SSブログ

伊カヴィロ社とサントリーが商品を軸としたサステナビリティ活動を展開! [来日したワイン生産者&関係者]

  3月28日発売! タヴェルネッロ オルガニコ テトラパック®
 飲用シーンに合わせて楽しめる250ml、500ml、1㍑の3タイプ
 有機栽培ぶどう100%、ユーロリーフ認証を受けたオーガニックワイン
 白ワインはトレッビアーノとシャルドネのブレンド
 赤ワインはサンジョヴェーゼ
 オープン価格 (参考カタログ価格: 370円、740円、1360円)
 新製品の詳細はコチラで!

     
   カヴィロ社は1983年からタヴェルネッロで紙容器を使用してきました。
   今年で40周年、歴史のある容器です!
   ワインの色が見えないのでそれをどう伝えるか
   当初は試行錯誤したようですが、
   ダルモンテ代表は「イタリアならではの“デザイン性”で、
   容器の中身がワインであることを示す工夫をしています」と語っていました。


 ひとりでも気楽に楽しめる250ml


 環境に配慮した容器の各種認証 クリックで拡大
 画像協力:サントリー
 FSC認証 / 紙容器は持続可能な森林資源
 BONSUCRO認証 / キャップ&紙容器は持続可能なサトウキビ由来の素材
 Carbon Trust認証 / キャップ&紙容器は植物素材使用によるCO2削減



              o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。



 サントリーとカヴィロ社による包括連携協定締結
 協定書を手にするカルロ ダルモンテカヴィロ社代表
 吉雄敬子サントリー株式会社取締役執行役員ワインカンパニー社長



              o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。


 サントリーとカヴィロ社の取り組み
 画像協力:サントリー
 サントリーは1995年からカヴィロ社との連携をスタート
 2018年にタヴェルネッロ オルガニコが日本市場にデビュー
 2022年の主な成果のなかで「タヴェルネッロ オルガニコ」は前比121%
 好調な動きを示しています。
 2023年はさらに「タヴェルネッロ オルガニコ」の提携先カヴィロ社
 との連携を強化していく方針であり、
 今月28日、環境配慮型の共同開発商品テトラパック®を日本で先行発売
 約12,000のぶどう栽培家、約30のワイナリーを連ねるイタリア最大のワイン生産協同組合

 [目]参考:サントリーワイン事業方針の詳細はコチラをご覧ください!


 両社のものづくり
 画像協力:サントリー
 相互に有するノウハウの融合でワイン市場の発展に貢献
 ちなみに昨年新装した登美の丘ワイナリーFROM FARM & 気候変動対策の一端は、
 ブログをご笑覧いただけましたら幸いです。

 ~すべては畑から / すべては畑に戻る~
 画像協力:サントリー
 共通のコンセプトを有する両社
 互いの強みを融合・活用してワイン市場の持続可能な発展に取り込むとのこと


              o○.。o○.。o○ .。o○.。o○.。



IMG_8665.jpg
 来日セミナーにおける両代表

  画像協力:サントリー
 上記の沿革でおわかりのように、
 同社はワインにおけるサステナビリティ活動のパイオニア的存在です。
 ダルモンテ代表は、セミナーでも「再生可能エネルギーの100%自給自足」について
 言及していたので、私は以下の質問させていただきました。

Q1.ワイナリーでは電力の自給自足100%を達成しているとのことでしたが、7州27ワイナリーを総括した協同組合なので、通常の1つのワイナリーの場合とは異なるとは思いますが、ソーラーパネルのようなものを導入してワイナリー自体の電力を100%自給自足しているという理解でよろしいですか?
A.エネルギーはさまざまな形で作っています。地熱、電気、バイオメタンガス等。自社のエネルギー製造拠点でつくられるエネルギーを率先して使いつつ、余剰分をガスや電力線に戻しています。またファエンツァの工場の近くに蒸気を利用した熱製造施設を作っていて、その熱をさまざまな企業に提供しています。例をあげれば、F1チーム等にも

[NEW]追記(4月2日)ダルモンテ代表の回答に関してもう少し深掘りしたかったので気候変動の専門家に伺ってみました。そのお返事は・・・
~欧州では、火山国であるアイスランドとイタリアで地熱発電の開発が進められています。また欧州では廃熱のお湯も利用されています。ただ一般的ではありません。
メタンガスを液化したものがLNGですが、マイナス163℃で冷却しておく必要があるので、自動車用には適していません。自動車用は高圧で圧縮してタンクに保存して使われます。メタン、エタン、プロパンと炭素量が大きくなりますが、プロパンガスは常温で液化できますので、既にタクシーなどに利用されています~


Q2.ボトルの軽減や輸送におけるCO2軽減については世界中のワイナリーが取り組んでいますが、カヴィロ社ではどのような対策を取っていますか?
A.具体的活動を2つ挙げると、1つ目は液体メタンガスの活用です。全てではありませんが、我々の製品の輸送を行う企業で活用されています。2つ目はブリックを容器として活用することです。容器を一つ一つ運ぶのではなくロール形状で配送されるため、包材輸送を大きく効率化できます。数字的にはトラック1台で運べるブリック(で包装されるワインの量)をボトル換算すると23台分になります。

 [NEW]追記(4月4日) ブリックについても詳細な情報が知りたくて問い合わせをしました。
 以下、画像と丁寧な解説を頂戴しましたので補足として載せておきます。
 出典:日本テトラパック株式会社
「ブリック」はいわゆる呼称であり、素材自体は紙容器なので「紙容器」と捉えれば良い。ダルモンテ代表からの返信を要旨すると「この素材は瓶のように、1本1本運搬するのではなく、画像のようにロール状で運ぶことができるので輸送効率が上がり、それゆえにCO2削減に繋がる」とのことでした。

私はまだ見たことがないのですが、気候変動に関連する事柄として注視していきたいです。
サントリーホールディングス株式会社広報部伊豆蔵さんにはお手数をおかけしました。
ありがとうございました!!

【製品についての問い合わせ先】
 サントリーお客様センター:0120-139-380
 受付時間9時30分~16時30分(土・日・祝日を除く)

nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。