上半期最終講座は9月に日本上陸したばかりのレア2008を含む“2008年”にフォーカス! [NHK文化センター青山 シャンパン講座]
日本での発売は9月1日
レジス・カミュ シェフ・ド・カーヴが“無限”と表現した2008年ヴィンテージ
レア・シャンパーニュにからむ素敵な話題
9月30日の開館を前に、米 ロサンゼルス『アカデミー映画博物館』では、25日にオープニングガラ、28日オープニングナイトイベント、29日プレミアナイトイヴェントを行いますが、その折、アカデミー賞のシャンパンスポンサーであるパイパー・エドシックの『レア・ロゼ2007』と『レア2006』がサービスされるとのこと。WS誌(9月15日付)の記事には、ブノワ・コラールCEOの談話も掲載されています。
華やかな場がとても良く合うレア・シャンパーニュなので、トム・ハンクスや往年の女優ソフィア・ローレンも大満足するはずです。
レア・ロゼのファーストヴィンテージは2007年、わずか1,500本の希少アイテムです。2016年9月に来日なさったブノワ・コラールCEOのインタビューで、最高醸造責任者のカミュさんが「なぜレア・ロゼを造ったのか」を伺いました。カミュさんが“太陽の恵み”と表現したレア2006については、コチラで!
9月15日&22日の講座リポート
お気に入りのヴィンテージで半年間の〆を
#1:ローラン・ペリエ ブリュット・ミレジメ2008
#2:アンリオ ブリュット・ミレジメ2008
#3:アルフレッド・グラシアン ブリュット・ミレジメ2008
#4:シャルル・エドシック ブリュット・ヴィンテージ2008
#5:レア2008
上半期を少しだけプレイバック
リリース直後から高評価を得ているエリザベス・サルモン・ロゼ2008
上半期(4~9月)は4月の第4週と5月・6月が休講に![[もうやだ~(悲しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/143.gif)
でも、4月テタンジェのコント・ド・シャンパーニュBdeB2008
7月ビルカール・サルモン エルザベス・サルモン・ロゼ2008
8月ドゥヴォー D ミレジメ2008
開講できた各回でとびきりの2008年をお出しすることができました。
どれも素晴らしく印象的でした!

ドゥヴォー 2008/コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン 2008
2019年9月に供出した2008年ヴィンテージ
2008年は穏やかで雨の多い冬、気温差が激しい春の後、強烈な暑さと涼しさが交互に到来。夏は例外的に涼しく、わずかな日照でありながら、乾燥した気候のもとで、ぶどうはゆっくりと熟成。寒暖の差により、凝縮感のある風味とフレッシュな酸を備えた果実が収穫できた。2008年はシャンパーニュにとって特別なヴィンテージ
講座で初めて2008年に特化したのは2年前の9月でした。
2回目の挑戦となる今回は、以下の順で供出
9月の講座に登場したシャンパン
ローラン・ペリエ ブリュット・ミレジメ2008
生産者:ローラン・ペリエ(NM)
ぶどう品種:CH約50%、PN約50%
ドザージュ:10g/L
価格:10,500円(税別)
輸入元:サントリーワインインターナショナル
シャルドネはシュイィ、クラマン、アヴィーズ、ル・メニル・シュル・オジェ。ピノ・ノワールはアイ、ヴェルズネー、トゥール・シュル・マルヌ、ルーヴォア、ブージーのクリュ。一点集中の持続性ある気泡の連なり、香りは白い花や白桃、洋なし、ミネラル。溌剌とした綺麗な酸、ビターオレンジやアプリコット似の香りと味わい。フレッシュ、フィネス、エレガンスをコンセプトにしたローラン・ペリエらしいスタイル
アンリオ ブリュット・ミレジメ2008
生産者:アンリオ(NM)
ぶどう品種:CH50%、PN50%
ドザージュ:6g/L
価格:11,800円(税別)
輸入元:ファインズ
アンリオ200周年の記念すべきヴィンテージ。約10のプルミエクリュとグランクリュのぶどうを使用。#1とほぼ同じブレンド比率ですが、前者は白系主体、アンリオはそれより若干黄色を連想させる果実で、グレープフルーツや黄桃。アカシア、ミネラル、シルキーな食感、口中を洗い流してくれるような酸が好印象
アルフレッド・グラシアン ブリュット・ミレジメ2008
第3週&第4週ともに人気が高かったグラシアン/昨年12月に発売
生産者:アルフレッド・グラシアン(NM)
ぶどう品種:CH主体、PN、M(非公開) ※2004VTはCH64%、PN25%、M11%
ドザージュ:7g/L
価格:16,000円(税別)
輸入元:nakato
シャルドネはル・メニル・シュル・オジェ、アヴィーズ、シュイィ、クラマン、オジェ等、ピノ・ノワールはブージー、アンボネー、キュミエール等、ムニエはルイユ、ダムリー等のクリュ。樽発酵、樽熟成でMLFは一切しないメゾン。シャブリエンヌから古樽を購入、瓶内熟成96~108ヵ月間。5アイテムのなかで唯一の樽使い。インパクトのある熟成香、スパイス、樹脂(若干のセメダインっぽさ)、シャープな酸、厚味と旨味のナイスバランス
シャルル・エドシックブリュット・ヴィンテージ2008
2019年11月に発売したシャルル・エドシック
生産者:シャルル・エドシック(NM)
ぶどう品種:PN60%、CH4
ドザージュ:8g/L デゴルジュマン:2019 年
価格:16,000円(税別)
輸入元:日本リカー
10のグランクリュとプルミエクリュのぶどうを使用/オジェ、シュイィ、ヴェルテュ、キュイ、ヴェルズー、アイ、リュド、アンボネー、トージェール、アヴネのクリュ。繊細で規則正しい気泡、柑橘系果実、#3の後に味わうと、酸味にまるみを感じ、全体に程よいバランス。ドライフルーツ、ロースト風味、モカ、ミネラル、塩味、余韻にビターなニュアンス
余韻の長さも際立つレア2008
生産者:レア・シャンパーニュ(NM)
ぶどう品種:CH70%、PN30%
ドザージュ:9.5g/L
価格:25,000円(税別)
輸入元:日本リカー
6月にZoomで2008年VTのお披露目をしてくださぅたカミュさん。コメント中、“トニック”という表現を使っていたのですが、今回改めて試飲して、それが認識できました。日本で言うなら、“柚子”とのこと! 他の4アイテムよりも明らかに長い余韻。グラス内の温度変化で様々な表情を見せてくれたレア。私がコメントを書くのは野暮なので、カミュさんの熱のこもったお言葉を是非ご覧くださいませ。レア2008の熟成のポテンシャルは2040年~45年です!
コルクの熟成具合で、味わいがイメージできます!
アルフレッド・グラシアンとレア、コルクと味わい=人気の高さに比例していたかも(笑)
下半期も、ソーシャルディスタンスを厳守し、第3週&第4週の2クラス制で行います。
検温、手洗い、マスク&フェイスシールド着用、会話を控える、を徹底してまいります。
引き続き、何卒宜しくお願いいたします!
レジス・カミュ シェフ・ド・カーヴが“無限”と表現した2008年ヴィンテージ
![[NEW]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/120.gif)
9月30日の開館を前に、米 ロサンゼルス『アカデミー映画博物館』では、25日にオープニングガラ、28日オープニングナイトイベント、29日プレミアナイトイヴェントを行いますが、その折、アカデミー賞のシャンパンスポンサーであるパイパー・エドシックの『レア・ロゼ2007』と『レア2006』がサービスされるとのこと。WS誌(9月15日付)の記事には、ブノワ・コラールCEOの談話も掲載されています。
華やかな場がとても良く合うレア・シャンパーニュなので、トム・ハンクスや往年の女優ソフィア・ローレンも大満足するはずです。
レア・ロゼのファーストヴィンテージは2007年、わずか1,500本の希少アイテムです。2016年9月に来日なさったブノワ・コラールCEOのインタビューで、最高醸造責任者のカミュさんが「なぜレア・ロゼを造ったのか」を伺いました。カミュさんが“太陽の恵み”と表現したレア2006については、コチラで!
9月15日&22日の講座リポート
お気に入りのヴィンテージで半年間の〆を
#1:ローラン・ペリエ ブリュット・ミレジメ2008
#2:アンリオ ブリュット・ミレジメ2008
#3:アルフレッド・グラシアン ブリュット・ミレジメ2008
#4:シャルル・エドシック ブリュット・ヴィンテージ2008
#5:レア2008
上半期を少しだけプレイバック
リリース直後から高評価を得ているエリザベス・サルモン・ロゼ2008
上半期(4~9月)は4月の第4週と5月・6月が休講に
![[もうやだ~(悲しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/143.gif)
でも、4月テタンジェのコント・ド・シャンパーニュBdeB2008
7月ビルカール・サルモン エルザベス・サルモン・ロゼ2008
8月ドゥヴォー D ミレジメ2008
開講できた各回でとびきりの2008年をお出しすることができました。
どれも素晴らしく印象的でした!


ドゥヴォー 2008/コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン 2008
2019年9月に供出した2008年ヴィンテージ
2008年は穏やかで雨の多い冬、気温差が激しい春の後、強烈な暑さと涼しさが交互に到来。夏は例外的に涼しく、わずかな日照でありながら、乾燥した気候のもとで、ぶどうはゆっくりと熟成。寒暖の差により、凝縮感のある風味とフレッシュな酸を備えた果実が収穫できた。2008年はシャンパーニュにとって特別なヴィンテージ
講座で初めて2008年に特化したのは2年前の9月でした。
2回目の挑戦となる今回は、以下の順で供出
9月の講座に登場したシャンパン
ローラン・ペリエ ブリュット・ミレジメ2008
生産者:ローラン・ペリエ(NM)
ぶどう品種:CH約50%、PN約50%
ドザージュ:10g/L
価格:10,500円(税別)
輸入元:サントリーワインインターナショナル
シャルドネはシュイィ、クラマン、アヴィーズ、ル・メニル・シュル・オジェ。ピノ・ノワールはアイ、ヴェルズネー、トゥール・シュル・マルヌ、ルーヴォア、ブージーのクリュ。一点集中の持続性ある気泡の連なり、香りは白い花や白桃、洋なし、ミネラル。溌剌とした綺麗な酸、ビターオレンジやアプリコット似の香りと味わい。フレッシュ、フィネス、エレガンスをコンセプトにしたローラン・ペリエらしいスタイル
アンリオ ブリュット・ミレジメ2008
生産者:アンリオ(NM)
ぶどう品種:CH50%、PN50%
ドザージュ:6g/L
価格:11,800円(税別)
輸入元:ファインズ
アンリオ200周年の記念すべきヴィンテージ。約10のプルミエクリュとグランクリュのぶどうを使用。#1とほぼ同じブレンド比率ですが、前者は白系主体、アンリオはそれより若干黄色を連想させる果実で、グレープフルーツや黄桃。アカシア、ミネラル、シルキーな食感、口中を洗い流してくれるような酸が好印象
アルフレッド・グラシアン ブリュット・ミレジメ2008
第3週&第4週ともに人気が高かったグラシアン/昨年12月に発売
生産者:アルフレッド・グラシアン(NM)
ぶどう品種:CH主体、PN、M(非公開) ※2004VTはCH64%、PN25%、M11%
ドザージュ:7g/L
価格:16,000円(税別)
輸入元:nakato
シャルドネはル・メニル・シュル・オジェ、アヴィーズ、シュイィ、クラマン、オジェ等、ピノ・ノワールはブージー、アンボネー、キュミエール等、ムニエはルイユ、ダムリー等のクリュ。樽発酵、樽熟成でMLFは一切しないメゾン。シャブリエンヌから古樽を購入、瓶内熟成96~108ヵ月間。5アイテムのなかで唯一の樽使い。インパクトのある熟成香、スパイス、樹脂(若干のセメダインっぽさ)、シャープな酸、厚味と旨味のナイスバランス
シャルル・エドシックブリュット・ヴィンテージ2008
2019年11月に発売したシャルル・エドシック
生産者:シャルル・エドシック(NM)
ぶどう品種:PN60%、CH4
ドザージュ:8g/L デゴルジュマン:2019 年
価格:16,000円(税別)
輸入元:日本リカー
10のグランクリュとプルミエクリュのぶどうを使用/オジェ、シュイィ、ヴェルテュ、キュイ、ヴェルズー、アイ、リュド、アンボネー、トージェール、アヴネのクリュ。繊細で規則正しい気泡、柑橘系果実、#3の後に味わうと、酸味にまるみを感じ、全体に程よいバランス。ドライフルーツ、ロースト風味、モカ、ミネラル、塩味、余韻にビターなニュアンス
余韻の長さも際立つレア2008
生産者:レア・シャンパーニュ(NM)
ぶどう品種:CH70%、PN30%
ドザージュ:9.5g/L
価格:25,000円(税別)
輸入元:日本リカー
6月にZoomで2008年VTのお披露目をしてくださぅたカミュさん。コメント中、“トニック”という表現を使っていたのですが、今回改めて試飲して、それが認識できました。日本で言うなら、“柚子”とのこと! 他の4アイテムよりも明らかに長い余韻。グラス内の温度変化で様々な表情を見せてくれたレア。私がコメントを書くのは野暮なので、カミュさんの熱のこもったお言葉を是非ご覧くださいませ。レア2008の熟成のポテンシャルは2040年~45年です!
コルクの熟成具合で、味わいがイメージできます!
アルフレッド・グラシアンとレア、コルクと味わい=人気の高さに比例していたかも(笑)
下半期も、ソーシャルディスタンスを厳守し、第3週&第4週の2クラス制で行います。
検温、手洗い、マスク&フェイスシールド着用、会話を控える、を徹底してまいります。
引き続き、何卒宜しくお願いいたします!
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