2ヶ月連続で “生産協同組合CM”徹底探求@NHK文化センター青山校 [NHK文化センター青山 シャンパン講座]
新しい年の幕開けは生産協同組合(コオペラティヴ・ド・マニピュラシオン 以後CM)の魅力探求 第2弾!
昨年12月のシャンパーニュ講座ではジャカール、ドゥヴォー、カステルノーに特化したので、今月はコレ、ボーモン・デ・クレイエール、シャスネ・ダルス、ニコラ・フィアット、アンリオの5メゾンにフォーカスしました。
日本に輸入されているCMを見てみると・・・
1846年創業ドゥヴォー
*1891年創業モントードン ←業務用のみで供出不可
*1899年創業パニエ ←バラでの扱いなしで供出不可
1916年創業カステルノー
1921年創業コレ
*1929年創業マイィ・グラン・クリュ←単独で何度か探求
直近リポートは2024年3月の秋季を締めてくれたマイィ・グラン・クリュ
タイムリーにも2025年のごあいさつカードが届きました![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
1955年創業ボーモン・デ・クレイエール
1956年創業シャスネ・ダルス
1964年創業ジャカール
1972年創業ニコラ・フィアット
1808年創業アンリオ(2023年TEVC傘下)
シャンパーニュ講座
第1フライトは3メゾン
#1:コレ ブラン・ド・ブラン ブリュットNV
生産者:コレ
ぶどう品種:CH100%、リザーヴワイン25%
ベースヴィンテージ:2017年
ドザージュ:7g/L
参考上代:14,300円
輸入元:トレーダーズマーケット
拠点はアイ村、同村から30キロ圏内にはグラン・クリュやプルミエ・クリュのすべてが含まれ、コレの醸造に使用するぶどうのほとんどは、その圏内で収穫、150㌶のぶどう栽培地を有し、伝統は世代を超えて守り継がれています。NVの場合、アサンブラージュ(調合)は商品全体で毎年60種をテスト。リザーヴワインについては醸造責任者のセバスチャン・ワラジアック氏が「シャンパーニュにとって料理のスパイスにあたる」と述べています。気泡活発、白い花、クチナシ、レモンやライム、オレンジの内果皮、白胡椒、ミネラル、中盤から若干の厚味、アペリティフとしてお薦めしやすい味わい
#2:ボーモン・デ・クレイエール
フルール・ド・ムニエ ブリュット・ナチュール2015
生産者:ボーモン・デ・クレイエール
ぶどう品種:ムニエ100%
ドザージュ:0g/L
参考上代:10,615円
輸入元:モトックス
3グラスの中央は、色調が濃く、黒ぶどうの要素とムニエ由来の華やかさが伝わってくるシャンパーニュ。気泡は細やか、黒糖、アールグレイ、香ばしさ、熟成のニュアンス、ノン・ドゼながら、ぶどう本来の糖分があり、ふくらみと旨味、酸味を伴って広がる余韻、第3週&第4週ともに人気を得ていた秀逸なムニエ100%
#3:シャスネ・ダルス ブラン・ド・ブラン ブリュット2014
生産者:シャスネ・ダルス
ぶどう品種:CH100%
ドザージュ:9g/L
参考上代:14,300円
輸入元:アートクリエイティブビジネスサポート
2016年に開始した青山校シャンパーニュ講座で供出して以来の登板。拠点はコート・デ・バールのヴィル・シュール・アルス、栽培してるぶどう品種の割合はピノ・ノワール90%、シャルドネ7%、ムニエ2%、ピノ・ブラン1%。約130の組合員のなかで、シャルドネを栽培してるのは42生産者です。輸入元が変わりましたが、CMの誇りを自負するメゾンらしい“良質な酒質”を実感。白い花、カリン、洋梨、ミルクやヴァニラ、塩味、果実の厚味、シャープな酸味、バランスの良いエレガントなシャンパーニュ
o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。
第2フライトはTEVC傘下のメゾン
#4:ニコラ・フィアット
コレクション ヴィンテージ ブラン・ド・ブラン2018
生産者:ニコラ・フィアット
ぶどう品種:CH100%
ドザージュ:非公開
参考上代:10,615円
輸入元:日酒販
メゾンが表現する2018年は“早熟で高品質なヴィンテージ”、2月はランスでマイナス15度を記録、4月は晴天続き、5月は季節外れの涼しさ、夏は30度近い暑さで、ぶどう樹は過去10年の平均より10日程早く成長。収穫まで健全な状態で成熟、糖度と芳香成分は平年より高い数値の高品質なヴィンテージとのこと。白い花、ミモザ、フレッシュバター、ビスケット、白胡椒、ミネラル、中盤から柑橘果実の内果皮似のビター感、余韻には太陽の年を思わせる豊潤さ
#5:アンリオ リナタンデュ シャルドネ グラン・クリュ2016
生産者:アンリオ
ぶどう品種:CH00%
ドザージュ:4g/L
参考上代:22,000円
輸入元:ファインズ
アンリオの8代目ジル・ド・ラルズィエール当主の思いがこもったアイテム。“予期しない”を意味するリナタンジュはアンリオ初の単一グラン・クリュ100%。2016年がファーストヴィンテーで使用ぶどうの区画はアヴィーズ。シャルドネを重視するアンリオらしいスタイル、アカシア、白桃や杏のような種の大きな果実、ミネラル、白胡椒、ミント、ピスタチオ、口中クリーミー、エレガントな酸味、旨味を伴い長く続く余韻。ちなみに次のヴィンテージは2018年でシュイィ100%
1月の講座終了時、3月までの予定告知をしました。
単発講座もあり、ワクワク感でいっぱい!
o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。
シャンパーニュ委員会からのインフォメーション
3億本をクリアできませんでしたね、次年度に期待!
昨年12月のシャンパーニュ講座ではジャカール、ドゥヴォー、カステルノーに特化したので、今月はコレ、ボーモン・デ・クレイエール、シャスネ・ダルス、ニコラ・フィアット、アンリオの5メゾンにフォーカスしました。
日本に輸入されているCMを見てみると・・・
1846年創業ドゥヴォー
*1891年創業モントードン ←業務用のみで供出不可
*1899年創業パニエ ←バラでの扱いなしで供出不可
1916年創業カステルノー
1921年創業コレ
*1929年創業マイィ・グラン・クリュ←単独で何度か探求
直近リポートは2024年3月の秋季を締めてくれたマイィ・グラン・クリュ
タイムリーにも2025年のごあいさつカードが届きました
![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
1955年創業ボーモン・デ・クレイエール
1956年創業シャスネ・ダルス
1964年創業ジャカール
1972年創業ニコラ・フィアット
1808年創業アンリオ(2023年TEVC傘下)
シャンパーニュ講座
第1フライトは3メゾン
#1:コレ ブラン・ド・ブラン ブリュットNV
生産者:コレ
ぶどう品種:CH100%、リザーヴワイン25%
ベースヴィンテージ:2017年
ドザージュ:7g/L
参考上代:14,300円
輸入元:トレーダーズマーケット
拠点はアイ村、同村から30キロ圏内にはグラン・クリュやプルミエ・クリュのすべてが含まれ、コレの醸造に使用するぶどうのほとんどは、その圏内で収穫、150㌶のぶどう栽培地を有し、伝統は世代を超えて守り継がれています。NVの場合、アサンブラージュ(調合)は商品全体で毎年60種をテスト。リザーヴワインについては醸造責任者のセバスチャン・ワラジアック氏が「シャンパーニュにとって料理のスパイスにあたる」と述べています。気泡活発、白い花、クチナシ、レモンやライム、オレンジの内果皮、白胡椒、ミネラル、中盤から若干の厚味、アペリティフとしてお薦めしやすい味わい
#2:ボーモン・デ・クレイエール
フルール・ド・ムニエ ブリュット・ナチュール2015
生産者:ボーモン・デ・クレイエール
ぶどう品種:ムニエ100%
ドザージュ:0g/L
参考上代:10,615円
輸入元:モトックス
3グラスの中央は、色調が濃く、黒ぶどうの要素とムニエ由来の華やかさが伝わってくるシャンパーニュ。気泡は細やか、黒糖、アールグレイ、香ばしさ、熟成のニュアンス、ノン・ドゼながら、ぶどう本来の糖分があり、ふくらみと旨味、酸味を伴って広がる余韻、第3週&第4週ともに人気を得ていた秀逸なムニエ100%
#3:シャスネ・ダルス ブラン・ド・ブラン ブリュット2014
生産者:シャスネ・ダルス
ぶどう品種:CH100%
ドザージュ:9g/L
参考上代:14,300円
輸入元:アートクリエイティブビジネスサポート
2016年に開始した青山校シャンパーニュ講座で供出して以来の登板。拠点はコート・デ・バールのヴィル・シュール・アルス、栽培してるぶどう品種の割合はピノ・ノワール90%、シャルドネ7%、ムニエ2%、ピノ・ブラン1%。約130の組合員のなかで、シャルドネを栽培してるのは42生産者です。輸入元が変わりましたが、CMの誇りを自負するメゾンらしい“良質な酒質”を実感。白い花、カリン、洋梨、ミルクやヴァニラ、塩味、果実の厚味、シャープな酸味、バランスの良いエレガントなシャンパーニュ
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第2フライトはTEVC傘下のメゾン
#4:ニコラ・フィアット
コレクション ヴィンテージ ブラン・ド・ブラン2018
生産者:ニコラ・フィアット
ぶどう品種:CH100%
ドザージュ:非公開
参考上代:10,615円
輸入元:日酒販
メゾンが表現する2018年は“早熟で高品質なヴィンテージ”、2月はランスでマイナス15度を記録、4月は晴天続き、5月は季節外れの涼しさ、夏は30度近い暑さで、ぶどう樹は過去10年の平均より10日程早く成長。収穫まで健全な状態で成熟、糖度と芳香成分は平年より高い数値の高品質なヴィンテージとのこと。白い花、ミモザ、フレッシュバター、ビスケット、白胡椒、ミネラル、中盤から柑橘果実の内果皮似のビター感、余韻には太陽の年を思わせる豊潤さ
#5:アンリオ リナタンデュ シャルドネ グラン・クリュ2016
生産者:アンリオ
ぶどう品種:CH00%
ドザージュ:4g/L
参考上代:22,000円
輸入元:ファインズ
アンリオの8代目ジル・ド・ラルズィエール当主の思いがこもったアイテム。“予期しない”を意味するリナタンジュはアンリオ初の単一グラン・クリュ100%。2016年がファーストヴィンテーで使用ぶどうの区画はアヴィーズ。シャルドネを重視するアンリオらしいスタイル、アカシア、白桃や杏のような種の大きな果実、ミネラル、白胡椒、ミント、ピスタチオ、口中クリーミー、エレガントな酸味、旨味を伴い長く続く余韻。ちなみに次のヴィンテージは2018年でシュイィ100%
1月の講座終了時、3月までの予定告知をしました。
単発講座もあり、ワクワク感でいっぱい!
o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。
シャンパーニュ委員会からのインフォメーション
3億本をクリアできませんでしたね、次年度に期待!
ブログのお引っ越し騒動真っ只中 [日記]
ワイナリー和泉屋の新井治彦社長がSo-net blogだったことから、お声がけいただき、
2006年にブログ仲間に参入。さまざまな内容の記事を投稿してきました。
スタート当初の投稿
2006年1月15日付の愛犬ミュー
ソネットブログは2004年にソニーネットワークコミュニケーションが開始したブログサービスで、2019年にSSブログに名称変更。
2020年にSeesaaシーサー株式会社に事業譲渡され、2024年1月1日付でシーサー株式会社が株式会社ファンコミュニケーションズに吸収合併されたことで、SSブログの事業も旧シーサー株式会社の他の事業とともに株式会社ファンコミュニケーションズに委ねられました。
ブログを作成する上では問題なしの日常でしたが、
昨年11月、「2025年3月31日でSSブログ終了」との通知があり、びっくり![[がく~(落胆した顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/142.gif)
サイトで検索すると、Seesaaは株式会社ファンコミュニケーションズ社が継承したサービスブランドとして、合併した後も「Seesaaブログ」は変わらずとのことで、SSブログが終了してしまうことで、移行の必要性が生じてきました。
昨年中旬には移行用ツールがリリースされましたが、
ブログ開始以来、初めて今後のことを熟考!
年末年始で、超1500ほどの記事を総点検し、400ほどの記事を整理しました。
産経EXに書いていた記事もリンクしていたページが削除されていたり、
リンク先のサイトが閉鎖されていたりで、年末年始から、大いなる見直し期間真っ只中!
20年あまりの記事の見直しは“必然”と感じています。
他のブログやワードプレス等も調べましたが、Seesaaブログに記事移行ができたので、
現行スタイルを継承しつつ、できるだけ良い形にしたいと試行錯誤しています。
もう少し、時間が必要かな![[ふらふら]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/144.gif)
2006年にブログ仲間に参入。さまざまな内容の記事を投稿してきました。
スタート当初の投稿
2006年1月15日付の愛犬ミュー
ソネットブログは2004年にソニーネットワークコミュニケーションが開始したブログサービスで、2019年にSSブログに名称変更。
2020年にSeesaaシーサー株式会社に事業譲渡され、2024年1月1日付でシーサー株式会社が株式会社ファンコミュニケーションズに吸収合併されたことで、SSブログの事業も旧シーサー株式会社の他の事業とともに株式会社ファンコミュニケーションズに委ねられました。
ブログを作成する上では問題なしの日常でしたが、
昨年11月、「2025年3月31日でSSブログ終了」との通知があり、びっくり
![[がく~(落胆した顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/142.gif)
サイトで検索すると、Seesaaは株式会社ファンコミュニケーションズ社が継承したサービスブランドとして、合併した後も「Seesaaブログ」は変わらずとのことで、SSブログが終了してしまうことで、移行の必要性が生じてきました。
昨年中旬には移行用ツールがリリースされましたが、
ブログ開始以来、初めて今後のことを熟考!
年末年始で、超1500ほどの記事を総点検し、400ほどの記事を整理しました。
産経EXに書いていた記事もリンクしていたページが削除されていたり、
リンク先のサイトが閉鎖されていたりで、年末年始から、大いなる見直し期間真っ只中!
20年あまりの記事の見直しは“必然”と感じています。
他のブログやワードプレス等も調べましたが、Seesaaブログに記事移行ができたので、
現行スタイルを継承しつつ、できるだけ良い形にしたいと試行錯誤しています。
もう少し、時間が必要かな
![[ふらふら]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/144.gif)
メゾン マムの「テイスティング エンカウンター オデッセイ」にまつわる一考察 [来日したワイン生産者&関係者(シャンパン)]
2024年4月、シャンパーニュ『メゾンマム』の最高醸造責任者に就任したヤン・ムニエ氏。同年11月に輸入元ペルノ・リカール・ジャパン株式会社(PRJ)の招聘で初来日し、ワイン関係者&プレスを前に「テイスティング エンカウンター オデッセイ」と銘打ったテイスティング手法を披露しました。
メゾンマムのヤン・ムニエ最高醸造責任者、トレイシー・クワンPRJ代表取締役
イベントは二部構成で、第一部は新感覚のテイスティング、第二部は一夜限りのペアリングディナー@Stellar Works Restaurant & Barでした。内容に関しては、ワイン王国webで確認できます。
o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。
Mumm Taste Encounters
メゾンマムのユニークなテイスティングに表記されていたワンワード“Odyssey”
長い冒険の旅とか知的探求を意味する言葉で、語源はホメロスの長編叙事詩『オデッセイア』の主人公オデッセウスが体験する冒険物語に由来しています。
さて、そのテイスティング エンカウンター オデッセイですが、これは視覚・嗅覚・味覚から受けた印象を言葉で表現するのではなく、片手にマム グラン コルドンのグラス、もう一方の手では、親指と人さし指で、オリジナルオブジェのメタル部分とレザーの異なる素材に触れながら、視覚と触覚で、シャンパーニュに内在する新たな印象を分析。
次なるステップは、透明の球形ガラスとテラコッタのオブジェを観察。ガラスは滑らかでクリーン、テラコッタは粗い質感で、重量も触ってみないとよくわかりません。これらもマム グラン コルドンを利き酒しながら、どちらの素材に近いかイメージしていきます。
触れて感じるメカニズム
五感には、視覚、嗅覚、味覚、聴覚、触覚があります。今回のテイスティングでは触覚がメインになりました。皮膚の中にある振動(素材に手を触れ擦ると僅かでも振動が発生)や温度など異なる情報を検出する複数種類のセンサが、さまざまな情報をうまく処理することで、物体の粗さや硬さ、質感をチェックしています。出典:NTT研究開発
気になっていた触覚と脳の関係については、生理学研究所が行った実験に興味ある記載がありました。『見て触れる経験が、見る仕組みを変える』と題したプレスリリースで「見て触れる経験をすることで、下側頭皮質後部の活動が素材の外観や手触りの印象をよりよく反映するように変化することがわかった」との記述があり、これにより、脳がさまざまな物を認識したり、質感を感じるメカニズムの全容を解明するための重要な足がかりを得たとのこと。物を見て認識する人工知能の発達にも、新しい見方を与える発見になったようです。今後のさらなる研究に注視していたいです。出典:生理学研究所/2016年3月18日プレスリリース
2012年10月、シンガポール航空の取材で現地のケータリングセンターを訪問しました。同航空のスイート、ファーストクラス、ビジネスクラスを利用する乗客のための豊富な料理メニュー(ブック・ザ・クック)の視察が目的でした。菊乃井の村田料理長が1999年から機内食開発にかかわっていたことから、機上での料理についてお話を伺うチャンスがありました。
料理長曰く「地上で食べてちょうど良いと思う味付けより、もう少し加味した塩梅が良い」。これを“しんみりめ”と表現していました。
機内は、湿度も少なく乾燥しているので、五感も鈍くなります。ゆえに、味覚や嗅覚は、地上にいる時より、濃いめを好むようになります。そのための一工夫が、料理長のおっしゃる“しんみりめ”の味付けでした!
壮大な“オデッセイ”
重要なキーワードOdyssey!
アーサー・C・クラーク原作、スタンリー・キュブリック監督のSF映画の傑作『2001年宇宙の旅』の原題は『2001:A Space Odyssey』、やっぱり宇宙に繫がります!
画像データ:メゾンマム
メゾンマムでは、2020年からテイスティング エンカウンターを行っていますが、それ以前から、宇宙で味わうシャンパーニュをテーマにした壮大なプロジェクトに取り組んできました。2022年9月に宇宙旅行と有人宇宙旅行のためにデザインされた初のシャンパーニュボトルとマム コルドン ルージュ ステラの最終デザインを公開しました。その成果はコチラで🥂
この研究は、宇宙応用物体の設計を司るスペードエージェンシーの創設者オクターヴ・ド・ゴール氏とワインの試飲と知覚の研究に15年以上の歳月を費やしてきた神経科学者でパスツール研究所の研究員ガブリエル・レプゼ氏との連携であり、画期的なテイスティング エンカウンターに関しても、ともに構想を練りあげてきました。
メゾン マムの テイスティング エンカウンター オデッセイの試みは、地球とは異なる空間でシャンパーニュを味わうと、味覚&嗅覚が正常に働かないので、五感のなかで最も発達が早い感覚 “触覚”を使うことが、脳への訓練になる、と感じました。
o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。
一考察を書きながら・・・
映画『2001年宇宙の旅』の人工知能HALが、1968年公開された映画に登場していたことを思うと、キューブリック監督の凄さに改めて脱帽。映画冒頭のリヒャルト・シュトラスの『ツァラトゥストラはかく語りき』の曲とともに、永久保存版の作品と断言できます。
昨年他界なさった松岡正剛氏が千夜千冊にデヴィッド・ストークの『HAL伝説』について書いていました。これは一読の価値あり、です!
ドレスコードはマム色のSomething Red
ヤンさんとクワンさんを囲んで記念ショット
メゾン マムの新たな冒険の旅に期待しています🥂🥂🥂
メゾンマムのヤン・ムニエ最高醸造責任者、トレイシー・クワンPRJ代表取締役
イベントは二部構成で、第一部は新感覚のテイスティング、第二部は一夜限りのペアリングディナー@Stellar Works Restaurant & Barでした。内容に関しては、ワイン王国webで確認できます。
o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。
Mumm Taste Encounters
メゾンマムのユニークなテイスティングに表記されていたワンワード“Odyssey”
長い冒険の旅とか知的探求を意味する言葉で、語源はホメロスの長編叙事詩『オデッセイア』の主人公オデッセウスが体験する冒険物語に由来しています。
さて、そのテイスティング エンカウンター オデッセイですが、これは視覚・嗅覚・味覚から受けた印象を言葉で表現するのではなく、片手にマム グラン コルドンのグラス、もう一方の手では、親指と人さし指で、オリジナルオブジェのメタル部分とレザーの異なる素材に触れながら、視覚と触覚で、シャンパーニュに内在する新たな印象を分析。
次なるステップは、透明の球形ガラスとテラコッタのオブジェを観察。ガラスは滑らかでクリーン、テラコッタは粗い質感で、重量も触ってみないとよくわかりません。これらもマム グラン コルドンを利き酒しながら、どちらの素材に近いかイメージしていきます。
触れて感じるメカニズム
五感には、視覚、嗅覚、味覚、聴覚、触覚があります。今回のテイスティングでは触覚がメインになりました。皮膚の中にある振動(素材に手を触れ擦ると僅かでも振動が発生)や温度など異なる情報を検出する複数種類のセンサが、さまざまな情報をうまく処理することで、物体の粗さや硬さ、質感をチェックしています。出典:NTT研究開発
気になっていた触覚と脳の関係については、生理学研究所が行った実験に興味ある記載がありました。『見て触れる経験が、見る仕組みを変える』と題したプレスリリースで「見て触れる経験をすることで、下側頭皮質後部の活動が素材の外観や手触りの印象をよりよく反映するように変化することがわかった」との記述があり、これにより、脳がさまざまな物を認識したり、質感を感じるメカニズムの全容を解明するための重要な足がかりを得たとのこと。物を見て認識する人工知能の発達にも、新しい見方を与える発見になったようです。今後のさらなる研究に注視していたいです。出典:生理学研究所/2016年3月18日プレスリリース
2012年10月、シンガポール航空の取材で現地のケータリングセンターを訪問しました。同航空のスイート、ファーストクラス、ビジネスクラスを利用する乗客のための豊富な料理メニュー(ブック・ザ・クック)の視察が目的でした。菊乃井の村田料理長が1999年から機内食開発にかかわっていたことから、機上での料理についてお話を伺うチャンスがありました。
料理長曰く「地上で食べてちょうど良いと思う味付けより、もう少し加味した塩梅が良い」。これを“しんみりめ”と表現していました。
機内は、湿度も少なく乾燥しているので、五感も鈍くなります。ゆえに、味覚や嗅覚は、地上にいる時より、濃いめを好むようになります。そのための一工夫が、料理長のおっしゃる“しんみりめ”の味付けでした!
壮大な“オデッセイ”
重要なキーワードOdyssey!
アーサー・C・クラーク原作、スタンリー・キュブリック監督のSF映画の傑作『2001年宇宙の旅』の原題は『2001:A Space Odyssey』、やっぱり宇宙に繫がります!
画像データ:メゾンマム
メゾンマムでは、2020年からテイスティング エンカウンターを行っていますが、それ以前から、宇宙で味わうシャンパーニュをテーマにした壮大なプロジェクトに取り組んできました。2022年9月に宇宙旅行と有人宇宙旅行のためにデザインされた初のシャンパーニュボトルとマム コルドン ルージュ ステラの最終デザインを公開しました。その成果はコチラで🥂
この研究は、宇宙応用物体の設計を司るスペードエージェンシーの創設者オクターヴ・ド・ゴール氏とワインの試飲と知覚の研究に15年以上の歳月を費やしてきた神経科学者でパスツール研究所の研究員ガブリエル・レプゼ氏との連携であり、画期的なテイスティング エンカウンターに関しても、ともに構想を練りあげてきました。
メゾン マムの テイスティング エンカウンター オデッセイの試みは、地球とは異なる空間でシャンパーニュを味わうと、味覚&嗅覚が正常に働かないので、五感のなかで最も発達が早い感覚 “触覚”を使うことが、脳への訓練になる、と感じました。
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一考察を書きながら・・・
映画『2001年宇宙の旅』の人工知能HALが、1968年公開された映画に登場していたことを思うと、キューブリック監督の凄さに改めて脱帽。映画冒頭のリヒャルト・シュトラスの『ツァラトゥストラはかく語りき』の曲とともに、永久保存版の作品と断言できます。
昨年他界なさった松岡正剛氏が千夜千冊にデヴィッド・ストークの『HAL伝説』について書いていました。これは一読の価値あり、です!
ドレスコードはマム色のSomething Red
ヤンさんとクワンさんを囲んで記念ショット
メゾン マムの新たな冒険の旅に期待しています🥂🥂🥂
あけましておめでとうございます! [ごあいさつ]
東京は穏やかな元旦日和
2025年の幕開け、おめでとうございます🥂
今年はアンリオのミレジメ2014からスタート
力強さと繊細さを併せ持つヴィンテージ
ブレンド比率はシャルドネとピノ・ノワール各50%ずつ
年末に縁起物の張り子をいただきました。
背中にはパワーがみなぎりそうな気配りがしてあり
2025年に叶えたいことを思い浮かべながら“夢”の字を書き込みました。
実現目指して頑張るにゃん!
皆々さまにとりましても、
2025年 / 巳年が、幸多き一年になりますように🍀🍀🍀
2025年の幕開け、おめでとうございます🥂
今年はアンリオのミレジメ2014からスタート
力強さと繊細さを併せ持つヴィンテージ
ブレンド比率はシャルドネとピノ・ノワール各50%ずつ
年末に縁起物の張り子をいただきました。
背中にはパワーがみなぎりそうな気配りがしてあり
![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
2025年に叶えたいことを思い浮かべながら“夢”の字を書き込みました。
実現目指して頑張るにゃん!
皆々さまにとりましても、
2025年 / 巳年が、幸多き一年になりますように🍀🍀🍀