注目!! キュヴェ・ルイーズ × 京都吉兆の長期コラボレーション始動 [シャンパン]
10月吉日の富士山
ポメリーと京都吉兆※の斬新な取り組みを取材するために京都へ
ワイン王国村田惠子編集長の同行でした。
快晴で新幹線からは美しい富士山、テンションが上がります!
※正式な「吉」は「土に口」ですが、当ブログでは該当文字が出ないのでご容赦くださいませm(_ _)m
12月5日発売『ワイン王国 No.138』
最新号にリポートが掲載されました。
京都吉兆の公式サイトでも紹介されていました、ありがとうございました!!
ワイン王国にも感謝です、書き切れなかったマリアージュ編はブログで紹介します。
すべての画像は拡大可能なので、細部までご覧いただけると嬉しいです。
舞台は京都の嵐山吉兆
嵐山吉兆に到着
風情ある門構え
主役のおふたり
ポメリー第10代最高醸造責任者クレマン・ピエルローさん
料亭『京都吉兆』の徳岡邦夫総料理長
プロジェクトの概要
格式あるシャンパーニュメゾン「ポメリー」と老舗料亭「京都吉兆」が立ち上げたのは、4年がワンサイクルのプロジェクトで、世界の料理人やソムリエとのワークショップや産地食材とのコラボレーションに伴う地域活性化など、食文化と未来を見据えた研究と活動が盛り込まれたもので、日本料理に合う究極のシャンパーニュを見出すことを最終的な目標にしています。このイベントが第1弾でした!
画像撮影していると、中庭に、なんと黄色のつがいの蝶
「八寸」とキュヴェ・ルイーズ・ロゼ2004をワンショット
五感を刺激する絵画のような料理
テーブルの漆に天井画が映り込むと伺い、即撮影!
綺麗です!
お気に入りのワンショット、漆の光沢に映える“美の極致”
お座敷『待幸亭』の天井画は日本画家森田りえ子女史の力作です。
素晴らしいストーリーはコチラ
プレスランチで伺ったマリアージュの妙
右から登場した4アイテム
#1:ポメリー キュヴェ・ルイーズ ナチュール 2006
品種:シャルドネ62%、ピノ・ノワール38% / ドザージュ0g/L
#2:ポメリー キュヴェ・ルイーズ 2005
品種:シャルドネ64%、ピノ・ノワール36% / ドザージュ5~6g/L
#3:ポメリー キュヴェ・ルイーズ・ロゼ 2004
品種:シャルドネ65%、ピノ・ノワール35% / ドザージュ5~6g/L
#4:ポメリー キュヴェ・ルイーズ 1995
品種:シャルドネ62%、ピノ・ノワール38% / ドザージュ5~6g/L
各マリアージュについてはピエルロー&徳岡各氏がコメント
向附 × キュヴェ・ルイーズ ナチュール2006
菱蟹吹寄
燻製きのこ 黄味ソース 菊菜 蒸栗 たたきオクラ 生姜 土佐酢ゼリー ペルー産オーガニックカカオニブ
総料理長のお気入りは黄卵と出汁のカスタード。向附の食材に使われていたカカオニブ(カカオ豆からチョコレートになるまでの工程でできる素材)はパウダー状ではなく、大きさが違う粒にしたので、噛んだ瞬間カカオの香りが広がる面白さ。生姜もカカオニブ同様異なる粒状、蒸栗は純粋な甘さを生かす等、時間軸をずらしながら五感を刺激して食を楽しませようとする総料理長の狙いが伝わってきました。ちなみにカカオニブのやわらかな苦みはナチュール2006のかすかな苦みと相乗していました。
ピエルロー氏は「ルイーズ・ポメリーのなかでは最も新しいアイテムがナチュールで、健康志向への変化を感じ、テロワールだけでなく、ぶどうのあるがままを伝えるために造りあげたシャンパーニュです。糖分添加無しのナチュールで初ヴィンテージは2004年です」と語り、続けて「日本料理はリッチで、さまざまな食材や調理方法を用いており、常に刺激を受けます。我々のシャンパーニュ造りのヒントになっていますが、私は出会った時のアロマや味わいより、テクスチュアや全体の印象、常にバランスを意識しています」と言及
煮物椀×キュヴェ・ルイーズ2005
鱧 松茸 三度豆 長芋 梅肉 ふり柚子
総料理長が語った出汁の仕込み。利尻昆布50g対水1㍑の割合で13時間、夏と冬では気温が違うので、必ず冷蔵庫(一定の温度)で静置。水は店舗内の4機の浄水器の水の状況にあわせて厳選
シャンパーニュ単独では甘味を感じますが、料理と合わせると酸の存在が顕著になり、松茸のお出汁の旨味が引き立ち、松茸の香ばしさともフィット
ピエルロー氏は「2005年は難しい年で、ポメリーでも苦労はしましたが、収穫のタイミングを遅らせ、ぶどうが熟すのを待ったことで、納得いくものになりました」と。
箸休 × キュヴェ・ルイーズ2005
鮑茶碗蒸
九州産鮑 佐賀県産サフラン 揚鮑 肝タレ ぐじ あこうのアラで取ったスープ パルメザンチーズせんべい
総料理長の遊びごころとチャレンジ精神を感じる組み合わせ。前半は茶碗蒸をプレーンで、後半は肝タレを注いで試すと、茶碗蒸だけの世界にとどまらない味わいの増幅があり、興味深い食体験。
八寸 × キュヴェ・ルイーズ・ロゼ2004
鰻タレ焼き 鰻カツ 青味 酢ゼラ 針生姜
鈴子 長芋 きのこ 山葵
ぐじ煮凍り サフランゼリー 生姜 青針葱
枝豆白和え 花弁茸 いぶりがっこ 砂ずり 揚米
丸十 大徳寺納豆
鱧寿司 針生姜 胡麻 すぐき ブルザンアイユ
牛舌旨煮 マッシュポテト 赤パプリカ
ぐじの煮凍りにはサフラン、鱧寿司にはブルザンチーズ等、和洋の味わいのさりげないセンスに思わず笑顔。綺麗なロゼと鈴子のオレンジの色彩&味わいが好印象でしたが、総料理長は、色で合わせるマリアージュには重きを置かず、「料理全体をパッと見た時の美味しさがマリアージュに繋がります」とコメントしていました。
3種のロゼを生産しているポメリーではブジー産のピノ・ノワールを重用。2004年ヴィンテージには熟成のポテンシャルがあり、アロマも豊か。20年近く経過していても、色調の変化はほとんどなく、若々しい印象
ピエルロー氏の感想は「シャンパーニュではロゼはもっぱらデザートと合わせますが、辛口のロゼなので、ウナギや鈴子が良く合っていました。八寸には様々な品々があり、五感で楽しめました。色彩や香りを含めて心地良い相性でした」
御飯 × キュヴェ・ルイーズ1995
松茸御飯/山形産つや姫 京赤地鶏塩焼
お米は総料理長がベストだと判断した銘柄を毎年選んでいるとのことで登場したのは「つや姫」。鶏の塩焼きは塊で焼いた鶏ならではのジューシーさが出ていました、食感を大事にしたマリアージュ!
1995年ヴィンテージは、第3アロマ由来のロースト感やヘーゼルナッツ等の香ばしさが際立ち、リリースしてかなりの時間を経ているにも関わらず、十分な酸味とフレッシュ感があって びっくり。ピエルロー氏は「新たなピークを迎えようとしています」と語りました。
画像提供:ヴランケン・ポメリー・ジャパン
“新たな食の価値観”、“長く続くスタンダードな価値観”を作るためのコラボレーション
どのようなシャンパーニュが誕生するのか、ワクワクしながら動向を見守りたいです🥂
夕暮れ間近の嵐山
素敵な空間でハッピー!
帰路は大好きなキーヤンショップに寄り道
元気カラーでパワーアップ
羽根を広げて!
2024年も素敵な世界が広がりますように・・・
ポメリーと京都吉兆※の斬新な取り組みを取材するために京都へ
ワイン王国村田惠子編集長の同行でした。
快晴で新幹線からは美しい富士山、テンションが上がります!
※正式な「吉」は「土に口」ですが、当ブログでは該当文字が出ないのでご容赦くださいませm(_ _)m
12月5日発売『ワイン王国 No.138』
最新号にリポートが掲載されました。
京都吉兆の公式サイトでも紹介されていました、ありがとうございました!!
ワイン王国にも感謝です、書き切れなかったマリアージュ編はブログで紹介します。
すべての画像は拡大可能なので、細部までご覧いただけると嬉しいです。
舞台は京都の嵐山吉兆
嵐山吉兆に到着
風情ある門構え
主役のおふたり
ポメリー第10代最高醸造責任者クレマン・ピエルローさん
料亭『京都吉兆』の徳岡邦夫総料理長
プロジェクトの概要
格式あるシャンパーニュメゾン「ポメリー」と老舗料亭「京都吉兆」が立ち上げたのは、4年がワンサイクルのプロジェクトで、世界の料理人やソムリエとのワークショップや産地食材とのコラボレーションに伴う地域活性化など、食文化と未来を見据えた研究と活動が盛り込まれたもので、日本料理に合う究極のシャンパーニュを見出すことを最終的な目標にしています。このイベントが第1弾でした!
画像撮影していると、中庭に、なんと黄色のつがいの蝶
「八寸」とキュヴェ・ルイーズ・ロゼ2004をワンショット
五感を刺激する絵画のような料理
テーブルの漆に天井画が映り込むと伺い、即撮影!
綺麗です!
お気に入りのワンショット、漆の光沢に映える“美の極致”
お座敷『待幸亭』の天井画は日本画家森田りえ子女史の力作です。
素晴らしいストーリーはコチラ
プレスランチで伺ったマリアージュの妙
右から登場した4アイテム
#1:ポメリー キュヴェ・ルイーズ ナチュール 2006
品種:シャルドネ62%、ピノ・ノワール38% / ドザージュ0g/L
#2:ポメリー キュヴェ・ルイーズ 2005
品種:シャルドネ64%、ピノ・ノワール36% / ドザージュ5~6g/L
#3:ポメリー キュヴェ・ルイーズ・ロゼ 2004
品種:シャルドネ65%、ピノ・ノワール35% / ドザージュ5~6g/L
#4:ポメリー キュヴェ・ルイーズ 1995
品種:シャルドネ62%、ピノ・ノワール38% / ドザージュ5~6g/L
各マリアージュについてはピエルロー&徳岡各氏がコメント
向附 × キュヴェ・ルイーズ ナチュール2006
菱蟹吹寄
燻製きのこ 黄味ソース 菊菜 蒸栗 たたきオクラ 生姜 土佐酢ゼリー ペルー産オーガニックカカオニブ
総料理長のお気入りは黄卵と出汁のカスタード。向附の食材に使われていたカカオニブ(カカオ豆からチョコレートになるまでの工程でできる素材)はパウダー状ではなく、大きさが違う粒にしたので、噛んだ瞬間カカオの香りが広がる面白さ。生姜もカカオニブ同様異なる粒状、蒸栗は純粋な甘さを生かす等、時間軸をずらしながら五感を刺激して食を楽しませようとする総料理長の狙いが伝わってきました。ちなみにカカオニブのやわらかな苦みはナチュール2006のかすかな苦みと相乗していました。
ピエルロー氏は「ルイーズ・ポメリーのなかでは最も新しいアイテムがナチュールで、健康志向への変化を感じ、テロワールだけでなく、ぶどうのあるがままを伝えるために造りあげたシャンパーニュです。糖分添加無しのナチュールで初ヴィンテージは2004年です」と語り、続けて「日本料理はリッチで、さまざまな食材や調理方法を用いており、常に刺激を受けます。我々のシャンパーニュ造りのヒントになっていますが、私は出会った時のアロマや味わいより、テクスチュアや全体の印象、常にバランスを意識しています」と言及
煮物椀×キュヴェ・ルイーズ2005
鱧 松茸 三度豆 長芋 梅肉 ふり柚子
総料理長が語った出汁の仕込み。利尻昆布50g対水1㍑の割合で13時間、夏と冬では気温が違うので、必ず冷蔵庫(一定の温度)で静置。水は店舗内の4機の浄水器の水の状況にあわせて厳選
シャンパーニュ単独では甘味を感じますが、料理と合わせると酸の存在が顕著になり、松茸のお出汁の旨味が引き立ち、松茸の香ばしさともフィット
ピエルロー氏は「2005年は難しい年で、ポメリーでも苦労はしましたが、収穫のタイミングを遅らせ、ぶどうが熟すのを待ったことで、納得いくものになりました」と。
箸休 × キュヴェ・ルイーズ2005
鮑茶碗蒸
九州産鮑 佐賀県産サフラン 揚鮑 肝タレ ぐじ あこうのアラで取ったスープ パルメザンチーズせんべい
総料理長の遊びごころとチャレンジ精神を感じる組み合わせ。前半は茶碗蒸をプレーンで、後半は肝タレを注いで試すと、茶碗蒸だけの世界にとどまらない味わいの増幅があり、興味深い食体験。
八寸 × キュヴェ・ルイーズ・ロゼ2004
鰻タレ焼き 鰻カツ 青味 酢ゼラ 針生姜
鈴子 長芋 きのこ 山葵
ぐじ煮凍り サフランゼリー 生姜 青針葱
枝豆白和え 花弁茸 いぶりがっこ 砂ずり 揚米
丸十 大徳寺納豆
鱧寿司 針生姜 胡麻 すぐき ブルザンアイユ
牛舌旨煮 マッシュポテト 赤パプリカ
ぐじの煮凍りにはサフラン、鱧寿司にはブルザンチーズ等、和洋の味わいのさりげないセンスに思わず笑顔。綺麗なロゼと鈴子のオレンジの色彩&味わいが好印象でしたが、総料理長は、色で合わせるマリアージュには重きを置かず、「料理全体をパッと見た時の美味しさがマリアージュに繋がります」とコメントしていました。
3種のロゼを生産しているポメリーではブジー産のピノ・ノワールを重用。2004年ヴィンテージには熟成のポテンシャルがあり、アロマも豊か。20年近く経過していても、色調の変化はほとんどなく、若々しい印象
ピエルロー氏の感想は「シャンパーニュではロゼはもっぱらデザートと合わせますが、辛口のロゼなので、ウナギや鈴子が良く合っていました。八寸には様々な品々があり、五感で楽しめました。色彩や香りを含めて心地良い相性でした」
御飯 × キュヴェ・ルイーズ1995
松茸御飯/山形産つや姫 京赤地鶏塩焼
お米は総料理長がベストだと判断した銘柄を毎年選んでいるとのことで登場したのは「つや姫」。鶏の塩焼きは塊で焼いた鶏ならではのジューシーさが出ていました、食感を大事にしたマリアージュ!
1995年ヴィンテージは、第3アロマ由来のロースト感やヘーゼルナッツ等の香ばしさが際立ち、リリースしてかなりの時間を経ているにも関わらず、十分な酸味とフレッシュ感があって びっくり。ピエルロー氏は「新たなピークを迎えようとしています」と語りました。
画像提供:ヴランケン・ポメリー・ジャパン
“新たな食の価値観”、“長く続くスタンダードな価値観”を作るためのコラボレーション
どのようなシャンパーニュが誕生するのか、ワクワクしながら動向を見守りたいです🥂
夕暮れ間近の嵐山
素敵な空間でハッピー!
帰路は大好きなキーヤンショップに寄り道
元気カラーでパワーアップ
羽根を広げて!
2024年も素敵な世界が広がりますように・・・
伊ヴェネト州『ブリガルダーラ』のチェザーリ社長が語る“至福のアマローネ” [来日したワイン生産者&関係者]
輸入元オーバーシーズの招聘で、ヴェネト州からブリガルダーラの創業者ステファーノ・チェザーリ氏が来日しました。2019年のVinitalyで出会い、同年10月から輸入を開始しましたが、その後、COVID-19の影響下に。取引を開始して4年が経過し、2023年にパンデミックが明けたので、チェザーリ社長が来日。今回、自らのワインについて語りました。
第一部はアマローネワインマスタークラス
供出順左から
第1フライト
#1:アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ カーヴォロ2018
●畑:カーヴォロ / 標高130m ●品種:コルヴィーナ59%、コルヴィノーネ21%、
ロンディネッラ17%、その他3% ●熟成:225㍑のオーク樽と25ヘクト㍑のオーク樽で48ヶ月
価格:7000円(税別)
オレンジのトーンを含むガーネット、フローラル、タンニンも柔らかで飲みやすいワイン
#2:アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ クラッシコ2018
●畑:ブリガルダーラ / 標高250m ●品種:コルヴィーナ47%、コルヴィノーネ39%、
ロンディネッラ6%、その他8% ●熟成:225㍑のオーク樽と25ヘクト㍑のオーク樽で36ヶ月
価格:7000円(税別)
香りに干しぶどうのニュアンス、レッドチェリーやベリー、草っぽさ、中盤から広がる凝縮感
カーセ・ヴェチエのぶどう畑
画像:ブリガルダーラ
第2フライト
●畑:カーセ・ヴェチエ / 標高450m ●品種:コルヴィーナ39%、コルヴィノーネ30%、
ロンディネッラ31% ●熟成:225㍑のオーク樽と25ヘクト㍑のオーク樽で48ヶ月
価格:#3は11000円(税別)、#4~#6はオープン価格
#3:アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ カーセ・ヴェチエ2017
#4:アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ カーセ・ヴェチエ2012
#5:アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ カーセ・ヴェチエ2010
#6:アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ カーセ・ヴェチエ2005
#3と#4は温暖年
2017年はアロマ豊か、プラムや干しイチジク等の果実風味、口中滑らか。
2012年の第1香はシャイ、時間の経過でチェリージャム、甘草、安定したバランス。
#5と#6は冷涼年
明るいルビーで温暖年と比べると酸がエレガント。4種のなかのマイベストは2005年。
黒糖、ソーテルヌワイン似のセメダイン的なアロマ、しなやかな酸味、甘草、なめし皮、
熟したタンニン、心地よい余韻。
第3フライト
●畑:自社畑から最良のぶどうを選択 ●品種:コルヴィーナ55%、コルヴィノーネ25%、
ロンディネッラ20%、●熟成:225㍑のオーク樽と25ヘクト㍑のオーク樽で60ヶ月、参考商品
#7:アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ リゼルヴァ2013
#8:アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ リゼルヴァ2007
左から右に供出
第3フライトは2種のリゼルヴァにフォーカス
当日のベストワンは#8(前列右)
層になって広がる旨味、今飲んでも美味、今後の熟成にもさらなる期待
宮嶋通訳が「2007年VTはPP97点。チェザーリ氏も気に入っています」と言及
Alcは17.5%ながら、全体のバランスが良く、味わっているだけで、こころ和むワイン
素晴らしいアマローネは “至福のワイン”と形容できます!
一代でワイナリーを興した実力派ステファーノ・チェザーリ氏
セミナーの前半で沿革について解説
ブリガルダーラの歴史は古く、紀元1100年には農園として存立していました。1200-1400年の間は修道院が所有、1600年代になるとフォンタナ家、1800年代にはイタリア系オースラリア人のジュゼッペ・フラッカローリが入手。現在の外観が整い、小さな庭園を造り、糸杉も植樹。1928年チェザーリ当主の祖父レンツォがブリガルダーラ(分割されず同じ名称で続いてきた)を取得したことで農場に転換。父ランベルトが継承し、1970年代には畑にぶどう樹を植えますが、最大の推進力はチェザーリ氏で、1979年に自社ブランドワインの醸造を開始しました。
ちなみに、農場を継承した父親の本業は農耕機器(ブルドーザー等)を輸入する仕事で、日本の小松製作所の機械も扱っていた由。チェザーレ氏も、1976年に大学を出て父親と同じ仕事に就きますが10年位で転職。ヴァルポリチェッラでのワイン造りに着手、今に至っています。
画像:ブリガルダーラ
所有面積10㌶のうち6㌶の畑からスタートし、現在では120㌶で47㌶まで拡張。生産量は年間30万本。
自社畑は3つで、ブリガルダーラは重い粘土質でベースは凝灰岩。カーセ・ヴェチエは標高が高く、有機物が多いシルトの砂質土壌。カーヴォロ2㌶は東向きで、石ころが多く水はけが良い。雨が多い年は良好ですが、干ばつの年はなかなか厳しいとのこと。栽培している品種は黒ぶどうのコルヴィーナ(チェリーのトーンがあるエレガントな品種)、コルヴィノーネ(ハーブ的、若干粗野な品種)、ロンディネーラ(病害虫に強い品種)、モリナーラ、古来品種オセレータ。白ぶどうのガルガーネガ。
イタリアにおける生産量/2009年と2021年
チェザーリ当主が示した(1)ヴァルポリチェッラ (2)リパッソ (3)アマローネの数量
2009年 (1)2300万本 (2)1300万本 (3)870万本
2021年 (1)2000万本 (2)3500万本 (3)1800万本
ヴァルポルチェッラは減少傾向、リパッソとアマローネは倍以上の伸び。「アマローネは80%が輸出市場であり、リパッソはアマローネの味わいがあり、より安価なので、海外での人気が高い。アメリカとカナダは14%、スイス12%、英国10%、スウェーデンとドイツは8%、日本とロシアはわずか1%」と語りました。
さらに「2010年までは225㍑のバリックのみでしたが、それ以降から、500㍑のトノーも併用し、最初の2年は小樽、あとの2年はスラヴォニアンオークの大樽を使っています。アルコール度数の高いワインなので、発酵に耐えるジンファンデル酵母も使用しています」との追加コメントもありました。
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
第二部は料理と合わせて@パレスホテル東京グランドキッチン
ソアーヴェ2022
オマール海老と茸のテリーヌ/茸のマリネとオマール海老のクリーム、キャヴィア
品種はガルガネーガ100%、グレープフルーツやカモミール、白桃、溌溂とした酸味
ほのかに広がるビター感、フレッシュ&フルーティー
オレンジを煮詰めてソアーヴェを加え、酸を引き出し双方を相乗させたマリアージュ。
“酸”がポイント。テリーヌのクリーミーなテクスチャーと好印象
ヴァルポリチェッラ・スーペリオーレ カーセ・ヴェチエ2021
ヴァルポリチェッラ・スーペリオーレ ・リパッソ2020(右)
的鯛のカダイフ/牛蒡のヴルーテ&フリット
的鯛のサクサク感および魚の皮と身の間に血合いがあるので、
赤と合わせることで香ばしさが際立つ相性。バルサミコを使ったソースがポイント
アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ カーセ・ヴェチエ2012、同2017(右)
赤ワインのリゾット、トリュフ
この料理だけは伝統的なイタリアンへのオマージュとして考案
リゾットのなかのパンチェッタやレーズンがブリッジ食材になり、
アマローネのドライレーズンや甘いスパイス風味とナイスマリアージュ
アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ カーセ・ヴェチエ2005
国産牛フィレ肉のグリル、南瓜のピューレ&フリット、赤ワインソース、トリュフ
セミナーに登場した2005年ヴィンテージ、マデイラを使ったソースがポイント
牛肉を炭焼きした“香ばしさと甘さ”が、アマローネの要素と重なり美味
ディナー風景
右側の中程にステファーノ・チェザーリ当主、宮嶋勲通訳
JETCUPのふたりの優勝者
サービス担当の瀧田昌孝ソムリエ(右)
セミナーとディナーに参加していた本多康志氏(資生堂パーラー ザ・ハラジュク店長)
おふたりはJETCUPの歴代の優勝者、イタリアワインに精通しています!
山田琢馬ソムリエ(左)は先輩を目標に精進中
マリアージュで心がけたポイント
瀧田ソムリエに気を遣った点について伺ってみました。
一代でワイナリーを築いた当主なので、イタリアン重視より、インターナショナル路線
国際感覚を備えたビジネスマンに焦点を当てたフレンチスタイルを考えたとのこと。
すべての料理にワインを使っています。
マリアージュの記述は、瀧田ソムリエの説明も加えてあります。
ブリガルダーラのアマローネは残糖が少なくて、食事に合わせやすいワインです。
年末年始の集いに活用できると確信しています、お楽しみくださいませ!
【製品についての問い合わせ先】
株式会社オーバーシーズ 電話03-5779-7545
第一部はアマローネワインマスタークラス
供出順左から
第1フライト
#1:アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ カーヴォロ2018
●畑:カーヴォロ / 標高130m ●品種:コルヴィーナ59%、コルヴィノーネ21%、
ロンディネッラ17%、その他3% ●熟成:225㍑のオーク樽と25ヘクト㍑のオーク樽で48ヶ月
価格:7000円(税別)
オレンジのトーンを含むガーネット、フローラル、タンニンも柔らかで飲みやすいワイン
#2:アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ クラッシコ2018
●畑:ブリガルダーラ / 標高250m ●品種:コルヴィーナ47%、コルヴィノーネ39%、
ロンディネッラ6%、その他8% ●熟成:225㍑のオーク樽と25ヘクト㍑のオーク樽で36ヶ月
価格:7000円(税別)
香りに干しぶどうのニュアンス、レッドチェリーやベリー、草っぽさ、中盤から広がる凝縮感
カーセ・ヴェチエのぶどう畑
画像:ブリガルダーラ
第2フライト
●畑:カーセ・ヴェチエ / 標高450m ●品種:コルヴィーナ39%、コルヴィノーネ30%、
ロンディネッラ31% ●熟成:225㍑のオーク樽と25ヘクト㍑のオーク樽で48ヶ月
価格:#3は11000円(税別)、#4~#6はオープン価格
#3:アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ カーセ・ヴェチエ2017
#4:アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ カーセ・ヴェチエ2012
#5:アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ カーセ・ヴェチエ2010
#6:アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ カーセ・ヴェチエ2005
#3と#4は温暖年
2017年はアロマ豊か、プラムや干しイチジク等の果実風味、口中滑らか。
2012年の第1香はシャイ、時間の経過でチェリージャム、甘草、安定したバランス。
#5と#6は冷涼年
明るいルビーで温暖年と比べると酸がエレガント。4種のなかのマイベストは2005年。
黒糖、ソーテルヌワイン似のセメダイン的なアロマ、しなやかな酸味、甘草、なめし皮、
熟したタンニン、心地よい余韻。
第3フライト
●畑:自社畑から最良のぶどうを選択 ●品種:コルヴィーナ55%、コルヴィノーネ25%、
ロンディネッラ20%、●熟成:225㍑のオーク樽と25ヘクト㍑のオーク樽で60ヶ月、参考商品
#7:アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ リゼルヴァ2013
#8:アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ リゼルヴァ2007
左から右に供出
第3フライトは2種のリゼルヴァにフォーカス
当日のベストワンは#8(前列右)
層になって広がる旨味、今飲んでも美味、今後の熟成にもさらなる期待
宮嶋通訳が「2007年VTはPP97点。チェザーリ氏も気に入っています」と言及
Alcは17.5%ながら、全体のバランスが良く、味わっているだけで、こころ和むワイン
素晴らしいアマローネは “至福のワイン”と形容できます!
一代でワイナリーを興した実力派ステファーノ・チェザーリ氏
セミナーの前半で沿革について解説
ブリガルダーラの歴史は古く、紀元1100年には農園として存立していました。1200-1400年の間は修道院が所有、1600年代になるとフォンタナ家、1800年代にはイタリア系オースラリア人のジュゼッペ・フラッカローリが入手。現在の外観が整い、小さな庭園を造り、糸杉も植樹。1928年チェザーリ当主の祖父レンツォがブリガルダーラ(分割されず同じ名称で続いてきた)を取得したことで農場に転換。父ランベルトが継承し、1970年代には畑にぶどう樹を植えますが、最大の推進力はチェザーリ氏で、1979年に自社ブランドワインの醸造を開始しました。
ちなみに、農場を継承した父親の本業は農耕機器(ブルドーザー等)を輸入する仕事で、日本の小松製作所の機械も扱っていた由。チェザーレ氏も、1976年に大学を出て父親と同じ仕事に就きますが10年位で転職。ヴァルポリチェッラでのワイン造りに着手、今に至っています。
画像:ブリガルダーラ
所有面積10㌶のうち6㌶の畑からスタートし、現在では120㌶で47㌶まで拡張。生産量は年間30万本。
自社畑は3つで、ブリガルダーラは重い粘土質でベースは凝灰岩。カーセ・ヴェチエは標高が高く、有機物が多いシルトの砂質土壌。カーヴォロ2㌶は東向きで、石ころが多く水はけが良い。雨が多い年は良好ですが、干ばつの年はなかなか厳しいとのこと。栽培している品種は黒ぶどうのコルヴィーナ(チェリーのトーンがあるエレガントな品種)、コルヴィノーネ(ハーブ的、若干粗野な品種)、ロンディネーラ(病害虫に強い品種)、モリナーラ、古来品種オセレータ。白ぶどうのガルガーネガ。
イタリアにおける生産量/2009年と2021年
チェザーリ当主が示した(1)ヴァルポリチェッラ (2)リパッソ (3)アマローネの数量
2009年 (1)2300万本 (2)1300万本 (3)870万本
2021年 (1)2000万本 (2)3500万本 (3)1800万本
ヴァルポルチェッラは減少傾向、リパッソとアマローネは倍以上の伸び。「アマローネは80%が輸出市場であり、リパッソはアマローネの味わいがあり、より安価なので、海外での人気が高い。アメリカとカナダは14%、スイス12%、英国10%、スウェーデンとドイツは8%、日本とロシアはわずか1%」と語りました。
さらに「2010年までは225㍑のバリックのみでしたが、それ以降から、500㍑のトノーも併用し、最初の2年は小樽、あとの2年はスラヴォニアンオークの大樽を使っています。アルコール度数の高いワインなので、発酵に耐えるジンファンデル酵母も使用しています」との追加コメントもありました。
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
第二部は料理と合わせて@パレスホテル東京グランドキッチン
ソアーヴェ2022
オマール海老と茸のテリーヌ/茸のマリネとオマール海老のクリーム、キャヴィア
品種はガルガネーガ100%、グレープフルーツやカモミール、白桃、溌溂とした酸味
ほのかに広がるビター感、フレッシュ&フルーティー
オレンジを煮詰めてソアーヴェを加え、酸を引き出し双方を相乗させたマリアージュ。
“酸”がポイント。テリーヌのクリーミーなテクスチャーと好印象
ヴァルポリチェッラ・スーペリオーレ カーセ・ヴェチエ2021
ヴァルポリチェッラ・スーペリオーレ ・リパッソ2020(右)
的鯛のカダイフ/牛蒡のヴルーテ&フリット
的鯛のサクサク感および魚の皮と身の間に血合いがあるので、
赤と合わせることで香ばしさが際立つ相性。バルサミコを使ったソースがポイント
アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ カーセ・ヴェチエ2012、同2017(右)
赤ワインのリゾット、トリュフ
この料理だけは伝統的なイタリアンへのオマージュとして考案
リゾットのなかのパンチェッタやレーズンがブリッジ食材になり、
アマローネのドライレーズンや甘いスパイス風味とナイスマリアージュ
アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ カーセ・ヴェチエ2005
国産牛フィレ肉のグリル、南瓜のピューレ&フリット、赤ワインソース、トリュフ
セミナーに登場した2005年ヴィンテージ、マデイラを使ったソースがポイント
牛肉を炭焼きした“香ばしさと甘さ”が、アマローネの要素と重なり美味
ディナー風景
右側の中程にステファーノ・チェザーリ当主、宮嶋勲通訳
JETCUPのふたりの優勝者
サービス担当の瀧田昌孝ソムリエ(右)
セミナーとディナーに参加していた本多康志氏(資生堂パーラー ザ・ハラジュク店長)
おふたりはJETCUPの歴代の優勝者、イタリアワインに精通しています!
山田琢馬ソムリエ(左)は先輩を目標に精進中
マリアージュで心がけたポイント
瀧田ソムリエに気を遣った点について伺ってみました。
一代でワイナリーを築いた当主なので、イタリアン重視より、インターナショナル路線
国際感覚を備えたビジネスマンに焦点を当てたフレンチスタイルを考えたとのこと。
すべての料理にワインを使っています。
マリアージュの記述は、瀧田ソムリエの説明も加えてあります。
ブリガルダーラのアマローネは残糖が少なくて、食事に合わせやすいワインです。
年末年始の集いに活用できると確信しています、お楽しみくださいませ!
【製品についての問い合わせ先】
株式会社オーバーシーズ 電話03-5779-7545
ワイン王国 No.138掲載のペリエ ジュエ&ポメリー [シャンパン]
2023年も1ヶ月余りとなりました。
12月は泡ものを飲む機会が増えますね🥂
12月5日発売の『ワイン王国』1月号はシャンパーニュがメインになっています。
今回、2メゾンの情報を書かせていただきました。
ペリエ ジュエ@東京・原宿
ペリエ ジュエ ベル エポック フロレサンス2015
シャルドネ50%、ピノ・ノワール50%、赤ワイン10%ブレンド
希望小売価格4万9005円(税込) ギフトボックス入り
来日したセヴリーヌ・フレルソン最高醸造責任者から伺った『フロレサンス』にまつわるお話。日本限定のシャンパーニュで、これは彼女が都内の庭園を散策していた折に見かけた、日本の秋の草花からインスピレーションを受けて手がけたロゼ・シャンパーニュ。セヴリーヌさんが大事にしているテクスチュアをしっかり感じます。
セヴリーヌさんの一番好きな花は・・・白い蘭
ワイン王国村田惠子編集長、セヴリーヌさん、スターシェフのピエール・ガニェールさんと
o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。
ポメリー@京都・吉兆 「吉」の正式表記は「土に口」になります
シャンパーニュと日本料理が織りなす壮大なプロジェクトが今秋始動しました。
見開きの誌面では、徳岡邦夫総料理長がこだわった素材の選択、相性に関して、十分な書き込みができなかったので、近々、ブログにマリアージュ編をアップする予定です。画像と併せてご期待ください。
京都・吉兆の徳岡総料理長が仕上げた、五感を刺激する「八寸」
シャンパーニュラバーの皆さま、ワイン王国最新号を宜しくお願いいたします!
12月は泡ものを飲む機会が増えますね🥂
12月5日発売の『ワイン王国』1月号はシャンパーニュがメインになっています。
今回、2メゾンの情報を書かせていただきました。
ペリエ ジュエ@東京・原宿
ペリエ ジュエ ベル エポック フロレサンス2015
シャルドネ50%、ピノ・ノワール50%、赤ワイン10%ブレンド
希望小売価格4万9005円(税込) ギフトボックス入り
来日したセヴリーヌ・フレルソン最高醸造責任者から伺った『フロレサンス』にまつわるお話。日本限定のシャンパーニュで、これは彼女が都内の庭園を散策していた折に見かけた、日本の秋の草花からインスピレーションを受けて手がけたロゼ・シャンパーニュ。セヴリーヌさんが大事にしているテクスチュアをしっかり感じます。
セヴリーヌさんの一番好きな花は・・・白い蘭
ワイン王国村田惠子編集長、セヴリーヌさん、スターシェフのピエール・ガニェールさんと
o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。
ポメリー@京都・吉兆 「吉」の正式表記は「土に口」になります
シャンパーニュと日本料理が織りなす壮大なプロジェクトが今秋始動しました。
見開きの誌面では、徳岡邦夫総料理長がこだわった素材の選択、相性に関して、十分な書き込みができなかったので、近々、ブログにマリアージュ編をアップする予定です。画像と併せてご期待ください。
京都・吉兆の徳岡総料理長が仕上げた、五感を刺激する「八寸」
シャンパーニュラバーの皆さま、ワイン王国最新号を宜しくお願いいたします!
日本先行発売 「Y by YOSHIKI × Champagne POMMERY Brut Rosé」発表記者会見 [シャンパン]
YOSHIKI ファン&シャンパーニュラバーの皆さま
photo by Fumiko
本日記者会見があったY by YOSHIKI × Champagne POMMERY Brut Rosé
発売は2023年12月6日(水)予定
(C)公式画像 Y by YOSHIKI × Champagne POMMERY Brut Rosé
(C)公式画像 Y by YOSHIKI × Champagne POMMERY Brut Rosé
ブランド : Y by YOSHIKI × CHAMPAGNE POMMERY
(ワイ・バイ・ヨシキ×シャンパーニュ ポメリー)
商品名 : Y by YOSHIKI × CHAMPAGNE POMMERY Brut Rosé
(ワイ・バイ・ヨシキ×シャンパーニュ ポメリー ブリュット・ロゼ)
発売 : 2023 年 12 月 6 日(水) 予定
希望小売価格 : 30,000 円(税別) /ギフトボックス入り 35,000 円(税別)
容量 : 750ml
格付 : AOC シャンパーニュ
タイプ : ロゼ(辛口 Brut)
ドサージュ : 9g /L 程度
ヴィンテージ : NV
品種 : シャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエ
プレスリリース/会見概要 クリックで拡大
o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。
記者会見でのショット
開始前の会場
冒頭ヴランケンポメリージャパン(株)の師井研代表取締役社長が、
ポメリー最高醸造責任者クレマン・ピエルロー氏からのメッセージ(以下は青木要約)を代読
「シャンパーニュのブレンドと音楽には共通性があり、すべては努力や経験に帰結します。
調和と表現は、音楽とブレンディングに不可欠な資質と言えますが、
このキュヴェはポメリーの伝統的なスタイルを守りながら、
YOSHIKIの感性と感情にインスパイアされ、
YOSHIKIの音楽作品に合うように考案されたものです。
両者がともに五感のシンフォニー、味わいのシンフォニーを奏でます」
ロゼ・シャンパーニュで笑顔!
「繊細で飲みやすく、特別な時にかかわらず飲んでいただきたい」とコメント
フォトセッション
無敵のシャンパーニュ!
会見後、囲み取材があったのでひとつ質問させていただきました。
YOSHIKIさんからのお返事は “無敵のシャンパーニュ”!
お答えをいただければ・・・と前置きして
「スティルワイン(非発泡性ワイン)造りでは、以前『スクリーミングイーグル』を超えるものを目指しているとおっしゃっていました。シャンパーニュに関しては、先程、多くのグランメゾンのシャンパーニュとの利き比べをしながら、飲んでいるとおっしゃっていましたが、シャンパーニュで、超えたいと思っているメゾンがあれば教えていただけますか」と伺ってみました。
YOSHIKIさんは取材陣を前に、ナパのスクリーミングイーグルについて軽く解説し、その上で「ワインではスクリーミングイーグルを超えることを目標にしています。シャンパーニュには素晴らしいものが沢山あり、その多くを飲んでいますが、シャンパーニュは超えたと思っています。“無敵のシャンパーニュ”です」と、お返事してくださいました!
素晴らしい自信 🥂🥂🥂
柔らかなロゼ色、気泡はワインに溶け込みスムース。ストロベリー、ラズベリー、レッドカラント等の赤系果実満載、アロマ豊か、かすかにスパイス、中盤以降、穏やかな優しさと滑らかさ。泡や酸に弱い人にも受け入れられる味わい。冷たい温度帯からグラス内の温度があがることでベリー系果実のニュアンス。囲み取材時、YOSHIKIさんが「赤い衣装はロゼに合わせた」と語っていましたが、赤い果実が連想できるロゼ・シャンパーニュには最適の選択だったような・・・
明日はロスに移動し、来週は欧州とのこと。「いろいろなことがあり、これからも前に進んで行くことは、大切なことだと思いたい」と語っていましたが、健康に気をつけてご邁進ください!
シャンパーニュを想いながら
photo by Fumiko
ランスにある大聖堂の薔薇窓
シャンパーニュは、澱との長い接触で、奥深さが増します。
会見途中で披露されたポメリー社訪問のワンシーン
何度も試作を繰り返し完成したブリュット・ロゼは、すぐに飲むより、
1年か2年、セラーで寝かせておいてから飲むのも良いと思いました。
ポメリーのシャンパーニュは瓶熟によって、さらなる旨さが出てくるので、
ケース買いして、毎年同じ時期に味わいの変化を見るのも楽しいですよ
<関連リンク>
■Y by YOSHIKI × Champagne POMMERY 公式サイト
https://www.yoshiki-pommery.com
■Y by YOSHIKI × Champagne POMMERY 公式 Twitter
https://twitter.com/yoshikipommery
■Y by YOSHIKI × Champagne POMMERY 公式 Instagram
https://www.instagram.com/yoshikipommery
■商品についてのお問い合わせ先
株式会社ヴァンクロス 電話03-4400-9120
photo by Fumiko
本日記者会見があったY by YOSHIKI × Champagne POMMERY Brut Rosé
発売は2023年12月6日(水)予定
(C)公式画像 Y by YOSHIKI × Champagne POMMERY Brut Rosé
(C)公式画像 Y by YOSHIKI × Champagne POMMERY Brut Rosé
ブランド : Y by YOSHIKI × CHAMPAGNE POMMERY
(ワイ・バイ・ヨシキ×シャンパーニュ ポメリー)
商品名 : Y by YOSHIKI × CHAMPAGNE POMMERY Brut Rosé
(ワイ・バイ・ヨシキ×シャンパーニュ ポメリー ブリュット・ロゼ)
発売 : 2023 年 12 月 6 日(水) 予定
希望小売価格 : 30,000 円(税別) /ギフトボックス入り 35,000 円(税別)
容量 : 750ml
格付 : AOC シャンパーニュ
タイプ : ロゼ(辛口 Brut)
ドサージュ : 9g /L 程度
ヴィンテージ : NV
品種 : シャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエ
プレスリリース/会見概要 クリックで拡大
o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。
記者会見でのショット
開始前の会場
冒頭ヴランケンポメリージャパン(株)の師井研代表取締役社長が、
ポメリー最高醸造責任者クレマン・ピエルロー氏からのメッセージ(以下は青木要約)を代読
「シャンパーニュのブレンドと音楽には共通性があり、すべては努力や経験に帰結します。
調和と表現は、音楽とブレンディングに不可欠な資質と言えますが、
このキュヴェはポメリーの伝統的なスタイルを守りながら、
YOSHIKIの感性と感情にインスパイアされ、
YOSHIKIの音楽作品に合うように考案されたものです。
両者がともに五感のシンフォニー、味わいのシンフォニーを奏でます」
ロゼ・シャンパーニュで笑顔!
「繊細で飲みやすく、特別な時にかかわらず飲んでいただきたい」とコメント
フォトセッション
無敵のシャンパーニュ!
会見後、囲み取材があったのでひとつ質問させていただきました。
YOSHIKIさんからのお返事は “無敵のシャンパーニュ”!
お答えをいただければ・・・と前置きして
「スティルワイン(非発泡性ワイン)造りでは、以前『スクリーミングイーグル』を超えるものを目指しているとおっしゃっていました。シャンパーニュに関しては、先程、多くのグランメゾンのシャンパーニュとの利き比べをしながら、飲んでいるとおっしゃっていましたが、シャンパーニュで、超えたいと思っているメゾンがあれば教えていただけますか」と伺ってみました。
YOSHIKIさんは取材陣を前に、ナパのスクリーミングイーグルについて軽く解説し、その上で「ワインではスクリーミングイーグルを超えることを目標にしています。シャンパーニュには素晴らしいものが沢山あり、その多くを飲んでいますが、シャンパーニュは超えたと思っています。“無敵のシャンパーニュ”です」と、お返事してくださいました!
素晴らしい自信 🥂🥂🥂
柔らかなロゼ色、気泡はワインに溶け込みスムース。ストロベリー、ラズベリー、レッドカラント等の赤系果実満載、アロマ豊か、かすかにスパイス、中盤以降、穏やかな優しさと滑らかさ。泡や酸に弱い人にも受け入れられる味わい。冷たい温度帯からグラス内の温度があがることでベリー系果実のニュアンス。囲み取材時、YOSHIKIさんが「赤い衣装はロゼに合わせた」と語っていましたが、赤い果実が連想できるロゼ・シャンパーニュには最適の選択だったような・・・
明日はロスに移動し、来週は欧州とのこと。「いろいろなことがあり、これからも前に進んで行くことは、大切なことだと思いたい」と語っていましたが、健康に気をつけてご邁進ください!
シャンパーニュを想いながら
photo by Fumiko
ランスにある大聖堂の薔薇窓
シャンパーニュは、澱との長い接触で、奥深さが増します。
会見途中で披露されたポメリー社訪問のワンシーン
何度も試作を繰り返し完成したブリュット・ロゼは、すぐに飲むより、
1年か2年、セラーで寝かせておいてから飲むのも良いと思いました。
ポメリーのシャンパーニュは瓶熟によって、さらなる旨さが出てくるので、
ケース買いして、毎年同じ時期に味わいの変化を見るのも楽しいですよ
<関連リンク>
■Y by YOSHIKI × Champagne POMMERY 公式サイト
https://www.yoshiki-pommery.com
■Y by YOSHIKI × Champagne POMMERY 公式 Twitter
https://twitter.com/yoshikipommery
■Y by YOSHIKI × Champagne POMMERY 公式 Instagram
https://www.instagram.com/yoshikipommery
■商品についてのお問い合わせ先
株式会社ヴァンクロス 電話03-4400-9120
11月のシャンパーニュ講座では英仏の泡もの利き比べを交えながら [NHK文化センター青山 シャンパン講座]
2018年、2019年と2年続きのシャンパーニュツアーの後、
英国産スパークリングワインの現状を視察したく思い、
2020年11月に英仏研修ツアーを計画しましたが・・・
コロナ禍で延期を余儀なくされてしまい、しばし、我慢の日々!
2023年11月、その夢を実現することができました。
訪問順に、
英国はガズボーン、ハンブルドン&老舗ワイン商BB&R、
シャンパーニュはゴッセ、ボランジェ&ドゥ・ヴノージュ
11月の講座では、帰朝報告を兼ねて、
ガズボーン、ゴッセ、ボランジェ、ドゥ・ヴノージュのアイテムにフォーカス
供出は左から右へ
トゥール・エッフェルで乾杯
メゾンではルイ15世にお迎えしていただき
1889年パリ万博でスポンサーに名を連ねたドゥ・ヴノージュ
2019年にエッフェル塔竣工130周年を記念して、
限定発売したスペシャル・キュヴェ
2019年の発売に続き、2023年10月1日に再入荷
これも、即完売になったようです。
講座用に揃えることができて、ホント安堵
#1:ドゥ・ヴノージュ プランス・ブリュット・トゥール・エッフェルNV
生産者:ドゥ・ヴノージュ(NM)
ぶどう品種:PN、CH、M 各3分の1ずつ
デゴルジュマン:2019年1月
ドザージュ:6g/L
価格:16,500円
輸入元:ヴィレッジ・セラーズ
トゥール・エッフェルの名称はパリ市との合意のもと商標登録済。2019年1月のデゴルジュマンから4年経過したシャンパーニュ。白い花やアカシア、柑橘果実の内果皮似のビター感の後、グラス内の温度変化でまるみとクリーミーさ。瓶熟による旨味、口中スムース。和食で合わせるなら茶碗蒸し
第2フライトは英仏の泡比較
シャンパーニュで最古の歴史を有すメゾン
エントランスにはメゾンを立ち上げた創始者の蝋人形
ナタリーさん(前列右)の細やかな対応は素晴しく感謝で一杯です!
シェフ・ド・カーヴのオディロンさんは我らと入れ違いで日本滞在中
(前列右から2人目)ガブリエルさんは次期シェフ・ド・カーヴとして彼のもとで修行中
創業2004年のガズボーン
イギリス南東部のケント州にあるガズボーン
ぶどう畑の起源は1410年まで遡ることができます。
自社畑はケント州とサセックス州にあり、前者は粘土と砂質、後者は石灰質土壌で、
収穫時期はケント州のほうが2週間ほど早いようです。
ぶどう畑でウェルカム・スパークリング
#2:ゴッセ グラン・ブラン・ド・ブランNV
生産者:ゴッセ(NM)
ぶどう品種:CH100%/ベースヴィンテージ2018年
リザーブワイン:10%
ドザージュ:7g/L
価格:14,300円
輸入元:テラヴェール
発酵も熟成もステンレスのみ。PNを重視するメゾンながら、顧客から「ブラン・ド・ブランを造って」との要望があり、それに応えて生産。骨格と厚みのコート・デ・セザンヌ、しなやかさのヴィトリィ・ル・フランンソワのCHを使用。ミネラルのインパクトがあり、凜としたスタイル。ノンマロ由来のフレッシュな酸と凝縮感ある味わい、ドザージュの印象は多くの講座生がガズボーンより多いと推測
#3:ガズボーン ブラン・ド・ブラン2018
生産者:ガズボーン/英国
ぶどう品種:CH100%
ドザージュ:11.6g/L
価格:12,650円
輸入元:BB&R
大部分は温度管理したステンレス、ワインに複雑味を与えるために一部オークの古樽使用。ヴィンテージのみ生産しているワイナリー。白い花、おしろい、レモンやオレンジの皮。ストーンフルーツ、ジンジャー、白胡椒、ヘーゼルナッツ、チョークのニュアンス
第3フライトはブラン・ド・ノワール比較
メゾンの要はピノ・ノワール
11月第3週に来日したシャルルさん
初来日した新任のシェフ・ド・カーヴ、ドゥ二さん
#4:ドゥ・ヴノージュ プランス・ブラン・ド・ノワールNV
生産者:ドゥ・ヴノージュ(NM)
ぶどう品種:PN100%
ドザージュ:6g/L
価格:13,200円
発酵も熟成もステンレス、100%MLF実施、モンターニュ・ド・ランスのGC&PCとレ・リセのPN。フランボワーズやカシス、スミレ、果実のコク、温度があがってもぶれないバランスの良さ。レ・リセのPNの軽快で繊細な要素が利いたシャンパーニュ
#5:ボランジェ PN AYC18 / ピー・エヌ エイ・ワイ・シー18
生産者:ボランジェ(NM)
ぶどう品種:PN100%/ベースヴィンテージ2018年
ドザージュ:少量
価格:20,900円
輸入元:WINE TO STYLE
前任のシェフ・ド・カーヴ、故ジル・デコートさんの「ベストなPNを造る」との提案から誕生したキュヴェ。社内でPNを前面に出したシャンパーニュ造りを検討しコンテストを実施。◆PN100%(自社畑80%) ◆テロワールを反映 ◆ヴィンテージの個性。3つの条件を満たしたアイテムとして選ばれたシャンパ-ニュ。
最初にリリースしたテロワールシリーズは『PN VZ15』、2回目も『PN VZ16』、3番目が『PN TX17』で、2015年と2016年の主産地はヴェルズネイ(VZ)、2017年はトーシエール(TX)が中心。今回晴れてアイ主体です。最も古いVTは2009年で、マグナムで保管したリザーヴワインの複雑味の妙が出ています。リッチさとフレッシュさの競合、調和のとれたブラン・ド・ノワール
ざっくりと訪問メゾンについて書きましたが、
この後、英国とシャンパーニュの各メゾンで伺った内容をアップしてまいりますので、
宜しくお願いします🥂
英国産スパークリングワインの現状を視察したく思い、
2020年11月に英仏研修ツアーを計画しましたが・・・
コロナ禍で延期を余儀なくされてしまい、しばし、我慢の日々!
2023年11月、その夢を実現することができました。
訪問順に、
英国はガズボーン、ハンブルドン&老舗ワイン商BB&R、
シャンパーニュはゴッセ、ボランジェ&ドゥ・ヴノージュ
11月の講座では、帰朝報告を兼ねて、
ガズボーン、ゴッセ、ボランジェ、ドゥ・ヴノージュのアイテムにフォーカス
供出は左から右へ
トゥール・エッフェルで乾杯
メゾンではルイ15世にお迎えしていただき
1889年パリ万博でスポンサーに名を連ねたドゥ・ヴノージュ
2019年にエッフェル塔竣工130周年を記念して、
限定発売したスペシャル・キュヴェ
2019年の発売に続き、2023年10月1日に再入荷
これも、即完売になったようです。
講座用に揃えることができて、ホント安堵
#1:ドゥ・ヴノージュ プランス・ブリュット・トゥール・エッフェルNV
生産者:ドゥ・ヴノージュ(NM)
ぶどう品種:PN、CH、M 各3分の1ずつ
デゴルジュマン:2019年1月
ドザージュ:6g/L
価格:16,500円
輸入元:ヴィレッジ・セラーズ
トゥール・エッフェルの名称はパリ市との合意のもと商標登録済。2019年1月のデゴルジュマンから4年経過したシャンパーニュ。白い花やアカシア、柑橘果実の内果皮似のビター感の後、グラス内の温度変化でまるみとクリーミーさ。瓶熟による旨味、口中スムース。和食で合わせるなら茶碗蒸し
第2フライトは英仏の泡比較
シャンパーニュで最古の歴史を有すメゾン
エントランスにはメゾンを立ち上げた創始者の蝋人形
ナタリーさん(前列右)の細やかな対応は素晴しく感謝で一杯です!
シェフ・ド・カーヴのオディロンさんは我らと入れ違いで日本滞在中
(前列右から2人目)ガブリエルさんは次期シェフ・ド・カーヴとして彼のもとで修行中
創業2004年のガズボーン
イギリス南東部のケント州にあるガズボーン
ぶどう畑の起源は1410年まで遡ることができます。
自社畑はケント州とサセックス州にあり、前者は粘土と砂質、後者は石灰質土壌で、
収穫時期はケント州のほうが2週間ほど早いようです。
ぶどう畑でウェルカム・スパークリング
#2:ゴッセ グラン・ブラン・ド・ブランNV
生産者:ゴッセ(NM)
ぶどう品種:CH100%/ベースヴィンテージ2018年
リザーブワイン:10%
ドザージュ:7g/L
価格:14,300円
輸入元:テラヴェール
発酵も熟成もステンレスのみ。PNを重視するメゾンながら、顧客から「ブラン・ド・ブランを造って」との要望があり、それに応えて生産。骨格と厚みのコート・デ・セザンヌ、しなやかさのヴィトリィ・ル・フランンソワのCHを使用。ミネラルのインパクトがあり、凜としたスタイル。ノンマロ由来のフレッシュな酸と凝縮感ある味わい、ドザージュの印象は多くの講座生がガズボーンより多いと推測
#3:ガズボーン ブラン・ド・ブラン2018
生産者:ガズボーン/英国
ぶどう品種:CH100%
ドザージュ:11.6g/L
価格:12,650円
輸入元:BB&R
大部分は温度管理したステンレス、ワインに複雑味を与えるために一部オークの古樽使用。ヴィンテージのみ生産しているワイナリー。白い花、おしろい、レモンやオレンジの皮。ストーンフルーツ、ジンジャー、白胡椒、ヘーゼルナッツ、チョークのニュアンス
第3フライトはブラン・ド・ノワール比較
メゾンの要はピノ・ノワール
11月第3週に来日したシャルルさん
初来日した新任のシェフ・ド・カーヴ、ドゥ二さん
#4:ドゥ・ヴノージュ プランス・ブラン・ド・ノワールNV
生産者:ドゥ・ヴノージュ(NM)
ぶどう品種:PN100%
ドザージュ:6g/L
価格:13,200円
発酵も熟成もステンレス、100%MLF実施、モンターニュ・ド・ランスのGC&PCとレ・リセのPN。フランボワーズやカシス、スミレ、果実のコク、温度があがってもぶれないバランスの良さ。レ・リセのPNの軽快で繊細な要素が利いたシャンパーニュ
#5:ボランジェ PN AYC18 / ピー・エヌ エイ・ワイ・シー18
生産者:ボランジェ(NM)
ぶどう品種:PN100%/ベースヴィンテージ2018年
ドザージュ:少量
価格:20,900円
輸入元:WINE TO STYLE
前任のシェフ・ド・カーヴ、故ジル・デコートさんの「ベストなPNを造る」との提案から誕生したキュヴェ。社内でPNを前面に出したシャンパーニュ造りを検討しコンテストを実施。◆PN100%(自社畑80%) ◆テロワールを反映 ◆ヴィンテージの個性。3つの条件を満たしたアイテムとして選ばれたシャンパ-ニュ。
最初にリリースしたテロワールシリーズは『PN VZ15』、2回目も『PN VZ16』、3番目が『PN TX17』で、2015年と2016年の主産地はヴェルズネイ(VZ)、2017年はトーシエール(TX)が中心。今回晴れてアイ主体です。最も古いVTは2009年で、マグナムで保管したリザーヴワインの複雑味の妙が出ています。リッチさとフレッシュさの競合、調和のとれたブラン・ド・ノワール
ざっくりと訪問メゾンについて書きましたが、
この後、英国とシャンパーニュの各メゾンで伺った内容をアップしてまいりますので、
宜しくお願いします🥂
フランス編 / パンデミック後のシャンパーニュとパリを散策 [英仏研修ツアー]
[シャンパーニュ]
エペルネに完成したシャンパーニュ美術館
元ペリエ ジュエの館でした!
展示物についての解説は日本語で聞けます。
別棟の展示会では
ペリエ ジュエ関連のグラスや調度品が
ランスの大聖堂の夜と朝
観光客がいない静寂な空間
晩秋の冷風に身をまかせると気持ちがぐっと引き締まります!
早朝の大聖堂のバラ窓、きれい
大好きなシャガールブルー
前回、前々回と夕方だったので、久々に綺麗な“青”と対面
ドゥ ラ ペはお薦め
大聖堂まで至近距離
清潔感があり、エスプレッソマシーンも完備
朝食時のワンシーン
インフォメーション
■エペルネのシャンパーニュ美術館
公式HP: https://archeochampagne.epernay.fr/en/home/
■ランスのアイ村にできた没入型シャンパーニュ美術館
(ポメリーの圧搾所を改装) PRESSORIA
公式HP: https://pressoria.com/en/
■2019年に大聖堂の前にできた新しいホテル La Caserne Chanzy (消防署を改築)
公式HP: https://www.lacasernechanzy.com/
🥂🥂🥂
【パリ】
ノートルダム大聖堂の修復進捗
2019年に様子を見に来たのですが、まだまだ時間がかかりそう
来夏のオリンピック迄に間に合わせるには、急ピッチで進めねば、ですね。
完成の日を心待ちにしています。
ポン・ヌフでワンショット
趣あるセーヌ川
贅沢なエッフェル塔
2018年に初訪問したCafe de l'Homme
Hommeは男性だけでなく、人類すべて、の意味合いで命名した由
20時、21時、22時の、5分間の点滅は至福の時間
節電の関係で、今年は23時迄の点滅になっていたような~
テラスから見るエッフェル塔は最高
再見できたことにホント感謝
ディナーはシャルルで!
ラデュレがまだ日本に上陸していなかった頃、
マカロンをお土産にするために何度か通った懐かしいロワイヤル店
マカロンとカフェオレで一息
ウエストミンスターで〆
お洒落なお部屋
暖炉の横には書籍が!
パリ最後の夜はの~んびり
クリスマスのイルミネーションは少し遅れて
百貨店ギャラリー・ラファイエットの天井
11月第2週はいつもキラキラ装飾だったのですが、
節電の関係で少し遅れている由
第3週末くらいから恒例のイルミネーションが始まった!?
トリコロル・パリさんのイルミネーション情報、リンクさせていただきました!
https://tricolorparis.com/actu/culture/noel-paris-2023-sapin-galeries-lafayette/
パリ再訪を願いながら・・・🍀
楽しい時間でした!
エペルネに完成したシャンパーニュ美術館
元ペリエ ジュエの館でした!
展示物についての解説は日本語で聞けます。
別棟の展示会では
ペリエ ジュエ関連のグラスや調度品が
ランスの大聖堂の夜と朝
観光客がいない静寂な空間
晩秋の冷風に身をまかせると気持ちがぐっと引き締まります!
早朝の大聖堂のバラ窓、きれい
大好きなシャガールブルー
前回、前々回と夕方だったので、久々に綺麗な“青”と対面
ドゥ ラ ペはお薦め
大聖堂まで至近距離
清潔感があり、エスプレッソマシーンも完備
朝食時のワンシーン
インフォメーション
■エペルネのシャンパーニュ美術館
公式HP: https://archeochampagne.epernay.fr/en/home/
■ランスのアイ村にできた没入型シャンパーニュ美術館
(ポメリーの圧搾所を改装) PRESSORIA
公式HP: https://pressoria.com/en/
■2019年に大聖堂の前にできた新しいホテル La Caserne Chanzy (消防署を改築)
公式HP: https://www.lacasernechanzy.com/
🥂🥂🥂
【パリ】
ノートルダム大聖堂の修復進捗
2019年に様子を見に来たのですが、まだまだ時間がかかりそう
来夏のオリンピック迄に間に合わせるには、急ピッチで進めねば、ですね。
完成の日を心待ちにしています。
ポン・ヌフでワンショット
趣あるセーヌ川
贅沢なエッフェル塔
2018年に初訪問したCafe de l'Homme
Hommeは男性だけでなく、人類すべて、の意味合いで命名した由
20時、21時、22時の、5分間の点滅は至福の時間
節電の関係で、今年は23時迄の点滅になっていたような~
テラスから見るエッフェル塔は最高
再見できたことにホント感謝
ディナーはシャルルで!
ラデュレがまだ日本に上陸していなかった頃、
マカロンをお土産にするために何度か通った懐かしいロワイヤル店
マカロンとカフェオレで一息
ウエストミンスターで〆
お洒落なお部屋
暖炉の横には書籍が!
パリ最後の夜はの~んびり
クリスマスのイルミネーションは少し遅れて
百貨店ギャラリー・ラファイエットの天井
11月第2週はいつもキラキラ装飾だったのですが、
節電の関係で少し遅れている由
第3週末くらいから恒例のイルミネーションが始まった!?
トリコロル・パリさんのイルミネーション情報、リンクさせていただきました!
https://tricolorparis.com/actu/culture/noel-paris-2023-sapin-galeries-lafayette/
パリ再訪を願いながら・・・🍀
楽しい時間でした!
英国編 / 自由時間はチャーチルに因むNon Solo Vino (ワインだけじゃない)な世界 [英仏研修ツアー]
久々の英国
目的はシャンパーニュに拮抗している英国産スパークリングワインの視察
でも、自由時間には大好きなチャーチル絡みのエリアを散策してきました。
ビッグ・ベンを一番眺めているのはチャーチルかも!
ジャーナリストとしてのチャーチルの文才を見習わねば!
ザ・チャーチル・アームズ
お花で飾られたイギリスらしいパブ
1800年代にチャーチルの祖父母が通っていたお店で、
第二次大戦後、現在の店名になった由
チャーチルがらみの展示物
ポル・ロジェのシャンパンを愛したチャーチルなので、グラスやボトルでも楽しめます!
レトロな陶器や国旗も飾ってあります!
常連客や観光客でしっかり埋まっていました。
ディナーはレ 110 ド タイユヴァン
丁寧なホスピタリティ
ワインやシャンパーニュをバイ・ザ・グラスで!
4種の泡ものでマリアージュを堪能
ダウニング街
映画『ダーケスト・アワー』のワンシーン
首相に任命されたチャーチルが、ダウニング街10番地で、
「これから何をしますか?」と記者から聞かれ、「まずはポル・ロジェを一杯」
と答えていましたね。
老舗ワイン商BB&R
創業325周年を迎えたBerry Bros.& Rudd
貴重な記念物や文献があり、歴史の宝庫
チャーチルが注文した記録
BB&Rのショップ
銘醸ワインたちが並んでいます!
シャンパーニュたちをワンショット
この後、ユーロスターでパリ北駅へ
フランス編でも、“ワインだけじゃない”世界をアップします!
目的はシャンパーニュに拮抗している英国産スパークリングワインの視察
でも、自由時間には大好きなチャーチル絡みのエリアを散策してきました。
ビッグ・ベンを一番眺めているのはチャーチルかも!
ジャーナリストとしてのチャーチルの文才を見習わねば!
ザ・チャーチル・アームズ
お花で飾られたイギリスらしいパブ
1800年代にチャーチルの祖父母が通っていたお店で、
第二次大戦後、現在の店名になった由
チャーチルがらみの展示物
ポル・ロジェのシャンパンを愛したチャーチルなので、グラスやボトルでも楽しめます!
レトロな陶器や国旗も飾ってあります!
常連客や観光客でしっかり埋まっていました。
ディナーはレ 110 ド タイユヴァン
丁寧なホスピタリティ
ワインやシャンパーニュをバイ・ザ・グラスで!
4種の泡ものでマリアージュを堪能
ダウニング街
映画『ダーケスト・アワー』のワンシーン
首相に任命されたチャーチルが、ダウニング街10番地で、
「これから何をしますか?」と記者から聞かれ、「まずはポル・ロジェを一杯」
と答えていましたね。
老舗ワイン商BB&R
創業325周年を迎えたBerry Bros.& Rudd
貴重な記念物や文献があり、歴史の宝庫
チャーチルが注文した記録
BB&Rのショップ
銘醸ワインたちが並んでいます!
シャンパーニュたちをワンショット
この後、ユーロスターでパリ北駅へ
フランス編でも、“ワインだけじゃない”世界をアップします!
ワイン造りもロゴもオーナーの美的センスが光るイタリアの『イ・ジュスティー・エ・ザンツァ』 [来日したワイン生産者&関係者]
伊トスカーナから、カンティーナ『イ・ジュスティー・エ・ザンツァ』のオーナー、パオロ・ジュスティさんが来日し、ガエターノ・ドニゼッティーの歌劇『愛の妙薬』に登場する人物たちに因んだネーミングのワインや新しいアイテム、近況情報について語りました。
photo by Fumiko
上の画像は2017年に撮影
イ・ジュスティー・エ・ザンツァのスタイル
知名度が高いキアンティやモンタルチーノ、ボルゲリに対抗すべく、新しい産地で、新しいトスカーナワインの可能性を追求しているイ・ジュスティー・エ・ザンツァ。オーナーのパオロ・ジュスティさんは元建築家、異色の造り手です。
彼の父ブルーノと祖父アンジェロは、1900年代初頭から、マッサ・カッラーラ県(トスカーナ北部リグーリア州との州境)でワイン造りを行っていました。パオロさんはボルドーの左岸のような畑を求め、それに見合う最適な場所を探していました。1995 年、リヴォルノとの州境に位置するピサ県の小さな町ファウリアの古いスコピッチ農園に、理想とするぶどう畑を見つけ、父とともに購入。なだらかな丘陵地帯にある畑は、砂と砂利質、豊富な化石を含む土壌で、彼の夢が叶いました。
通算5回目の来日になるパオロさん
一番好きなワインは尊敬する父親への思いを込めた『ペルブルーノ』
ラベルは鷲が羽根を広げたイメージです!
「愛の妙薬」オペラで楽しむワイン
資料提供:WTS
「愛の妙薬」の主人公がラベルを飾るワインは、
2015年からオーガニック認証を取得、ワイン誌でも高得点獲得。
#1:2020ネモリーノ トスカーナ・ビアンコI.G.T.
ぶどう品種:トレッビアーノとセミヨン各50%
地中海のフレッシュさとアロマを表現し、海辺の夏の夕暮れを連想させるワイン
#2:2019ネモリーノ コスタ・トスカーナ・ロッソI.G.T.
ぶどう品種:シラー60%、サンジョヴェーゼ20%、メルロ20%
コンセプトはフレッシュな果実味とクリーンで即効性のあるアロマ
トスカーナの伝統的な前菜やアペリティーヴォに最適
#3:2018アディーネ コスタ・トスカーナ・ロッソI.G.T.
ぶどう品種:サンジョヴェーゼ90%、アリカンテ10%
日本の輸入元とのコラボで誕生した日本限定発売のワイン。2016年が初ヴィンテージ
#4:2020ベルコーレ コスタ・トスカーナ・ロッソI.G.T.
ぶどう品種:サンジョヴェーゼ80%、メルロ20%
トスカーナの海岸地域の果実の凝縮感を表現したワイン。
#5:2019ペルブルーノ コスタ・トスカーナ・ロッソI.G.T.
ぶどう品種:シラー100%
父親へのオマージュワイン。単一畑のブドウから生産、他界した 2003 年が初収穫
骨格と濃密でビロードのようなタンニンを備えた長熟ワイン、ジビエと好相性
#6:2018デュルカマーラ コスタ・トスカーナ・ロッソI.G.T.
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロ25%、プティ・ヴェルド5%
1996 年が初ヴィンテージのフラッグシップ。
沿岸部のトスカーナで偉大なボルドー・ブレンドを造るのが夢だぅたパオロさん。
それを形にしたのがデュルカマーラ
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
生ハムの盛り合わせとデュルカマーラ
トマトとサンジョヴェーゼは酸味が相乗して良い相性
ランチ会場だったKNOCKはパスタが売りのレストラン。イ・ジュスティー・エ・ザンツァのワインと合わせて楽しむパスタということで、パオロさんがセレクトしたお薦めの組み合わせは・・・
【ネモリーノ・ビアンコ】
鶏ササミとカラスミ『わさびペペロンチーノ』スパゲティ
『レモン・クリーム&ケッパー』スパゲティ
【ネモリーノ・ロッソ】
KNOCK の定番マスカルポーネとこんがりレーズン『パネ・パンナ』
【アディーネ】
キャベツの『アンチョビ・ペペロンチーノ』スパゲティ
【ベルコーレ】
濃厚チーズブレンド『KNOCKʼN CHEESE』のチョップドスパゲティ
クラッシュエッグ&とろけるチーズ『ミートソース』スパゲティ
【ペルブルーノ】
『山盛りキノコ&クリーム』スパゲティ
【デュルカマーラ】
マッシュルーム『デュクセル・ブラウンソース』スパゲティ
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
サンジョヴェーゼを愛するパオロさんは美術に対する造詣が深く、絵心も見事。アディーネのラベルの女性を、KNOCKのコースターにさりげなく描いてしまう手腕はさすがでした!
出典:weekend-cinema
パオロさんから、徹底した“こだわり”が伝わってきたので、「イタリアの女優さんで、サンジョヴェーゼと重なる方は?」と聞いてみました。少しだけ、沈黙があり、その後、「モニカ・ヴィッティ! 親しみがあって穏やかなところがサンジョヴェーゼに通じます。温かみのあるキャラクターが好きです」と。サンジョヴェーゼとモニカ・ヴィッテイの共通項。親しみある雰囲気、成る程、よくわかります。
モニカ・ヴィッティさんは昨年他界しましたが、誕生日は11月3日でした!
ご息子ジャコモ(24 歳)さんがカンティーナに参画し、ファミリーの 4 代目のワイン生産者になるために精進中。「彼のアイデアとエネルギーが、イ・ジュスティー・エ・ザンツァの伝統を尊重しながら、品質を向上させてくれることを願っています」とパオロさん。愛娘は英国のフィナンシャル・タイムスに勤務し、ワインや経済について執筆しているそうです。
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
私は『デュルカマーラ』のラベルがお気に入りです。パオロさんは「豚肉ときのことリンゴの煮込み」との相性を挙げていました。じっくり煮込んだジビエや、脂肪分の多い柔らかなチーズ、トリュフはデュルカマーラに良く合いますね。
美的&知的センスにあふれたイ・ジュスティー・エ・ザンツァのワインは、ジャケ買いでも一押しです。
【製品に関するお問い合わせ先】
WINE TO STYLE 株式会社 担当: 斎藤美樹 PRディレクター
〒106‐0045 東京都港区麻布十番1-5-30 十番董友ビル2階 Tel:03- 5413- 8831
公式HP: https://www.winetostyle.co.jp
photo by Fumiko
上の画像は2017年に撮影
イ・ジュスティー・エ・ザンツァのスタイル
知名度が高いキアンティやモンタルチーノ、ボルゲリに対抗すべく、新しい産地で、新しいトスカーナワインの可能性を追求しているイ・ジュスティー・エ・ザンツァ。オーナーのパオロ・ジュスティさんは元建築家、異色の造り手です。
彼の父ブルーノと祖父アンジェロは、1900年代初頭から、マッサ・カッラーラ県(トスカーナ北部リグーリア州との州境)でワイン造りを行っていました。パオロさんはボルドーの左岸のような畑を求め、それに見合う最適な場所を探していました。1995 年、リヴォルノとの州境に位置するピサ県の小さな町ファウリアの古いスコピッチ農園に、理想とするぶどう畑を見つけ、父とともに購入。なだらかな丘陵地帯にある畑は、砂と砂利質、豊富な化石を含む土壌で、彼の夢が叶いました。
通算5回目の来日になるパオロさん
一番好きなワインは尊敬する父親への思いを込めた『ペルブルーノ』
ラベルは鷲が羽根を広げたイメージです!
「愛の妙薬」オペラで楽しむワイン
資料提供:WTS
「愛の妙薬」の主人公がラベルを飾るワインは、
2015年からオーガニック認証を取得、ワイン誌でも高得点獲得。
#1:2020ネモリーノ トスカーナ・ビアンコI.G.T.
ぶどう品種:トレッビアーノとセミヨン各50%
地中海のフレッシュさとアロマを表現し、海辺の夏の夕暮れを連想させるワイン
#2:2019ネモリーノ コスタ・トスカーナ・ロッソI.G.T.
ぶどう品種:シラー60%、サンジョヴェーゼ20%、メルロ20%
コンセプトはフレッシュな果実味とクリーンで即効性のあるアロマ
トスカーナの伝統的な前菜やアペリティーヴォに最適
#3:2018アディーネ コスタ・トスカーナ・ロッソI.G.T.
ぶどう品種:サンジョヴェーゼ90%、アリカンテ10%
日本の輸入元とのコラボで誕生した日本限定発売のワイン。2016年が初ヴィンテージ
#4:2020ベルコーレ コスタ・トスカーナ・ロッソI.G.T.
ぶどう品種:サンジョヴェーゼ80%、メルロ20%
トスカーナの海岸地域の果実の凝縮感を表現したワイン。
#5:2019ペルブルーノ コスタ・トスカーナ・ロッソI.G.T.
ぶどう品種:シラー100%
父親へのオマージュワイン。単一畑のブドウから生産、他界した 2003 年が初収穫
骨格と濃密でビロードのようなタンニンを備えた長熟ワイン、ジビエと好相性
#6:2018デュルカマーラ コスタ・トスカーナ・ロッソI.G.T.
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロ25%、プティ・ヴェルド5%
1996 年が初ヴィンテージのフラッグシップ。
沿岸部のトスカーナで偉大なボルドー・ブレンドを造るのが夢だぅたパオロさん。
それを形にしたのがデュルカマーラ
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
生ハムの盛り合わせとデュルカマーラ
トマトとサンジョヴェーゼは酸味が相乗して良い相性
ランチ会場だったKNOCKはパスタが売りのレストラン。イ・ジュスティー・エ・ザンツァのワインと合わせて楽しむパスタということで、パオロさんがセレクトしたお薦めの組み合わせは・・・
【ネモリーノ・ビアンコ】
鶏ササミとカラスミ『わさびペペロンチーノ』スパゲティ
『レモン・クリーム&ケッパー』スパゲティ
【ネモリーノ・ロッソ】
KNOCK の定番マスカルポーネとこんがりレーズン『パネ・パンナ』
【アディーネ】
キャベツの『アンチョビ・ペペロンチーノ』スパゲティ
【ベルコーレ】
濃厚チーズブレンド『KNOCKʼN CHEESE』のチョップドスパゲティ
クラッシュエッグ&とろけるチーズ『ミートソース』スパゲティ
【ペルブルーノ】
『山盛りキノコ&クリーム』スパゲティ
【デュルカマーラ】
マッシュルーム『デュクセル・ブラウンソース』スパゲティ
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
サンジョヴェーゼを愛するパオロさんは美術に対する造詣が深く、絵心も見事。アディーネのラベルの女性を、KNOCKのコースターにさりげなく描いてしまう手腕はさすがでした!
出典:weekend-cinema
パオロさんから、徹底した“こだわり”が伝わってきたので、「イタリアの女優さんで、サンジョヴェーゼと重なる方は?」と聞いてみました。少しだけ、沈黙があり、その後、「モニカ・ヴィッティ! 親しみがあって穏やかなところがサンジョヴェーゼに通じます。温かみのあるキャラクターが好きです」と。サンジョヴェーゼとモニカ・ヴィッテイの共通項。親しみある雰囲気、成る程、よくわかります。
モニカ・ヴィッティさんは昨年他界しましたが、誕生日は11月3日でした!
ご息子ジャコモ(24 歳)さんがカンティーナに参画し、ファミリーの 4 代目のワイン生産者になるために精進中。「彼のアイデアとエネルギーが、イ・ジュスティー・エ・ザンツァの伝統を尊重しながら、品質を向上させてくれることを願っています」とパオロさん。愛娘は英国のフィナンシャル・タイムスに勤務し、ワインや経済について執筆しているそうです。
🍷 🍷 🍷 🍷 🍷
私は『デュルカマーラ』のラベルがお気に入りです。パオロさんは「豚肉ときのことリンゴの煮込み」との相性を挙げていました。じっくり煮込んだジビエや、脂肪分の多い柔らかなチーズ、トリュフはデュルカマーラに良く合いますね。
美的&知的センスにあふれたイ・ジュスティー・エ・ザンツァのワインは、ジャケ買いでも一押しです。
【製品に関するお問い合わせ先】
WINE TO STYLE 株式会社 担当: 斎藤美樹 PRディレクター
〒106‐0045 東京都港区麻布十番1-5-30 十番董友ビル2階 Tel:03- 5413- 8831
公式HP: https://www.winetostyle.co.jp
NHK文化センター青山校の秋季シャンパーニュ講座が始りました! [NHK文化センター青山 シャンパン講座]
10月からの講座スタート
講座スタッフ手作りの保管用ホルダー
基本チェック
ニューフェイスの参加もあったので、第1回目は基本的事項の確認
3つの業態
NMは3メゾン、RMとCMは各1メゾンセレクト
ボトルの容量
ナビュコドノゾール(20本分)まではよく聞きますが、
画像にあるメルキゼデック(40本分)を手がけるメゾンは希少
大容量ボトルの動瓶を見せてくださったミッシェル当主
NVの変化
10月にリリースされたコレクション244
シャンパーニュ講座初のハーフサイズ
#1:ルイ・ロデレール ブリュット コレクション244 / 375ml
生産者:ルイ・ロデレール(NM)
ぶどう品種:CH41%、PN33%、M26%
ベースヴィンテージ:2019年 54%
リザーブワイン:46%
パーペチュアル36% ( 2012/2013/2014/2015/2016/2017/2018)
木樽10% (2012/2013/2014/2015/2016/2017/2018)
MLF:35%
ドザージュ:7g/L
価格:5,500円
輸入元:エノテカ
フレッシュで溌剌。温度変化による香りや味わいからリサーブワインの妙を実感。気候変動を緩和するための最強ツールはブレンドと語る醸造責任者の思いを反映させたアイテム
味わっておきべきNV
#2:ブルーノ・パイヤール エクストラ・ブリュット プルミエール・キュヴェ
生産者:ブルーノ・パイヤール(NM)
ぶどう品種:PN45%、CH33%、M22%
ベースヴィンテージ:非公開
リザーブワイン:35%
ドザージュ:5.5g/L
価格:8,580円
輸入元:ミレジム
3品種のブレンド比率は毎回同じ、ドザージュ量も5.5から6g/Lで統一しているので、メゾンの顔と言われるNVの見本となるスタイル。裏ラベルに記載してあるデゴルジュマンを元にして、デゴ違いを利き比べすることで、瓶内熟成もしっかり学習できます。20世紀に誕生したメゾンですが、当主の才覚と独自性は秀逸、味わう価値のあるメゾン
生産者組合CMはカステルノーをセレクト
#3:カステルノー ソレラ・オリジーヌ ES/09
生産者:カステルノー(CM)
ぶどう品種:CH50%、M35%、PN15%
ドザージュ:5g/L
価格:10,450円
輸入元:ワインエクスペリエンス
昨年11月の講座でフォーカスしたメゾンですが、長い熟成期間によって培われた味わいの深みは素晴らしいです。女性ワインメーカーのエリザベス・サルスレさんの後任として、2021年からカリーヌ・バイユルさんがバトンを継承
RMはアグラパール
#4:アグラパール セットクリュ エクストラ・ブリュット
生産者:アグラパール(RM)
ぶどう品種:CH90%、PN10%
ドザージュ:6g/L
価格:12,100円
輸入元:豊通食料
アグラパールの全アイテムを試飲したのは2013年。昭和女子大カレッジで供出したのですが、講座生から多くの支持を得ていました。今回はレ・セット(7つの)を検証。アヴィズ、オジェ、クラマン、オイリーの4つのGC、ベルジェル・レ・ヴェルチ、アヴネイ・ヴァル・ドール、マルドゥイユの3つのPC、計7クリュのぶどうを使用。切れ感あるミネラル、和の要素を連想させるスパイス
7月リリースのトップキュヴェ
#5:テタンジェ コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン2012
生産者:テタンジェ(NM)
ぶどう品種:CH100%
ドザージュ:9g/L
価格:36,520円
輸入元:サッポロビール
好評だった2008年に続く 最新VT。まだまだ若いVT、酸味が綺麗でバランス良好。トップキュヴェのブラン・ド・ブランの中で最も品格あるスタイル。第3週&第4週の講座生を笑顔にさせていたアイテム
テタンジェのセラーはただいま改修中
来年6月頃に終了するとのこと。
それに付随して、NVのラベルもリニューアル。6月頃リリース予定
気候変動を考慮し、無駄を省いたシンプルなデザインに変換していく模様
今月供出した5アイテム
🍀🍀🍀直近の話題🍀🍀🍀
●来日したペリエ ジュエのセヴリーヌ・フレルソン最高醸造責任者が披露してくれたベル エポックの日本限定ロゼ「フロレサンス」は日本のアネモネにインスパイアされたアイテム
画像提供:ヴランケンポメリー
●10月19日に行われた「ポメリー・ソムリエコンクール2023」で、ソムリエとしての知識、表現力、サービス技能、提案力等が総合的に問われる厳しい審査をクリアして優勝したのはマンダリン オリエンタル東京の山本麻衣花選手、おめでとうございます!
●10月30日まで伊勢丹でノエルアラモードが開催されていますが、テタンジェは「コント・ド・シャンパーニュ2008&2012」の2ヴィンテージセット、カステルノーは上得意にだけ特別に瓶詰めして出荷している「エノテーク2000」を用意したとの情報
日程が合えば、ノエルアラモードにお出かけくださいませ🥂🥂🥂
講座スタッフ手作りの保管用ホルダー
基本チェック
ニューフェイスの参加もあったので、第1回目は基本的事項の確認
3つの業態
NMは3メゾン、RMとCMは各1メゾンセレクト
ボトルの容量
ナビュコドノゾール(20本分)まではよく聞きますが、
画像にあるメルキゼデック(40本分)を手がけるメゾンは希少
大容量ボトルの動瓶を見せてくださったミッシェル当主
NVの変化
10月にリリースされたコレクション244
シャンパーニュ講座初のハーフサイズ
#1:ルイ・ロデレール ブリュット コレクション244 / 375ml
生産者:ルイ・ロデレール(NM)
ぶどう品種:CH41%、PN33%、M26%
ベースヴィンテージ:2019年 54%
リザーブワイン:46%
パーペチュアル36% ( 2012/2013/2014/2015/2016/2017/2018)
木樽10% (2012/2013/2014/2015/2016/2017/2018)
MLF:35%
ドザージュ:7g/L
価格:5,500円
輸入元:エノテカ
フレッシュで溌剌。温度変化による香りや味わいからリサーブワインの妙を実感。気候変動を緩和するための最強ツールはブレンドと語る醸造責任者の思いを反映させたアイテム
味わっておきべきNV
#2:ブルーノ・パイヤール エクストラ・ブリュット プルミエール・キュヴェ
生産者:ブルーノ・パイヤール(NM)
ぶどう品種:PN45%、CH33%、M22%
ベースヴィンテージ:非公開
リザーブワイン:35%
ドザージュ:5.5g/L
価格:8,580円
輸入元:ミレジム
3品種のブレンド比率は毎回同じ、ドザージュ量も5.5から6g/Lで統一しているので、メゾンの顔と言われるNVの見本となるスタイル。裏ラベルに記載してあるデゴルジュマンを元にして、デゴ違いを利き比べすることで、瓶内熟成もしっかり学習できます。20世紀に誕生したメゾンですが、当主の才覚と独自性は秀逸、味わう価値のあるメゾン
生産者組合CMはカステルノーをセレクト
#3:カステルノー ソレラ・オリジーヌ ES/09
生産者:カステルノー(CM)
ぶどう品種:CH50%、M35%、PN15%
ドザージュ:5g/L
価格:10,450円
輸入元:ワインエクスペリエンス
昨年11月の講座でフォーカスしたメゾンですが、長い熟成期間によって培われた味わいの深みは素晴らしいです。女性ワインメーカーのエリザベス・サルスレさんの後任として、2021年からカリーヌ・バイユルさんがバトンを継承
RMはアグラパール
#4:アグラパール セットクリュ エクストラ・ブリュット
生産者:アグラパール(RM)
ぶどう品種:CH90%、PN10%
ドザージュ:6g/L
価格:12,100円
輸入元:豊通食料
アグラパールの全アイテムを試飲したのは2013年。昭和女子大カレッジで供出したのですが、講座生から多くの支持を得ていました。今回はレ・セット(7つの)を検証。アヴィズ、オジェ、クラマン、オイリーの4つのGC、ベルジェル・レ・ヴェルチ、アヴネイ・ヴァル・ドール、マルドゥイユの3つのPC、計7クリュのぶどうを使用。切れ感あるミネラル、和の要素を連想させるスパイス
7月リリースのトップキュヴェ
#5:テタンジェ コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン2012
生産者:テタンジェ(NM)
ぶどう品種:CH100%
ドザージュ:9g/L
価格:36,520円
輸入元:サッポロビール
好評だった2008年に続く 最新VT。まだまだ若いVT、酸味が綺麗でバランス良好。トップキュヴェのブラン・ド・ブランの中で最も品格あるスタイル。第3週&第4週の講座生を笑顔にさせていたアイテム
テタンジェのセラーはただいま改修中
来年6月頃に終了するとのこと。
それに付随して、NVのラベルもリニューアル。6月頃リリース予定
気候変動を考慮し、無駄を省いたシンプルなデザインに変換していく模様
今月供出した5アイテム
🍀🍀🍀直近の話題🍀🍀🍀
●来日したペリエ ジュエのセヴリーヌ・フレルソン最高醸造責任者が披露してくれたベル エポックの日本限定ロゼ「フロレサンス」は日本のアネモネにインスパイアされたアイテム
画像提供:ヴランケンポメリー
●10月19日に行われた「ポメリー・ソムリエコンクール2023」で、ソムリエとしての知識、表現力、サービス技能、提案力等が総合的に問われる厳しい審査をクリアして優勝したのはマンダリン オリエンタル東京の山本麻衣花選手、おめでとうございます!
●10月30日まで伊勢丹でノエルアラモードが開催されていますが、テタンジェは「コント・ド・シャンパーニュ2008&2012」の2ヴィンテージセット、カステルノーは上得意にだけ特別に瓶詰めして出荷している「エノテーク2000」を用意したとの情報
日程が合えば、ノエルアラモードにお出かけくださいませ🥂🥂🥂
10月29日まで開催! ペリエ ジュエ ポップアップイベント『The House of Wonder by Perrier-Jouët』 [シャンパン]
THE HOUSE OF WONDER by Perrier-Jouët WITH HARAJUKU
画像提供:ペルノ・リカール・ジャパン
会場:東京都渋谷区神宮前1-14-30
期間:2023年10月12日(木)~29日(日)
入場無料 / 一部有料コンテンツ提供
詳細はオフィシャルHPで!
20日のローンチパーティーには
フランスの女優、監督、環境活動家のメラニー・ロランさんも参加
彼女が主役の新ブランドムービーが世界に先駆けて披露されました。
花は、すべてのはじまり 出典:ペリエ ジュエFB
食のエリア
来日したペリエ ジュエのセヴリーヌ・フレルソン最高醸造責任者
限定フードを監修しているのは三つ星シェフ ピエール・ガニェールさん
招待者のドレスコードは “花のモチーフ”をどこかに…でした
イベント期間中にセヴリーヌさんが行う『Banquet of Nature 』
これはとても興味深い内容です!
日本限定新製品 ベル エポック フロレサンス2015
コスモスから発想を得たロゼ‣シャンパーニュ
会場でひとあし早くゲットできます!
アートのエリア
“受粉”をテーマにしたペリエ ジュエのためのアート
メキシコ人アーティスト、フェルナンド・ラポッセさんの最新作
エミール・ガレが愛したアネモネ(白い秋明菊)を連想
原宿で体験する“おいしくて楽しい時間”
視覚、嗅覚、味覚、触覚&聴覚のフル活用 🥂🥂🥂
画像提供:ペルノ・リカール・ジャパン
会場:東京都渋谷区神宮前1-14-30
期間:2023年10月12日(木)~29日(日)
入場無料 / 一部有料コンテンツ提供
詳細はオフィシャルHPで!
20日のローンチパーティーには
フランスの女優、監督、環境活動家のメラニー・ロランさんも参加
彼女が主役の新ブランドムービーが世界に先駆けて披露されました。
花は、すべてのはじまり 出典:ペリエ ジュエFB
食のエリア
来日したペリエ ジュエのセヴリーヌ・フレルソン最高醸造責任者
限定フードを監修しているのは三つ星シェフ ピエール・ガニェールさん
招待者のドレスコードは “花のモチーフ”をどこかに…でした
イベント期間中にセヴリーヌさんが行う『Banquet of Nature 』
これはとても興味深い内容です!
日本限定新製品 ベル エポック フロレサンス2015
コスモスから発想を得たロゼ‣シャンパーニュ
会場でひとあし早くゲットできます!
アートのエリア
“受粉”をテーマにしたペリエ ジュエのためのアート
メキシコ人アーティスト、フェルナンド・ラポッセさんの最新作
エミール・ガレが愛したアネモネ(白い秋明菊)を連想
原宿で体験する“おいしくて楽しい時間”
視覚、嗅覚、味覚、触覚&聴覚のフル活用 🥂🥂🥂