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アルザスのトリンバックの白ワインにフォーカス! [ワイン]

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日本リカーが主催したアルザス地方のトリンバック・セミナーに登場した3種類の白ぶどうについては、5月30日付の産経EXワインのこころで紹介しました。字数の関係でコラムに載せられなかった情報等についてブログでフォローしておきます。

国内外で高い評価を受けているワイナリー
沿革、哲学、ワインの詳細は上記のトリンバックにアクセスを! 
それ以外の事項は・・・
■ワインメーカーの12代目ピエール・トリンバックさんは2006年に英国Decanter誌から“世界の白ワインメーカーのTOP10”のひとりに選出されました。
■英国Decanter誌のDecanter World Wine Awardsのアルザス部門で2001年&2002年と連続“最高のアルザスワイン”に選ばれています。
■フランスにあるミシュラン三つ星レストラン26軒にオンリストされています。
■オバマ大統領が受賞した2009年12月のノーベル平和賞のディナーで、『リースリング・キュヴェ・フレデリック・エミール』が供出されました。
■アルザス地方の2007年、2008年&2010年ヴィンテージは秀逸!
■アルザスでカモよりガチョウのフォアグラのほうが好まれているそうです。

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(左から順に)
イエロー・ラベル/クラシック・レンジ&レゼルヴ・レンジ
同社の土台を支える重要なワインで、その名の通り、黄色いラベルが目印。レゼルヴは、クラシックレンジより、さらに限定された区画、地域のワインで樹齢の古いぶどうが主体
#1:リースリング2010  初夏におすすめしたい1本! 
#2:リースリング・レゼルヴ2009 

ゴールド・ラベル/レゼルヴ・ペルソネル・レンジ
良年のみで、数量も限定されたフラッグシップワイン、20年近く熟成可能
#3:リースリング・キュヴェ・フレデリック・エミール2007

ホワイト・ラベル/プレステージ&コレクション
良年のみ、数量は非常に限られているワイン、長期熟成可能
#4:リースリング・クロ・サンテューヌ2007

ゴールド・ラベル/レゼルヴ・ペルソネル・レンジ
#5:ピノ・グリ・レゼルヴ・ペルソネル2007
#6:ゲヴュルツトラミネール・キュヴェ・デ・セニュール・ド・リボピエール2007

ホワイト・ラベル/プレステージ&コレクション
#7:ゲヴュルツトラミネール・ヴァンダンジュ・タルディヴ2007
#8:ゲヴュルツトラミネール・セレクション・ド・グラン・ノーブル“オール・ショワ”2007

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後列左から#1、 #2 、#3#4/ 前列左から #5#6#7 #8

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講師をつとめた12代目の販売&マーケテイング担当ジャン・トリンバックさん
私のお気に入り『ピノ・グリ・レゼルヴ・ペルソネル2007』を持っていただいての記念ショット!
ジャンさんは「リースリングが白桃なら、ピノ・グリは黄桃。酸もソフトなピノ・グリは食事に合わせて楽しめるワイン」とおっしゃっていました。


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#8の『ゲヴュルツトラミネール・セレクション・ド・グラン・ノーブル“オール・ショワ”2007』の包容力にしばし、うっとり! 画像から香りがお伝えできないのがとっても残念です。

トリンバック社が造るセレクション・ド・グラン・ノーブルより格上のクラスが“オール・ショワ”
これは同社独自の命名です。生産したのは1967年、71年、83年、86年、89年、90年、94年、2000年、01年、07年の10ヴィンテージのみ。英国の女性ワインジャーナリスト、ジャンシス・ロビンソンも2007年VTには20点中19点をつけていますね。
特別な日の、特別なワインとしておすすめしたいアイテムです!!

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コメント 2

gillman

最近はミュラートゥールガウのような品種の白が増えたように聴き、またそんな感じもしますが、やっぱりリースリングのあの爽やかな酸味が懐かしいです。

by gillman (2013-06-04 21:59) 

fumiko

リースリング×グートエーデルから誕生したミュラー・トゥルガウもいいですが、ドイツでの赴任体験があるgillmanさんには純粋きりりとしたリースリングのほうが似合います!!
モン・サン・ミッシェルもご満喫なさったご様子、よかったです!
by fumiko (2013-06-05 16:30) 

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