ノンアルコール飲料!! 遊び心をかきたてるメルシャンのサングリア『MOCKbarモクバル』 [食の話題]
新発売! ノンアルコールのサングリア『モクバル』
MOCK Bar モクバルとは
mocktail(モクテル)とbar(バル)を組み合わせたネーミング。モクテルは海外を中心に、広まりつつある「ノンアルコールカクテル」の新しい呼称です
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✥6月29日(火)全国発売
✥洋なし&パインmix(左)、オレンジ&マンゴーmix
✥アルコール度数 0.00%
✥参考小売価格(税込) 313円
✥お問い合わせ先:メルシャン お客様相談室 0120-676-757
販売チャネル戦略の強化
カジュアルスパークリングのラインナップでは人気アイテムおいしい酸化防止剤無添加ワイン、オーガニックワインでは環境に配慮したオーガニックワイン等を紹介してきましたが、今回登場したモクバルは、昨今、世界中で勢いを伸ばしているノンアルコール・ローアルコールの動きを反映した製品と言えます。
対面とオンラインで開催された商品説明会
画像提供:メルシャン 会場に展示されたモクバルのアレンジの一例
ノンアルコールサングリア誕生秘話
両社の技術融合で、今までにない「香り」「味覚」「テクスチャー」を実現
多くのワインを取り扱っているメルシャン。ここでは、醸造技術を生かし、同社独自のワインエキスを開発。さらに、ギュギュッと搾ったサングリアで培った混濁果汁の技術を生かし、モクバルに反映させています。
キリンビバレッジは清涼飲料における素材開発技術を生かし、ここではフルーツ煮込みシロップを使用し、サングリアの手作り感を出すことに寄与しています。モクバルはノンアルコールなので、ワインを入れることができないため、ワイン感を再現するため、研究所内の精鋭メンバーと相談。100回を超える試作を繰り返し、その結果、清涼飲料のブレンドだけでなく、ジュースとは一線を画す、大人の飲料を再現することに成功しました。
特別な原料をブレンドしているサングリア
キリンホールディングス(株)の飲料未来研究所藤沢サイトの安部杏香さんによる商品説明
モクバルの主要原料は3つ
✥1つめはサングリアの手作り感を表現する混濁果汁とフルーツ煮込みシロップ
✥2つ目は隠し味。オレンジ&マンゴーにはシナモン、洋なし&パインにはミントを使用
✥3つ目はワインエキス
単体で味わうとワインの渋味や酸味を感じる存在
ワインを脱アルコールしても、ワイン独自の複雑味や渋味を維持
ベースワインは味わいの濃淡が強すぎず、甘味や酸味のバランスが良いものを選択
ワインエキスの個性をモクバルに生かすことで余韻の広がりにも効果が出ています。
上述の組み合わせで、アルコール度数0.00%ながら、本格的な味わいのサングリアが完成
MOCK Barのアレンジレシピ
4種のアレンジ、試す価値あり!
メルシャン(株) マーケティング部国産グループ永谷洋平氏がモヒート風スタイルを実演
爽やかミント、これからの季節に良いですよね
モクバルのアレンジ体験記
超シンプルなレモンを添えたロック
フローズンスタイル、冷凍庫に入れて数時間で固まります!
使い勝手の良い箱型のZiploc
取り出したら好きな大きさにカット
星型やハート型のクッキーカッターを使えば視覚的にもナイス
ジッパー付Ziplocなら外側から大胆に砕いて
オレンジ&マンゴーmixに隠し味として使われているのがシナモン
NHKのためしてガッテンを観て以来、シナモン効果に注目中!
サングリア(赤)に有機シナモンのパウダーを振りかけて食してもナイスバランス
スパイス感が全体を引き締めてくれます。
液体の状態で飲む時より、シナモン香が抑えられるのも魅力
一押しはパイナップル
洋なし&パインmixを味わって即、連想したのがこの組み合わせ
甘さ抜群の沖縄産パイナップルの生バージョンと冷凍カットの2通りで!
フローズンスタイルのモクバルと生のパイナップルは甘味も食感も違うので、
それらが、口中でシーソーのように交互に満喫できます。
また、冷凍したモクバルとパイナップルは甘味が弱まるので大人好みの味わい
遊び心を刺激してくれるモクバル、食べて楽しめるモクバル
コロナ渦中、気分転換にもなりますよ
![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
【追記】
ノンアル・ローアルに関する世界の動き
新カテゴリー『dealcoholised wine(アルコールを除去したワイン)』
EUの主要機関である欧州委員会、欧州会議、欧州農相理時会は共通農業政策(CAP)の新ルールに向けて話し合いを進めていますが、『dealcoholised wine』が新たなカテゴリーとして新設されることになりそうです。現在のEUの規定では、「ワイン」はアルコール度数8.5%以上となっています。議論の焦点のひとつが地理的表示のあるワインに、ノンアルを認めるかどうかという点でしたが、一応、0.5%以上という結論になったようなので、IGPとPDOのワインに「完全なノンアルは無し」となる見込み。CAPの条項は2023年1月1日に発効予定。詳しい情報はvisi-vinで!
飲酒量の単位
ノンアルコール『モクバル』のウェビナーから1週間程して、興味深い放送がありました。「あなたは大丈夫?」と題した『NHKクローズアップ現代+』、コロナ禍で飲酒量が増えた人が続出しているようです。ゲストの久里浜医療センターの樋口進院長は、女性は男性に比べて肝臓が小さく、肝臓が小さければアルコールの分解が遅れる。アルコールは肝臓だけでなく、筋肉でも分解されるので、筋肉量が少ない女性はアルコールの分解が遅い、と言及。さらに1日あたりの適正飲酒量についての説明がありました!
私は、酒類界に身を置いていますが、アルコールに強い質ではないので、飲酒に溺れることはないのですが、コロナ渦中、やはり家飲みは少し増えたように思います。
春くらいから、酒類大手各社は、アルコール度数(%)とともにグラム量(g)を公式サイトに公開する動きを見せています。メルシャンを傘下に持つキリングループも主力商品の純アルコール量を開示しています。
出典:NHKクローズアップ現代+
1日あたりのアルコール摂取量の目安は男性40g、女性は20g
この数値を理解していれば、アルコールの影響が推定できます。
厚生労働省の厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト【e-ヘルスネット】に樋口院長が飲酒量の単位ついて記述していました。
健康への関心の高まり、節度ある飲酒に注目が集まっている昨今、リリースされたモクバルは、メルシャン×キリンの技術融合で、今までにない味と香りと旨味を備えたノンアルコールワイン。体に負担をかけない飲料なので、家飲み生活にうまく活用していただきたいと思っています。
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