コロナ後の『安全な国ランキング』第1位はスイス、それは納得・・・日本は!? [離れて繋がる #新型コロナウイルス]
レマン湖畔にあるフレディ・マーキュリーの銅像
photo by M Naganawa (2020年6月10日撮影)
朋友Naganawaさんから届いたフレディ像
なんと、昨日モントル―に出かけて撮影してくれた超フレッシュな画像、感激!!
私もフレディのために黄色いお花を!
photo by M Naganawa (2020年6月10日撮影)
2019年に、アカデミー賞の4部門(主演男優賞、編集賞、音響編集賞、録音賞)を獲得した『ボヘミアン・ラプソデー』は大好きな作品のひとつです。『クイーン』のボーカル、フレディ・マーキュリーが愛したスイス。私にとってスイスは未踏の地なので、絶対に訪問したいと思っています。しっかり貯金して『ル・モントルー・パレス』の豪華なお部屋にも宿泊したいです。Naganawaさんがスイスの住民でいる間に行かなくちゃ!!
余談ですが、フレディを演じたラミ・マレックの立ち姿も雰囲気があって魅力的でした。コロナのせいで、公開が11月になっている007の最新作『NO TIME TO DIE』のマレックの登場も楽しみ!
さてさて、今回、なんでスイス話題かというと・・・フォーブスが The 100 Safest Countries in the World for Covid-19との記事(5日付)をアップしていたからです。調査を行ったのは、香港にある投資会社Deep Knowledge Ventures 傘下の、企業と非営利団体のコンソーシアムDeep Knowledge Groupで、11,400のデータポイント(検査や感染追跡の効率性、政府の対応や医療システムの充実度等を評価したもの)をベースに分析したとのこと。首位から10位までを見てみると、
第1位:スイス 納得!
第2位:ドイツ
第3位:イスラエル
第4位:シンガポール
第5位:日本 なんで!?
第6位:オーストリア
第7位:中国
第8位:オーストラリア
第9位:ニュージーランド、これって評価低すぎでは
第10位:韓国
世界遺産のラヴォーのぶどう畑
photo by M Naganawa
スーパー才女NaganawaさんとはFBやメールで連絡を取り合っていますが、首位がスイスだったので、早速、メールで最新情報を伺ってみました。
いつもの日常に戻りつつあるスイス
source: Swiss Confederation/スイス連邦内務省保健局
映画や演劇、ディスコやナイトクラブ(深夜0時まで)、山のリフト、レストランでの食事(4人以上)などが許可されています。まぁ、性風俗業についての記載も!!
高校や大学はオンラインでの授業がメイン、一般企業も今まで同様在宅ワークを奨励しているようです。接触のあるスポーツ、30人以上のプライベートな集い、300名以上の政治・社会的デモ、300名以上のイベントは禁止、6月24日から1000人までのイベントOK、それ以上の人数は8月31日まで禁止!
渡航に関しては、来週の15日から、すべてのEU/FETAとUKとの国境が開くとのこと。スイスは欧州内の他国が発令していた外出禁止までの厳しい規制はなく、今でもマスクの着用は義務ではないそうです。スイス政府が個人の責任ある行動を信頼しているからなのでしょう。WHOの本部がある国ですし、ね。
photo by M Naganawa
街中では適度な距離を保ちながら
photo by M Naganawa
美術館はまだ人が少ないですね。
スイスの環境、羨ましいです!
アジアの新規感染者数
出典:nikkei.com
前述した10位までのランキングで、NZに関しては、「え~っ!」という印象です。
アーダーン首相のCOVID-19対策はお見事でしたし、例えば、3月のロックダウン中に申請した従業員の給与助成金の振り込みは僅か4日程度という迅速さ。6月8日には国内のコロナ感染者ゼロ達成で、国境封鎖以外、コロナ以前の日常に戻りました。日本と同じ島国なのに、リーダーの実行力や支給金対応の違いをものすごく感じています。
加えて、アジアの新規感染者ですが、赤い色が濃いほど人数が多いことを示すヒートマップを見るとインドやパキスタンが増加傾向。SARSの時の失敗を教訓にして、早い段階から感染症対策を実施し、鮮やかな手腕を発揮していた台湾(中国の反対が原因でWHOに加盟できない国なので、それが要因になっているのかも知れませんが)や、台湾と同じくSARSの体験をCOVID-19対策に反映させ、徹底した隔離を行って、死者「0」を死守しているベトナムはヒートマップでも落ち着いているのがわかります。それなのに、100位までのランキング表では台湾が16位、ベトナムが20位。なんでそんなに低いの、って感じ!!
遅れているPCR検査
出典:nikkei.com
ランキングで5位に位置していた日本。マスクの徹底や手洗いの実行で何とか凌いできた国ですが、PCR検査に関してはものすごく遅れています。nikkei.comによると、1日2000~3000人台が続いており、これまでで、検査数が最多だったのは5月8日の1万2,389人。安部首相は1日あたりの検査数を2万件にする方針を掲げてはいますが、実施件数は滞っているようです
ドイツにおけるPCR検査数は群を抜いています。それを指揮する女性リーダー、メルケル首相の才覚は流石。ランキングの2位もうなずけます!
NHKのニュースで新型コロナウイルス4割は無症状から感染との報道がありましたし、休業要請全面解除に向けて最終調整に入った今日この頃、安心して生活するためにも、PCR検査は早くできるようにして欲しいです!!
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