チョコとワインの組み合わせを enjoy！

今日はバレンタインで食べ切れないくらいチョコレートをもらってしまったらどうしよう・・・と悩む
モテモテさんのためのワイン講座です。
チョコとワインを組み合わせる時には①甘味vs甘味 ②甘味vs渋味の２通りが考えられます。

①はポルトガルの「ポート」や南仏の「バニュルス」などの甘口タイプを合わせる昔からの“定番”の組み合わせ。ゆったりとした気分で至福の時間が楽しめます。
②はボルドーのカベルネ・ソーヴィニヨン主体のタンニンを多く含んだ若い赤ワインとチョコレートの組み合わせ。私はこの組み合わせが好きで良く試すのですが、これは両方に共通している「ポリフェノール」 ～チョコの成分であるカカオのポリフェノールと赤ワインの渋味成分であるタンニンのポリフェノール～が相性を良くしています。
「樽香の強いタイプの赤ワイン」、新樽使用の「カカオやコーヒー、ロースト香の強いタイプの赤ワイン」なども、チョコとの組み合わせを十分楽しむことができます。

『ワインの常識がガラリと変わる本（講談社＋α文庫刊）』の著者、渡辺正澄先生は料理とワインの相性のオーソリティで、いつもいろいろな組み合わせを教えてくださるのですが、バレンタインに向けた先生の一押しは「メルロー」と「チョコレートのオレンジマーマレード添え」の組み合わせ。マーマレード添えのチョコはオレンジピールチョコと同じ感覚です♪
味覚は10人10色と言いますが、先生は「９割以上の人が納得する組み合わせ！」と自信たっぷりでした。これを機にチョコとワインの世界をenjoyしていただけましたら嬉しいです。

さて、チョコとワイン講座第２弾には「塩辛」を登場させます。面白い実験をしていただきたいと思っていますので、ご期待くださ～い！

コメント 2

早速、試してみました。
香りはいい、多少えぐみのある、フランス産マーマレードと、
甘さ控えめのこくのあるチョコと、
イタリアメルローのノヴェッロとあわせてみたところ、
抑揚のあるドラマチックな、まさになんともいえない相性におどろきました！
余韻のよさも、絶妙でした！
これはおすすめでないでしょうか。
by bekey (2006-02-01 23:45) 

bekeyさん、書き込みありがとうございました！
即、試してくださったとのこと、嬉しいです♪
渡辺先生もここ数日で、2回試し、「メルロ－と明治ミルクチョコレ－トにオレンジ・マ-マレ-ド（フランス製：サン・ダルフォ-;伊藤忠商事輸入）を合わせ、やはり幸せな味覚になり、喜んでいます。この味わい、ワインの風味を邪魔せず、おいしいですね」というメールをくださいました。
ホント、お薦め出来ると思います！
by fumiko (2006-02-02 00:06)