7月のシャンパン編講座、いずれも素晴らしく・・・ [オープンカレッジ]
左から順に#1~#6
今週の水曜日は8月のシャンパン編講座なので、その前に先月の講座のリポートをアップしておきます。この回では3メゾンのNV とトップキュヴェの利き比べをしました。
第1フライト
#1ポル・ロジェ ブリュットNV
生産者:ポル・ロジェ(輸入元:ジェロボーム)
ぶどう品種:ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネ各3分の1ずつ
価格:6,500円
#2シャンドン・ブリュット・サマーボトルNV
生産者:ドメーヌ・シャンドン(輸入元:MHD モエ・ヘネシー・ディアジオ)
ぶどう品種:シャルドネ60%、ピノ・ノワール40%
価格:2,300円
#3ルイ・ロデレール ブリュット・プルミエNV
生産者:ルイ・ロデレール(輸入元:エノテカ)
ぶどう品種:シャルドネ34%、ピノ・ノワール56%、ピノ・ムニエ10%
価格:6,300円
中央の#2はモエ・エ・シャンドン社が豪州にたちあげたドメーヌ・シャンドンの夏限定のオシャレなサマーボトル!果実味豊かで、フレッシュ、シャルドネの比率6割を反映した色白スパークリング、3脚並べると色調の違いがよくわかります。余韻は軽め、野外パーティーでのウェルカムドリンクにぴったりです。
#1のミネラル感、綺麗な酸味。青りんご、グレープフルーツ、アプリコットのような種の大きな果実のニュアンス。第1フライトの一番人気でした。#3は、いつも通りのバランス良い味わい。余韻に広がる旨み、かすかに感じる樽由来の木香の風味、イイ感じです。
第2フライト
第2フライトは風格あるトップキュヴェの利き比べ
#4クリスタル ブリュット2005
生産者:ルイ・ロデレール(輸入元:エノテカ)
ぶどう品種:シャルドネ45%、ピノ・ノワール55%
価格:25,200円
#5ドン ペリニヨン2003
生産者:モエ・エ・シャンドン(輸入元:MHD モエ・ヘネシー・ディアジオ)
ぶどう品種:シャルドネ、ピノ・ノワール(比率非公開)
価格:21,000円
#6サー・ウィンストン・チャーチル ブリュット1999
生産者:ポル・ロジェ(輸入元:ジェロボーム)
ぶどう品種:品種非公開
価格:23,100円
ヴィンテージの若い順に供出しました。中央#5がキュヴェ・ドン・ペリニヨンですが、色調のニュアンスが#2と似ていました。比率は非公開ですが、品種はシャルドネとピノ・ノワールなので、シャルドネの比率のほうが多いのかも。ヘーゼルナッツやクルミ、ロースト香やコーヒーの焙煎香、口中の印象は滑らか。#4 はクリスタル、フレッシュ感と熟成感を併せ持ち、白い花、柑橘系果実、樽の風味、 酸味のバランスも良く、旨味あり。#6のサー・ウィンストン・チャーチルは最新ヴィンテージの2000年がすでにリリースされていますが、熟成感もチェックしたかったので、1999年ヴィンテージを選びました。カリンや黄桃等の黄色系果実、ドライフルーツ、ハチミツ、アフターの軽いビター感。好みの調査で一番人気になったウィンストン・チャーチル、熟成したシャンパンの美味しさはひと味違いました。今、飲み頃です。
8月の講座では講座生の皆さんからリクエストを伺い、タイトル通りのオーダーメイドな回にしています。全部で9アイテムですが、さてさて、どのような結果になるでしょうか・・・私も楽しみです!
うーん、チャーチルの栓、粋ですねぇ。
チャーチルは公務のかなりの部分をベッドに居てベッドサイドテーブルでこなしていたという伝説を思い出しましたが、そんなとき脇にはスパークリングワインがあったんでしょうかねぇ。
by gillman (2013-08-26 20:12)
gillmanさ~ん
チャーチルはスパークリングでなくて、シャンパンが大好きでした!
愛馬の名前がポル・ロジェ、このメゾンを愛していたようですよ。
by fumiko (2013-08-26 21:20)