11月のシャンパーニュ講座では英仏の泡もの利き比べを交えながら [NHK文化センター青山 シャンパン講座]
2018年、2019年と2年続きのシャンパーニュツアーの後、
英国産スパークリングワインの現状を視察したく思い、
2020年11月に英仏研修ツアーを計画しましたが・・・
コロナ禍で延期を余儀なくされてしまい、しばし、我慢の日々!
2023年11月、その夢を実現することができました。
訪問順に、
英国はガズボーン、ハンブルドン&老舗ワイン商BB&R、
シャンパーニュはゴッセ、ボランジェ&ドゥ・ヴノージュ
11月の講座では、帰朝報告を兼ねて、
ガズボーン、ゴッセ、ボランジェ、ドゥ・ヴノージュのアイテムにフォーカス
供出は左から右へ
トゥール・エッフェルで乾杯
メゾンではルイ15世にお迎えしていただき
1889年パリ万博でスポンサーに名を連ねたドゥ・ヴノージュ
2019年にエッフェル塔竣工130周年を記念して、
限定発売したスペシャル・キュヴェ
2019年の発売に続き、2023年10月1日に再入荷
これも、即完売になったようです。
講座用に揃えることができて、ホント安堵
#1:ドゥ・ヴノージュ プランス・ブリュット・トゥール・エッフェルNV
生産者:ドゥ・ヴノージュ(NM)
ぶどう品種:PN、CH、M 各3分の1ずつ
デゴルジュマン:2019年1月
ドザージュ:6g/L
価格:16,500円
輸入元:ヴィレッジ・セラーズ
トゥール・エッフェルの名称はパリ市との合意のもと商標登録済。2019年1月のデゴルジュマンから4年経過したシャンパーニュ。白い花やアカシア、柑橘果実の内果皮似のビター感の後、グラス内の温度変化でまるみとクリーミーさ。瓶熟による旨味、口中スムース。和食で合わせるなら茶碗蒸し
第2フライトは英仏の泡比較
シャンパーニュで最古の歴史を有すメゾン
エントランスにはメゾンを立ち上げた創始者の蝋人形
ナタリーさん(前列右)の細やかな対応は素晴しく感謝で一杯です!
シェフ・ド・カーヴのオディロンさんは我らと入れ違いで日本滞在中
(前列右から2人目)ガブリエルさんは次期シェフ・ド・カーヴとして彼のもとで修行中
創業2004年のガズボーン
イギリス南東部のケント州にあるガズボーン
ぶどう畑の起源は1410年まで遡ることができます。
自社畑はケント州とサセックス州にあり、前者は粘土と砂質、後者は石灰質土壌で、
収穫時期はケント州のほうが2週間ほど早いようです。
ぶどう畑でウェルカム・スパークリング
#2:ゴッセ グラン・ブラン・ド・ブランNV
生産者:ゴッセ(NM)
ぶどう品種:CH100%/ベースヴィンテージ2018年
リザーブワイン:10%
ドザージュ:7g/L
価格:14,300円
輸入元:テラヴェール
発酵も熟成もステンレスのみ。PNを重視するメゾンながら、顧客から「ブラン・ド・ブランを造って」との要望があり、それに応えて生産。骨格と厚みのコート・デ・セザンヌ、しなやかさのヴィトリィ・ル・フランンソワのCHを使用。ミネラルのインパクトがあり、凜としたスタイル。ノンマロ由来のフレッシュな酸と凝縮感ある味わい、ドザージュの印象は多くの講座生がガズボーンより多いと推測
#3:ガズボーン ブラン・ド・ブラン2018
生産者:ガズボーン/英国
ぶどう品種:CH100%
ドザージュ:11.6g/L
価格:12,650円
輸入元:BB&R
大部分は温度管理したステンレス、ワインに複雑味を与えるために一部オークの古樽使用。ヴィンテージのみ生産しているワイナリー。白い花、おしろい、レモンやオレンジの皮。ストーンフルーツ、ジンジャー、白胡椒、ヘーゼルナッツ、チョークのニュアンス
第3フライトはブラン・ド・ノワール比較
メゾンの要はピノ・ノワール
11月第3週に来日したシャルルさん
初来日した新任のシェフ・ド・カーヴ、ドゥ二さん
#4:ドゥ・ヴノージュ プランス・ブラン・ド・ノワールNV
生産者:ドゥ・ヴノージュ(NM)
ぶどう品種:PN100%
ドザージュ:6g/L
価格:13,200円
発酵も熟成もステンレス、100%MLF実施、モンターニュ・ド・ランスのGC&PCとレ・リセのPN。フランボワーズやカシス、スミレ、果実のコク、温度があがってもぶれないバランスの良さ。レ・リセのPNの軽快で繊細な要素が利いたシャンパーニュ
#5:ボランジェ PN AYC18 / ピー・エヌ エイ・ワイ・シー18
生産者:ボランジェ(NM)
ぶどう品種:PN100%/ベースヴィンテージ2018年
ドザージュ:少量
価格:20,900円
輸入元:WINE TO STYLE
前任のシェフ・ド・カーヴ、故ジル・デコートさんの「ベストなPNを造る」との提案から誕生したキュヴェ。社内でPNを前面に出したシャンパーニュ造りを検討しコンテストを実施。◆PN100%(自社畑80%) ◆テロワールを反映 ◆ヴィンテージの個性。3つの条件を満たしたアイテムとして選ばれたシャンパ-ニュ。
最初にリリースしたテロワールシリーズは『PN VZ15』、2回目も『PN VZ16』、3番目が『PN TX17』で、2015年と2016年の主産地はヴェルズネイ(VZ)、2017年はトーシエール(TX)が中心。今回晴れてアイ主体です。最も古いVTは2009年で、マグナムで保管したリザーヴワインの複雑味の妙が出ています。リッチさとフレッシュさの競合、調和のとれたブラン・ド・ノワール
ざっくりと訪問メゾンについて書きましたが、
この後、英国とシャンパーニュの各メゾンで伺った内容をアップしてまいりますので、
宜しくお願いします🥂
英国産スパークリングワインの現状を視察したく思い、
2020年11月に英仏研修ツアーを計画しましたが・・・
コロナ禍で延期を余儀なくされてしまい、しばし、我慢の日々!
2023年11月、その夢を実現することができました。
訪問順に、
英国はガズボーン、ハンブルドン&老舗ワイン商BB&R、
シャンパーニュはゴッセ、ボランジェ&ドゥ・ヴノージュ
11月の講座では、帰朝報告を兼ねて、
ガズボーン、ゴッセ、ボランジェ、ドゥ・ヴノージュのアイテムにフォーカス
供出は左から右へ
トゥール・エッフェルで乾杯
メゾンではルイ15世にお迎えしていただき
1889年パリ万博でスポンサーに名を連ねたドゥ・ヴノージュ
2019年にエッフェル塔竣工130周年を記念して、
限定発売したスペシャル・キュヴェ
2019年の発売に続き、2023年10月1日に再入荷
これも、即完売になったようです。
講座用に揃えることができて、ホント安堵
#1:ドゥ・ヴノージュ プランス・ブリュット・トゥール・エッフェルNV
生産者:ドゥ・ヴノージュ(NM)
ぶどう品種:PN、CH、M 各3分の1ずつ
デゴルジュマン:2019年1月
ドザージュ:6g/L
価格:16,500円
輸入元:ヴィレッジ・セラーズ
トゥール・エッフェルの名称はパリ市との合意のもと商標登録済。2019年1月のデゴルジュマンから4年経過したシャンパーニュ。白い花やアカシア、柑橘果実の内果皮似のビター感の後、グラス内の温度変化でまるみとクリーミーさ。瓶熟による旨味、口中スムース。和食で合わせるなら茶碗蒸し
第2フライトは英仏の泡比較
シャンパーニュで最古の歴史を有すメゾン
エントランスにはメゾンを立ち上げた創始者の蝋人形
ナタリーさん(前列右)の細やかな対応は素晴しく感謝で一杯です!
シェフ・ド・カーヴのオディロンさんは我らと入れ違いで日本滞在中
(前列右から2人目)ガブリエルさんは次期シェフ・ド・カーヴとして彼のもとで修行中
創業2004年のガズボーン
イギリス南東部のケント州にあるガズボーン
ぶどう畑の起源は1410年まで遡ることができます。
自社畑はケント州とサセックス州にあり、前者は粘土と砂質、後者は石灰質土壌で、
収穫時期はケント州のほうが2週間ほど早いようです。
ぶどう畑でウェルカム・スパークリング
#2:ゴッセ グラン・ブラン・ド・ブランNV
生産者:ゴッセ(NM)
ぶどう品種:CH100%/ベースヴィンテージ2018年
リザーブワイン:10%
ドザージュ:7g/L
価格:14,300円
輸入元:テラヴェール
発酵も熟成もステンレスのみ。PNを重視するメゾンながら、顧客から「ブラン・ド・ブランを造って」との要望があり、それに応えて生産。骨格と厚みのコート・デ・セザンヌ、しなやかさのヴィトリィ・ル・フランンソワのCHを使用。ミネラルのインパクトがあり、凜としたスタイル。ノンマロ由来のフレッシュな酸と凝縮感ある味わい、ドザージュの印象は多くの講座生がガズボーンより多いと推測
#3:ガズボーン ブラン・ド・ブラン2018
生産者:ガズボーン/英国
ぶどう品種:CH100%
ドザージュ:11.6g/L
価格:12,650円
輸入元:BB&R
大部分は温度管理したステンレス、ワインに複雑味を与えるために一部オークの古樽使用。ヴィンテージのみ生産しているワイナリー。白い花、おしろい、レモンやオレンジの皮。ストーンフルーツ、ジンジャー、白胡椒、ヘーゼルナッツ、チョークのニュアンス
第3フライトはブラン・ド・ノワール比較
メゾンの要はピノ・ノワール
11月第3週に来日したシャルルさん
初来日した新任のシェフ・ド・カーヴ、ドゥ二さん
#4:ドゥ・ヴノージュ プランス・ブラン・ド・ノワールNV
生産者:ドゥ・ヴノージュ(NM)
ぶどう品種:PN100%
ドザージュ:6g/L
価格:13,200円
発酵も熟成もステンレス、100%MLF実施、モンターニュ・ド・ランスのGC&PCとレ・リセのPN。フランボワーズやカシス、スミレ、果実のコク、温度があがってもぶれないバランスの良さ。レ・リセのPNの軽快で繊細な要素が利いたシャンパーニュ
#5:ボランジェ PN AYC18 / ピー・エヌ エイ・ワイ・シー18
生産者:ボランジェ(NM)
ぶどう品種:PN100%/ベースヴィンテージ2018年
ドザージュ:少量
価格:20,900円
輸入元:WINE TO STYLE
前任のシェフ・ド・カーヴ、故ジル・デコートさんの「ベストなPNを造る」との提案から誕生したキュヴェ。社内でPNを前面に出したシャンパーニュ造りを検討しコンテストを実施。◆PN100%(自社畑80%) ◆テロワールを反映 ◆ヴィンテージの個性。3つの条件を満たしたアイテムとして選ばれたシャンパ-ニュ。
最初にリリースしたテロワールシリーズは『PN VZ15』、2回目も『PN VZ16』、3番目が『PN TX17』で、2015年と2016年の主産地はヴェルズネイ(VZ)、2017年はトーシエール(TX)が中心。今回晴れてアイ主体です。最も古いVTは2009年で、マグナムで保管したリザーヴワインの複雑味の妙が出ています。リッチさとフレッシュさの競合、調和のとれたブラン・ド・ノワール
ざっくりと訪問メゾンについて書きましたが、
この後、英国とシャンパーニュの各メゾンで伺った内容をアップしてまいりますので、
宜しくお願いします🥂
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