ワイン醸造家オルガ・フザーリによるポッジョ・アッレ・ガッツェ・デル・オルネッライア2020プレゼンテーション@ファロ [オルネッライア/ Ornellaia]
伊ボルゲリで生まれた黄金色の白ワイン
画像提供:オルネッライア
ポッジョ・アッレ・ガッツェ・デル・オルネッライア2020がリリースされました!
オルネッライアのアクセル・ハインツ最高醸造責任者は「トスカーナ地方は素晴らしい赤ワインの産地として知られていますが、細心の注意でぶどうの手入れをすることにより、世界に類を見ないユニークなテロワールの恵みを凝縮させた、黄金色に輝く極上の白ワインができると考えています」と述べています。
オルガ・フザーリ醸造家が語る白ワイン造り
現地と繋いで最新ヴィンテージ2020 (左) を中心に垂直試飲
オルガさん (右)とエレナ・オプレア コミュニケーション・マネージャー
トスカーナ生まれのオルガさんとオルネッライアとの関わりは、インターンシップの時からで、当時、白ぶどうの熟度を分析した思い出があると語っていました。同ワイナリーとの正式な繋がりは2005年の収穫からで、2008年から新たに生産を始めたポッジョ・アッレ・ガッツェ・デル・オルネッライアのチームに参画、現在、同ワインの醸造責任者として活躍しています。
ポッジョ・アッレ・ガッツェ・デル・オルネッライアのぶどう畑は10㌶、ソーヴィニョン・ブランSB、ヴェルメンティーノ、ヴィオニエ、プティ・マンサン、セミヨン、ヴェルデッキオを栽培。基本的にSB主体のブレンド、格付けはIGTトスカーナ・ビアンコ
ヴィンテージごとの個性を探る(供出順)
2017年ヴィンテージ
SB81%、ヴェルメンティーノ10%、ヴィオニエ6%、ヴェルデッキオ3%
暑く乾燥した年。収穫はオルネッライア史上、最も早いものとなった。ミネラル、ロースト、フレッシュさ、コク
2019年ヴィンテージ
SB78%、ヴェルメンティーノ16%、ヴェルデッキオ6%
降雨多く、旱魃、猛暑と近年まれな激しい天候の変化に見舞われた。収穫が遅くなったことで、ぶどうはアロマ豊か。凝縮した柑橘系果実の風味、溌剌とした酸味、ミネラル感
2018年ヴィンテージ
SB83%、ヴェルメンティーノ11%、ヴィオニエ6%
オルネッライア史上最も雨が多かった春。SBは長い時間をかけたこと完璧な熟度が得られた。ふくよかで際立つ酸味と豊かな風味
2020年ヴィンテージ
SB69%、ヴェルメンティーノ22%、ヴィオニエ5%、ヴェルデッキオ4%
オルガさんは「ブレンディングする段階で、20202年の素晴らしさを実感」とコメント
柑橘、ストーンフルーツ等、果実風味豊か。活き活きした酸味、躍動感のあるワイン
オルネッライアの関連ページ
✥スーパータスカン『オルネッライア』のオンライン垂直テイスティング@アマン東京
✥ウェビナーでアクセル・ハインツ最高醸造責任者と『オルネッライア2018』の世界へ
o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。
能田耕太郎エグゼクティブシェフのマリアージュを堪能@ファロ
(C)photo by Yuji KOMATSU
本番のマリアージュに備えて、①ワインを試飲、②メニューを構成、③料理を試作、④関係者のみでマリアージュを実施。意見交換を経て、最終的なメニューを決定
という流れで供出されたメニューは完璧でした!
右、中央、左の順に
しいたけの存在感が強烈だった原木椎茸と緑米のチップ
優しい食感に包まれた菊芋のムース
グーラッシュ (牛ほほ肉のパプリカの煮込み) を詰めたニョッコフリット
ファロではビーガンのコースにも力を入れています。
ビーツを使ったゼリーの光沢も魅力的
アオリイカのタルタル トマトテリーヌ × 2020年ヴィンテージ
よく炒めた香味野菜を加えたテリーヌ、まわりには酸味のあるソースとバジルのテイスト
2020年VTの柑橘風味と酸味のニュアンスがトマトの酸味と相乗
フレーバーが平坦な烏賊に、トマトや柑橘の酸味を重ねる合わせるとバランス良好
シェフの“塩加減と酸味”がポイントになっている組み合わせ
スカンピの準備
スカンピのリゾット × 2018年ヴィンテージ
他VTより樽の要素を感じるワイン
トスカーナ産ぺコリーノに甲殻類のソースを絡めた逸品
アメリケーヌ・ソースの甘味と旨味が半ナマに調理した食材と絶妙な相性
魚のヴァフォーレ 大葉とフェンネルの香味ソース × 2019年ヴィンテージ
ミネラルやハーブ、胡椒や黄色系の花のニュアンスを感じさせるVT
蒸しあげたコショウダイ、ソースは香りが独特な大葉やフェンネル
上部に飾りつけてあるのは低温で揚げた大葉や焼きあげたフェンネル
じゃがいものスパゲッティ × 2017年ヴィンテージ
能田シェフのスペシャリテ!
ワインのロースト香、アーシーさと、ポテトやキャビアから感じるアーシーさが相乗
発酵バターと魚醤のソースがワインを単独で試飲した時とは異なる“第3の味”◎
ジャガイモをイメージして創作した球形の有田焼、超キュート
メインディシュでヴィンテージ当てゲーム
サドルバック豚のサルティンボッカ
牛腸店長から「料理に使った白ワインは、4つのヴィンテージの中の1つなので
それを当ててください」との出題に、参加者 (9名) 一同びっくり😲
このソースにはどのヴィンテージが使われているのか🤔
私の推測は2019年ヴィンテージ
理由は口中でワインと合わせた時の渾然一体感
他のヴィンテージだと、2019年とは異なる“微妙なすれ違い感“があり・・・
私とワイナートの小松編集長がビンゴ、やったー
オレンジのコンポジション
日本の里山 花のタルト
エディブルフラワーを生かした加藤峰子パティシエの力作、素敵!
参加者を魅了した4ヴィンテージ
左から右の順に2020年、2019年、2018年、2017年
能田耕太郎エグゼクティブシェフと牛腸和宏店長の2ショット
細部にわたるおもてなし術、ここち良い空間でした。
最高のマリアージュを披露してくださった能田シェフと牛腸店長
ありがとうございました!
ワイン王国webの海と大地に敬意を表した「オルネッライア」の白ワインもご笑覧くださると嬉しいです
画像提供:オルネッライア
ポッジョ・アッレ・ガッツェ・デル・オルネッライア2020がリリースされました!
オルネッライアのアクセル・ハインツ最高醸造責任者は「トスカーナ地方は素晴らしい赤ワインの産地として知られていますが、細心の注意でぶどうの手入れをすることにより、世界に類を見ないユニークなテロワールの恵みを凝縮させた、黄金色に輝く極上の白ワインができると考えています」と述べています。
オルガ・フザーリ醸造家が語る白ワイン造り
現地と繋いで最新ヴィンテージ2020 (左) を中心に垂直試飲
オルガさん (右)とエレナ・オプレア コミュニケーション・マネージャー
トスカーナ生まれのオルガさんとオルネッライアとの関わりは、インターンシップの時からで、当時、白ぶどうの熟度を分析した思い出があると語っていました。同ワイナリーとの正式な繋がりは2005年の収穫からで、2008年から新たに生産を始めたポッジョ・アッレ・ガッツェ・デル・オルネッライアのチームに参画、現在、同ワインの醸造責任者として活躍しています。
ポッジョ・アッレ・ガッツェ・デル・オルネッライアのぶどう畑は10㌶、ソーヴィニョン・ブランSB、ヴェルメンティーノ、ヴィオニエ、プティ・マンサン、セミヨン、ヴェルデッキオを栽培。基本的にSB主体のブレンド、格付けはIGTトスカーナ・ビアンコ
ヴィンテージごとの個性を探る(供出順)
2017年ヴィンテージ
SB81%、ヴェルメンティーノ10%、ヴィオニエ6%、ヴェルデッキオ3%
暑く乾燥した年。収穫はオルネッライア史上、最も早いものとなった。ミネラル、ロースト、フレッシュさ、コク
2019年ヴィンテージ
SB78%、ヴェルメンティーノ16%、ヴェルデッキオ6%
降雨多く、旱魃、猛暑と近年まれな激しい天候の変化に見舞われた。収穫が遅くなったことで、ぶどうはアロマ豊か。凝縮した柑橘系果実の風味、溌剌とした酸味、ミネラル感
2018年ヴィンテージ
SB83%、ヴェルメンティーノ11%、ヴィオニエ6%
オルネッライア史上最も雨が多かった春。SBは長い時間をかけたこと完璧な熟度が得られた。ふくよかで際立つ酸味と豊かな風味
2020年ヴィンテージ
SB69%、ヴェルメンティーノ22%、ヴィオニエ5%、ヴェルデッキオ4%
オルガさんは「ブレンディングする段階で、20202年の素晴らしさを実感」とコメント
柑橘、ストーンフルーツ等、果実風味豊か。活き活きした酸味、躍動感のあるワイン
オルネッライアの関連ページ
✥スーパータスカン『オルネッライア』のオンライン垂直テイスティング@アマン東京
✥ウェビナーでアクセル・ハインツ最高醸造責任者と『オルネッライア2018』の世界へ
o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。
能田耕太郎エグゼクティブシェフのマリアージュを堪能@ファロ
(C)photo by Yuji KOMATSU
本番のマリアージュに備えて、①ワインを試飲、②メニューを構成、③料理を試作、④関係者のみでマリアージュを実施。意見交換を経て、最終的なメニューを決定
という流れで供出されたメニューは完璧でした!
右、中央、左の順に
しいたけの存在感が強烈だった原木椎茸と緑米のチップ
優しい食感に包まれた菊芋のムース
グーラッシュ (牛ほほ肉のパプリカの煮込み) を詰めたニョッコフリット
ファロではビーガンのコースにも力を入れています。
ビーツを使ったゼリーの光沢も魅力的
アオリイカのタルタル トマトテリーヌ × 2020年ヴィンテージ
よく炒めた香味野菜を加えたテリーヌ、まわりには酸味のあるソースとバジルのテイスト
2020年VTの柑橘風味と酸味のニュアンスがトマトの酸味と相乗
フレーバーが平坦な烏賊に、トマトや柑橘の酸味を重ねる合わせるとバランス良好
シェフの“塩加減と酸味”がポイントになっている組み合わせ
スカンピの準備
スカンピのリゾット × 2018年ヴィンテージ
他VTより樽の要素を感じるワイン
トスカーナ産ぺコリーノに甲殻類のソースを絡めた逸品
アメリケーヌ・ソースの甘味と旨味が半ナマに調理した食材と絶妙な相性
魚のヴァフォーレ 大葉とフェンネルの香味ソース × 2019年ヴィンテージ
ミネラルやハーブ、胡椒や黄色系の花のニュアンスを感じさせるVT
蒸しあげたコショウダイ、ソースは香りが独特な大葉やフェンネル
上部に飾りつけてあるのは低温で揚げた大葉や焼きあげたフェンネル
じゃがいものスパゲッティ × 2017年ヴィンテージ
能田シェフのスペシャリテ!
ワインのロースト香、アーシーさと、ポテトやキャビアから感じるアーシーさが相乗
発酵バターと魚醤のソースがワインを単独で試飲した時とは異なる“第3の味”◎
ジャガイモをイメージして創作した球形の有田焼、超キュート
メインディシュでヴィンテージ当てゲーム
サドルバック豚のサルティンボッカ
牛腸店長から「料理に使った白ワインは、4つのヴィンテージの中の1つなので
それを当ててください」との出題に、参加者 (9名) 一同びっくり😲
このソースにはどのヴィンテージが使われているのか🤔
私の推測は2019年ヴィンテージ
理由は口中でワインと合わせた時の渾然一体感
他のヴィンテージだと、2019年とは異なる“微妙なすれ違い感“があり・・・
私とワイナートの小松編集長がビンゴ、やったー
オレンジのコンポジション
日本の里山 花のタルト
エディブルフラワーを生かした加藤峰子パティシエの力作、素敵!
参加者を魅了した4ヴィンテージ
左から右の順に2020年、2019年、2018年、2017年
能田耕太郎エグゼクティブシェフと牛腸和宏店長の2ショット
細部にわたるおもてなし術、ここち良い空間でした。
最高のマリアージュを披露してくださった能田シェフと牛腸店長
ありがとうございました!
ワイン王国webの海と大地に敬意を表した「オルネッライア」の白ワインもご笑覧くださると嬉しいです
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