SSブログ

夏期講座のフィナーレにふさわしいシャンパン! [オープンカレッジ]

2日続きの夏期講座第3回が終了しました!
今回は『ドゥラモット』 と 『サロン』にフォーカス、シャルドネの真髄に迫りました。

第3回シャンパン編 2008年9月24日・25日.JPG
左から
3品種ブレンドの『ドゥラモット・ブリュットNV』、シャルドネ100%の『ドゥラモット・ブラン・ド・ブランNV』
『ドゥラモット・ブラン・ド・ブラン1999』、そして、『サロン1997』

IMG_5695サロン1997.JPG
シンプルな“S”の字が特徴的な『サロン』の表ラベルには、Le Mesnil(ル・メニル)の表示が!
サロンは創業者が決めた
“シャルドネだけ”、“ル・メニル・シュル・オジェの村だけ”、“作柄の良い年だけ”という3つのルールを守り続けています。
平均生産量は6万本。1990年ヴィンテージは、4月に霜害があったので、4万4千本のみの生産だったとか。また、通常の瓶熟期間は8年~12年ですが、1985年ヴィンテージは14年間も寝かされていたそうです。
講座でテイスティングした『サロン1997』は36ヴィンテージ目にあたります。
参考上代5万円(税別)、1996年ヴィンテージは3万円だったのに・・・

IMG_3668 2002年サロン.JPG
昨年の3月、『サロン』を訪問しました。
その折、1997年に続いてリリースが予定されているのは、1999年、2002年、2004年と伺いました。
画像は地下セラーでゆ~くり寝ている「サロン2002」、瓶熟期間の長いサロンは気泡繊細、口中での印象はまろやか&クリーミー。でも、酸はきわめてフレッシュ、ミネラル豊かです!

IMG_3654サロン正面.JPG
ラベルと同じグリーン色を配した『サロン』のメゾン

IMG_3659サロンカーブ.JPG
地下のカーブの深さは約15メートル、平均温度は10~12度

IMG_3675サロン剪定作業.JPG
『ローラン・ペリエ』傘下の『サロン』と『ドゥラモット』
3月の訪問時は丁度、剪定作業中で、ローラン・ペリエ社のメンバーが従事していました。
サロン広報のマリーさんは
「ローランペリエ社によって近代化がもたらされましたが、弊社としてはあくまでも伝統を守っていきたいです」とおっしゃっていました。

ご参考:http://non-solo-vino.blog.so-net.ne.jp/2006-05-19
nice!(3)  コメント(4)  トラックバック(0) 

nice! 3

コメント 4

KOWADA

この先サロンのヴィンテージ物を飲める機会に恵まれかどうか…ブラインドで飲んだ時にあまりのフレッシュな酸にびっくりしました!とても11年の時を経てきたとは思えない!感動しました。あ~私もこうでありたい…
by KOWADA (2008-09-29 10:50) 

fumiko

KOWADAさん
初コメント、ありがとうございました♪
コート・デ・ブランの中で、“ル・メニル・シュル・オジェ村”のぶどうは、酸が最もしっかりして、収穫も一番遅いのですが、それがサロンの若さの秘訣なんですよね。
シャンパン編講座にご満足いただけた由、嬉しく思います。

YUTAKAさん、チェックありがとうございました。
3日はロゼで楽しみましょう!

miumiuさん、鼻炎はいかがですか? 
Non Solo Vinoには体調万全でおいでくださ~い
by fumiko (2008-09-30 19:13) 

hako

サロン、要チェックですね。イギリスっぽい、綺麗なモスグリーンです。
by hako (2008-10-14 22:48) 

fumiko

hakoさん、チェック&コメント、ありがとうございました!
100年間で30数回しかリリースしていない稀少ワイン、でもなかなか手がでません。受講生は大喜び、私は経費のやりくりで大変(笑)
by fumiko (2008-10-15 01:09) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0