ルイ・ジャドがオレゴンで手掛けるレゾナンス、ギョーム・ラルジュが仕切る本邦初のウェビナー [Zoom]
ルイ・ジャドがオレゴンで開始した新しい挑戦
レゾナンスのキャップシュールはワインの特徴を表現した紫色
ラベルも紫色で統一
絵柄はもみの木、異なる木々の高さで“共鳴”を表現
抜栓した瞬間から豊潤な果実香が漂い、ブラックベリーや黒スグリ、甘草やクミン、スミレのアロマ。口中に広がる力強さ(生命力)、若干の塩味やミネラル、存在感のある酸味、長い余韻でフィニッシュ。コンサルタントワインメーカーとして年に2~3回来訪しているジャック・ラルディエールさんが「エネルギーを感じる場所」と形容しているレゾンナンス
まずはプロローグ
1859年創業のルイ・ジャドは本拠地フランスのブルゴーニュでワインを造り続けてきましたが、2013年にその範囲を北米オレゴンのウィラメット・ヴァレーにあるヤムヒル・カールトンに広げました。
2016年にルイ・ジャドのオリビエ・マスモンデ輸出部長がプレスを対象に、プロジェクトについて語りました。2017年4月にはピエール・アンリ・ガジェ社長が来日して、同メゾンの熱い思いを語りました。そして・・・2018年にはオレゴンの仕切役チボー・ガジェ総括責任者とワインメーカーのジャック・ラルディエールさんの来日も!
導入部として『レゾナンス』についてのブログをご笑覧いただけると嬉しいです。
オレゴンでは3種のピノ・ノワールを生産
2018年11月撮影
レゾナンスが生産している3つのピノ・ノワールと総括責任者のチボー・ガジェさん!
#1:ダンディー・ヒルズのデクヴェルト・ヴィンヤード ピノ・ノワール(左)
#2:ヤムヒル・カールトンのレゾナンス・ヴィンヤード ピノ・ノワール(中央)
#3:ウィラメット・ヴァレーのレゾナンス ウィラメット・ヴァレー ピノ・ノワール(右)
#1と#2は自社の単一畑のワイン、#3は50%は自社畑で50%は買付けぶどうを使用
2018年7月撮影
レゾナンス設立時から活躍してきたワインメーカーのジャック・ラルディエールさんが来日して開催したセミナー時のショット
ギョーム・ラルジュさんによるZoomオンラインセミナー
ワインメーカーのラルジュ講師による日本初Zoomセミナー
2017年からレゾナンスのセラーマスターとして活躍しています。
オレゴンの位置 クリックで拡大
画像提供:レゾナンス
オレゴンのウィラメット・ヴァレーは北緯45度、フランスの主要産地と同じ緯度
画像提供:レゾナンス
左はウィラメット・ヴァレー内のサブAVA
ルイ・ジャドはYamhil-CartonとDundee Hillsに畑を所有。
右はヤムヒル・カールトン(ウィラメット・ヴァレーの北側、その中でも西に位置し、太平洋にも近い)
レゾナンス・ヴィンヤード
ルイ・ジャド社の創立年とオレゴンが正式な州に昇格した年はともに1859年!
2013年にレゾナンス・ヴィンヤードを購入&ファーストヴィンテージ
2018年に自社ワイナリー、翌年にはテイスティングルーム竣工
ヤムヒル・カールトンの畑
画像提供:レゾナンス
ヤムヒル・カールトンの畑は全部で8㌶、ピノ・ノワールを栽培
1981年に最初の植樹、貴重な自根によるぶどう樹で灌漑不要のぶどう畑
標高は100~150m、古い海洋性の堆積土壌(母岩は花崗岩、その上に海からの堆積物)
3000~4000万年前の地層で酸化鉄を含む土壌もある
レゾナンス・ヴィンヤードもデクヴェルト・ヴィンヤードもオーガニックの認証取得
デクヴェルト・ヴィンヤード
画像提供:レゾナンス
ダンディー・ヒルズにある5㌶の自社畑にピノ・ノワールを栽培(1㌶にシャルドネ)
すり鉢状で自然の円形劇場のような地形
1996年に最初の植樹を実施。標高は180~220m、赤い粘土のジョリー土壌
火山性土壌由来の複雑なアロマ、豊かな果実味のあるワインなのでラベルには“赤”を採用
オンラインセミナーではレゾナンス・ヴィンヤード ピノ・ノワール2014をテイスティング
「ブルゴーニュのようなワインを造るのではなく、長年ブルゴーニュで培ってきた技術を生かし、オレゴンのテロワールを反映させたワインを造ることが信条」とラルジュさん。
手摘みでぶどうを収穫し、ワイナリーで丁寧に選別した後、除梗し、3~4週間の長いマセラシオンを行い、自然発酵。ルイ・ジャド社で使用しているのと同じカデュス社(ラドワにあるルイ・ジャド社の関連会社)製のフレンチオークで16ヶ月熟成、新樽率30%
日本初リリース:レゾナンス デクヴェルト・ヴィンヤーズシャルドネ2018
2021年4月1日(木)から出荷開始、希望小売価格8,000円(税抜)
試飲はしていませんが、生産者からの報告によると・・・
初ヴィンテージとなる2018年は理想的な気候に恵まれた優れた収穫年。
ダンディーヒルズの火山性ジョリーローム土壌の自社畑(1㌶)で栽培されたシャルドネ
総生産量は200ケース、日本への入荷量はわずか120本の希少アイテム
フレンチオーク(新樽比率は30%未満)で16ヶ月間熟成
エレガントな香りをまとった躍動感のあるワイン
2020年のヴィンテージ情報
「ぶどう畑の剪定が終わったところです」とラルジュさん
2020年ヴィンテージは現在樽で育成中。少収量ながらピノ・ノワールもシャルドネも凝縮感があり、とても良い状態。昨年はウィラメット・ヴァレーで山火事が発生しましたが、30㎞離れていたので、煙害(スモークテイント)はあったものの、直接の被害は受けずに済みました。ワインはエネルギーにあふれています。どのようなワインになるかは、もう少し時間がかかりますが、グレートヴィンテージと言えそうです。
番外編マリアージュ:チキンビリヤニと合わせて
レゾナンスの果実風味はトマトと良い相性
甘草やクミンの要素はチキンビリヤニのような料理と合せて楽しめました。
製品に関するお問い合わせ先は 日本リカー株式会社
電話03-5643-9770
https://www.nlwine.com/winery/resonance/
レゾナンスのキャップシュールはワインの特徴を表現した紫色
ラベルも紫色で統一
絵柄はもみの木、異なる木々の高さで“共鳴”を表現
抜栓した瞬間から豊潤な果実香が漂い、ブラックベリーや黒スグリ、甘草やクミン、スミレのアロマ。口中に広がる力強さ(生命力)、若干の塩味やミネラル、存在感のある酸味、長い余韻でフィニッシュ。コンサルタントワインメーカーとして年に2~3回来訪しているジャック・ラルディエールさんが「エネルギーを感じる場所」と形容しているレゾンナンス
まずはプロローグ
1859年創業のルイ・ジャドは本拠地フランスのブルゴーニュでワインを造り続けてきましたが、2013年にその範囲を北米オレゴンのウィラメット・ヴァレーにあるヤムヒル・カールトンに広げました。
2016年にルイ・ジャドのオリビエ・マスモンデ輸出部長がプレスを対象に、プロジェクトについて語りました。2017年4月にはピエール・アンリ・ガジェ社長が来日して、同メゾンの熱い思いを語りました。そして・・・2018年にはオレゴンの仕切役チボー・ガジェ総括責任者とワインメーカーのジャック・ラルディエールさんの来日も!
導入部として『レゾナンス』についてのブログをご笑覧いただけると嬉しいです。
オレゴンでは3種のピノ・ノワールを生産
2018年11月撮影
レゾナンスが生産している3つのピノ・ノワールと総括責任者のチボー・ガジェさん!
#1:ダンディー・ヒルズのデクヴェルト・ヴィンヤード ピノ・ノワール(左)
#2:ヤムヒル・カールトンのレゾナンス・ヴィンヤード ピノ・ノワール(中央)
#3:ウィラメット・ヴァレーのレゾナンス ウィラメット・ヴァレー ピノ・ノワール(右)
#1と#2は自社の単一畑のワイン、#3は50%は自社畑で50%は買付けぶどうを使用
2018年7月撮影
レゾナンス設立時から活躍してきたワインメーカーのジャック・ラルディエールさんが来日して開催したセミナー時のショット
ギョーム・ラルジュさんによるZoomオンラインセミナー
ワインメーカーのラルジュ講師による日本初Zoomセミナー
2017年からレゾナンスのセラーマスターとして活躍しています。
オレゴンの位置 クリックで拡大
画像提供:レゾナンス
オレゴンのウィラメット・ヴァレーは北緯45度、フランスの主要産地と同じ緯度
画像提供:レゾナンス
左はウィラメット・ヴァレー内のサブAVA
ルイ・ジャドはYamhil-CartonとDundee Hillsに畑を所有。
右はヤムヒル・カールトン(ウィラメット・ヴァレーの北側、その中でも西に位置し、太平洋にも近い)
レゾナンス・ヴィンヤード
ルイ・ジャド社の創立年とオレゴンが正式な州に昇格した年はともに1859年!
2013年にレゾナンス・ヴィンヤードを購入&ファーストヴィンテージ
2018年に自社ワイナリー、翌年にはテイスティングルーム竣工
ヤムヒル・カールトンの畑
画像提供:レゾナンス
ヤムヒル・カールトンの畑は全部で8㌶、ピノ・ノワールを栽培
1981年に最初の植樹、貴重な自根によるぶどう樹で灌漑不要のぶどう畑
標高は100~150m、古い海洋性の堆積土壌(母岩は花崗岩、その上に海からの堆積物)
3000~4000万年前の地層で酸化鉄を含む土壌もある
レゾナンス・ヴィンヤードもデクヴェルト・ヴィンヤードもオーガニックの認証取得
デクヴェルト・ヴィンヤード
画像提供:レゾナンス
ダンディー・ヒルズにある5㌶の自社畑にピノ・ノワールを栽培(1㌶にシャルドネ)
すり鉢状で自然の円形劇場のような地形
1996年に最初の植樹を実施。標高は180~220m、赤い粘土のジョリー土壌
火山性土壌由来の複雑なアロマ、豊かな果実味のあるワインなのでラベルには“赤”を採用
オンラインセミナーではレゾナンス・ヴィンヤード ピノ・ノワール2014をテイスティング
「ブルゴーニュのようなワインを造るのではなく、長年ブルゴーニュで培ってきた技術を生かし、オレゴンのテロワールを反映させたワインを造ることが信条」とラルジュさん。
手摘みでぶどうを収穫し、ワイナリーで丁寧に選別した後、除梗し、3~4週間の長いマセラシオンを行い、自然発酵。ルイ・ジャド社で使用しているのと同じカデュス社(ラドワにあるルイ・ジャド社の関連会社)製のフレンチオークで16ヶ月熟成、新樽率30%
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2021年4月1日(木)から出荷開始、希望小売価格8,000円(税抜)
試飲はしていませんが、生産者からの報告によると・・・
初ヴィンテージとなる2018年は理想的な気候に恵まれた優れた収穫年。
ダンディーヒルズの火山性ジョリーローム土壌の自社畑(1㌶)で栽培されたシャルドネ
総生産量は200ケース、日本への入荷量はわずか120本の希少アイテム
フレンチオーク(新樽比率は30%未満)で16ヶ月間熟成
エレガントな香りをまとった躍動感のあるワイン
2020年のヴィンテージ情報
「ぶどう畑の剪定が終わったところです」とラルジュさん
2020年ヴィンテージは現在樽で育成中。少収量ながらピノ・ノワールもシャルドネも凝縮感があり、とても良い状態。昨年はウィラメット・ヴァレーで山火事が発生しましたが、30㎞離れていたので、煙害(スモークテイント)はあったものの、直接の被害は受けずに済みました。ワインはエネルギーにあふれています。どのようなワインになるかは、もう少し時間がかかりますが、グレートヴィンテージと言えそうです。
番外編マリアージュ:チキンビリヤニと合わせて
レゾナンスの果実風味はトマトと良い相性
甘草やクミンの要素はチキンビリヤニのような料理と合せて楽しめました。
製品に関するお問い合わせ先は 日本リカー株式会社
電話03-5643-9770
https://www.nlwine.com/winery/resonance/
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