こだわりのマリアージュでOrnellaia2018vs2005&甘口タイプ『Ornus Dell' Ornellaia2013』の魅力を探求! [オルネッライア/ Ornellaia]
供出順 左から
ポッジョ・アッレ・ガッツェ・デル・オルネッライア2019
オルヌス・デル・オルネッライア2013
オルネッライア2018、同2005、エリゴ・デル・オルネッライア グラッパ・レゼルヴァ
昨年6月にオープンした『資生堂パーラー ザ・ハラジュク』の本多康志店長兼ソムリエ
第3回JETCUP イタリアワイン・ベスト・ソムリエ・コンクールの優勝者
オルネッライアからの信頼も厚く、日本で最もオルネッライアに精通している本多さん
今回は限定アイテムも登場させつつ、マリアージュ探求をしました!
コラヴァンでワインはカラフェに移してからサービス
帆立貝とカブのタルタル ロシア産キャビア
ポッジョ・アッレ・ガッツェ・デル・オルネッライア2019
ぶどう品種:SB78%、ヴェルメンティーノ16%、ヴェルディッキオ6%
ブレンド比率は収穫年によって異なる
アロマ豊か、溌剌とした酸味、微かな塩味、シュル・リー由来の旨味が好印象
シンプルに塩で茹でて仕上げたタルタル
ビーツを使ってピンク色を出したマヨネーズ系ソースは視覚・味覚ともにナイス
飴色に輝く甘口ワイン
透明ボトルに映える飴色の液体
オルヌス・デル・オルネッライアの生産量は3,000~3,400本程(VTによって若干の変動あり)
ヴィンテージは2013年、ぶどう品種はプティ・マンサン100%
発酵・熟成ともに新樽100%
凝縮した果実、ドライアプリコット、ブラウンシュガー等が層を成して鼻腔をかすめ、
シェリー似の酸化ニュアンスも。それを本多さんに伝えると・・・
シェリーのモスカテル話が!
シェリーの甘口としてはぺドロ・ヒメネス(PX)が良く知られていますが、
本多店長の経験から言うと、
フォアグラのソテーにはシェリーのモスカテルが納得できるマリアージュとのこと。
オルヌスのぶどう品種プティ・マンサンの甘い果実感ととろ~りとした質感は、
モスカテル似の要素と繫がるので、この組み合わせにはガッテンできました。
フォアグラのソテー 100年樹齢紅玉の焼きリンゴ&サツマイモ
双方の色が重なり合うマリアージュ、密を含んだ紅玉の存在、凄いです!
フォアグラのキャラメル状態とワインの酸化熟成の具合が素晴らしい調和
伝統のコンソメとオルネッライア
本多店長が「旨みの塊の肉料理」と形容するコンソメ
2018年VTは透明感があり、ベリー系果実に溢れた上質な舌触りのエレガントなワイン
2005年VTはヨード、エスニックスパイス、喉の奥にAlcの印象(2018も2005も13.5%ながら )が残り、オルネッライアの造りのスタイル(「新樽や使用樽の使用率および樽の焼き加減はほとんど同じ」との記載ありなのですが)に明らかな変化を感じました。コンソメと合わせると、ワイン単独で飲んだ時には感じなかった各要素の存在が出てきたので、第3の新しい味わいが楽しめた気がします。これぞ、本多マジック!
メインは国産牛フィレ肉の塩釜焼き
大葉にくるまれたフィレ肉
「オルネッライア2005との相性の決め手はマデイラソース」と本多店長
マデイラソースに付けて食すとリッチになり、2005年に寄り添うイメージ
2005年は記念すべき20周年のヴィンテージ
この年にフレスコバルディ侯爵家の単独所有になりました。
フェルディナンド・フレスコバルディ侯爵が社長に就任
アクセル・ハインツさんが醸造技師に就いた年でもありますが、
アクセルさんは2015年に最高醸造責任者に就任し、現在に至っています。
エレガントさを纏った2018
「2018年VTのタンニンはシルキーでみずみずしさがあります。ソースをつけない塩釜焼きのフィレ肉の繊維質に馴染んでくる感じは、ピノ・ノワールのようなエレガントさを持ち合わせているから」と本多店長
滑らかなグラッパ
初対面だった黄金色のグラッパ
エリゴ・デル・オルネッライア グラッパ・レゼルヴァ
ぶどう品種:CS、メルロ、CF、プティ・ヴェルド
トスカーナの蒸留所に持ち込み、小型の銅製蒸留器で蒸留し、オルネッライア専用の
フレンチオーク樽で3年以上熟成させたタイプ
日本は食後酒の浸透度がまだまだですし、私もグラッパを積極的に味わうことは、
それほど多くないのですが、エリゴは口中滑らか、スマートさが印象的でした。
本多店長のスマートなサービスで、あまり市場でも見かけることがなかったデザートワインとグラッパをご披露いただき、マリアージュの楽しみが増しました。
ありがとうございました!
(追記:2021年12月28日) オルネッライアの魅力をワイン王国webで紹介させて頂きました!
お気に入りのオリーブオイル
ワイナリーのイメージカラーで統一されたボックス&グリーティングカード
ジョヴァンニCEOとアクセルさんからのメッセージ
ありがとうございました!
出典:オルネッライアのtwitter
クリスマスシーズンにはトスカーナのアーモンドビスケット(リチャレッリ)とオルヌス
いつか、この組み合わせにも挑戦したいです。
来年2月にはオルネッライアの新ヴィンテージも紹介されるようなので、
それを励みに頑張ります!
ポッジョ・アッレ・ガッツェ・デル・オルネッライア2019
オルヌス・デル・オルネッライア2013
オルネッライア2018、同2005、エリゴ・デル・オルネッライア グラッパ・レゼルヴァ
昨年6月にオープンした『資生堂パーラー ザ・ハラジュク』の本多康志店長兼ソムリエ
第3回JETCUP イタリアワイン・ベスト・ソムリエ・コンクールの優勝者
オルネッライアからの信頼も厚く、日本で最もオルネッライアに精通している本多さん
今回は限定アイテムも登場させつつ、マリアージュ探求をしました!
コラヴァンでワインはカラフェに移してからサービス
帆立貝とカブのタルタル ロシア産キャビア
ポッジョ・アッレ・ガッツェ・デル・オルネッライア2019
ぶどう品種:SB78%、ヴェルメンティーノ16%、ヴェルディッキオ6%
ブレンド比率は収穫年によって異なる
アロマ豊か、溌剌とした酸味、微かな塩味、シュル・リー由来の旨味が好印象
シンプルに塩で茹でて仕上げたタルタル
ビーツを使ってピンク色を出したマヨネーズ系ソースは視覚・味覚ともにナイス
飴色に輝く甘口ワイン
透明ボトルに映える飴色の液体
オルヌス・デル・オルネッライアの生産量は3,000~3,400本程(VTによって若干の変動あり)
ヴィンテージは2013年、ぶどう品種はプティ・マンサン100%
発酵・熟成ともに新樽100%
凝縮した果実、ドライアプリコット、ブラウンシュガー等が層を成して鼻腔をかすめ、
シェリー似の酸化ニュアンスも。それを本多さんに伝えると・・・
シェリーのモスカテル話が!
シェリーの甘口としてはぺドロ・ヒメネス(PX)が良く知られていますが、
本多店長の経験から言うと、
フォアグラのソテーにはシェリーのモスカテルが納得できるマリアージュとのこと。
オルヌスのぶどう品種プティ・マンサンの甘い果実感ととろ~りとした質感は、
モスカテル似の要素と繫がるので、この組み合わせにはガッテンできました。
フォアグラのソテー 100年樹齢紅玉の焼きリンゴ&サツマイモ
双方の色が重なり合うマリアージュ、密を含んだ紅玉の存在、凄いです!
フォアグラのキャラメル状態とワインの酸化熟成の具合が素晴らしい調和
伝統のコンソメとオルネッライア
本多店長が「旨みの塊の肉料理」と形容するコンソメ
2018年VTは透明感があり、ベリー系果実に溢れた上質な舌触りのエレガントなワイン
2005年VTはヨード、エスニックスパイス、喉の奥にAlcの印象(2018も2005も13.5%ながら )が残り、オルネッライアの造りのスタイル(「新樽や使用樽の使用率および樽の焼き加減はほとんど同じ」との記載ありなのですが)に明らかな変化を感じました。コンソメと合わせると、ワイン単独で飲んだ時には感じなかった各要素の存在が出てきたので、第3の新しい味わいが楽しめた気がします。これぞ、本多マジック!
メインは国産牛フィレ肉の塩釜焼き
大葉にくるまれたフィレ肉
「オルネッライア2005との相性の決め手はマデイラソース」と本多店長
マデイラソースに付けて食すとリッチになり、2005年に寄り添うイメージ
2005年は記念すべき20周年のヴィンテージ
この年にフレスコバルディ侯爵家の単独所有になりました。
フェルディナンド・フレスコバルディ侯爵が社長に就任
アクセル・ハインツさんが醸造技師に就いた年でもありますが、
アクセルさんは2015年に最高醸造責任者に就任し、現在に至っています。
エレガントさを纏った2018
「2018年VTのタンニンはシルキーでみずみずしさがあります。ソースをつけない塩釜焼きのフィレ肉の繊維質に馴染んでくる感じは、ピノ・ノワールのようなエレガントさを持ち合わせているから」と本多店長
滑らかなグラッパ
初対面だった黄金色のグラッパ
エリゴ・デル・オルネッライア グラッパ・レゼルヴァ
ぶどう品種:CS、メルロ、CF、プティ・ヴェルド
トスカーナの蒸留所に持ち込み、小型の銅製蒸留器で蒸留し、オルネッライア専用の
フレンチオーク樽で3年以上熟成させたタイプ
日本は食後酒の浸透度がまだまだですし、私もグラッパを積極的に味わうことは、
それほど多くないのですが、エリゴは口中滑らか、スマートさが印象的でした。
本多店長のスマートなサービスで、あまり市場でも見かけることがなかったデザートワインとグラッパをご披露いただき、マリアージュの楽しみが増しました。
ありがとうございました!
(追記:2021年12月28日) オルネッライアの魅力をワイン王国webで紹介させて頂きました!
お気に入りのオリーブオイル
ワイナリーのイメージカラーで統一されたボックス&グリーティングカード
ジョヴァンニCEOとアクセルさんからのメッセージ
ありがとうございました!
出典:オルネッライアのtwitter
クリスマスシーズンにはトスカーナのアーモンドビスケット(リチャレッリ)とオルヌス
いつか、この組み合わせにも挑戦したいです。
来年2月にはオルネッライアの新ヴィンテージも紹介されるようなので、
それを励みに頑張ります!
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