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Paris のAveline Galleryを会場にしたレア・シャンパーニュ『Rare 2008』オンラインセミナー [Zoom / シャンパン]

     シャンパン部門で最高賞に輝いた『レア2008』

Robb Reportが発表した、“2021年世界最高のワイン”で、シャンパン部門の最高賞に選出されていたのがレア2008でした。
今世紀の秀逸なヴィンテージ なので、日本上陸を待ち遠しく思っていたところ、6月初旬、『レア2008』のローンチウェビナーがあり、ひと足早くテイスティングすることができました[わーい(嬉しい顔)]


アヴリーヌ・ギャラリーの特別な空間 クリックで拡大可
輸入元日本リカー様経由で、先週、会場で撮影された公式画像が届きました。撮影者はAnthony Dorfmann氏です。掲載している3枚は知的所有権の関係上、転載はご遠慮願います。宜しくお願いします。

 セーヴル焼の製陶280周年の展覧会 × レア2008


 レジス・カミュ最高醸造責任者とローンチパーティに参加したワイン関係者


 カミュ氏はレア 2008を“L’INFINI(無限)”と形容!
「2008年ヴィンテージの余韻の長さから 思いついた」とコメント

[イベント]Les Petits Plats dans les Grands@Aveline Gallery
2020年12月10日~2021年6月6日まで開催されました。国立セーヴル陶磁器製作所の設立280周年を記念した催事で、ギャラリーのオーナーであるマレラ・ロッシ女史は、その一環として、10年前にユネスコ世界無形文化遺産に登録された「食の伝統」もテーマに加え、イベントの核となる唯一のシャンパーニュ・メゾンに、レア・シャンパーニュを選びました。

展覧会では、古代から現代までのフランスの魅力的なガストロノミーの歴史が、約1,000点の展示で紹介され、そのなかの約半数はセーヴル国立陶磁器美術館の豊富なコレクションからの出展でした。コラボレーションの素晴らしさはYouTubeで垣間見ることができます!


 ローンチウェビナーで“無限”なレア2008を探求  
 
 世界に向けた『レア2008』ローンチウェビナーは6月8日に行われました。
 パリ時間の10時(東京は17時)からスタート、
 日本が世界で一番最初の相手国でした、ハッピー!
  
 
 18世紀のフランスの家具職人 アンドレ=シャルル・ブール(1642~1732)
 彼のアンティーク家具が設えられた特別な空間

 シェフ・ド・カーヴのレジス・カミュ氏はこの場所からレア2008について発信。
 隣席はレア・シャンパーニュのディレクター、モード・ラバン女史
 

 
 レア2008の熟成ポテンシャルは2040~2045年頃 
 レアの初ヴィンテージは1976年、79年、85年、88年、90年、98年、99年
 2002年、2006年 そして2008年。また、レア・ロゼは2007年が初ヴィンテージで、
 昨年 2008年がリリースされました。



カミュ氏が惚れ込む2008年と2006年 
2008年は温暖で雨の多い冬、春にも雨は続いたが、爽やかな気候だった。6月半ばにぶどう畑を寒さが襲ったが、7月と8月は好天に恵まれた。9月は乾燥して涼しく、ぶどうは完全に熟した状態で収穫できた。2008年は10年間の平均気温より低く、2006年(10年間の平均気温より高め)と比べると真逆な天候と言える。
2008年と2006年は別格で、ともにレアのシグネチャー(長熟のポテンシャルを備えている)を感じさせるヴィンテージである。2008年のシャルドネはトニックでミネラルが多く、また、ピノ・ノワールはフルーティーでストラクチュアがある。2006年は温かさを感じさせる“太陽の恵み”と形容できる。片や、2008年は“無限”、絶えず変化を繰り返し、ピークを迎えるのはまだまだ先だが、間違いなく特別なヴィンテージである。


 カミュ氏はレア2008について、以下のように語っています。

レア2008は、私にとって“無限”と同義語。このヴィンテージから感じ取れる活発さとフレッシュさは無限で、その存在感は長く続きます。口に含むと、さらに正確で調和の取れた状態へと昇華していきます。オリエンタルなニュアンスが際立ち、今飲んでもすでに完成されていますが、並外れた複雑さとミネラルの個性が無限のポテンシャルを予感させます。
 
正確さと品格を備えた1998年ヴィンテージは、2008年に近いと思います。時をどのように超えて(経て)いくかというと、1979年に似ています。このヴィンテージには今でもフレッシュさがあります。2008年ヴィンテージは特別なアイテムであり、今後、何十年も時を重ねていけると思っています。


  カミュ氏によるテイスティング・コメント

色調は輝きを放つきらめくような印象。(シャルドネ由来の)グリーンの陰影があり、13年経過したシャンパーニュにしては素晴らしい色合い。気泡はとても繊細で、口中に広がる細かな気泡が爽やかさを感じさせる。

アロマは春の香り、フレッシュでフローラル。ヨードやミネラル。10年から20年は、このような味覚が続く。エキゾチックフルーツ、切り立てのパイナップルやパッションフルーツ。2006年ヴィンテージと比べると、歯触りを感じる洋梨のニュアンス。アロマ豊かで余韻は長い。デリケートでエレガント。

供出温度によって表情を変えるシャンパン
バランスが取れている2008年ヴィンテージ。爽やかさが表現できるので供出温度は8度~、フレッシュな状態からサービスして欲しい。グラス内の温度が上がると複雑さやストラクチュアを感じる。同じことを2006年ヴィンテージ(温暖な収穫年だった)で行うと、室温(20度)に近付くにつれて、活発さが強く出てくる。

熟成による香りの変化
リリースして15年くらいまでは、爽やかさやエキゾチックな部分が楽しめる。15~20年すると、スパイシーな要素が加わり、ワイルドスパイス、焙煎香、オリエンタルなニュアンスが出てくる。植物的なシルキーさ、白檀やお香、古いラム酒、葉巻(今の1988年に顕著)
を感じることができる。

クリュについての考え方
どこのクリュを使うかより、クリュをどのくらい使うかのほうが大事。レアはシャルドネ70%、ピノ・ノワール30%だが、シャルドネはモンターニュ・ド・ランス(ヴィレーヌ・マルムリー、トレパイユ、ヴィ―ドマンジュ等)のぶどうが多い。ただ、敢えて言うなら、コート・デ・ブランのアヴィーズはシャンパーニュに多くのミネラル感、モンターニュ・ド・ランスのヴェルジーはトニックな要素を与えてくれるクリュだと思っている。



 トニックとは
 今回のテイスティングで、聞き慣れない表現がありました。
 “トニック”です!

「日本だと柚子」とカミュ氏。グリーンライム、グレープフルーツ、マンダリンオレンジのような、爽やかさをもたらす柑橘系果実の酸味を表わす時に使っているようです。
人間に対して形容する時は、「活発で爽やか、知性に富んでいる」という意味合いになるとのこと。カミュ氏から、「あなたはトニックだ」と言われたら、喜ぶべき!


セミナー終盤、「日本語が聞けて良かった。できれば皆さんと同じ空間にいたかった」と語り、日本への渡航を心待ちにしている様子でした。 
私たちも、早くその日が来ることを願っています!!


 青山とパリを繋いで
 
レア・シャンパーニュの本間寿一ブランド・アンバサダーと輸入元 日本リカーの嶋﨑ゆかりブランド・マネージャーは青山のリーデル・ジャパン本社のテイスティングルームからレジス・カミュ氏と交信

当初は、参加者を少人数に絞り、テイスティングルームで行う予定でしたが、緊急事態宣言の延長を受け、招待者はそれぞれオンライン形式で参加することになりました。結果的に、レア2008を独り占めできたので、これは仕事冥利(笑)
関係者の皆さまは大変だったと思います、お疲れ様でした!


             🥂 🥂 🥂 🥂 🥂 🥂 🥂

 マイ備忘録/2種のグラスで利き比べ
 素晴らしいシャンパーニュなので、グラス違いでテイスティングしてみました!

 リーデルのドン・ペリニョン グラス(DP)(左)、スーパーレジェーロ(SL)(右)

カミュ氏が表現していた個々の要素を的確にとらえることができたSLグラス
ハンドメイドならではのグラスの薄さと口元のソフトな感触が、レア2008をファミニンなタッチで受け止めてくれる印象。舌の前方に気泡の刺激。香りは華やかに広がり、白い花や柑橘系果実、白胡椒、塩味を伴うミネラル感、時間の経過でナッツ、酸の存在は直線的ではなく、横に広がるイメージ。飲み込んだ後、喉の奥に厚味、長い余韻。

緊張感、メリハリ感で迫ってくるDPグラス、SLとは対極的なマスキュランな印象。泡の刺激はSLよりソフト。杏、白桃、マンゴーのような種の大きな果実、酸を予感させる香りがそのまま口中で明確な酸味となって広がり、その後、厚味と旨味が支配。2008年ヴィンテージの最大の特徴である“酸味”を強く感じ取ることができるグラス。鼻腔から抜ける果実味、舌の奥に広がるミネラル、余韻の広がり。
DPグラスの底力を知る意味で、できるだけ多くのシャンパーニュを試したい気分!

 絶え間なく連なる繊細で緻密な気泡
 泡沫は輪のように広がって


 製品名:レア・シャンパーニュ レア2008
 ぶどう品種:シャルドネ70%、ピノ・ノワール30%
 ドザージュ:9.5gをベースに7~10.5gで調整
 希望小売価格:25,000円(税抜)
 発売予定日:2021年9月1日(水)
 販売地域:全国
 製品の問い合わせ先:日本リカー株式会社事業部 03- 5643-9772

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