イメージチェンジ、ラベルチェンジ

エノテカ株式会社が、『Chateau Dauzacシャトー・ドーザック』のオーナー親子を招聘、レストラン＆ワインバー『Terroir』で、5ヴィンテージのヴァーティカル・テイスティング（同一ワインの収穫年違いを比較試飲）を行いました。

ボルドーのマルゴー村にあるシャトー・ドーザックは格付け5級シャトー。1992年からオーナーがアンドレ・リュルトン氏に変わっていますが、ここで経営再編成が行なわれ、一時期低迷していたシャトーのイメージを払拭すべく、近年、ワインの質は大きく変化、向上しています。期待の注目株です♪。

イメージチェンジはシャトーの顔であるラベルにも表れています。
2005年にはリュルトン氏の愛娘クリスティーヌ・リュルトン女史がCEOに就任したことから、最新ヴィンテージである“2004年”の顔が大きく変わりました。

A・リュルトン氏がオーナーになる以前のラベル


A・リュルトン氏がオーナーになって以降のラベル、一部変化していますね


クリスティーヌ社長就任後の新ラベル


若い2004年ヴィンテージには樽の要素がまだ残っていましたが、乳酸由来のヨーグルト様な甘さと酸味のバランスが好印象で、「フォアグラの薫香マルブレ仕立て、カカオ風味のソース」との相性がとても良く、これが当日の私の一押しの組み合わせになりました♪

コメント 7

ドーザックのエチケット変わったんですねー
最近、黄色系のエチケット多くなってきたような気がします。
雰囲気デュクリュ　ボーカイユのセカンド、サードのような。。
間違って買っちゃいそうな！ってことは無いか。。

しかしリュルトン家はどんどんビジネス伸ばしてきますねー
こないだ飲んだスペインワインもリュルトン家だったです。
by Wino (2006-11-02 22:03) 

winoさん、コメントありがとうございました。
リュルトン家、ビジネス頑張っていますよね。
オーナーはとても８０代には見えません。トップの気合がファミリーに伝わっているのでしょうね。
by fumiko (2006-11-03 11:35) 

アンドレさんのサイトを見てきましたが、出好きのお父さんで、面白そうですね。ワインの製造仕様が細かく載っていてこれも好感が持てます。
ショップで黄色のがあったら、チェックしてみます。
by hako (2006-11-04 18:33) 

ボルドーのラベルも10年単位で見ると少しずつ色のトレンドがありそうです（笑）。
クリーム色は別として、黄色はボーカイユーのファミリーだけかと思っていたら、2000年からラフォン・ロシェが突然黄色に変身しました。渋い存在のイメージが激変したので味も（？）と気になって1本開けてみたら、若いうちは本当に渋々（苦笑）のサンテステフの王道まっしぐらでした（笑）。そして今度はドーザック。
退潮気味なのは金色に黒の図柄。ゴージャス感はあるはずですが（笑）不人気なのでしょうか。ポムロールのルージェが94年からやめて、セルタン・ジローが売却され、デュフォール・ヴィヴァンもいつの間にか金色でなくなっていました。
これからは黄色が来そうです！！（笑）。
by Dr.T (2006-11-05 17:47) 

hakoさん、リュルトン家のサイト探索、ありがとうございました！
今、「コメントの返信」と思い、準備をしておりましたら、Dr.Tからの“黄色”情報が。私なんぞより、財力＆知力のある彼のインフォメーションのほうが聞く価値ありそうで～す（笑）
winoさんからいただいた『デュクリー・ボーカイユ』や、セカンドラベル『ラ・クロワ・ド・デュクリー・ボーカイユ』もショップでチェックしてみてください。セカンドはお買い得です。黄色のラベルですよ～

Dr.T殿
色のトレンド情報、面白いです。時代は“黄色”ですか。
>退潮気味なのは金色に黒の図柄。
そうですか。深く暗い青色に金色はどうですか？ 私は Chパルメのラベルデザインが好きなのですが、これは不変でしょうね、ホログラム付き（イミテーション除け）も魅力です。
by fumiko (2006-11-05 19:16) 

金も（知）力も無く、せめて色男を目指してもがいている私です（笑）。
パルメはトレンドの先を行く気がします。深い群青に浮かび上がるホワイトゴールド。プラチナに近い輝きでハイセンスなレディーの心を射止めます（笑）。これは特別に練られたデザインに違いありません。
by Dr.T (2006-11-05 20:16) 

特別に練られたデザイン、そう思います♪　味わいも最高です♪
by fumiko (2006-11-05 20:28)