこだわり等をリポートしています。樽についての記述はお役に立つと思います。
2019年ヴィンテージについて少しだけプレーバック 2020年12月、待ち焦がれていた片丘メルロ2019の、
フレンチオークとアメリカンオークがデビューしました!
2種のワインについては、ワインのこころで紹介しました。
素晴らしい快挙
2021年10月、仏ボルドーで開催された品評会
『ボルドー酒チャレンジ』で片丘メルロ2019 フレンチオークが最高金賞を受賞!!
アメリカンオークも銀賞をゲットしました。
同品評会は、世界の最も優れた酒、新しい酒を選出することを目的にしています。
2019年秋から醸造を開始したばかりのワインが最高金賞受賞したことは、快挙であり、
こころから賞賛できます!
日本のミスター・メルロ 味さんの実力が評価されて、本当に嬉しいです!
おめでとうございます
【マリアージュ編】
メルロ・ロゼ2021@Non Solo Vino
ここ数年、私はもっぱら春菊生食派!
熱を通すより、香りも味わいも馴染みやすく栄養価もあり
イチゴとはイイ相性!
ぶどうを除梗・破砕後、タンクに入れ、その後、しばらくして淡いピンク色の果汁を別のタンクに引き抜いて発酵させるセニエ法、ステンレスタンクで低温でゆっくりと発酵させることで、フレッシュ&フルーティなスタイルに。「2021年は発酵で生じる炭酸ガスをほんの少し残して瓶詰めしています」と味さん。
色調はサーモンピンク、ソフト&木目細かいタンニンの存在、中盤から広がる酸味は好印象。レモンやイチゴの酸と素直に同調。鯛の桜蒸しは塩味が繋ぎ役になり、桜蒸しのとろみと旨味が無清澄・無濾過のロゼの旨味と相乗、万能選手のロゼ!
お気に入りの京都『和久傳』のお取り寄せ
鯛の桜蒸しはとっても美味!
東京の人気スポット押上 スパイス・カフェ
伊藤オーナーにお願いして、
片丘メルロ2020の2種を持ち込ませていただきました!
さまざまなカレーと合わせて
真鯛とホタルイカのカルパッチョ × フレンチオーク
ホタルイカと合せても臭みが出ずナイスバランスだったフレンチオーク凄すぎ!
バターチキンのまろやかさ × フレンチオーク
ラムキーマとビリヤニのスパイス感 × アメリカンオーク
食べ飽きしないビリヤニ大好き
つぶ貝と人参のビリニヤ、サンバル、チキンカレー
2019年ヴィンテージの時もフレンチオークは料理に寄り添ってくれたのですが、
新ヴィンテージも素晴らしい包容力。味村興成恐るべし!
ナツメグ、シナモン等の要素があるアメリカンオークが相性では優位と予想していたのですが、フレンチオークの懐の広さに脱帽。有意義で楽しい時間になりました!
ワイン王国webの記事もご笑覧いただけましたら幸いです🍷
帰路は駅までスカイツリーを眺めながら
たねやのもなかともびっくりの相性
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