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大満足のローヌ編、お薦めのタヴェル&ヌフ・デュ・パプ [オープンカレッジ]

17日のローヌ編が終わりました。
「知らないと損ですよ~」と言い切れる『タヴェル・ロゼ』
江戸前寿司と良く合う『シャトーヌフ・デュ・パプ・ブラン』
山椒をたっぷりかけたうなぎの蒲焼と相性が良い『シャトーヌフ・デュ・パプ・ルージュ』
そして、甘口の『バニュルス』、ここではビターチョコとのマリアージュを堪能していただきました。

IMG_5621第3回ローヌ.JPG
画像左から
タヴェル・ロゼ2006(ドメーヌ・ペラン)、タヴェル・ロゼ2006(シャトー・ダケリア)
シャトーヌフ・デュ・パプ・ブラン2006(ドメーヌ・ペラン)
シャトーヌフ・デュ・パプ・ルージュ・ベルナルディン2005(M・シャプティエ)
シャトーヌフ・デュ・パプ・ルージュ1997(ドメーヌ・ペラン)
そして500mlサイズのバニュルス2005(M・シャプティエ)

テイスティング開始早々、講座生の心をがっちり摑んでしまったのはペランのロゼでした。
そう、これは超お薦めなんです。
日本の男性方はロゼを軽視する傾向にありますが、でも、これは違います。是非一度お試しを!
香り豊かで、味わいの広がり、複雑さ、すべてにおいて秀逸、それでいて3000円という納得価格。

実はこのロゼを筆頭に、ドメーヌ・ペランのワインの素晴らしさを再認識させられたのが、
今年3月、4代目当主ペラン氏が来日して開催してくださった貴重なマリアージュ体験。
その話題はasahi.comとブログにも書きましたので、覗いてください。
http://non-solo-vino.blog.so-net.ne.jp/2008-03-11

『シャトーヌフ・デュ・パプ』の白はワインの中に“塩味”があるので、寿司飯や海苔の風味に良く合います。白ワインと言えども、タンニンも十分に感じるので、赤のシャトーヌフ・デュ・パプを試飲した後、ブランに戻っても遜色なし。味わいの良さ、バランスの良さをしっかり感じ取ることができました。

最終回で一番楽しみにしていたのが、M・シャプティエとドメーヌ・ペランの『シャトーヌフ・デュ・パプ』の比較です。
なぜなら、シャトーヌフ・デュ・パプに使っているブドウ品種が対極にあるからです。前者はグルナッシュ100%、後者は規定の13品種すべてを使って、生産しています。その13品種を書き出してみると・・・ムールヴェードル、グルナッシュ、シラー、クノワーズ、サンソー、ヴァケラス、テレ・ノワール、ミュカルダン、クレレット、プクプール、ピカルダン、ブールブーラン、ルーサンヌ、ですね。

シャプティエは若々しい2005年、ペランは11年経過した1997年なので、ヴィンテージの比較はできませんでしたが、2005年というグレートヴィンテージはシャプティエのワインの魅力をさらに素晴らしいものにしていました。果実味があり、口中に残るワインの深い味わいは余韻になってどこまでも長く続いていきます。一方のペラン、1997年の滑らかな舌触りにうっとり、タンニンがワインに溶け込み、まさに飲み頃、絶品です。
IMG_5627ヌフ・デュ・パプ2種.JPG
いや~、ローヌワインに再び恋した気分になりました、ローヌ大好きです♪

【インフォメーション】
ドメーヌ・ペランの輸入元ジェロボームさんが9月に『ジェロボーム・ファイン・ワイン・クラブ』を発足しました。会員特典もありますので、ペラン、ヒューゲル、ポル・ロジェ好きは是非アクセスを!
http://www.jeroboamfwc.com/guest/index.html
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miumiu

タベルって、まだ飲んだことないかも???
早速探してみます!
by miumiu (2008-09-22 01:41) 

fumiko

ペラン好きのYUTAKAさん
チェックありがとうございました。

winoさん
高尾山でしたね、失礼しました(笑)

miumiuさ~ん
ドメーヌ・ペランの『タヴェル・ロゼ』に泡を加えたら、素敵なロゼ・スパークリングになりますよ! 一度、飲んでみてください。
by fumiko (2008-09-22 02:37) 

花宝石

はじめまして。蓮の香りの石鹸を手づくりするために検索していて偶然におじゃましました。
蓮の花の写真愛らしくてすばらしかったです。
これからもブログ拝見させていただき
香りの勉強させていただきます。

私もアカデミックではなく
稚拙ブログで恐縮ですが始めました。写真もはじめました。
更新はこれからですが、もしよければお越しください。



by 花宝石 (2008-09-23 23:22) 

YUTAKA

青木先生、いつもありがとうございます。

ボーカステル赤のエレガントさ、シャプティエの意外な健闘、
ボーカステル白の力強さ、ペランのタヴェル・ロゼの可憐さなど
とても思い出深い講座でした。

Chateau de Beaucastel では、個人的には 1990 と
1998 が好きなのですが、最近は、だいぶ値上がりして
しまいましたね。もう少し 1998 を買い足そうかなと思って
います。

これからの季節、ジビエとも合わせていきたいと思います。
ローヌばんざい、です。
by YUTAKA (2008-09-25 11:32) 

fumiko

花宝石様、はじめまして。
画像をお褒めいただき、また、コメントもありがとうございました。
“蓮の香り”は、とてもエスニックな印象でした。
石鹸が完成したら、是非、分けてくださ~い♪

YUTAKA様、ローヌ編、お疲れ様でした。
シャプティエのヌフ・デュ・パプ2005年は果実味豊かでホント秀逸。
5500円という価格はペランのヌフ・デュ・パプの半値。
絶対お買得だと思いますよ。

くらいふさん、チェック、ありがとうございました。
猫ちゃん好きなんですね!

by fumiko (2008-09-26 00:52) 

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