葡萄酒技術研究会でオレンジワイン『ヴィラソレイヤ』とウルグアイのワインをご紹介 [ワイン]
山梨県の『葡萄酒技術研究会』で講演会
12日は大事なお役目があり、甲府へ!
葡萄酒技術研究会主催後期講演会
試飲もあり、15分超過(sorry)でしたが、
無事終了し安堵のワンショット
左から戸塚昭理事、村上安生理事、青木、松本信彦会長、柳田藤寿副会長、千代美亜子さん
(Bodega Garzon日本窓口)
講演会後の懇親会ではウルグアイのボデガ・ガルソンのワインを試飲していただきました。
日本のワイナリーで活躍なさっているエノログの皆さまに、
ウルグアイワインの魅力をお伝えすることができました![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
エノログ認証式、おめでとうございます。
今日現在で146名になりました!
藤野エノログ部会長の帰朝報告
2番目の演目は竹下大学氏の「果実に不可価値を」
竹下さんは「若年層が果物を食べなくなっている」と語っていましたが、
果物が大好きな私は「世の中、そのようなことになっているのか」とびっくり
私のテーマは世界のワイン潮流の最前線
第一章は気候変動に絡む環境再生型農業やサステイナブル、
世界の特出すべきワイナリーの今、トップ生産者がトライアル中の新容器等を披露
第二章では気候変動で一歩リードしているウルグアイとワインも併せてご紹介
環境再生型農業の第一人者マサイアソン・ワインズのスティーブ&ジルご夫妻
3月にJETROの招聘で来日なさいました。
輸入元WTS主催のプレスランチで実践例を解説してくださったので、
講演会では、それらの中から大事な項目をお伝えしました。
ジェラール・ベルトランのオレンジワイン
“ガストロノミックな”と形容したいヴィラソレイヤ2021
講演中にどうしても試飲したかったワインです!
22年前からビオディナミを導入、17エステート所有
計1263㌶が認証を受けているので、世界栽培のビオディナミ生産者。
ベルトランでは全生産量の40~50%がロゼワインで、
2024年にロゼのワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに選出されています。
オレンジワインは3種類の容器(樽、アンフォラ、ワイングローブ)で熟成
ガラス製アンフォラ=ワイングローブを使うことで綺麗な色調を表現できるとのこと
ワイン業界で最も新しい容器ワイングローブはトップ生産者からの注目度大
トライアル中のワイナリーも散見できます。
ベルトランのヴィラソレイヤ2021はワイングローブを使って仕上げたワインです。
ゆえに、参加者の皆さまには、百聞は“一飲”に如かず体験をしていただきました。
上品さを備えたアロマ&味わい
参加者からの感想
■柔らかなタッチでオレンジワインのお手本のようなワインでした。我々のオレンジはちょっと滑らかさにかけますね。品種の違いもあるのでしょうが、やっていることが全く違っていてすごいの一言
■色調を含め、抽出のコントロールが巧みでフェノールも適度。フローラルな香りが特徴の綺麗なワインでした。オレンジをつくろうとすると、抽出が強くなりがちなので、非常に参考になりました。
■第一に非常に綺麗に醸造されている印象を受けました。雑味がなく非常にスムースでマセラシオン後に行うワイングローブでのプレス発酵が絹のようなまろやかさに寄与しているのではないかと思いました。赤い果実にあふれ、飲みごたえのある、本当に綺麗なオレンジワインでした。
■健全で快い複雑な香り、とろりとした味わい、適度な渋味のワインで好感が持てました
■今まで味わったことがないような洋梨、黄桃や白桃などの熟した果実のアロマが華やかで、凝縮した味わいと心地良い酸味のバランスが良く調和し、雑味もなく、とても美味しいワインで驚きました。
■オレンジワインは綺麗さと複雑さを兼ね備えたhigh qualityなワインだと感じました。ぶどう自体の凝縮感が様々な香味成分を抱え込み、特長的でありながらバランスが良い印象。
日本市場におけるオレンジワイン
来日したジェラール・ベルトランの営業部長が「日本は世界屈指のオレンジワイン市場。どのワインショップに行っても10種類程度の品揃えがあります。フランスでは2アイテム程度であり、それも自国産のみ」とおっしゃっていたので「生の声を聞かねば」と思い、渋谷東急百貨店藤巻暁ソムリエに伺ってみました。
藤巻さん曰く「2005年くらいから扱っていますが、当時はオレンジワインという呼称はなく、アンバーでした。現在の取り扱い数は超40アイテム、生産国はフランスとイタリアが双璧で、ジョージア、中国、スイス、オーストリア、チェコ、ルーマニア、スロベニア、日本等。客層はフルーツのオレンジから造るワイン(注:オレンジワインは白ぶどうを使い、赤ワイン製法で造るワイン)だと誤解しているような人たちからワインを数多く体験しているマニアまで様々。オレンジワインにはねっとり感とタンニンの要素があるので、食事と合わせるときはもっぱら肉系。ごま油に塩を混ぜた「ごま塩」でカルビを食してみてください。色彩(ごま油とワインの色の一致)で合わせる組み合わせで、口中では絶妙なバランス。皆さんに是非ともお試しいただきたいマリアージュ」と。
🍀🍀🍀
ウルグアイの豆知識 / データは拡大可
正式名称はウルグアイ東方共和国
司馬遼太郎の『坂の上の雲』の名フレーズを使って表現するなら
~(ウルグアイという)きわめて小さな国が今、
(再生可能エネルギー大国として)円熟期を迎えようとしている~🥂
再生可能エネルギーはムヒカ大統領の功績
出典:NHK国際ニュースナビ
2010年から2015年に大統領だったムヒカさんの素晴らしい偉業
2022年に来日したルイス・ラカジェ・ボー大統領
日本とウルグアイは2021年に外交関係樹立100周年を迎えた間柄です。
天皇陛下との謁見時、
ボー大統領は「再生可能エネルギー」についての話題を投げかけられたようです。
ウルグアイでは、水力44%、風力32%、バイオマスによる熱利用18%、
太陽光と化石燃料各3%の比率になっています。
そして・・・今
ウルグアイの次なる目標は“グリーン水素”
これは再生可能得エネルギ-を利用して水を電気分解して生成する水素
CO2を出さない環境に優しい水素です、一歩先を行ってますね!
参考データ:日本の電源構成の再生可能エネルギーは22.9%
出典:日本経済新聞
講演会と懇親会の間にボデガ・ガルソンのワイン体験
オーナーはアルゼンチン出身の経済人アレハンドロ・ブルゲローニさん
エネルギ-関係の仕事に従事し、フォーブスのランキングでは624位資産49億ドル
イタリアやカリフォルニア、アルゼンチン等にワイナリーを所有しています。
ウルグアイの首都はモンテビデオ
アルゼンチン・メンドーサ、チリ・サンチャゴ、ウルグア・モンテビデオ34度83分、
南アのケープタウン、豪州のアデレード、NZのオークランド
世界のワイン産地の緯度は30度ライン
タナ3アイテム
左からタナ シングルヴィンヤード、タナレセルバ、タナ・デ・コルテ
すべて2022年ヴィンテージ
希少なアイコンワイン
プティ・クロ タナ2019 ブロック#212
プティ・クロ アルバリーニョ2023 ブロック#27
参加者からの感想
■全体的に非常に綺麗で、まとまりがあり、ワインごとの特徴をしっかり出しながら、商品構成ができている印象。レセルバ、シングルヴィンヤード ともにアルバリーニョの品種特性がよく出ていて、特に後者は、冷涼なワインの特徴も感じられ、日本でも北のエリアで造るとこのような印象になるのかなと思いました。前者はバランスが素晴らしかったのですが、弊社のワインと共通した香りがあり、アルバリーニョの可能性と自信に繋がりました。
■タナは、マルスラン、CF、PVのブレンドによる厚みの付与もおもしろく、タナ単一であれほどの香りが出ることが素晴らしく、驚きました。弊社でもタナ単一で造っていますが、これほどリッチな果実香はなかなか出ません。その割にタンニン量は過剰でなく、タナという品種だけ聞くと、渋いだけというイメージになりそうですが、綺麗なワインになっていてとても良かったです。いずれのウルグアイワインについても高いレベルで驚きました。
■アルバニーニョは白い花、はちみつ、ライチのような香りとミドルからアフターに果実味を強く感じました。
■タナは、プラムやカシスの香りと非常に力強いタンニン、粘性を感じました。タンニンは、ザラザラ感や乾いた感じではなく、アルコールと調和している印象を受けました。
■アルバリーニョのアロマは少し控え目でしたが、口中での広がりはフルーティで綺麗なワインでした。タナは黒系果実の要素が強く、口中でタンニンは感じますが、エレガントで凝縮感のあるまるいタンニンの味わいが特徴的でした。個人的にはタナ100%ではなくブレンドタイプに好感を持ちました。
■ウルグアイワインは赤・白ともに凝縮感があり、果実品質の高さを感じると共に他国には無いフレーバーやテクスチャーが印象的でした。
🍀🍀🍀
90名余りが集った懇親会
乾杯シーンのブレ感、結構好きかも。
同協会の藤野勝久理事がブルゴーニュから持ち帰った
ニュイ・サン・ジョルジュ2022(ドメーヌR.デュボア&フィス)
国際エノログ連盟総会@ディジョンに出席した藤野さん
NSGは懇親会で試飲できました、クラシックスタイルの藤野理事好み。
赤系果実と綺麗な酸味、包み込んでくれるような味わいが好印象
懇親会で試飲した安心院葡萄酒工房のシャルドネ2023
安心院の舛田チーフが持参したアイテム
樽の要素がまだワインに溶け込んでいない印象でしたが、
瓶熟の期間を経ることで際立つワインになると感じました。
日本ワインコンクール2024でグランドゴールド賞に輝いた逸品
おめでとうござます!
🍀🍀🍀
葡萄酒技術研究会の皆さまに心から感謝しております。
身に余る光栄な時間になりました。
ジェラール・ベルトランの『ヴィラソレイヤ2021』をご協賛くださったファインズ様
ボデガ・ガルソンのアルバリーニョ&タナをご協賛くさった日本窓口の千代美亜子様
希少なアイテムのご提供、本当にありがとうございました。
新たな感想が届けば、随時、加筆して参ります。
ご参加くださった皆さまに、1つでも、2つでも、お役に立つことがあれば本望です。
この場をお借りして、改めて、御礼申し上げます。
ありがとうございました!
12日は大事なお役目があり、甲府へ!
葡萄酒技術研究会主催後期講演会
試飲もあり、15分超過(sorry)でしたが、
無事終了し安堵のワンショット
左から戸塚昭理事、村上安生理事、青木、松本信彦会長、柳田藤寿副会長、千代美亜子さん
(Bodega Garzon日本窓口)
講演会後の懇親会ではウルグアイのボデガ・ガルソンのワインを試飲していただきました。
日本のワイナリーで活躍なさっているエノログの皆さまに、
ウルグアイワインの魅力をお伝えすることができました
![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
エノログ認証式、おめでとうございます。
今日現在で146名になりました!
藤野エノログ部会長の帰朝報告
2番目の演目は竹下大学氏の「果実に不可価値を」
竹下さんは「若年層が果物を食べなくなっている」と語っていましたが、
果物が大好きな私は「世の中、そのようなことになっているのか」とびっくり
私のテーマは世界のワイン潮流の最前線
第一章は気候変動に絡む環境再生型農業やサステイナブル、
世界の特出すべきワイナリーの今、トップ生産者がトライアル中の新容器等を披露
第二章では気候変動で一歩リードしているウルグアイとワインも併せてご紹介
環境再生型農業の第一人者マサイアソン・ワインズのスティーブ&ジルご夫妻
3月にJETROの招聘で来日なさいました。
輸入元WTS主催のプレスランチで実践例を解説してくださったので、
講演会では、それらの中から大事な項目をお伝えしました。
ジェラール・ベルトランのオレンジワイン
“ガストロノミックな”と形容したいヴィラソレイヤ2021
講演中にどうしても試飲したかったワインです!
22年前からビオディナミを導入、17エステート所有
計1263㌶が認証を受けているので、世界栽培のビオディナミ生産者。
ベルトランでは全生産量の40~50%がロゼワインで、
2024年にロゼのワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに選出されています。
オレンジワインは3種類の容器(樽、アンフォラ、ワイングローブ)で熟成
ガラス製アンフォラ=ワイングローブを使うことで綺麗な色調を表現できるとのこと
ワイン業界で最も新しい容器ワイングローブはトップ生産者からの注目度大
トライアル中のワイナリーも散見できます。
ベルトランのヴィラソレイヤ2021はワイングローブを使って仕上げたワインです。
ゆえに、参加者の皆さまには、百聞は“一飲”に如かず体験をしていただきました。
上品さを備えたアロマ&味わい
参加者からの感想
■柔らかなタッチでオレンジワインのお手本のようなワインでした。我々のオレンジはちょっと滑らかさにかけますね。品種の違いもあるのでしょうが、やっていることが全く違っていてすごいの一言
■色調を含め、抽出のコントロールが巧みでフェノールも適度。フローラルな香りが特徴の綺麗なワインでした。オレンジをつくろうとすると、抽出が強くなりがちなので、非常に参考になりました。
■第一に非常に綺麗に醸造されている印象を受けました。雑味がなく非常にスムースでマセラシオン後に行うワイングローブでのプレス発酵が絹のようなまろやかさに寄与しているのではないかと思いました。赤い果実にあふれ、飲みごたえのある、本当に綺麗なオレンジワインでした。
■健全で快い複雑な香り、とろりとした味わい、適度な渋味のワインで好感が持てました
■今まで味わったことがないような洋梨、黄桃や白桃などの熟した果実のアロマが華やかで、凝縮した味わいと心地良い酸味のバランスが良く調和し、雑味もなく、とても美味しいワインで驚きました。
■オレンジワインは綺麗さと複雑さを兼ね備えたhigh qualityなワインだと感じました。ぶどう自体の凝縮感が様々な香味成分を抱え込み、特長的でありながらバランスが良い印象。
日本市場におけるオレンジワイン
来日したジェラール・ベルトランの営業部長が「日本は世界屈指のオレンジワイン市場。どのワインショップに行っても10種類程度の品揃えがあります。フランスでは2アイテム程度であり、それも自国産のみ」とおっしゃっていたので「生の声を聞かねば」と思い、渋谷東急百貨店藤巻暁ソムリエに伺ってみました。
藤巻さん曰く「2005年くらいから扱っていますが、当時はオレンジワインという呼称はなく、アンバーでした。現在の取り扱い数は超40アイテム、生産国はフランスとイタリアが双璧で、ジョージア、中国、スイス、オーストリア、チェコ、ルーマニア、スロベニア、日本等。客層はフルーツのオレンジから造るワイン(注:オレンジワインは白ぶどうを使い、赤ワイン製法で造るワイン)だと誤解しているような人たちからワインを数多く体験しているマニアまで様々。オレンジワインにはねっとり感とタンニンの要素があるので、食事と合わせるときはもっぱら肉系。ごま油に塩を混ぜた「ごま塩」でカルビを食してみてください。色彩(ごま油とワインの色の一致)で合わせる組み合わせで、口中では絶妙なバランス。皆さんに是非ともお試しいただきたいマリアージュ」と。
🍀🍀🍀
ウルグアイの豆知識 / データは拡大可
正式名称はウルグアイ東方共和国
司馬遼太郎の『坂の上の雲』の名フレーズを使って表現するなら
~(ウルグアイという)きわめて小さな国が今、
(再生可能エネルギー大国として)円熟期を迎えようとしている~🥂
再生可能エネルギーはムヒカ大統領の功績
出典:NHK国際ニュースナビ
2010年から2015年に大統領だったムヒカさんの素晴らしい偉業
2022年に来日したルイス・ラカジェ・ボー大統領
日本とウルグアイは2021年に外交関係樹立100周年を迎えた間柄です。
天皇陛下との謁見時、
ボー大統領は「再生可能エネルギー」についての話題を投げかけられたようです。
ウルグアイでは、水力44%、風力32%、バイオマスによる熱利用18%、
太陽光と化石燃料各3%の比率になっています。
そして・・・今
ウルグアイの次なる目標は“グリーン水素”
これは再生可能得エネルギ-を利用して水を電気分解して生成する水素
CO2を出さない環境に優しい水素です、一歩先を行ってますね!
参考データ:日本の電源構成の再生可能エネルギーは22.9%
出典:日本経済新聞
講演会と懇親会の間にボデガ・ガルソンのワイン体験
オーナーはアルゼンチン出身の経済人アレハンドロ・ブルゲローニさん
エネルギ-関係の仕事に従事し、フォーブスのランキングでは624位資産49億ドル
イタリアやカリフォルニア、アルゼンチン等にワイナリーを所有しています。
ウルグアイの首都はモンテビデオ
アルゼンチン・メンドーサ、チリ・サンチャゴ、ウルグア・モンテビデオ34度83分、
南アのケープタウン、豪州のアデレード、NZのオークランド
世界のワイン産地の緯度は30度ライン
タナ3アイテム
左からタナ シングルヴィンヤード、タナレセルバ、タナ・デ・コルテ
すべて2022年ヴィンテージ
希少なアイコンワイン
プティ・クロ タナ2019 ブロック#212
プティ・クロ アルバリーニョ2023 ブロック#27
参加者からの感想
■全体的に非常に綺麗で、まとまりがあり、ワインごとの特徴をしっかり出しながら、商品構成ができている印象。レセルバ、シングルヴィンヤード ともにアルバリーニョの品種特性がよく出ていて、特に後者は、冷涼なワインの特徴も感じられ、日本でも北のエリアで造るとこのような印象になるのかなと思いました。前者はバランスが素晴らしかったのですが、弊社のワインと共通した香りがあり、アルバリーニョの可能性と自信に繋がりました。
■タナは、マルスラン、CF、PVのブレンドによる厚みの付与もおもしろく、タナ単一であれほどの香りが出ることが素晴らしく、驚きました。弊社でもタナ単一で造っていますが、これほどリッチな果実香はなかなか出ません。その割にタンニン量は過剰でなく、タナという品種だけ聞くと、渋いだけというイメージになりそうですが、綺麗なワインになっていてとても良かったです。いずれのウルグアイワインについても高いレベルで驚きました。
■アルバニーニョは白い花、はちみつ、ライチのような香りとミドルからアフターに果実味を強く感じました。
■タナは、プラムやカシスの香りと非常に力強いタンニン、粘性を感じました。タンニンは、ザラザラ感や乾いた感じではなく、アルコールと調和している印象を受けました。
■アルバリーニョのアロマは少し控え目でしたが、口中での広がりはフルーティで綺麗なワインでした。タナは黒系果実の要素が強く、口中でタンニンは感じますが、エレガントで凝縮感のあるまるいタンニンの味わいが特徴的でした。個人的にはタナ100%ではなくブレンドタイプに好感を持ちました。
■ウルグアイワインは赤・白ともに凝縮感があり、果実品質の高さを感じると共に他国には無いフレーバーやテクスチャーが印象的でした。
🍀🍀🍀
90名余りが集った懇親会
乾杯シーンのブレ感、結構好きかも。
同協会の藤野勝久理事がブルゴーニュから持ち帰った
ニュイ・サン・ジョルジュ2022(ドメーヌR.デュボア&フィス)
国際エノログ連盟総会@ディジョンに出席した藤野さん
NSGは懇親会で試飲できました、クラシックスタイルの藤野理事好み。
赤系果実と綺麗な酸味、包み込んでくれるような味わいが好印象
懇親会で試飲した安心院葡萄酒工房のシャルドネ2023
安心院の舛田チーフが持参したアイテム
樽の要素がまだワインに溶け込んでいない印象でしたが、
瓶熟の期間を経ることで際立つワインになると感じました。
日本ワインコンクール2024でグランドゴールド賞に輝いた逸品
おめでとうござます!
🍀🍀🍀
葡萄酒技術研究会の皆さまに心から感謝しております。
身に余る光栄な時間になりました。
ジェラール・ベルトランの『ヴィラソレイヤ2021』をご協賛くださったファインズ様
ボデガ・ガルソンのアルバリーニョ&タナをご協賛くさった日本窓口の千代美亜子様
希少なアイテムのご提供、本当にありがとうございました。
新たな感想が届けば、随時、加筆して参ります。
ご参加くださった皆さまに、1つでも、2つでも、お役に立つことがあれば本望です。
この場をお借りして、改めて、御礼申し上げます。
ありがとうございました!
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