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ベルリン・テイスティング20周年記念世界ツアーの〆は南極大陸最高峰に挑戦! [チリワイン]

      ユニークで挑戦的な冒険
      画像提供:ヴィニェドス・ファミリア・チャドウィック

      ヴィニェドス・ファミリア・チャドウィックのエデュアルド・チャドウィック当主
      2024年12月南極大陸最高峰4,892メートルのマウント・ビンソンに登頂
      亡父へのオマージュワイン『ヴィニェド・チャドウィック』を山頂に持参
      2014年ヴィンテージ”はチリワイン史上初の100点獲得のワインであり、
      今回登頂に携行したのはWAから100点ゲットの2021年ヴィンテージ!

 
      ヴィニェド・チャドウィック2021


                🍷 🍷 🍷 🍷 🍷


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 1月下旬、アジア・マーケティング・ディレクターのサブリナさんから届いたニュース!
 チャドゥィック当主の登頂についての記事です。そこで・・・

 Q1.遠征チームの参加者はどのような人たちだったのか?
 Q2.氷点下で開けた2021VTの印象は?
 という2点をサブリナさんを介して、当主に伺ってみました。

 A1.参加者はエベレストを含む、低温条件下での登山経験が豊富な登山家たち
 A2. ヴィニェド・チャドウィック2021はベースキャンプで開けましたが、とても美味で、
   チームメンバーにとって、壮大な旅の成功を祝う“真のご馳走”になりました。
   ちなみに、ダイニングテント内の気温は氷点下を少し上回っていたとの事


 チャドウィック当主がスティーヴン・スパリュァ氏と共催したLook Back in Wonder  ~1976年パリ・テイスティングと2004年ベルリン・テスティングを振り返る~
 のなかで、月面着陸したアームストロング船長を例に 「なにごとも最初が肝心」と言及。
 今回も「一生かかる夢もあるが挑戦する事は最もやり甲斐がある」とチャドウィック氏。
 ワイン界における前人未踏の行動、おめでとうございます🍷


 画像提供:ヴィニェドス・ファミリア・チャドウィック
 4,892メートルのマウント・ビンソン!
 南半球なので12月は真夏ですが、夏でもマイナス40度
 時速120マイルの強風とのことなので、ハリケーン並み


 画像提供:ヴィニェドス・ファミリア・チャドウィック
 登頂までには10日を要し、すべてテント泊、山頂まで急な斜面を登坂
 激寒のなかでは、強靱な体力と精神力が必要だったと推察できます。

 南極は特別な場所であり、地球上で最も寒く風が強い大陸です。
 マウント・ビンソンは神聖で、美しく、人里離れた山のひとつ!
 南極探検家ロアルド・アムンゼン、ロバート・スコットやアーネスト・シャクルトンが、
 エデュアルド・チャドウィック氏の挑戦に大きなインスピレーションを与えたようです。


                 🍀🍀🍀🍀🍀


 プレイバック 5月21日@マンダリンオリエンタル東京

 2024年2月のベルリンを皮切りに、11月までの間に、ロンドン、サンパウロ、
 リオデジャネイロ、東京、ソウル、香港、北京、上海、広州、チューリッヒ、トロント、
 そして本国サンティアゴで13のワインマスタークラスを開催。
 チャドウィック氏は娘のマギーさん、ペパさん&アレハンドラさんを同伴しましたが、
 東京はブランドマネージャーのアレハンドラさんが同行しました。

 マスタークラスのリポートはワイン王国142号に掲載しました。

 ワインのラインナップは13アイテム、供出順に画像奥から
 ■ドン・マキシミアーノ1984年、2005年、2021年
 ■セーニャ1998年、2008年、2018年、2021年
 ■カイ2010年、2015年、2021年
 ■ヴィニェド・チャドウィック2000年、2014年、2021年
 ワインのセレクトは、マスタークラスでホスト役を務めた日本ソムリエ協会田崎会長が、
 3月に現地に赴き、すべてのワインを試飲して決めたものです。
 セーニャ2018年は、田崎氏からの要望で実現した日本だけの特別供出
 最新ヴィンテージ2021年が揃ったことで各ワインの探求に役立ちました。

 余談ですが・・・
 今回の100名の参加者の中で、2006年に東京で開催されたベルリンテイスティングに、
 出席していたのは田崎氏を入れて5名。そこには私もおりました、歳月を感じます。

 2010年@NYでのベルリンテイスティングで第1位になった『カイ2006』

 チリ最高のカルメネール100%のワイン
 2015年は果実の凝縮感とスパイスが融合し魅力的、2021年は心に残る味わい
 チャドウィック氏は「この10年間で最も良い出来だった」とコメントしていました。

    2004年のベルリンテイスティングで第1位に輝いたワイン
     ヴィニェド・チャドウィック2000
     田崎氏は「シガー、樹脂、ドライフルーツの香りがあり、
     ドン・マキシミアーノやセーニャとは異なり、
     後半にフレッシュな酸味を感じる」とコメント

     チャドウィック氏にとって、亡き父へのオマージュワインであり、
     マウント・ビンソンに携行した最大の理由は、ここにあります。

     前述のLook Back in Wonderをご笑覧くださると、
     すべてがご理解いただけると思います。

     ヴィニェドス・ファミリア・チャドウィックの更なる発展を願っています!

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