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5月のメモリー@松本楼  <PartⅡ> [料理・グルメ]

ルイナール1993.JPG
昨日、持込ませていただいた『ドン・リュイナール1993』は2005年に『ラヴィニア』@パリで購入したものですが、リュイナールのカーヴで10年以上静かに寝ていたシャンパンだけあって気泡の細かさは圧巻、口中での滑らかさは群を抜いていました!

では、懐かしの「プレイバック・パートⅡ」を!
『エリゼ宮の食卓』の著者、西川恵氏の講和に関しては、
>>>http://non-solo-vino.blog.so-net.ne.jp/2006-12-02
>>>http://non-solo-vino.blog.so-net.ne.jp/2006-12-02-1
を参考にしていただくと、「ワイン外交」の意味がおわかりいただけると思います。


胡錦濤中国国家主席がフランス、イギリス、アメリカで受けた
饗宴内容を書き出してみますね。
▼2004年1月@エリゼ宮歓迎晩餐会(国賓待遇)
〈料理〉
コンソメ
トマトとカニと野菜の前菜、キャビア・ソースで
スパイス香の仔羊、ピーマンとズッキーニの花添え
季節のサラダ
チーズ
デザート
*フランスは中国に対しては料理を「1品」多く供出するそうです。
ここでは「コンソメ」がそれにあたります。
〈ワイン〉
ルイーズ・ポメリー1989
コルトン・シャルルマーニュ1996
シャトー・ランシュ・バージュ1990

▼2005年11月@バッキンガム宮殿歓迎晩餐会(国賓待遇)
〈料理〉
舌平目、ポンパデゥール風
仔羊肉のマスコット風、チョウセンアザミとポテト添え
ニンジンとエストラゴン
ズッキーニのバター炒め
クルミと松の実のサラダ
〈ワイン〉
ルイ・ロデレール1996
シャサーニュ・モンラッシェ・レ・ヴェルジェ2000
シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド1988

▼2006年4月@ホワイトハウス歓迎昼食会
〈料理〉
ショウガ香の肉入り団子のコーンスープ
アラスカの大カレイ、マシュルームとともに
サヤエンドウ、春野菜、甘ニンジン
レタスと焼きほうれん草、バニュルス酢入りのドレッシングで
デザート
メロン三種
ショウガとオレンジの皮の甘煮
キャンディーとアーモンドのケーキ
〈ワイン〉
ニュートン・シャルドネ2002

白バラ1.JPG

さて、松本楼での夕食会の料理とワインですが、食材を若干変更しての「数量限定再現メニュー」は・・・可能な気配です。
試食、試飲を重ねて練り上げた料理とフランスワインはお試しいただく価値十分だと私は思っています。幻のマリアージュになってしまっているだけに。

メニュー&赤ワインの銘柄は、その時のお楽しみということで伏せておきますが、マリアージュ体験にご興味のある方は、松本楼様にアクセスを。enjoy!
>>>http://www.matsumotoro.co.jp/



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コメント 5

hako

ちょうど今、新潮文庫にて西川さんの「ワインと外交」を電車の中で
読んでいます。割とお馴染みのワイン名が出てくるので、逆に意外ですね。
by hako (2008-05-19 00:31) 

fumiko

winoさん、チェックありがとうございました!

hakoさん、今年はワイン本を読む回数が増えていますね。
『エリゼ宮の食卓』も中味の濃い書籍ですよ~


by fumiko (2008-05-20 01:47) 

鈴木良香

現在、中国は高級ワインの需要が高まっていますが、近い将来高級ワインの生産地になると思います。世界的な地球温暖化で現在のワイン生産地でのブドウの栽培が難しくなる一方、いろいろな気候を持つ国と安い土地・人件費は世界のワイン・メーカーの垂涎の場所でしょう。
by 鈴木良香 (2008-05-20 10:39) 

fumiko

鈴木良香様
お久しぶりで~す。
>近い将来高級ワインの生産地になると思います。
な~るほど、鈴木説ですね。
農薬散布を含め、いくつか気になることがありますが、アジア圏のワイン産地から素晴らしいワインができるようになるのは間違いないと思います、インドのソーヴィニヨン・ブランのような。
by fumiko (2008-05-22 01:42) 

fumiko

rebeccaさん、チェックありがとさんです♪
by fumiko (2008-05-24 10:22) 

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